JPH0640366B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents
磁気記録再生装置Info
- Publication number
- JPH0640366B2 JPH0640366B2 JP6894185A JP6894185A JPH0640366B2 JP H0640366 B2 JPH0640366 B2 JP H0640366B2 JP 6894185 A JP6894185 A JP 6894185A JP 6894185 A JP6894185 A JP 6894185A JP H0640366 B2 JPH0640366 B2 JP H0640366B2
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- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- equalizer
- signal
- output
- waveform
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/10—Digital recording or reproducing
- G11B20/10009—Improvement or modification of read or write signals
- G11B20/10046—Improvement or modification of read or write signals filtering or equalising, e.g. setting the tap weights of an FIR filter
- G11B20/10212—Improvement or modification of read or write signals filtering or equalising, e.g. setting the tap weights of an FIR filter compensation for data shift, e.g. pulse-crowding effects
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Digital Magnetic Recording (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は磁気記録再生装置に関し、更に詳しくは、磁気
ヘッドからの出力信号再生回路に波形等化器を備え、こ
の波形等化器の特性を再生信号の状態に応じて自動的に
調整するようにした磁気記録再生装置に関する。
ヘッドからの出力信号再生回路に波形等化器を備え、こ
の波形等化器の特性を再生信号の状態に応じて自動的に
調整するようにした磁気記録再生装置に関する。
磁気記録装置においては、信号再生回路に波形等化器を
設けることにより、再生信号中に現れる孤立波形のパル
ス幅を所定のビットセル内に収めるよう波形整形する必
要がある。また、媒体への情報記録密度が高まるに従っ
て、近接する磁化反転波形の干渉による再生信号波形の
パターンピークシフトや、孤立波形の読出し電圧の低下
を補償する信号再生技術が要求される。これらの問題を
解決するためには、再生回路に適用する波形等化器の特
性を再生信号の状態に応じて可変制御する必要がある。
設けることにより、再生信号中に現れる孤立波形のパル
ス幅を所定のビットセル内に収めるよう波形整形する必
要がある。また、媒体への情報記録密度が高まるに従っ
て、近接する磁化反転波形の干渉による再生信号波形の
パターンピークシフトや、孤立波形の読出し電圧の低下
を補償する信号再生技術が要求される。これらの問題を
解決するためには、再生回路に適用する波形等化器の特
性を再生信号の状態に応じて可変制御する必要がある。
従来、例えば特開昭55-55417号公報によれば、磁気ヘッ
ドから出力される再生信号中の孤立波形の半値幅に応じ
て波形等化フィルタの特性を制御するようにした信号再
生方式が提案されている。しかしながらこの従来方式
は、単に磁気ヘッドや記録媒体の特性のばらつき、ある
いは磁気ヘッド浮上量の変動に起因する再生信号のパル
ス幅変動に対処したもので、上述した高密度記録に伴な
うパターンピークシフト等の問題点に対する解形策とは
なっていない。
ドから出力される再生信号中の孤立波形の半値幅に応じ
て波形等化フィルタの特性を制御するようにした信号再
生方式が提案されている。しかしながらこの従来方式
は、単に磁気ヘッドや記録媒体の特性のばらつき、ある
いは磁気ヘッド浮上量の変動に起因する再生信号のパル
ス幅変動に対処したもので、上述した高密度記録に伴な
うパターンピークシフト等の問題点に対する解形策とは
なっていない。
本発明は、高密度記録された信号の再生に適した磁気記
録再生装置を提供すること目的とし、特に、高密度記録
媒体から再生される磁化反転波形を最小ビットセル内に
精度よく収めるよう自動等化動作できるようにした磁気
記録再生装置を提供するものである。
録再生装置を提供すること目的とし、特に、高密度記録
媒体から再生される磁化反転波形を最小ビットセル内に
精度よく収めるよう自動等化動作できるようにした磁気
記録再生装置を提供するものである。
上記目的を達成するため本発明は、磁気ヘッドからの出
力信号波形を整形するためのタップ付きトランスバーサ
ル型等化器を有し、上記等化器の出力を処理して記録媒
体上の記録ビットパターンに対応する所定の復調パルス
を得るようにした磁気記録再生装置において、上記等化
器の出力信号から記録媒体上の所定のビットパターンに
対応する孤立波形を識別して、該孤立波形と所定の時間
関係にあるタイミング信号を発生する手段と、上記タイ
ミング信号に対応して上記等化器の出力信号をサンプル
ホールドする手段と、上記サンプルホールドされた信号
の大きさに応じて上記等化器のタップ利得を可変制御す
る手段とを有することを特徴とする。
力信号波形を整形するためのタップ付きトランスバーサ
ル型等化器を有し、上記等化器の出力を処理して記録媒
体上の記録ビットパターンに対応する所定の復調パルス
を得るようにした磁気記録再生装置において、上記等化
器の出力信号から記録媒体上の所定のビットパターンに
対応する孤立波形を識別して、該孤立波形と所定の時間
関係にあるタイミング信号を発生する手段と、上記タイ
ミング信号に対応して上記等化器の出力信号をサンプル
ホールドする手段と、上記サンプルホールドされた信号
の大きさに応じて上記等化器のタップ利得を可変制御す
る手段とを有することを特徴とする。
第1図は、本発明において信号再生回路に適用されるN
+1タップ・トランバーサル型の波形等化器3の構成を
示す図である。図において1は磁気ヘッド、2はプリア
ンプであり、等化器3は、プリアンプ2の出力信号Aを
順次に遅延して信号B,Cとして出力する2段の遅延素
子4,4′と、信号A,Cの出力タップに接続された可
変型タップ利得回路5,5′と、信号Bに上記タップ利
得回路の出力A′,C′の反転信号を加算するための和
回路6とから構成される。上記各遅延素子4,4′は、
例えば記録信号の最小ビットセル間隔に相当するタップ
間遅延時間Tdで信号を遅延し、中間タップに出力される
孤立波形Bを基準にすると、第2図に示す如く、信号
A,Cがそれぞれ進み遅れのエコー信号となる。タップ
利得回路5,5′の利得Cjは、制御端子X-1,X+1に加え
られる制御電圧ΔV-1,ΔV+1に応じて決まり、これらの
タップ利得回路を通すことにより、エコー信号A,Cを
それぞれ適当に減衰させることができる。従って、減衰
した信号A′,C′を信号Bから差し引く形で合成する
ことにより、和回路6から最小ビットセル内に細められ
た等化出力波形Dを得ることができる。
+1タップ・トランバーサル型の波形等化器3の構成を
示す図である。図において1は磁気ヘッド、2はプリア
ンプであり、等化器3は、プリアンプ2の出力信号Aを
順次に遅延して信号B,Cとして出力する2段の遅延素
子4,4′と、信号A,Cの出力タップに接続された可
変型タップ利得回路5,5′と、信号Bに上記タップ利
得回路の出力A′,C′の反転信号を加算するための和
回路6とから構成される。上記各遅延素子4,4′は、
例えば記録信号の最小ビットセル間隔に相当するタップ
間遅延時間Tdで信号を遅延し、中間タップに出力される
孤立波形Bを基準にすると、第2図に示す如く、信号
A,Cがそれぞれ進み遅れのエコー信号となる。タップ
利得回路5,5′の利得Cjは、制御端子X-1,X+1に加え
られる制御電圧ΔV-1,ΔV+1に応じて決まり、これらの
タップ利得回路を通すことにより、エコー信号A,Cを
それぞれ適当に減衰させることができる。従って、減衰
した信号A′,C′を信号Bから差し引く形で合成する
ことにより、和回路6から最小ビットセル内に細められ
た等化出力波形Dを得ることができる。
第3図は、上述したトランスバーサル型等化器3のタッ
プ利得Cjを最適にするための回路を備えた本発明による
記録再生回路の一実施例を示し、第4図は上記回路にお
ける各部の信号波形図である。
プ利得Cjを最適にするための回路を備えた本発明による
記録再生回路の一実施例を示し、第4図は上記回路にお
ける各部の信号波形図である。
第3図において、7は等化器3に接続された低域フィル
タ、8はローパス・フィルタ(LPF)の出力D′を微分処
理するための第1の微分回路、9は微分出力Fが零レベ
ルを越えた期間だけパルス信号Mを発生する第1の零レ
ベル検出回路、10はパルス信号Mの立上り、および立下
りを基点にしてビットセルに相当する所定の時間幅Toの
パルスNおよびを発生するタイマ回路、11は微分出力
Fを更に微分処理するための第2の微分回路、12は微分
回路11の出力Gが零レベルを越えた期間にパルスHを出
力する第2の零レベル検出回路、13はパルスHを所定時
間遅延させるための遅延回路、14はパルスHと遅延回路
13の出力パルスIとの排他的論理和をとり、パルス列J
として出力する論理回路、15はローパス・フィルタの出
力信号D′を全波整流する全波整流回路、16は全波整流
回路15の出力Eを所定の閾値VREFでスライスしてパルス
列Kとして出力するフライス回路を示す。また、17はパ
ルス列JとKとの論理積をとるAND回路、18はAND
回路17の出力Lとタイマ回路出力Nとからタイミングパ
ルスを作るAND回路、19は上記Lととからタイミ
ングパルスPを作るAND回路、20と22はそれぞれタイ
ミングパルス,Pの発生時点で全波整流出力Eの値を
サンプルホールドする回路、21,23はそれぞれサンプル
ホールド回路20,22の出力に接続された演算増幅回路を
示す。
タ、8はローパス・フィルタ(LPF)の出力D′を微分処
理するための第1の微分回路、9は微分出力Fが零レベ
ルを越えた期間だけパルス信号Mを発生する第1の零レ
ベル検出回路、10はパルス信号Mの立上り、および立下
りを基点にしてビットセルに相当する所定の時間幅Toの
パルスNおよびを発生するタイマ回路、11は微分出力
Fを更に微分処理するための第2の微分回路、12は微分
回路11の出力Gが零レベルを越えた期間にパルスHを出
力する第2の零レベル検出回路、13はパルスHを所定時
間遅延させるための遅延回路、14はパルスHと遅延回路
13の出力パルスIとの排他的論理和をとり、パルス列J
として出力する論理回路、15はローパス・フィルタの出
力信号D′を全波整流する全波整流回路、16は全波整流
回路15の出力Eを所定の閾値VREFでスライスしてパルス
列Kとして出力するフライス回路を示す。また、17はパ
ルス列JとKとの論理積をとるAND回路、18はAND
回路17の出力Lとタイマ回路出力Nとからタイミングパ
ルスを作るAND回路、19は上記Lととからタイミ
ングパルスPを作るAND回路、20と22はそれぞれタイ
ミングパルス,Pの発生時点で全波整流出力Eの値を
サンプルホールドする回路、21,23はそれぞれサンプル
ホールド回路20,22の出力に接続された演算増幅回路を
示す。
以下、第4図を参照しながら第3図回路の動作を説明す
る。
る。
記録媒体上に記録された原符号が、例えば第3図のSに
示すようなビットパターンをもつ場合、ビット“1”に
対応して図D′に破線で示す形で磁化反転の出力が発生
し、これらを合成した波形の電圧がローパス・フィルタ
7の出力となる。尚、波形図の中でαはピーク電圧の低
下、β1〜β4はピークシフトの発生を示している。
示すようなビットパターンをもつ場合、ビット“1”に
対応して図D′に破線で示す形で磁化反転の出力が発生
し、これらを合成した波形の電圧がローパス・フィルタ
7の出力となる。尚、波形図の中でαはピーク電圧の低
下、β1〜β4はピークシフトの発生を示している。
本発明では、原符号のビット“1”に対応してピークを
示す再生信号Dが、第4図のD1に示す如くビットセル内
に収まった孤立波形となるように、波形等化器3のタッ
プ利得C-1,C+1を自動制御する。このタップ利得制御の
ために、本発明では原符号中のビットパターン“1001”
の前半の“10”の中間位置、すなわち第4図Sのt2〜
t3,t5〜t6,t10〜t11のタイミングt2-3,t5-6,t10-11で
全波整流信号Eをサンプルホールド回路20に取り込み、
演算増幅器21,トランジスタTr1,Tr2を介してコンデン
サC1の保持電圧を調整する。C1の保持電圧は制御電圧X
+1としてタップ利得回路5′に印加され、第2図で示し
た遅れエコー信号′の大きさが上記サンプルホールド
値に応じて可変制御されて孤立波形の終端部がビットセ
ル内に収まるよう利得調整される。一方、孤立波形の始
端部をビットセル内に収めるために、ビットパターン
“1001”の後半の“01”の中間位置、第4図Sのt4〜
t5,t7〜t8,t12〜t13のタイミングt4-5,t7-8,t12-13
でサンプルホールド回路22に全波整流信号Eをサンプル
ホールドし、演算増幅器23,トランジスタTr3,Tr4を介
してコンデンサC2の保持電圧を調整する。C2の保持電圧
は制御電圧X-1としてタップ利得回路5に印加され、こ
れによって第2図の進みエコー信号′の大きさが上記
サンプルホールド電圧に応じて可変制御される。
示す再生信号Dが、第4図のD1に示す如くビットセル内
に収まった孤立波形となるように、波形等化器3のタッ
プ利得C-1,C+1を自動制御する。このタップ利得制御の
ために、本発明では原符号中のビットパターン“1001”
の前半の“10”の中間位置、すなわち第4図Sのt2〜
t3,t5〜t6,t10〜t11のタイミングt2-3,t5-6,t10-11で
全波整流信号Eをサンプルホールド回路20に取り込み、
演算増幅器21,トランジスタTr1,Tr2を介してコンデン
サC1の保持電圧を調整する。C1の保持電圧は制御電圧X
+1としてタップ利得回路5′に印加され、第2図で示し
た遅れエコー信号′の大きさが上記サンプルホールド
値に応じて可変制御されて孤立波形の終端部がビットセ
ル内に収まるよう利得調整される。一方、孤立波形の始
端部をビットセル内に収めるために、ビットパターン
“1001”の後半の“01”の中間位置、第4図Sのt4〜
t5,t7〜t8,t12〜t13のタイミングt4-5,t7-8,t12-13
でサンプルホールド回路22に全波整流信号Eをサンプル
ホールドし、演算増幅器23,トランジスタTr3,Tr4を介
してコンデンサC2の保持電圧を調整する。C2の保持電圧
は制御電圧X-1としてタップ利得回路5に印加され、こ
れによって第2図の進みエコー信号′の大きさが上記
サンプルホールド電圧に応じて可変制御される。
上述したサンプルホールドのタイミングt2-3,t5-6,t
10-11はタイミングパルスにより、、また、タイミン
グt4-5,t7-8,t12-13はタイミングパルスPにより指定
される。これらのタイミングパルス,Pは次のように
して作り出される。
10-11はタイミングパルスにより、、また、タイミン
グt4-5,t7-8,t12-13はタイミングパルスPにより指定
される。これらのタイミングパルス,Pは次のように
して作り出される。
今、等化器3のタップ利得が完全でない場合を想定する
と、LPE7を介して得られる等化器の出力D′は第4
図に示すようにピークシフトβ1〜β4を伴なっている
が、これを全波整流した波形Eを所定閾値VREFでスライ
スすると、波形EがVREFを越えた期間だけ高レベルとな
るパルス列Kが得られる。閾値VREFは、前述した“10”
または“01”の中間期間がこれらのパルス列Kの高レベ
ル期間に含まれるように設定する。一方、ローパス・フ
ィルタ7の出力を微分回路8で微分し、微分出力Fを零
レベル検出回路9でパルス化すると、再生信号D′のピ
ーク点で立上り、または立下り変化をする“1”,
“0”の復調パルス信号Mが得られる。
と、LPE7を介して得られる等化器の出力D′は第4
図に示すようにピークシフトβ1〜β4を伴なっている
が、これを全波整流した波形Eを所定閾値VREFでスライ
スすると、波形EがVREFを越えた期間だけ高レベルとな
るパルス列Kが得られる。閾値VREFは、前述した“10”
または“01”の中間期間がこれらのパルス列Kの高レベ
ル期間に含まれるように設定する。一方、ローパス・フ
ィルタ7の出力を微分回路8で微分し、微分出力Fを零
レベル検出回路9でパルス化すると、再生信号D′のピ
ーク点で立上り、または立下り変化をする“1”,
“0”の復調パルス信号Mが得られる。
本発明では、微分出力Fを第2の微分回路11で更に微分
し、これを第2の零レベル検出回路12を通してパルス列
Hを作り出す。このパルス列Hは、再生信号D′のピー
ク点の前後に変化点をもつ“1”,“0”信号となって
いるため、このパルス列Hとそれの遅延パルスIとの排
他的論理和をとると、原符号パターンのビット“1”の
前後で発生するパルス列Jが得られる。従ってAND回
路17で上記パルス列Jと上述したパルス列Kとの論理和
をとることによって、ビットパターン“1001”の期間内
に含まれるパルスLを取り出し、これらの中から更にビ
ット“10”に対応するものとビット“01”に対応するも
とを分離することにより、タイミングパルスO,Pを得
ることができる。タイミングパルスとPの振り分け
は、タイマ10の出力パルスN,を用いてAND回路1
8,19により行われる。
し、これを第2の零レベル検出回路12を通してパルス列
Hを作り出す。このパルス列Hは、再生信号D′のピー
ク点の前後に変化点をもつ“1”,“0”信号となって
いるため、このパルス列Hとそれの遅延パルスIとの排
他的論理和をとると、原符号パターンのビット“1”の
前後で発生するパルス列Jが得られる。従ってAND回
路17で上記パルス列Jと上述したパルス列Kとの論理和
をとることによって、ビットパターン“1001”の期間内
に含まれるパルスLを取り出し、これらの中から更にビ
ット“10”に対応するものとビット“01”に対応するも
とを分離することにより、タイミングパルスO,Pを得
ることができる。タイミングパルスとPの振り分け
は、タイマ10の出力パルスN,を用いてAND回路1
8,19により行われる。
C+1サンプルホールド回路20は、タイミングパルスの
出力時点で、全波整流回路15の出力電圧をサンプルホー
ルドする。サンプルホールドされた電圧は演算増幅回路
21に印加され、演算増幅回路21はこの印加電圧に従って
トランジスタTr1,Tr2を動作させる。等化器3における
補正動作が適当に行われていれば、第4図にD1で示す如
く再生出力はビット“1”に対応した孤立波形となるた
め、時刻t2-3,t5-6,t10-11でのサンプルホールド電圧
は零である。従って、トランジスタTr1,Tr2は動作せ
ず、コンデンサC1に保持されている電圧は不変であり、
そのまま制御電圧X+1としてC+1タップ利得回路5′に供
給される。
出力時点で、全波整流回路15の出力電圧をサンプルホー
ルドする。サンプルホールドされた電圧は演算増幅回路
21に印加され、演算増幅回路21はこの印加電圧に従って
トランジスタTr1,Tr2を動作させる。等化器3における
補正動作が適当に行われていれば、第4図にD1で示す如
く再生出力はビット“1”に対応した孤立波形となるた
め、時刻t2-3,t5-6,t10-11でのサンプルホールド電圧
は零である。従って、トランジスタTr1,Tr2は動作せ
ず、コンデンサC1に保持されている電圧は不変であり、
そのまま制御電圧X+1としてC+1タップ利得回路5′に供
給される。
等化器3の補正動作が正しくない場合、例えば第4図D
に示す如く不足補償の場合は、サンプルホールド回路20
はタイミングパルスの出力時点で正の電圧をサンプル
ホールドする。この場合、トランジスタTr1が導通し、
トランジスタTr2がオフ状態となり、コンデンサC1が充
電され、タップ利得を大きくする方向に制御電圧X+1が
変化する。従に、第4図にD2で示す如く過補償の場合
は、トランジスタTr1がオフ、トランジスタTr2がオン状
態となり、放電動作によりコンデンサC1の電圧が下が
り、可変タップ利得C+1を小さくする方向に自動制御が
働く。これらの動作はC-1サンプルホールド回路22にお
いても同様である。
に示す如く不足補償の場合は、サンプルホールド回路20
はタイミングパルスの出力時点で正の電圧をサンプル
ホールドする。この場合、トランジスタTr1が導通し、
トランジスタTr2がオフ状態となり、コンデンサC1が充
電され、タップ利得を大きくする方向に制御電圧X+1が
変化する。従に、第4図にD2で示す如く過補償の場合
は、トランジスタTr1がオフ、トランジスタTr2がオン状
態となり、放電動作によりコンデンサC1の電圧が下が
り、可変タップ利得C+1を小さくする方向に自動制御が
働く。これらの動作はC-1サンプルホールド回路22にお
いても同様である。
以上の実施例では、アナログ的に等化器を制御した場合
について説明したが、例えばリニアプログラミング等の
最適化プログラムを採用し、等化器のタップ利得をマイ
クロプロセッサによりディジタル的に制御することも可
能である。また、実施例中に用いられた微分回路に代え
て積分回路を用いてもよい。
について説明したが、例えばリニアプログラミング等の
最適化プログラムを採用し、等化器のタップ利得をマイ
クロプロセッサによりディジタル的に制御することも可
能である。また、実施例中に用いられた微分回路に代え
て積分回路を用いてもよい。
以上の説明から理解されるように本発明によれば、タッ
プ付きトランスバーサル型の等化器を用い、等化器の出
力波形を監視しながらタップ利得を最適に制御できるた
め、磁気記録媒体からの読取り波形に生ずる磁化反転間
波形干渉によるパターンピークシフトを除去することが
でき、高密度の磁気記録再生において極めて有効であ
る。
プ付きトランスバーサル型の等化器を用い、等化器の出
力波形を監視しながらタップ利得を最適に制御できるた
め、磁気記録媒体からの読取り波形に生ずる磁化反転間
波形干渉によるパターンピークシフトを除去することが
でき、高密度の磁気記録再生において極めて有効であ
る。
第1図は本発明で適用されるN+1タップ・トランスバ
ーサル型等化器の構成を示す図、第2図は上記等化器に
よる読出し波形の補正動作を説明するための図、第3図
は本発明の1実施例を示す再生回路の構成図、第4図は
第3図における主要な信号の波形図である。 1……磁気ヘッド、2……プリアンプ、 3……等化器、4,4′……遅延素子、 5,5′……タップ利得回路、 7……低域フィルタ、8,11……微分回路、 9,12……零レベル検出回路、 10……タイマ回路、13……遅延回路、 15……全波整流回路、16……スライス回路、 20,22……サンプルホールド回路。
ーサル型等化器の構成を示す図、第2図は上記等化器に
よる読出し波形の補正動作を説明するための図、第3図
は本発明の1実施例を示す再生回路の構成図、第4図は
第3図における主要な信号の波形図である。 1……磁気ヘッド、2……プリアンプ、 3……等化器、4,4′……遅延素子、 5,5′……タップ利得回路、 7……低域フィルタ、8,11……微分回路、 9,12……零レベル検出回路、 10……タイマ回路、13……遅延回路、 15……全波整流回路、16……スライス回路、 20,22……サンプルホールド回路。
Claims (1)
- 【請求項1】磁気ヘッドからの出力信号波形を整形する
ためのタップ付きトランスバーサル型等化器を有し、上
記等化器の出力を処理して記録媒体上の記録ビットパタ
ーンに対応する所定の復調パルスを得るようにした磁気
記録再生装置において、上記等化器の出力信号から記録
媒体上の所定のビットパターンに対応する孤立波形を識
別して、該孤立波形と所定の時間関係にあるタイミング
信号を発生する手段と、上記タイミング信号に対応して
上記等化器の出力信号をサンプルホールドする手段と、
上記サンプルホールドされた信号の大きさに応じて上記
等化器のタップ利得を可変制御する手段とを有すること
を特徴とする磁気記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6894185A JPH0640366B2 (ja) | 1985-04-03 | 1985-04-03 | 磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6894185A JPH0640366B2 (ja) | 1985-04-03 | 1985-04-03 | 磁気記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61229205A JPS61229205A (ja) | 1986-10-13 |
JPH0640366B2 true JPH0640366B2 (ja) | 1994-05-25 |
Family
ID=13388194
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6894185A Expired - Lifetime JPH0640366B2 (ja) | 1985-04-03 | 1985-04-03 | 磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0640366B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2509626B2 (ja) * | 1987-07-03 | 1996-06-26 | 株式会社東芝 | 磁気記録再生装置 |
JP2664160B2 (ja) * | 1987-09-24 | 1997-10-15 | 株式会社日立製作所 | 磁気記録再生装置の再生回路 |
US5120985A (en) * | 1989-01-31 | 1992-06-09 | Fujitsu Limited | Data reproducing circuit for correcting amplitude variation and peak shift |
-
1985
- 1985-04-03 JP JP6894185A patent/JPH0640366B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61229205A (ja) | 1986-10-13 |
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