JP2785210B2 - 記録媒体の再生装置 - Google Patents

記録媒体の再生装置

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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、入力信号のエッジを検出してデータを再生
する記録媒体の再生装置に関する。
〔発明の概要〕
本発明にかかる記録媒体の再生装置は、記録媒体から
読み出した信号をアナログイコライザによってイコライ
ジングした信号から、過剰等化成分を除去し、さらにア
ナログディジタル変換した後、またアナログディジタル
変換した後に上限と下限をリミットすることによって、
アナログイコライザによるイコライジングの際に発生す
る過剰等化成分を除去し、その後、ディジタル信号から
エッジを検出することによって、正確な再生データを得
ることを可能とするものである。
〔従来の技術〕
従来、例えば光記録媒体や磁気記録媒体等の記録媒体
に対して高密度記録を行う場合、例えば記録データをNR
ZI変換して記録するような、いわゆるエッジ記録が多く
用いられる。
このエッジ記録は、例えばデジタルデータをNRZI変換
して記録媒体等に記録するもので、波形中のエッジ部
分、すなわち“L"(ローレベル)→“H"(ハイレベル)
の立ち上がり部、及び“H"→“L"の立ち下がり部が情報
を持っている。
ここで、上記NRZI変換された信号を、外部からの同期
クロック信号を用いて再生する方法の一例として、第8
図に示すようないわゆるサンプルサーボ方式の記録フォ
ーマットが知られている。
この第8図において、例えば光磁気ディスク等の記録
トラックに沿って(a)に示すように、例えば4バイト
分のサーボ領域51と21バイト分のデータ領域52とが順に
配列されている。これらの領域の内のサーボ領域51は、
(b)に示すようにトラック中心に設けられた同期をと
るための同期クロックピット53と、トラッキングをとる
ために設けられた一対のサーボピット54a及びサーボピ
ット54bとを少なくとも有して成っている。なお、サー
ボ領域51を2バイト、データ領域52を16バイトとする記
録フォーマットも知られている。
上記データ領域52へのデータの書き込み方としては、
上記同期クロックピット53を検出し、同期クロックピッ
ト53と次の同期クロックピット53との間に、例えば200T
(同期化クロック信号の周期をTとする。)分の同期化
クロック信号を発生させ、この同期化クロック信号に同
期してデータ領域52のデータ信号の書き込みを行う。
このような光磁気ディスクから発生された再生信号
は、再生系の伝送帯域が狭かったり、外乱等の影響で波
形なまりが生じる。この波形なまりが生じたままデータ
信号の再生を行うと、正確な再生が行えないため、上記
入力信号をイコライザに供給することによりイコライジ
ングしエッジの部分を強調して該エッジを検出しやすく
することが考えられている。
〔発明が解決しようとする課題〕
本件発明者は、上記エッジ検出の一手法として上記サ
ーボ領域51から同期クロックピット53を検出しPLL等で
同期化クロック信号を得て、この同期化クロック信号を
用いてA−D変換器に供給される入出力信号をサンプル
しアナログ−デジタル変換してサンプルデータ信号と
し、例えばリアルタイムのサンプルデータ信号と1サン
プル分遅延させたサンプルデータ信号との差分信号を
得、この差分信号の絶対値を比較器で2値化して再生デ
ータ信号として出力することを提案している。
ところで、上述したようなイコライジング後の信号
を、このようなデジタル化して差分をとりエッジを検出
する場合に次のような欠点がある。
すなわち、上記イコライジングが過剰の、いわゆるオ
ーバーイコライジング状態となったとき、例えば第2図
(d)に示すように、エッジの肩部が持ち上がり、この
肩部の差分値d2,d4等もエッジとして検出される虞れが
ある。
本発明は上述の課題に鑑みて成されたものであり、上
記オーバーイコライジングにより生じるデータの誤検出
を防止し、正確に元のデータを再生するような記録媒体
の再生装置の提供を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明にかかる記録媒体の再生装置は、記録媒体より
読み出された信号をイコライジングするアナログイコラ
イザと、アナログイコライザからの出力信号の過剰等化
成分を除去する過剰等化成分除去手段と、過剰等化成分
除去手段からの出力信号を記録媒体から読み出された信
号に基づいて生成されたクロックに基づいてアナログデ
ィジタル変換を行うアナログディジタル変換手段と、ア
ナログディジタル変換手段から出力されたディジタル信
号のエッジを検出した結果に基づいて再生データ信号を
生成する信号処理手段とを備えていることを特徴とし
て、上述の課題を解決する。
また、本発明にかかる記録媒体の再生装置は、記録媒
体より読み出された信号をイコライジングするアナログ
イコライザと、アナログイコライザからの出力信号を記
録媒体から読み出された信号に基づいて生成されたクロ
ックに基づいてアナログディジタル変換を行うアナログ
ディジタル変換手段と、アナログイコライザと上記アナ
ログディジタル変換手段との間に配されて等化手段から
の出力信号が入力されるアンプを有し、アンプのオフセ
ット電圧とゲイン調整することによって上記アナログイ
コライザからの出力信号の過剰等化成分を上記アナログ
ディジタル変換手段の入力レンジ範囲外とする過剰等化
成分除去手段と、アナログディジタル変換手段から出力
されたディジタル信号のエッジを検出した結果に基づい
て再生データ信号を生成する信号処理手段とを備えてい
ることを特徴として、上述の課題を解決する。
さらに、本発明にかかる記録媒体の再生装置は、記録
媒体より読み出された信号をイコライジングするアナロ
グイコライザと、アナログイコライザからの出力信号を
記録媒体から読み出された信号に基づいて生成されたク
ロックに基づいてアナログディジタル変換を行うアナロ
グディジタル変換手段と、アナログディジタル変換手段
からのディジタル信号が入力され、入力されたディジタ
ル信号の上限出力レベルと下限出力レベルを制限するデ
ィジタルリミッタと、ディジタルリミッタから出力され
たディジタル信号のエッジを検出した結果に基づいて再
生データ信号を生成する信号処理手段とを備えているこ
とを特徴として、上述の課題を解決する。
〔作 用〕
本発明にかかる記録媒体の再生装置は、入力信号の過
剰等化成分を除去することにより、データの誤検出を防
止できる。
〔実施例〕
以下、本発明にかかる記録媒体の再生装置の実施例に
ついて図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明にかかる記録媒体の再生装置の第1の
実施例のブロック図であり、第2図は元のデジタルデー
タ及び第1図の各部の波形を示すタイムチャートであ
る。この実施例においては、記録媒体として光磁気ディ
スクを用い、第2図(a)に示すようにデジタルデータ
が、例えばいわゆるNRZI記録等によりエッジ記録された
信号を再生する場合について説明する。
これらの第1図及び第2図において、第2図(a)に
示すようなデジタルデータがNRZI記録された信号を上記
光磁気記録媒体から読み出した(c)に示すような入力
信号が入力端子1を介して、例えば余弦形イコライザ2
に供給される。この余弦形イコライザ2は、アナログデ
ィレイ回路2a及びアナログディレイ回路2bを直列に接続
し、加算器2eに、乗算器2cにおいて係数g1で乗算された
リアルタイムの入力信号と、アナログディレイ回路2aを
介すことによりTd分遅延された入力信号と、アナログデ
ィレイ回路2bを介すことにより2Td分遅延され乗算器2d
において係数g2で乗算された入力信号とが供給されるよ
うに成っており、入力信号をイコライジングして出力す
る。
この余弦形イコライザ2を介した入力信号は、過剰等
化成分除去回路3に供給される。過剰等化成分除去回路
3は、上側リミット用にアノードが接続されたダイオー
ド3aのカソードを上限電圧(VH)印加端子に接続し、下
側リミット用にカソードが接続されたダイオード3bのア
ノードを下限電圧(VL)印加端子に接続して、いわゆる
ダイオードリミッタを構成しており、供給された入力信
号を、例えば上限電圧VH,下限電圧VLでリミットするこ
とにより上記イコライジングで生じた過剰等化成分を除
去しA−D変換器4に供給する。A−D変換器4には、
従来例で説明したように、第8図に示す上記サーボ領域
51から同期クロックピット53を検出しPLL等で同期化ク
ロック信号を得て出力する同期化クロック信号発生回路
5からの同期化クロック信号が供給されており、このA
−D変換器4は上記過剰等化成分除去回路3からの入力
信号を該同期化クロックでサンプリングしアナログ−デ
ジタル変換し、サンプルデータ信号として加算器6及び
ディレイ回路7に供給する。上記ディレイ回路7に供給
されたサンプルデータ信号は、リアルタイムで加算器5
に供給されたサンプルデータ信号よりも、例えば1サン
プル分遅延されて加算器(実質的には減算)6に供給さ
れる。加算器6は上記2つの信号を加算処理し、これを
差分信号として絶対値検出回路8に供給する。
絶対値検出回路8は、供給される差分信号から絶対値
を検出し、これを絶対値信号として比較器10の入力端子
10aに供給する。この比較器10の入力端子10bには、閾値
出力回路からの、例えば上記入力信号の略々半分のレベ
ルの閾値が供給されており、該比較器10はこの閾値によ
り上記絶対値信号を2値化して再生データ信号とし、出
力端子11を介して出力している。
次に第1図に示した本発明かかる記録媒体の再生装置
の第1の実施例の動作説明をする。
先ず、上述のように光磁気記録媒体から、いわゆるNR
ZI記録されたデータ信号が読み出され伝送され、入力端
子1を介して余弦形イコライザ2に供給れる。
この入力信号は、一般に、伝送帯域が狭かったり、外
乱等の影響を受けるため第2図(c)のように波形なま
りが生じた状態で供給される。しかし、この波形なまり
が生じた状態でデータ信号の再生をすると該信号の正確
なエッジの検出ができず、誤ったデータを再生してしま
う。そこで、このような波形なまりの生じた信号は、例
えば余弦形イコライザ2によりエッジを強調して出力す
ることにより該エッジを検出しやすくし、正確にデータ
の再生ができるようにしている。
すなわち、上記入力信号は、上記余弦形イコライザ2
に供給されることにより、第2図(d)に示すようなエ
ッジの強調された入力信号を生成する。しかし、このよ
うなイコライジングを施すと入力信号は、エッジを強調
するあまり波形の立ち上がり部分及び波形の立ち下がり
部分にオーバーイコライジングによる過剰等化成分が生
ずることがある。この過剰等化成分が生じた状態でエッ
ジの検出を行うと、後段の信号処理において(f)に示
すような同期化クロック信号で入力信号のサンプリング
を行い、このサンプルデータ信号の1サンプル間の差分
を求め、この差分信号の絶対値のレベルが閾値以上であ
れば“1",該差分が閾値以下であれば“0"として再生す
るため、時刻t2,t3の各同期化クロック信号間の差分値d
3をレベル弁別して“1"と再生するのはよいが、過剰等
化成分が生じて強調されている時刻t1−t2間やt3−t4
の各差分値d2やd4も誤まって“1"と再生してしまうこと
がある。そこで、この過剰等化成分を除去するために上
記入力信号を過剰等化成分除去回路3に供給する。
この過剰等化成分除去回路3に供給された上記過剰等
化成分の生じた入力信号は、(e)に示すように上限電
圧VHより大きい電圧は全て電圧VHに、また、下限電圧VL
より小さい電圧は全て電圧VLでリミットされるため、過
剰等化成分が除去され、且つ、エッジがはっきりとあら
われた入力信号としてA−D変換器4に供給される。
A−D変換器4には、別に同期化クロック信号発生回
路5からの(f)に示す同期化クロック信号が供給され
ており、該A−D変換器4は供給される入力信号を同期
化クロック信号の、例えばパルスのエッジでサンプリン
グしアナログ−デジタル変換し、これを(g)に示すよ
うなサンプルデータ信号として加算器(実質的には減算
器)6及びディレイ回路7に供給する。
ディレイ回路7は、供給されたサンプルデータ信号
を、例えば1サンプル分遅延し加算器6に供給する。
加算器6は、リアルタイムで供給されたサンプルデー
タ信号から、上記1サンプル分遅延されたサンプルデー
タ信号を減算し(現在のサンプルデータ信号から前のサ
ンプルデータ信号を減算し)、これを差分信号として絶
対値検出回路8に供給する。
絶対値検出回路8は、供給された差分信号の絶対値を
検出し、これを絶対値信号として比較器10の入力端子10
aに供給する。この比較器10の入力端子10bには、閾値出
力回路9からの、例えば入力信号の振幅の略々半分のレ
ベルの閾値が供給されており、該比較器10は、例えば供
給された絶対値信号が上記閾値以上のレベルの場合は
“1"を、また、該閾値以下のレベルのときには“0"を再
生データ信号として出力する。この再生データ信号は、
出力端子11を介して取り出される。
次に第2の実施例を説明する。
この第2の実施例では、上記A−D変換器4に供給す
る入力信号をアンプで増幅し、この増幅の際に入力信号
のレベルを該A−D変換器4の入力レンジ以上になるよ
うにアンプのオフセット及びゲインで調整することによ
り過剰等化成分を除去するようにした。
この第2の実施例にかかる記録媒体の再生装置を第3
図に示す。
この第3図において、上記余弦形イコライザ2からの
過剰等化成分の生じた入力信号は、第4図(a)に示す
ように後段のA−D変換器4の入力レンジである、例え
ば0V〜−2Vの範囲でイコライジングンされ、過剰等化成
分除去回路3であるアンプ15の入力信号入力端子15aに
供給される。アンプ15は、可変抵抗16によりオフセット
電圧が調整され、可変抵抗17によりゲインが調整される
ようになっている。これらの可変抵抗16,17を調整する
ことにより(b)に示すように過剰等化成分がA−D変
換器4の入力レンジ範囲から外れるようにしてA−D変
換器4に供給される。A−D変換器4には(c)に示す
ような同期化クロック信号が供給されており、この同期
化クロック信号でアンプ4により増幅された入力信号を
(d)に示すようにサンプリングする。上述のようにA
−D変換器2は入力レンジが0V〜2Vと規定されているた
め、(e)に示すように入力信号の0V以上2V以下の電圧
分がカットされることにより過剰等化成分がカットされ
る。
このA−D変換器4以降の信号処理は、上述した第1
の実施例と同様のため省略する。
以上述べた第1の実施例及び第2の実施例によよう
に、余弦形イコライザ2からの入力信号を上限出力レベ
ル及び下限出力レベルを設け制限して出力することによ
り、イコライジングにより生じた波形の過剰等化成分を
除去することができるため、正確なデータ再生を行うこ
とができる。
次に本発明にかかる記録媒体の再生装置の第3の実施
例の説明をする。
この第3の実施例では、第5図に示すようにA−D変
換器4から出力されるサンプルデータ信号をデジタルリ
ミッタ20において、上限出力及び下限出力を定め出力す
ることにより過剰等化成分を除去するようにした。
第7図にデジタルリミッタ20の具体的な構成を示す回
路図を示す。
この第7図において、デジタルリミッタ20の入力端子
21には、(a)に示すような入力信号をイコライジング
し、(b)に示す同期化クロック信号によりサンプリン
グし、A−D変換器4において(c)に示すようなアナ
ログ−デジタル変換した例えば8ビットのサンプルデー
タ信号が供給される。このサンプルデータ信号は、デジ
タル比較器22のデータ入力端子A,スイッチ24の被選択端
子24b及びデジタル比較器23のデータ入力端子Bに供給
される。
このデジタルリミッタ20は、上述のように8ビットで
入力されるため、例えば上限出力レベルを+100、下限
出力レベルを−100に調整してあり、この+100から−10
0までの間のレベルのサンプルデータ信号が供給された
とき(普段時)には、スイッチ24の選択端子24cがサン
プルデータ信号の供給されている被選択端子24bを選択
し、スイッチ26の選択端子26cが被選択端子26aを選択す
るため、該サンプルデータ信号は何の制限も受けずに出
力端子27を介して出力される。
しかし上限出力レベルである+100より大きいサンプ
ルデータ信号が供給された場合、デジタル比較器22のデ
ータ入力端子Bには、例えば+100の閾値データが供給
されているため、該デジタル比較器22は供給されたサン
プルデータ信号が+100より大きいレベルであることを
検出し、これを検出信号としてスイッチ24に供給する。
スイッチ24は、上記比較器22からの検出信号が供給さ
れると選択端子24cを被選択端子24aに切り換える。被選
択端子24aには+100のデータが供給されているため、+
100より大きいサンプルデータ信号は、+100のデータに
置換されスイッチ26の被選択端子26a及び選択端子26cを
介して出力端子27から取り出される。
また、下限出力レベルである−100より小さいサンプ
ルデータ信号が供給された場合、デジタル比較器23のデ
ータ入力端子Aには、例えば−100の閾値データが供給
されているため、該デジタル比較器23は供給されたサン
プルデータ信号が−100より小さいデータであることを
検出し、これを検出信号としてスイッチ25及びスイッチ
26に供給する。
スイッチ25は、上記デジタル比較器23からの検出信号
が供給されると選択端子25cを被選択端子25aに、また、
スイッチ26は選択端子26cを被選択端子26bに切り換え
る。上記スイッチ25の被選択端子25aには−100のデータ
が供給されているため、−100より小さいサンプルデー
タ信号は、−100のデータに置換されスイッチ26の被選
択端子26b及び選択端子26cを介して出力端子27から取り
出される。このような制御を行うことにより(d)に示
すように上限レベル+100,下限レベル−100で制御され
たサンプルデータ信号を取り出すことができ、後段にお
いてのデータ再生を正確に行うことができる。
なお、この出力端子27を介して出力されるサンプルデ
ータ信号は、加算器6及びディレイ回路7に供給される
が、以降の動作は第1の実施例と同様のため省略する。
上記第1,第2,第3の実施例で説明した記録媒体の再生
装置は、アナログイコライザで入力信号をイコライジン
グし、A−D変換器においてアナログ−デジタル変換す
るような回路構成をとる機器においては何にでも適用可
能であり、また、上記第3の実施例では、入力信号を8
ビットの場合を例として説明したが、これは任意のビッ
ト数でよいことは勿論である。
〔発明の効果〕
本発明にかかる記録媒体の再生装置は、入力信号を等
化手段によりイコライジングしたために生ずる過剰等化
成分を過剰等化成分除去手段により除去することができ
るため、正確なデータの再生を行うことができ、簡単な
回路構成で実現することができる。
また、アナログイコライザとA−D変換器を組み合わ
せる構成をとる機器においては、何にでも適用すること
が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる記録媒体の再生装置の第1の実
施例のブロック図、第2図は第1の実施例のタイムチャ
ート、第3図は第2の実施例のブロック図、第4図は第
2の実施例のタイムチャート、第5図は第3の実施例の
ブロック図、第6図は第3の実施例のタイムチャート、
第7図はデジタルリミッタの構成図である。 1……入力端子 2……余弦形イコライザ 3……過剰等化成分除去回路 3a,3b……ダイオード 4……A−D変換器 5……同期化クロック信号発生回路 6……加算器 7……ディレイ回路 8……絶対値検出回路 9……閾値出力回路 10……比較器 11……出力端子 15……アンプ 16,17……可変抵抗 20……デジタルリミッタ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体より読み出された信号をイコライ
    ジングするアナログイコライザと、 上記アナログイコライザからの出力信号の過剰等化成分
    を除去する過剰等化成分除去手段と、 上記過剰等化成分除去手段からの出力信号を記録媒体か
    ら読み出された信号に基づいて生成されたクロックに基
    づいてアナログディジタル変換を行うアナログディジタ
    ル変換手段と、 上記アナログディジタル変換手段から出力されたディジ
    タル信号のエッジを検出した結果に基づいて再生データ
    信号を生成する信号処理手段とを備えている ことを特徴とする記録媒体の再生装置。
  2. 【請求項2】記録媒体より読み出された信号をイコライ
    ジングするアナログイコライザと、 上記アナログイコライザからの出力信号を記録媒体から
    読み出された信号に基づいて生成されたクロックに基づ
    いてアナログディジタル変換を行うアナログディジタル
    変換手段と、 上記アナログイコライザと上記アナログディジタル変換
    手段との間に配されて等化手段からの出力信号が入力さ
    れるアンプを有し、上記アンプのオフセット電圧とゲイ
    ン調整することによって上記アナログイコライザからの
    出力信号の過剰等化成分を上記アナログディジタル変換
    手段の入力レンジ範囲外とする過剰等化成分除去手段
    と、 上記アナログディジタル変換手段から出力されたディジ
    タル信号のエッジを検出した結果に基づいて再生データ
    信号を生成する信号処理手段とを備えている ことを特徴とする記録媒体の再生装置。
  3. 【請求項3】記録媒体より読み出された信号をイコライ
    ジングするアナログイコライザと、 上記アナログイコライザからの出力信号を記録媒体から
    読み出された信号に基づいて生成されたクロックに基づ
    いてアナログディジタル変換を行うアナログディジタル
    変換手段と、 上記アナログディジタル変換手段からのディジタル信号
    が入力され、入力されたディジタル信号の上限出力レベ
    ルと下限出力レベルを制限するディジタルリミッタと、 上記ディジタルリミッタから出力されたディジタル信号
    のエッジを検出した結果に基づいて再生データ信号を生
    成する信号処理手段とを備えている ことを特徴とする記録媒体の再生装置。
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