JPH11102578A - 再生信号処理回路の調整方法及び調整装置 - Google Patents

再生信号処理回路の調整方法及び調整装置

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JPH11102578A
JPH11102578A JP26454197A JP26454197A JPH11102578A JP H11102578 A JPH11102578 A JP H11102578A JP 26454197 A JP26454197 A JP 26454197A JP 26454197 A JP26454197 A JP 26454197A JP H11102578 A JPH11102578 A JP H11102578A
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JP
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clock signal
phase
signal
input signal
phase error
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JP26454197A
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Naoyuki Sato
直之 佐藤
Yasutaka Kotani
保孝 小谷
Ichiro Okamoto
一郎 岡本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタルデータの再生信号を入力信号とし、
クロック信号生成手段により入力信号に基づいて生成さ
れるクロック信号に応じて、入力信号をデジタル化する
アナログ/デジタル変換手段を備える再生信号処理回路
において、使用する全周波数でクロックの調整を可能に
し、LPFやPLLに特性のばらつきがあっても良好な
ビットエラーレートを得ることができるようにする。 【解決手段】 A/D変換器6の後段に設けた位相エラ
ー検出回路10により求められた位相エラーERに基づ
いて、クロック信号生成部7が上記A/D変換器6に与
えるクロック信号の位相をEVR30により調整する制
御を行う制御部20を備える。上記クロック信号の位相
を調整することにより、上記クロック信号生成部7の回
路的特性変動や上記A/D変換器6よりも前段側に設け
られるLPFの特性変動などを吸収する

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気テープや光ディス
クなどの各種記録媒体に記録されたデジタルデータの再
生信号を入力信号とする再生信号処理回路の調整方法及
び調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、磁気テープや光ディスクなどの
各種記録媒体に記録されたデジタルデータの再生信号を
入力信号とする再生信号処理回路では、波形等化した入
力信号の信号レベルを自動利得制御(AGC:Automatic Gai
n Control)手段により所定レベルに制御してからアナロ
グ/デジタル変換手段によりデジタル化し、さらに信号
処理手段によりデコード処理などの信号処理を施すよう
にしている。また、上記アナログ/デジタル変換手段を
動作させるためのクロック信号は、フェーズロックドル
ープ(PLL:Phase Locked Loop) を用いたクロック生成手
段により、入力信号のクロック情報に基づいて生成する
ようにしている。
【0003】そして、このような再生信号処理回路で
は、上記自動利得制御手段におけるAGCレベルや上記
クロック生成手段により生成されるクロック信号の位相
が再生データのエラーレートに極めて大きな影響を与え
るので、上記AGCレベルやクロック位相を高い精度で
調整する必要があった。
【0004】従来、デジタルビデオテープレコーダなど
では、セット組み上げ時にエラーレートを観測して、あ
る特定の周波数で上記AGCレベルやクロック位相の調
整を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
にエラーレートを観測しながらAGCレベルやクロック
位相を調整する従来の調整方法では、非常に微妙で誤差
が生じやすく、高い精度で調整するには多くの調整工数
を必要とし、また、多大な時間を必要とするという問題
点があった。また、図11に示すように、ある特定の周
波数aでしかクロックの調整を行わないと、入力信号に
波形等化処理を施すローパスフィルタ(LPF)の群遅
延(GD)特性により周波数特性が発生した場合に、ク
ロック位相を最適状態に調整することができず、再生デ
ータのエラーレートを確保することができないという問
題点があった。
【0006】そこで、上述の如き従来の問題点に鑑み、
本発明の目的は、デジタルデータの再生信号を入力信号
とし、この入力信号に波形等化処理を施す波形等化手段
と、この波形等化手段により波形等化された入力信号の
レベル制御を行う自動利得制御手段と、この自動利得制
御手段によりレベル制御された入力信号に基づいてクロ
ック信号を生成するクロック信号生成手段と、上記自動
利得制御手段によりレベル制御された入力信号を上記ク
ロック信号に応じてデジタル化するアナログ/デジタル
変換手段とを備える再生信号処理回路において使用する
全周波数でクロックの調整を可能にし、LPFやPLL
に特性のばらつきがあっても良好なビットエラーレート
を得ることができるようにした再生信号処理回路の調整
方法及びこの調整方法を実施する調整装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、デジタルデー
タの再生信号を入力信号とし、この入力信号に波形等化
処理を施す波形等化手段と、この波形等化手段により波
形等化された入力信号のレベル制御を行う自動利得制御
手段と、この自動利得制御手段によりレベル制御された
入力信号に基づいてクロック信号を生成するクロック信
号生成手段と、上記自動利得制御手段によりレベル制御
された入力信号を上記クロック信号に応じてデジタル化
するアナログ/デジタル変換手段とを備える再生信号処
理回路の調整方法であって、上記アナログ/デジタル変
換手段の出力データについてPR4等化を行い、このP
R4等化された出力データXn について3値検出を行
い、その3値検出結果Yn と上記PR4等化された出力
データXn から、 ER=Xn×Yn-1−Xn-1×Yn にて上記クロック信号の位相エラーERを求め、この位
相エラーERに基づいて、上記クロック信号生成手段が
生成するクロック信号の位相を調整することを特徴とす
る。
【0008】また、本発明は、波形等化された入力信号
のレベル制御を行う自動利得制御手段と、この自動利得
制御手段によりレベル制御された入力信号に基づいてク
ロック信号を生成するクロック信号生成手段と、上記自
動利得制御手段によりレベル制御された入力信号を上記
クロック信号に応じてデジタル化するアナログ/デジタ
ル変換手段とを備える再生信号処理回路の調整装置であ
って、上記アナログ/デジタル変換手段の出力データに
ついてPR4等化を行うPR4等化手段と、このPR4
等化手段によりPR4等化された出力データXn につい
て3値検出を行い、その3値検出結果Yn と上記PR4
等化された出力データXn から、 ER=Xn×Yn-1−Xn-1×Yn にて上記クロック信号の位相エラーERを求める位相エ
ラー検出手段と、この位相エラー検出手段により求めら
れた位相エラーERに基づいて、上記クロック信号生成
手段が生成するクロック信号の位相を調整する位相調整
手段とを備えてなることを特徴とする。
【0009】
【実施の形態】以下、本発明に係る再生信号処理回路の
調整方法及び調整装置の実施の形態について図面を参照
しながら詳細に説明する。
【0010】本発明は、例えば図1に示すような構成の
再生信号処理回路において実施される。
【0011】この図1に示した再生信号処理回路は、デ
ジタルビデオテープレコーダの再生系において磁気テー
プ1から再生ヘッド2により再生されるデジタルデータ
の再生信号を入力信号とするものである。この再生信号
処理回路は、上記再生ヘッド2により再生されたデジタ
ルデータの再生信号が入力信号として再生増幅器3を介
して供給される波形等化器4と、この波形等化器4によ
り波形等化された入力信号が自動利得制御(AGC:Automat
ic Gain Control)回路5を介して供給されるアナログ/
デジタル(A/D) 変換器6及びクロック信号生成部7と、
このA/D変換器6の出力データが供給されるPR4等
化器8と、このPR4等化器8の出力データが供給され
るビタビ復号処理回路9を備える。
【0012】この再生信号処理回路において、波形等化
器4は、再生増幅器3を介して供給される入力信号すな
わち上記再生ヘッド2により再生されたデジタルデータ
の再生信号を例えばローパスフィルタにより積分等化す
る。AGC回路5は、波形等化器4により波形等化され
た入力信号の信号レベルを制御して所定のダイナミック
レンジにする。A/D変換器6は、クロック信号生成部
7により与えられるクロック信号CLKに応じて、AG
C回路5を介して供給される入力信号をサンプリングし
てデジタル化する。クロック信号生成部7は、AGC回
路5を介して供給される入力信号に含まれるクロック情
報に基づいて、フェーズロックドループ(PLL:Phase Loc
ked Loop) 回路によりクロック信号CLKを生成する。
さらに、PR4(パーシャルレスポンス・クラス4)等
化器8は、A/D変換器6の出力データにPR4等化処
理(1−D2 )を施す。そして、ビタビ復号処理回路9
は、PR4等化器8の出力にビタビ復号処理を施すこと
により、再生データを得て出力する。
【0013】ここで、上記クロック信号生成部7は、図
2に示すように、入力信号に含まれるクロック情報に基
づいてPLL回路7Aにより生成されるクロック信号C
LKINをモノステーブルマルチバイブレータ7Bを介し
て上記A/D変換器6に供給するようになっており、上
記モノステーブルマルチバイブレータ7Bの時定数を可
変制御することにより、上記A/D変換器6に供給する
クロック信号CLKOUT の位相を調整できるようになっ
ている。
【0014】そして、この再生信号処理回路は、上記P
R4等化器8の出力が供給される位相エラー検出回路1
0と、この位相エラー検出回路10による検出出力が供
給される制御部20と、この制御部20により抵抗値が
制御される電子式可変抵抗器(EVR)30を備え、上
記EVR30の抵抗値を制御することにより、上記クロ
ック信号生成部7のモノステーブルマルチバイブレータ
7Bの時定数を制御して、上記A/D変換器6に供給す
るクロック信号CLKの位相を調整するようになってい
る。
【0015】上記位相エラー検出回路10は、その具体
的な構成例を図3に示してあるように、3値検出部1
1、ラッチ回路12,13、演算回路14及び積分器1
5からなる。この位相エラー検出回路10は、3値検出
部11に上記PR4等化器8の出力が供給され、また、
演算回路14に上記PR4等化器8の出力が直接及びラ
ッチ回路12を介して供給されるとともに上記3値検出
部11の出力が直接及びラッチ回路13を介して供給さ
れ、この演算回路14の出力が積分器15に供給され、
この積分器15の積分出力を検出出力として上記制御部
20に供給するようになっている。
【0016】上記3値検出部11は、上記PR4等化器
8の出力について、基準レベル(ゼロレベル)の上下に
各スレッショルドレベルを設定した3値(+1,0,−
1)を行い、a〜bのレベル範囲にあれば「+1」、c
〜dのレベル範囲にあれば「0」、e〜fのレベル範囲
にあれば「−1」の検出結果を出力する。
【0017】また、上記演算回路14は、上記PR4等
化器8によりPR4等化された出力データXn 及びその
ラッチ回路12によるラッチ出力Xn-1 と、上記PR4
等化器8によりPR4等化された出力データXn につい
ての上記3値検出部11による3値検出結果Yn 及びそ
のラッチ回路13によるラッチ出力Yn-1 を入力とし
て、 ER=Xn×Yn-1−Xn-1×Yn なる演算により、上記クロック信号の位相エラーERを
求める。
【0018】そして、この位相エラー検出回路10は、
上記演算回路14により算出した上記クロック信号の位
相エラーERを上記積分器15により積分して、上記制
御部20に供給する。
【0019】上記制御部20は、マイクロコンピュータ
からなり、その機能構成を図4に示してあるように、平
均化処理部21、比較処理部22、最適値決定部23及
び調整値変更処理部24を備える。そして、この制御部
20は、上記位相エラー検出回路10により検出された
クロック信号の位相エラーERを平均化処理部21によ
り1つの調整値に対して平均化して、その結果を比較処
理部22により前回の調整値と比較して最適値決定部2
3により最適値を検出し、最適値が検出できなければ、
調整値変更処理部24により調整値を変更する。上記各
処理を処理を繰り返すことによりにより、制御部20
は、上記調整値を最適値とするように、上記調整値によ
り上記EVR30の抵抗値を制御し、図5に示すよう
に、上記クロック信号生成部7のモノステーブルマルチ
バイブレータ7Bの時定数Tを制御して、上記A/D変
換器6に供給するクロック信号CLKOUT の位相を調整
する。
【0020】ここで、再生系の処理がなされた後のRF
データは、3値の場合、図6に示すように、再生系の処
理においてノイズ等の影響がない理想状態では、その理
想波形(実線)に対してクロック信号CLKの遅延のみ
でエラーが発生したとすると、破線で示すような波形と
なる。図7に示すような正弦波信号とクロック信号CL
Kを考えた場合、上記PR4等化器8によりPR4等化
された出力データXnについての上記3値検出部11に
よる3値検出結果Yn は図8に示す3値(+1,0,−
1)の何れかになる。
【0021】そして、図9に示すように、クロック信号
CKLn-1 と次のクロック信号CKLn の各タイミング
での各データXn-1 ,Xn の上記3値検出部11による
3値検出結果Yn-1 ,Yn がどちらも「+1」である場
合、上記演算回路14は、 ER=Xn×Yn-1−Xn-1×Yn =Xn−Xn-1 すなわち、上記各タイミングでの各データXn-1 ,Xn
の値を差分を位相エラーERとして算出する。
【0022】また、図10に示すように、クロック信号
CKLn-1 と次のクロック信号CKLn の各タイミング
での各データXn-1 ,Xn の上記3値検出部11による
3値検出結果Yn-1 ,Yn が「+1」,「0」である場
合、データXn が0付近にあり、差分をとるとエラーが
大きくなるが、Yn =0であるから、 ER=Xn×Yn-1−Xn-1×Yn =Xn の演算を行う上記演算回路14で算出される位相エラー
ERへの上記クロック信号CKLn-1 の影響はなくな
る。
【0023】同様に、クロック信号CKLn-1 と次のク
ロック信号CKLn の各タイミングでの各データ
n-1 ,Xn の上記3値検出部11による3値検出結果
n-1 ,Yn が「0」,「−1」である場合、データX
n-1 が0付近にあり、差分をとるとエラーが大きくなる
が、上記演算回路14は、Yn-1 =0であるから、 ER=Xn×Yn-1−Xn-1×Yn =Xn-1 すなわち、上記データXn-1 の値そのまま位相エラーE
Rとする。
【0024】また、クロック信号CKLn-1 と次のクロ
ック信号CKLn の各タイミングでの各データXn-1
n の上記3値検出部11による3値検出結果Yn-1
nが「−1」,「0」である場合、データXn が0付
近にあり、差分をとるとエラーが大きくなるが、上記演
算回路14は、Yn =0であるから、 ER=Xn×Yn-1−Xn-1×Yn =-Xn すなわち、上記データXn-1 の値そのまま位相エラーE
Rとする。
【0025】また、クロック信号CKLn-1 と次のクロ
ック信号CKLn の各タイミングでの各データXn-1
n の上記3値検出部11による3値検出結果Yn-1
nが「0」,「+1」である場合、データXn-1 が0
付近にあり、差分をとるとエラーが大きくなるが、上記
演算回路14は、Yn-1 =0であるから、 ER=Xn×Yn-1−Xn-1×Yn =−Xn-1 すなわち、上記データXn-1 の値そのまま位相エラーE
Rとする。
【0026】さらに、クロック信号CKLn-1 と次のク
ロック信号CKLn の各タイミングでの各データ
n-1 ,Xn の上記3値検出部11による3値検出結果
n-1 ,Yn がどちらも「−1」である場合、上記演算
回路14は、 ER=Xn×Yn-1−Xn-1×Yn =−Xn+Xn-1 すなわち、上記各タイミングでの各データXn-1 ,Xn
の値を差分を位相エラーERとして算出する。
【0027】なお、クロック信号CKLn-1 と次のクロ
ック信号CKLn の各タイミングでの各データXn-1
n の上記3値検出部11による3値検出結果Yn-1
nが「+1」,「−1」である場合、差分をとるとエ
ラーが非常に大きくなるが、 ER=Xn×Yn-1−Xn-1×Yn の演算を行う上記演算回路14では、Yn =−1である
からデータXn-1 の極性が反転され、位相エラーERを
正常に演算することができる。
【0028】上記位相エラー検出回路10では、このよ
うな演算処理によりクロック信号CKLの位相エラーE
Rを確実に検出することができる。
【0029】そして、この再生信号処理回路では、上記
PR4等化器8の出力が供給される位相エラー検出回路
10による検出出力に基づいて、制御部20によりEV
R30の抵抗値を制御して、上記クロック信号生成部7
のモノステーブルマルチバイブレータ7Bの時定数Tを
制御し、上記A/D変換器6に供給するクロック信号C
LKの位相を調整するので、上記クロック信号生成部7
において入力信号に含まれるクロック情報に基づいてク
ロック信号CLKINを生成するPLL回路7Aの回路的
な特性変動や、上記A/D変換器6の前段側に設けられ
た波形等化器4のLPF特性による群遅延の変動などに
よるクロック信号CLKの位相エラーをを吸収すること
ができ、良好なビットエラーレートで再生データを得る
ことができる。
【0030】
【発明の効果】本発明に係る再生信号処理回路の調整方
法及び調整装置では、アナログ/デジタル変換手段の後
段に設けた位相エラー検出手段により求められた位相エ
ラーERに基づいて、クロック信号生成手段が上記アナ
ログ/デジタル変換手段に与えるクロック信号の位相を
位相調整手段により調整するので、上記クロック信号生
成手段の回路的特性変動や上記アナログ/デジタル変換
手段よりも前段側に設けられるLPFの特性変動などを
吸収することができる。
【0031】従って、本発明によれば、デジタルデータ
の再生信号を入力信号とし、この入力信号に波形等化処
理を施す波形等化手段と、この波形等化手段により波形
等化された入力信号のレベル制御を行う自動利得制御手
段と、この自動利得制御手段によりレベル制御された入
力信号に基づいてクロック信号を生成するクロック信号
生成手段と、上記自動利得制御手段によりレベル制御さ
れた入力信号を上記クロック信号に応じてデジタル化す
るアナログ/デジタル変換手段とを備える再生信号処理
回路において使用する全周波数でクロックの調整を可能
にし、LPFやPLLに特性のばらつきがあっても良好
なビットエラーレートを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した再生信号処理回路の構成を示
すブロック図である。
【図2】上記再生信号処理回路におけるクロック信号生
成部の構成を示すブロック図である。
【図3】上記再生信号処理回路における位相エラー検出
回路の構成を示すブロック図である。
【図4】上記再生信号処理回路における制御部の機能的
構成を示すブロック図である。
【図5】上記クロック信号生成部におけるクロック信号
の位相調整動作を説明するための波形図である。
【図6】再生系の処理においてノイズ等の影響がない理
想状態におけるRFデータの理想波形(実線)とクロッ
ク信号の遅延エラーが発生したRFデータの波形(破
線)を示す波形図である。
【図7】正弦波信号とクロック信号を示す波形図であ
る。
【図8】PR4等化された出力データXn についての3
値検出結果Yn を示す波形図である。
【図9】クロック信号CKLn-1 と次のクロック信号C
KLn の各タイミングでの各データXn-1 ,Xn の3値
検出結果Yn-1 ,Yn がどちらも「+1」である場合の
波形図である。
【図10】クロック信号CKLn-1 と次のクロック信号
CKLn の各タイミングでの各データXn-1 ,Xn の値
検出結果Yn-1 ,Yn が「+1」,「0」である場合の
波形図である。
【図11】従来のクロック位相の調整結果を示す特性図
である。
【符号の説明】
1 磁気テープ、2 再生ヘッド、3 再生増幅器、4
波形等化器、5 AGC回路、6 A/D変換器、7
クロック信号生成部、8 PR4等化器、9ビタビ復
号処理回路、10 位相エラー検出回路、11 3値検
出部、12,13 ラッチ回路、14 演算回路、15
積分器、20 制御部、21 平均化処理部、22
比較処理部、23 最適値決定部、24 調整値変更処
理部、30 EVR

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタルデータの再生信号を入力信号と
    し、この入力信号に波形等化処理を施す波形等化手段
    と、この波形等化手段により波形等化された入力信号の
    レベル制御を行う自動利得制御手段と、この自動利得制
    御手段によりレベル制御された入力信号に基づいてクロ
    ック信号を生成するクロック信号生成手段と、上記自動
    利得制御手段によりレベル制御された入力信号を上記ク
    ロック信号に応じてデジタル化するアナログ/デジタル
    変換手段とを備える再生信号処理回路の調整方法であっ
    て、 上記アナログ/デジタル変換手段の出力データについて
    PR4等化を行い、 このPR4等化された出力データXn について3値検出
    を行い、その3値検出結果Yn と上記PR4等化された
    出力データXn から、 ER=Xn×Yn-1−Xn-1×Yn にて上記クロック信号の位相エラーERを求め、 この位相エラーERに基づいて、上記クロック信号生成
    手段が生成するクロック信号の位相を調整することを特
    徴とする再生信号処理回路の調整方法。
  2. 【請求項2】 波形等化された入力信号のレベル制御を
    行う自動利得制御手段と、この自動利得制御手段により
    レベル制御された入力信号に基づいてクロック信号を生
    成するクロック信号生成手段と、上記自動利得制御手段
    によりレベル制御された入力信号を上記クロック信号に
    応じてデジタル化するアナログ/デジタル変換手段とを
    備える再生信号処理回路の調整装置であって、 上記アナログ/デジタル変換手段の出力データについて
    PR4等化を行うPR4等化手段と、 このPR4等化手段によりPR4等化された出力データ
    n について3値検出を行い、その3値検出結果Yn
    上記PR4等化された出力データXn から、 ER=Xn×Yn-1−Xn-1×Yn にて上記クロック信号の位相エラーERを求める位相エ
    ラー検出手段と、 この位相エラー検出手段により求められた位相エラーE
    Rに基づいて、上記クロック信号生成手段が生成するク
    ロック信号の位相を調整する位相調整手段とを備えてな
    ることを特徴とする再生信号処理回路の調整装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002035528A1 (fr) * 2000-10-26 2002-05-02 Sanyo Electric Co., Ltd. Appareil a disque optique permettant de regler la phase d'une horloge de reproduction et procede de reglage de phase
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