JPH0676477A - 適応等化回路を有するデータ再生装置 - Google Patents

適応等化回路を有するデータ再生装置

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JPH0676477A
JPH0676477A JP4226909A JP22690992A JPH0676477A JP H0676477 A JPH0676477 A JP H0676477A JP 4226909 A JP4226909 A JP 4226909A JP 22690992 A JP22690992 A JP 22690992A JP H0676477 A JPH0676477 A JP H0676477A
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circuit
coefficient
signal
adaptive
value
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JP4226909A
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Hiromi Matsushige
博実 松重
Minoru Kosuge
稔 小菅
Yasuhiro Shimura
泰広 志村
Hideki Miyasaka
秀樹 宮坂
Satoshi Minojima
智 美濃島
Tsuguji Tateuchi
嗣治 舘内
Kazunori Iwabuchi
一則 岩渕
Terumi Takashi
輝実 高師
Naoto Matsunami
直人 松並
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】データ再生系の特性の変動に対応して等化回路
を適応させることができるとともに、多トラックの場合
にも対応できるデータ再生装置を提供する。 【構成】記録媒体からのデータを読取る磁気ヘッド10
2と、読取られたデータの信号波形の最適化を図る適応
等化回路112と、適応等化回路の出力信号を弁別して
上位装置に出力する弁別回路113と、読取手段の出力
から記録媒体に書き込まれた信号のパターンを認識する
フォーマット検出回路115と、弁別手段の出力値とフ
ォーマット検出手段の出力をもとに読取られた信号波形
の期待値を作成する期待値生成回路114と、適応等化
手段の出力値と期待値生成手段の出力値の差から誤差信
号を生成して適応等化回路にフィードバックする誤差検
出回路158を設け、記録媒体の特定の信号パターンの
時に適応等化回路の適応等化特性の変更を行い、記録媒
体に適した適応動作を可能としたデータ再生回路。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル記録された信
号の再生に好適なデータ再生装置に係り、時に、適応等
化器を搭載したデータ再生装置およびそのための適応等
化制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル信号再生装置は、高密度、大容
量化の方向にある。例えば、磁気テープ装置では、線密
度を向上させるだけでなく、トラック本数も9トラック
から18トラック、36トラックへと、大容量化が進ん
でいる。このように高密度記録が行われると、データの
再生条件も厳しくなり、再生された信号の波形等化を行
いデータを正しく読むことが重要になる。
【0003】これを解決する第1の従来技術として、特
開平2−7203号公報に記載のような波形等化回路を
用いるものがある。
【0004】また、第2の従来技術として、特開平1−
112568号公報に記載のように、磁気記録媒体の磁
気変化を電気信号に変換する電磁変換系の再生信号を波
形等化回路を介して読み出すことにより、磁気変換系の
周波数特性を波形等化回路で補正しているものがある。
発明者らは、上述した従来の技術による等化回路で
は、以下のような問題が生ずることを見出した。
【0005】1) 第1の従来技術では、テープの走行速
度の変化に対応して等化回路を切り換えて用いるので、
それ以外の特性の変化、例えば、テープとのマッチング
良否、系の径時変化等には適応できない。
【0006】2)第2の従来技術にあっては、直流信号成
分を抑制して、符号間干渉が小さく、ビット誤り率が低
いデータの再生には適するが、再生系の特性の変動に適
応することについては、配慮がない。
【0007】3)多トラックの再生について配慮がなされ
ていない。各トラックに対応する電磁変換系の周波数特
性は、磁気ヘッドの製造上のバラツキによりトラック間
で異なる。したがって、各電磁変換系の周波数特性を補
正する等化回路は、各トラックごとに周波数特性を調整
することが重要である。トラック数が多い場合、それら
についての系の特性のバラツキの範囲が広くなるため、
等化回路の調整が十分に行なえないと、データ再生装置
の読み取りマージンが小さくなって信頼性が低下すると
いう問題を生じ、テープとのマッチングの良否等の制約
を受けやすい。
【0008】4)再生データに異常があった場合に、等化
回路の適応状態の不良か、再生系の異常かの区別ができ
ないため、異常時の対処が容易でない。
【0009】5)磁気テープを順方向のみならず、逆方向
に走行させる場合にもデータの再生を行なう磁気テープ
装置では、再生系の特性が順方向と逆方向とで異なる
が、この点の配慮がない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本願発明は、上述の問
題点に鑑みてなされたもので、以下のいずれかの課題を
達成する適応等化回路を有するデータ再生装置を提供す
ることを目的とする。
【0011】1)データ再生系の特性の変動に対応して等
化回路を適応化し、多トラックへの適応や、読み取りマ
ージンの拡大、信頼性の向上を図る。
【0012】2)読取り異常の検出を容易にする。
【0013】3)異なる再生条件での再生、例えば、磁気
テープの双方向走行等を行なう場合に、等化回路を適切
にかつ容易に適応できるようにする。
【0014】4)異常時に等化回路の適応化の機能を停止
させ、誤動作を防止する。
【0015】なお、ここで「適応等化回路」とは入力信
号が加えられるとそれに応じて最も目的に添う形の信号
を出力するように自己の特性を変え、また入力信号の性
質が変わるとそれに追従して特性を変える一種のフィル
タである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるデータ再
生装置は、記録媒体からのデータを読取る読取手段と、
記憶媒体から読みだされる信号に対して等化処理を行な
い信号波形の最適化を図る適応等化回路と、適応等化回
路の出力信号の弁別を行い、0、1、−1のデータ列に
復号するデータ弁別回路と、読取手段の出力から記録媒
体に書き込まれた信号のパターンを認識するフォーマッ
ト検出回路と、弁別回路の出力値とフォーマット検出手
段の出力をもとに、読取られた信号波形の期待値を作成
する期待値生成回路と、前記適応等化手段の出力値と前
記期待値生成手段の出力値の差から誤差信号を生成して
前記適応等化回路にフィードバックする誤差検出回路を
有する。
【0017】適応等化回路は、波形等化動作をすべき信
号(記録媒体からの読みだし信号)が入力されると、こ
の信号を用いて、適応等化回路の内部に設定される係数
に従って等化条件を最適化しながら等化動作(この動作
を「適応等化動作」という。)をおこなうものであり、
データを遅延させるための遅延回路、乗算回路、乗算回
路の乗算係数(以下この係数を「適応係数」という)を
決定する係数回路、乗算回路の出力を加算する加算回路
を有する。適応等化回路の適応等化動作は、適応係数に
応じてデータの遅延量を変化させることにより設定され
る。
【0018】期待値生成回路は、適応等化をする際の適
応等化回路への最適なフィードバック値(以下、「期待
値」という)を設定する。この期待値は、適応等化開始
時点では、あらかじめ定められた値を選択して出力す
る。また適応等化動作が進んだ場合には、データ弁別回
路の出力値を基にフィードバック値を作成する。
【0019】設定された期待値は、誤差検出回路により
適応等化回路の出力と比較され誤差信号が作成される。
作成された誤差信号は、適応等化回路へ入力され、適応
係数の変更のために用いられる。
【0020】フォーマット検出回路は、記憶媒体から読
み出された信号から、読みだしデータが特定のパターン
であるかどうかを検出し、この監視の結果に応じて上記
フィードバックをON、OFFするかどうかを切り替え
る。具体的にはスイッチにより誤差信号の適応等化回路
への入力が切り替えられる。ここでいう特定のパターン
として、例えば、磁気テープ装置における記憶密度識別
情報やデータブロック間に存在するIBG情報、磁気デ
ィスク装置におけるサーボ情報などのあらかじめ記憶媒
体に記憶しておくデータを用いることができ、このデー
タの時に適応等化動作を行う。また、 フォーマット検
出回路は、読みだされたデータが異常なデータかどうか
を検出し、異常なデータの場合は、上記フィードバック
を一時的に停止させて、異常値に対して適応等化動作を
しないようにする。
【0021】また、フォーマット検出回路の出力によっ
て、フィードバック値の帰還する割合を変化できる切替
回路を設ける。この手段は、適応等化回路からの出力が
期待値の出力とほぼ一致するか、近くなった時点で、帰
還割合を変化させるのが望ましい。即ち、データの再生
動作の最初の方では帰還割合を大きくして適応係数の最
適化する速度を早くする。この動作を「適応学習」動作
という。適応等化回路からの出力が期待値の出力とほぼ
一致するか、近くなった時点では帰還割合を小さくして
読みだし信号の突発的な異常値に追従しにくくする。こ
の動作を単に「適応等化」動作という。適応学習も適応
等化動作の一種であり、帰還割合が大きいか否かの差だ
けにすぎないが、以下の説明の便宜上区別することにす
る。。適応等化動作は上述の特定のパターンの信号の再
生の時に行われ、それ以外のユーザエリアであるデータ
領域の再生時に適応等化が行われる。
【0022】さらに、本発明に基づくデータ再生回路
は、適応等化回路に設定される係数を、再生回路の動作
モードに応じて変更する設定回路を設ける。動作モード
とは、例えば、磁気テープの再生トラックや、磁気テー
プの正方向か逆方向の再生かの相異などがある。この動
作モードに応じて適応係数を変化させる事によって、よ
り高精度な適応等化を行うことができる。
【0023】
【作用】次に本願発明にかかるデータ再生装置の動作に
ついて説明する。
【0024】まず、データ再生を行なう場合に、記録媒
体に書かれた特定の記録パターンを基本特性として、上
記適応等化回路の適応係数の学習を行なう。この適応学
習は、まずフィードバックの帰還割合を大きく設定する
とともに予想される係数値を初期値として、適応係数の
最適化を行う。
【0025】特定の記録パターンとは、例えば、あらか
じめ定められたサーボ情報などのデータを用い、ヘッド
がこのデータの領域を読み取っている間に適応係数の最
適化を行い、この値を適応等化回路に設定する。
【0026】ユーザエリア等のデータの再生では、フィ
ードバックの帰還割合を小さくして、学習によって得ら
れた適応係数を基に適応等化動作を行う。このデータエ
リアの再生の際にも係数値の最適化を行うが、フィード
バックの帰還割合が小さいため、平均的な信号から逸脱
する信号が入力されても係数値が大きく変わってしまう
ことがなく、最適な条件でデータの再生をすることがで
きる。
【0027】また、適応学習、あるいは適応等化動作中
は、監視回路により読みだし手段が出力した誤差量の大
小を監視し、誤差量が予め設定してある許容値とを比較
し、もし誤差量が許容値を越えるならば、この誤差は突
発的な一時的異常状態で有ると判断し、この誤差による
係数の修正を一時的に行わないようにする。
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。本実施例においては、最適な適応等化を行
うためのデータ再生方式に関し、その理解を容易にする
ために、以下のように第1から第4の実施例に分けて、
各特徴ごとに説明する。
【0029】第1実施例 … 波形等化器における等化係
数の適応学習機能 第2実施例 … 多トラックへの対応機能 第3実施例 … 波形等化器における異常検出機能 第4実施例 … 正逆方向に再生する装置における波形等
化機能 尚、上述の実施例は、すべて同時に用いる時に最大の効
果を有するものであるが、いくつかの組合せ、又は、単
独であっても良いことに注意すべきである。
【0030】図1に本発明の第1の実施例の構成を示
す。
【0031】図1において、101は記録媒体である磁
気テープ、102は読み出し用ヘッド、103はプリア
ンプ、104は微分回路、105はピークパルス生成回
路、106はピークパルスの変化点の位相が同期したク
ロック信号を生成する基準クロック生成回路、107は
NAND回路、108はピークデータパルス間隔監視回
路、109、110はアナログデジタル変換器(A/D
変換器)、111は減算器、112は適応等化回路、1
13はデータ弁別回路、114は適応等化回路の期待値
を生成する期待値生成回路、115はテープフォーマッ
ト検出回路である。
【0032】適応等化回路112は、特性が変化でき
て、記録媒体から読み出される信号に対して適応等化処
理を行う。116〜121はデータを遅延させる遅延回
路であり、ラッチ回路等からなる。125〜129は乗
算回路、130〜132は前記乗算回路の係数を決める
係数回路、133は上記遅延回路116〜119、乗算
回路125〜129を通過した信号を合計する加算回路
である。これらの回路により、適応等化回路112にお
いて、その内部に設定される係数に従って、適応動作を
行う。適応動作した結果出力される信号はフィードバッ
クのための誤差信号を作成するために用いられる。
【0033】データ弁別回路113は、例えば、特開平
2−016256号公報に記載される最尤復号法をもち
いて、適応等化回路112の出力データを1、0、1に
識別するデータ弁別回路であり、この出力値は、磁気テ
ープ101からの読みだしデータ(RD DATA)と
して復号回路を含む再生回路系(図示せず)に送られ
る。
【0034】114は期待値生成回路であり、ピークデ
ータパルス生成回路105の出力、及び、データ弁別回
路113の出力をもとに、対応した期待値aを生成す
る。この期待値aは、予想されうる適応等化回路112
の出力波形を示す。158は誤差検出回路(加算器)で
あり、等化回路112の出力と期待値信号aとを比較し
て、誤差信号を出力する。
【0035】135、136は誤差帰還の割り合いを決
定する帰還係数αを設定する帰還係数回路であり、13
4はこれらの誤差帰還係数を切り替える係数切り替え回
路、137は乗算回路である。これにより、上記誤差適
応回路への帰還の割り合いが決定される。この帰還割合
が大きい場合は、適応等化回路112の適応動作に大き
く反映され、小さい場合は、反映する度合、例えば、反
応速度がゆるやかになる。
【0036】係数回路130、131、132は同一構
造であり、その詳細を係数回路131に示す。同図にお
いて、138は乗算回路、139、140はデータを遅
延させる遅延回路、141は加算回路であり、遅延回路
139、140を通過した信号と乗算回路138の出力
を加算する。遅延回路139、140、と加算回路14
1でFIR型フィルタを構成している。FIR型フィル
タを通過した誤差信号は、加算回路142、遅延回路1
43を介して各個の乗算回路125〜129に加えら
れ、係数の更新が行われる。
【0037】108はピークデータパルス監視回路であ
り、NAND回路107の出力信号であるピークデータ
パルス204所定の位置(図2のA位置)から基準クロ
ック信号205によりカウントアップして、テープに記
録された特定パターンの周期検出ウィンド信号206を
生成する。このウィンド内に次ピークパルス204があ
った場合に“H”レベルをセットし、なかった場合には
“L”レベルとなるトーンパターン(10000010
00001繰り返し周期パターン)信号207を出力す
る。すなわち、ピークデータパルス204の間隔値X
が、トーンパターン信号207の下限値N1と上限値N
2との間の信号である。そして、このトーンパターン信
号207は、テープフォーマット検出回路115の出力
信号と共にOR回路156に入力される。
【0038】期待値生成回路114は、4組のAND回
路147、148、149、150、および2組のOR
回路151、152を含む。これらの論理回路は、テー
プフォーマット検出回路115からの出力信号により、
記録密度識別部(Density ID Mark以下
単にDen ID Markとする)または、データブ
ロック間に存在するインターブロックギャップ(Int
er block gap 以下単にIBGとする)を
検出したときはピークデータパルスを選択し、上記以外
の時は弁別データからの出力信号を選択して出力する。
さらに、期待値生成回路114はメモリ153、及び選
択回路154、155を有し、上記選択された信号に同
期したタイミングで予めメモリ153に設定された正負
の期待値aを出力するメモリ153、及び選択回路15
4、155とを備えている。
【0039】次に、本発明の動作について、図1から図
4を用いて説明する。
【0040】磁気テープ101に記録されたデータは、
読み出し用ヘッド102、プリアンプ103を経て、作
動型A/D変換回路109、110および、微分回路1
04に送られる。そして作動型A/D変換回路109、
110で、入力信号のピーク値に位相が同期した基準ク
ロック信号の間隔で量子化されたデジタル信号は、減算
回路111でシングル信号に変換された後、遅延回路1
16〜119、乗算回路125〜129、加算回路13
3で構成するトランスバーサル型フィルタにより波形整
形(波形等化)され、等化回路112より出力される。
その後、該等化回路112より出力された信号は、デー
タ弁別回路113によって、データ“1”、“0”、
“−1”かに弁別される。
【0041】一方、微分回路104においては、アナロ
グ波形のピーク点でゼロクロスする微分波形を生成後、
ピークデータ回路105に送られる。ピークデータ回路
105は、アナログ信号が正側にピークが存在する時に
所定のパルス幅のピークデータパルス202を、アナロ
グ信号が負側にピークが存在する時には所定のパルス幅
のピークデータパルス203を生成して出力する。そし
て、ピークパルスデータパルスは、NAND回路107
を介して、ピークデータパルス間隔監視回路108と基
準クロック発生回路106に送られる。
【0042】基準クロック発生回路106は、ピークデ
ータパルスの変化点に位相が同期したクロック信号20
5を発生し、ピークデータパルス間隔監視回路108お
よびA/D変換回路に送る。
【0043】一方、ピークパルス間隔監視回路108に
おいては、ピークパルスの間隔を基準クロックで監視
し、特定パターンで有るトーンパターンでは、“H”レ
ベルをセットし、それ以外のパターンである場合には
“L”レベルをセットする。これにより、ピークデータ
パルスの間隔Xが、特定信号パターンの間隔の下限値N
1と上限値N2との間にある信号か否か判定される。
【0044】ここで、図4を用いて、磁気テープの記録
データについて説明する。磁気テープは図4(a)に示
すフォーマットで記録されている。すなわち、データブ
ロックDBに先立って、Den ID Mark部、I
Dセパレータマーク部(IDSept mark)及び
IBG部、データブロックDB、IBG部がこの順で設
けられている。テープフォーマット検出回路115は、
テープの先頭付近の記録されているDen ID Ma
rk、またはデータブロックDB間に存在するIBG部
を検出するとLレベルの信号を、それ以外の信号を検出
すると“H”レベルの信号を出力する。そして、このト
ーンパターン判定信号は、OR回路156に入力され
る。ピークデータパルス監視回路108の目的は、De
n IDMark部及びIBG部での適応学習におい
て、正しい期待値信号に限って誤差信号信号を返して係
数の修正を行い、適応等化器112の特性を変化させる
ことである。 Den ID Mark部やIBG部の
信号は、予め何が記録されているかが分かっているた
め、適応学習信号のために用いる信号として適してい
る。
【0045】“L”レベルの信号はOR回路156及
び、係数切り替え回路134、期待値生成回路114に
送られる。“L”レベルの信号が期待値生成回路114
に入力されると、ピークデータパルスが選択されピーク
データパルスの“1”、“0”、“−1”に対応した期
待値信号aを、“H”レベルの信号が期待値生成回路1
14に入力されると、データ弁別113からの出力信号
のデータ“1”、“0”、“−1”に対応した期待値信
号aを出力する。誤差検出回路158は、この期待値信
号と適応等化回路112の出力の差分で有る誤差信号が
出力される。そして、この誤差信号は、ゲート回路15
7におくられる。
【0046】一方、係数切り替え回路134に“L”レ
ベルの信号が入力されると、図1の位置に切り替えら
れ、大きな帰還係数α1を持つ帰還係数136が選択さ
れる。この大きな帰還係数α1は、遅延回路116〜1
19を介した入力信号と乗算回路137で乗算され、遅
延回路120、さらに遅延回路121を介して対応した
各々の係数回路130、131、132に帰還される。
【0047】ピークデータ監視回路108がトーンパタ
ーンでない異常信号を検出した時は、OR回路156を
介してゲート157が閉じて零が出力されて係数の更新
を停止するため、適応等化112の特性を変化させる事
を防止できる。
【0048】適応等化回路112から出力された信号
は、理想的には、期待値信号と同じであることが望まれ
るが、実際には異なる。大きなα1の設定値と乗算回路
137で乗算された入力信号は、係数回路130、13
1、132に大きく帰還される。この帰還された入力信
号は、各係数回路130、131、132において、対
応する乗算回路138により誤差検出回路158から出
力された誤差信号と乗算回路138により演算され、そ
の後、遅延回路140、139、加算回路141、から
なるフィルタにかけられ、加算回路142、遅延回路1
43、により前の係数値から誤差値が加減算された新係
数値が出力される、該新係数値と乗算回路125〜12
9により遅延回路116〜129入出力信号を係数倍
し、加算回路133に入力され、その後等化回路112
の出力信号となる。
【0049】上記係数回路130〜132の係数値は、
適応学習の初期のころは、図3に示すように、適応回路
112が適応しておらず、期待値との誤差が大きく大き
く変化する。適応動作が進むと、等化回路112が適応
し、期待値に近づくにつれ係数の変化は少なくなる。そ
して、等化回路の出力信号と、ピークデータパルス回路
105の出力信号202、203から生成された期待値
の差である誤差信号により、係数の更新を行い、ある程
度小さく成った所で係数の変化は止まり、係数回路13
0の係数はA1、係数回路131の係数はA2と、定ま
ってくる。
【0050】各係数が変化しなくなるまでの時間が適応
学習時間Tであり、Den IDMark部、またはI
BG部が読み出されている間に、上記適応学習が行われ
る。
【0051】正しくないピークデータパルス信号が、パ
ルス間隔監視回路108で検出された時は、パルス間隔
監視回路108は、“L”レベルの信号を出力し、この
信号がOR回路156を介して、ゲート回路157に入
力されると、図1とは逆の位置にスイッチが切り替わり
零となるため、この誤差信号による係数の更新は行われ
ない。
【0052】その後、テープが進み、読み出しヘッド1
02から図3のデータブロックDBを読み出されると、
テープフォーマット検出回路115は、図4(b)に示
すように、“H”レベルの信号を出力する。テープフォ
ーマット検出回路115の“H”レベルの信号が、OR
回路156、期待値生成回路114、係数切り替え回路
134に送られる。“H”レベルの信号がOR回路15
6に入力されると、OR回路を介して、ゲート回路15
7は、図1に示す位置にスイッチが選択される。
【0053】一方、期待値生成回路114では“H”レ
ベルの信号を受けて弁別データを選択し、係数切り替え
回路では、図1の位置にとは逆の位置にスイッチが切り
替わり、小さい帰還係数α2が選択される。これは、前
記適応学習動作が完了した後は、等化回路112は、媒
体、ヘッド等のバラツキを吸収し、最適状態に等化して
おり、この結果、誤差検出回路158からの誤差信号は
大きいことはなく、もし大きな誤差信号が出力されたな
ら、それは一時的なノイズと判断し、無視するためであ
る。
【0054】上記のように小さな帰還係数α2が選択さ
れていると、一時的な大きな誤差信号も乗算回路138
により小さく抑えられ、係数回路130〜132の係数
値を大きく変化させることはない。また、連続して大き
な誤差信号が出力されるドロップアウト時などでは、た
とえ小さい帰還係数α2であっても、誤差が徐々に係数
回路130〜132に帰還される。従って、適応学習動
作後、一時的なノイズ信号には適応せず、ドロップアウ
トなど連続には適応するという最適な動作をする。
【0055】以上のように、 (1)磁気テープフォーマット上のDen ID Ma
rkおよび、IBG領域で正しい期待値信号で適応学習
し、その後データ領域で、弁別回路113から生成され
た期待値信号に切り変えられる、そして、データ領域の
最初から適応学習された最適な適応等化状態で、記録デ
ータの読み取り実行することができる。
【0056】(2)適応等化時は小さい係数α2が選定
され緩やかな適応等化動作を行ないながら、データを読
み出し再生するので、ドロップアウトなどにより一時的
に弁別データのタイミングから生成した期待値の誤りが
発生しても適応等化回路112が誤動作する事はない。
【0057】(3)本実施例の適応等化器によれば、ピ
ークデータパルス監視回路108を備えることにより、
適応学習時においてトーンパターン周期の繰り返しパタ
ーンでない異常入力信号の場合に適応学習動作を一時的
に停止させることができる。ことにより、誤った入力信
号に適応学習動作を追従させることを防止できる。
【0058】前記の実施例では、磁気テープのフォーマ
ット信号に記録された特定パターン信号を用い適応学習
後、適応等化動作する例を示したが、本発明は、前記実
施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない
範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。たと
えば、例えば磁気ディスク、光ディスクなど他の磁気記
録再生装置についても広く適応可能である。
【0059】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。
【0060】本実施例は、特定のフォーマット形式を有
する磁気テープの再生に特に好適である。図5(a)
は、磁気テープのデータブロック間に存在するIBG領
域に記録されている内容を示した図である。磁気テープ
は一般に複数のトラックを有しており、それぞれのトラ
ックはIBG領域を持つ。例えば、奇数番トラックに
は、“オール1”と呼ばれる、データ“1”の連続信号
が記録されており、偶数番号トラックには、トーンパタ
ーンと呼ばれるデータ“1000001”の繰り返し信
号が記録されている。このような構成の場合、奇数番ト
ラックでは波形等化の係数の学習はできないという問題
が生ずる。このため、本実施例では、図6に示すよう
に、第1番トラック用A/D変換回路36、第2番トラ
ック用A/D変換回路37、トラック切り替え回路3
8、それぞれのトラックに対応する適応等化回路39、
40を設ける。
【0061】適応等化回路39,40の適応動作は、図
1に示す実施例の場合と同じであるため、詳細は省略す
る。また、切り替え制御回路41には図1に示す実施例
と同様テープフォーマット検出機能を設ける。
【0062】磁気テープのデータブロックに先だって記
録されたトーンパターン信号とオール“1”データパタ
ーンの組合せにより、IBG領域で有ることをトラック
切り替え制御回路41が検出し、図5(b)に示すよう
に、トラック切り替え信号として、レベル“1”の信号
をトラック切り替え回路38に入力する。レベル“1”
のトラック切り替え信号を受けて、トラック切り替え回
路38は、図6に示される位置に切り替わり、第2番ト
ラック用A/D変換回路37からの信号が第1番トラッ
ク用適応等化回路39に入力される。したがって、図5
(a)に示す、第2番トラックに記録されたトーンパタ
ーン信号が、第1番トラック用適応等化回路39に入力
され、等化回路39の適応学習動作が行われる。その
後、適応学習動作が完了するに十分な時間T後、切り替
え制御回路41からは“0”レベルの信号が出力され、
トラック切り替え回路38は図6とは逆の位置に切り替
えられる。したがって、図5(a)に示す、第1番トラ
ックに記録されたデータ信号が、第1番トラック用適応
等化回路39に入力される。そして、それぞれのトラッ
クに対応したデータ信号により適応動作が行われる。
【0063】以上のように、トラック切り替え回路38
により、本来オール1信号が入力される適応等化回路
に、トーンパターン信号を入力し、適応学習を可能とす
ることができる。また、第1、第2の適応等化回路3
9、40が適応学習動作完了後は、前記図1の実施例と
同様、小さい帰還係数α2による適応動作をする。帰還
係数の設定は、本実施例ではマイクロコンピュータ48
により行う。
【0064】また、各適応等化回路39、40の適応学
習を早めるために、係数値をあらかじめメモリ49に登
録し、適応学習時にこの係数を読みだして初期値として
設定することも可能である。また、切り替え回路38を
設けなくともトラック2の係数をマイコンで読みだして
39に入力するようにしてもよい。以上の如く構成する
ことにより、新しく装着された磁気テープに対し、最適
な等化状態にまで適応する時間を短縮することができ
る。これは、先の係数値には各ヘッドのバラツキを含ん
でいるためであり、その結果、図3の曲線の途中から適
応動作を開始することになるためである。
【0065】尚、メモリ回路49をフロッピーディスク
等を用い不揮発化し、データ再生装置の電源オン直後、
上述のように、各係数値を初期設定することも可能であ
る。
【0066】次に図7〜図9を用いて第3実施例である
波形等化器における異常検出機能について説明する。
【0067】図7(a)、(b)は、磁気テープのデー
タブロックDBおよび、IBG中にドロップアウト等の
異常が存在した場合の動作を説明する図である。
【0068】図1の回路を用いてDen ID Mar
k信号を検出し、大きな帰還係数α1が選択され、適応
学習動作を実行していたとする。その適応学習の途中、
ドロップアウトなどの異常が有ると、各乗算回路125
〜129の係数値の変化が、図9に示すように単調な変
化では無くなる。たとえば、係数値の変化が上下に変動
する。またさらに進むと係数値が予め設定された所定値
を越えるなどの異常が現れる。本実施例では、等化学習
時の誤差信号ejの最大許容範囲である所定値1Aおよ
び、適応等化時の誤差信号ejの最大許容範囲である所
定値2Aを比較し、誤差信号ejが所定値1A、2Aを
超過した場合に適応学習、適応等化を一時停止させるも
のである。
【0069】次に、本実施例の作用について説明する。
まず、時刻Tjにおける入力信号のA/D変換出力値X
jは、トランスバーサルフィルタを有する適応等化回路
61に入力される。そして、等化回路61の出力Yjは
誤差検出回路60に入力され、誤差検出回路60によっ
て等化出力Yjと期待値djとの差、すなわち、誤差信
号ejが出力される。
【0070】さらに、誤差信号ejは比較回路59に入
力され、適応学習時の初期誤差信号の許容値範囲の設定
値1A及び、適応等化時の誤差信号の許容値範囲の設定
値2Aと比較される。同時に、誤差信号ejはゲート5
8にも入力され、比較器59の出力によりゲートされ
る。すなわち、図9のように適応学習時の誤差信号ej
が所定値1Aより大なる時、適応等化時の誤差信号ej
が所定値2Aより大なる時、ゲート58が閉じ零が出力
される、一方誤差信号ejが所定値1A、2Aより小な
る時、または、等しい時、ゲート58が開いて誤差信号
ejと同じ値が出力される。
【0071】さらに、ゲート58の出力は各々係数回路
130〜132に入力され、係数回路130〜132
は、図1の実施例で述べた適応アルゴリズムにより係数
の更新を行い、等化器61の等化特性を変化させる。こ
の場合に、ゲート58が閉じ零が出力されている期間
は、等化回路61の出力が最も目的に沿う形となってい
ると判断するため、等化回路61の特性を変化させるこ
とがない。これにより、最大許容範囲より大きい入力信
号xj追従することなく、所定値1A、2A以下の入力
信号Xjにのみ適応学習、適応等化動作を追従させ、ド
ロップアウトなどに起因する、適応等化動作の誤動作を
防止することができる。
【0072】本実施例では、誤差信号egの大小を監視
により適応学習、適応等化動作を停止する例について述
べたが、誤差信号egの代わりに読みだし信号の振幅の
エンベロープ値を監視し、ドロップアウトなどでエンベ
ロープの振幅値が所定値を下回った場合に適応学習、適
応等化を停止させることも可能である。
【0073】なお、異常値の検出は、例えば、複数の適
応等化回路の係数を読み出して比較することにより行な
うこともできる。図8の例では、説明を簡単にするた
め、二つの回路44、45を示すが、実際には、多数の
回路を用いるので、これらの比較により、異常を容易に
検出できる。
【0074】次に、本発明の第4実施例について説明す
る。
【0075】以下の実施例では、テープ走行方向が変化
可能な磁気テープ装置におけるデータ再生装置について
説明する。。
【0076】図10は、本発明の第4実施例の構成を示
すブロック図である。同図において、8は複数トラック
を有する磁気テープ、1は磁気ヘッド、203は自動利
得可変増幅器(AGC)、204はアナログデジタル変
換器(A/D)、205は適応等化回路、206、20
7は遅延回路、208〜210は乗算器、211は加算
器、212は読み出し信号と期待値とを比較する比較
器、213は乗算器の乗数を生成する係数生成回路、2
14〜216は係数を記憶する係数記憶回路、217は
等化回路の内部制御を行なう演算処理回路(MPU)、
218はMPU217のプログラムなどが記憶された読
み出し専用メモリ(ROM)、219はMPU217の
作業領域である読み書き可能形メモリ(RAM)、22
0は磁気テープ走行方向をMPU217に知らせる入力
ポート、221はMPU217が各回路を制御するため
に使用するシステムバスである。
【0077】磁気ヘッド1は、磁気テープ8に記録され
た複数のトラックのうち1トラックだけの磁気情報を読
み取り、電気信号に変換する。読み取られた電気信号
は、磁気テープ8の媒体や磁気ヘッド1の特性変動によ
る信号振幅の変動を吸収するため、AGC203により
一定信号振幅に安定化し、A/D204に入力される。
A/D204は、アナログの読み取り信号をデジタル化
し、デジタル回路で構成された適応等化回路205に入
力される。
【0078】適応等化回路205は、遅延回路206〜
207、乗算器208〜210、および加算器211か
ら成る非巡回形デジタルフィルタと、出力値と出力の期
待値を比較する比較器212と、これにより、得られた
誤差量から乗算器208〜210の係数を算出する係数
生成回路213と、各係数値を一時的に保存し、MPU
217から各係数を読み書き可能にする係数記憶回路2
14〜216とから構成されている。
【0079】非巡回形デジタルフィルタは、乗算器20
8〜210の係数、すなわち、係数記憶回路214〜2
16から出力される係数値a0〜a2によって、周波数特
性が決定される。係数値a0〜a2は、非巡回形デジタル
フィルタの出力信号と出力の期待値とが一致するまで変
化し、最終的には各係数値a0〜a2はある値に落ちつ
く。したがって、読み取り信号の周波数特性に因らず期
待値に一致するように、適応等化回路の周波数特性が決
定され、読み取り信号に対する等化回路の出力特性を一
定する。
【0080】このような等化回路の各係数値a0〜a2
は、システムバス221を介してMPU217が読み書
き可能な構成となっている。係数記憶回路214〜21
6は、基本的に同一の構成となっており、MPU217
からは参照されるアドレスのみが異なるだけである。そ
の構成は、係数記憶回路214を例に取ると、図11の
ようになる。
【0081】アドレスバス221a、データバス221
b、IOWC221c、IORC221dは、システム
バス221中の信号路であり、MPU217から信号が
出力される。各係数記憶回路214〜216には、異な
るアドレスが割り付けられており、MPU217は、制
御の対象とする係数記憶回路214〜216のアドレス
をアドレスバス221aに送出する。
【0082】デコーダ222は、アドレスバス221a
のアドレス情報が係数記憶回路214のアドレスであっ
た場合、セレクト信号csをアクティブにし、そうでな
い場合には、インアクティブにする。
【0083】セレクト信号csがインアクティブの場
合、選択回路223、224は、係数入力とラッチパル
スを選択し、記憶回路226に伝える。したがって係数
入力は、ラッチパルスによって記憶回路226に記憶さ
れ、係数出力として乗算器208に出力される。
【0084】一方、セレクト信号csがアクティブの場
合、MPU217は、係数記憶回路214の係数値を、
読み書きするために、IORC信号、IOWC信号のど
ちらかをアクティブにする。MPU217が係数値を読
み出す場合、セレクト信号csとIORC信号がアクテ
ィブとなり、AND回路225は、ゲート回路227を
ONにして、係数出力値をデータバス221bに出力す
るように動作する。MPU217は、データバス221
b上の値を受け取り、係数記憶回路214の係数値を知
る。
【0085】また、MPU217が係数値を書き込む場
合、MPU217は、書き込む係数値をデータバス22
1b上に出力し、IOWC信号をアクティブにする。選
択回路223、224は、セレクト信号csがアクティ
ブのために、データバス221b上の値とIOWC22
1c上の信号を記憶回路226に伝える。したがって、
記憶回路226は、MPU217の出力した係数値を記
憶することになる。
【0086】このような構成にすることで、係数記憶回
路214〜216は、MPU217から読み書き可能に
なる。
【0087】このMPU217の読み書き動作は、順方
向/逆方向選択信号FBが変化した時に行なわれる。M
PU217は、ROM218に記憶されたプログラムに
より、入力ポート220を介して順方向/逆方向選択信
号FBの状態を監視し、順方向から逆方向に変化した場
合、図12に示す手順で、順方向の係数値をもとに逆方
向の係数値を算出する。
【0088】テープ走行方向が順方向(FWD)から逆
方向(BWD)方向に変化したことを検出すると(ステ
ップ1301)、MPU217は、各々の係数記憶回路
214〜216の係数をシステムバス221を介してR
AM219のFWD係数領域に転送する(ステップ13
02)。次に、ステップ1303に進み、これらFWD
係数領域の係数anはΣ(an×TBLn)→an´に
従って、あらかじめ用意された演算テーブルの内容TB
Lnと掛け合わせ、それらの合計を求める演算を行な
う。この結果an´をRAM219のBWD係数領域に
格納する。この演算テーブルは、例えば、ROM218
またはRAM219に設けることができる。
【0089】例えば、BWD係数a0´を求める場合、
FWD係数a0、a1、a2に演算テーブルの値をTBL0
0、TBL01、TBL02を掛け、これらの合計で求め
る。また、同様に、BWD係数a1´、a2´について
も、他の演算テーブルTBL10〜TBL12、TBL20〜
TBL22を使って求める。このように求められたBWD
a0´、a1´、a2´はMPU217によってBWD係
数領域から係数記憶回路214〜216に転送される。
【0090】この時、演算テーブルの値TBLnは、順
方向周波数特性に対して逆方向周波数特性の相対的な違
いを求めるものである。例えば、図13に示すように、
等化回路に求められる周波数特性は、磁気テープや磁気
ヘッドの特性に影響され、順方向および逆方向とを、
(I)や(II)のような特性になる。
【0091】この磁気テープや磁気ヘッドの特性の違い
は、順方向周波数特性と逆方向周波数特性とに一様に影
響を与えている。このため、順方向および逆方向周波数
特性の相対特性は、磁気テープや磁気ヘッドの特性の違
いによらず一定となる。この特性を、演算テーブルの数
値に置き換えると、順方向周波数特性から逆方向周波数
特性を算出できる。
【0092】この例を更に詳しく説明したのが、図14
のフローチャートである。
【0093】MPU217は、入力ポート220を介し
て順方向/逆方向選択信号FBの状態を監視し(ステッ
プ1601)、順方向から逆方向に切り換わった場合
に、各係数a 〜a をRAM219のFWD係数領域に
転送し、次いで、BWD係数領域の係数を係数記憶回路
214〜216に転送する(ステップ1602、160
3)。一方、逆方向から順方向に切り換わった場合には
(ステップ1604)、各係数a0〜a2をBWD係数領
域に転送し、FWD係数領域の係数を係数記憶回路21
4〜216に転送する(ステップ1605、160
6)。また、順方向/逆方向選択信号FBが変化しない
場合には、MPU217は、この処理を行なわない(ス
テップ1604)。
【0094】このように、順方向/逆方向選択信号FB
が変化した場合に、係数記憶回路214〜216とRA
M219の係数領域とを、テープ走行方向により入れ換
える。このため、RAM219のFWD/BWD係数領
域には、テープ走行方向に対応した学習後の係数が記憶
され、等化回路の周波数特性を決定する。
【0095】次に、本発明の第4の実施例の代案回路を
図15を使って説明する。
【0096】本実施例は、複数トラックからの再生信号
を補正する適応等化回路を簡単に実現するものである。
説明の都合上、トラック間の磁気テープや磁気ヘッドな
どの特性は、すべて同一に変化するものとする。
【0097】図15は、本実施例の構成図を示すもので
ある。
【0098】同図において、251および252は非巡
回形デジタルフィルタ、それ以外のものは、図10に示
すものと同一である。
【0099】各磁気ヘッド2は、磁気テープ8に対し
て、縦方向(テープ走行方向)に配置されており、複数
のトラックから対応した磁気信号のみを電気信号に変換
する。この電気信号は、AGC203、A/D204を
介して等化回路に送られ、磁気テープ8や磁気ヘッド1
などの周波数特性を補正する。1トラック目の等化回路
は、前述した適応等化回路5であって、読み出し信号と
期待値とが同一になるように、各乗算器208〜210
の係数a0〜a2を変化させ、最終的に磁気テープ8や磁
気ヘッド1の周波数特性を補正する係数a0〜a2を得
る。
【0100】この時、磁気テープ8や各磁気ヘッド1の
周波数特性は同一であるために、他のトラックの等化回
路は、1トラック目の等化回路の周波数特性と同じで良
い。したがって、他のトラックの等化回路は、適応等化
回路205のうち遅延回路206、207、乗算器20
8〜210、加算器211で非巡回形デジタルフィルタ
251、252を構成し、各乗算器208〜210の係
数は、1トラック目の係数a0〜a2をそのまま使用す
る。
【0101】これにより、各トラックごとの等化回路
は、同一の周波数特性を有し、その特性は、磁気テープ
や磁気ヘッドの周波数特性の違いを吸収するものとなっ
ている。
【0102】本実施例によれば、各トラックごとに適応
等化回路を設ける必要がなくなり、比較器、係数生成回
路、記憶回路部分の回路規模を低減できる。
【0103】
【発明の効果】データ再生装置において、データ再生系
の特性の変動に対応して等化回路を適応させることがで
きるとともに、多トラックの場合にも対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の構成を示す回路図。
【図2】上記実施例において好適に用いられるピークデ
ータ間隔監視回路のタイムチャートを示す図。
【図3】適応学習による係数の時間変化特性を示すグラ
フ。
【図4】(a),(b)は本実施例で用いられる磁気テ
ープのフォーマットおよびこれに対応する係数切り替え
信号を示す説明図。
【図5】(a),(b)は磁気テープのデータブロック
間に存在するインターブロックギャップに記録されてい
る内容および、それに対応するトラック切り替え信号を
示した説明図。
【図6】本発明の第2実施例による磁気テープ装置のデ
ータ再生装置を示すブロック図。
【図7】(a),(b)は磁気テープのデータブロック
および、IBG領域にドロップアウト等の異常が存在し
た場合の状態をしめす説明図。
【図8】本発明の第3実施例の構成を示すブロック図。
【図9】異常発生時の誤差信号の時間変化特性を示すグ
ラフ。
【図10】図10は、本発明の第4実施例の構成を示す
ブロック図。
【図11】上記実施例において用いられる係数記憶回路
の一実施例の構成を示す論理回路図。
【図12】第4実施例において用いられるMPUの動作
を示すフローチャート。
【図13】(a),(b)は磁気テープの双方向走行時
の周波数特性の差を示すグラフ。
【図14】本発明の第4実施例の動作を示すフローチャ
ート。
【図15】本発明の第4実施例の変形例の構成を示すブ
ロック図。
【符号の説明】
101…磁気テープ、102…ヘッド、103…プリア
ンプ、104…微分回路、105…ピークデータパルス
生成回路、106…基準クロック回路、107…NAN
D回路、108…ピークデータ監視回路、109〜11
0…A/D変換回路、111…減算回路、112…適応
等化回路、113…データ弁別回路、114…期待値生
成回路、115…テープフォーマット検出回路、116
〜121…遅延回路、125〜129…乗算回路、13
0〜132…係数更新回路、134…係数切替回路、1
35〜136…帰還回路、137〜138…乗算回路、
139〜140…遅延回路、141〜142…加算回
路、143…遅延回路、144…OR回路、145…パ
ルス監視回路、146…トーンパターン検出回路、14
7〜150…AND回路、151〜152…OR回路、
153〜155…期待値。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03H 21/00 7037−5J (72)発明者 宮坂 秀樹 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所小田原工場内 (72)発明者 美濃島 智 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所小田原工場内 (72)発明者 舘内 嗣治 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マイクロエレクトロニク ス機器開発研究所内 (72)発明者 岩渕 一則 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マイクロエレクトロニク ス機器開発研究所内 (72)発明者 高師 輝実 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マイクロエレクトロニク ス機器開発研究所内 (72)発明者 松並 直人 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マイクロエレクトロニク ス機器開発研究所内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体からのデータを読取る読取手段
    と、 該読取手段によって読取られた信号波形の最適化を図る
    ものであって複数の遅延器と、遅延器の出力を乗算する
    乗算器を含む適応等化手段と、 前記適応等化回路の出力信号を弁別し、上位装置に出力
    する弁別手段と、 前記読取手段の出力から記録媒体に書き込まれた信号の
    パターンを認識するフォーマット検出手段と、 前記弁別手段の出力値とフォーマット検出手段の出力を
    もとに、読取られた信号波形の期待値を作成する期待値
    生成手段と、 前記適応等化手段の出力値と前記期待値生成手段の出力
    値の差から誤差信号を生成して前記適応等化回路にフィ
    ードバックする誤差検出手段とを有し、 前記適応等化手段の乗算器は誤差信号によってその乗算
    計数が変化させられることを特徴とするデータ再生装
    置。
  2. 【請求項2】前記データ再生回路において、さらに前記
    読取手段の出力を監視して異常値を検出し、異常値が検
    出された場合に前記誤差検出手段のフィードバックを停
    止させる監視回路を有することを特徴とする請求項1に
    記載のデータ再生装置。
  3. 【請求項3】前記適応等化手段は、前記乗算器のそれぞ
    れの乗算係数を設定する係数回路と、前記乗算器の出力
    の累積値を算出する加算回路とを有し、前記係数回路の
    設定値によって前記適応等化手段の等化特性を決定する
    ことを特徴とする請求項2に記載のデータ再生装置。
  4. 【請求項4】記録媒体からのデータを読取る読取手段
    と、 読取手段によって読取られた信号波形の最適化を図るも
    のであって複数の遅延器と、遅延器の出力を乗算する乗
    算器を含む適応等化手段と、 前記適応等化回路の出力信号を弁別し、上位装置に出力
    する弁別手段と、 前記読取手段の出力から記録媒体に書き込まれた信号の
    パターンを認識するフォーマット検出手段と、 弁別手段の出力値とフォーマット検出手段の出力をもと
    に、読取られた信号波形の期待値を作成する期待値生成
    手段と、 前記適応等化手段の出力値と前記期待値生成手段の出力
    値の差から誤差信号を生成して前記適応等化回路にフィ
    ードバックする誤差検出手段と、;上記フィードバック
    の帰還割合を切替えるものであって、上記ファーマット
    検出回路が特定の信号パターンを検出したときにフィー
    ドバックの帰還割合を大きく設定する切替手段を有する
    データ再生装置。
  5. 【請求項5】前記期待値生成回路は予め基準となる期待
    値の値を保持するメモリ手段を有し、前記フィードバッ
    クの帰還割合が大きく設定された際にはメモリ手段に格
    納されたデータを期待値として出力することを特徴とす
    る請求項4に記載のデータ再生装置。
  6. 【請求項6】前記適応等化手段は、前記乗算器のそれぞ
    れの乗算係数を設定する係数回路と、前記乗算器の出力
    の累積値を算出する加算回路を有し、前記係数回路の設
    定値によって前記適応等化手段の等化割合を決定するこ
    とを特徴とする請求項4に記載のデータ再生装置。
  7. 【請求項7】前記データ再生装置はさらに、前記係数回
    路の係数を設定する設定回路、前記設定する係数を記憶
    する記憶手段を有し、前記設定手段はデータ再生回路の
    起動時に前記記憶手段から前記係数の初期値を読み出し
    て前記係数回路に設定することを特徴とする請求項4に
    記載のデータ再生装置。
  8. 【請求項8】前記データ再生回路はさらに、前記データ
    再生回路の動作モードを検出するモード検出手段を有
    し、モードが変更されたときに前記記憶手段から前記係
    数を読み出して前記係数回路の係数を更新することを特
    徴とする請求項7に記載のデータ再生装置。
  9. 【請求項9】複数の記録トラックが定義された記録媒体
    からのデータを読取る磁気ヘッドと、 前記各々の磁気ヘッドに対応して設けられるものであっ
    て、その適応特性を変化させることによって読取られた
    信号波形の最適化を図る適応等化手段と、 前記適応等化回路の各々の出力信号を弁別し、上位装置
    に出力する複数の弁別手段と、 弁別手段の出力値をもとに、前記適応等化回路の各々に
    フィードバック信号を作成する手段と、 前記1つの磁気ヘッドからの読取りデータを他の磁気ヘ
    ッドに対応する適応等化手段に出力する切替手段とを有
    し、 前記少なくとも1つの適応等化手段は前記切替えて入力
    された他の磁気ヘッドからのデータにもとづいて適応等
    化特性の変更を行うことを特徴とするデータ再生装置。
  10. 【請求項10】前記適応等化手段は複数の遅延器と、前
    記遅延器の出力を乗算する乗算器と、前記乗算器のそれ
    ぞれの乗算係数を設定する係数回路と、前記乗算器の出
    力の累積値を算出する加算回路を有し、前記係数回路の
    設定値によって前記適応等化手段の適応等化特性の変更
    を行うことを特徴とする請求項9に記載のデータ再生装
    置。
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