JPH0481181A - ビデオディスク再生装置 - Google Patents

ビデオディスク再生装置

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JPH0481181A
JPH0481181A JP2194582A JP19458290A JPH0481181A JP H0481181 A JPH0481181 A JP H0481181A JP 2194582 A JP2194582 A JP 2194582A JP 19458290 A JP19458290 A JP 19458290A JP H0481181 A JPH0481181 A JP H0481181A
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signal
disk
disc
tracks
video
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Kan Ebisawa
観 海老澤
Hiroo Takahashi
宏雄 高橋
Kenji Hori
堀 建二
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、高精細度ビデオ信号が記録されているディ
スクを再生できるビデオディスク再生装置、特に、標準
精細度ビデオ信号等の他のビデオ信号が記録されている
ディスクも再生できるようにしたビデオディスク再生装
置に関する。
〔発明の概要〕
請求項(1)の発明は、渦巻或いは同心円状のトラック
に、FM変調ビデオ信号が記録されたディスク状記録媒
体を再生するビデオディスク再生装置において、トラッ
クの径方向で近接する少なくとも2本のトラックを同時
に読み出すピックアップ装置と、ピックアップ装置から
の2本のトラックの夫々と対応する第1及び第2の再生
信号が供給される第1及び第2のイコライザと、第1及
び第2のイコライザの少なくとも一方の特性を制御する
回路とを備えたビデオディスク再生装置である。
請求項(2)の発明は、請求項(1)と同様のビデオデ
ィスク再生装置において、ピックアップ装置からの2本
のトラックの夫々と対応する第1及び第2の再生信号が
供給される第1及び第2の時間軸補償器と、第1及び第
2の再生信号の少なくとも一方から、その時間軸変動分
を有するクロック信号を生成し、クロック信号を第1及
び第2の時間軸補償器に与える回路とを備え、クロック
信号生成回路が複数個設けられ、ディスク状記録媒体の
種類に応じて、クロック信号生成回路を選択的に切り替
えるようにしたビデオディスク再生装置である。
請求項(1)及び(2)のビデオディスク再生装置は、
HDTVディスク、NTSCディスク、MUSEディス
ク等の異なる種類のビデオディスクを再生できる。
〔従来の技術〕
新たなテレビジョン放送の方式の一つとして高精細度テ
レビジョン(HDTVと略称する)が提案されている。
HDTVのテレビジョンカメラの出力は、R,G、Bの
各原色信号が30MHzの帯域を有している。この帯域
の信号が圧縮処理されて、−例として輝度信号の帯域が
22MHz、二つの色差信号の帯域が6MHzのコンポ
ーネント信号が形成される。このコンポーネント信号を
光学式のビデオディスクに記録する時に、輝度信号の時
間軸伸長処理、色差信号の時間軸圧縮及び線順次化処理
がなされて2チヤンネルの記録信号が形成され、各チャ
ンネルの記録信号がFM変調されてから2トラツクに分
割して記録される。
第5図は、先に提案されているHDTVのビデオディス
クを再生するための再生回路を示す。第5図において、
1が光学式のディスクを示し、その−面或いは両面には
、所定のピッチで渦巻トラックが形成されている。ディ
スクlがスピンドルモータ2でCLVで回転されるよう
に、スピンドルサーボ回路3が設けられている。4が光
ヘッドである。光ヘッド4は、図示せずも、リニアモー
タ等の送りモータによりディスク1の径方向に移動可能
とされている。光ヘッド4と関連してヘッドの送りサー
ボ、トラッキングサーボ、フォーカスサーボのためのピ
ックアップサーボ回路5が設けられている。
光へラド4は、回折により1本のレーザビームからディ
スク1の径方向で僅かにずれた位置に3個のレーザビー
ムを生成する。中心のビームのスポットが隣接する2本
のトラックの境界に位置し、両側のサイドビームのスポ
ットが各トラックの中心に位置するように、トラッキン
グがなされる。
センタービームに比して、サイドビームの光強度が大き
くされる。2個のサイドビームにより2本のトラックが
夫々再生され、センタービームと一方のサイドビームの
再生出力の差と、センタービームと他方のサイドビーム
の再生出力の差とを使用してトラッキング制御がなされ
る。このように、ディスク1は、2本のトラックを単位
として並列的に再生される。
2個のサイドビームの再往出力を夫々第1チヤンネル及
び第2チヤンネルと称すると、第1チヤンネルの再生R
F信号がアンプエ1に供給され、第2チヤンネルの再生
RF信号がアンプ21に供給される。アンプ11の出力
信号がバイパスフィルタ12及びRFイコライザ13を
介してFM復調器14に供給される。RFイコライザI
3は、FM変調信号のセンターキャリア周波数付近のゲ
インが下がることを補償するもので、例えばコサインカ
ーブの周波数特性を持つものである。FM復調器14の
復調出力として、第1チヤンネルの時分割多重信号が得
られる。
FM復調器14の復調出力がA/D変換器15でディジ
タル信号に変換される。A/D変換器16の出力信号が
TBC(時間軸補償器)15に供給される。TBC16
は、時間軸変動分の補償量に関係した容量のメモリとメ
モリ制御回路とから構成されている。再生信号と同じ時
間軸変動分を有する書き込みクロックWCKにより、T
BCI6のメモリに対して時分割多重信号が書き込まれ
、基準の読み出しクロックRCKにより再生コンポーネ
ント信号がメモリから読み出される。TBC16で時間
軸変動分が除去された時分割多重信号がビデオ信号処理
回路29及びオーディオ信号処理回路30に夫々供給さ
れる。
第2チヤンネルの再生RF信号も、上述の第1チヤンネ
ルの再生RF信号と同様に、アンプ21、バイパスフィ
ルタ22及びRFイコライザ23を介してFM復調器2
4に供給される。FM復調器24からの第2チヤンネル
の時分割多重信号がA/D変換器25及びTBC26を
介してビデオ信号処理回路29及びオーディオ信号処理
回路30に夫々供給される。
一方のFM復調器、この例では、FM復調器24の復調
出力が同期分離回路27に供給され、再生水平同期信号
が分離される。この再生水平同期信号がPLL2Bに供
給され、水平周波数の整数倍の周波数で、再生水平同期
信号と同じ位相変動分を持つ書き込みクロックWCKが
PLL28により生成される。この書き込みクロックW
CKがTBC16及び26に夫々供給される。
HD T Vのコンポーネント信号は、20MHzの帯
域幅の輝度信号Yと、帯域幅が夫々6MHzの色差信号
CRとCBとからなり、各信号に対して水平同期信号が
付加されている。ディスク1にかかるコンポーネント信
号を記録する時に、1水平期間の輝度信号Yが573倍
に時間軸伸長され、色差信号CR,CBがA倍に時間軸
圧縮される。色差信号は、更にCR及びCBが1水平期
間毎に交互に位置する線順次色差信号に変換される。元
の水平期間の2倍の時間が記録信号の水平期間とされ、
この新たな水平期間に時間軸伸長された輝度信号Y及び
時間軸圧縮された線順次色差信号CR又はCBが時分割
多重で挿入される。−例として、第1チヤンネルのトラ
ックとして、奇数番目の輝度信号Y1、Y3、Y5、・
・・と色差信号CBI、CR2、CB5、・・・とが夫
々時分割多重された信号が記録される。第2チヤンネル
のトラックとして、偶数番目の輝度信号Y2、Y4、Y
6、・・・と色差信号CB3、CR4、CB7、・・・
とが夫々時分割多重された信号が記録される。
上述のようなHDTVのコンポーネント信号の記録方式
は、本願出願人の提案にかかわる特願昭63−3354
42号明細書により詳細に述べられている。
ビデオ信号処理回路29は、輝度信号及び色差信号の分
離、輝度信号の時間軸圧縮、色差信号の時間軸伸長、色
差信号の補間等の処理を行う。第1チヤンネル及び第2
チヤンネルの時分割多重信号がこのビデオ信号処理回路
29によりディジタルコンポーネント信号(Y、CR,
CB)に変換される。コンポーネント信号がD/A変換
器31によりアナログのコンポーネント信号に変換され
、出力端子32に再生コンポーネント信号が取り出され
る。
PCMオーディオ信号は、垂直ブランキング期間内に時
間軸圧縮されて挿入されている。オーディオ信号処理回
路30は、このPCMオーディオ信号の分離、時間軸伸
長、エラー訂正等の処理を行い、2チヤンネルのディジ
タルオーディオ信号を出力する。この再生ディジタルオ
ーディオ信号がD/A変換器33でアナログ信号に変換
され、出力端子34に取り出される。
〔発明が解決しようとする課題] 上述のHDTVのビデオディスクを再生する装置は、従
来では、互換性がないために、HDTVディスク専用の
装置であった。従って、標準精細度のビデオディスクを
再生する時には、高精細度及び標準精細度の両者の再生
が可能な映像モニタに対して、高精細度のビデオディス
ク再住装置と標準精細度のビデオディスク再生装置とを
接続する必要があった。
従って、この発明の目的は、高精細度のビデオディスク
と標準精細度のビデオディスク等の他のビデオディスク
との両者を再生できるように互換性を有するビデオディ
スク再生装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段〕 請求項(1)の発明は、渦巻或いは同心円状のトラック
に、FM変調ビデオ信号が記録されたディスク状記録媒
体(1)を再生するビデオディスク再生装置において、 トラックの径方向で近接する少なくとも2本のトラック
を同時に読み出すピックアップ手段(4)と、 ピックアップ手段(4)からの2本のトラックの夫々と
対応する第1及び第2の再生信号が供給される第1及び
第2のイコライザ(23A、23B)と、 第1及び第2のイコライザ(23A、23B)の少なく
とも一方の特性を制御する手段(41)と を備えたビデオディスク再生装置である。
請求項(2)の発明は、渦巻或いは同心円状のトラック
に、FM変調ビデオ信号が記録されたディスク状記録媒
体(1)を再生するビデオディスク再生装置において、 トランクの径方向で近接する少なくとも2本のトラック
を同時に読み出すピックアップ手段(4)と、 ピックアップ手段(4)からの2本のトラックの夫々と
対応する第1及び第2の再生信号が供給される第1及び
第2の時間軸補償器(16C126)と、 第1及び第2の再生信号の少なくとも一方から、その時
間軸変動分を有するクロック信号を生成し、クロック信
号を第1及び第2の時間軸補償器(16C126)に与
える手段(28A、28B)とを備え、 クロック信号生成回路が複数個設けられ、ディスク状記
録媒体(1)の種類に応じて、クロック信号生成回路(
28A、28B)を選択的に切り替えるようにしたビデ
オディスク再生装置である。
〔作用〕
再生されるディスク1の種類、即ち、記録されているカ
ラービデオ信号がNTSC信号、MUSE信号、HDT
V信号等の違いに応じてRFイコライザが最適なものに
切り替えられる。また、ディスク1の再生信号には、時
間軸変動分が含まれているので、これを除去するための
時間軸補償器が設けられている。記録されている信号と
同期した書き込みクロックを形成するために、再生信号
に適した書き込みクロックを形成する回路が設けられて
いる。イコライザ或いは書き込みクロック形成回路を切
り替えることにより、複数の種類のディスクの再生が可
能な互換性が得られる。
〔実施例〕
以下、この発明について説明する。
下記の順序に従ってなされる。
a、一実施例 す、他の実施例 C0変形例 この説明は、 a、−実施例 第1図は、この一実施例の再生回路の構成を示し、第2
図は、記録信号の周波数配置を示す。この一実施例は、
標準精細度のビデオ信号としてのNTSC方式のカラー
ビデオ信号が記録されているディスク(NTSCディス
クと称する)と高精細度のカラービデオ信号の伝送用の
信号であるMUSE信号が記録されているディスク(M
USEディスクと称する)とHDTV信号が記録されて
いるディスク(HDTVディスクと称する)との3種類
のディスクの再生を可能としたものである。
第1図において、1が光学式のディスクを示し、その−
面或いは両面には、所定のピッチで渦巻トラックが形成
されている。このディスク1は、NTSCディスク、M
USEディスク或いはHDTVディスクの何れかである
第2図を参照して各方式のディスクの記録信号について
説明する。第2図Aは、NTSCディスクの記録信号で
ある。コンポジットカラービデオ信号は、シンクチップ
レベルで7.6MHz、白レベルで9.3MHzの周波
数となるようにFM変調される。オーディオ信号は、二
つのチャンネルが夫々2.3MHz、2.8M七のキャ
リア周波数でFM変調される。更に、コンパクトディス
クと同様の信号処理がされたPCMオーディオ信号が記
録される。従って、ディスクには、FM変調信号SVa
、FM変調オーディオ信号AFL、AF2及びPCMオ
ーディオ信号DAが周波数多重されて記録されている。
第2図Bは、MUSEディスクの記録信号である。輝度
信号及び色差信号が所定の配置とされたMUSE信号が
黒レベルでilMHz、白レベルで15MHzとなるよ
うにFM変調される。MUSE信号中に含まれる同期信
号は、NTSC方式と同一の方式で分離できないために
、FM変調信号Svbの帯域のより低域側に2.278
MHzのパイロット信号(例えば正弦波)SPが挿入さ
れている。
第2図Cは、HDTVディスクの記録信号である。HD
TVのコンポーネント信号は、20MHzの帯域幅の輝
度信号Yと、帯域幅が夫々6MHzの色差信号CRとC
Bとからなり、各信号に対して水平同期信号が付加され
ている。この時間軸伸長された輝度信号Yと時間軸圧縮
された色差信号CR及びCBが時分割多重され、2チヤ
ンネルの記録信号が形成される。この信号処理は、従来
のHDTVのディスクと同様である。そして、各チャン
ネルのコンポーネント信号がシンクチンプレベルで15
.43MHz、白レベルで17.17MHzとなるよう
にFM変調され、FM変調信号SVcが形成されている
上述のNTSCディスク、MUSEディスク、HDTV
ディスクの何れかがディスク1として再生される。この
ディスク1がスピンドルモータ2で回転されるように、
スピンドルサーボ回路3が設けられている。4が光ヘッ
ドである。光ヘッド4は、図示せずも、リニアモータ等
の送りモータによりディスク1の径方向に移動可能とさ
れている。光ヘッド4と関連してヘッドの送りサーボ、
トラッキングサーボ、フォーカスサーボのためのピック
アップサーボ回路5が設けられている。
再生されるディスクの種類によって、回転速度、CAV
/CLVのサーボの違いがあるので、スピンドルサーボ
回路3に対しては、ディスク1の種類に応じた制御信号
Uが供給される。また、ピックアップサーボ回路5に対
しても、ディスク1の種類に応じた制御信号Vが供給さ
れる。ピックアップサーボ回路5のディスクの種類に応
じた切り替えは、省略することができる。これらの制御
信号は、コントローラ40で生成される。コントローラ
40は、後述のセレクタに対する制御信号S及びTBC
の読み出し側のクロックRCKも生成する。
光ヘッド4は、回折により1本のレーザビームからディ
スク1の径方向で僅かにずれた位置に3個のレーザビー
ムを生成する。中心のビームのスポットが隣接する2本
のトラックの境界に位置し、両側のサイドビームのスポ
ットが各トラックの中心に位置するように、トラッキン
グがなされる。
センタービームに比して、サイドビームの光強度が大き
くされる。2個のサイドビームにより2本のトラックが
夫々再生され、センタービームと一方のサイドビームの
再生出力の差と、センタービームと他方のサイドビーム
の再生出力の差とを使用してトラッキング制御がなされ
る。
HDTVディスクは、上述のように、2本のトラックを
単位として並列的に再生される。しかし、NTSCディ
スク及びMUSEディスクは、2トラック並列方式では
ないので、一方のサイドビームの読み出し出力のみが使
用され、このために、一方のサイドビームがディスク1
のトラックを連続的に走査するように、光ヘッド4がデ
ィスク1上を送られる。
ディスク1がHDTVディスクの場合の再生処理を最初
に説明する。2個のサイドビームの再生出力を夫々第1
チヤンネル及び第2チヤンネルと称すると、第1チヤン
ネルの再生RF信号がアンプ11Cに供給され、第2チ
ヤンネルの再生RF信号がアンプ21に供給される。ア
ンプIICの出力信号がバイパスフィルタ12C及び再
生イコライザ13Cを介してFM復調器14Cに供給さ
れる。再生イコライザ13Cは、FM変調信号のセンタ
ーキャリア周波数付近のゲインが下がることを補償する
もので、例えばコサインカーブの周波数特性を持つもの
である。FM復調器14Cの復調出力として、第1チヤ
ンネルの時分割多重信号が得られる。
FM復調器14Cの復調出力がA/D変換器15Cでデ
ィジタル信号に変換される。A/D変換器15Cの出力
信号がTBC(時間軸補償器)16Cに供給される。T
BC16Cは、時間軸変動分の補償量に関係した容量の
メモリとメモリ制御回路とから構成されている。再生信
号と同し時間軸変動分を有する書き込みクロックWCK
により、TBC16Cのメモリに対して時分割多重信号
が書き込゛まれ、基準の読み出しクロックRCKにより
再生コンポーネント信号がメモリから読み出される。T
BC16Cで時間軸変動分が除去された時分割多重信号
がビデオ信号処理回路29C及びオーディオ信号処理回
路30Cに夫々供給される。
第2チヤンネルの再生RF信号がアンプ21を介してバ
イパスフィルタ22に供給される。バイパスフィルタ2
2の出力には、FM変調信号S■Cが発生する。バイパ
スフィルタ22の出力信号がイコライザ13Cと同様の
特性のイコライザ23Cに供給され、イコライザ23C
の出力信号がセレクタ41で選択される。
セレクタ41の出力信号がFM復調器24に供給される
。FM復調器24からの第2チヤンネルの復調信号がA
/D変換器25及び同期分離回路27Cに供給される。
A/D変換器25の出力信号がTBC26に供給される
。TBC26で時間軸変動分が除去された第2チヤンネ
ルのディジタル信号が第1チヤンネルのディジタル信号
と共にビデオ信号処理回路29C及びオーディオ信号処
理回路30Cに夫々供給される。
同期分離回路27Cで分離されたHDTV方式の再生水
平同期信号がセレクタ42を介してPLL28Cに供給
され、水平周波数の整数倍の周波数で、再生水平同期信
号と同じ位相変動分を持つ書き込みクロックWCKがP
” L L 28 Cにより生成される。この書き込み
クロックWCKがTBC16C及び26に夫々供給され
る。
ビデオ信号処理回路29Cは、輝度信号及び色差信号の
分離、輝度信号の時間軸圧縮、色差信号の時間軸伸長、
色差信号の補間等の処理を行う。
第1チヤンネル及び第2チヤンネルの時分割多重信号が
このビデオ信号処理回路29CによりHDTVのディジ
タルコンポーネント信号(Y、CR。
CB)に変換される。コンポーネント信号がD/A変換
器31Cによりアナログのコンポーネント信号に変換さ
れる。このHDTVの再生コンポーネント信号がセレク
タ43で選択され、その出力端子32Cに再生コンポー
ネント信号が取り出される。
HDTVディスクでは、PCMオーディオ信号が垂直ブ
ランキング期間内に時間軸圧縮されて挿入されている。
オーディオ信号処理回路30Cは、二のPCMオーディ
オ信号の分離、時間軸伸長、エラー訂正等の処理を行い
、2チヤンネルのディジタルオーディオ信号を出力する
。この再生ディジタルオーディオ信号がD/A変換器3
3Cでアナログ信号に変換され、セレクタ44に供給さ
れ、セレクタ44の出力端子34Cに取り出される。
再生されるディスクの方式に対応した制御信号Sがコン
トロール回路40で形成され、この制御信号Sにより上
述のセレクタ41.42.43及び44が制御される。
NTSCディスク及びMUSEディスクの場合は、例え
ば第2チヤンネルの再生信号を使用している。NTSC
ディスクを再生する時には、トラップ回路17A及びイ
コライザ24Aを介されたFM変調信号SVaがセレク
タ41で選択される。
トラップ回路17Aは、FM変調オーディオ信号AFL
及びAF2を除くために設けられている。
PLL26の書き込みクロックWCKがNTSCディス
クの場合では、同期分離回路27Aで分離された水平同
期信号からPLL28Aで生成される。このPLL28
Aの出力信号がセレクタ42で選択される。TBC26
からは、時間軸変動が除去されたNTSC方式のコンポ
ーント信号が得られる。このコンポジット信号がD/A
変換器31ABでアナログ信号とされる。セレクタ43
で選択されたNTSC方式のカラービデオ信号が出力端
子32Aに取り出される。
また、中心周波数が2.3MHzのバンドパスフィルタ
51ABと、中心周波数が2.8MHzのバンドパスフ
ィルタ52Aが設けられ、バンドパスフィルタ51AB
によりNTSCディスクのFM変調オーディオ信号A、
Flが分離され、バンドパスフィルタ52AによりNT
SCディスクのFM変調オーディオ信号AF2が分離さ
れる。ローパスフィルタ53AによりPCMオーディオ
信号DAが分離される。
FM変調オーディオ信号API及びAF2が夫々FM復
調器54A及び55Aに供給される。これらのFM復調
器54A及び55Aの復調出力がセレクタ44に供給さ
れ、セレクタ44の出力端子34AにNTSCディスク
の再生オーディオ信号が取り出される。ローパスフィル
タ53AからのPCMオーディオ信号は、オーディオ信
号処理回路30Aでエラー訂正等の処理を受け、D/A
変換器33Aでアナログオーディオ信号に変換される。
このアナログオーディオ信号がセレクタ44で選択され
て出力端子34Aに取り出される。
NTSCディスクの場合では、セレクタ44がFM変調
オーディオ信号を復調したものとPCMオーディオ信号
をアナログ信号に変換したものとの何れかを選択する。
MUSEディスクの場合では、バイパスフィルタ22の
出力に取り出されたFM変調信号svbがイコライザ2
3B及びセレクタ41を介してFM復調器24に供給さ
れる。バンドパスフィルタ51ABによりパイロット信
号SPが分離され、PLL28Bによりパイロット信号
SPと同期した書き込みクロックWCKが形成される。
MUSEディスクの再生信号は、D/A変換器31AB
によりアナログ信号に戻され、セレクタ43の出力端子
32Bに取り出される。
上述の一実施例では、光ディスク1の種類と対応して出
力端子32A、32B、32Cの夫々にNTSC信号、
MUSE信号及びI−I D T V信号が得られ、出
力端子34A及び34CにNTSC方式のオーディオ信
号、HDTVのオーディオ信号が夫々得られる。
b、他の実施例 この発明は、上述の一実施例のような3個のテレビジョ
ン方式に限らず、他の方式のディスクの再生にも適用で
きる。第3図は、この発明の他の実施例を示す。
第4図を参照して他の実施例の記録信号について説明す
る。第4図Aは、NTSCディスクであって、前述の第
2図Aと同一の周波数配置を有しており、そのFM変調
信号SVdの帯域が4.2Mセである。
第4図Bに示す記録信号は、NTSCディスクと同様の
周波数でFM変調がされているが、このFM変調信号S
Vdの帯域をより広い6MHzとしたものである。オー
ディオ信号は、PCMオーディオ信号DAのみが記録さ
れている。この第4図Bに示す記録信号が記録されてい
るディスクを6MHzディスクと称する。この6MHz
ディスクは、広帯域ビデオディスク、アスペクト比が(
16:9)のビデオディスク、コンポーネント信号のデ
ィスク等を実現するために供される。
第4図Cに示す記録信号は、MUSEディスクと同様の
FM変調信号SVeが記録されるもので、その帯域が8
MHzである。PCMオーディオ信号DAとパイロット
信号SP (2,278MHz)が付加されている。こ
の第4図Cに示す記録信号が記録されているディスクを
8MHzデイスクと称する。この8MHzデイスクは、
MUSEディスクに限らず、ノンインターレス(順次走
査)ビデオディスク、広帯域でワイド画面のビデオディ
スク等を実現するのに供される。
第4図りに示す記録信号は、HDTVディスクと同様の
FM変調信号SVfが記録されるもので、その帯域が1
2MHzである。PCMオーディオ信号は、例えばブラ
ンキング期間に時間軸圧縮されて挿入されている。また
、NTSCディスク等のように、トラックに連続的に信
号が記録されていても良く、或いはHDTVディスクと
同様に、2トラック並列の記録がされていても良い。こ
の第4図りに示す記録信号が記録されているディスクを
12MHz2MHzデイスク。この12MI(zディス
ク(1チヤンネル)は、ノンインターレスで広帯域のビ
デオディスク、ノンインターレスでワイド画面のビデオ
ディスク、コンポーネント信号が記録され、広い帯域で
ワイドな画面のビデオディスク等を実現するために供さ
れる。
第3図に示す他の実施例の再生回路において、コントロ
ーラ60で生成された制御信号Sにより選択されるセレ
クタ61.62.63.64及び65が設けられている
セレクタ61は、NTSCディスクの時にトラップ回路
17Aの出力を選択し、6MHzディスクの時にバイパ
スフィルタ22の出力を選択する。
セレクタ61の出力側にイコライザ23ADが接続され
”ζいる。セレクタ62は、NTSCディスク及び6M
Hzディスクの時に、イコライザ23ADの出力を選択
する。8MHzデイスク及び12M七ディスクの夫々と
対応してイコライザ23E及び23Fの出力を選択する
セレクタ63は、NTSCディスクの時に、PLL28
Aの出力を選択し、6MHzディスクの時に、PLL2
8Dの出力を選択し、8MHzデイスクの時にPLL2
8Eの出力を選択し、12MHz2MHzデイスクLL
2BFの出力を選択する。
PLL28A、28D、28Fに対しては、同期分離回
路27A、27D、27Fの夫々で分離された同期信号
が供給される。バンドパスフィルタ51AEは、NTS
CディスクのFM変調オーディオ信号APIの分離と8
MHzデイスクのパイロット信号SPの分離とを兼ねて
いる。
ビデオ信号処理回路29F及びオーディオ信号処理回路
30Fは、12MHz2MHzデイスク設けられている
。NTSCディスク及び6MHzディスクの場合では、
D/A変換器31ADからのアナログビデオ信号がセレ
クタ64を介して出力端子32A及び32Dに夫々取り
出される。
8MI(zディスクに関しては、ビデオ信号処理回路2
9Eが設けられている。ビデオ信号処理回路29Eの出
力がD/A変換器31Eでアナログ信号に戻され、セレ
クタ64の出力端子32Eに取り出される。オーディオ
信号処理回路30ADEは、NTSCディスク、6MH
zディスク及び8M七ディスクの夫々に挿入されている
PCMオーディオ信号処理用のものである。オーディオ
信号処理回路30ADEの出力がD/A変換器33AD
Eでアナログオーディオ信号に変換される。
セレクタ65は、FM復調器54A及び55Aからのオ
ーディオ信号、D/A変換器33ADEからのオーディ
オ信号、D/A変換器33Fからのオーディオ信号を選
択的に出力端子34A、34D、34E及び34Fに出
力する。また、PCMオーディオ信号の処理がディスク
の種類で異なる時には、破線で示すように、オーディオ
信号処理回路30′及びD/A変換器33′を付加的に
設け、セレクタ65の出力端子34′に再生オーディオ
信号を得るようにしても良い。
上述の他の実施例では、光ディスク1の種類と対応して
出力端子32A、32D、32E、32Fの夫々にNT
SC信号、6MHzディスクの再生信号、8MHzデイ
スクの再生信号、12MHz2MHzデイスク号が夫々
得られ、出力端子34A、34D、34E、34Fに各
ディスクの再生オーディオ信号が夫々得られる。
C0変形例 なお、上述の実施例及び他の実施例に限らず、ディスク
の種類によって、PLL、D/A変換器等を共用しても
良い。
また、制御信号でその特性が切り替わる1個のイコライ
ザを使用しても良い。
〔発明の効果] この発明によれば、再生信号用のイコライザとTBCの
クロックの切り替えのみで、各種のディスクを再生する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のブロック図、第2図は一
実施例の記録信号の周波数配置を示す路線図、第3図は
この発明の他の実施例のブロック図、第4図は他の実施
例の記録信号の周波数配置を示す路線図、第5図はHD
TV信号の記録されたビデオディスクの再生回路を示す
ブロック図である。 図面における主要な符号の説明 1:光ディスク、 4:光ヘッド、 23.23A〜23F:イコライザ、 16.16C116F、26:TBC128,28A〜
28F:PLL、 41〜44.61〜65:セレクタ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)渦巻或いは同心円状のトラックに、FM変調ビデ
    オ信号が記録されたディスク状記録媒体を再生するビデ
    オディスク再生装置において、 上記トラックの径方向で近接する少なくとも2本のトラ
    ックを同時に読み出すピックアップ手段と、 上記ピックアップ手段からの上記2本のトラックの夫々
    と対応する第1及び第2の再生信号が供給される第1及
    び第2のイコライザと、 上記第1及び第2のイコライザの少なくとも一方の特性
    を制御する手段と を備えたビデオディスク再生装置。
  2. (2)渦巻或いは同心円状のトラックに、FM変調ビデ
    オ信号が記録されたディスク状記録媒体を再生するビデ
    オディスク再生装置において、 上記トラックの径方向で近接する少なくとも2本のトラ
    ックを同時に読み出すピックアップ手段と、 上記ピックアップ手段からの上記2本のトラックの夫々
    と対応する第1及び第2の再生信号が供給される第1及
    び第2の時間軸補償器と、 上記第1及び第2の再生信号の少なくとも一方から、そ
    の時間軸変動分を有するクロック信号を生成し、上記ク
    ロック信号を上記第1及び第2の時間軸補償器に与える
    手段とを備え、 上記クロック信号生成回路が複数個設けられ、上記ディ
    スク状記録媒体の種類に応じて、上記クロック信号生成
    回路を選択的に切り替えるようにしたビデオディスク再
    生装置。
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