JPH04115795A - 磁気記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明を以下の順序で説明する。

Ａ　産業上の利用分野 Ｂ　発明の概要 Ｃ従来の技術 Ｄ　発明が解決しようとする課題 Ｅ　Ｒ題を解決するための手段 Ｆ作用 Ｇ　実施例 Ｇ〜１　第１の実施例の構成及び動作（第１図〜第５図
） Ｇ−２第１の再生系（第６図） Ｇ−３第２の実施例（第７図、第８図）Ｇ−４第２の再
生系（第９図） Ｇ−５変形例 Ｈ発明の効果 Ａ　産業上の利用分野 本発明は、例えば、輝度信号及び搬送色信号を含んで成
る映像信号を回転磁気ヘッドを用いて磁気テープに記録
する磁気記録装置に関する。

Ｂ　発明の概要 本発明は、入力された映像信号に基づいて形成された記
録用の輝度信号及び搬送色信号を、回転磁気ヘッドを用
いて磁気テープに記録する磁気記録装置において、記録
用の輝度信号及び搬送色信号が、それらが第１のアスペ
クト比の再生画像画面を得ることができる映像信号に基
づいて得られたものである場合と第２のアスペクト比の
再生画像画面を得ることができる映像信号に基づいて得
られたものである場合とで異なるレベル、位相もしくは
周波数を有するものとされたパイロット信号を、第１の
アスペクト比の再生画像画面を得ることができる映像信
号に基づいて得られた記録用の搬送色信号、及び、第２
のアスペクト比の再生画像画面を得ることができる映像
信号に基づいて得られた記録用の搬送色信号の少なくと
も一方の周波数帯域内に配されるものとされたもとで含
むものとされることにより、記録用の輝度信号及び搬送
色信号が記録された磁気テープが映像信号の再生に供さ
れるにあたり、磁気テープから再生されたパイロット信
号のレベル、位相もしくは周波数に基づいて、磁気テー
プに記録されている記録用の輝度信号及び搬送色信号が
第１のアスペクト比の再生画像画面を得ることができる
映像信号に基づいて形成されたものであるか第２のアス
ペクト比の再生画像画面を得ることができる映像信号に
基づいて形成されたものであるかについての自動判別が
行われ得るようにしたものである。

Ｃ従来の技術 カラーテレビジョン信号が磁気テープに記録される場合
、従来の通常の記録方式では、その輝度信号及び搬送色
信号に基づいて、高域側の周波数変調信号とされた輝度
信号（以下、ＦＭ輝度信号という）と低域側に周波数変
換された搬送色信号（以下、低域変換色信号という）が
形成され、ＦＭ輝度信号と低域変換色信号とが周波数多
重合成されて成る記録用の映像信号が、回転磁気ヘッド
により、磁気テープに傾斜記録トラックが順次形成され
ていく状態で記録され、さらに、音声信号が、固定磁気
ヘッドにより、磁気テープにその走行方向に沿って延び
る音声トラックが形成される状態で記録される。また、
斯かる記録方式の他に、磁気テープに対するカラー映像
信号の高密度記録化が図られ、磁気テープの走行速度が
極めて低速とされるもとにおいても、記録及び再生され
る音声信号の質を良好に維持すべく、周波数変調信号と
された音声信号（以下、ＦＭ音声信号という）を映像信
号と周波数多重合成して回転磁気ヘッドに供給し、本来
映像信号が記録される磁気テープ上の傾斜記録トラック
上に映像信号と共に記録するようになす記録方式も提案
されている。なお、磁気テープ上の傾斜トラックの夫々
は、例えば、映像信号の１垂直期間分、即ち、１フイ一
ルド分及びそれに対応する音声信号が記録されたものと
される。

このようにＦＭ輝度信号と低域変換色信号とから成る記
録用の映像信号に、ＦＭ音声信号が周波数多重合成され
て得られる合成記録信号が、磁気テープ上に順次配列形
成される傾斜記録トラックをもって記録されるにあたり
、それに基づいてＦＭ輝度信号が形成されることになる
元の肩度信号、及び、それに基づいて低域変換色信号が
形成されることになる元の搬送色信号を含んで構成され
る元の映像信号は、従来、それにより適正に得られる再
生画像画面がアスペクト比を４＝３とするものとされる
のが一般的である。しかしながら、テレビジョン信号に
よる再生画像の利用が多用化するに伴い、再生画像画面
を、第１０図において実線により示される如くのアスペ
クト比を４：３とするものから、横方向（水平走査方向
）に拡大された、第１０図において一点鎖線により示さ
れる如くの、例えば、アスペクト比を１６：９とするも
のとなすことが提案されており、従って、上述の如くに
して磁気テープに記録される記録用の映像信号を構成す
るＦＭ輝度信号及び低域変換色信号が、夫々、適正に得
られる再生画像画面がアスペクト比を１６：９とするも
のとされた映像信号（以下、アスペクト比１６：９用映
像信号という）を形成する輝度信号及び搬送色信号に基
づいて形成されたものとされる状況も多くなってきてい
る。

アスペクト比１６：９用映像信号は、適正に得られる再
生画像画面がアスペクト比を４：３とするものとされた
映像信号（以下、アスペクト比４：３用映像信号という
）に比して、再生画像画面が横方向に拡大されているこ
とに対応して、内蔵する情報量が増大せしめられるとと
もに高周波数域成分が拡大されたものとされ、従って、
それに基づいて形成される記録用の映像信号を構成する
ＦＭ輝度信号及び低域変換色信号が、夫々、アスペクト
比４：３用映像信号に基づいて形成される記録用の映像
信号を構成するＦＭ輝度信号及び低域変換色信号に比し
て、例えば、占有する周波数帯域が高域側に移行せしめ
られるとともに拡大されたものとされる。

Ｄ　発明が解決しようとする課題 上述の如くにして、アスペクト比４：３用映像信号に基
づいて形成された、ＦＭ輝度信号と低域変換色信号とか
ら成る記録用の映像信号に、ＦＭ音声信号が周波数多重
合成されて得られる合成記録信号が、磁気テープ上に順
次配列形成される傾斜記録トラックをもって記録される
状態と、アスペクト比１６：９用映像信号に基づいて形
成された、ＦＭ輝度信号と低域変換色信号とから成る記
録用の映像信号に、ＦＭ音声信号が周波数多重合成され
て得られる合成記録信号が、磁気テープ上に順次配列形
成される傾斜記録トラックをもって記録される状態とが
とられることになる場合、従来においては、合成記録信
号の記録がなされた磁気テープには、合成記録信号に含
まれた記録用の映像信号がアスペクト比４：３用映像信
号及びアスペクト比１６：９用映像信号のうちのいずれ
に基づいて形成されたものであるかを示す格別の情報は
記録されない。それゆえ、合成記録信号の記録がなされ
た磁気テープが映像信号の再生に供されるにあたり、例
えば、実際には、アスペクト比１６：９用映像信号に基
づいて形成された記録用の映像信号が記録されているに
もかかわらず、磁気テープからの読取出力信号が、アス
ペクト比４：３用映像信号に基づいて形成された記録用
の映像信号が記録された場合と同様な再生処理が施され
、また、アスペクト比４：３用映像信号に基づいて形成
された記録用の映像信号が記録された場合と同様な画像
表示が行われるものとされ、その結果、適正な再生画像
画面が得られないことになってしまう虞れがある。

斯かる点に鑑み、本発明は、入力された映像信号に基づ
いて形成された記録用の映像信号を磁気ヘッドを用いて
磁気テープに記録するにあたり、その記録用の映像信号
が記録された磁気テープが映像信号の再生に供されるに
際して、磁気テープに記録されている記録用の映像信号
が、例えば、４：３とされる第１のアスペクト比の再生
画像画面を適正に得ることができる映像信号に基づいて
形成されたものであるのか、あるいは、例えば、１６：
９とされる第２のアスペクト比の再生画像画面を適正に
得ることができる映像信号に基づいて形成されたもので
あるのかについての自動判別が行われ得るようになすこ
とができる磁気記録装置を提供することを目的とする。

Ｅ　課題を解決するための手段 上述の目的を達成すべく、本発明に係る磁気記録装置は
、第１のアスペクト比の再生画像画面を得ることができ
る映像信号に基づく第１の記録用輝度信号及び搬送色信
号と第２のアスペクト比の再生画像画面を得ることがで
きる映像信号に基づく第２の記録用輝度信号及び搬送色
信号とを選択的に形成する記録用映像信号形成部と、記
録用映像信号形成部から第１の記録用輝度信号及び搬送
色信号が得られる場合と記録用映像信号形成部から第２
の記録用輝度信号及び搬送色信号が得られる場合とで異
なるレベル、位相もしくは周波数を有するものとされる
パイロット信号を得るパイロット信号形成部とが備えら
れ、さらに、記録用映像信号形成部からの第１の記録用
輝度信号及び搬送色信号もしくは第２の記録用輝度信号
及び搬送色信号とパイロット信号形成部からのパイロッ
ト信号とが、パイロット信号が第１の記録用搬送色信号
及び第２の記録用搬送色信号の少なくとも一方の周波数
帯域内に配されるものとされたもとで、多重合成されて
含まれるものとされる合成記録信号を形成する信号合成
手段が設けられるとともに、信号合成手段から得られる
合成記録信号を磁気テープに記録する回転磁気ヘッド部
が設けられて構成される。

Ｆ作用 上述の如くの構成がとられる本発明に係る磁気記録装置
にあっては、回転磁気ヘッド部により磁気テープに合成
記録信号の記録がなされるにあたり、合成記録信号が第
１のアスペクト比の再生画像画面を得ることができる映
像信号に基づく第１の記録用輝度信号及び搬送色信号を
含むものとされる場合と、合成記録信号が第２のアスペ
クト比の再生画像画面を得ることができる映像信号に基
づく第２の記録用輝度信号及び搬送色信号を含むものと
される場合とで、第１の記録用搬送色信号及び第２の記
録用搬送色信号の少なくとも一方の周波数帯域内に配さ
れるものとされて、第１の記録用輝度信号及び搬送色信
号もしくは第２の記録用輝度信号及び搬送色信号と共に
磁気テープに記録されるパイロット信号のレベル、位相
あるいは周波数が異なるものとされる。

従って、本発明に係る磁気記録装置によって合成記録信
号の記録がなされた磁気テープは、記録されている記録
用輝度信号及び搬送色信号が、例えば、４：３とされる
第１のアスペクト比の再生画像画面を得ることができる
映像信号、及び、例えば、１６：９とされる第２のアス
ペクト比の再生画像画面を得ることができる映像信号の
うちのいずれに基づいて形成されたものであるかを示す
格別の情報が、第１の記録用搬送色信号及び第２の記録
用搬送色信号の少なくとも一方の周波数帯域内に配され
るものとされたパイロット信号のレベル状態９位相状態
あるいは周波数状態として記録されているものとなり、
映像信号の再生に供されるにあたり、再生されたパイロ
ット信号の位相に基づいて、記録されている記録用輝度
信号及び搬送色信号が、第１のアスペクト比の再生画像
画面を得ることができる映像信号に基づいて形成された
ものであるか、あるいは、第２のアスペクト比の再生画
像画面を得ることができる映像信号に基づいて形成され
たものであるかについての自動判別が行われ得ることに
なる。

Ｇ　実施例 Ｇ−１第１の実施例の構成及び動作（第１図〜第５図） 第１図は、本発明に係る磁気記録装置の一例を示す。

第１図において、映像信号入力端子１１及び１３には、
アスペクト比４：３用映像信号を構成する第１の輝度信
号Ｙ１及び第１の搬送色信号ＣＩ、もしくは、アスペク
ト比１６：９用映像信号を構成する第２の輝度信号Ｙ２
及び第２の搬送色信号Ｃ２が供給され、音声信号入力端
子Ｉ５には、第１の輝度信号Ｙｌ及び第１の搬送色信号
Ｃ１が形成するアスペクト比４：３用映像信号に伴う第
１の音声信号ＡＵＩ、もしくは、第２の輝度信号Ｙ２及
び第２の搬送色信号Ｃ２が形成するアスペクト比１６：
９用映像信号に伴う第２の音声信号ＡＵ２が供給される
。

また、制御信号入力端子１７が設けられており、制御信
号入力端子１７には、例えば、映像信号入力端子１１及
び１３にアスペクト比４：３用映像信号を構成する第１
の輝度信号Ｙ１及び第１の搬送色信号Ｃ１が夫々供給さ
れるとき低レベルをとり、映像信号入力端子１１及び１
３にアスペクト比１６：９用映像信号を構成する第２の
輝度信号Ｙ２及び第２の搬送色信号Ｃ２が夫々供給され
るとき高レベルをとる、アスペクト比指示信号Ｃｓが供
給される。

さらに、映像信号入力端子１３に接続されたパイロット
信号供給部工９が設けられている。パイロット信号供給
部１９においては、パーストゲート部２１に、映像信号
入力端子１３からの第１の搬送色信号Ｃ１もしくは第２
の搬送色信号Ｃ２が供給される。第１の搬送色信号ＣＩ
及び第２の搬送色信号Ｃ２は、同一周波数のカラーバー
スト信号ＳＢを有するものとされており、パーストゲー
ト部２１からは、第１の搬送色信号Ｃ１もしくは第２の
搬送色信号Ｃ２に含まれたカラーバースト信号ＳＢが取
り出されて、それが位相比較部２３に供給される。位相
比較部２３には、発振部２５からの、カラーバースト信
号ＳＢと同等の周波数を有するものとされた、発振出方
信号ｓｏも供給され、位相比較部２３は、パーストゲー
ト部２１からのカラーバースト信号ＳＢと発振部２５が
らの発振出力信号ＳＯとの位相比較を行い、カラーバー
スト信号ＳＢと発振出力信号ｓｏとの間の位相差に応じ
た比較出力信号Ｓｃを発生する。そして、位相比較部２
３がらの比較出力信号Ｓｃが、低域通過フィルタ（ＬＰ
Ｆ）２７を通じて発振部２５に周波数制御信号として供
給されて、それにより、発振部２５が、カラーバースト
信号ＳＢに同期した発振出力信号ＳＯを発生するものと
される。

発振部２５から得られる、カラーバースト信号ＳＢに同
期した発振出力信号ＳＯは、移相部２９及び３１の夫々
に供給される。移相部２９は発振出力信号ＳＯの位相を
、例えば、位相角；９ｏ度だけ遅らせ、また、移相部３
１は発振出力信号ＳＯの位相を、例えば、位相角＝２７
０度だけ遅らせるものとされており、従って、移相部２
９からは、カラーバースト信号ＳＢに同期した発振出力
信号ＳＯが位相角：９０度だけ遅らされて得られる、カ
ラーバースト信号ＳＢに対して位相角＝９０度だけ遅れ
たパイロット信号ＦＢＩが送出されて、それがスイッチ
３３の選択接点３３ａに供給され、また、移相部３１か
らは、カラーバースト信号ＳＨに同期した発振出力信号
ＳＯが位相角：２７０度だけ遅らされて得られる、カラ
ーバースト信号ＳＢに対して位相角：２７０度だけ遅れ
たパイロット信号ＰＢ２が送出されて、それがスイッチ
３３の選択接点３３ｂに供給される。

スイッチ３３は、制御信号入力端子Ｉ７からのアスペク
ト比指示信号Ｃｓによりその切換状態が制御されて、映
像信号入力端子１３に第１の搬送色信号ＣＩが供給され
てアスペクト比指示信号Ｃ８が低レベルをとるとき、可
動接点３３ｃが選択接点３３ａに接続され、映像信号入
力端子１３に第２の搬送色信号Ｃ２が供給されてアスペ
クト比指示信号Ｃｓが高レベルをとるとき、可動接点３
３ｃが選択接点３３ｂに接続される。従って、スイッチ
３３からは、映像信号入力端子１３に第１の搬送色信号
Ｃ１が供給されるとき、移相部２９からのパイロット信
号ＦＢＩが得られ、また、映像信号入力端子１３に第２
の搬送色信号ｃ２が供給されるとき、移相部３１からの
パイロット信号ＰＢ２が得られる。

スイッチ３３からのパイロット信号ＦＢＩもしくはパイ
ロット信号ＰＢ２はスイッチ３５に供給される。スイッ
チ３５は、端子３７から供給されるスイッチング制御信
号ｃｂにより、映像信号入力端子１１からの第１の輝度
信号Ｙ１もしくは第２の輝度信号Ｙ２における水平同期
パルス期間に相当する期間においてオン状態とされる。

それにより、スイッチ３５からは、スイッチ３３からの
パイロット信号ＦＢＩもしくはバイロフト信号ＰＢ２が
、映像信号入力端子１１からの第１の輝度信号Ｙ１もし
くは第２の輝度信号Ｙ２における水平同期パルス期間毎
に断続的に得られ、パイロット信号供給部１９の出力信
号とされる。

このようにして、パイロット信号供給部１９から送出さ
れる、映像信号入力端子１１からの第１の輝度信号Ｙ１
もしくは第２の輝度信号Ｙ２における水平同期パルス期
間毎に断続的に得られるパイロット信号ＦＢＩもしくは
パイロット信号ＰＢ２は、パイロット・バースト信号と
されて、映像信号入力端子１３に接続された信号合成部
３９に供給される。

斯かるもとで、映像信号入力端子１１及び１３にアスペ
クト比４：３用映像信号を構成する第１の輝度信号Ｙ１
及び第１の搬送色信号ＣＩが夫々供給される場合には、
映像信号入力端子１１からの第１の輝度信号Ｙ１が、輝
度信号記録処理部４１に供給される。このとき、輝度信
号記録処理部４１には、低レベルをとるアスペクト比指
示信号Ｃｓが供給されており、それに応じて輝度信号記
録処理部４１においては、第１の輝度信号Ｙ１に基づき
、例えば、搬送波周波数偏移帯域が第１の輝度信号Ｙｌ
の同期信号の先端が周波数Ｆ　ｓ　＝５゜７ＭＨｚとな
ってホワイト・ピークが周波数Ｆｐ−７，７ＭＨｚとな
るものとされたアスペクト比４：３用ＦＭ輝度信号Ｙｆ
が形成される状態がとられる。従って、輝度信号記録処
理部４１からは、低レベルをとるアスペクト比指示信号
Ｃｓが供給されて遮断周波数が、例えば、約２ＭＨｚと
された高域通過フィルタ（ＨＰＦ）４３を通じて、アス
ペクト比４：３用ＦＭ輝度信号Ｙｆが得られ、それが信
号合成部４５に供給される。

また、映像信号入力端子１３からの第１の搬送色信号Ｃ
Ｉが、信号合成部３９に供給される。斯かるとき、信号
合成部３９には、パイロ・ント信号供給部１９からの、
第１の輝度信号Ｙｌにおける水平同期パルス期間毎に断
続的に得られるパイロット信号ＦＢＩが、パイロット・
バースト信号として供給されており、信号合成部３９か
ら、第１の搬送色信号Ｃ１にパイロット信号ＦＢＩが付
加された第１の合成搬送色信号ＣＩ’が得られる。

即ち、映像信号入力端子１１に、第２図Ａに示される如
くの、水平同期パルスＳＨを有した第１の輝度信号Ｙ１
が供給されるとともに、映像信号入力端子１３に、第２
図Ｂに示される如くの、カラーバースト信号ＳＢを有し
た第１の搬送色信号Ｃ１が供給されるもとで、信号合成
部３９から、第２図Ｃに示される如くの、カラーバース
ト信号ＳＢに加えて、第１の輝度信号Ｙ１における水平
同期パルスＳＨに対応する期間に付加されたパイロット
信号ＦＢＩを有する第１の合成搬送色信号Ｃ１“が得ら
れるのである。そして、斯かる際のパイロット信号ＰＢ
Ｉの位相は、第３図において、（Ｂ−Ｙ）軸及び（Ｒ−
Ｙ）軸を基準軸とした位相角図上であられされる如くに
、カラーバースト信号ＳＢに対して位相角：９０度だけ
遅れたものとされている。

信号合成部３９から得られる第１の合成搬送色信号０１
″は、色信号記録処理部４７及び４９０両者に供給され
る。色信号記録処理部４７においては、第１の合成搬送
色信号Ｃ１’に基づいて、例えば、色副搬送波周波数Ｆ
ｃを約７４３ＫＨｚとするものとされたアスペクト比４
：３用低域変換色信号Ｃｃが形成され、色信号記録処理
部４７から、帯域通過フィルタ（ＢＰＦ）５１を通じて
、アスペクト比４：３用低域変換色信号Ｃｃが得られ、
それがスイッチ５３の選択接点５３ａに供給される。こ
のとき、スイッチ５３は、低レベルをとるアスペクト比
指示信号Ｃｓが供給されて、その可動接点５３ｃが選択
接点５３ａに接続された状態とされており、それにより
、ＢＰＦ５１からのアスペクト比４：３用低域変換色信
号Ｃｃが、スイッチ５３を通じて信号合成部４５に供給
される。

このようにして、信号合成部４５に供給されるＨＰＦ４
３からのアスペクト比４：３用ＦＭ輝度信号ＹｆとＢＰ
Ｆ５１からのアスペクト比４：３用低域変換色信号Ｃｃ
とは、記録用輝度信号及び搬送色信号を構成する。

また、斯かるときには、音声信号入力端子１５には、ア
スペクト比４：３用映像信号に伴う第１の音声信号ＡＵ
Ｉが供給されており、音声信号入力端子１５からの第１
の音声信号ＡＵＩが、音声信号記録処理部５５に供給さ
れる。このとき、音声信号記録処理部５５には、低レベ
ルをとるアスペクト比指示信号Ｃｓが供給されており、
それに応じて音声信号記録処理部５５においては、第１
の音声信号ＡＵＩに基づき、例えば、搬送波周波数Ｆａ
が１．５ＭＨｚで、周波数偏移幅が±１００〜１５０Ｋ
Ｈｚ程度とされた第１のＦＭ音声信号Ａｆが形成される
状態がとられ、音声信号記録処理部５５からは、低レベ
ルをとるアスペクト比指示信号Ｃｓが供給されて通過帯
域中心周波数が約１．５ＭＨｚとされたＢＰＦ５７を通
して、第１のＦＭ音声信号Ａｆが得られ、それが信号合
成部４５に供給される。

信号合成部４５においては、ＨＰＦ４３からのアスペク
ト比４：３用ＦＭ輝度信号Ｙｆ、スイ・ンチ５３からの
アスペクト比４：３用低域変換色信号Ｃｃ及びＢＰＦ５
７からの第１のＦＭ音声信号Ａｆが周波数多重合成され
て、アスペクト比４：３用合成記録信号Ｓｍが形成され
る。斯かるアスペクト比４：３用合成記録信号Ｓｍは、
例えば、第４図の特性図（縦軸ニレベルＬ、横軸：周波
数Ｆ）に示される如く、アスペクト比４：３用低域変換
色信号Ｃｃの周波数帯域の上限側からアスペクト比４：
３用ＦＭ輝度信号Ｙｆの周波数帯域の下限側にかけての
比較的狭い周波数帯域に第１のＦＭ音声信号Ａｆが配さ
れるものとされる。

信号合成部４５から得られるアスペクト比４：３用合成
記録信号Ｓｍは、記録増幅部６１ａ及び６１ｂを通じて
、回転磁気ヘッド６３ａ及び６３ｂに夫々供給される。

回転磁気ヘッド６３ａ及び６３ｂは、磁気テープを交互
に走査し、磁気テープにアスペクト比４：３用合成記録
信号Ｓｍを、記録用映像信号の各フィールド期間に対応
する部分が夫々記録された複数の傾斜記録トラックが順
次配列形成される態様をもって記録する。

一方、映像信号入力端子１１及び１３にアスペクト比１
６：９用映像信号を構成する第２の輝度信号Ｙ２及び第
２の搬送色信号Ｃ２が夫々供給される場合には、映像信
号入力端子１１からの第２の輝度信号Ｙ２が、輝度信号
記録処理部４１に供給される。このとき、輝度信号記録
処理部４１には、高レベルをとるアスペクト比指示信号
Ｃｓが供給されており、それに応して輝度信号記録処理
部４１においては、第２の輝度信号Ｙ２に基づき、例え
ば、搬送波周波数偏移帯域が第２の輝度信号Ｙ２の同期
信号の先端が周波数Ｆ　ｓ　’　＝７．７　ＭＨ２とな
ってホワイト・ピークが周波数Ｆｐ　　＝９゜７ＭＨｚ
となるものとされたアスペクト比１６：９用ＦＭ！ｉ度
信号Ｙｆ’が形成される状態がとられ、輝度信号記録処
理部４１からは、高レベルをとるアスペクト比指示信号
Ｃｓが供給されて遮断周波数が、例えば、約３．３ＭＨ
ｚとされたＨＰＦ４３を通じて、アスペクト比１６：９
用ＦＭ輝度信号Ｙｆ’が得られ、それが信号合成部４５
に供給される。

また、映像信号入力端子１３からの第２の搬送色信号Ｃ
２が、信号合成部３９に供給される。斯かるとき、信号
合成部３９には、パイロット信号供給部１９からの、第
２の輝度信号Ｙ２における水平同期パルス期間毎に断続
的に得られるパイロット信号ＰＢ２が、パイロット・バ
ースト信号として供給されており、信号合成部３９から
、第２の搬送色信号Ｃ２にパイロット信号ＰＢ２が付加
された第２の合成搬送色信号Ｃ２’が得られる。

即ち、映像信号入力端子１１に、第２図Ａに示される如
くの、水平同期パルスＳＨを有した第２の輝度信号Ｙ２
が供給されるとともに、映像信号入力端子１３に、第２
図Ｂに示される如くの、カラーバースト信号ＳＢを有し
た第２の搬送色信号Ｃ２が供給されるもとで、信号合成
部３９から、第２図Ｃに示される如くの、カラーバース
ト信号ＳＢに加えて、第２の輝度信号Ｙ２における水平
同期パルスＳＨに対応する期間に付加されたパイロット
信号ＰＢ２を有する第２の合成搬送色信号Ｃ２“が得ら
れるのである。そして、斯かる際のパイロット信号ＰＢ
２の位相は、第３図において、（Ｂ−Ｙ）軸及び（Ｒ−
Ｙ）軸を基準軸とした位相角図上であられされる如くに
、カラーバースト信号ＳＢに対して位相角：２７０度だ
け遅れたものとされている。

信号合成部３９から得られる第２の合成搬送色信号０２
°は、色信号記録処理部４７及び４９の両者に供給され
る。色信号記録処理部４９においては、第２の合成搬送
色信号Ｃ２”に基づいて、例えば、色副搬送波周波数Ｆ
ｃ’　を約１．２５Ｍ　Ｈｚとするものとされたアスペ
クト比１６：９用低域変換色信号Ｃｃ’が形成され、色
信号記録処理部４９から、ＢＰＦ５９を通して、アスペ
クト比１６：９用低域変換色信号Ｃｃ’が得られ、それ
がスイッチ５３の選択接点５３ｂに供給される。スイッ
チ５３は、高レベルをとるアスペクト比指示信号Ｃｓが
供給されて、その可動接点５３ｃが選択接点５３ｂに接
続された状態とされ、それにより、ＢＰＦ５９からのア
スペクト比１６：９用低域変換色信号Ｃｃ”が、スイッ
チ５３を通して信号合成部４５に供給される。

このようにして、信号合成部４５に供給されるＨＰＦ４
３からのアスペクト比１６：９用ＦＭ輝度信号Ｙｆ’　
とＢＰＦ５９からのアスペクト比Ｉ６：９用低域変換色
信号Ｃｃ“とは、記録用輝度信号及び搬送色信号を構成
する。

また、斯かるときには、音声信号入力端子１５には、ア
スペクト比１６：９用映像信号に伴う第２の音声信号Ａ
Ｕ２が供給されており、音声信号入力端子１５からの第
２の音声信号ＡＵ２が、音声信号記録処理部５５に供給
される。このとき、音声信号記録処理部５５には、高レ
ベルをとるアスペクト比指示信号Ｃｓが供給されており
、それに応じて音声信号記録処理部５５においては、第
２の音声信号ＡＵ２に基づき、例えば、搬送波周波数Ｆ
ａ”が２．４ＭＨｚで、周波数偏移幅が±１００〜１５
０ＫＨｚ程度とされた第２のＦＭ音声信号Ａｆ“が形成
される状態がとられ、音声信号記録処理部５５からは、
高レベルをとるアスペクト比指示信号Ｃｓが供給されて
通過帯域中心周波数が約２．４ＭＨｚとされたＢＰＦ５
７を通じて、第２のＦＭ音声信号Ａｆ’が得られ、それ
が信号合成部４５に供給される。

信号合成部４５においては、ＨＰＦ４３からのアスペク
ト比１６：９用ＦＭ輝度信号Ｙｆ”、スイッチ５３から
のアスペクト比１６：９用低域変換色信号Ｃｃ”及びＢ
ＰＦ５７からの第２のＦＭ音声信号Ａｆ“が周波数多重
合成されて、アスペクト比１６：９用合成記録信号Ｓｍ
’が形成される。斯かるアスペクト比１６：９用合成記
録信号Ｓｍ’　は、例えば、第５図の特性図（縦軸ニレ
ベルＬ、横軸二周波数Ｆ）に示される如く、アスペクト
比４：３用合成記録信号Ｓｍに含まれるアスペクト比４
：３用低域変換色信号Ｃｃの周波数帯域より高いものと
された、アスペクト比１６：９用低域変換色信号Ｃｃ“
の周波数帯域の上限側から、アスペクト比４：３用合成
記録信号Ｓｍに含まれるアスペクト比４：３用ＦＭ輝度
信号Ｙｆの周波数帯域より高いものとされた、アスペク
ト比１６：９用ＦＭ輝度信号Ｙｆ’の周波数帯域の下限
側にかけての比較的狭い周波数帯域に、アスペクト比４
：３用合成記録信号Ｓｍに含まれる第１のＦＭ音声信号
Ａｆより高い周波数帯域を有するのとされた第２のＦＭ
音声信号ＡＭが配されるものとされる。

信号合成部４５から得られるアスペクト比１６：９用合
成記録信号Ｓｍ’　は、記録増幅部６１ａ及び６１ｂを
通じて、回転磁気ヘッド６３ａ及び６３ｂに夫々供給さ
れる。回転磁気ヘッド６３ａ及び６３ｂは、磁気テープ
を交互に走査し、磁気テープにアスペクト比１６：９用
合成記録信号Ｓｍ’を、記録用映像信号の各フィールド
期間に対応する部分が夫々記録された複数の傾斜記録ト
ラックが順次配列形成される態様をもって記録する。

なお、上述の例においては、パイロット信号ＰＢ１の位
相がカラーバースト信号ＳＢに対して位相角２９０度だ
け遅れたものとされ、また、パイロット信号ＰＢ２の位
相がカラーバースト信号ＳＢに対して位相角：２７０度
だけ遅れたものとされているが、パイロット信号ＰＢＩ
及びＰＢ２の夫々の位相は、斯かるものに限られるもの
ではなく、要は、再生時において両者間の相違が検出さ
れ得るものであればよい。

Ｇ−２第１の再生系（第６図） 第６図は、第１図に示される本発明に係る磁気記録装置
の一例によりアスペクト比４：３用合成記録信号Ｓｍも
しくはアスペクト比１６：９用合成記録信号Ｓｍ’が記
録された磁気テープから、アスペクト比４：３用映像信
号を構成する第１の輝度信号￥１及び第１の搬送色信号
Ｃ１と第１の音声信号ＡＵ１、もしくは、アスペクト比
１６：９用映像信号を構成する第２の輝度信号Ｙ２及び
第２の搬送色信号Ｃ２と第２の音声信号ＡＵ２とを再生
するにあたって用いられる再生系の一例を示す。

この第６図に示される再生系においては、第１図に示さ
れる記録系と共通なものとされた回転磁気ヘッド６３ａ
及び６３ｂが、磁気テープ上に配列形成された傾斜記録
トラックを順次交互に走査する再生回転磁気ヘッドとし
て備えられている。

そして、回転磁気ヘッド６３ａ及び６３ｂによって、磁
気テープ上の傾斜記録トラ・ツクの夫々から、アスペク
ト比４：３用合成記録信号Ｓｍもしくはアスペクト比１
６：９用合成記録信号Ｓｍ“が、記録用映像信号の各フ
ィールド期間に対応する部分ずつ交互に読み出され、再
生増幅部７１ａ及び７１ｂを通じた後、スイッチ７３に
より一連の信号とされる。

スイッチ７３から得られるアスペクト比４：３用合成記
録信号Ｓｍもしくはアスペクト比１６：９用合成記録信
号Ｓｍ“は、アスペクト比４：３用ＦＭ輝度信号Ｙｆに
対応したＨＰＦ７５．アスペクト比１６：９用ＦＭ輝度
信号Ｙｆ’に対応したＨＰＦ７７、アスペクト比４：３
用低域変換色信号Ｃｃに対応したＢＰＦ７９．アスペク
ト比１６：９用低域変換色信号Ｃｃ’に対応したＢＰＦ
８１、第１のＦＭ音声信号Ａｆに対応したＢＰＦ８３、
及び、第２のＦＭ音声信号Ａｆ’に対応したＢＰＦ８５
に供給される。

再生回転磁気ヘッドとされた回転磁気ヘッド６３ａ及び
６３ｂからアスペクト比４：３用合成記録信号Ｓｍが読
み出される場合には、ＢＰＦ７９からアスペクト比４：
３用低域変換色信号Ｃｃが得られて色信号再生処理部９
１に供給される。色信号再生処理部９１においては、ア
スペクト比４：３用低域変換色信号Ｃｃに対する周波数
変換処理を含む各種の処理が行われて、パイロット信号
ＦＢＩを含んだ第１の合成搬送色信号ＣＩ”さらには、
第１の合成搬送色信号Ｃ１゛からパイロット信号ＦＢＩ
が除去された第１の搬送色信号ＣＩが得られる。

そして、色信号再生処理部９１において得られた、パイ
ロット信号ＦＢＩを含んだ第１の合成搬送色信号ＣＩ’
が、加算部９５を経てパイロット信号ゲート部９７に供
給される。パイロット信号ゲート部９７においては、端
子９９から供給される、第１の輝度信号Ｙ１における水
平同期パルス期間に対応するゲートパルス信号ｃｐに応
じた第１の合成搬送色信号Ｃ１’　に対するゲーティン
グが行われ、その結果、パイロット信号ゲート部９７か
ら第１の合成搬送色信号Ｃ１”に含まれたパイロット信
号ＦＢＩが取り出されて、位相比較部１０１に供給され
る。位相比較部１０１には、発振部１０３からの、第１
の搬送色信号Ｃ１におけるバースト信号ＳＢと等しい周
波数を有し、かつ、バースト信号ＳＢに対して位相角：
９０度だけ遅れた位相を有した基準位相信号ＳＱが供給
される。

位相比較部１０１は、パイロット信号ゲート部９７から
第１の合成搬送色信号Ｃ，１”に含まれたパイロット信
号ＦＢＩと基準位相信号ＳＱとの位相比較を行い、両者
間の位相差に応じたレベルをとる比較出力信号Ｓｐを発
生するが、基準位相信号ＳＱとパイロット信号ＦＢＩと
は同位相であるので、比較出力信号Ｓｐは低レベルをと
るものとなる。

位相比較部１０１からの低レベルをとる比較出力信号Ｓ
ｐはレベル検出部１０５に供給され、レベル検出部１０
５から、低レベルをとる比較出力信号Ｓｐに応じた低レ
ベルの検出出力信号が、低レベルをとるアスペクト比判
別信号Ｄｐとして得られ、アスペクト比判別信号出力端
子１０７に送出される。

斯かるちとで、色信号再生処理部９１におりて得られた
第１の搬送色信号Ｃ１が、スイッチ９３の選択接点９３
ａに供給される。スイッチ９３は、レベル検出部１０５
から得られるアスペクト比判別信号Ｄｐが供給されるも
のとされており、低しヘルをとるアスペクト比判別信号
ＤＰに応じて、その可動接点９３ｃが選択接点９３ａに
接続された状態とされ、それにより、色信号再生処理部
９１からの第１の搬送色信号ＣＩが、スイッチ９３を通
じ、再生色信号として色信号出力端子１０９に送出され
る。

また、ＨＰＦ７５からアスペクト比４：３用ＦＭｒｉｉ
度信号Ｙｆが得られて、スイッチ１１１の選択接点１１
１ａに供給される。スイッチ１１１は、レベル検出部１
０５から得られるアスペクト比判別信号Ｄｐが供給され
るものとされており、低レベルをとるアスペクト比判別
信号Ｄｐに応じて、その可動接点１１１ｃが選択接点１
１１ａに接続された状態とされ、それにより、ＨＰＦ７
５からのアスペクト比４：３用ＦＭ輝度信号Ｙｆが、ス
イッチ１１１を通じて輝度信号再生処理部１１３に供給
される。輝度信号再生処理部１１３は、レベル検出部１
０５から得られるアスペクト比判別信号Ｄｐが供給され
るものとされており、低レベルをとるアスペクト比判別
信号Ｄｐに応じて、アスペクト比４：３用ＦＭ輝度信号
Ｙｆに対する復調処理を含む各種の処理を行う状態をと
り、輝度信号再生処理部１１３から、アスペクト比４：
３用ＦＭＩｉ度信号Ｙｆに基づく第１の輝度信号Ｙ１が
得られて、それが再生輝度信号として輝度信号出力端子
１１５に送出される。

さらに、ＢｒＦ８３から第１のＦＭ音声信号Ａｆが得ら
れて、スイッチ１１７の選択接点１１７ａに供給される
。スイッチ１１７は、レベル検出部１０５から得られる
アスペクト比判別信号Ｄｐが供給されるものとされてお
り、低レベルをとるアスペクト比判別信号Ｄｐに応じて
、その可動接点１１７ｃが選択接点１１７ａに接続され
た状態とされ、それにより、ＢｒＦ８３からの第１のＦ
Ｍ音声信号Ａｆが、スイッチ１１７を通じて音声信号再
生処理部１１９に供給される。音声信号再生処理部１１
９は、レベル検出部１０５から得られるアスペクト比判
別信号Ｄｐが供給されるものとされており、低レベルを
とるアスペクト比判別信号Ｄｐに応じて、第１のＦＭ音
声信号Ａｆに対する復調処理を含む各種の処理を行う状
態をとり音声信号再生処理部１１９から、第１のＦＭ音
声信号Ａｆに基づく第１の音声信号ＡＵＩが得られて、
それが再生音声信号として音声信号出力端子１２１に送
出される。

一方、再生回転磁気ヘッドとされた回転磁気ヘッド６３
ａ及び６３ｂからアスペクト比１６：９用合成記録信号
Ｓｍ”が読み出される場合には、ＢｒＦ３１からアスペ
クト比１６：９用低域変換色信号Ｃｃ’が得られて色信
号再生処理部１２３に供給される０色信号再生処理部１
２３においては、アスペクト比１６：９用低域変換色信
号ＣＣ°に対する周波数変換処理を含む各種の処理が行
われて、パイロット信号ＰＢ２を含んだ第２の合成搬送
色信号０２゛、さらには、第２の合成搬送色信号０２″
からパイロット信号ＰＢ２が除去された第２の搬送色信
号Ｃ２が得られる。

そして、色信号再生処理部１２３において得られた、パ
イロット信号ＰＢ２を含んだ第２の合成搬送色信号Ｃ２
’が、加算部９５を経てパイロット信号ゲート部９７に
供給される。パイロット信号ゲート部９７においては、
端子９９から供給されるゲートパルス信号Ｇｐに応じた
第２の合成搬送色信号Ｃ２’に対するゲーティングが行
われ、その結果、パイロット信号ゲート部９７から第２
の合成搬送色信号０２′に含まれたパイロット信号ＰＢ
２が取り出されて、位相比較部１０１に供給される。位
相比較部１０１は、パイロット信号ゲート部９７からの
第２の合成搬送色信号Ｃ２’に含まれたパイロット信号
ＰＢ２と発振部１０３からの基準位相信号ＳＱとの位相
比較を行い、斯かる際には、基準位相信号ＳＱとパイロ
ット信号ＰＢ２とは互いに逆位相の関係にあるので、高
レベルをとる比較出力信号Ｓｐを発生する。

位相比較部１０１からの高レベルをとる比較出力信号Ｓ
ｐはレベル検出部１０５に供給され、レベル検出部１０
５から、高レベルをとる比較出力信号Ｓｐに応じた高レ
ベルの検出出力信号が、高レベルをとるアスペクト比判
別信号Ｄｐとして得られ、アスペクト比判別信号出力端
子１０７に送出される。

斯かるもとで、色信号再生処理部１２３において得られ
た第２の搬送色信号Ｃ２が、スイッチ９３の選択接点９
３ｂに供給される。スイッチ９３は、高レベルをとるア
スペクト比判別信号Ｄｐに応して、その可動接点９３ｃ
が選択接点９３ｂに接続された状態とされ、それにより
、色信号再生処理部１２３からの第２の搬送色信号Ｃ２
が、スイッチ９３を通じ、再生色信号として色信号出力
端子１０９に送出される。

また、ＨＰＦ７７からアスペクト比１６：９用ＦＭ輝度
信号Ｙｉが得られて、スイッチ１１１の選択接点１１１
ｂに供給される。スイッチ１１１は、高レベルをとるア
スペクト比判別信号Ｄｐに応じて、その可動接点１１１
Ｃが選択接点１１１ｂに接続された状態とされ、それに
より、ＨＰＦ７７からのアスペクト比１６：９用ＦＭ輝
度信号Ｙｆ“が、スイッチ１１１を通して輝度信号再生
処理部１１３に供給される。輝度信号再生処理部１１３
は、高レベルをとるアスペクト比判別信号Ｄｐに応じて
、アスペクト比１６：９用ＦＭ輝度信号ＹＶに対する復
調処理を含む各種の処理を行う状態をとり、輝度信号再
生処理部１１３から、アスペクト比１６：９用ＦＭ輝度
信号Ｙｆ’に基づく第２の輝度信号Ｙ２が得られて、そ
れが再生輝度信号として輝度信号出力端子１１５に送出
される。

さらに、ＢＰＦ８５から第２のＦＭ音声信号Ａｆ′が得
られて、スイッチ１１７の選択接点１１７ｂに供給され
る。スイッチ１１７は、高レベルをとるアスペクト比判
別信号Ｄｐに応じて、その可動接点１１７Ｃが選択接点
１１７ｂに接続された状態とされ、それにより、ＢＰＦ
８５からの第２のＦＭ音声信号Ａｆ“が、スイッチ１１
７を通じて音声信号再生処理部１１９に供給される。音
声信号再生処理部１１９は、高レベルをとるアスペクト
比判別信号ＤＰに応じて、第２のＦＭ音声信号Ａｆ“に
対する復調処理を含む各種の処理を行う状態をとり、音
声信号再生処理部１１９から、第２のＦＭ音声信号Ａｆ
’に基づく第２の音声信号ＡＵ２が得られて、それが再
生音声信号として音声信号出力端子１２１に送出される
。

Ｇ−３第２の実施例（第７図、第８図）第７図は、本発
明に係る磁気記録装置の他の例を示す。

第７図においては、第１図に示される各部に対応する部
分は、第１図と共通の符号が付されて示されており、そ
れらについての重複説明は省略される。

第７図に示される例においては、映像信号入力端子１３
からのアスペクト比４：３用映像信号を構成する第１の
搬送色信号Ｃ１、もしくは、アスペクト比１６：９用映
像信号を構成する第２の搬送色信号Ｃ２が、直接に、色
信号記録処理部４７及び４９に供給されるようになされ
ており、色信号記録処理部４７においては、第１の搬送
色信号Ｃ１に基づいて、例えば、色副搬送波周波数Ｆｃ
を約７４３ＫＨｚとするものとされたアスペクト比４；
３用低域変換色信号Ｃｃが形成され、また、色信号記録
処理部４９においては、第２の搬送色信号Ｃ２に基づい
て、例えば、色副搬送波周波数Ｆｃ’を約１．２５Ｍ　
Ｈｚとするものとされたアスペクト比１６：９用低域変
換色信号Ｃｃ“が形成される。

そして、色信号記録処理部４９に接続されたパイロット
信号供給部１３１が設けられており、パイロット信号供
給部１３１においては、色信号記録処理部４９において
第２の搬送色信号Ｃ２に基づくアスペクト比１６：９用
低域変換色信号ＣＣ′が形成される際に、色信号記録処
理部４９から得られる周波数を約１．２５ＭＨｚとする
低域変換搬送波信号ＣＲＣが、ゲート部１３３に供給さ
れる。ゲート部１３３には、端子１３５より、映像信号
入力端子１１に供給されるアスペクト比１６：９用映像
信号を構成する第２の輝度信号Ｙ２における垂直ブラン
キング期間中の垂直同期パルス後の等価パルス期間にお
けるペディスクル・レベル部分に対応したゲートパルス
信号Ｇｃが供給され、ゲート部１３３においては、色信
号記録処理部４９からの低域変換搬送波信号ＣＲＣに対
してのゲートパルス信号Ｇｃに応じたゲーティングが行
われる。その結果、ゲート部１３３からは、第８図Ａに
示される如くの、第２の輝度信号Ｙ２における垂直ブラ
ンキング期間ＴＢｖ中の垂直同期パルスＳ■の後側の等
価パルス期間ＴＥｒにおけるペディスクル・レベル部分
Ｌｐの夫々に対応した期間毎に、色信号記録処理部４９
からの低域変換搬送波信号ＣＲＣが断続的に取り出され
、それが第８図Ｂに示される如くの、パイロット信号Ｐ
ＣＲとして送出される。

このようにして、ゲート部１３３から送出されるパイロ
ット信号ＰＣＲは、スイッチ１３７に供給される。スイ
ッチ１３７は、アスペクト比指示信号Ｃｓにより制御さ
れるものとされており、ゲート部１３３からパイロット
信号ＰＣＲが送出されるときには、アスペクト比指示信
号Ｃｓは高レベルをとるものとされているので、高レベ
ルのアスペクト比指示信号Ｃｓによってオン状態とされ
る。それにより、ゲート部１３３から送出される、色信
号記録処理部４９からの低域変換搬送波信号ＣＲＣと等
しい周波数Ｆｃ“を有したノぐイロ・ノド信号Ｐ　’Ｃ
Ｒが、スイッチ１３７を通し、ノマイロ・ント信号供給
部１３１の出力信号として信号合成部４５に供給される
。

斯かるもとで、映像信号入力端子１１及び１３にアスペ
クト比４：３用映像信号を構成する第１の輝度信号Ｙ１
及び第１の搬送色信号Ｃ１が夫々供給される場合には、
信号合成部４５に、ＨＰＦ４３からのアスペクト比４：
３用ＦＭ輝度信号Ｙｆ、スイッチ５３からのアスペクト
比４：３用低域変換色信号Ｃｃ及びＢＰＦ５７からの第
１のＦＭ音声信号Ａｆが供給される。斯かる際に番よ、
ノぐイロット信号供給部１３１におけるゲート部１３３
に色信号記録処理部４９からの低域変換搬送波信号ＣＲ
Ｃが供給されないので、ゲート部１３３からパイロット
信号ＰＣＲが送出されず、また、アスペクト比指示信号
Ｃｓが低レベルをとるモノとされるので、スイッチ１３
７がオフ状態とされる。それにより、信号合成部４５に
対する）＜イロット信号供給部１３１からの信号供給器
よなされない。

信号合成部４５においては、ＨＰＦ４３からのアスペク
ト比４：３用ＦＭ輝度信号Ｙｆ、スイ・ノチ５３からの
アスペクト比４：３用低域変換色信号Ｃｃ及びＢＰＦ５
７からの第１のＦＭ音声信号Ａｆが周波数多重合成され
て、バイロフト信号ＰＣＲを含まないものとされる、ア
スペクト比４：３用合成記録信号Ｓｍが形成される。斯
かるアスペクト比４：３用合成記録信号Ｓｍも、第４図
の特性図に示される如くのものとされ、記録増幅部６１
ａ及び６１ｂを通じて、回転磁気ヘッド６３ａ及び６３
ｂに夫々供給される。そして、回転磁気ヘッド６３ａ及
び６３ｂは、磁気テープを交互に走査し、磁気テープに
、パイロ・ノド信号ＰＣＲを含まないものとされたアス
ペクト比４：３用合成記録信号Ｓｍを、記録用映像信号
の各フィールド期間に対応する部分が夫々記録された複
数の傾斜記録トラックが順次配列形′成される態様をも
って記録する。

一方、映像信号入力端子１１及び１３にアスペクト比１
６：９用映像信号を構成する第２の輝度信号Ｙ２及び第
２の搬送色信号Ｃ２が夫々供給される場合には、信号合
成部４５に、ＨＰＦ４３からのアスペクト比１６：９用
ＦＭ輝度信号Ｙｆ’スイッチ５３からのアスペクト比１
６：９用低域変換色信号Ｃｃ’及びＢＰＦ５７からの第
２のＦＭ音声信号Ａｆ”が供給される。さらに、斯かる
際には、前述の如くに、パイロット信号供給部１３１に
おけるゲート部１３３に色信号記録処理部４９からの低
域変換搬送波信号ＣＲＣが供給されて、ゲート部１３３
からパイロット信号ＰＣＲが送出され、また、アスペク
ト比指示信号Ｃｓが高レベルをとるものとされるので、
スイッチ１３７がオン状態とされる結果、信号合成部４
５にパイロット信号供給部１３１からのパイロット信号
ＰＣＲが供給される。

信号合成部４５においては、ＨＰＦ４３からのアスペク
ト比１６：９用ＦＭ輝度信号ｙｒ’、スイッチ５３から
のアスペクト比１６：９用低域変換色信号Ｃｃ’　、Ｂ
ＰＦ５７からの第２のＦＭ音声信号Ａｆ’及びパイロッ
ト信号供給部１３１からのパイロット信号ＰＣＲが周波
数多重合成されて、第８図Ｂに示される如くのパイロッ
ト信号ＰＣＲを含むものとされたアスペクト比１６：９
用合成記録信号Ｓｍ’が形成される。斯かるアスペクト
比１６：９用合成記録信号Ｓｍ’　も、第５図の特性図
に示される如くのものとされ、記録増幅部６１ａ及び６
１ｂを通じて、回転磁気ヘッド６３ａ及び６３ｂに夫々
供給される。そして、回転磁気ヘッド６３ａ及び６３ｂ
は、磁気テープを交互に走査し、磁気テープに、第８図
Ｂに示される如くのパイロット信号ＰＣＲを含むものと
されたアスペクト比１６：９用合成記録信号Ｓｍ’を、
記録用映像信号の各フィールド期間に対応する部分が夫
々記録された複数の傾斜記録トラックが順次配列形成さ
れる態様をもって記録する。

なお、上述の例においては、パイロット信号ＰＣＨの周
波数が、色信号記録処理部４９からの低域変換搬送波信
号ＣＲＣの周波数Ｆｃ’　と等しいものとされているが
、パイロット信号ＰＣＲの周波数は斯かるものに限られ
る必要はなく、アスペクト比１６：９用低域変換色信号
Ｃｃ’の周波数帯域内の他の周波数とされてもよい。

また、上述の如くに、パイロット信号ＰＣＲが低域変換
搬送波信号ＣＲＣに基づいて形成される場合には、パイ
ロット信号ＰＣＲが極めて容易に得られるという利点が
あり、さらに、パイロット信号ＰＣＲが、第２の輝度信
号Ｙ２における垂直ブランキング期間中の等価パルス期
間におけるペディスタル・レベル部分の夫々に対応した
期間に挿入されるものなされることにより、記録用輝度
信号及び搬送色信号に含まれる他の信号に対する悪影響
が回避される。

Ｇ−４第２の再生系（第９図） 第９図は、第７図に示される本発明に係る磁気記録装置
の例によりアスペクト比４：３用合成記録信号Ｓｍもし
くはアスペクト比１６：９用合成記録信号Ｓｍ“が記録
された磁気テープから、アスペクト比４：３用映像信号
を構成する第１の輝度信号Ｙ１及び第１の搬送色信号Ｃ
Ｉと第１の音声信号ＡＵＩ、もしくは、アスペクト比１
６：９用映像信号を構成する第２の輝度信号Ｙ２及び第
２の搬送色信号Ｃ２と第２の音声信号ＡＵ２とを再生す
るにあたって用いられる再生系の例を示す。

第９図においては、第６図に示される各部に対応する部
分は、第６回と共通の符号が付されて示されており、そ
れらについての重複説明は省略される。

第９図に示される例においては、ＢＰＦ８１からアスペ
クト比１６：９用低域変換色信号Ｃｃが得られるとき、
そのアスペクト比１６：９用低域変換色信号Ｃｃ’が、
色信号再生処理部１２３に供給されるとともに、ゲート
部１４１に供給される。ゲート部１４１には、アスペク
ト比１６：９用映像信号を構成する第２の輝度信号Ｙ２
における垂直ブランキング期間中の垂直同期パルス後ノ
等価ハルス期間におけるペディスタル・レベル部分に対
応したゲートパルス信号Ｇｃが端子１４２から供給され
、ゲート部１４１においては、ＢＰＦ８１からアスペク
ト比１６：９用低域変換色信号Ｃｃ’に対してのゲート
パルス信号Ｇｃに応じたゲーティングが行われる。その
結果、ゲート部１４１からは、第８図Ｂに示される如く
のパイロット信号ＰＣＲが取り出され、それがレベル検
出部１４３に供給される。レベル検出部１４３は、ゲー
ト部１４１から得られるパイロット信号ＰＣＲのレベル
に応じた高レベルの検出出力信号を発生し、それを、高
レベルをとるアスペクト比判別信号Ｄｐ’　としてアス
ペクト比判別信号出力端子１０７に送出する。

一方、ＢＰＦ８１からアスペクト比１６：９用低域変換
色信号Ｃｃ’が得られないときには、ゲート部１４１に
対するアスペクト比１６：９用低域変換色信号Ｃｃ’の
供給がなされず、アスペクト比判別信号Ｄｐ’　は低レ
ベルをとるものとされる。

斯かるもとで、再生回転磁気ヘッドとされた回転磁気ヘ
ッド６３ａ及び６３ｂからアスペクト比４：３用合成記
録信号Ｓｍが読み出される場合には、ＢＰＦ８１からア
スペクト比１６：９用低域変換色信号Ｃｃ’が得られな
いので、レベル検出部１４３から得られ、アスペクト比
判別信号出力端子１０７に導出されるアスペクト比判別
信号Ｄｐ″は、低レベルをとるものとされる。

それにより、ＨＰＦ７５から得られるアスペクト比４：
３用ＦＭ！ｉ度信号Ｙｆに基づいて、輝度信号再生処理
部１１３から第１の輝度信号Ｙ１が得られ、それが再生
輝度信号として輝度信号出力端子１１５に導出される。

さらに、ＢＰＦ８３から得られる第１のＦＭ音声信号Ａ
ｆに基づいて、音声信号再生処理部１１９から第１の音
声信号ＡＵＩが得られ、それが再生音声信号として音声
信号出力端子１２１に導出される。

また、ＢＰＦ７９から得られるアスペクト比４：３用低
域変換色信号Ｃｃに基づいて、色信号再生処理部９１か
ら第１の搬送色信号ＣＩが得られ、それが、スイッチ９
３を通じ、再生色信号として色信号出力端子１０９に導
出される。

一方、再生回転磁気ヘッドとされた回転磁気ヘッド６３
ａ及び６３ｂからアスペクト比１６二９用合成記録信号
Ｓｍ’が読み出される場合には、ＢＰＦ８１からアスペ
クト比１６：９用低域変換色信号Ｃｃ’が得られ、それ
に伴ってレベル検出部１４３から得られてアスペクト比
判別信号出力端子１０７に導出されるアスペクト比判別
信号Ｄｐ゛は、高レベルをとるものとされる。

それにより、ＨＰＦ７７から得られるアスペクト比１６
：９用ＦＭｆｆ度信号Ｙｆ“に基づいて、輝度信号再生
処理部１１３から第２の輝度信号Ｙ２が得られ、それが
再生輝度信号として輝度信号出力端子１１５に導出され
る。

さらに、ＢＰＦ８５から得られる第２のＦＭ音声信号Ａ
ｆ’に基づいて、音声信号再生処理部１１９から第２の
音声信号ＡＵ２が得られ、それが再生音声信号として音
声信号出力端子１２１に導出される。

また、ＢＰＦ８１から得られるアスペクト比１６：９用
低域変換色信号Ｃｃ’に基づいて、色信号再生処理部１
２３から第２の搬送色信号Ｃ２が得られ、それが、スイ
ッチ９３を通じ、再生色信号として色信号出力端子１０
９に導出される。

Ｇ−５変形例 上述の第１図に示される例においては、パイロット信号
ＢＰＩ及びＢＦ２が、磁気テープに記録される合成記録
信号が、例えば、４：３とされる第１のアスペクト比の
再生画像画面を適正に得ることができる映像信号に基づ
く記録用映像信号を含むものとされる場合と、合成記録
信号が、例えば、１６：９とされる第２のアスペクト比
の再生画像画面を適正に得ることができる映像信号に基
づく第２の記録用映像信号を含むものとされる場合とに
応じて異なる位相を有するものとされ、また、上述の第
７図に示される例においては、パイロット信号ＰＣＲが
、磁気テープに記録される合成記録信号が、例えば、４
：３とされる第１のアスペクト比の再生画像画面を適正
に得ることができる映像信号に基づく記録用映像信号を
含むものとされる場合には合成記録信号に含まれず、合
成記録信号が、例えば、１６：９とされる第２のアスペ
クト比の再生画像画面を適正に得ることができる映像信
号に基づく第２の記録用映像信号を含むものとされる場
合に、合成記録信号に含まれるものとされて、実質的に
、合成記録信号が、例えば、４：３とされる第１のアス
ペクト比の再生画像画面を適正に得ることができる映像
信号に基づく記録用映像信号を含むものとされる場合と
、合成記録信号が、例えば、１６：９とされる第２のア
スペクト比の再生画像画面を適正に得ることができる映
像信号に基づく第２の記録用映像信号を含むものとされ
る場合とで、そのレベルを異ならせるものとされている
。しかしながら、本発明においては、さらに、合成記録
信号が、例えば、４：３とされる第１のアスペクト比の
再生画像画面を適正に得ることができる映像信号に基づ
く記録用映像信号を含むものとされる場合と、合成記録
信号が、例えば、１６：９とされる第２のアスペクト比
の再生画像画面を適正に得ることができる映像信号に基
づく第２の記録用映像信号を含むものとされる場合とで
、その周波数を異ならせるものとされるパイロット信号
が用いられるようになすことも可能である。

Ｈ発明の効果 以上の説明から明らかな如く、本発明に係る磁気記録装
置によれば、入力された映像信号に基づいて形成された
記録用輝度信号及び搬送色信号と記録用搬送色信号の周
波数帯域内に配されるパイロット信号とが多重合成され
て含まれるものとされた合成記録信号を、回転磁気ヘッ
ド部を用いて磁気テープに記録するにあたり、合成記録
信号が、例えば、４：３とされる第１のアスペクト比の
再生画像画面を適正に得ることができる映像信号に基づ
く記録用映像信号を含むものとされる場合と、合成記録
信号が、例えば、１６：９とされる第２のアスペクト比
の再生画像画面を適正に得ることができる映像信号に基
づく第２の記録用映像信号を含むものとされる場合とで
、第１の記録用搬送色信号及び第２の記録用搬送色信号
と共に磁気テープに記録されるパイロット信号がレベル
１位相もしくは周波数が異なるものとされる。それによ
り、本発明に係る磁気記録装置によって合成記録信号の
記録がなされた磁気テープは、記録されている記録用映
像信号が、第１のアスペクト比の再生画像画面を適正に
得ることができる映像信号、及び、第２のアスペクト比
の再生画像画面を適正に得ることができる映像信号のう
ちのいずれに基づいて形成されたものであるかを示す格
別の情報が、パイロット信号のレベル状態２位相状態も
しくは周波数状態として記録されているものとされるこ
とになるので、映像信号の再生に供されるにあたり、再
生されたパイロット信号のレベル状態。

位相状態もしくは周波数状態に基づいて、記録されてい
る記録用映像信号が、第１のアスペクト比の再生画像画
面を適正に得ることができる映像信号に基づいて形成さ
れたものであるか、あるいは、第２のアスペクト比の再
生画像画面を適正に得ることができる映像信号に基づい
て形成されたものであるかについての自動判別を行うこ
とができるものとされることになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る磁気記録装置の一例を示すブロッ
ク接続図、第２図Ａ、Ｂ及びＣは第１図に示される例の
説明に供される波形図、第３図は第１図に示される例に
おけるパイロット信号の説明の供される位相図、第４図
及び第５図は第１図に示される例により磁気テープに記
録される合成記録信号の説明に供される周波数スペクト
ラム図第６図は第１図に示される例による記録がなされ
た磁気テープからの信号再生に用いられる再生系の一例
を示すブロック接続図、第７図は本発明に係る磁気記録
装置の他の例を示すブロック接続図第８図Ａ及びＢは第
７図に示される例の説明に供される波形図、第９図は第
７図に示される例による記録がなされた磁気テープから
の信号再生に用いられる再生系の例を示すブロック接続
図、第１０図は再生画像画面のアスペクト比の説明に供
される概念図である。 図中、１１及び１３は映像信号入力端子、１５は音声信
号入力端子、１７は制御信号入力端子、１９及び１３１
はパイロット信号供給部、２１はパーストゲート部、２
５は発振部、２９及び３１は移相部、３９及び４５は信
号合成部、４１は輝度信号記録処理部、４７及び４９は
色信号記録処理部、５５は音声信号記録処理部、６３ａ
及び６３ｂは回転磁気ヘッド、１３３はゲート部である
。 第３図 映像信号の周波数スペクトラム 第４図 映像信号の周り皮数スペクトラム 第５図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 第１のアスペクト比の再生画像画面を得ることができる
   映像信号に基づく第１の記録用輝度信号及び搬送色信号
   と第２のアスペクト比の再生画像画面を得ることができ
   る映像信号に基づく第２の記録用輝度信号及び搬送色信
   号とを選択的に形成する記録用映像信号形成部と、 該記録用映像信号形成部から上記第１の記録用輝度信号
   及び搬送色信号が得られる場合と上記記録用映像信号形
   成部から上記第２の記録用輝度信号及び搬送色信号が得
   られる場合とで異なるレベル、位相もしくは周波数を有
   するものとされるパイロット信号を得るパイロット信号
   形成部と、上記第１の記録用輝度信号及び搬送色信号も
   しくは上記第２の記録用輝度信号及び搬送色信号と上記
   パイロット信号形成部からのパイロット信号とが、該パ
   イロット信号が上記第１の記録用搬送色信号及び第２の
   記録用搬送色信号の少なくとも一方の周波数帯域内に配
   されるものとされたもとで、多重合成されて含まれるも
   のとされる合成記録信号を形成する信号合成手段と、 上記合成記録信号を磁気テープに記録する回転磁気ヘッ
   ド部と、 を具備した磁気記録装置。