JPS6132690A - スチル画記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は磁気ディスクシートにスチル画ビデオ信号を記
録し、またそれを再生Ｔる記録再生装置に関する。

背景技術とその問題点 ＣＯＤのような固体操像累子と磁気ディスクシートのド
ライブ装置とを組み込んだ電子スチルカメラが商品化さ
れつつある。このような電子スチルカメラで鈴画した磁
気ディスクシートカセットは専用の再生機に装着するこ
とにより、数十率の各トラックごとにスチル画像とモニ
ターＴＶで再生することができる。このような電子スチ
ルカメラ用の再生機は専用機であるためその性能の割に
はコスト高でアリ、コストパーフォーマンスが低い。

発明の目的 本発明はこの問題を解消するためになされたものであり
、再生機の機構部や回路部を利用して記録機能も付加し
、全体としてコストパーフォーマンスを向上させること
を目的とする。

発明の概要 本発明のスチル画記録再生装置は、カラービデオ信号と
くし形フィルターにて輝度信号とクロマ信号とに分け、
クロマ信号は線順次色差信号（水平走査交互のＲ−Ｙ及
びＢ−Ｙ信号）に直して輝度信号と共に磁気ディスクシ
ートにスチル画情報として記録するようにした記録回路
とを備えている。更に、記録済磁気ディスクシートから
得られる再生信号中の線順次色差信号を同時信号に変換
すると共に、輝度信号をフィールドスチル信号からフレ
ームスチル信号に変換し、これらの変換出力を合成して
カラースチル画ビデオ信号を得るようにした再生回路と
を具備している。この構成によれば、比較的簡単な構成
で再生機能の外に記録機能も付加されるので、非常にコ
ストパーフォーマンスの良い装置となる。

実施例 以下本発明を実施例ｉこ基いて説明する。

第１図ｉ本発明を適用することができる電子スチルカメ
ラシステムの概略ブロック図で、ＣＯＤと磁気ディスク
シートドライブ機構とを組込んだ電子スチルカメラ１で
撮像したスチル映像は、磁気ディスクカセット２をビュ
ーア−３（再生機”）で再生することによりスチル再生
映像としてモニターＴＶにて表示される。ビューア−３
は磁気ディスク再生用の磁気ディスクシートドライブ機
構３ａ及び再生回路３ｂを具備している。

またビューア−３は外部のＴＶチューナーから得られる
ＮＴ８Ｃ信号等の外来ビデオ信号を磁気ディスクシート
に記録するための記録回路３ｃを備えている。この外来
ビデオ信号は電子スチルカメラ１と同じ記録フォーマッ
トに沿ってフォーマット変換され、。磁気ディスクシー
トドライブ機構３ａの動作に基いて磁気ディスクカセッ
ト２のトラックに記録される。記録された外来ビデオ信
号は、磁気ディスクカセット２をビューア−３に装着し
て再生することによりモニター画面に表示ざ・される。

このようにビューア−３は電子スチルカメラ用の再生機
として、また放送ＴＶ信号やビデオカメラの出力をスチ
ル記録再生する録画再生機としても用いることかできる
。コストパーフォーマンスを良くするために、磁気ヘッ
ドを含むドライブ機構は記録と再生とで共用され、また
記録回路３Ｃと再生回路３ｂとの夫々の一部が共用され
ている。

第２図は第１図における電子スチルカメラ１の記録系の
ブロック図である。

第２図において、ＣＣＤ５から得られたビデオ信号はプ
ロセスアンプ６ａ〜６ｄを介して輝度信号Ｙ及びＲ，Ｇ
、Ｂ信号として夫々同期付加回路７及びマトリックス回
路８に導出される。なお同期信号は同期発生器１８にお
いて形成され、水平及び垂直の各同期信号はＣＣＤ１を
駆動するために撮像部に供給される。

輝度信号ＹはＦＭ変調器９で高域においてＦＭ変調され
てから、バイパスフィルタ１０、混合器１１、記録アン
プ１２を経て磁気ヘッド１３に供給され、磁気ディスク
１４に記録される。

一方、マトリックス回路８の色差信号Ｒ−Ｙ及びＢ−Ｙ
は切換スイッチ１−５にて線順次信号に直され、Ｉｉ”
Ｍ変調器１６に供給される。Ｆ’Ｍ変調された線順次信
号は、ローパスフィルタ１７を通って混合器１１に導入
され、ＦＭ輝度信号と混合されてディスク１４に記録さ
れる。

記録されるＦＭ色差信号の中心周波数は、段差付けによ
ってＲ−Ｙが１．２ＭＨｚでＢ−Ｙが１．３Ｍ（ｚとな
る。一方、輝度信号は６〜７．５ＭＨｚのデビエーショ
ンでＦＭ変調され、色差信号とは帯域分離して記録され
る。

第３図は第１図のビューア−３の記録再生系の要部回路
図で、再生特番こはスイッチＳＷ１．ＳＷ４゜ｓｗ６．
ｓｗ７　　の切換（ＰＢ側）により太線のような信号経
路が形成される。磁気ヘッド１３の再生出力は再生アン
プ２０を介してＹ復ｉｌｌ器２１及びＣ復調器２２に導
入され、ＦＭ復調された輝度信号Ｙ及びクロマ信号Ｃ（
Ｒ−Ｙ／Ｂ−Ｙの線順次）が夫々インターレース回路２
３及び同時化回路２４に与えられる。

インターレース回路２３は１／２Ｈデイレーライン２５
を備え、その出力の０，５Ｈ遅延された輝度信号と元の
輝度信号とをスイッチ８Ｗ２で垂直周期交互に選択する
ことにより、インターレースした奇数及び偶数フィール
ドの信号が形成される。

スイッチＳＷ２の出力はクロマ系との時間合せのための
１Ｈデイレーライン２６を通り、スイッチＳＷ３を通っ
て輝度信号Ｙとして導出される。スイッチＳＷ３はスイ
ッチ８Ｗ２と同期して動作し、奇数フィールド０では、
ｌＨディレーライン２６の出力か選択される。また偶数
フィールドＥでは１／２Ｈデイレーライン２５の出力の
０．５Ｈ遅延信号がスイッチＳＷ２で選択され、更に１
Ｈデイレーライン２６の入出力を加算器２７で平均化（
相加平均）した信号がスイッチ８Ｗ３で選択される。こ
の平均化信号は奇数フィールド画面の隣一方、色差線順
次のクロマ信号Ｃは、まずインターレースのための１／
２Ｈデイレーライン３０及びその入力と出力とを垂直周
期交互に誠択するスイッチＳＷ５を通り、ｌＨディレー
ライン３１゜３２の直列回路の中間点から第１クロマ信
号Ｃ１として導出される。この第１クロマ信号Ｃ１は輝
度信号と時間軸が合っている色差線順次の本線信号であ
る。この本線信号に対して１Ｈ遅れまたは進みの第２ク
ロマ信号を作れば、これらの第１．第２クロマ信号より
同時化された色差信号か得られる。

第３図では、本線信号に対して１Ｈ進みのディレーライ
ン３１の入力と１Ｈ遅れのディレーライン３２の出力と
の平均化信号が加算器３３から第２クロマ信号Ｃ２とし
て導出される。

第１、第２クロマ信号Ｃ１及びＣ２は、図外の切換スイ
ッチにより、同時化されたＲ−ＹとＢ−Ｙとに分離され
、更に輝度信号と共にマトリックスデコーダに送られて
、Ｒ，Ｇ、Ｂ信号に変換される。

なおディレーライン２５　、２６　ｔ−３０〜３２は、
ＣＣＤ、ＢＢＤなどを用い、ることができ、またビデオ
情報がディジタル化されていれば％ＲＡＭやラッチ回路
をディレーラインとして用いることができる。輝度系の
ディレーライン２５．２６は、例えば４　ｆｓｃのクロ
ック（ｆｓｃ　＝　３．５８ＰＪｆＨ２）で動作するよ
うな広帯域の遅延素子で良（、クロマ系のディレーライ
ン３０〜３２はｆｓｃのクロックで動作する狭帯域の遅
延素子でよい。

次にＮＴ８Ｃ信号などの外来のコボジットビデオ信号を
記録するときには、スイッチｓｗ１　、ｓｗ４゜ｓｗ６
．ｓｗ７　がＲＥＣ側に切換えられて、第４図の太線の
ような信号経路が形成され、２Ｈ形のＹ／Ｃ分離用（し
形フィルタが構成される。なおスイッチｓｗ２．ｓｗ３
　はＥの側に固定される。このときには、クロマ系の同
時化用１Ｈデイレーライン３１．３２には４倍周波数の
クロック４ｆｓｃが与えられ、これによって遅延時間が
変換され、夫々１／４　Ｈの遅延時間を有する広帯域デ
ィレーラインとして使用される。

入力のコンポジットビデオ信号は、スイッチＳＷ６の几
ＢＣ側から１／４Ｈデイレーライン３１゜３２を通って
１／２Ｈだけ遅延され、更にスイッチｓｗ１のＲＥＣ側
を経て１／２Ｈデイレーライン２５＃こ導入され、次に
スイッチＳＷ２を経て１Ｈデイレーライン２６を通る。

この経路により、門体として２Ｈだけ遅延される。ここ
で１Ｈ遅延信号、つまり１／２デイレーライン２５の出
力を本線信号とする。

１Ｈデイレーライン２６の出力の２Ｈ遅延信号は、スイ
ッチ８Ｗ７のＲＥＣ側を通って加算器３３に導出され、
無遅延の入力信号と加算される。

この加算出力は本線ラインの一つ前及び一つ後のライン
の信号の平均であり、本線信号に対応する補間（内挿）
信号であるか、サブキャｉア成分については本線信号と
逆相である。加算器３３の出力はインバータ３４で反転
され、スイッチＳＷ４のＲＥＣ側を通り、加算器２Ｔに
おいて本線信号と加算される。これにより逆相の輝度成
分か消去され、同相のクロマ成分が抽出される。加算器
２７の出力は３．５８ＭＨｚ帯のバンドパスフィルタ２
８を通ってクロマ信号Ｃとして導出される。

一方、１／２Ｈデイレーライン２５の出力の本線信号は
加算器２９に導出され、ここでバンドパスフィルタ２８
の出力のクロマ信号Ｃが逆相で加算され、輝度信号Ｙと
して導出される。

このように再生系のディレーライン２５．２６゜３１．
３２及び加算器２７．３３を兼用して記録系の２Ｈくし
形フィルタを構成したから記録系を追加しても回路素子
の増加が少なく、より低コストにすることができる。

なお、第４図において導出された３、５９ＭＨｚのクロ
マ信号及び輝度信号は次にデコーダに導入され、ベース
バンドのＲ−Ｙ及びＢ−Ｙ信号に変換される。この色差
信号は、第２図と同様な記録系によって線順次信号にさ
れ、更にＦＭ変調されてから、ＦＭ輝度信号と共に磁気
ディスクカセット２に記録される。

なお外来ビデオ信号としては、放送ＮＴ８Ｃ信号の外に
、ＰＡＬ信号、８ＥＣＡＮ信号或いはビデオカメラ出力
でもよい。

また上述の実施例においては、再生系のディレーライン
３１．３２の遅延量を変更して、スイッチ切換により記
録系の２Ｈくし形フィルタに組込むようにしているが、
ディレーライン３１．．３２を夫々１／４及び３／４Ｈ
の遅延素子で構成し、１／４Ｈの出力タップを用いて２
Ｈくし形フィルタに組込むようにしてもよい。この場合
には接続の切換スイッチを用い、遅延時間の変更は不要
となる。

発明の効果 本発明によれば、電子スチルカメラ用の磁気ディスクシ
ート再生機に若干の回路を加えることにより、放送ＮＴ
８Ｃ信号などをスチル録画する記録機としても使用でき
るので、コストパーフォーマンスの高い装置が得られる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のスチル画記録再生装置が適用される電
子スチルカメラシステムの概略を示Ｔブロック図、第２
図は電子スチルカメラの記録系のブロック図、第３図は
第１図のビューア−３の記録再生系の再生モード時の回
路図、第４図は第３図の回路を記録モードに切換えたと
きの回路図である。 なお図面に用いた符号において、 ３　・・・・・・・・・・・・・・・ビューア−３ａ・
・・・・・・・・・・・・・・磁気ディスクシートドラ
イブ機構３ｂ・・・・・・・・・・・・・・・再生回路
３ｃ・・・・・・・・・・・・・・・記録回路１３・・
・・・・・・・・・・・・・磁気ヘッド１４・・・・・
・・・・・・・・・・磁気ディスク２３・・・・・・・
・・・・・・・・インターレース回路２４・・・・・・
・・・・・・・・・同時化回路２５・・・・・・・・・
・・・・・・ディレーライン２６・・・・・・・・・・
・・・・・ディレーライン３０．３１．３２・・・ディ
レーラインである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、カラービデオ信号をくし形フィルターにて輝度信号
   とクロマ信号とに分け、クロマ信号は線順次色差信号に
   直して輝度信号と共に磁気ディスクシートにスチル画情
   報として記録するようにした記録回路と、記録済磁気デ
   ィスクシートから得られる再生信号中の線順次色差信号
   を同時に信号変換すると共に、輝度信号をフィールドス
   チル信号からフレームスチル信号に変換し、これらの変
   換出力を合成してカラースチル画ビデオ信号を得るよう
   にした再生回路とを具備するスチル画記録再生装置。 ２、上記再生回路は、線順次色差信号を同時信号に変換
   するための遅延回路及びフィールドスチル信号からフレ
   ームスチル信号に変換するための遅延回路を有し、上記
   記録回路は、上記各遅延回路を共用した輝度／クロマ分
   離用くし形フィルタを備えることを特徴とする特許請求
   の範囲第１項に記載のスチル画記録再生装置。