JPS60143404A - 磁気ヘツド書込電流の切替方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は位相マージンを増大させて磁気ディスク装置の
信頼度を向上させることのできる磁気ヘッド書込電流の
切替方法に関するものである。

技術の背景 磁気ディスク装置は、複数枚の磁気ディスク（磁気媒体
）を支持して回転させるシャフトと、該各磁気ディスク
に対向可能な複数の磁気ヘッド乞支持するキャリッジと
、該キャリッジを進退させるボイスコイルモータとを備
えており、ボイスコイルモータによりキャリッジを移動
させることによって磁気ヘッドを磁気ディスクに対向す
る作動位置と磁・気ディスクから退避す、６退避位置と
に位置決めするようになっている。この磁気ディスク装
置の磁気ヘッド、磁気ディスク実装部分には、塵埃の進
入を防止するための密閉構造が採用されている。この密
閉構造としては、ディスククロージャ（ＤＥ）形式のも
のとへラドディスクアッセンブリ（ＨＤＡ）形式のもの
とがあ、６゜ＨＤＡは、密閉構造の面でＤＥより一層グ
レードアップしたものである。

従来技術と問題点 この種の磁気ディスク装置においては、ＤＨ。

ＨＤＡ等において十分温度が上昇し一定になった状態で
書込電流値を設定しており、温度により磁気ヘッド−磁
気媒体の電流−出力特性（Ｉ−Ｖ特性）が変化しても書
込電流を変えていない。

この場合、ＤＥやＨＤＡ等の密閉部分の内部温度が５℃
〜５５℃まで変化すると、設定された書込電流値が最適
電流値よりずれ、位相マージンでロスを生じる。

発明の目的 本発明は上述の問題点を解決するためのもので、位相マ
ージンを増大させて装置の信頼度を向上させる磁気ヘッ
ド書込電流の切替方法を提供するとｒ とを目的としている。

発明の構成 本発明では、磁気ディスク装置の磁気ヘッド。

磁気媒体が実装されている密閉部分の内部温度を検出し
、書込電流値を該温度にて最適電流値になるように設定
することにより上記目的の達成を図っている。

発明の実施例 以下、図面に関連して本発明の詳細な説明する。

磁気〜ラド−磁気媒体の電流−出力特性（ｒ−■特性）
は、第１因（ａｌ　、　（ｂ）　＋　（ｃｌに示す通り
で、温度が上昇するにつれて最大出力を与える書込電流
値が小さくなる。第１図（ａｌは１０℃の場合の特性を
、第１図（ｂｌは６０℃の場合の特性を、第１図（ｃｌ
は５０℃の場合の特性をそれぞれ示している。

本図に明らかなように、書込電流をＩ＝［Ｌ８（Ａ）で
使用した場合、高温では過飽和になり出力２分解能共に
劣化し不利であり、またＩ　＝　０．６　（Ａ）で使用
した場合、低温では未飽和になり前歴的に不利である。

そこで、本発明では、各温度でそれぞれ最適電流値にな
るようにして問題の解決を図っている。

次にこれを実現するための各実施例について説明する。

第２図に第１の実施例を示す。

第２図は本発明の方法を実施する構成図で、図中、１は
磁気ヘッド２．ヘッドＩｃｅ、及び図示しない磁気ディ
スク等を密閉状態で実装したＤＥ（またはＩ（ＤＡ　）
、４はＤＥ　ｉ内に設けられた温度センサ、５はヘッド
ＩＣ３及びコントローラ６に接続される書込電流制御回
路である。温度センサ４は、ＤＥＩの内部温度を検出し
、書込電流制御回路５に信号を送出して書込電流値な該
検出温度にて最適電流値になるように自動的に設定する
。

従って、ＤＥ　（またはＨＤＡ）等の内部温度が変動し
ても常に最適電流値で情報の書込みができ金相マージン
を増大することができるので、磁気ディスク装置の信頼
度な向上させることが可能である。

第３図乃至第５図に第２の実施例を示す。

第６図は本発明の方法を実施する構成図で、図中、１１
は磁気ヘッド１２．ヘッドＩＣ′１５．及び図示しない
磁気ディスク等を密閉状態で実装したＤＥ　（またはＨ
ＤＡ）、１４はヘッドＩＣ１３に設けられた温度センサ
、１５はコントローラである。

ＤＥｌｌの内部温度が上昇するとヘッドＩＣ１！ｌの温
度も上昇し、そのため最適書込電流値が５〜１０チ増大
するが、本例の場合は前例と異なりＤＥｌｌ内のＩＣヘ
ッド１５に温度センサ１４が設けられており、該ＩＣヘ
ッド１５の温度を検出して書込電流値を該温度にて最適
電流値になるように設定することができるため、前例の
場合より一層磁気ディスク装置の信頼度を向上させるこ
とが可能である。

第４図は本例の場合の情報書き込み回路（ライト回路）
の一部な示し、第５図はその動作タイムチャートを示す
。

第４図において、Ｌｌ　＊　Ｌｌはセンタータップを有
する磁気ヘッドを示す。ライト回路は、電流切換用トラ
ンジスタθ２．θ、と、それを駆動するプリドライバＡ
Ｉ＋抵抗Ｒ１・Ｒ１，ツェナーダイオード２゜ダイオー
ドＤ□〜ＤＨ２及びトランジスタθ１で構成される定電
流源よりなる。

第５図に示すようにブリドライバ入力Ｖｉｎ　−Ｖｉｎ
に信号が入ると、該信号は増幅され、電流切替用トラン
ジスタθ１．θ２を交互にオン、オフし、定電流源から
の電流工ｗを磁気ヘッドＬ、　、　Ｌ、にセンタータッ
プな通して交互に流し、磁気ヘッドに対向する磁気媒体
（図示せず）に飽和磁気記録を行う。

ところで、磁気ヘッド−磁気媒体のＩ−Ｖ特性は温度上
昇とともに書込電流な減らす方向が最適であるが、本例
の場合は、磁気ヘッド、磁気媒体に近接するヘッドＩＣ
の内部温度を温度センサとして用い、６ものである。す
なわち、ライト回路の定電流源に負の温度係数を持たせ
るものである。

さて、ライト電流源の電流贈は次式で表わされる。

ここに、ｖ２−−−一ツ二ナーダイオード電圧ｖｇ３−
−−　トランジスタθ１のベース、エミッタ間電圧′ｖ
Ｄｉ−−−ダイオ−ＦＤｉ（ｉ＝１〜Ｎ）ノ順方向ＩＥ
圧Ｒ１−−−−バイアス用抵抗 Ｒ１−一−−ＩＷ決定抵抗 に８−ｍ−電圧源 （１）式において、ＶＢ１５もｖＤｌも全てダイオード
の順方向電圧であるので、これらヲＶＤで示すと、（１
）式％式％ これを温度Ｔで偏微分すると次のようになる。

ここで一般に全ての抵抗、トランジスタ、ダイオード、
ツェナーダイオード４ＩＣ内部のものとすれば、 ｖｚ＝６ｖ、ａＶＶａＴ＝＋２．５ｍＶ／℃ＶＤ＝１８
Ｖ、　ａＶｚｌａＴ＝−ｔ７””７℃であるので、（３
）式よりＮ７ａ１′適当に選べばｒｗを任意の負の温度
係数とすることができる。従って、磁気ヘッド−磁気媒
体の特性によってＮＹ決定すれば良いことにな、６゜ また、Ｖｚ＝０（ツェナーダイオードを使用しない）の
場合は、 のように任意ではないが負の温度係数にできる。

さらに、外部に定電流源がある場合、例えば第４図でθ
δ、Ｒ１が外部（ＤＥＯ外）にある場合は、Ｒ１＋Ｚ　
、Ｄｉ（１＝１〜Ｎ）ＹＩＣ内に内蔵（温度センサ）し
、２の上から外部に信号を出力して外部の０８ｍＲ２に
供給すれは良い。

発明の効果 以上述べたように、本発明によれば、ＤＥ、ＨＤＡ等の
内部温度が変動しても常に最適電流値で情報の書き込み
を行うことができ、金相マージンを増大して磁気ディス
ク装置の信頼性を向上させることが可能であ・６゜

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係る磁気ヘッド書込電流の切替方法の実
施例を示すもので、第１Ｚ　（ａ）　、　（ｂ）　、　
（ｃ）は各種温度における磁気ヘッド−磁気媒体の越流
−出力特性（Ｉ−Ｖ特性）因、第２図は第１の実施例の
構成概要図、第６図は第２の実施例の構成概要図、第４
図は同ライト回路図、第５図はその動作タイムチャート
である。 図中、１．１１はＤＥ（またはＨＤＡ）、２．１２は磁
気ヘッド、６，１６はヘッドＩＣ，４，１４１１！ｉＬ
Ｆセｙす、５は書込電流制御回路、６，１５はコントロ
ーラでや、５゜ 特許出願人　富士通株式会社 代　理　人　弁理士玉蟲久五即（外１名）第１図 （ａ）（−ｂ）　（Ｃ） 第　２　図 第　３　図 第　４　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 磁気ディスク装置の磁気ヘッド、磁気媒体が実装されて
   いる密閉部分の内部温度を検出し、１込電流値を該温度
   にて最適電流値になるように設定することを特徴とする
   磁気ヘッド書込電流の切替方法。