JP2508015Y2 - ねじ吸着機構 - Google Patents

ねじ吸着機構

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JP2508015Y2
JP2508015Y2 JP1990043523U JP4352390U JP2508015Y2 JP 2508015 Y2 JP2508015 Y2 JP 2508015Y2 JP 1990043523 U JP1990043523 U JP 1990043523U JP 4352390 U JP4352390 U JP 4352390U JP 2508015 Y2 JP2508015 Y2 JP 2508015Y2
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JP
Japan
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screw
suction
suction pipe
washer
chuck
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JP1990043523U
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JPH042535U (ja
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賢治 清水
勇一 今津
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
  • Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ねじ吸着式ねじ締め機における、ねじ吸着
機構に関する。
〔従来の技術〕
従来のねじの吸着方法は、公知例に引用したねじ締め
ユニットのように、吸着位置で停止する機構を持たず、
チャックにねじを装填後、吸着パイプ下降中に停止せ
ず、ねじを吸着するものであった。このような方法で
は、ねじ吸着の直前にチャックが開きはじめる為、ねじ
の姿勢が不安定となり、ねじ吸着ミスをなくすことがで
きなかった。(電動ドライバー総合カタログ,No.GA05J-
631004(発行社名:日本電気精器株式会社,発行年、昭
和63年)) 〔考案が解決しようとする課題〕 従来技術では、ねじ吸着位置のチャックにねじをセッ
トした後、ねじ吸着パイプが下降中に、停止せず吸着
し、ねじ締めを行っていた。この方式は、ねじ吸着の直
前にチャックが開きはじめ、吸着の瞬間に、ねじの姿勢
が不安定となる点について考慮がされておらず、ねじ吸
着ミスの問題があった。
本考案の目的は、ねじ吸着時にねじの姿勢を保持した
まま吸着し、ねじ吸着ミスを防ぐことにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案はねじ吸着パイプ
駆動部を、ねじ吸着位置で停止し、ねじ吸着後、再度ね
じ締め位置まで下降するようにしたものである。
〔作用〕
ねじ吸着パイプ駆動部は、吸着パイプの先端がねじ吸
着位置で停止するように動作する。それによって、ねじ
は、チャックで姿勢を保持したまま吸着パイプに吸引さ
れるので、吸着ミスすることがない。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図、および第2図によ
り説明する。
第1図は、本発明を採用したねじ締めユニットの斜視
図である。本ユニットは、市販のねじ締めモータ4、ね
じ7を装填するチャック2および、ねじ送りホース3、
チャック2に装填したねじ7を吸着するねじ吸着パイプ
1、ねじ吸着パイプを駆動する第一シリンダ、第二シリ
ンダとから構成される。
ねじ7を、ねじ送りホース3を通してチャック2に装
填する。次に、第一シリンダ5により、ねじ締めモータ
4、吸着パイプ1を下降させる。下降完了時、吸着パイ
プ1の先端は、第2図(a)に示すように、ねじ7のワ
ッシャ8と接する吸着位置に停止する。ここで、吸着パ
イプ1の内部を真空吸引き8し、ねじ7を吸着パイプ1
内へ吸引する。吸引後は、第2図(b)のようになり、
チャック2に装填した姿勢を保持したままねじ7を吸着
パイプ1に吸引する。この後、第二シリンダ6により、
ねじ7を吸着したまま、吸着パイプ1をねじ締め位置ま
で下降し、ねじ締めモータ4でねじ締めを行う。
本実施例によれば、吸着パイプ1を吸着位置で停止さ
せ、ねじ7を真空吸引することで、チャック2に装填し
た姿勢を保持したままねじ7を吸着パイプ1に吸引し、
ねじ吸着時の吸着ミスをなくす効果がある。
以上の実施例では、吸着パイプ1の駆動に第一シリン
ダ5、第二シリンダ6の二本のシリンダを用いている
が、本部分を一ケの電動モータとし、電動モータを制御
して、吸着パイプ1を吸着位置で停止、ねじ7の吸着
後、再度、下降してもよい。
〔考案の効果〕
本考案によれば、従来のねじ吸着方式に比べて安定し
た姿勢でねじ吸着ができるので、ねじ吸着ミスをなくす
ことができる。
また、ねじ吸着ミスがなくなることにより、装置の稼
動率が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例の斜視図、第2図は、ねじ
吸着動作の説明図である。 符号の説明 1……吸着パイプ,2……チャック,3……ねじ送りホー
ス,4……ねじ締めモータ,5……第一シリンダ,6……第二
シリンダ,7……ねじ,8……ワッシャ,9……真空吸引。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ねじをチャッキングするチャック部と、ね
    じを吸着する吸着パイプとを備えたねじ吸着機構におい
    て、 頭部より大きい外径のワッシャ(8)を有したねじ
    (7)を吸着する構成であって、 上記吸着パイプ(1)は、その内径が上記ワッシャの外
    径よりも大きい第1の部分と、その内径が上記ワッシャ
    外径より小さく上記頭部の外径より大きい第2の部分
    と、が同軸状に配され、 上記チャック部(2)は、上記吸着パイプの上記第1の
    部分を包含する形状を有し、先端部分にねじ押さえ部が
    形成され、 上記吸着パイプの上記第1の部分に上記ねじの上記ワッ
    シャが当接されかつ上記チャック部の上記ねじ押さえ部
    にねじの胴部が当接されて成る第1の吸着状態と、該吸
    着パイプの上記第1の部分内に上記ワッシャが位置し上
    記第2の部分の、上記第1の部分側の端面部には上記ワ
    ッシャの上記頭部側平面が当接され、かつ上記内径を有
    した部分にはねじの上記頭部が挿入されて成る第2の吸
    着状態とを形成し、該第1の状態と第2の状態で上記ね
    じを略同一の姿勢に保持するよう構成したことを特徴と
    するねじ吸着機構。
JP1990043523U 1990-04-25 1990-04-25 ねじ吸着機構 Expired - Lifetime JP2508015Y2 (ja)

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JPH042535U JPH042535U (ja) 1992-01-10
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ID=31556006

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60175535U (ja) * 1984-04-30 1985-11-20 日東精工株式会社 ねじ締めユニツト
JPS6213146A (ja) * 1985-07-10 1987-01-21 Nec Eng Ltd 可変内線監査方式

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JPH042535U (ja) 1992-01-10

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