JP2507922Y2 - レンズバリア連動装置 - Google Patents

レンズバリア連動装置

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JP2507922Y2
JP2507922Y2 JP5269790U JP5269790U JP2507922Y2 JP 2507922 Y2 JP2507922 Y2 JP 2507922Y2 JP 5269790 U JP5269790 U JP 5269790U JP 5269790 U JP5269790 U JP 5269790U JP 2507922 Y2 JP2507922 Y2 JP 2507922Y2
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JP
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light emitting
spring
interlocking plate
lens barrier
turning
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JP5269790U
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敬和 小林
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Kyocera Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、閃光発光器の発光部が収納位置から発光
準備位置に突出変位する動作に連動してレンズバリアが
開放する構成のカメラに利用するところのレンズバリア
連動装置に関する。
「従来の技術」 第6図は及び第7図はレンズバリア機構の従来例を示
し、第6図は閉成状態を示したレンズバリア機構の正面
図、第7図は第6図上のA-A線断面図である。
このレンズバリア機構は、上下の2つのバリア11a、1
1bを備え、上側のバリア11aが旋回レバー12a、12bの旋
回動によって上方に移動し、下側のバリア11bが旋回レ
バー13a、13bの旋回動によって下方に移動する。
旋回レバー12a、12bはそれらの基部が支軸ピン14a、1
4bにより固定板15に旋回自在に軸支され、また、これら
の先端側の長孔内にはバリア11aより突き出た連繋ピン1
6a、16bが突入しており、さらに、これら旋回レバー12
a、12bの中程の長孔には、固定板15の長孔17a、17bを通
した連動板18の駆動ピン19a、19bが突入している。
旋回レバー13a、13bはそれらの中程が支軸ピン20a、2
0bによって固定板15に旋回自在に軸支され、また、これ
らの先端側の長孔内にはバリア11bより突き出た連繋ピ
ン21a、21bが突入しており、さらに、これら旋回レバー
13a、13bの基部の長孔内には固定板15の長孔22を通した
連動板18の駆動ピン23が突入している。
連動板18は固定板15の裏面で上下動するものである
が、これには常時下方向に移動するばね勢力が与えてあ
り、また、その上方部に設けられたばね受け24には第8
図より分かる通り発光部25と連動させるためのねじりコ
イルばね26が係止されている。
閃光発光器の発光部25は支軸27を支点として、図示す
る収納位置から上方向に旋回し発光準備位置に突出変位
する。この発光部25にはそのばね連結部28に上記したね
じりコイルばね26の一端が係止されている。なお、この
種の発光部25はばね勢力によって収納位置から発光準備
位置に突出変位する構成のものが多く、通常時にはばね
勢力に抗して図示する収納位置にロックされている。な
お、図示二点鎖線はカメラカバー29を示している。
上記したレンズバリア機構は、発光部25が収納位置に
あるかぎり、連動板18がばね勢力で下方に降下してお
り、第6図及び第7図に示すようにバリア11a、11bが閉
成している。
発光部25のロックを解除すると、この発光部25が支軸
27を支点にばね勢力を受けて第7図上時計方向に旋回す
る。
この発光部25の旋回は、旋回初段階においては連動板18
が上昇動作せず、バリア11a、11bが閉じている。発光部
25の旋回が進み、ねじりコイルばね26を介して加わる引
張り力が連動板18の下方向へのばね勢力に打ち勝つこと
によってこの連動板18が上昇動作してバリア11a、11bが
開放する。
つまり、連動板18の上昇動作によって、旋回レバー12a
が左旋回、旋回レバー12bが右旋回し、また、旋回レバ
ー13aが右旋回、旋回レバー13bが左旋回され、発光部25
が発光準備位置まで突出変化したとき、第9図及び第10
図に示す如く、バリア11a、11bが開放する。
一方、発光準備位置に突出した発光部25は人手によっ
て押し戻し収納位置でロックさせるが、この場合、発光
部25の押し戻し旋回と共に連動板18が下降動作し、バリ
ア11a、11bが第6図及び第7図に示すように閉成する。
なお、バリア11a、11bが閉成した後、さらに戻し旋回さ
せて発光部25を収納位置でロックさせる。
「考案が解決しようとする課題」 上記したレンズバリア機構では、発光部25の旋回中
に、そのばね連結部28が連動板18のばね受け24に一旦近
寄ってから離れる。したがって、このような距離変化の
あるばね連結部28とばね受け24とを連結するために、ね
じりコイルばね26が使用されている。
このねじりコイルばね26はばね連結部28がばね受け24
に近づいたときにねじられて距離の接近を吸収し、ま
た、ばね連結部28がばね受け24から離れるように発光部
25が旋回することによって連動板18を引き上げる連動部
材として働いている。
ただ、このねじりコイルばね26は、コイル部が支持さ
れていないために、発光部25の旋回中にコイル部が横方
向に動き正常なばねの働きをしない。つまり、コイル部
の横動きが繰返えされることから、ばね足の付け根に負
担がかかり、ばねの耐久性が悪く、また、ねじりコイル
ばねであるため、連動板18を引き上げる力が一定しない
ために、バリア11a、11bが全開しないことがあるという
問題があった。
本考案は上記した実情にかんがみ、確実な連動と耐久
性に優れたレンズバリアの連動装置を簡単な構成によっ
て達成することを目的とする。
「課題を解決するための手段」 上記した目的を達成するため、本考案では、支軸部を
支点にカメラ上方に旋回し収納位置から発光準備位置に
変位する閃光発光器の発光部と、この発光部の旋回に連
動して上昇動作する連動板により開放駆動されるレンズ
バリアとを備えたカメラにおいて、上記発光部の旋回部
と上記連動板とを連結する引張りコイルばねと、この引
張りコイルばねの一端部をフックし、このフック部の摺
動を自在とした上記連動板に設けたばね受けとから構成
したことを特徴とするレンズバリア連動装置を提案す
る。
「作用」 上記したレンズバリア連動装置は、発光部が収納位置
からカメラ上方に旋回して発光準備位置に突出変位する
ことによってレンズバリアが開放する。
そして、発光部が上記のように旋回する過程において、
発光部の引張りコイルばね連結部が連動板のばね受けに
近づくと、引張りコイルばねのフック部が連動板のばね
受けで摺動し、このコイルばねの自由長が保たれる。
また、発光部がカメラ上方に旋回することによって引
張りコイルばねに引張り力が作用し、連動板の上昇動作
によりレンズバリアが開放し、発光部が発光準備位置に
突出変位した状態では、引張りコイルばねのばね力でレ
ンズバリアの全開が保たれる。
発光部を発光準備位置から収納位置に戻り旋回させる
と、連動板の下降動作によってレンズバリアが閉じる。
この戻り旋回過程で発光部のばね連結部が連動板のばね
受けに近づくと、上記同様に連動板のばねフック部が摺
動して引張りコイルばねの自由長が保たれる。
「実施例」 次に、本考案の一実施例について図面に沿って説明す
る。
第1図は本考案に係る連動装置を備えるレンズバリア
機構の一部拡大側面図である。
なお、従来例と同じ構成部品については同じ参照符号を
付してその説明は省略する。
図示する如く、この実施例のレンズバリア機構では、
前後方向に長くした長孔30を有するばね受け31が連動板
18の上方部に設けてある。なお、このばね受け31は連動
板18側の下部にばね通し用の開口32が長孔30に連通する
ように形成してある。
そして、このばね受け31と発光部25のばね連結部28と
を引張りコイルばね33をもって連結し、発光部25とレン
ズバリア11a、11bとの連動装置が構成してある。
引張りコイルばね33は第2図に拡大して示した通り、
図示矢印方向(図面の右側より見て右回り方向)にねじ
り形成したコイルばねであり、その一端部にはリング状
としたフック部33aが設けてある。
この引張りコイルばね33はフック部33aを開口32より
差し入れて長孔30内を通すようにして連動板18のばね受
け31に取付ける。
なお、このフック部33aは図示矢印方向とは逆となる
ばね勢力によって、同図上手前側となるリング部分33a1
が下り、その後方側のリング部分33a2が上がるように取
付ける。
また、引張りコイルばね33の他端部は発光部25のばね
連結部28に固定的に係止する。
このように取付けたフック部33aは発光部25の旋回過程
でばね受け31の上側部分31aを摺動するようになる。
一方、連動板18のばね受け31は第3図に示した如く、
発光部25のばね連結部28に対して僅かな距離xだけ横方
向に片寄った位置に設けてある。
この構成によって連動板18及び発光部25の機械的な取
付ガタを吸収することができる。
上記のように構成したレンズバリア機構は、収納位置
にある発光部25のロックを解除すると、従来例同様にこ
の発光部25がばね勢力によって支軸27を支点に旋回しカ
メラ上方に突出変位する。
この旋回によって発光部25のばね連結部28が連動板18
のばね受け31に近づく。このため、引張りコイルばね33
が長手方向のばね勢力を失った状態(自由長)に達す
る。
発光部25の旋回に伴ってばね連結部28がさらにばね受け
31に近づくと、第4図に示したように、フック部33aが
ばね受け31の上側部分31aに回り込むように摺動する。
その後、発光部25の旋回が進むことにより、ばね連結
部28がばね受け31より離れるようになり、引張りコイル
ばね33に引っ張りのばね勢力が生ずる。このばね勢力に
より連動板18が上昇動作しバリア11a、11bが開放を開始
する。発光部25が第5図に示した発光準備位置まで旋回
すると、引張りコイルばね33の引っ張り力で連動板18の
上昇動作が維持され、バリア11a、11bの全開状態が保た
れる。
発光部25は従来例同様に人手によって収納位置に戻し
旋回させるが、この戻し旋回過程では、連動板18がばね
勢力によって下降し、バリア11a、11bが閉成し、その
後、発光部25が収納位置に戻る。
この場合、引張りコイルばね33のフック部33aはばね受
け31の上側部分31aから第1図に示したように引き戻さ
れる。
「考案の効果」 上記した通り、本考案に係る連動装置は、レンズバリ
アを駆動する連動板と発光部とを引張りコイルばねを利
用して連結すると共に、引張りコイルばねのフック部が
連動板のばね受けで摺動する構成としたので、発光部の
旋回によって、この発光部のばね連結部が連動板のばね
受けに近づくことにより、引張りコイルばねのフツク部
が摺動する。
この結果、発光部のばね連結部が引張りコイルばねの
自由長より短くなるように近づいても、この引張りコイ
ルばねを無理に縮圧させる不自然な力が加わらないた
め、引張りコイルばねの耐久性が良く、その上、発光部
の旋回がスムーズとなる。
また、発光部のばね連結部が連動板のばね受けより離
れることにより、引張りコイルばねが伸び、このばねに
よる連動板の上昇動作力が強く作用する結果、発光部の
発光準備位置の突出変位に連動して確実にレンズバリア
を全開させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本考案の一実施例を示し、第1図はレ
ンズバリア機構の部分的な拡大側面図、第2図は連動板
のばね受けと引張りコイルばねとの連結構成を示した部
分的な拡大図、第3図は連動板のばね受けと発光部のば
ね連結部との位置関係を示した上記レンズバリア機構の
簡略的な平面図、第4図は発光部の旋回過程を示した第
1図同様の側面図、第5図は発光準備位置に突出変位し
た発光部に連動して連動板が上昇動作した状態を示す第
1図同様の側面図、第7図〜第10図は従来例を示し、第
6図はバリアが閉成した状態を示すレンズバリア機構の
正面図、第7図は第6図上のA-A線断面図、第8図は連
動板と発光部とを連結したねじりコイルばねを示す簡略
図、第9図及び第10図はバリアが開放した状態を示すレ
ンズバリア機構の正面図である。 11a、11b……バリア 12a、12b、13a、13b……旋回レバー 18……連動板 19a、19b、23……駆動ピン 25……発光部 28……ばね連結部 30……長孔 31……ばね受け 33……引張りコイルばね 33a……フック部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】支軸部を支点にカメラ上方に旋回し収納位
    置から発光準備位置に変位する閃光発光器の発光部と、
    この発光部の旋回に連動して上昇動作する連動板により
    開放駆動されるレンズバリアとを備えたカメラにおい
    て、上記発光部の旋回部と上記連動板とを連結する引張
    りコイルばねと、この引張りコイルばねの一端部をフッ
    クし、このフック部の摺動を自在とした上記連動板に設
    けたばね受けとから構成したことを特徴とするレンズバ
    リア連動装置。
JP5269790U 1990-05-22 1990-05-22 レンズバリア連動装置 Expired - Lifetime JP2507922Y2 (ja)

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JPH0411530U JPH0411530U (ja) 1992-01-30
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