JPH0810160Y2 - シャッター用随時手動閉鎖装置 - Google Patents
シャッター用随時手動閉鎖装置Info
- Publication number
- JPH0810160Y2 JPH0810160Y2 JP1987134630U JP13463087U JPH0810160Y2 JP H0810160 Y2 JPH0810160 Y2 JP H0810160Y2 JP 1987134630 U JP1987134630 U JP 1987134630U JP 13463087 U JP13463087 U JP 13463087U JP H0810160 Y2 JPH0810160 Y2 JP H0810160Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lever
- locking
- pin
- shutter
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は建物の入口、通路等に設置される防火シャ
ッターの随時手動閉鎖装置に関し、特に火災の発生によ
りシャッター開閉機の電源(非常電源を含む)が遮断さ
れた場合に、手動プッシュ釦の遠隔操作で該開閉機内蔵
のブレーキ機構を解放動作させてシャッターを円滑迅速
に閉鎖させることができるようにした随時手動閉鎖装置
に係るものである。
ッターの随時手動閉鎖装置に関し、特に火災の発生によ
りシャッター開閉機の電源(非常電源を含む)が遮断さ
れた場合に、手動プッシュ釦の遠隔操作で該開閉機内蔵
のブレーキ機構を解放動作させてシャッターを円滑迅速
に閉鎖させることができるようにした随時手動閉鎖装置
に係るものである。
[従来の技術] この種の随時手動閉鎖装置として従来知られているも
のには、例えば次のようなものがある。すなわち第7〜
8図に示すように、前面に押破り可能な窓1を備えてい
るボックス2内に手動プッシュ釦3を設けると共に、こ
のプッシュ釦3の先端に可動レバー4を配設し、該レバ
ー4は前記プッシュ釦3を押圧すると該釦に取付けられ
たロッド3aにより押圧されて、第8図に仮想線で示すよ
うに傾動し、このレバー4に連結された引張ワイヤ5が
シャッターの開閉機に内蔵されたブレーキ機構の随時解
放レバーを作動させるべく構成されていた。
のには、例えば次のようなものがある。すなわち第7〜
8図に示すように、前面に押破り可能な窓1を備えてい
るボックス2内に手動プッシュ釦3を設けると共に、こ
のプッシュ釦3の先端に可動レバー4を配設し、該レバ
ー4は前記プッシュ釦3を押圧すると該釦に取付けられ
たロッド3aにより押圧されて、第8図に仮想線で示すよ
うに傾動し、このレバー4に連結された引張ワイヤ5が
シャッターの開閉機に内蔵されたブレーキ機構の随時解
放レバーを作動させるべく構成されていた。
ちなみに第9図に示したものがブレーキ解放機構の一
例であり、符号6がブレーキ機構を作動させるためのカ
ム軸であり、このカム軸6に固定されたブレーキアーム
7を傾動させると、前記ブレーキ機構が解放動作される
ようになっている。なお、ブレーキアーム7の一端7aに
図示のようにソレノイド8のプランジャが連結されてお
り、平常時にはソレノイド8を励磁してブレーキ機構を
解放動作させ、シャッターを自重降下させるようになっ
ている。また、ブレーキアーム7の下方にはスプリング
9によって常に上方に付勢されているブレーキ随時解放
レバー10が設けられている。このレバー10は、前述した
ようにプッシュ釦3の操作により可動レバー4が傾くと
ワイヤ5が引かれることにより、下向きに作動して、作
動部材10aが回動部材11を回動させるようになってい
る。
例であり、符号6がブレーキ機構を作動させるためのカ
ム軸であり、このカム軸6に固定されたブレーキアーム
7を傾動させると、前記ブレーキ機構が解放動作される
ようになっている。なお、ブレーキアーム7の一端7aに
図示のようにソレノイド8のプランジャが連結されてお
り、平常時にはソレノイド8を励磁してブレーキ機構を
解放動作させ、シャッターを自重降下させるようになっ
ている。また、ブレーキアーム7の下方にはスプリング
9によって常に上方に付勢されているブレーキ随時解放
レバー10が設けられている。このレバー10は、前述した
ようにプッシュ釦3の操作により可動レバー4が傾くと
ワイヤ5が引かれることにより、下向きに作動して、作
動部材10aが回動部材11を回動させるようになってい
る。
また、回動部材11の上部にローラが取付けられている
と共に、このローラは係止突起と係合するように形成さ
れている。この係止突起は、スプリング12によって常に
上方に付勢されている解除部材13の側面に一体に形成さ
れていて、常時はローラによりスプリング12の付勢力に
抗して引き下げられた状態に掛止めされている。回動部
材11が回動されると、ローラと係止突起の係合が外れて
スプリング12の力によって解除部材13が上昇動作し、ブ
レーキアーム7は傾動して、ソレノイド8を励磁させた
場合と同様に、ブレーキ機構が解放動作するものであっ
た。
と共に、このローラは係止突起と係合するように形成さ
れている。この係止突起は、スプリング12によって常に
上方に付勢されている解除部材13の側面に一体に形成さ
れていて、常時はローラによりスプリング12の付勢力に
抗して引き下げられた状態に掛止めされている。回動部
材11が回動されると、ローラと係止突起の係合が外れて
スプリング12の力によって解除部材13が上昇動作し、ブ
レーキアーム7は傾動して、ソレノイド8を励磁させた
場合と同様に、ブレーキ機構が解放動作するものであっ
た。
[考案が解決しようとする問題点] ところで、上記従来形の装置はプッシュ釦3を押込ん
で、レバー10に取付けたワイヤ5を引張ってブレーキア
ーム7を傾動させ、ブレーキ機構を解放させ、一方解放
状態にあるブレーキ機構を復帰させる際には、解除部材
13の下端に取付けた復帰ワイヤ15を引張って回動部材11
のローラと解除部材13の係止突起を係合させなければな
らない。しかも、前記復帰ワイヤ15は通常、天井内に垂
下しているので、復帰の際には、天井内に作業員が入込
んで、前記操作をしなければならないという難点があ
る。
で、レバー10に取付けたワイヤ5を引張ってブレーキア
ーム7を傾動させ、ブレーキ機構を解放させ、一方解放
状態にあるブレーキ機構を復帰させる際には、解除部材
13の下端に取付けた復帰ワイヤ15を引張って回動部材11
のローラと解除部材13の係止突起を係合させなければな
らない。しかも、前記復帰ワイヤ15は通常、天井内に垂
下しているので、復帰の際には、天井内に作業員が入込
んで、前記操作をしなければならないという難点があ
る。
[問題点を解決するための手段] 本考案は上記従来形の装置の難点を排除すべくなされ
たもので、ブレーキの開放操作と復帰操作とを同一の操
作ボックスにおいて行えるようにして、使い勝手を向上
させたものである。すなわち本考案は、シャッター開閉
機のブレーキを開放する手動押しボタンを操作ボックス
内に設けてなるシャッター用随時手動閉鎖装置であっ
て、 前記ボックス内に固定された内枠と、 前記内枠に上端を枢支され、前記ボックスの前面に出
没自在に設けられる復帰レバーと、 前記復帰レバーのほぼ中央付近内側に、ピンを介して
枢支されている係止レバーと、 前記係止レバーの下部に取り付けられた係止ローラ
と、 前記ピンよりも下方の位置で、前記係止ローラが案内
されるようにした内枠に設けたL形のガイド長孔と、 前記復帰レバーの奥部に配設され、前記内枠にピンを
介して起倒可能に枢支された作動プレートであって、下
部に前記係止ローラに接してはね上げる跳ね上げ部を有
し、上部に前記跳ね上げ部を係止ローラから離す方向に
付勢するスプリングを付設した作動プレートと、 前記作動プレートと連動する作動片に接し、該作動プ
レートを倒伏せしめるように出入り自在に前記操作ボッ
クスの前部に設ける前記手動押しボタンとからなり、 さらに前記係止レバーの下端は、外部適所に配置され
たブレーキ開放用レバーに連結され、常時緊張傾向を付
与されているワイヤロープと連結した構成としたもので
ある。
たもので、ブレーキの開放操作と復帰操作とを同一の操
作ボックスにおいて行えるようにして、使い勝手を向上
させたものである。すなわち本考案は、シャッター開閉
機のブレーキを開放する手動押しボタンを操作ボックス
内に設けてなるシャッター用随時手動閉鎖装置であっ
て、 前記ボックス内に固定された内枠と、 前記内枠に上端を枢支され、前記ボックスの前面に出
没自在に設けられる復帰レバーと、 前記復帰レバーのほぼ中央付近内側に、ピンを介して
枢支されている係止レバーと、 前記係止レバーの下部に取り付けられた係止ローラ
と、 前記ピンよりも下方の位置で、前記係止ローラが案内
されるようにした内枠に設けたL形のガイド長孔と、 前記復帰レバーの奥部に配設され、前記内枠にピンを
介して起倒可能に枢支された作動プレートであって、下
部に前記係止ローラに接してはね上げる跳ね上げ部を有
し、上部に前記跳ね上げ部を係止ローラから離す方向に
付勢するスプリングを付設した作動プレートと、 前記作動プレートと連動する作動片に接し、該作動プ
レートを倒伏せしめるように出入り自在に前記操作ボッ
クスの前部に設ける前記手動押しボタンとからなり、 さらに前記係止レバーの下端は、外部適所に配置され
たブレーキ開放用レバーに連結され、常時緊張傾向を付
与されているワイヤロープと連結した構成としたもので
ある。
[作用] 手動閉鎖時に操作ボックスの押ボタンを押圧すると、
ブレーキ機構が解放され、シャッターが自重降下し、一
方ブレーキ機構を復帰させる時には操作ボックスの復帰
レバーを押圧すれば、ブレーキ機構が復帰する。
ブレーキ機構が解放され、シャッターが自重降下し、一
方ブレーキ機構を復帰させる時には操作ボックスの復帰
レバーを押圧すれば、ブレーキ機構が復帰する。
[実施例] 次いで本考案について図示の実施例に基づき具体的に
説明する。
説明する。
第1図乃至第2図において、符号20は建物の壁面に固
定される操作ボックスで、このボックス20の前面に設け
た透孔21に押ボタン22がシャフト23を介して押圧自在に
取付けられると共に、この押ボタン22の側部には、後述
する復帰レバー24装着用のスリット25が形成されてい
る。一方ボックス内の前記スリット25側には、2枚の内
枠26、26がピン27、27によって固定されると共に、前記
内枠26、26の前面側には、ボックス20に設けたスリット
25に嵌合するようにコ字形の復帰用レバー24が前記内枠
の上端にピン28により回動自在に取付けられている。そ
して、この復帰レバー24のほぼ中央部には、斜め下方に
向けて係止レバー29がピン30によって枢着されており、
この係止レバー29の先端には一端を後述するシャッター
開閉機のブレーキ機構を解放作動させるブレーキ随時解
放レバーに接続され、常時上昇傾向を付与されたワイヤ
31が係止ピン32により連結される。また係止レバー29の
下端近くには、係止ローラ33が取付けられており、この
ローラは内枠26,26に設けたL形のガイド長孔34、34下
端の係止部35に掛止められている。ちなみに、前記ガイ
ド長孔は係止ローラ33を案内するためのもので、前記ピ
ン30よりも下方の位置に形成されている。さらに内枠2
6、26の間には、作動プレート36が取付けられている。
この作動プレート36は第3図に示すように、長短2本の
脚部36a、36bを有する二股状で、短脚部36aの末端近く
をピン37によって内枠26、26に枢着させ、一方長脚部36
bの末端に設けた跳ね上げ部36cの内縁を前記係止レバー
29に設けた係止ローラ33の外周縁に当接させている。ま
たこの作動プレート36の上端部には透孔38が設けられ、
この透孔38と復帰レバー24の回動ピン28の間にはスプリ
ング39が張設されている。そして、内枠26の上方には、
作動プレート36の基部36dを挟むようにして作動片40が
取付けられており、この作動片40の前面側がボックス20
に取付けた押ボタン22の背面に当接しており、押ボタン
22を押圧すると、作動片40によって作動プレート36がピ
ン37を可動支点として回動するよう構成されている。
定される操作ボックスで、このボックス20の前面に設け
た透孔21に押ボタン22がシャフト23を介して押圧自在に
取付けられると共に、この押ボタン22の側部には、後述
する復帰レバー24装着用のスリット25が形成されてい
る。一方ボックス内の前記スリット25側には、2枚の内
枠26、26がピン27、27によって固定されると共に、前記
内枠26、26の前面側には、ボックス20に設けたスリット
25に嵌合するようにコ字形の復帰用レバー24が前記内枠
の上端にピン28により回動自在に取付けられている。そ
して、この復帰レバー24のほぼ中央部には、斜め下方に
向けて係止レバー29がピン30によって枢着されており、
この係止レバー29の先端には一端を後述するシャッター
開閉機のブレーキ機構を解放作動させるブレーキ随時解
放レバーに接続され、常時上昇傾向を付与されたワイヤ
31が係止ピン32により連結される。また係止レバー29の
下端近くには、係止ローラ33が取付けられており、この
ローラは内枠26,26に設けたL形のガイド長孔34、34下
端の係止部35に掛止められている。ちなみに、前記ガイ
ド長孔は係止ローラ33を案内するためのもので、前記ピ
ン30よりも下方の位置に形成されている。さらに内枠2
6、26の間には、作動プレート36が取付けられている。
この作動プレート36は第3図に示すように、長短2本の
脚部36a、36bを有する二股状で、短脚部36aの末端近く
をピン37によって内枠26、26に枢着させ、一方長脚部36
bの末端に設けた跳ね上げ部36cの内縁を前記係止レバー
29に設けた係止ローラ33の外周縁に当接させている。ま
たこの作動プレート36の上端部には透孔38が設けられ、
この透孔38と復帰レバー24の回動ピン28の間にはスプリ
ング39が張設されている。そして、内枠26の上方には、
作動プレート36の基部36dを挟むようにして作動片40が
取付けられており、この作動片40の前面側がボックス20
に取付けた押ボタン22の背面に当接しており、押ボタン
22を押圧すると、作動片40によって作動プレート36がピ
ン37を可動支点として回動するよう構成されている。
次いでシャッター開閉機に取付けられたブレーキ解放
機構について説明すると第4図において、符号41がブレ
ーキ機構を作動させるためのカム軸で、このカム軸41に
はブレーキアーム42が取付けられている。そして、前記
ブレーキアーム42の先端にはソレノイド43のプランジャ
44が連結されており、通常時にソレノイド43を励磁し
て、ブレーキアーム42を傾動させてカム軸41を回転さ
せ、ブレーキ機構を解放作動させる。一方前記ブレーキ
アーム42の上方には、ブレーキ開放用作動レバー45が取
付けられている。この作動レバー45には第5図に示すよ
うに押圧片46が取付けられており、この押圧片46が前記
ブレーキアーム42を常時押圧する方向にスプリング47に
よって付勢されると共に、作動レバー45の前記スプリン
グ47の反対端側には、前述したように一端をボックス20
に取付けた係止レバー29に固定したワイヤ31が取付けら
れ、このワイヤ31により作動レバー45が前記スプリング
47の付勢力に抗して、押圧片46を引き上げた状態に保持
されている。
機構について説明すると第4図において、符号41がブレ
ーキ機構を作動させるためのカム軸で、このカム軸41に
はブレーキアーム42が取付けられている。そして、前記
ブレーキアーム42の先端にはソレノイド43のプランジャ
44が連結されており、通常時にソレノイド43を励磁し
て、ブレーキアーム42を傾動させてカム軸41を回転さ
せ、ブレーキ機構を解放作動させる。一方前記ブレーキ
アーム42の上方には、ブレーキ開放用作動レバー45が取
付けられている。この作動レバー45には第5図に示すよ
うに押圧片46が取付けられており、この押圧片46が前記
ブレーキアーム42を常時押圧する方向にスプリング47に
よって付勢されると共に、作動レバー45の前記スプリン
グ47の反対端側には、前述したように一端をボックス20
に取付けた係止レバー29に固定したワイヤ31が取付けら
れ、このワイヤ31により作動レバー45が前記スプリング
47の付勢力に抗して、押圧片46を引き上げた状態に保持
されている。
次いで上記構成による本実施例の作用について説明す
る。
る。
火災等が発生してシャッター開閉機の電源が切れ、通
常の操作ではシャッターを閉鎖することができなくなっ
た場合において、壁面に配置した操作ボックス20の押ボ
タン22を押圧すると、押ボタン22の背面に取付けられた
作動片40が後方に摺動すると共に、この作動片40によっ
て挟まれた作動プレート36がピン37を支点として、第6
図に示すように前方に回動する。そして、作動プレート
36の長脚部36b先端の跳ね上げ部36cが係止レバーに設け
た係止ローラ33をガイド長孔34の係止部35から蹴り出す
と係止レバー29には常時上昇傾向が付与されたワイヤ31
が取付けられているため、この張力により係止ローラ33
がガイド長孔34を摺動しながら係止レバー29は第6図に
示すように復帰レバー24を外方に押し出しながら上昇す
ると共に、係止レバー29先端のワイヤ31も上昇し、これ
によりブレーキ解放機構の作動レバー45はスプリング47
によって、下向きに引張られ、作動レバー45に取付けた
押圧片46がブレーキアーム42を回動させてブレーキ機構
が解放動作し、シャッターは自重で降下を開始する。
常の操作ではシャッターを閉鎖することができなくなっ
た場合において、壁面に配置した操作ボックス20の押ボ
タン22を押圧すると、押ボタン22の背面に取付けられた
作動片40が後方に摺動すると共に、この作動片40によっ
て挟まれた作動プレート36がピン37を支点として、第6
図に示すように前方に回動する。そして、作動プレート
36の長脚部36b先端の跳ね上げ部36cが係止レバーに設け
た係止ローラ33をガイド長孔34の係止部35から蹴り出す
と係止レバー29には常時上昇傾向が付与されたワイヤ31
が取付けられているため、この張力により係止ローラ33
がガイド長孔34を摺動しながら係止レバー29は第6図に
示すように復帰レバー24を外方に押し出しながら上昇す
ると共に、係止レバー29先端のワイヤ31も上昇し、これ
によりブレーキ解放機構の作動レバー45はスプリング47
によって、下向きに引張られ、作動レバー45に取付けた
押圧片46がブレーキアーム42を回動させてブレーキ機構
が解放動作し、シャッターは自重で降下を開始する。
一方、ブレーキ機構を復帰させる時には、操作ボック
ス20に取付けられ、突出状態にある復帰レバー24をボッ
クス20のスリット25に押し込むと、レバー24に連結され
た係止レバー29は先端に取付けたワイヤ31を下方に引き
戻しながら係止ローラ33がガイド長溝34を下方に摺動し
ながら下降する。そして、係止レバー29の下降ととも
に、ワイヤ31が引き下げられ、ブレーキ解放機構の作動
レバー45をスプリング47に抗して傾動させ、ブレーキア
ーム42をブレーキ復帰方向に回動させると共に、復帰レ
バー24に取付けた係止レバー29は係止ローラ33がガイド
長孔34の係止部35に係止される。
ス20に取付けられ、突出状態にある復帰レバー24をボッ
クス20のスリット25に押し込むと、レバー24に連結され
た係止レバー29は先端に取付けたワイヤ31を下方に引き
戻しながら係止ローラ33がガイド長溝34を下方に摺動し
ながら下降する。そして、係止レバー29の下降ととも
に、ワイヤ31が引き下げられ、ブレーキ解放機構の作動
レバー45をスプリング47に抗して傾動させ、ブレーキア
ーム42をブレーキ復帰方向に回動させると共に、復帰レ
バー24に取付けた係止レバー29は係止ローラ33がガイド
長孔34の係止部35に係止される。
[考案の効果] 本考案は上記の構成としたので、同一個所で、ブレー
キ解放のみならず、ブレーキ復帰操作までも行うことが
可能であって、従来形のようにブレーキ復帰の際、作業
員が天井に上がりわざわざ点検蓋をあけ、復帰操作を行
う必要がない。また復帰動作もレバー式としたため、小
さな力で復帰が可能となる。
キ解放のみならず、ブレーキ復帰操作までも行うことが
可能であって、従来形のようにブレーキ復帰の際、作業
員が天井に上がりわざわざ点検蓋をあけ、復帰操作を行
う必要がない。また復帰動作もレバー式としたため、小
さな力で復帰が可能となる。
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2図は同上
の一部省略した斜視図、第3図は同上一部破断した側面
図、第4図はブレーキ機構を示す一部省略した正面図、
第5図は同上の要部を示す一部省略した正面図、第6図
は作動状態を示す側面図、第7図乃至第9図は従来形を
示す図である。 20……操作ボックス、21、38……透孔、22……押ボタ
ン、23……シャフト、24……復帰レバー、25……スリッ
ト、26……内枠、29……係止レバー、31……ワイヤ、2
7、28、30、32……係止ピン、33……係止ローラ、34…
…ガイド長孔、35……係止部、36……作動プレート、36
a……短脚部、36b……長脚部、36c……跳ね上げ部、36d
……作動プレート基部、39……スプリング、40……作動
片、41……カム軸、42……ブレーキアーム、43……ソレ
ノイド、44……プランジャ、45……作動レバー、46……
押圧片、47……スプリング。
の一部省略した斜視図、第3図は同上一部破断した側面
図、第4図はブレーキ機構を示す一部省略した正面図、
第5図は同上の要部を示す一部省略した正面図、第6図
は作動状態を示す側面図、第7図乃至第9図は従来形を
示す図である。 20……操作ボックス、21、38……透孔、22……押ボタ
ン、23……シャフト、24……復帰レバー、25……スリッ
ト、26……内枠、29……係止レバー、31……ワイヤ、2
7、28、30、32……係止ピン、33……係止ローラ、34…
…ガイド長孔、35……係止部、36……作動プレート、36
a……短脚部、36b……長脚部、36c……跳ね上げ部、36d
……作動プレート基部、39……スプリング、40……作動
片、41……カム軸、42……ブレーキアーム、43……ソレ
ノイド、44……プランジャ、45……作動レバー、46……
押圧片、47……スプリング。
Claims (1)
- 【請求項1】シャッター開閉機のブレーキを開放する手
動押しボタン(22)を操作ボックス(20)内に設けてな
るシャッター用随時手動閉鎖装置であって、 前記ボックス(20)内に固定された内枠(26)と、 前記内枠(26)に上端を枢支され、前記ボックス(20)
の前面に出没自在に設けられる復帰レバー(24)と、 前記復帰レバー(24)のほぼ中央付近内側に、ピン(3
0)を介して枢支されている係止レバー(29)と、 前記係止レバー(29)の下部に取り付けられた係止ロー
ラ(33)と、 前記ピン(30)よりも下方の位置で、前記係止ローラ
(33)が案内されるようにした内枠(26)に設けたL形
のガイド長孔(34)と、 前記復帰レバー(24)の奥部に配設され、前記内枠(2
6)にピン(37)を介して起倒可能に枢支された作動プ
レート(36)であって、下部に前記係止ローラ(33)に
接してはね上げる跳ね上げ部(36C)を有し、上部に前
記跳ね上げ部(36C)を係止ローラ(33)から離す方向
に付勢するスプリング(39)を付設した作動プレート
(36)と、 前記作動プレート(36)と連動する作動片(40)に接
し、該作動プレートを倒伏せしめるように出入り自在に
前記操作ボックス(20)の前部に設ける前記手動押しボ
タン(22)とからなり、 さらに前記係止レバー(29)の下端は、外部適所に配置
されたブレーキ開放用レバー(45)に連結され、常時緊
張傾向を付与されているワイヤロープ(31)と連結され
た構成とされていることを特徴とするシャッター用随時
手動閉鎖装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987134630U JPH0810160Y2 (ja) | 1987-09-04 | 1987-09-04 | シャッター用随時手動閉鎖装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987134630U JPH0810160Y2 (ja) | 1987-09-04 | 1987-09-04 | シャッター用随時手動閉鎖装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6441599U JPS6441599U (ja) | 1989-03-13 |
JPH0810160Y2 true JPH0810160Y2 (ja) | 1996-03-27 |
Family
ID=31393563
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987134630U Expired - Lifetime JPH0810160Y2 (ja) | 1987-09-04 | 1987-09-04 | シャッター用随時手動閉鎖装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0810160Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6438785B2 (ja) * | 2015-02-04 | 2018-12-19 | 文化シヤッター株式会社 | 手動操作装置及び該手動操作装置を用いた開閉装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS638974Y2 (ja) * | 1980-09-26 | 1988-03-17 |
-
1987
- 1987-09-04 JP JP1987134630U patent/JPH0810160Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6441599U (ja) | 1989-03-13 |
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