JPS638974Y2 - - Google Patents

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JPS638974Y2
JPS638974Y2 JP13585980U JP13585980U JPS638974Y2 JP S638974 Y2 JPS638974 Y2 JP S638974Y2 JP 13585980 U JP13585980 U JP 13585980U JP 13585980 U JP13585980 U JP 13585980U JP S638974 Y2 JPS638974 Y2 JP S638974Y2
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JP13585980U
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Landscapes

  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、防煙防火シヤツター、防煙パネル、
排煙ダンパ等の開閉体の手動閉鎖装置に関するも
のである。
[従来技術及び考案が解決しようとする問題点] 一般に、この種手動閉鎖装置のなかには、常時
は連結ワイヤを引張り作動し、火災等の災害時に
は、ケース体に枢支される手動レバーの操作によ
り、連結ワイヤを緩め作動することで、開閉体側
のブレーキ解放手段を作動せしめて開閉体の閉鎖
を行うようにしたものがあり、そしてこの様なも
のとしては、例えば実公昭55−52500号公報のも
のが知られている。しかるにこのものは、常時は
連結ワイヤがアウタケーブル受けから真直下方に
引張られるようガイドローラを設けており、この
様なものでは、連結ワイヤが引張られたり緩めら
れたりする作動中に、ガイドローラ部においてど
うしても大きな作動抵抗が生じてしまい、円滑な
操作が阻害されてしまう許りか、連結ワイヤが傷
み易いという欠点がある。
そこで、実公昭58−7018号公報のものの如く、
ガイドローラを介することなく連結ワイヤを直接
下方に引張り作動するようにしたものがあるが、
このものは、特殊なギヤ機構を介して連結ワイヤ
を作動させるように構成されているため、どうし
ても構造が複雑になつてしまい、部品点数も多く
なつてコスト的に高いものとなる欠点があり、さ
らに改良の必要がある。
[問題を解決する手段] 本考案は、上記の如き実情に鑑み、これらの欠
点を一掃することができる開閉体の手動閉鎖装置
を提供することを目的として創案されたものであ
つて、ケース体正面の開口下部に枢支された手動
レバーを、手前側下方に向けて開放操作せしめる
ことで、常時は引張り作動される連結ワイヤを緩
め作動して開閉体側のブレーキ解放を行うように
構成した手動閉鎖装置において、前記手動レバー
に、そのケース体との枢支部よりも下方位置で一
端部が枢支されるリンク体を設けると共に、該リ
ンク体の他端部には前記連結ワイヤを連結し、さ
らにケース体側に設けられるガイド体には、リン
ク体他端部を、上下方向移動自在にガイドする上
下動案内部と、該上下動案内部の下端から手前側
に向けてガイドしかつリンク体他端部が前記連結
ワイヤの張力を受けて係止される係止案内部とか
ら成る略L字形の案内経路が形成されていること
を特徴とするものである。
そして本考案は、この構成によつて、連結ワイ
ヤが大きな作動抵抗を受けることを極めて単純な
構成によつて防止して、手動閉鎖の操作を円滑か
つ軽快なものとし、あわせて連結ワイヤの損傷も
防止できるようにしたものである。
[実施例] 次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。図面において、1は開閉体の手動閉鎖装置
であつて、該手動閉鎖装置1は、アウタケーブル
2内を挿通する連結ワイヤ3を介して図示しない
ブレーキ解放装置と連結され、常時は連結ワイヤ
3を引張り状態に保持するが、非常時には、後述
する手動レバー4により連結ワイヤ3を緩め作動
することでブレーキ解放装置を作動せしめ開閉体
を閉鎖できるようになつているが、これらの構成
は従来通りである。
前記手動閉鎖装置1の外殻は壁に埋設されるケ
ース体5で形成され、さらにケース体5の正面に
は開口部5aが形成されているが、この開口部5
aは前記手動レバー4と樹脂板6によつて覆蓋さ
れている。即ち、手動レバー4は、その下端部位
の左右両側部からケース体5内に突設されるブラ
ケツト4aが開口部5aの左右両側にピン軸7を
介して回動自在に枢支され、常時はケース体5側
に設けられる磁石5bに吸着されて開口部5aを
覆蓋する閉姿勢に保持されており、一方樹脂板6
は開口部5aの上方に覆蓋するが、非常時には、
これを突き破り手動レバー4を矢印A方向(第1
図)に開姿勢まで回動操作できるようになつてい
る。
一方、8は前記連結ワイヤ3と手動レバー4を
連結するリンク体であつて、該リンク体8の一端
部は、手動レバー4の背面で、かつ前記ブラケツ
ト4aよりも下方に形成されるブラケツト4bに
ピン軸9を介して回動自在に枢支され、また他端
部には固定部材10を介して連結ワイヤ3が止着
されるようになつている。ここで、固定部材10
は、リンク体8を形成する一対のリンクプレート
8a間に固設されるものであるが、固定部材10
には、スリツト10bが形成された螺子軸10a
が一体的に設けられており、そして前記スリツト
10bに挿通される連結ワイヤ3の一端部を螺子
軸10aに螺合するナツト10cの緊締により止
着するようになつている。さらに固定部材10に
は、前記リンクプレート8aを貫通して左右に突
出するガイドピン10dが形成されている。
一方、11はケース体5内部に固設されるフレ
ームであつて、該フレーム11の対向するブラケ
ツト部11aには、上下方向に長いガイド孔11
bが形成されており、このガイド孔11bに前記
ガイドピン10dが上下方向移動自在に遊嵌する
ことで、前記固定部材10は所定ストロークSの
あいだ上下動するべく移動案内されるようになつ
ているが、ガイド孔11bの下端部には手前側に
向けて延びる係止ガイド11cが形成されてい
る。つまり、前記手動レバー4が閉姿勢に位置す
るときは、固定部材10が係止ガイド11cに位
置するが、このとき固定部材10は引張り状態と
なつている連結ワイヤ3の張力を受けてこの位置
に係止保持されるようになつている。そして手動
レバー4を開放操作した場合には、固定部材10
は、前記係止が解除されてガイド孔11bに沿つ
て上昇し、連結ワイヤ3の緩め作動を行うように
なつている。尚、12はアウタケーブル2の端部
を挾持状に固定するアウタ受け部材である。
叙述の如く構成された本考案の実施例におい
て、火災等の災害時に開閉体の閉鎖するには、ケ
ース体5正面の樹脂板6を突き破り、手動レバー
4を手前側下方に回動操作すれば、連結ワイヤ3
が緩められてブレーキ解放が成され、開閉体は閉
鎖することになる。
この様に本考案にあつては、ケース体5正面の
開口部5aに設けた手動レバー4の操作により連
結ワイヤ3を緩め作動してブレーキ解放を行うよ
うにしたものでありながら、従来のものの如くガ
イドローラを用いることなく、連結ワイヤ3が連
結される固定部材10の上下動で直接連結ワイヤ
3の引張り及び緩め作動を行うものであるから、
操作時に連結ワイヤ3が大きな作動抵抗を受ける
ことなく、円滑かつ軽快な操作により開閉体側の
ブレーキ解放装置を作動せしめ得ることとなり、
あわせて連結ワイヤ3の損傷も防止できる。しか
も、このものは、特殊なギヤ機構を用いることな
く単純なリンク構造で構成されるものであるか
ら、部品点数も可及的に減らすことができ、これ
により構造も簡略化されて、大幅なコストの低減
が可能となる。
[作用効果] 以上要するに、本考案は叙述の如く構成された
ものであるから、連結ワイヤは、ガイド体に案内
されるリンク体他端部の上下動により緩め及び引
張り操作されることになる。従つて、ガイドロー
ラを設けた従来のものの様に、連結ワイヤが大き
な作動抵抗を受けることなく、円滑かつ軽快な操
作が可能となり、さらに連結ワイヤの損傷も確実
に防止できることとなるが、このものは、単純な
リンク機構により構成されるので、特殊なギア機
構を用いたものの様に構造が複雑になることもな
く、部品点数も減少させることができ、この結果
大幅なコストダウンを計ることができる。しか
も、連結ワイヤを引張り作動する常時は、リンク
体他端部が連結ワイヤの張力を受けた状態でガイ
ド体の係止案内部に係止されるので、手動レバー
がワイヤ張力を受けて勝手に開放してしまう不具
合もないものである。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案に係る開閉体の手動閉鎖装置の
一実施例を示すものであつて、第1図は手動閉鎖
装置の縦断面図、第2図は同上一部切欠き正面
図、第3図は固定部材の平面図、第4図は同上正
面図、第5図は同上縦断面図である。 図中、1は手動閉鎖装置、3は連結ワイヤ、4
は手動レバー、5はケース体、5aは開口部、8
はリンク体、10は固定部材、11はフレーム、
11bはガイド孔、11cは係止ガイドである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケース体正面の開口下部に枢支された手動レバ
    ーを、手前側下方に向けて開放操作せしめること
    で、常時は引張り作動される連結ワイヤを緩め作
    動して開閉体側のブレーキ解放を行うように構成
    した手動閉鎖装置において、前記手動レバーに、
    そのケース体との枢支部よりも下方位置で一端部
    が枢支されるリンク体を設けると共に、該リンク
    体の他端部には前記連結ワイヤを連結し、さらに
    ケース体側に設けられるガイド体には、リンク体
    他端部を、上下方向移動自在にガイドする上下動
    案内部と、該上下動案内部の下端から手前側に向
    けてガイドしかつリンク体他端部が前記連結ワイ
    ヤの張力を受けて係止される係止案内部とから成
    る略L字形の案内経路が形成されていることを特
    徴とする開閉体の手動閉鎖装置。
JP13585980U 1980-09-26 1980-09-26 Expired JPS638974Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13585980U JPS638974Y2 (ja) 1980-09-26 1980-09-26

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JP13585980U JPS638974Y2 (ja) 1980-09-26 1980-09-26

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Publication Number Publication Date
JPS5758661U JPS5758661U (ja) 1982-04-06
JPS638974Y2 true JPS638974Y2 (ja) 1988-03-17

Family

ID=29496006

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JP13585980U Expired JPS638974Y2 (ja) 1980-09-26 1980-09-26

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0810160Y2 (ja) * 1987-09-04 1996-03-27 鈴木シャッター工業株式会社 シャッター用随時手動閉鎖装置

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JPS5758661U (ja) 1982-04-06

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