JPS5912936Y2 - パチンコ機用施錠開放装置 - Google Patents
パチンコ機用施錠開放装置Info
- Publication number
- JPS5912936Y2 JPS5912936Y2 JP5585379U JP5585379U JPS5912936Y2 JP S5912936 Y2 JPS5912936 Y2 JP S5912936Y2 JP 5585379 U JP5585379 U JP 5585379U JP 5585379 U JP5585379 U JP 5585379U JP S5912936 Y2 JPS5912936 Y2 JP S5912936Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- front frame
- slide plate
- plate
- glass frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Pinball Game Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はパチンコ機の周枠に開閉自在に設けた前面枠と
、該前面枠に開閉自在に設けたガラス枠とを1つの鍵で
開放できるようにしたパチンコ機用施錠開放装置に関す
るものである。
、該前面枠に開閉自在に設けたガラス枠とを1つの鍵で
開放できるようにしたパチンコ機用施錠開放装置に関す
るものである。
従来、パチンコ機のガラス枠を開放するには、予め施錠
装置を外して前面枠を開錠し、大きく開放してから前面
枠裏面に設けた開放レバー等を操作しなくてはならない
。
装置を外して前面枠を開錠し、大きく開放してから前面
枠裏面に設けた開放レバー等を操作しなくてはならない
。
このため、遊技盤面内のトラブル、例えば球が障害釘に
引掛った場合は、その都度前面枠を開放してからガラス
枠を開放するので甚だ煩わしいだけでなく、トラブルが
発生しても迅速な処理ができず、遊技者を長時間待たせ
るので迷惑をかけることになる。
引掛った場合は、その都度前面枠を開放してからガラス
枠を開放するので甚だ煩わしいだけでなく、トラブルが
発生しても迅速な処理ができず、遊技者を長時間待たせ
るので迷惑をかけることになる。
そこで本考案は上記に鑑み提案されたものであり、前面
枠の内面に設けた錠部材によって前面枠及びガラス枠の
いずれか一方を選択的に開放させるようにしたものであ
る。
枠の内面に設けた錠部材によって前面枠及びガラス枠の
いずれか一方を選択的に開放させるようにしたものであ
る。
以下本考案の一実施例の図面にもとづいて説明する。
パチンコ機1の額縁状前面枠2は一側が周枠3に蝶着さ
れて開閉自在で、自由側の内面には上下にフック4を有
する基板5を設ける。
れて開閉自在で、自由側の内面には上下にフック4を有
する基板5を設ける。
基板5は横断面コ字状で、背面を前面枠2の自由側内面
に固定しである。
に固定しである。
周枠3の内側には受金具6を固定し、該受金具6には縦
長な前面枠用スライド板7を上下動自在に添設する。
長な前面枠用スライド板7を上下動自在に添設する。
そしてスライド板7には前面枠2に向う鉤片8,8を上
下に延設するとともにスプリング9を接続し、鉤片8が
フック4に係合するように付勢する。
下に延設するとともにスプリング9を接続し、鉤片8が
フック4に係合するように付勢する。
またスライド板7の長さの途中には受杆10を延設し、
該受杆10の先端に横向きの受片10′を突設する。
該受杆10の先端に横向きの受片10′を突設する。
したがって、前面枠2は鉤片8がフック4に上から係止
して常に施錠状態となっているが、スプリング9の付勢
に抗して受片10′を上昇すれば鉤片8がフック4から
上に外れるので開放状態になる。
して常に施錠状態となっているが、スプリング9の付勢
に抗して受片10′を上昇すれば鉤片8がフック4から
上に外れるので開放状態になる。
基板5は横断面コ字状の縦長な枠状であす、−側部5′
には縦長なガイド孔11を上下に穿設し、該−側部5′
に添設した作動板12のスライドピン13を嵌合して上
下動自在に支持する。
には縦長なガイド孔11を上下に穿設し、該−側部5′
に添設した作動板12のスライドピン13を嵌合して上
下動自在に支持する。
この作動板12には、常に下方に付勢するスプリング1
4を連結し、また途中には横向きに突出する上下の保合
片15により構成される係合溝16を設け、該保合溝1
6には前面枠2に埋設状に設けた錠部材17を臨ませる
。
4を連結し、また途中には横向きに突出する上下の保合
片15により構成される係合溝16を設け、該保合溝1
6には前面枠2に埋設状に設けた錠部材17を臨ませる
。
錠部材17は、前面枠2を貫通して基板5に固定され、
表面に鍵18を差し込む鍵穴が有り、パチンコ機1の表
側から該鍵穴に鍵を差し込んで回したとき錠筒19が回
動する。
表面に鍵18を差し込む鍵穴が有り、パチンコ機1の表
側から該鍵穴に鍵を差し込んで回したとき錠筒19が回
動する。
この錠筒19の先端には一体に回転する回動板20を設
け、該回動板20の片面−側に突設したピン21を前記
作動板12の係合溝16に係合する。
け、該回動板20の片面−側に突設したピン21を前記
作動板12の係合溝16に係合する。
したがって、作動板12は鍵18の回動に関連して上下
動する。
動する。
また、作動板12の下部にはパチンコ機1表側からの外
部操作によって開放すべき枠を切換える切換杆22を軸
着する。
部操作によって開放すべき枠を切換える切換杆22を軸
着する。
この切換杆22の下端部には長手方向とは直角に突出す
る揚動片23 a 、23 bを設ける。
る揚動片23 a 、23 bを設ける。
また、基板5の他の側面部5″にはガイド孔24に沿っ
て上下に摺動しガラス枠25を施錠するガラス枠用スラ
イド板26を添設する。
て上下に摺動しガラス枠25を施錠するガラス枠用スラ
イド板26を添設する。
このスライド板26はスプリング27により常に下方に
付勢される板部材であり、途中にはガラス枠25の操作
杆28に下から係合して開錠する係止片29を有し、下
端部には切換杆22の揚動片23に係合する切欠部30
を有する。
付勢される板部材であり、途中にはガラス枠25の操作
杆28に下から係合して開錠する係止片29を有し、下
端部には切換杆22の揚動片23に係合する切欠部30
を有する。
したがって、ガラス枠用スライド板26をスプリング2
7の付勢に抗して上昇すれば係止片29が操作杆28を
上昇するのでガラス枠25は開放状態になる。
7の付勢に抗して上昇すれば係止片29が操作杆28を
上昇するのでガラス枠25は開放状態になる。
切換杆22は、自重又はスプリング(図示せず)の付勢
により、常に、いずれかのスライド板に係合するもので
あり、図面の実施例では外部操作をしない時に第4図又
は第5図実線で示すように揚動片23 bがガラス枠用
スライド板26の切欠部30に係合している。
により、常に、いずれかのスライド板に係合するもので
あり、図面の実施例では外部操作をしない時に第4図又
は第5図実線で示すように揚動片23 bがガラス枠用
スライド板26の切欠部30に係合している。
しかし押ボタン31を押して外部操作をした場合は、第
4図又は第5図点線で示すように、切換杆22は上端の
軸着点を支点として傾動し、揚動片23 aがスライド
板7の受片10に係合する。
4図又は第5図点線で示すように、切換杆22は上端の
軸着点を支点として傾動し、揚動片23 aがスライド
板7の受片10に係合する。
このように構成される施錠開放装置において、ガラス枠
25を開放する場合に次の様になる。
25を開放する場合に次の様になる。
パチンコ機1表側の鍵穴18を差し込んで回動すると、
錠筒19が回動するとともに回動板20が回転し作動板
12を引き上げる。
錠筒19が回動するとともに回動板20が回転し作動板
12を引き上げる。
このとき作動板12に設けた切換杆22の揚動片23
bは、スライド板26の切欠部30に係合しているので
、スプリング27の付勢に抗してスライド板26を上昇
する。
bは、スライド板26の切欠部30に係合しているので
、スプリング27の付勢に抗してスライド板26を上昇
する。
スライド板26が上昇すると係止片29が操作杆28を
上昇させるので、ガラス枠25は開放状態となる。
上昇させるので、ガラス枠25は開放状態となる。
ガラス枠25の開放状態においで鍵18を戻し回動して
抜き取ると、作動板12及びスライド板26は付勢によ
り下降する。
抜き取ると、作動板12及びスライド板26は付勢によ
り下降する。
そしてガラス枠25は前面枠2に押し込むと、フックピ
ン28が係止片29の傾斜下面を滑り込み、ガラス枠用
スライド板26が僅かに上昇しながら係合する。
ン28が係止片29の傾斜下面を滑り込み、ガラス枠用
スライド板26が僅かに上昇しながら係合する。
したがって、鍵18を使用しないでも、ガラス枠25を
閉止することができる。
閉止することができる。
一方、前面枠2を開放する場合は、パチンコ機表側の押
ボタン31を押しながら鍵18を回動する。
ボタン31を押しながら鍵18を回動する。
鍵18が回って錠筒19が回動すると回動板20は回転
し、作動板12を引き上げる。
し、作動板12を引き上げる。
このとき作動板12に設けた切換杆22は押ボタン31
に押されて、揚動片23 aがスライド板7の受片10
′に係合しているので、スライド板7はスプリング9の
付勢に抗して上昇する。
に押されて、揚動片23 aがスライド板7の受片10
′に係合しているので、スライド板7はスプリング9の
付勢に抗して上昇する。
スライド板7が上昇すると鉤片8が前面枠2のフック4
から外れるので前面枠2は開放状態になる。
から外れるので前面枠2は開放状態になる。
なお前面枠2の開放状態において鍵18を戻し回動して
抜き取ると、前面枠用スライド板7及び作動板12が付
勢で下降する。
抜き取ると、前面枠用スライド板7及び作動板12が付
勢で下降する。
この状態で前面枠2を周枠3の表面に押込むと、フック
4が鉤片8の傾斜下面を滑って係合する。
4が鉤片8の傾斜下面を滑って係合する。
したがって鍵18を使用しないでも、前面枠2を閉止す
ることができる。
ることができる。
なおパチンコ機の製造時又は完成した検査点検時などに
おいては、裏側から手動で前面枠用スライド板7又はガ
ラス枠用スライド板26を上昇するだけで、前面枠2又
はガラス枠25を開放することができる。
おいては、裏側から手動で前面枠用スライド板7又はガ
ラス枠用スライド板26を上昇するだけで、前面枠2又
はガラス枠25を開放することができる。
以上説明したように本考案によれば、パチンコ機の表側
の鍵を回動するだけでガラス枠を開放することができ、
また前面枠を開放するときは押ボタンを押しながら鍵を
回動するだけである。
の鍵を回動するだけでガラス枠を開放することができ、
また前面枠を開放するときは押ボタンを押しながら鍵を
回動するだけである。
したがって、パチンコ機内のトラブルが発生したときも
迅速に処理することができるとともに保守点検も容易に
なる。
迅速に処理することができるとともに保守点検も容易に
なる。
又、鍵の操作方向はガラス枠であっても前面枠であって
も常に同一方向(図示の実施例では右方向)であるから
手動による慣性をそのまま利用することができ、不慣れ
な方向に回す必要がない。
も常に同一方向(図示の実施例では右方向)であるから
手動による慣性をそのまま利用することができ、不慣れ
な方向に回す必要がない。
尚、外部操作は押ボタン式に限らず、第6図に示すよう
に、切換杆22に釦31を一体に設けて、該釦をパチン
コ機表側の長孔に突出させて切換えるようにしてもよい
。
に、切換杆22に釦31を一体に設けて、該釦をパチン
コ機表側の長孔に突出させて切換えるようにしてもよい
。
またパチンコ機表面に電気的スイッチを設けるとともに
切換杆22にソレノイドを臨ませ、上記スイッチを操作
したときソレノイドの作用で切換杆22を回動するよう
にしてもよい。
切換杆22にソレノイドを臨ませ、上記スイッチを操作
したときソレノイドの作用で切換杆22を回動するよう
にしてもよい。
図面は本案の実施例を示すもので第1図はパチンコ機裏
面の概略斜視図、第2図は正面図、第3図は側面図、第
4図は要部を示す側面図、第5図は拡大斜視図、第6図
は切換杆の他の実施例を示す側面図である。 1・・・・・・パチンコ機、2・・・・・・前面枠、3
・・・・・・周枠、4・・・・・・フック、5・・・・
・・基板、7・・・・・・前面枠用スライド板、8・・
・・・・鉤片、12・・・・・・作動板、17・・・・
・・錠部材、22・・・・・・切換杆、25・・・・・
・ガラス枠、26・・・・・・ガラス枠用スライド板。
面の概略斜視図、第2図は正面図、第3図は側面図、第
4図は要部を示す側面図、第5図は拡大斜視図、第6図
は切換杆の他の実施例を示す側面図である。 1・・・・・・パチンコ機、2・・・・・・前面枠、3
・・・・・・周枠、4・・・・・・フック、5・・・・
・・基板、7・・・・・・前面枠用スライド板、8・・
・・・・鉤片、12・・・・・・作動板、17・・・・
・・錠部材、22・・・・・・切換杆、25・・・・・
・ガラス枠、26・・・・・・ガラス枠用スライド板。
Claims (1)
- 周枠の内側には前面枠を施錠する鉤片を有する前面枠用
スライド板を上下動可能に取付け、前面枠の自由側内面
には上記鉤片に係合するフックを有する基板を固定し、
該基板にはガラス枠を施錠するガラス枠用スライド板を
上下動可能に取付けるとともに、錠部材の操作に連動し
て上下動する作動板を取付け、この作動板には上記前面
枠用スライド板とガラス枠用スライド板とのいずれか一
方に係合する切換杆を軸着したことを特徴とするパチン
コ機用施錠開放装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5585379U JPS5912936Y2 (ja) | 1979-04-27 | 1979-04-27 | パチンコ機用施錠開放装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5585379U JPS5912936Y2 (ja) | 1979-04-27 | 1979-04-27 | パチンコ機用施錠開放装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55156778U JPS55156778U (ja) | 1980-11-11 |
JPS5912936Y2 true JPS5912936Y2 (ja) | 1984-04-18 |
Family
ID=29290023
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5585379U Expired JPS5912936Y2 (ja) | 1979-04-27 | 1979-04-27 | パチンコ機用施錠開放装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5912936Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5000378B2 (ja) * | 2007-05-18 | 2012-08-15 | 株式会社森創 | 遊技機のガラス枠用施錠装置と該装置を有する遊技機用施錠装置 |
JP5000377B2 (ja) * | 2007-05-18 | 2012-08-15 | 株式会社森創 | 遊技機用施錠装置 |
-
1979
- 1979-04-27 JP JP5585379U patent/JPS5912936Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55156778U (ja) | 1980-11-11 |
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