JPH0337101Y2 - - Google Patents

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JPH0337101Y2
JPH0337101Y2 JP12243383U JP12243383U JPH0337101Y2 JP H0337101 Y2 JPH0337101 Y2 JP H0337101Y2 JP 12243383 U JP12243383 U JP 12243383U JP 12243383 U JP12243383 U JP 12243383U JP H0337101 Y2 JPH0337101 Y2 JP H0337101Y2
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JP
Japan
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drawer
hook
lock
locking device
cash register
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JP12243383U
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JPS6029870U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は金銭登録機のロツク装置に関し、一層
詳細には金銭等の入つた引出しを奥まで押込み、
確実にロツクした状態のときにのみ登録機の表面
キーを打込み可能とした金銭登録機のロツク装置
に関する。
従来、自動金銭登録機(以下登録機と称する)
の引出しのロツク装置として第1図、第2図に示
す平板を折曲して形成した基板10の表面と裏面
に、それぞれ引出し端部を係止するフツク部12
と該フツク部12をロツクするロツク部14を基
板10に摺接するように枢着し、基板10に設け
た透孔16を貫通させて上記ロツク部14の一端
の折曲壁18部分をフツク部12側に突出させ、
該折曲壁18内側にフツク部12の一端を当接係
止させてフツク部12を引出しの開放方向へと回
動不可能にロツクし、また、ロツクを解除する際
には、ソレノイド20でロツク部14の他端を吸
引させて所定方向へとロツク部14を回動させ、
それに伴いフツク部12をロツク部14の折曲壁
18内側から開放してコイルスプリング22の弾
発力によりフツク部12を所定位置まで回動復帰
させて引出しのロツクを解除する構造のロツク装
置が知られている。このロツク装置は、第3図に
示すごとく登録機内の引出し24の奥部に着装
し、また、これに合わせて引出し24の奥部側壁
にロツク装置のフツク部12に係止させるコの字
状等の係止具26を固着し、さらに、引出し24
のロツクを解放した状態で引出し24を開放方向
へと自動復帰させるコイルバネ28等を引出し2
4の奥部と登録機本体の内側面間に押圧挟持さ
せ、引出し24を登録機奥部へ侵入させた状態
で、引出しの係止具26をロツク装置のフツク部
12に係止させて使用するものである。
しかしながら、上述の従来の登録機のロツク装
置では、登録機の表面キーを打込み可能とする第
2図に示すリミツトスイツチ30等からなるスイ
ツチ機構が、引出し24を登録機の最奥部まで侵
入させてロツク装置でロツクする以前の引出し2
4が半開きの状態でも作動するよう構成されてい
たので、盗難避けの引出しのロツク装置としては
不完全なものであつた。また、単に引出し24が
閉められたときにのみ登録機の表面キーを打込み
可能とすることは、引出し24の背面にマイクロ
スイツチを設けるとか、コイルスプリング28の
取付台にスイツチを設けることが考えられるが、
別途ロツク装置を設け連動させなければならず装
置が複雑になるなどの欠点がある。
本考案は、上述の従来の登録機のロツク装置の
難点を解消するものであり、その目的は、引出し
を登録機の奥部まで侵入させて完全にロツクした
状態のときにのみ、登録機の表面キーを打込み可
能とするスイツチ機構が働くよう構成した金銭登
録機のロツク装置を提供するところにある。その
特徴は、基板に回動自在に設けられて引出しを掛
止するフツク部と、基板に回動自在に軸着され、
ロツク時に、一端に設けた曲折壁内側に前記フツ
ク部の一端を当接係止してフツク部を一方向にし
か回動できないようにロツクするロツク部と、フ
ツク部がロツク状態にあるとき、金銭登録機の表
側に設けられたキーを打ち込み可能状態とするス
イツチをON状態にするスイツチ機構と、前記ロ
ツク部の他端と連繋され、ロツク部を回動してフ
ツク部のロツクを解除するソレノイドとを具備す
る金銭登録機において、該ロツク部によつてロツ
ク状態にあるフツク部を引出しの開放方向へ所定
距離移動可能に設け、フツク部が引出しを掛止
し、かつ前記ロツク部によつてロツク状態にある
とき、金銭登録機と引出しとの間に設けた付勢部
材により引出しが開放方向へ付勢されることによ
り、該引出しを介してフツク部が移動する際、こ
のフツク部の移動に伴い移動して前記スイツチ機
構のスイツチをON状態とする作動部を設けたこ
とにある。
以下、図面に従い本考案の実施例について説明
すると、第4図、第5図には本考案に係る登録機
のロツク装置が示され、従来の第1図、第2図に
示されたロツク装置と同一部材には同一符号を付
し、説明を省略する。本考案において特徴的なこ
とは、例えばフツク部12を基板10に支承して
いる回動軸32が、フツク部12表面上の長穴3
4に遊挿されていて、第5図に示すようなロツク
状態において、引出しを係止しているフツク部1
2が引出しの開放方向へ所定距離移動可能に構成
され、このフツク部12を引出しの開放方向に移
動するのに伴い金銭登録機の表面キーを打込み可
能状態とするリミツトスイツチ30等のスイツチ
機構をON状態とする(作動する)ところにあ
る。このスイツチ機構は、リミツトスイツチ30
と、このリミツトスイツチ30を作動させる弾発
力を有する作動アーム48と、フツク部12と連
動して作動アーム48を押圧する作動部36とか
ら構成されている。
作動部36はその表面に穿設された長穴38に
遊挿された回動軸40を介して基板10に所定方
向に移動可能に枢着されているとともに、この作
動部36の一部はU字状に切欠かれて切欠部42
が形成されている。また、フツク部12の所定位
置に係止棒44が突設されていて、ロツク状態の
ときにフツク部12の係止棒44が作動部36の
切欠部42に侵入係止されているので、フツク部
12の移動に伴い係止棒44が作動部36を引出
し開放方向に移動し、この作動部36の移動に従
つて作動部36端部の折曲壁46が基板10に固
設されたリミツトスイツチ30の作動アーム48
を押圧してリミツトスイツチ30を作動するよう
に構成されている。一方、フツク部12を回動さ
せてロツク状態を解除し、作動部36の切欠部4
2からフツク部12の係止棒44を離脱させる
と、上記のリミツトスイツチ30の作動アーム4
8の弾発力で作動部36が元の位置まで移動復帰
するよう構成されている。
本考案のロツク装置は以上の構成から成り、次
にその動作を説明すると、第3図に示すごとく登
録機内の引出しの奥部にロツク装置を装着して引
出し24を奥部へと侵入させ、引出しに設けた係
止具26でロツク装置のフツク部12をロツクす
る方向へと回動すると、それに伴いフツク部12
端縁がロツク部14の折曲壁18部分をコイルス
プリング22の弾発力に抗して所定方向へと回動
し、やがてロツク部14がロツク腕の折曲壁18
下方内側へと侵入すると、コイルスプリング22
が働いてロツク部14が所定位置まで回動復帰
し、ロツク部14の折曲壁18内側にフツク部1
2端部が係止されて引出しの係止具26がフツク
部12のU字状の切欠き部50内に係止され引出
し26がロツクされる。しかる後、引出しを押し
込めた手を離すと、第3図中に示された引出しの
奥部と登録機の内側面との間に挟持されたコイル
バネ28の弾発力で引出し24が開放方向へと若
干移動し、それに伴い係止具26を介してロツク
装置のフツク部12が開放方向へとロツクされた
状態のまま所定距離移動し、それに伴つて作動部
36も移動してリミツトスイツチ30の作動アー
ム48が押圧され、リミツトスイツチ30が働
き、登録機の表面キーの打込みが可能となる。
また、ソレノイド20を働かせてロツク部14
を解放方向へと回動させてロツク部14の折曲壁
18内側からフツク部12端部を解放すると、フ
ツク部12はコイルスプリング22の弾発力で所
定方向へと回動し、フツク部の切欠き部50内か
ら引出しの係止具26が解放されてロツクが解除
され、また、作動部36も係止棒44からはずれ
てリミツトスイツチ30の作動アーム48の弾発
力を受けて所定位置まで移動復帰する。なお、上
述実施例において、ソレノイド20は頻繁に使用
すると残留磁気が発生し、電流を流すのを停止し
てもなおソレノイド20がロツク部14を吸引し
ていてロツク部14が回動復帰せずロツク不可能
となる場合があるので、第5図に示すごとくロツ
ク部14の所定位置にフツク部12方向へと解除
棒52を突設しておき、フツク部12をロツク方
向へと回動させる際に、フツク部12端部でロツ
ク部14の解除棒52を押し、ソレノイド20の
残留磁気に抗してロツク部14をロツク方向へと
強制的に回動復帰させるのが良い。また、スイツ
チ機構はリミツトスイツチ30で構成しなくても
良く、作動部36も別途設けたコイルスプリング
等で元の位置まで移動復帰させても良い。
以上のように本考案の登録機のロツク装置は、
引出しを最奥部まで押し込み、完全にロツクした
状態のときにのみ、登録機の表面キーの打込みを
可能とするリミツトスイツチ等のスイツチ機構が
作動するよう構成されているので、ロツク状態が
容易に確認でき、盗難を完壁に阻止できる等の効
果がある。
以上本考案につき好適な実施例を挙げて種々説
明したが、本考案はこの実施例に限定されるもの
ではなく、考案の精神を逸脱しない範囲内で多く
の改変を施し得るのはもちろんのことである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の登録機のロツク装置の表側から
見た斜視図、第2図は第1図のロツク装置の裏側
から見た斜視図、第3図は上記ロツク装置を登録
機内に装着した状態のロツク装置近傍の平面図、
第4図は本考案の登録機のロツク装置の背面図、
第5図は第4図のロツク装置の正面図である。 10……基板、12……フツク部、14……ロ
ツク部、16……透孔、18……折曲壁、20…
…ソレノイド、22……コイルスプリング、24
……引出し、26……係止具、28……コイルバ
ネ、30……リミツトスイツチ、32……回動
軸、34……長穴、36……作動部、38……長
穴、40……回動軸、42……切欠部、44……
係止棒、46……折曲壁、48……作動アーム、
50……切欠部、52……解除棒。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 基板に回動自在に設けられて引出しを掛止する
    フツク部と、 基板に回動自在に軸着され、ロツク時に、一端
    に設けた曲折壁内側に前記フツク部の一端を当接
    係止してフツク部を一方向にしか回動できないよ
    うにロツクするロツク部と、 フツク部がロツク状態にあるとき、金銭登録機
    の表側に設けられたキーを打ち込み可能状態とす
    るスイツチをON状態にするスイツチ機構と、 前記ロツク部の他端と連繋され、ロツク部を回
    動してフツク部のロツクを解除するソレノイドと
    を具備する金銭登録機において、 該ロツク部によつてロツク状態にあるフツク部
    を引出しの開放方向へ所定距離移動可能に設け、 フツク部が引出しを掛止し、かつ前記ロツク部
    によつてロツク状態にあるとき、金銭登録機と引
    出しとの間に設けた付勢部材により引出しが開放
    方向へ付勢されることにより、該引出しを介して
    フツク部が移動する際、このフツク部の移動に伴
    い移動して前記スイツチ機構のスイツチをON状
    態とする作動部を設けたことを特徴とする金銭登
    録機のロツク装置。
JP12243383U 1983-08-05 1983-08-05 金銭登録機のロツク装置 Granted JPS6029870U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12243383U JPS6029870U (ja) 1983-08-05 1983-08-05 金銭登録機のロツク装置

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JP12243383U JPS6029870U (ja) 1983-08-05 1983-08-05 金銭登録機のロツク装置

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Publication Number Publication Date
JPS6029870U JPS6029870U (ja) 1985-02-28
JPH0337101Y2 true JPH0337101Y2 (ja) 1991-08-06

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JP12243383U Granted JPS6029870U (ja) 1983-08-05 1983-08-05 金銭登録機のロツク装置

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JPH0229484Y2 (ja) * 1986-02-20 1990-08-08

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JPS6029870U (ja) 1985-02-28

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