JPS5826290Y2 - 掛金機構 - Google Patents

掛金機構

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JPS5826290Y2
JPS5826290Y2 JP1979052786U JP5278679U JPS5826290Y2 JP S5826290 Y2 JPS5826290 Y2 JP S5826290Y2 JP 1979052786 U JP1979052786 U JP 1979052786U JP 5278679 U JP5278679 U JP 5278679U JP S5826290 Y2 JPS5826290 Y2 JP S5826290Y2
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JP
Japan
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latch
handle
door
locking member
gate
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Expired
Application number
JP1979052786U
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JPS55152267U (ja
Inventor
重信 種田
Original Assignee
松下電工株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は戸扉を閉じた位置に掛は留めするための掛金
機構に関するものである。
この種の掛金機構は扉の一方に凹部を有する受は金具を
その凹部が上向きになるように固定する一方、他方の扉
には上記受は金具の凹部に離脱自在に嵌入する棒状の掛
金を回動可能に取り付けて、この掛金の回動軸を把手に
連結し、把手の一方向への回動操作によって、掛金を受
は金具に嵌入して扉を閉じた位置に掛は留めし、或いは
他方向への回動で受は金具から外して扉を開けるように
したものである。
この種の掛金機構の従来のものは把手の中心と掛金の回
動軸を連結するか或いは第17図に示すように円環状の
把手100の上端を掛金101の回動軸102に連結す
るようになっている。
前者の方式では把手自体の重量を把手の回転には利用で
きず、掛金の掛は留め時と開放時ともに把手を人手によ
って回動させねばならない。
また後者の方式では掛金を受は金具から外した第17図
にXで示すような状態では、掛金の自重f1による復帰
方向の回動力f2が加わって、比較的楽に掛金を掛は留
め方向に回転することができる。
しかしながら把手100が掛は留め完了端近傍に達する
と、復帰方向の分力f′2は図から判るように小さくな
る。
そのため掛は留めを完了するためには把手100を水平
方向に押してやらなければならない。
このように従来の掛金機構では、掛金を外すときも、掛
は留めするときも把手を手動で回動させねばならず、操
作が面倒であった。
この考案は掛金機構における上述の従来の欠点を排除す
るためになされたもので、把手をその横側の位置で軸支
して、掛は留め位置では把手が横向きになるように支持
することにより、把手の自重を有効に利用して、掛は留
め時には人の操作力を要しないで自動的かつ確実に掛は
留めを行なえるようにした掛金機構を提供することを目
的とするものである。
以下にこの考案の一実施例を図面とともに説明する。
第1図および第2図はこの考案の掛金機構を観音開き形
式の門扉に適用した実施例を示す。
第1図ないし第4図においてIA、IBはたとえば金属
製の門扉で、矢印A、B方向に開閉するように回転可能
に門柱(図示せず)等に軸支されている。
2は一方側の門扉(通常開閉する側)IAの外側の自由
端側の適宜高さの位置に回転自在に装着した金属製の円
または角形の環状の把手である。
この把手2は門柱1Aにスリーブ3を介して回転自在に
装着されたピン4に、環の真横の位置、即ち円環の中心
を通る水平線上の位置で連結されており、後述するよう
に、掛金が掛は留めされた状態では、この把手2が横向
きに静止するようになっている。
即ち、把手2はその重心に対して横側に偏心した位置を
支点としてピン4に軸支されている。
5は門扉1Aの内側においてピン4に連結されたレバー
で、その一方側の端部は門扉1Bの自由端側へ向かって
延在して掛金6を形式しており、該門扉1Bに固定され
た受金7と係合するとともに、他方側は門扉の内側から
の操作レバーとなっている。
掛金6の重量よりも把手2(或いは把手2とレバー5の
ピン4よりも左側)の重量が重くなるようにしているこ
とは勿論である。
受金7は平板状のベース8に階段形状に折曲された係止
片9を重ねて、門扉IBの自由端にビス等により固定し
たもので、係止片9とベース8との間には掛金6が下側
から出入り自在に嵌入できる掛留凹所7aが形成されて
いる。
この構成により門扉1Aを閉めて掛金6を掛留凹所7a
に嵌入したとき、掛金6の灰層側の面(以下前面)は係
止片つと係合して門扉1Aの開閉を阻止するとともに、
該掛金6の上面が係止片9の段違下面10に当接するよ
うになっている。
11は側面形状を中高にしたストッパで、その中高の凹
部に掛金6が上下動自在に挿通されるように門扉1Aの
自由端部に固定されている。
そしてこのストッパ11の上下の段違面11 a、11
bは掛金6の上下端面のいずれかと当接して、レバー
5、いいかえると円環状の把手2の回動を所定角度範囲
内に制限する。
上記構成の掛金機構において掛は留めする場合には、把
手2を上向きに持ち上げると、ピン4を支点として把手
2、レバー5は時計方向(矢印りで示す)に回動し、掛
金6は受金7の掛留凹所7aから下向きに脱出し掛は留
めが解除される。
把手2を把持したままで、門扉1Aを前方に押せば該門
扉1Aが開く。
そして把手2から手を離すと折子2、レバー5はその自
重によってピン4を支点として図上、反時計方向に回動
し、掛金6の上端面がストッパ11の上側段違面11
aに当接し、レバー5、把手2は水平向きで停止する。
一方、門扉1Aを閉めるときには把手2を持ち上げて、
破線Sで示した位置まで回動し、掛金6を係止片9より
下方に位置させる。
そして門扉1Aを閉じた後把手2から手を離すと把手2
、レバー5は前記したと同様、反時計方向にその自重に
よりピン4を支点として回動する。
そして掛金6が受金7の掛留凹所7aに嵌入されて、掛
金6は係止片9に規制され門扉1Aを閉位置に係止する
上述のようにこの考案の掛金機構では掛は留め側に復帰
する際には、把手2、レバー5の重心がピン4による支
点よりも高位置にあり、かつ両者2゜5を復帰するため
の回動位置は概略垂直方向であるため、把手2、レバー
5等に加わる重力を有効に利用することができ、自動的
に掛は留めを完了することができる。
第5図は第1図ないし第4図に示した実施例の変形例で
あり、係止片9の自由端の下端面を門扉1A側(後方)
に対して下り勾配の傾斜面8aを形成する一方、掛金6
の上面をその後方側が下り勾配になるように傾斜面6a
を形式したものである。
この実施例によれば、門扉が開かれて掛金6が受金7の
前方側にあるとき(点線Eで示す)門扉1Aを閉じる側
に回動させると、掛金6の後方側の上端面が受金9の前
方側下端面に当接し、掛金6が後方側に移動するに従っ
て傾斜面5 a 、9 aの作用により掛金6は下方に
移動し自動的に把手2、レバー5も時計方向に回動する
掛金6が掛留凹所7aに達すると、把手2、レバー5の
自重により両者が反時計方向に回動し掛金6は掛留凹所
7aに嵌入される。
この実施例によれば、門扉を閉める際には、把手2、レ
バー5等を手で回動させる必要がなく操作が簡単になる
第6図ないし第11図はこの考案の他の実施例を示す図
で第1図ないし第4図に示した実施例と同一の部分につ
いては同一の符号を付してその部分の詳細な説明は省略
する。
図において掛金6は第11図に示すように受金7に対応
する部分に切欠き20が形成され、かつこの掛金6には
断面形状が概略U字型の回動板21が掛金6の下側から
かぶさるように嵌入され、ピン4に近い側で門扉1Aの
自由端部で、受金6に挿通されたピン22により回動自
在に軸支されている。
回動板21の左端下部には当接片23が形成される一方
、掛金6の下端側に穿った穴24にスプリング25を介
してスピンドル26が出入り自在に挿入されており、該
スピンドル26の突出端は当接片23を押圧するように
なっている。
また回動板21の上面は第7図に示すように後方側で低
くなるように傾斜面21 aが形成されている。
上記の構成において、掛金6が掛留凹所7a内に完全に
嵌入しているかあるいは受金7から完全にはずれている
ときは、スプリング25の押圧力でスピンドル26が回
動板21を反時計方向に押して回動板21の内底面が掛
金6の下端面に当接し回動板21は図示のごとく水平方
向に維持されている。
門扉1Aを開くときは、前述の実施例と同様に把手2を
持ち上げると、レバー5は時計方向にピン4を支点とし
て回動し、この回動によって回動板21も同様に掛金6
と一体的に時計方向に回動し受金7の掛留凹所7aから
下方に脱出し門扉1Aは自由に開かれる。
把手2から手を離すと前述の実施例と同様に、把手2の
自重によって把手2、レバー5、回動板21は共に反時
計方向に一体的に回動し、レバー5がストッパ11の上
側段違い面11 aに当接して水平位置で停止する。
門扉1Aを閉じるときは、特に把手2を持ち上げること
なく扉を閉じると回動板21の上面が受金7の係止片9
の下面に当接する。
そして、さらに門扉1Aを閉じると回動板21は係止片
9の下面9aで案内されてスプリング25の撥力に抗し
、スピンドル26を第9図の左方向に向かって穴24内
に押し込みながら時計方向に回動する。
そして門扉1Aが閉じ終わると、回動板21は、スプリ
ング25の復帰力によって反時計方向に回動し掛留凹所
7a内に嵌入して掛は留めが完了する。
この実施例においては、掛は留め側に復帰する際は、把
手2の回動操作は不要であると共に、回動板21のみが
ピン22を支点として回動するので門扉1Aを閉じる際
に要する力が少なくてすみ、操作が軽くなる。
なお回動板21に掛金6が嵌め込まれているので回動板
21は充分補強されている。
第12図は本考案の掛金機構を引戸に適用した実施例で
ある。
この実施例においては掛金6はその中間部の上側に開口
する切欠き30を形成してあり、かつ、掛金6の自由端
上方は自由端側には下り勾配の傾斜面31を形成してい
る。
一方、引戸1Bに装着された受金7の係止片9の下端面
は引戸1A側で高くなるような傾斜面32を形成してい
る。
掛は留めをはずすには把手2を持ち上げると、掛金6が
ピン4を支点として時計方向に回動し、掛金6と受金7
との保合がはずれ、引戸1Aを図上左向きに引いて開く
ことができる。
その後把手2から手を離せば前述の各実施例と同様に把
手2の自重により掛金6が反時計方向に回動し、水平位
置に復帰する。
掛は留めの際には引戸1Aを図上右向きに移動すると掛
金6の傾斜面31が受金7の傾斜面32に当接し、引戸
1Aがさらに右方へ移動することによって、掛金6はピ
ン4を支点として時計方向に回動する。
引戸1Aを閉め終わった位置では、掛金6の切欠き30
が受金9に対向するようになり、従って掛金6は反時計
方向に回動し、該切欠き30の右側端面33が受金9の
右側面と係合し掛は留めが完了する。
第13図は第12図の実施例の掛金5に第9図の実施例
と同様の回動板21を取り付けて、スプリング25で付
勢するようにした実施例である。
この実施例においても掛は留め時に回動板21のみがピ
ン22を支点として時計方向に回動し、掛は留め位置で
はスプリング25の復帰力で、回動板21が反時計方向
に回動し、掛は留めが行なわれる。
第14図と第15図は上述の第1図ないし第10図の各
実施例にロック装置40を取付けた実施例を示し、該ロ
ック装置40は門扉の内側で受金7の下方に固定される
該ロック装置40は把手41の回動するロック板42を
有し、ロック板42が上向き位置にセットされると掛金
6の移動が阻止され、外から門扉が開かれるのを防止す
る。
把手41を回動して横向き(一点さ線で示す)回動する
と掛金6の回動が可能となり門扉を開くことができる。
なお上述の各実施例において、第16図に示すように掛
金6を下向きにL字形状に構成し、掛留凹所が横向きと
なるように受金7を取り付けて、掛金6が横方向から受
金7と係合するようにしてもよい。
以上詳述したように本考案は、把手に連動するように掛
金を取り付けるとともに、その把手を横側の位置で回動
可能に軸支して、掛は留め位置では把手が横向きになる
ようにし、かつ掛金が受金の下側から掛は留めされるよ
うにしたもので、この掛は留め時において、把手の自重
による下向きの力を有効に利用できるから掛金を受金の
掛留凹所に向かって、大きな力で゛回動することがで゛
き、したがって、従来形式のものにおけるように、掛は
留め時に把手にわざわざ力を加える必要もなく、小さな
力か或いは自動的に掛は留めをおこなうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を観音開き形式の門扉に適用した一実施
例を示す正面図、第2図は第1図のIIII線断面図、
第3図は第1図のIII−III線断面図、第4図は第
1図の実施例のVI−VI線断面図、第5図は第1図の
変形例を示す断面図、第6図は本考案の他の実施例の要
部を示す正面図、第7図は第6図の右側面図、第8図は
第6図の■−■線断面図、第9図は第6図の実施例の要
部を示す断面図、第10図は第6図の実施例の回動板の
右側面図、第11図は第6図の実施例の掛金部分を示す
正面図、第12図は本考案を引戸に適用した実施例を示
す部分正面図、第13図は第12図の実施例の変形例を
示す図、第14図は本考案のさらに他の実施例の要部を
示す正面図、第15図は第14図の側面図、第16図は
本考案のさらに他の実施例を示す正面図、第17図は従
来の掛金機構の動作を示す図である。 IA、IB・・・・・・門扉、2・・・・・・把手、3
・・・・・・スリーブ、4・・・・・・ピン、5・・・
・・・レバー、6・・・・・・掛金、7・・・・・・受
金、7a・・・・・・掛留凹所、9・・・・・・係止片
、20・・・・・・切欠き、21・・・・・・回動板、
22・・・・・・ピン、23・・・・・・当接片、24
・・・・・・孔、25・・・・・・スプリング、26・
・・・・・スピンドル。

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)環状部材にてなる環状把手を、該環状部材の一部
    から突設した軸を介して開閉扉の一方の扉の一方の面側
    に回動可能に軸支する一方、上記一方の扉の他方の面側
    に、上記軸を介して、杆状の掛金を、他方の扉に固定し
    た係止部材に該係止部材の下方或いは側方から係合する
    よう支持するとともに、掛金が係止部材に係合した状態
    では上記環状把手が上記軸に対して横向きとなるように
    環状把手と掛金とを連結して、環状把手の自重によって
    掛金を係止部材方向に回動するようにしたことを特徴と
    する掛金機構。
  2. (2)前記開閉扉のいずれか一方の扉に、掛金の上・千
    両端縁部と当接し、掛金の回動角度を所定範囲内に制限
    するようにストッパを設けた実用新案登録請求の範囲第
    1項に記載の掛金機構。
  3. (3)前記開閉扉は観音開き形式のものであり、前記係
    止部材はベースとベースから一定間隔をおいて垂下する
    係止板を有し、係止板のベースとの間の凹所に掛金が嵌
    入するようになっているとともに、係止板の下面は扉側
    に向く勾配の傾斜面を形成した実用新案登録請求の範囲
    第1項ないし第2項のいずれかに記載の掛金機構。
  4. (4)前記掛金は、その本体先端部に、上向き開口を有
    する断面形状がU字状の回動板を垂直面内で回動可能に
    軸支するとともに、この回動板の後端側で、該回動板を
    係止部材と係合する方向にスプリングで付勢した実用新
    案登録請求の範囲第3項に記載の掛金機構。
  5. (5)前記開閉扉は引き戸形式のものであり、前記掛金
    は係止部材の側面と係合する掛留用切欠きを有する実用
    新案登録請求の範囲第1項或いは第2項のいずれかに記
    載の掛金機構。
JP1979052786U 1979-04-19 1979-04-19 掛金機構 Expired JPS5826290Y2 (ja)

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JP1979052786U JPS5826290Y2 (ja) 1979-04-19 1979-04-19 掛金機構

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Publication Number Publication Date
JPS55152267U JPS55152267U (ja) 1980-11-01
JPS5826290Y2 true JPS5826290Y2 (ja) 1983-06-07

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JPS55152267U (ja) 1980-11-01

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