JPS59446Y2 - 扉の閉止装置 - Google Patents

扉の閉止装置

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Publication number
JPS59446Y2
JPS59446Y2 JP2254980U JP2254980U JPS59446Y2 JP S59446 Y2 JPS59446 Y2 JP S59446Y2 JP 2254980 U JP2254980 U JP 2254980U JP 2254980 U JP2254980 U JP 2254980U JP S59446 Y2 JPS59446 Y2 JP S59446Y2
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JP
Japan
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door
lock link
lock
horizontally elongated
hole
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Expired
Application number
JP2254980U
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English (en)
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JPS56139758U (ja
Inventor
一生 尾西
Original Assignee
アルナ工機株式会社
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Publication date
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Priority to JP2254980U priority Critical patent/JPS59446Y2/ja
Publication of JPS56139758U publication Critical patent/JPS56139758U/ja
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、扉の閉止装置に関する。
扉の気密性は主として扉と建造物基台側の戸当り部材と
の間に気密材を介在させて得られるが病院のように室か
ら室へベットの移動を考慮して床面を平滑にする場合は
床に上記戸当り部材を立設することができないために扉
の気密性が破れてしまい、従って上記病院の無菌室等の
ように室の気密を厳に保ちたい場所の出入口に用いられ
る扉には自ずと特殊な開閉構造を要することになる。
即ち扉を閉止姿勢において床面に接当するように下降さ
せて扉下部のシールを行ない、開放にあたっては扉を一
旦上方に持上げて床面から離間させ、しかるのち所定の
方向に開くような構造である。
本考案はこのような昇降操作を伴って開閉するタイプの
扉の閉止装置を提供するものである。
以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明すると、扉
1はその下部に保合ピン2が突設され、第1図および第
2図に示すように扉1を閉じた状態から下降させた時に
該係合ピン2が床面3のピン孔(図外)に突入係合して
扉1が正しい閉止姿勢に保持され、且つこの閉止姿勢に
おいて扉下端が気密ゴム4を介して重量的に床面3に接
地すると共に扉1の下部を除く周部が扉外枠5の戸当り
部6に気密ゴム7を介して接当し、しかして扉全周部の
気密が行なわれ、開放にあたっては扉ハンドル8を下方
へ180°回転させるに伴い扉1全体を若干量持上げて
床面3から離間させ、しかるのち第2図左方へ開くよう
に構成されている。
一方第3図に示す如く扉1の上部には戸当り部6に対面
する個所に頭部9と首部10から成る平面視T字状先端
を有する突杆11が固定されると共に、戸当り部6側に
この突杆11の係合およびロック機構を有した錠箱12
が埋装される。
この錠箱12には外部に露呈するプレート面13に横長
孔14と該横長孔14に対し下方へ連通ずる縦孔15と
からなるT字状開口16が設けられ、錠箱12内左右部
に上記縦1孔15の背部を挾んで一対の平面視り字状の
基台17.17が固定され、且つ各基台17上部にコ字
状取付は枠18が載置固定され、この取付は枠18内に
爪金19.19が左右一対装備される。
此等爪金19゜19はその爪状先端20を縦孔15上部
を挾んで上記横長孔14内に臨ましめると共に、その二
股状基部21を取付は枠18内に設けた竪軸22に枢着
して水平方向に回動自在とされ、該竪軸22に巻装した
つる巻きばね23の働きで常時両爪金19.19に相接
近する内向き方向の回動力が付勢されている。
24は取付は枠18から爪金19の回動方向側前面に折
曲下垂したストッパ一部片で、上記つる巻きばね23の
ばね力で゛内向き方向に回動する爪金19を受止め、爪
金19.19間の間隔を一定に保っている。
又、錠箱12内には左右爪金19.19間において該錠
箱12の後壁12 aに左右一対のブラケット25゜2
5が固定され、両ブラケツ) 25.25間に軸26が
横架されると共に該軸26に鉤状ロックリンク27の下
端が枢着され、軸26に巻装したつる巻きばね28(第
6図に示す)のばね力を受けてロックリンク27が常に
前方側、即ち開口16側に回動付勢され、この回動付勢
されたロックリンク27を上記ブラケット25に連設の
ストッパ一部片29にて受止めて直立姿勢に保持させて
いる。
30はロックリンク27の背部位置に配備されたストッ
パー杆であって、このストッパー杆30の一端はソレノ
イド31のプランジャ32に連結され、プランジャ32
の進退移動に追従して上記背部において横方向にスライ
ドされる。
このストッパー杆30は上記つる巻きばね28に抗する
ロックリンク27の後動を許容したり、この後動を阻止
して上記直立姿勢にロックリンク27を保持させるもの
であり、このストッパー杆30にはロックリンク27側
に向けて衝当部片30 aが突出されると共に、ロック
リンク27頂部に衝当部片30 aが嵌入可能な形状の
条溝33が凹入形成され、ソレノイド31に通電してプ
ランジャ32を引く時にストッパー杆30が復帰ばね3
4に抗して第8図の如く左動して衝当部片30 aが条
溝33に対応する位置に至り、又ソレノイド31への通
電が絶たれてプランジャ32が突出するに伴い第5図の
如くストッパー杆30が復帰ばね34の力により右動し
て衝当部片30 aと条溝33の位置がずれ、従って前
者ではロックリンク27に押圧力が作用するに伴い条溝
33に衝当部片30 aが嵌入する状態でロックリンク
27が後動し、後者ではロックリンク27に押圧力が作
用するも該ロックリンク27が衝当部片30 aに接当
して後動が阻止される。
尚、第5図に示すように錠箱12の後壁12 aにはス
トッパー杆30のスライド方向に長孔(図外)が開設さ
れ、錠箱12外から長孔を通して抜止めピン35がスト
ッパー杆30に固定され、これによってストッパー杆3
0のスライド方向を規制している。
本考案はかく構成しているから、床面3から浮上し且つ
開かれている状態から扉1を閉じてゆくと、まず突杆1
1の頭部9が錠箱12側の横長孔14内に突入し始め、
この突入に伴って左右爪金19゜19の爪金先端20に
突杆頭部9が接当して各爪金19.19をつる巻きばね
23に抗して外側方に押し拡げてゆく。
同時にこの突杆頭部9は左右爪金19.19間に位置す
るロックリンク27に押当する。
ソレノイド31に通電されている状態では前記したよう
に衝当部片30 aが条溝33に対応する位置にきてい
ることによってロックリンク27は突杆頭部9の押力に
よるつる巻きばね28に抗して後動し、突杆頭部9の突
入を許容するので、該突杆11は更に錠箱12内に突入
し、そして突杆11がその首部10まで錠箱12内に突
入し終った時点で扉1が戸当り部6の気密ゴム7に気密
的に押当すると共に、突杆頭部9が爪金先端20から外
れ、該爪金先端20が突杆頭部9の背部位置にまわり、
つる巻きばね23のばね力によって突杆首部10に衝撃
的に係合し、爪金19.19間に突杆頭部9を挟持して
扉1を閉じ姿勢に維持する。
故にこの時の衝撃的係合音を感知して扉1の開閉操作者
が扉バンドル8を回動して扉1を下降させれば、突杆1
1も錠箱12内において下降し、その突杆首部10が上
記爪金19.19から下方に外れて縦孔15に嵌入する
同時に突杆頭部9が基台17に係合し、しかして突杆1
1の水平方向の抜止めがなされると共に、突杆11が下
降してロックリンク27より離間するに伴い該ロックリ
ンク27がつる巻きばね28の力によって元位置に回動
復帰し、このロックリンク27の先端鉤部27 aが基
台17に係合している突杆頭部9の直上部に位置し、こ
れによって扉1が閉止姿勢に固定される。
一方、扉1の下部において係合ピン2がピン孔に突入係
合する。
又、逆に扉1を開放する時には扉バンドル8を回動して
扉1を上昇させるに伴い突杆11も錠箱12において上
昇し、まず突杆頭部9が下方からロックリンク27の先
端鉤部27 Hに押当して該ロックリンク27を後動さ
せ、これによって突杆首部10が縦孔15から横長孔1
4内に抜は出、次に扉1を開放させてゆくにつれて突杆
頭部9が爪金19.19を再び外側方へ回動させっつ錠
箱12内から抜は出てゆく。
しかし、扉1を閉止している状態においてソレノイド3
1に対する通電が停止された場合は、扉ハンドル8を回
動して扉1を上昇させようとするも、上記ソレノイド3
1への通電停止によりストッパー杆30が復帰ばね34
の力で゛スライドしてストッパー杆34の衝当部片30
aと条溝33との位置ずれが生しるために、突杆頭部9
がロックリンク27の先端鉤部27 aに押当しても該
ロックリンク27は衝当部片30 aに接当してその後
動を阻止されるから突杆11は上方へ抜は出ることがで
きない。
故に突杆11および扉1は上昇せず、扉1は閉止姿勢に
保たれたままとなる。
以上詳述したように本考案は、扉にT字状突杆を突設し
、この突杆に対応して扉外枠の戸当り部に横長孔と該横
長孔に対し下方に連通ずる縦孔とからなる開口を設け、
上記横長孔内の縦孔を挾む左右位置に相接近する方向に
ばね付勢された一対の爪金を配装し、扉閉止時に突杆頭
部が爪金を押しのけつつ上記横長孔に突入し、且つ扉下
降に伴って突杆首部が上記縦孔に嵌入保合するように構
成ちたものであるから、簡単な構成であり乍ら扉の閉め
動作に伴って鉄扉が確実に閉止姿勢に固定される。
故に冒頭で述べた如き気密性の高い扉に適用するに有益
である。
しかも扉閉止に伴って突杆か゛横長孔に突入すると、前
記実施例で述べた如く該突入に伴い突杆頭部によって左
右に後退された爪金が次の瞬間には突杆首部にばね力に
よって衝撃的に係合するから、この衝撃的係合音の感知
後に扉を下降させることによって鉄扉を固定姿勢に入れ
ることができ、従って扉を閉じて固定する場合の操作上
の手掛りに上記衝撃的係合音を利用でき、固定操作が確
実容易となる。
又、上記のように扉を閉じると横長孔内に突入した突杆
首部に爪金がばね力によって係合し、この保合によって
扉を自動的に閉じ姿勢に保持し且つ扉が不測に開方向に
動くことを阻止するから、次に扉を下降させた時には突
杆首部は確実に縦孔に嵌入係合し、故に扉の操作性が向
上する。
又、本考案は左右爪金間に、下端を支点として前後方向
に回動自在であり、且つその先端鉤部を縦孔上部近傍に
位置させる前方直立姿勢に常時ばね付勢されたロックリ
ンクを装備し、このロックリンクの背部に該ロックリン
クの後動軌跡中に突入位置してロックリンクの後動を阻
止するストッパー杆を装備し、このストッパー杆をソレ
ノイドの励磁によって上記軌跡中より引抜くように構成
しであるから、前記実施例で述べた如くソレノイドに通
電するか、通電を絶つことによって扉を閉止姿勢から解
放させたり、閉止姿勢にロックをかけて扉が開かないよ
うにすることができる。
従って本考案閉止装置は扉の施錠装置としても利用でき
て有益である。
【図面の簡単な説明】
第1図は扉の正面図、第2図は第1図A−A線矢視切断
図、第3図は閉止装置部分の斜視図、第4図は錠箱の正
面図、第5図は同平面図、第6図は第4図B−B線矢視
切断図、第7図は第4図C−C線矢視切断図、第8図は
ロック解除姿勢における錠箱平面図である。 1・・・・・・扉、5・・・・・・扉外枠、6・・・・
・・戸当り部、11・・・・・・突杆、14・・・・・
・横長孔、15・・・・・・縦孔、16・・・・・・開
口、19・・・・・・爪金、23.28・・・・・・ば
ね、27・・・・・・ロックリンク、30・・・・・・
ストッパー杆、31・・・・・・ソレノイド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 閉止姿勢において昇降自在であり且つその上昇状態から
    開放するように構成された扉であって、この扉にT字状
    突杆を突設し、この突杆に対応して扉外枠の戸当り部に
    横長孔と該横長孔に対し下方に連通ずる縦孔とからなる
    開口を設け、上記横長孔内の縦孔上部を挾む左右位置に
    相接近する方向にばね付勢された一対の爪金を配装する
    と共に、この左右爪金間に、下端を支点として前後方向
    に回動可能であり且つその先端鉤部を縦孔上部近傍に位
    置させる前方直立姿勢に常時ばね付勢されたロックリン
    クを装備し、しかして扉閉止時に突杆頭部が上記爪金お
    よびロックリンクを押しのけつつ上記横長孔に突入し、
    且つ扉下降に伴って突杆首部が上記縦孔に嵌入保合する
    ように構威し、又上記ロックリンクの背部に該ロックリ
    ンクの後動軌跡中に突入位置してロックリンクの後動を
    阻止するストッパー杆を装備し、このストッパー杆をソ
    レノイドの励磁によって上記軌跡中より引抜くように構
    成したことを特徴とする扉の閉止装置。
JP2254980U 1980-02-22 1980-02-22 扉の閉止装置 Expired JPS59446Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2254980U JPS59446Y2 (ja) 1980-02-22 1980-02-22 扉の閉止装置

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JP2254980U JPS59446Y2 (ja) 1980-02-22 1980-02-22 扉の閉止装置

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Publication Number Publication Date
JPS56139758U JPS56139758U (ja) 1981-10-22
JPS59446Y2 true JPS59446Y2 (ja) 1984-01-07

Family

ID=29618667

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2254980U Expired JPS59446Y2 (ja) 1980-02-22 1980-02-22 扉の閉止装置

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JPS56139758U (ja) 1981-10-22

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