JP2507201Y2 - エンジン駆動式発電機装置 - Google Patents

エンジン駆動式発電機装置

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JP2507201Y2
JP2507201Y2 JP1987131856U JP13185687U JP2507201Y2 JP 2507201 Y2 JP2507201 Y2 JP 2507201Y2 JP 1987131856 U JP1987131856 U JP 1987131856U JP 13185687 U JP13185687 U JP 13185687U JP 2507201 Y2 JP2507201 Y2 JP 2507201Y2
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JP
Japan
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exhaust
engine
box body
box
driven generator
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JP1987131856U
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JPS6436525U (ja
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剛 吉田
隆之 安道
登 光若
章 榮谷
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Mazda Motor Corp
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Mazda Motor Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、エンジンにより駆動されるエンジン駆動式
発電機装置の改良に関するものである。
(従来の技術) 従来、エンジン駆動式発電機装置は実開昭60−183227
号公報で開示されている如く、エンジン運転等による騒
音を低減するためにその装置全体がカバーにより覆われ
ており、かつ、カバー内の温度上昇を防止するために吸
気取入0と排気吐出口をカバーに設けて、ラジエータフ
ァンの排風力を利用してカバー内を換気するように構成
されている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、従来技術の場合、排気サイレンサ等の排気
通路がカバー外に突出しており、騒音低減の面から考え
ると排気通路から出る音がそのまま外部に出てしまい低
減音化が図れていないとともに、排気通路をカバー上方
へ伸ばしているためにカバーの上部空間内に熱気が滞留
し易いという問題がある。
一般に、カバー内に収容されるエンジン駆動式発電機
装置では、騒音を低減するためにカバーとして厚さの厚
い防音材を設けることが考慮されるが、この場合、熱気
がこもり易くカバー内の温度低減が効果的に行なわれな
いという相反する条件を有する。
(問題を解決するための手段) 本考案は上記の問題点を解決するために、内部に防音
材が装着された密閉型の箱体を備え、該箱体の長手方向
一端部に吸気取入口を設け、上記箱体内の長手方向他端
部に排気吐出口を設け、上記箱体内に吸気取入口側から
発電機、エンジン、ラジエータファン、エンジン用ラジ
エータ、の順に配置し、該箱体内を発電機、エンジン、
ラジエータファン、の設けられた室と下部に排気通路が
配置された排気消音室とに仕切る仕切縦壁を設け、該仕
切縦壁には該エンジン用ラジエータが臨接する開口部を
形成し、該開口部が排気通路の上方で排気吐出口の下方
に位置するエンジン駆動式発電機装置において、上記排
気消音室内に該排気消音室を上下に仕切る仕切横壁を排
気吐出口側から箱体の幅方向で前記開口部の少なくとも
一部が下方に存在するように延びて設け、上記仕切横壁
先端と箱体内面との間に間隙から成る連通路を設けた。
(作用) 上記構成による本案によれば、エンジン駆動式発電機
装置の運転時において、ラジエータファンの回転により
箱体の吸気取入口から外気を取入れ排気吐出口から箱体
内気を吐出する空気循環経路が形成可能であり、箱体内
の排気消音室内においても仕切横壁により仕切られた上
部通路からの吸引作用により排気通路上方の熱気を効率
よくエンジン及び発電機の収容室からの温風と一緒に箱
体外部へ排出できる。
さらに、エンジンの排気通路を箱体内に収容してある
ので排気通路から出る音が外部へ直接出るのを防止で
き、より一層の低騒音化が図れる。
(実施例) つぎに、本考案の実施例を第1図ないし第4図によっ
て説明する。
第1図において、自動車1の荷台1aには内部にエンジ
ン駆動式発電機装置2が収容された箱体3が載置されて
いる。
上記荷台1aにはさらに上記エンジン駆動式発電機装置
2を電源とする投光器4が載置されている。
第2図ないし第4図において、箱体3は密閉型でその
内面に吸音材及び遮音材から成る防音材5が装着されて
いる。
上記箱体3の前側端面の上部には吸気取入口3aが設け
られ、該箱体3の後側端面に近隣する側面には排気吐出
口3bが設けられている。
上記箱体3の内部には、その前側から発電機6、エン
ジン7、ラジエータファン8、エンジン用ラジエータ9
の順に一列に取付けられて配置されている。
上記箱体3の後部には仕切縦壁10により仕切られた排
気消音室11が設けられており、該排気消音室11の下部に
はサイレンサ12、12を備え、上記仕切縦壁10を貫通した
エンジン排気通路13が配置されている。
上記仕切縦壁10には、エンジン用ラジエータ9を臨設
する開口部10aが形成されている。
上記排気消音室11内の排気通路13は、箱体3の幅方向
でかつ、排気吐出口3bが設けられている側面へ向かって
伸びており、その最下流部が上方へ折曲して開放されて
いる。
上記排気消音室11内には、排気吐出口3bが設けられて
いる側面から対向面へ向かって延びる仕切横壁14が設け
られており、該仕切横壁14の先端は対向面との間に間隙
を有している。
上記仕切横壁14は、排気消音室11を上下に仕切ってお
り、上記間隙から成る連通路11aにより屈折通路を形成
している。
なお、15は吸気取入口3aより取入れた外気を下方の発
電機6に導くガイド部材、16はエンジン整備用の開閉扉
である。
加えて、上記実施例ではエンジン駆動式発電機装置を
移動電源投光車に用いたものについて説明したが、これ
に特定されるものではなく他の電源として多様に用いら
れることは言うまでもない。
(考案の効果) 上述のように本考案によれば、排気通路も箱体内に収
容することにより排気通路から出る音を外部に直接出す
ことを防止できるので低騒音化が図れるとともに、排気
通路を箱体内に収容した場合に発生する排気熱の滞留に
よる箱体内の温度上昇を効率良く防止することができ
る。
加えて、箱体内面に厚さの大なる防音材を装着しても
熱害等は発生せず、効果的な低騒音発電機装置を実現で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の実施例を示し、第1図は
本考案のエンジン駆動式発電機装置を用いた投光車の側
面図、第2図は発電機装置の平面図、第3図は第2図の
III−III線における断面図、第4図は第2図のIV−IV線
における断面図である。 3…箱体、3a…吸気取入口、3b…排気吐出口、5…防音
材、6…発電機、7…エンジン、8…ラジエータファ
ン、9…エンジン用ラジエータ、10…仕切縦壁、10a…
開口部、11…排気消音室、11a…連通路、13…排気通
路、14…仕切横壁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16M 1/00 F16M 1/00 G (56)参考文献 実開 昭62−29448(JP,U) 実開 昭59−11125(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に防音材が装着された密閉型の箱体を
    備え、該箱体の長手方向一端部に吸気取入口を設け、上
    記箱体の長手方向他端部に排気吐出口を設け、上記箱体
    内に吸気取入口側から発電機、エンジン、ラジエータフ
    ァン、エンジン用ラジエータ、の順に配置し、該箱体内
    を発電機、エンジン、ラジエータファン、の設けられた
    室と下部に排気通路が配置された排気消音室とに仕切る
    仕切縦壁を設け、該仕切縦壁には該エンジン用ラジエー
    タが臨接する開口部を形成し、該開口部が排気通路の上
    方で排気吐出口の下方に位置するエンジン駆動式発電機
    装置において、上記排気消音室内に該排気消音室を上下
    に仕切る仕切横壁を排気吐出口側から箱体の幅方向で前
    記開口部の少なくとも一部が下方に存在するように延び
    て設け、上記仕切横壁先端と箱体内面との間に間隙から
    成る連通路を設けたことを特徴とするエンジン駆動式発
    電機装置。
JP1987131856U 1987-08-30 1987-08-30 エンジン駆動式発電機装置 Expired - Lifetime JP2507201Y2 (ja)

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JPS6436525U JPS6436525U (ja) 1989-03-06
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5911125U (ja) * 1982-07-15 1984-01-24 ヤンマーディーゼル株式会社 内燃機関駆動作業機セツトの防音装置
JPH0240281Y2 (ja) * 1985-08-07 1990-10-26

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