JPH0238020Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0238020Y2 JPH0238020Y2 JP1984028222U JP2822284U JPH0238020Y2 JP H0238020 Y2 JPH0238020 Y2 JP H0238020Y2 JP 1984028222 U JP1984028222 U JP 1984028222U JP 2822284 U JP2822284 U JP 2822284U JP H0238020 Y2 JPH0238020 Y2 JP H0238020Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- forced air
- intake port
- insulating plate
- engine
- sound insulating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 11
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 7
- 239000011358 absorbing material Substances 0.000 claims description 5
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 1
- 239000011491 glass wool Substances 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
- 210000002268 wool Anatomy 0.000 description 1
Landscapes
- Exhaust Silencers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動二輪車等に用いる強制空冷エンジ
ンのフアン吸入部の騒音防止装置に関する。
ンのフアン吸入部の騒音防止装置に関する。
スクータなどシート下をボデイカバーで覆い、
その中にエンジンを搭載した自動二輪車では、エ
ンジンの冷却性能を確保するため強制空冷するこ
とが多い。
その中にエンジンを搭載した自動二輪車では、エ
ンジンの冷却性能を確保するため強制空冷するこ
とが多い。
その一例を第1図に示す。スクータの車体1は
シート2の前方が低く湾曲し、シート2の下をボ
デイカバー3で覆つて、その中に強制空冷エンジ
ン4を初め、マフラー、サスペンシヨン、後輪の
一部、さらにはキヤブレタ、燃料タンクなどが収
容されている。強制空冷エンジン4は例えば第2
図に示すように、エンジンのシリンダを覆う風洞
6に冷却風の吸入口7をあけ、この吸入口部内側
に空気強制循環用フアンを臨設した構成とされ、
この吸入口7がボデイカバー3から表出してい
る。このため吸入口7を介してフアン駆動による
気流騒音が外部に漏れることを免れないが、従来
ではこの気流騒音に特に注意されることもなく、
その防音対策も施されていない。
シート2の前方が低く湾曲し、シート2の下をボ
デイカバー3で覆つて、その中に強制空冷エンジ
ン4を初め、マフラー、サスペンシヨン、後輪の
一部、さらにはキヤブレタ、燃料タンクなどが収
容されている。強制空冷エンジン4は例えば第2
図に示すように、エンジンのシリンダを覆う風洞
6に冷却風の吸入口7をあけ、この吸入口部内側
に空気強制循環用フアンを臨設した構成とされ、
この吸入口7がボデイカバー3から表出してい
る。このため吸入口7を介してフアン駆動による
気流騒音が外部に漏れることを免れないが、従来
ではこの気流騒音に特に注意されることもなく、
その防音対策も施されていない。
しかし、検討の結果によると、エンジン全騒音
に占める気流騒音の割合は比較的大きい。近時エ
ンジンの高出力化に伴つて冷却風量も多くなる傾
向にあり、さらに騒音が問題化すると考えられ
る。
に占める気流騒音の割合は比較的大きい。近時エ
ンジンの高出力化に伴つて冷却風量も多くなる傾
向にあり、さらに騒音が問題化すると考えられ
る。
本考案はこのような事情に着目してなされたも
ので、吸入口から漏れる気流騒音を吸入口の外側
部で遮音、吸音して減少することができる強制空
冷エンジンの騒音防止装置を提供するものであ
る。
ので、吸入口から漏れる気流騒音を吸入口の外側
部で遮音、吸音して減少することができる強制空
冷エンジンの騒音防止装置を提供するものであ
る。
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
る。
第3図ないし第5図は本考案に係る強制空冷エ
ンジンの騒音防止装置の一例を示すものである。
ンジンの騒音防止装置の一例を示すものである。
風洞11は、エンジンのシリンダ12およびシ
リンダヘツド13を覆うシリンダカウリング11
aと、空気強制循環用フアン14を覆うフアンカ
ウリング11bとを連設してなる。フアンカウリ
ング11bに冷却風吸入用の円形の吸入口15を
あけ、この吸入口15の内側にフアン14を臨ま
せている。
リンダヘツド13を覆うシリンダカウリング11
aと、空気強制循環用フアン14を覆うフアンカ
ウリング11bとを連設してなる。フアンカウリ
ング11bに冷却風吸入用の円形の吸入口15を
あけ、この吸入口15の内側にフアン14を臨ま
せている。
また、強制空冷エンジンを搭載した自動二輪車
では、第3図に示すように、出力特性上の要求か
ら、エンジン排気管20を風洞11の吸入口15
を囲む形状で湾曲させたものがある。この例で
は、第4図および第5図に示すように、風洞11
の外側に配設されたエンジン排気管20に吸入口
15の開口面を覆う遮音板16を溶接等によつて
固着し、この遮音板16の吸入口15を溶接等に
よつて固着し、この遮音板16の吸入口15と対
向する側面にステンレスウール、グラスウール等
からなる吸音材19を貼装している。エンジン排
気管20は吸入口15の外面部に通じる一定の隙
間を有して設けられ、吸入口15への冷却風の供
給は充分に行なわれる。
では、第3図に示すように、出力特性上の要求か
ら、エンジン排気管20を風洞11の吸入口15
を囲む形状で湾曲させたものがある。この例で
は、第4図および第5図に示すように、風洞11
の外側に配設されたエンジン排気管20に吸入口
15の開口面を覆う遮音板16を溶接等によつて
固着し、この遮音板16の吸入口15を溶接等に
よつて固着し、この遮音板16の吸入口15と対
向する側面にステンレスウール、グラスウール等
からなる吸音材19を貼装している。エンジン排
気管20は吸入口15の外面部に通じる一定の隙
間を有して設けられ、吸入口15への冷却風の供
給は充分に行なわれる。
このような構成によると、吸入口15の開口面
外側に略全面を覆う略円形状の遮音板16を配置
したので、フアン駆動時に吸入口15から漏れた
気流騒音が遮音板16によつて遮音され外方への
伝達を防止される。さらに遮音板16の吸入口1
5と対向する側面に吸音材19を貼装したので、
遮音板16からの反射音も減少することができ
る。また、遮音板16を図示の如くエンジン排気
管20の外側部に取り付ければ、排気管壁騒音の
遮音、吸音の効果もある。
外側に略全面を覆う略円形状の遮音板16を配置
したので、フアン駆動時に吸入口15から漏れた
気流騒音が遮音板16によつて遮音され外方への
伝達を防止される。さらに遮音板16の吸入口1
5と対向する側面に吸音材19を貼装したので、
遮音板16からの反射音も減少することができ
る。また、遮音板16を図示の如くエンジン排気
管20の外側部に取り付ければ、排気管壁騒音の
遮音、吸音の効果もある。
実験結果によると、50c.c.エンジンの場合、騒音
が従来の吸入口開放形のものに比べて0.5〜0.9dB
低下することが確認された なお、一実施例では、遮音板を溶接等によつて
エンジン排気管に固着した例を示したが、遮音板
16はその周縁部から一側面側に複数のブラケツ
トを突設し、このブラケツトを介してフアンカウ
リングにビス等の締付具で間隔をおいて取り付
け、吸入口15の開口面を外側から覆うようにし
てもよい。この場合、エンジン排気管は遮音板と
フアンカウリングの間に介装される。
が従来の吸入口開放形のものに比べて0.5〜0.9dB
低下することが確認された なお、一実施例では、遮音板を溶接等によつて
エンジン排気管に固着した例を示したが、遮音板
16はその周縁部から一側面側に複数のブラケツ
トを突設し、このブラケツトを介してフアンカウ
リングにビス等の締付具で間隔をおいて取り付
け、吸入口15の開口面を外側から覆うようにし
てもよい。この場合、エンジン排気管は遮音板と
フアンカウリングの間に介装される。
以上の実施例で詳述したように、本考案に係る
強制空冷エンジンの騒音防止装置によれば、空気
強制循環用フアンが臨む風洞の冷却風吸入口部の
外側に、この吸入口の開口面を覆う遮音板を設け
たので、吸入口から漏れるフアン吸気部の気流騒
音を遮音することができ、また遮音板の吸入口と
対向する側面に吸音材を貼装したので騒音を吸収
して反射音の発生も防止することができる。
強制空冷エンジンの騒音防止装置によれば、空気
強制循環用フアンが臨む風洞の冷却風吸入口部の
外側に、この吸入口の開口面を覆う遮音板を設け
たので、吸入口から漏れるフアン吸気部の気流騒
音を遮音することができ、また遮音板の吸入口と
対向する側面に吸音材を貼装したので騒音を吸収
して反射音の発生も防止することができる。
したがつて、吸気口からの気流騒音を減少させ
ることができ、ひいてはエンジン騒音を減少し
て、冷却風量の拡大等にも有効に対処することが
できる。
ることができ、ひいてはエンジン騒音を減少し
て、冷却風量の拡大等にも有効に対処することが
できる。
第1図および第2図は従来例を示すもので、第
1図は強制空冷エンジンを搭載した自動二輪車を
示す部分正面図、第2図は強制空冷エンジン部を
示す斜視図、第3図は本考案の第1の実施例を示
すもので自動二輪車を示す部分斜視図、第4図は
騒音防止装置部を示す斜視図、第5図は騒音防止
装置部の断面図である。 11……風洞、12……シリンダ、14……フ
アン、15……吸入口、16……遮音板、19…
…吸音材、20……エンジン排気管。
1図は強制空冷エンジンを搭載した自動二輪車を
示す部分正面図、第2図は強制空冷エンジン部を
示す斜視図、第3図は本考案の第1の実施例を示
すもので自動二輪車を示す部分斜視図、第4図は
騒音防止装置部を示す斜視図、第5図は騒音防止
装置部の断面図である。 11……風洞、12……シリンダ、14……フ
アン、15……吸入口、16……遮音板、19…
…吸音材、20……エンジン排気管。
Claims (1)
- シリンダを覆う風洞に冷却風の吸入口をあけ、
この吸入口部内側に空気強制循環用フアンを臨設
した強制空冷エンジンにおいて、前記風洞の吸入
口部外側にこの吸入口の開口面を覆う遮音板を冷
却風吸入用隙間を保持させて設け、この遮音板を
前記風洞の吸入口の外周に沿つて配設されたエン
ジン排気管に取り付け、この遮音板の吸入口と対
向する側面に吸音材を貼装したことを特徴とする
強制空冷エンジンの騒音防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2822284U JPS60141427U (ja) | 1984-03-01 | 1984-03-01 | 強制空冷エンジンの騒音防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2822284U JPS60141427U (ja) | 1984-03-01 | 1984-03-01 | 強制空冷エンジンの騒音防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60141427U JPS60141427U (ja) | 1985-09-19 |
JPH0238020Y2 true JPH0238020Y2 (ja) | 1990-10-15 |
Family
ID=30525902
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2822284U Granted JPS60141427U (ja) | 1984-03-01 | 1984-03-01 | 強制空冷エンジンの騒音防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60141427U (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2573000Y2 (ja) * | 1992-12-28 | 1998-05-25 | 本田技研工業株式会社 | 内燃機関の強制冷却用シュラウド |
KR100467941B1 (ko) * | 2001-10-29 | 2005-01-24 | 대림자동차공업주식회사 | 스쿠터용 강제 공냉식 엔진 |
JP2007054078A (ja) * | 2006-11-06 | 2007-03-08 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | コンバイン |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5759627U (ja) * | 1980-09-25 | 1982-04-08 |
-
1984
- 1984-03-01 JP JP2822284U patent/JPS60141427U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5759627U (ja) * | 1980-09-25 | 1982-04-08 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60141427U (ja) | 1985-09-19 |
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