JPH04103836A - エンジン冷却用遠心ファンのファンケース - Google Patents

エンジン冷却用遠心ファンのファンケース

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JPH04103836A
JPH04103836A JP22069990A JP22069990A JPH04103836A JP H04103836 A JPH04103836 A JP H04103836A JP 22069990 A JP22069990 A JP 22069990A JP 22069990 A JP22069990 A JP 22069990A JP H04103836 A JPH04103836 A JP H04103836A
Authority
JP
Japan
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section
fan
sound proof
air
sound
Prior art date
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Pending
Application number
JP22069990A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsumasa Isoda
磯田 光正
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Publication of JPH04103836A publication Critical patent/JPH04103836A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、エンジン冷却用遠心ファンのファンケースに
関する。
[基本構造] 本発明の前提となるエンジン冷却用遠心ファンのファン
ケースの基本構造は、次のようになっている。
例えば第1図及び第2図に示すように、エンジン冷却用
遠心ファン1の外端面2と対向する端壁3と、遠心ファ
ン1の周面4と対向する周壁5とでファン収容部6を構
成し、ファン収容部6の端!!I3に吸風部7を設け、
ファン収容部6から導風部8を導出させ、導風部8内に
エンジン9のシリンダ周壁10を臨ませる導風通路11
を形成し、ファン収容部6と導風部8とは金属単板で一
体に形成したものである。
この基本構造のものでは、第2図に示すように、遠心フ
ァン1をファン収容部6で保護し、遠心ファン1の吸引
力で吸風部7から吸風した外気16を、遠心ファン1の
圧送力でファン収容部6内から導風通路11を介してシ
リンダ周壁10等に圧送供給し、シリンダ周壁10等の
冷却を行うことができる。
[従来の技術] 上記基本構造は従来のファンケースおいても一般に採用
されている。
しかし、従来のファンケースは、ファンケースを構成す
る金属単板の表面は大気空間に露出されたままの構造と
なっており、ファンケースによる騒音の低減はあまり期
待できなかった。
このため、鋼板と樹脂層とを積層させた制振鋼板でファ
ンケースを形成することも一部で行われてはいるものの
、制振鋼板は曲げ加工で正確な形状が出しにくいことや
深絞り加工でしわが出やすいこと等の問題があり、複雑
な形状を備えるファンケースの素材としては不適当であ
るため、従来のファンケースの殆どは前述の通り、金属
単板で形成され、金属単板の表面は大気空間に露出され
たままの構造となっている。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来技術では、次の問題がある。
■シリンダ周壁から放出された燃焼時の爆発音は金属単
板で形成された導風部を伝わり、殆ど減音されることな
くその周囲に放出されるため、燃焼時の爆発音による騒
音が大きい。
■遠心ファンの回転により生じる風切音は吸風口を通過
し、減音されることなくそのままその周囲に放出される
ため、遠心ファンの風切音による騒音が大きい。
このため、本発明の発明者は本発明に先立ち、第3図に
示すように、ファンケース50の全面をウレタンスポン
ジの吸音材51を介して遮音カバー52で覆い、ファン
ケース50の吸風部53を遮音カバー52にあけた開口
部54を介して大気空間に臨ませたものを考えた。
この場合には、シリンダ周壁から放出された燃焼時の爆
発音の一部が、吸音材51に吸音されるとともに遮音カ
バー52で遮音されるため、燃焼時の爆発音による騒音
を軽減することができるが、遠心ファンの回転で生じる
風切音は吸風部53と遮音カバー52の開口部54を順
に通過し、殆ど減音されることなくその周囲に放出され
るため、遠心ファンの風切音による騒音を低減すること
はできない。
本発明は、燃焼時の爆発音及び遠心ファンの風切音によ
る騒音を低減させることをその課題とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、例えば第1図及び第2図に示すように1、前
記基本構造において、導風部8は吸音材12を介して導
風部遮音カバー13で覆い、ファン収容部6は少なくと
も吸風部7の一部と対向する収容部遮音カバー14で覆
い、吸風部7と収容部遮音カバー14との間には吸風部
7への外気導入空間15を保持させたことを特徴とする
導風部遮音カバー13と収容部遮音カバー14とは一体
に形成してもよいし、別体で形成してもよい。
[作用] 本発明は、次のように作用する(第2図参照)。
シリンダ周壁10から放出された燃焼時の爆発音は金属
単板の導風部8を伝わり、その周囲に放出されようとす
るが、その一部は吸音材12で吸音されるとともに導風
部遮音カバー13で遮音されるので、減音されてその周
囲に放出され、燃焼時の爆発音による騒音が軽減される
遠心ファン1の回転により生じる風切音は吸風部7を通
過し、その周囲に放出されようとするが、その一部は収
容部遮音カバー14で遮音されるので、減音されてその
周囲に放出され、遠心ファン1の風切音による騒音が軽
減される。
吸風部7の少なくとも一部は収容部遮音カバー14と対
向しているが、外気16は外気導入空間15を介して吸
風部7に導入されるので、シリンダ周!!10等の冷却
に支障はない。
[効果] 本発明は、次の効果■・■を奏する。
■シリンダ周壁から放出された燃焼時の爆発音は金属単
板の導風部を伝わり、その周囲に放出されようとするが
、その一部は吸音材で吸音されるとともに導風部遮音カ
バーで遮音されるので、減音されてその周囲に放出され
、燃焼時の爆発音による騒音が軽減される。
■遠心ファンの回転により生じる風切音は吸風部を通過
し、その周囲に放出されようとするが、その一部は収容
部遮音カバーで遮音されるので、減音されてその周囲に
放出され、遠心ファンの風切音による騒音が軽減される
[実施例] 本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、符号9は部分油冷式強制空冷ディーゼ
ルエンジンを示している。
第1図に示すように、このエンジン9は、シリンダブロ
ック19上部のシリンダ17の上側にシリンダヘッド2
0、ヘッドカバー21を順に組付け、シリンダブロック
19下部のクランケース22前側に遠心ファン1を設け
、遠心ファン1をファンケース23で覆い、ヘッドカバ
ー21の左右に燃料タンク24とマフラ25とを設け、
マフラ25の前側にエアクリーナ26を設け、ヘッドカ
ッく−21の前側にオイルクーラ27を設けて構成しで
ある。
このエンジン9の油冷機構は、シリンダブロック19の
下側に組み付けたオイルパン28内の潤滑油の一部をオ
イルポンプ(図外)の圧送力により、オイルポンプ、シ
リンダヘッド20内のオイルジャケット(図外)、オイ
ルクーラ27の順に循環させ、シリンダヘッド20を冷
却できるように構成しである。
第2図に示すように、空冷機構は、外気16を遠心ファ
ン1の吸引力により、吸風部7からファンケース23の
ファン収容部6内に取り込み、これを遠心ファン1の圧
送力により、導風連路11を介してシリンダ周壁10の
周囲、シリンダヘッド20内の通風路29、オイルクー
ラ27の周囲にそれぞれ供給するように構成しである。
ファンケース23は、金属単板でファン収容部6と導風
部8とを一体に形成して構成しである。
ファン収容部6は、遠心ファン1の外端面2と対向する
端壁3と遠心ファン1の周面4と対向する周壁5とで構
成し、端壁3には吸風口30にパンチングメタルの防塵
吸風具31を取り付けた吸風部7を設けている。
導風部8は、ファン収容部6の上部から上方に導出させ
て構成し、導風部8内にはシリンダ周壁10を臨ませた
導風通路11を形成し、導風通路11の上端開口部32
はオイルクーラ27の下面に臨ませである。
第1図に示すように、ファンケース23には遮音カバー
33を取り付けており、遮音カバー33は金属板で導風
部遮音カバー13と収容部遮音カバー14とを一体に形
成して構成し、収容部遮音カバー14の吸風部7対向箇
所には前方に膨出する吸風部遮音壁34を設けている。
第2図に示すように、遮音カバー33の内面には、その
全面にウレタンスポンジの吸音材12を内張すしており
、ファンケース23の導風部8を吸音材12を介して導
風部遮音カバー13で覆わせ、第1図に示すように、フ
ァンケース23のファン収容部6上半部は吸音材12を
介して収容部遮音カバー14で覆わせ、第2図に示すよ
うに、吸風部7の上半部は前方に膨出させた吸音部遮音
壁34と対向させである。
吸風部7と吸音部遮音壁34との間には吸風部7への外
気導入空間15を保持させており、外気導入空間15の
下端開口部35は大気空間に臨ませている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係るエンジンの斜視図、第2
図はエンジン前側部の縦断面側面図、第3図は試案側説
明図である。 1・・・遠心ファン、2・・・1の外端面、3・・・端
壁、4・・・1の周面、5・・・周壁、6・・・ファン
収容部、7・・・吸風部、8・・・導風部、9・・・エ
ンジン、10・・・シリンダ周壁、11・・・導風通路
、12・・・吸音材、13・・・導風部遮音カバー、1
4・・・収容部遮音カバー15・・・外気導入空間。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、エンジン冷却用遠心ファン1の外端面2と対向する
    端壁3と、遠心ファン1の周面4と対向する周壁5とで
    ファン収容部6を構成し、ファン収容部6の端壁3に吸
    風部7を設け、ファン収容部6から導風部8を導出させ
    、 導風部8内にエンジン9のシリンダ周壁10を臨ませる
    導風通路11を形成し、 ファン収容部6と導風部8とは金属単板で 一体に形成した、エンジン冷却用遠心ファンのファンケ
    ースにおいて、 導風部8は吸音材12を介して導風部遮音 カバー13で覆い、ファン収容部6は少なくとも吸風部
    7の一部と対向する収容部遮音カバー14で覆い、吸風
    部7と収容部遮音カバー14との間には吸風部7への外
    気導入空間15を保持させた ことを特徴とするエンジン冷却用遠心ファ ンのファンケース。
JP22069990A 1990-08-21 1990-08-21 エンジン冷却用遠心ファンのファンケース Pending JPH04103836A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100467941B1 (ko) * 2001-10-29 2005-01-24 대림자동차공업주식회사 스쿠터용 강제 공냉식 엔진
JP2013247879A (ja) * 2012-05-30 2013-12-12 Makita Corp 園芸用バリカン
JP2021085367A (ja) * 2019-11-27 2021-06-03 本田技研工業株式会社 エンジン

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JP2013247879A (ja) * 2012-05-30 2013-12-12 Makita Corp 園芸用バリカン
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