JP2686736B2 - 空冷式内燃機関 - Google Patents

空冷式内燃機関

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JP2686736B2
JP2686736B2 JP8026673A JP2667396A JP2686736B2 JP 2686736 B2 JP2686736 B2 JP 2686736B2 JP 8026673 A JP8026673 A JP 8026673A JP 2667396 A JP2667396 A JP 2667396A JP 2686736 B2 JP2686736 B2 JP 2686736B2
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三憲 岩田
一門 臼井
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02FCYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
    • F02F7/00Casings, e.g. crankcases or frames
    • F02F7/006Camshaft or pushrod housings

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は空冷式内燃機関に
関する。
【0002】
【従来の技術】この種空冷式内燃機関の冷却構造に関
し、例えば実公昭63−20821号公報では、冷却フ
ァンからシリンダヘッド内に送られる冷却風は、異なっ
た方向へ分散されて排風されるようになっている。ま
た、燃料噴射弁に関し、燃料噴射弁はシリンダヘッドカ
バーに覆われていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】冷却ファンからシリン
ダヘッド内に送られる冷却風が、異なった方向へ分散さ
れて排風されるようになっていると、排風を一箇所に集
めることが容易でない。特に作業機へ搭載する時等には
排風が分散していると、排風処理構造が複雑化する。
【0004】また、燃料噴射弁に関し、燃料噴射弁はシ
リンダヘッドカバーから露出していると、ノズル周囲か
ら出る騒音等の問題がある。
【0005】本願請求項1,2記載の発明は、冷却ファ
ンからの冷却風の流れを工夫することにより、上記各課
題を解決すると共に、冷却機能を向上させようとするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本願請求項1記載の発明は、動力取出側とは反対側
に冷却ファン17及びファンケース18を設け、シリン
ダヘッド7内に、冷却ファン側から動力取出側に冷却風
を通過させる冷却風通路33を形成し、シリンダ2に冷
却ファン側から動力取出側に冷却風を通過させる冷却風
通路32を形成し、シリンダヘッド7とシリンダ2の動
力取出側の冷却風出口にこれらを一緒に囲む排風フラン
ジ38を形成し、該排風フランジ38に排風ダクト59
あるいは排風ガイド42等を着脱可能としている。
【0007】これにより冷却ファン17からの冷却風
は、ヘッド側冷却風通路33及びシリンダ側冷却風通路
32内を動力取出側へと一方向に流れ、すべて動力取出
側から集約されて排出され、冷却機能が向上すると共
に、排風処理が容易になる。
【0008】請求項2記載の発明は、シリンダヘッド7
内に、冷却ファン側から動力取出側に冷却風を通過させ
る冷却風通路33を形成し、シリンダヘッド7の上側に
固定されるシリンダヘッドカバー8内に、ロッカーアー
ム室47とは隔離された燃料噴射弁室46を一体に形成
し、燃料噴射弁室46の冷却ファン側の端部を、シリン
ダヘッド上壁の冷却風取入孔49aを介してヘッド側冷
却風通路33の上流側に連通し、燃料噴射弁室46の動
力取出側の端部を、シリンダヘッド上壁の冷却風出口孔
49bを介してヘッド側冷却風通路33の下流側に連通
している。
【0009】これにより燃料噴射弁43による放射音を
遮蔽し、また燃料噴射弁43を積極的に冷却できる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1〜図10は請求項1,2記載
の発明を適用した横軸型空冷式内燃機関を示しており、
クランク軸長さ方向の動力取出側から見た正面図を示す
図1において、機関本体はシリンダブロック1及びシリ
ンダヘッド7等からなっており、シリンダブロック1は
シリンダ2及びクランクケース部3を一体に備えてい
る。シリンダ2の右側方にはエアクリーナ9が配置さ
れ、左側方には排気マフラ10が配置され、シリンダヘ
ッド7の上面にはシリンダヘッドカバー8が固着されて
いる。
【0011】クランクケース部3内にはシリンダ中心線
Cと同一垂直面内に水平なクランク軸12が支持され、
該クランク軸12のエアクリーナ側(右側)のクランク
ケース部3内にバランサ軸及びカム軸14が配置され、
排気マフラ側(左側)のクランクケース部側方にセルモ
ータ29が配置されている。カム軸14はクランク軸1
2よりも上方に位置し、バランサ軸13及びセルモータ
29の軸部O2 は共にクランク軸12よりも下方に位置
しており、これにより機関全体に重心を低くしている。
セルモータ29はクランクケース部3に形成されたブラ
ケット30に、上側のソレノイド35と共にボルト31
により取り付けられている。前記排気マフラ10はセル
モータ29の上方に縦置きに配置されている。
【0012】クランクケース部3の動力取出側のギヤケ
ース内において、バランサ軸13にはバランサ被駆動ギ
ヤ24とカム軸駆動ギヤ25が設けられ、バランサ被害
駆動ギヤ24はクランク軸12のギヤ23に噛み合い、
カム軸駆動ギヤ25はカムギヤ26に噛み合い、カム軸
14をクランク軸12と同方向に回転するようになって
いる。
【0013】シリンダ2の周囲には動力取出側とは反対
側(冷却ファン側)から動力取出側へのみ冷却風を流す
シリンダ側冷却風通路32が形成され、シリンダヘッド
7内にも動力取出側とは反対側(冷却ファン側)から動
力取出側へのみ冷却風を流すヘッド側冷却風通路33が
形成され、またシリンダヘッド7の排気ポート34は動
力取出側に開口している。排気マフラ10にはシリンダ
ヘッド7及びシリンダ2の動力取出側を覆うように上下
方向に長く形成されかつ容積の大きな1次膨脹室兼排気
管41が形成されており、上記排気ポート34に接続さ
れている。
【0014】シリンダヘッド7及びシリンダ2の動力取
出側の周囲には、前記両冷却風通路32、33を一緒に
取り囲む排風フランジ38が形成されており、該排風フ
ランジ38には図1のような機関単体においては排風ガ
イド42がボルトにより固定されている。
【0015】図2において、動力取出側とは反対側に
は、燃料タンク19が配置されており、燃料タンク19
は左右方向に延びて排気マフラ10とエアクリーナ9の
幅一杯まで延びている。即ち燃料タンク19と、エアク
リーナ9と排気マフラ10と1次膨脹室兼排気管41と
でシリンダの四方を取り囲んでいる。
【0016】図3において動力取出側とは反対側には冷
却ファン17及びこれを覆うファンケース18が設けら
れており、ファンケース18の上側に前記燃料タンク1
9が配置されている。
【0017】図4において、シリンダブロック1及びシ
リンダヘッド7のファンケース取付面53は同一垂直面
内に揃えられており、該取付面53にファンケース18
がシール65を介して取り付けられている。ファンケー
ス18の上端は傾斜面18aになっており、該傾斜面1
8aに振動吸収部材64を挾んで燃料タンク19の取付
板54が載せられている。取付板54の上下端部にはそ
れぞれ上部、下部ブラケット55、56が設けられ、下
部ブラケット56は取付板54の下端部と共に防振機構
なしでファンケース18の側面に固定されており、上部
ブラケット55は図8のように取付板上端部と共に防振
ゴムダンパー63を介してシリンダヘッド7の上端に防
振支持され、ボルト61により固定されている。
【0018】ファンケース18自体は図9に示すように
防振ダンパー66を介してシリンダブロック1等に防振
支持され、ボルト68により固定されている。シリンダ
ヘッド7の水平断面図を示す図5において、ヘッド側冷
却風通路33は3つの分岐通路33−A、33−B、3
3−Cに分岐されているが、いずれの分岐通路33−
A、33−B、33−Cも冷却ファン側から動力取出側
へのみ冷却風を通過させる形状になっている。36は吸
気ポートである。
【0019】図6はシリンダヘッドカバー8の縦断面図
を示しており、シリンダヘッドカバー8にはロッカーア
ーム44を収納するロッカーアーム室47から区切られ
かつ覆壁46aを一体に有する燃料噴射弁室46が形成
されている。
【0020】図6のVII−VII断面を示す図7において、
シリンダヘッド上壁には、燃料噴射弁室46のファン側
の端部とヘッド側冷却風通路33のファン側の端部とを
連通する冷却風取入孔49aが形成されると共に、燃料
噴射弁室46の動力取出側端部とヘッド側冷却風通路3
3の動力取出側の端部とを連通する冷却風出口孔49b
が形成され、これによりシリンダヘッド冷却風の一部を
燃料噴射弁室46に導いて燃料噴射弁43を積極的に冷
却するようになっている。
【0021】冷却風の流れを説明する。冷却ファン17
により外部から吸い込まれた冷却風はファンケース18
内からシリンダ2及びシリンダヘッド7の各冷却風通路
32、33に入り、シリンダヘッド7内の冷却風はその
一部がさらにシリンダヘッドカバー8の燃料噴射弁室4
6に入り、それぞれシリンダ2、シリンダヘッド7及び
燃料噴射弁43を冷却する。これらの冷却風はすべて動
力取出側から排出される。図1のように排風フランジ3
8に排風ガイド42を取り付けている場合は、冷却排風
は該ガイド42に案内される。
【0022】なお図10において、冷却ファン17はフ
ライホイール50とは別体で樹脂でできており、フライ
ホイール50に固定されたスタートプーリ70の外周に
冷却ファン17が密着している。冷却空気は冷却ファン
17によりスタートプーリ70の外方から軸方向に吸い
込まれる。スタートプーリ70の密着部外周形状は、1
7bで示すように冷却風の流れに沿うように曲面状に形
成されている。
【0023】スタートプーリ70の外周に別体の樹脂製
ファン17を密着させていることにより、スタートプー
リ70の制振ができ、かつ冷却風に沿う形状を簡単に形
成でき、冷却風流量の増大ができる。またスムーズな冷
却風の流れを作ることによりファン羽根部17aによる
風切り音を低減でき、フライホイール50と別体の冷却
ファン17とすることで、冷却風流量を下げることなく
フライホイール50に孔開け等の軽量化が施せる。
【0024】エアクリーナ9、燃料噴射ポンプ112及
び吸気通路111等の構造を詳しく説明すると、図1に
おいて、吸気通路111は図1の右側に開口し、燃料噴
射ポンプ112は吸気通路入口111a側に配置され、
クランクケース部3に取り付けられている。シリンダ中
心線に対する燃料噴射ポンプ112の角度αは小さな角
度(例えば20°)で取り付けられており、燃料噴射ポ
ンプ112は燃料高圧管113を介して燃料噴射弁43
(図6)に接続されている。
【0025】シリンダヘッド7に対して燃料噴射ポンプ
配置側(右側)に配置されたエアクリーナ9は、シリン
ダヘッド7及びシリンダ2の吸気通路入口側の略全面を
覆うような広い形状でかつ大きな容積で形成されてい
る。
【0026】エアクリーナ9は樹脂製のエアクリーナ本
体116とエアクリーナ蓋117を有し、エアクリーナ
本体116はシリンダヘッド3のエアクリーナ取付け面
114から一定の間隔を隔てている。エアクリーナ本体
116とエアクリーナ取付け面114の間であって、吸
気通路入口111aよりも下方に前記燃料噴射ポンプ1
12が位置している。エアクリーナ本体116にはシリ
ンダヘッド側へ延びるクリーナ側吸気通路管部123が
樹脂により一体に形成されており、該吸気通路管部12
3は図示しないボルトによりエアクリーナ取付け面11
4に固定され、前記シリンダヘッド7の吸気通路111
の入口111aに接続している。エアクリーナ本体11
6のシリンダヘッド側の面には新気吸込み管120が、
樹脂によりエアクリーナ本体116と一体に形成されて
いる。
【0027】エアクリーナ蓋117は、取付けボルト1
24及び蝶ナット125によりエアクリーナ本体116
に着脱自在に取り付けられており、エアクリーナ蓋11
7内にはエレメント121が装着されている。
【0028】図1のXIIーXII断面を示す図12におい
て、エアクリーナ9の新気吸込み管120はL字型に形
成されており、上端の裏面側の新気取入れ口120aか
ら吸気通路管部123の上方を正面側へと略水平に延
び、正面側の端部で下方へと折れ曲がり、下端出口部1
20bが図11のようにエレメント121の外側空間部
128に連通している。
【0029】図11において、エレメント121は矩形
枠状に形成され、内側空間部129は吸気通路管部12
3に連通している。130はエレメント本体取付け用ボ
ルトを挿通するためのボルト孔である。 エンジン運転
中、図12の新気取入れ口120aから吸い込まれる新
気は、吸込み管120から図11のエレメント外側空間
部128に入り、エレメント121を通過して清浄さ
れ、内部空間129に入る。そしてエアクリーナ側吸気
通路管部123を通ってシリンダヘッド7の吸気通路1
11に入る。
【0030】
【第2の実施の形態】図13は請求項1,2の発明を適
用した内燃機関であって、機関を防音カバー57で包ん
だ単体パッケージを示し、機関本体のファンケース取付
面53とファンケース18の間に仕切板58を挟着し、
防音カバー57内を仕切板58よりも動力取出側の第1
部屋73とファンケース側の第2部屋74に分けてい
る。第1部屋73には機関本体、排気マフラ10及びエ
アクリーナ9が配置され、第2部屋74にはファンケー
ス18及びその上の燃料タンク19が配置されている。
また排風フランジ38には排風ダクト59が接続され、
シリンダ2とシリンダヘッド7からの排風をまとめて排
気マフラカバー59a内に導き、防音カバー57の外に
排出するようにしている。1次膨脹室兼排気管41は排
風ダクト59内に納められている。
【0031】第1部屋73は機関本体の放熱、排気管4
1及び冷却風の排風により熱くなっており、一方仕切板
58により仕切られた第2部屋74は温度の低い部屋に
保たれている。エアクリーナ9の空気取入口9aは仕切
板58を貫通して温度の低い第2部屋74に開口してお
り、常に冷たい新気を容易に取り入れることができ、出
力向上に役立っている。
【0032】
【第3の実施の形態】図14は請求項1,2記載の発明
を適用した内燃機関であって、発電機セット等の防音作
業機に搭載した例を示しており、防音カバー57内に発
電機(図示せず)と内燃機関を搭載している。
【0033】機関本体のファンケース取付面53とファ
ンケース18の間に仕切板58を挟着し、防音カバー5
7内を仕切板58よりも動力取出側の第1部屋73とフ
ァンケース側の第2部屋74に分けている。第1部屋7
3には機関本体、横置きの大きな容積の排気マフラ1
0、エアクリーナ9、作業機及び燃料タンク18等が配
置され、第2部屋74にはファンケース18が配置され
ている。また排風フランジ38には排風ダクト59が接
続され、シリンダ2とシリンダヘッド7からの排風をま
とめて排気マフラカバー59a内に導き、防音カバー5
7の外に排出するようにしている。1次膨脹室兼排気管
41は排風ダクト59内に納められている。
【0034】第1部屋73は機関本体の熱、排気管41
及び冷却排風により熱くなっており、一方仕切板58に
より仕切られた第2部屋74は温度の低い部屋に保たれ
ている。エアクリーナ9の空気取入口9aは仕切板58
を貫通して温度の低い第2部屋74に開口しており、常
に冷たい新気を容易に取り入れることができ、出力向上
に役立っている。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本願請求項1記載の
発明によると、シリンダヘッド7とシリンダ2からの冷
却排風を一箇所に集約し、かつそれらを一緒に囲む排風
フランジ38を形成していることにより、作業機への搭
載時に排風ダクト等を簡単に取り付けられ、排風の処理
が容易になる。またこの結果作業機セットとしての低騒
音化及び構造の簡素化が達成できる。
【0036】また冷却排風を一箇所に集約して作業機外
に出せることにより、作業機内部の温度を低く保てる。
【0037】請求項2記載の発明によると、燃料噴射弁
43をシリンダヘッドカバー8の燃料噴射弁室46内に
収納していることにより、ノズル周囲から出てくる騒音
を遮断できる。
【0038】またシリンダヘッド7の冷却風の一部を燃
料噴射弁室46に導いて積極的に燃料噴射弁43を冷却
していることにより、燃料噴射弁43の温度上昇を効果
的に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本願請求項1,2記載の発明を適用し
た空冷式内燃機関の正面図である。
【図2】 図1の正面図である。
【図3】 図1の裏面図である。
【図4】 図1の右側面図である。
【図5】 シリンダヘッドの水平断面図である。
【図6】 シリンダヘッドカバーの縦断面図である。
【図7】 図6のVIIーVII断面図である。
【図8】 燃料タンクの上部取付部分の縦断面拡大図で
ある。
【図9】 ファンケースの下部取付部分の縦断面図であ
る。
【図10】冷却ファンの縦断面図である。
【図11】 図1のエアクリーナのXI−XI断面図であ
る。
【図12】 図1のエアクリーナのXII−XII断面図であ
る。
【図13】 排風ダクトを備え、かつ仕切板を備えた内
燃機関の単体パッケージの水平断面略図である。
【図14】 排風ダクトを備え、かつ仕切板を備えた作
業機セットの水平断面略図である。
【符号の説明】
1…シリンダブロック 2…シリンダ 7…シリンダヘッド 8…シリンダヘッドカバー 9…エアクリーナ 10…排気マフラ 12…クランク軸 13…バランサ軸 14…カム軸 17…冷却ファン 18…ファンケース 29…セルモータ 32…シリンダ側冷却風通路 33…ヘッド側冷却風通路 34…排気ポート 38…排風フランジ 41…1次膨脹室兼排気管 42…排風ガイド 43…燃料噴射弁 46…燃料噴射弁室 53…ファンケース取付面 58…仕切板

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動力取出側とは反対側に冷却ファン及び
    ファンケースを設け、シリンダヘッド内に、冷却ファン
    側から動力取出側へ冷却風を通過させる冷却風通路を形
    成し、シリンダに冷却ファン側から動力取出側へ冷却風
    を通過させる冷却風通路を形成し、シリンダヘッドとシ
    リンダの動力取出側の冷却風出口にこれらを一緒に囲む
    排風フランジを形成し、該排風フランジに排風ダクトあ
    るいは排風ガイド等を着脱可能としたことを特徴とする
    空冷式内燃機関。
  2. 【請求項2】 シリンダヘッド内に、冷却ファン側から
    動力取出側に冷却風を通過させる冷却風通路を形成し、
    シリンダヘッドの上側に固定されるシリンダヘッドカバ
    ー内に、ロッカーアーム室とは区切られた燃料噴射弁室
    を一体に形成し、燃料噴射弁室の冷却ファン側の端部
    を、シリンダヘッド上壁の冷却風取入孔を介してヘッド
    側冷却風通路の上流部に連通し、燃料噴射弁室の動力取
    出側の端部を、シリンダヘッド上壁の冷却風出口孔を介
    してヘッド側冷却風通路の下流部に連通したことを特徴
    とする空冷式内燃機関。
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