JPH0240281Y2 - - Google Patents

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JPH0240281Y2
JPH0240281Y2 JP1985121299U JP12129985U JPH0240281Y2 JP H0240281 Y2 JPH0240281 Y2 JP H0240281Y2 JP 1985121299 U JP1985121299 U JP 1985121299U JP 12129985 U JP12129985 U JP 12129985U JP H0240281 Y2 JPH0240281 Y2 JP H0240281Y2
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JP
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fuel tank
soundproof
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bottom wall
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JP1985121299U
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は音防形エンジン作業機に関する。
〈従来技術〉 従来、音防形エンジン作業機のうち、防音ケー
ス内にラジエータ、ラジエータフアン、エンジン
及び作業を前から順に配設し、作業機の上側に燃
料タンクを配置し、作業機の上面及び燃料タンク
の下壁をエンジンの上面よりも低く位置させて構
成したものでは、例えば第5図に示すように、燃
料タンク13を作業機7の上方空間で縦長に形成
していた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 上記のように構成したものでは、エンジンの騒
音が防音ケースを透過して外部に漏出されやす
く、防音性能が低かつた。
しかも、燃料タンクが発電機(作業機)の上方
空間に設けられるので燃料タンクの容積が小さ
く、連続運転時間が短い。
しかも、エンジンから放散される騒音が防音ケ
ース外に漏出するのを防止するためにエンジンの
上方の防音ケース内面には吸音材又は制振材を貼
着しなければならず手間がかかつてしまうという
問題があつた。
本考案は上記問題に鑑み提案されたもので、防
音性能にすぐれ、長時間連続運転できる防音形エ
ンジン作業機を提供できるようにすることを目的
とする。
〈問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成するために、例えば第1図及び
第2図に示すように、燃料タンク13の高さ方向
の中間よりも上のタンク部分13aを前方に延出
させて、この延出タンク部分13aでエンジン6
の上面を通気空間を空けて覆い、延出タンク部分
3aの底壁の後部を後ろ下りの湾曲状に形成する
ようにしたものである。
〈作用〉 エンジン6から放散された騒音は、エンジン6
の上方空間を覆う延出タンク部分13a内の燃料
の有無にかかわらず、延出タンク部分13aの底
壁13dでエンジン6側に反射され、防音ケース
2外に騒音が漏出するのを防止する。
しかも、延出タンク部分13a内に燃料が残つ
ている場合には、底壁13dによる防音作用に加
えて、底壁13dを透過したエンジン騒音が延出
タンク部分13a内の燃料に吸収されるので、エ
ンジン騒音は防音ケース外に漏出することが一層
なくなり、防音性能が大巾に向上する。
また、燃料タンク13内の多量の燃料が、エン
ジン振動で防音ケース2が振動して発音しようと
するのを抑える。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。
第1図は防音形エンジン作業機(発電機)の縦
断側面図を示す。
図において、符号1は防音形エンジン作業機の
全体を示し、この防音形エンジン作業機1は箱形
の防音ケース2内にマフラ3、ラジエータ4、ラ
ジエータフアン5、エンジン6及び発電機7を前
から順に配置してある。
防音ケース2内は区画壁8で排風室9と機器収
容室10とに区画してあり、マフラ3とラジエー
タ4を排風室9に、ラジエータフアン5、エンジ
ン6及び発電機7を機器収容室10にそれぞれ配
置してある。
防音ケース2の右側壁2aには制御盤11が取
付けられており、制御盤11の上方及び下方にそ
れぞれ吸風口12a,12bが設けられている。
この吸風口12a,12bはエンジン6でラジ
エータフアン5が駆動されると、外気を防音ケー
ス2の機器収容室10に吸入する。吸入された外
気はエンジン6の側方及び一部は発電機7の内部
を通風冷却した後、ラジエータ4を冷却して排風
室9に入り、マフラ3を冷却しながら防音ケース
2の上壁2bに形成された排風口15から外部に
放出される。
防音ケース2の機器収容室10の上部には燃料
タンク13が設けられている。
この燃料タンク13は発電機の上方部分の高さ
方向の中間よりも上側のタンク部分13aをエン
ジン6の上方にまで延出させて形成してあり、発
電機7及びエンジン6の各上面と燃料タンクの底
壁とは通気空間14をあけ、発電機7とエンジン
6との段違い部分の燃料タンク13の底壁13b
は湾曲状に形成してある。
また、燃料タンク13の底壁13bは、その巾
方向に走る波板状に形成されており、この波板部
分13cは燃料タンク13の剛性を高めるととも
に、エンジン6から放散される騒音を乱反射させ
て消音させる防音面15になつている。
上記のように防音形エンジン発電機を形成する
と、稼動中のエンジン6から放散された騒音は、
燃料タンク13の底壁13bの波板部分13cに
乱反射されて消音されるので防音ケース2外に漏
出する騒音が少なくなる。しかも、延出タンク部
分13a内に燃料が残つている場合には、底壁1
3dによる防音作用に加えて、底壁13dを透過
したエンジン騒音が延出タンク部分13a内の燃
料に吸収されるので、防音ケース2外に漏出する
エンジン騒音は一層少なくなり、防音性能が大巾
に向上する。
また、エンジン6の振動で防音ケース2が振動
しようとするのを大きな燃料タンク13内の多量
の燃料が防止する。
尚、第2図に示すものは、上記実施例の燃料タ
ンク13の底壁13bを滑らかな曲線状に形成し
た冷却風の案内面13dに形成するようにしたも
のである。
尚、図示は省略したが、上記実施例では作業機
7を発電機で構成してあるが、これをコンプレツ
クスや油圧ポンプに代えることもできる。
尚、第3図及び第4図はそれぞれ、上記防音ケ
ースの2の右側壁2aの下方に設ける冷却風の吸
風口12bを下向きに開口させた場合にこの吸風
口12bから土砂や雨水の侵入を防止するための
装置16を示し、第3図のものは、吸風口12b
の下方を蓋板17で覆い、この蓋板17から塵埃
侵入防止板18を前後に立設したものである。
第4図に示すものは、上記第3図に示す蓋板1
7の塵埃侵入防止板18の内方に吸風口12bか
ら垂下した防塵板19を位置させ、塵埃侵入防止
板18と防塵板19との間にラビリンス20を形
成し、土砂や雨水の侵入防止を向上させるように
したものである。
図中、符号21は蓋板17内で分離された塵埃
放出用の排出孔である。
〈効果〉 本考案は、以上に説明したように構成され、作
用するので次の効果を奏する。
即ち、エンジンから放散された騒音が燃料タン
クの延出部分の下壁で反射された防音ケース外に
漏出するのが防止されているので、延出タンク部
分内の燃料の有無にかかわらず、防音性能が大巾
に向上する。
また、エンジンの上方が燃料タンクの下壁で覆
われ、防音するので、従来エンジンの上面に位置
する部分の防音ケースの内面に貼着していた吸音
材又は消音材を省略することができる。これによ
り、吸音材又は消音材を貼着する手間をなくすこ
とができる。
しかも、燃料タンクの延出部分内に燃料が残つ
ている場合には、底壁を透過したエンジン騒音
は、燃料タンク内の燃料に吸収されるので、エン
ジン騒音が防音ケース外に漏出することがなくな
り、防音性能が大巾に向上する。
加えて、エンジンの振動で防音ケースが振動し
て発音しようとするのを大容量の燃料タンクに収
容した多量の燃料が防止するので、エンジン作業
機は静粛なものとなる。
さらに、燃料タンクが大きく形成され、燃料も
多量に収容できるので、連続運転時間を大巾に延
長させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の実施例を示し、第
1図は防音形エンジン発電機の縦断側面図、第2
図は別実施例の第1図相当図、第3図及び第4図
はそれぞれ吸風口に設けた雨水侵入防止装置の縦
断側面図であり、第5図は従来例の第1図相当図
である。 2……防音ケース、4……ラジエータ、5……
ラジエータフアン、6……エンジン、7……作業
機、13……燃料タンク、13a……13の延出
タンク部分、13b……13の底壁、13c……
13のエンジン6に対面する底壁部分、15……
防音面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 防音ケース2内にラジエータ4、ラジエータ
    フアン5、エンジン6及び作業機7を前から順
    に配設し、作業機7の上側に燃料タンク13を
    配置し、作業機7の上面及び燃料タンク13の
    下壁13bをエンジン6の上面よりも低く位置
    させて構成した防音形エンジン作業機におい
    て、燃料タンク13の高さ方向の中間よりも上
    のタンク部分13aを前方に延出させて、この
    延出タンク部分13aでエンジン6の上面を通
    気空間を空けて覆い、延出タンク部分13aの
    底壁の後部を後ろ下りの湾曲状に形成した事を
    特徴とする防音形エンジン作業機。 2 燃料タンク13の少なくともエンジン6に対
    面する底壁13c部分を波板状に形成して乱反
    射面にした実用新案登録請求の範囲第1項に記
    載した音防形エンジン作業機。
JP1985121299U 1985-08-07 1985-08-07 Expired JPH0240281Y2 (ja)

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JPS6229448U JPS6229448U (ja) 1987-02-23
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