JP2506142Y2 - 燃料注入口ボックス - Google Patents

燃料注入口ボックス

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JP2506142Y2
JP2506142Y2 JP3147890U JP3147890U JP2506142Y2 JP 2506142 Y2 JP2506142 Y2 JP 2506142Y2 JP 3147890 U JP3147890 U JP 3147890U JP 3147890 U JP3147890 U JP 3147890U JP 2506142 Y2 JP2506142 Y2 JP 2506142Y2
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JP
Japan
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lid
box
fuel inlet
lamp
fuel
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JP3147890U
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圭一 米山
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Toyota Motor East Japan Inc
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Kanto Auto Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車のアウタパネル面に内部へ向けて形
成したボックス内に、燃料注入口を設けて蓋で開閉自在
にカバーするようになった燃料注入口ボックスに関する
ものである。
〔従来の技術〕
この種のボックスは、周知のように、燃料注入時に蓋
を開け、注入口のキャップを外して燃料を供給するよう
になっている。
（考案が解決しようとする課題） しかしながら、従来注入口の周囲に照明ランプを備え
た燃料注入口ボックスは存在していなかった。
本考案は、このような点に鑑みて、内部にランプを収
納することにより、車体側方の視認性を向上させる燃料
注入口ボックスを提供することを目的とする。
（課題を解決するための手段） 本考案は、この目的を達成するために、燃料注入口周
囲のボックス面に蓋の開放時に点灯し、かつ開放した蓋
へ向けて投光するランプを設け、蓋の裏面には、蓋の開
放位置においてランプからの入射光を車両側方領域へ反
射するミラーを取付けてある。
〔作用〕
蓋を開放すると、連動してランプが点灯する。これに
より、ランプは蓋裏面のミラーへ投光し、その反射光に
より車両側方領域を照明する。
〔実施例〕
第１図〜第３図は、本考案の一実施例による燃料注入
口ボックスを示す。
第１図及び第２図において、自動車のアウタパネル１
には、内部へ向けて仕切り部16で２室に仕切られたボッ
クス10が形成されている。下側のボックス面11にはキャ
ップ3aを備えた燃料注入口３を設け、上側のボックス面
12には斜め上方向きにランプ13が取付けられている。ボ
ックス10の上端部分では、ギヤ付モータ４で回転駆動さ
れる軸4aに、蓋６の上端部が取付けられている。仕切り
部16の先端部には、蓋６が閉鎖時に当接するスポンジ15
が貼着されている。これにより、蓋６は、周知のよう
に、燃料供給時に車室内での操作により自動的にほぼ水
平位置に開放させられると共に、本考案によりこの開放
に連動して作動するリレー19の接点を通してランプ13を
給電して開放中点灯させる。そして、蓋６の裏面には、
斜め下方に位置したランプ13から投光される平面状のミ
ラー14が取付けられている。
このように構成された燃料注入口ボックスの動作は次
の通りてある。
燃料供給時に蓋６を開放させると、同時にリレー19が
蓋開放信号に応答して作動し、その間ランプ13が点灯す
ることにより、第２図及び第３図に示すように、その照
射光はほぼ水平状態のミラー14の全域へ車両寄りの斜め
下方から入射して、その直下領域から車室外方向の車両
側方領域を照明する。これにより、夜間でも注入口３の
位置を確認し易くすると共に、給油の必要がない場合で
も暗い場所へ駐停車する際に車両側方を照明することが
できる。ランプ13は、仕切り部16で注入口３から分離さ
れているために、給油ガンの操作ミスで汚されることも
ない。さらに、パイロットランプとしても機能し、蓋の
閉め忘れを防止できる。
尚、前述の実施例と異り、蓋が自動開閉式でない場合
でも、蓋の開閉を検知するスイッチを蓋の回動路に設け
ることにより、蓋の開放時のみランプを点灯させて、同
様な機能を果たすことがてきる。
〔考案の効果〕
以上、本考案によれば、ボックス上部から面状に下方
領域を照明することにより、夜間又は屋内の照明がない
場所等での駐停車の際に車両側方領域の視認性を向上さ
せることがてきる。パイロットランプ機能により蓋の閉
め忘れを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第１図は本考案の一実施例による燃料注入口ボックスの
分解斜視図、第２図は同実施例の蓋開放時の断面図及び
第３図は同実施例によるランプの照明状態を説明する斜
視図である。 １……アウタパネル、３……燃料注入口、６……蓋、10
……ボックス、13……ランプ、14……ミラー。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】自動車のアウタパネル面に内部へ向けて形
    成したボックス内に、燃料注入口を設けると共に、上端
    部がアウタパネル面にヒンジされた蓋で燃料注入口を開
    閉自在にカバーするようになった燃料注入口ボックスに
    おいて、 燃料注入口周囲のボックス面に蓋の開放時に点灯し、か
    つ開放した前記蓋へ向けて投光するランプを設け、 前記蓋の裏面には、前記蓋の開放位置において前記ラン
    プからの入射光を車両側方領域へ反射するミラーを取付
    けた、ことを特徴とする燃料注入口ボックス。
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