JPH0220124Y2 - - Google Patents

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JPH0220124Y2
JPH0220124Y2 JP1984028992U JP2899284U JPH0220124Y2 JP H0220124 Y2 JPH0220124 Y2 JP H0220124Y2 JP 1984028992 U JP1984028992 U JP 1984028992U JP 2899284 U JP2899284 U JP 2899284U JP H0220124 Y2 JPH0220124 Y2 JP H0220124Y2
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light
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JP1984028992U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、照明灯付ドアミラー装置に関し、
詳しくは、自動車のドア側部に突設するドアミラ
ーに後退灯および車巾灯を設け、後退時に後側外
方の特に下部がよく見えるようにすると共に、車
巾灯が前後より対向車により明確に視認できるよ
うにするものである。
従来技術 従来、車輌が後退する時、後退灯は車体の最後
部に取り付けているため、車輌の外側部は良く見
えず、そのため、ドアミラーを取り付けている場
合には、該ミラーを下方に傾けて車輌の外側部下
部の溝等を見ようとすることがあるが、暗くて良
く見えず、後退時に溝落ちしよすい等の問題があ
つた。
考案の目的 この考案は、上記した問題を解消せんとするも
のであり、ドアミラーの下側部に後退灯を内蔵さ
せ、トランスミツシヨンをバツクに入れた時にド
アミラー下部の後退灯を点灯し、後方外側部、特
に地上がよく見えるようにするものである。ま
た、ドアミラーの外端部に車巾灯を設けて左右側
方が良く見えるようにするものである。
考案の構成 この考案は、上記目的を達成するためになされ
たものであり、自動車のドア外側部に取り付ける
ドアミラーにおいて、不透光材料で後面開口の略
ボツクス状に形成するミラーハウジングの下側部
に、上壁及び左右壁となる隔離壁を突設してミラ
ー収納部と隔離すると共にミラーハウジングの前
壁の下側伸長部より後方に湾曲した前壁と底壁と
を有する後面開口の略ボツクス状の後退灯用ハウ
ジングを一体に形成し、上記ミラー収納部との隔
離壁となる後退灯用ハウジングの上壁を底壁より
後方へ突出させ、該上壁と底壁の後端面に投光レ
ンズを下向きに傾斜させて取り付け、投光レンズ
からの光がミラー収納部のミラー面に入光しない
ように配置し、かつ、後退灯用ハウジング内に光
源ランプを取り付ける一方、ミラーハウジングの
外端部に、ミラーハウジングの壁面を前面より下
側後面にかけて屈折して上記ミラー収納部と隔離
壁で仕切つた車巾灯用ハウジングを一体に形成
し、該車巾灯用ハウジング内に光源電球を取り付
けて前後両方を照射する構成としたことを特徴と
する照明灯付ドアミラー装置を提供するものであ
る。
さらに、この考案は、上記光源ランプを自動車
の後端に取り付ける後退灯ランプの電源と同一に
接続し、トランスミツシヨンがバツクに入つた時
のみ発光する構成としたことを特徴とする照明灯
付ドアミラー装置を提供するものである。
実施例 以下、この考案を図面に示す実施例により詳細
に説明する。
自動車のドア1の外側部に取り付けるドアミラ
ー装置2は、後述する如く、ドア1にステー3を
固定し、該ステー3にミラーハウジング4を前後
方向に可倒自在に取り付けると共に、該ミラーハ
ウジング4内に傾動自在に取り付けるミラー5を
ステー3に軸支して車室内に突出した手動調整ノ
ブ6で左右及び上下方向に傾動可としてミラー5
の姿勢を調整できるようにしている。
上記ミラーハウジング4は不透光材料で後面開
口のボツクス状に成形し、その下側底壁4aの下
方中央部に後退灯用ハウジング20、外側部に車
巾灯用ハウジング21を一体に成形し、内側部に
はステー3の下側より水平方向に突設した下面開
口でボツクス状のアーム部3aを配置し、該アー
ム部3aの下面に取り付けるカバー22と上記後
退灯用ハウジング20及び車巾灯用ハウジング2
1の下端面が連続するようにしている。
上記後退灯用ハウジング20は、ミラーハウジ
ング4の底壁4aを上壁20aとしてミラー収納
部S1との隔離壁とし、上記底壁4aの下面より突
出した左右側壁20b,20c、ミラーハウジン
グ4の前壁4cより下方へ突出した前壁20d、
該前壁20dの下端より後方へ湾曲した底壁20
eよりなる後面開口のボツクス状とし、後退灯用
室S2を形成している。該後退灯用ハウジング20
の上壁20aの後端には、下方への突出部20a
−1を設けると共に、底壁20eを上壁20aの
略半分の位置までとし、上記突出部20a−1よ
り底壁20eの後端にかけて投光レンズ24を取
り付け、該投光レンズ24が後端より前端にかけ
て上下傾斜した下向きとしている。該傾斜角度
は、ミラー収納室S1内に設けるミラー5の傾動角
度θの下側可視端面LEに沿わて、可視端面LE以
下を照明し、投光レンズ24からの光がミラー5
の面に入光しないように設定している。後退灯用
室S2内には、上壁20aにブラケツト25を介し
て下向きに光源電球26を取り付け、図中鎖線で
示す如く、後方外側を照明するようにしている。
該光源電球26は、自動車の後端に取り付ける後
退灯用ランプ27の電源(図示せず)と同一に接
続し、トランスミツシヨンがリバースに入つた時
のみ発光するようにしている。
上記後退灯用ハウジング20の外側に並んで設
ける車巾灯用ハウジング21は、ミラーハウジン
グ4の外側下方より前側にかけて前方及び後方の
両方を照射するように設けている。即ち、ミラー
ハウジング4の前壁4cの後端部を上端近傍より
後方へ屈折させて、その下端を後方へ水平に屈折
させてミラー収納室S1との隔離壁21aを設け、
断面L字状の車巾灯用室S3を形成している。該車
巾灯用室S3は下側後端面より前端面が開口し、該
開口部に投光レンズ30を取り付けている。該投
光レンズ30の下側部30aは隔離壁21aの後
端より下方に傾斜させて取り付け、上記後退灯と
同様に投光レンズ30からの光がミラー5に入光
しないようにしている。該車巾灯用室S3内には、
隔離壁21aの垂直面21a−1の前面と屈折部
21a−2に夫々ブラケツト31,32を介して
光源電球33,34を取り付け、前方、後方下側
に照射するようにしている。
上記後退灯及び車巾灯を備えるドアミラー自体
の可倒機構及びミラー5の傾動機構は、周知の機
構を採用しており、ステー3の下側部に突設した
上記アーム3aの上面に円筒状の可倒回転軸部3
bを突設し、該回転軸部3bをミラーハウジング
4の底壁4aに穿設した軸受穴4bに貫通させて
ハウジング4内に突出し、該回転軸部3bの上端
を底壁4aの上面に取り付けたバネ受7A,7B
の間に節度バネ8を介装することによりステー3
に対してミラーハウジング4を前後方向に可倒で
きるように取り付けている。また、ステー3内に
球状軸受部3cを設け、内端に手動調整ノブ6を
取り付けたシヤフト17に設けた球状部17aを
上記軸受部3cで傾動自在に支承している。該シ
ヤフト17の外端は作動部材18と係合し、該作
動部材18を上記アーム部3a内を挿通して回転
軸部3b内に回転自在に貫通させたL字状の作動
アーム9とビス10で連結している。回転軸3b
内を貫通する作動アーム9の軸部9aは上部を小
径部9a−1とした段状とし、該小径部9a−1
にバネ16で付勢して作動アーム11を嵌合し、
該作動アーム11の先端球状部11aをミラーホ
ルダ12の裏面に突設した係合部12aを係合し
ている。上記ミラーホルダ12はミラー5を保持
し、ミラーハウジング4に突設したミラー支持部
材13のピボツト軸受部13aで傾動自在に支承
している。よつて、手動調整ノブ6を前方向及び
後方向に移動すると、シヤフト17、作動アーム
9,11を介してミラーホルダ12のピボツト支
点より離れた位置を後方向及び前方向に作動して
ミラー5の左右傾動姿勢を調整する。また、ノブ
6を上方向又は下方向に移動すると、作動アーム
11が下方向及び上方向に移動してミラーホルダ
12を上向又は下向きに傾動する。
効 果 以上の説明より明らかなように、この考案に係
わるドアミラー装置では、後退灯を設け、トラン
スミツシヨンをリバースに入れると後退灯がつ
き、ドアミラー以後の側面地上を照射するため、
運転者は地上の側溝及び障害物を容易に確認で
き、安全性が向上する。また、該後退灯用レンズ
からの光がミラー面に入光しないように設定して
いるため、前進運転中には支障とならない。更に
車巾灯も付設しているため、突出したドアミラー
の先端を表示でき、衝突の防止等が図られる利点
を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るドアミラー装置を備え
た自動車の正面図、第2図は第1図の後面図、第
3図はドアミラー装置の要部断面後面図、第4図
は第3図のA−A線断面図、第5図は第3図のB
−B線断面図である。 1……ドア、2……ドアミラー装置、3……ス
テー、4……ミラーハウジング、5……ミラー、
20……後退灯用ハウジング、20a……上壁、
20b,20c……側壁、20e……底壁、21
……車巾灯用ハウジング、24……投光レンズ、
26,33,34……光源電球。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 自動車のドア外側部に取り付けるドアミラー
    において、不透光材料で後面開口のボツクス状
    に形成するミラーハウジングの下側部に、ミラ
    ーハウジングの壁面を前面より後面にかけて屈
    折させてミラー収納部と隔壁された後面開口の
    後退灯用ハウジングを一体に形成し、該後退灯
    用ハウジング内に光源電球を取り付けると共
    に、該後退灯用ハウジングの上壁を底壁より後
    方へ突出して該上壁と底壁の後端部間に投光レ
    ンズを下向きに傾斜させて取り付け、該傾斜角
    度をミラー収納部内に設けるミラーの傾動角度
    の下側可視端線以下を照明するように設定し、
    投光レンズからの光がミラー収納部内のミラー
    面に入光しない配置とし、 かつ、ミラーハウジングの外端部に、ミラー
    ハウジングの壁面を前面より下側後面にかけて
    屈折して上記ミラー収納部と隔離壁で仕切つた
    車巾灯用ハウジングを一体に形成し、該車巾灯
    用ハウジング内に光源電球を取り付けて前後両
    方を照射する構成としたことを特徴とする照明
    灯付ドアミラー装置。 (2) 実用新案登録請求の範囲(1)記載の装置におい
    て、上記後退灯用の光源電球は自動車の後端に
    設置する後退灯ランプの電源と同一に接続し、
    トランスミツシヨンがバツクに入つた時に発光
    する構成としたことを特徴とする照明灯付ドア
    ミラー装置。
JP2899284U 1984-02-28 1984-02-28 照明灯付ドアミラ−装置 Granted JPS60139550U (ja)

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JP2899284U JPS60139550U (ja) 1984-02-28 1984-02-28 照明灯付ドアミラ−装置

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JP2899284U JPS60139550U (ja) 1984-02-28 1984-02-28 照明灯付ドアミラ−装置

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Publication Number Publication Date
JPS60139550U JPS60139550U (ja) 1985-09-14
JPH0220124Y2 true JPH0220124Y2 (ja) 1990-06-01

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP5097103B2 (ja) * 2008-12-25 2012-12-12 株式会社村上開明堂 ドアミラー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS55127636U (ja) * 1979-03-02 1980-09-09

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JPS60139550U (ja) 1985-09-14

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