JP2505206B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2505206B2
JP2505206B2 JP62161273A JP16127387A JP2505206B2 JP 2505206 B2 JP2505206 B2 JP 2505206B2 JP 62161273 A JP62161273 A JP 62161273A JP 16127387 A JP16127387 A JP 16127387A JP 2505206 B2 JP2505206 B2 JP 2505206B2
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電子写真方式等を利用して画像情報を例え
ば転写体上に形成する画像形成装置に関する。
[従来の技術] 本出願人は、複数の画像担持体(感光ドラム等)を並
置して、フルカラー画像を得るカラー画像形成装置を多
数提案している(特開昭58−23074号,特開昭58−95361
号,特開昭58−95362号,特開昭58−154856号,特開昭5
8−207021号,特開昭59−31976号,特開昭59−46659
号,特開昭59−50460号,特開昭59−42879号等)。
[発明が解決しようとする問題点] この形式の画像形成装置においては、多重転写時にお
ける各色間の重ね合せズレ(色ズレ)が極めて大きな問
題である。
この問題を解決するための本出願人は、機械的構成に
よって色ズレを改善させる提案をしてきた(特開昭59−
155870号,特開昭59−155869号,特開昭59−155871号,
特開昭59−204069号,特開昭59−155870号,特開昭59−
168467号,特開昭59−182139号)。
これらの提案によって色ズレに関して非常な改善はさ
れたものの色ズレの許容差である0.15mmから0.1mm以内
に安定的に機械的構成を動かすという面では、いまだ問
題が残されている。
例えば、ベルトの走行安定性や感光ドラム着脱の再現
性,LBP(レーザービームプリンタ)の場合のホリゾンタ
ルシンク,バーチカルシンクの不安定性などの、より微
細でわずかな不安定さが、他の技術要素が完成されるに
つれて、問題点として新たに現われるようになった。ま
た、本体設置時に1度調整された、本体と、光学系、感
光ドラム等との関係も、例えば、本体を別の場所に移動
すること等によって、床の形状が同一平面でないときは
本体に歪みを生ずる。その際、極めて複雑かつ困難な再
調整を行わなければならない。また、本体の室温変化に
基づく熱膨張によって生じるミスレジストレーション
も、高精度プリンタでは無視できない。
一方、画像形成タイミングを各色別個に調整する提案
は既になされている(特開昭59−163971号,特開昭58−
226559号)。また、画像上の色ズレ量を測定する提案も
既になされている(特開昭52−2604号,特開昭53−2160
5号,特開昭53−49514号,特開昭56−157367号,特開昭
58−14752号)。
しかし、いずれの提案も検出した色ズレ量を書き込み
手段にフィードバックするような有機的システムを提案
するには至っていない。したがって、未だ色ズレを高精
度に改善できる装置がないのが現状であった。
本発明の目的は、画像形成装置における以上のような
問題を解消し、きわめて高い精度で所定部材の所定の位
置に画像を形成することができる画像形成装置を提供す
ることにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、画像担持体上に書き込まれた画像を移動す
る転写手段上に転写することにより画像を得る装置にお
いて、前記画像担持体に対して複数の画像を連続的に書
き込み中に、1つの画像について前記転写手段の移動方
向に略平行な第1のマークと前記第1のマークに交差す
る第2のマークとからなるレジストマークを、1つの画
像につき複数所定間隔で連続的に書き込む書き込み手段
と、前記複数の画像の形成中に、前記転写手段上に転写
された複数のレジストマークの位置を検出し、該複数の
レジストマークの検出結果それぞれに基づいて前記画像
担持体上の画像の複数種類の位置ずれを1つの画像につ
いて複数回検出する位置ずれ検出手段と、前記複数の画
像の形成中に前記位置ずれ検出手段の出力に基づいて前
記画像担持体上の画像の位置を補正す補正手段とを具え
たことを特徴とする。
[作用] 本発明によれば、転写手段上に、画像転写と同時に連
続してレジストマークを転写せしめ、前記レジストマー
クを、画像形成中常時観測してミスレジストレーション
量を測定し、これに基づいて画像形成を補正する。これ
によって画像の先端部のみならず中間部や、後端部をも
含めて安定した画像が形成される。
[実施例] 以下図面を参照しつつ本発明を説明する。
第1図は、感光ドラム並置型のカラープリンタの斜視
図を示す。
1Y,1M,1Cは、それぞれ、イエロー,マゼンタ,シアン
画像形成用の感光ドラムである。モータ3は、ウォーム
4Y,4M,4Cを介して、ウォームホイール2Y,2M,2Cを駆動
し、かくして感光ドラムおよびウォームホイールは、一
体的に図中矢印5Y,5M,5Cの向きに駆動される。レーザー
光源およびポリゴンスキャナーを内蔵した光学箱6Y,6M,
6Cは、レーザー光のラスター線7Y,7M,7Cを発光し、これ
によって感光ドラム1Y,1M,1Cをそれぞれ露光している。
感光ドラム1Y,1M,1Cの周囲には、周知のカールソンプ
ロセスが配置されているが本図においては省略した。
感光ドラム1Y,1M,1Cの下に配置された中間転写ベルト
8は、ローラー9,10に懸回されており、矢印11の向きに
搬送される。カールソンプロセスによって感光ドラム1
Y,1M,1C上に形成されたY,M,C画像(これらを合せて元の
カラー画像が得られる)は、コロナ転写法または圧力転
写法によって、中間転写ベルト8上に順次重ね転写さ
れ、さらに所定の押圧力の1対のローラ10,13の間で転
写紙12に再転写され、カラー画像(33a,33b,33c,…)が
得られる。本発明における位置検出手段としての1次元
または2次元撮像素子14,15は、CCDやMOS等からなり、
ベルト8の両側に形成されたレジストマーク(16Y,17Y
等)を同ベルト8の移動に伴って撮像点14a,15aを中心
にレンズ18,19を介して読みとる。このレジストマーク1
6Y,16M,16C,17Y,17M,17Cはベルト8上に画像33a,33b,33
cの形成と同時に形成される。
光学箱6Y,6M,6Cには、姿勢制御用モータが各々設けら
れている。その1つとしての光路長調整用モータ20Y,20
M,20Cは光学箱6のレーザ光源からのレーザ光のドラム
までの光路長(例えば21C)を変化させる。
光学箱回転用モータ22Y,22M,22Cは、光学箱6をモー
タ20Y,20M,20Cの回転軸を中心として回動させるもので
あって、例えばラスター線7Cを矢印23の向きに回動させ
る。
第2図は、各色の水平同期(H−SYNC),垂直同期
(V−SYNC)信号を作りだすための回路の一部を示す。
第2図は、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン
(C)に関するH−SYNC,V−SYNC信号の微調整回路を示
しており、ここに入力される信号は周知の回路構成から
なるシーケンスコントローラ(特開昭59−163971号,特
開昭59−226559号等)によって得られる。
この微調整回路には、シーケンスコントローラから各
色の粗い垂直タイミング(ベルト搬送方向の画像形成タ
イミング)のTOP(Y),TOP(M),TOP(C)信号およ
び各色の粗い水平タイミング(ベルト搬送方向に対して
直角の方向の画像形成タイミング)のBD(Y),BD
(M),BD(C)信号が入力される。
さらにベルト搬送方向に関して微調整すべきディレイ
(Delay)量がDELAY(YV),DELAY(MV),DELAY(CV)信
号としてそれぞれマージンレジスタMR(YV),MR(MV),
MR(CV)に格納される。同様にベルト搬送方向と直角の
方向に関して微調整すべきDelay量が、DELAY(YH),DEL
AY(MH),DELAY(CH)信号として、マージンレジスタMR
(YH),MR(MH),MR(CH)に格納される。
例えばBD(Y)信号とTOP(Y)信号とマージンレジ
スタMR(YV)の値とからプログラムカウンタPC(YV)に
て、Yについての垂直同期信号V−SYNC−Y(以下同
様)が計算され、これが所望のタイミングで出力され
る。以下同様にして、V−SYNC−M,V−SYNC−Cおよび
Yについての水平同期信号H−SYNC−Y(以下同様)H
−SYNC−M,H−SYNC−Cが求められ、搬送ベルト8上の
同一画像位置に各色画像が重ねられる。
第3図は各色のうち1つの光学箱6の調整方法(他の
色に関しても全く同じ)を示すための図である。
光路調整用モータ20はパルスモータであって、本体枠
と一体的に構成されたステー23に固定されている。カラ
ー24aは光学箱6の端の穴25,26に嵌合している。カラー
24aの下端には、ストッパ24bが一体的に取付けられてお
り、これが光路箱6を下から支えている。
カラー24aの中間には、回転止め24Cが一体的に取付け
られ、これがステー23の穴27に嵌合している。かくして
カラー24aの回転を防止する。
モータ20のシャフト20bには、雄ネジが切られてお
り、カラー24aの内周には雌ネジが切られており、シャ
フト20bがカラー24aにネジ込まれている。これらのネジ
は、双方共に右ネジであるとすると、矢印28の向きにシ
ャフト20bを回転させることによって光学箱6が上昇
し、シャフト20bを矢印28と反対向きに回転させること
によって光学箱6が下降する。これによって光路長21が
変化し、ひいては、画像サイズ29が変化する。
他方、パルスモータ22はステー30に固定されており、
ステー30と光学箱6との間には、引張コイルバネ31がか
けられている。モータ22のロータ22Cには雌ネジが切ら
れており、これには雄ネジを切ったシャフト22bがネジ
込まれている。シャフト22bはモータ22のロータ22cの回
転により前後進する。
シャフト22bの基端は光学箱6に固定されており、し
たがって、モータ22の回転によって光学箱6をシャフト
20bを中心に振ることができ、もって走査線32を感光ド
ラム1の母線に対し、傾けることができる。
次に、色ズレがどのように補正されるかを、シアン画
像について述べる。他の色も実質的に同一である。
第1図におけるベルト8上の撮像点14a,15aを上から
見た図を第4図,第5図,第6図,第7図に示す。
第4図において、ベルト8上には、画像33が形成され
ており、画像領域外に(画像33の両側に)十字のレジス
トマーク16,17が(画像と同時に)電子写真法でベルト
移動方向に連続的に形成されている。図中、矢印11の方
向にベルト8は進行する。
撮像素子14,15はシーケンスコントローラからのシー
ケンス信号に基づき、レジストマーク16,17が撮像点14
a,15a(固定)を本来通過すべきタイミングで当該マー
ク16,17を撮像する。第4図の場合には、撮像点へのマ
ーク16,17の到達が理想のタイミングより遅れた場合を
示している。したがって、本来通過すべきタイミングで
のマーク撮像信号から遅れ量36を検出し、この遅れ量に
基づいて第2図におけるDELAY(CV)信号の位相を進
め、マージンレジスタMR(CV)の値を減少させることに
よってV−SYNC−C信号のタイミングを早める。かくす
ることによって色ズレが補正される。
第5図はベルト8に対し、画像33が横ズレしている場
合を示している。
この場合は撮像点14aと、レジストマーク16との横ズ
レ量37を撮像素子からの信号によって検出し、この横ズ
レ量に基づいてDELAY(CH)信号によってレジスタMR(C
H)の値を減少させ、H−SYNC−C信号のタイミングを
早める。これによって横ズレを補正することができる。
第6図はドラム1cの中心線と光学走査線32とが一致せ
ず傾いている場合を示している。
この場合はレジストマーク35と、34との傾きθを撮像
素子からの信号によって検出し、すなわち走査線32をこ
の検出されたθ分矢印23bの方向へ転回する。すなわ
ち、第3図においてパルスモータ22を回転し、シャフト
22bを後退させれば、ドラム1cの中心線と光学走査線32
とを一致させることができる。
第7図は、画像倍率が誤っている場合を示す。第7図
においては、撮像点14a,15aとレジストマーク16,17との
ズレ量38,39を撮像素子からの信号によって検出し、こ
れから画像倍率の誤り量を長さ40(レジストマーク16と
17との間の間隔)と41(撮像点14aと15aとの間の間隔)
の比として求める。
この求めた比に基づいて、第3図における三角形の高
さ(光路長21)と底辺(画像サイズ29)との比を一定値
とする相似三角形を求めることによって、光学箱6の縦
方向移動量を演算し、この演算値に基づいて、パルスモ
ータ20のシャフト20bを矢印28の方向に回転させること
によって画像倍率を補正することができる。
以上により、あらゆる形態の色ズレを補正することが
できる。他の色についても同様であることは明らかであ
る。
ついで色ズレ補正の主動作を第8図を参照して詳述す
る。以下の説明では、撮像素子14,15は1次元CCDとして
説明する。
第8図ではベルト8へのレジストマーク書込みに関し
て、画像の書き始め位置を図示の「書き始め基準位置」
から開始して、感光ドラム母線上より少し斜目に偏移
し、しかも書き始めの基準位置反対側のマークが所望の
位置より短く、すなわち光学倍率も合っていない状態で
書き込んだレジストマークa,bを読み取る例を示す。
レジストマークを読み取る撮像素子14,15はCCDからな
り、このCCDは光信号を電気信号に変換するリニアセン
サーであってFAX等で一般的に使われてよく知られてい
る画像読取センサーと類似のものである。撮像素子15,1
4からの読み取り出力信号は、各々増幅器81,82で増幅
し、2値化回路83,84でレジストマークの正確な位置に
対応する電気信号(CCD1P,CCD2P)を得る。撮像素子15,
14は基準1,2の決められた位置にそれぞれ設置されてお
り、レジストマークが書き始め基準位置より、母線の曲
がりも無く、正確な倍率でベルト8上の正規の位置に画
かれた時に、そのマークの中心を素子14,15を構成するC
CDの中心画素で読み取る構成となっている。また、素子
14,15のそれぞれの主走査開始位置も、基準1,2からスタ
ートするようにチップ方向を設定している。
第9図に倍率と書き始め基準位置の各々がずれた時の
ラスター線によるレジストマーク書込み位置と正規なレ
ジストマーク書込み位置の例を撮像素子14,15の位置関
係とともに示す。1Aがラスター線7が正規の位置でのレ
ジストマーク書込時、1Bがラスター線7が短いときのレ
ジストマーク書込時である。1A,1Bの書込後、ベルト8
の両サイドのレジストマークを読んだ時の2つの撮像素
子14,15の2値化後の出力波形を3A,3Bに示す。3Aに示す
出力は正規の位置のレジストマークに対応するため、撮
像素子14,15の出力は主走査開始位置(以下CDHSYNC)よ
りt0の時間位置にレジストマークの画像信号が得られ
る。しかし3Bに示す出力は1Bのずれた位置で書かれたレ
ジストマークに対応するため、撮像素子15(CCD1)側は
正規の位置(t1の時間位置)、撮像素子14(CCD2)側は
正規の位置より内側であってt0(t1)より短いt2の時間
にレジストマークの画像信号が得られるものである。
従ってこのようなt0よりもt2が短い時は倍率が小さく
しかも書き始め基準位置(正規の位置は2A)が2Bの位置
までずれていることがわかる。
第8図において、レジストマークに関して、さらに詳
しく倍率と書き始め位置がずれた時におけるズレ量の検
知方法と修正方法について第10図タイミングチャートと
ともに述べる。撮像素子15,14にはCDHSYNC ジェネレー
タ85より1主走査周期信号CDHSYNCを与え、この周期で
撮像素子14,15は画像信号を出力する。
第10図において、レジストマークaとbをCDHSYNC
,,の順に撮像素子14,15で読み込んで得られる
信号出力をCCD1P,CCD2Pで表わす。CDHSYNCの時は未だ
どちらの撮像素子もレジストマークを読み込んでいない
ので画像信号は得られない。次にCDHSYNCのサイクル
の時には撮像素子15(CCD1)側の出力としてCCD1Pのt1
の位置に画像信号が得られる。t1の時間は第9図で述べ
た通りt0の時間と等しい。
さらにCDHSYNCのサイクルの時には、撮像素子14(C
CD2)の出力としてCCD2Pのt2の位置に画像信号が得られ
る。これは第9図で述べた通りt0よりも短い。
このt1とt0の時は第2カウンタ86,第3カウンタ87に
よって測定される。それぞれのカウンタ86,87のクロッ
ク(clock)端子にX1クロックを入力する。X1クロック
の周波数はこの周波数でズレ量を見るものであるから、
より高い周波数の方が有用である。またカウンタ86,87
のスタート(START)信号端子にはCDHSYNCジェネレータ
85のCDHSYNC信号を入力する。さらにカウンタ86のスト
ップ(STOP)信号端子には、CCD1P信号を、カウンタ87
のストップ信号端子にはCCD2P信号をそれぞれ入力す
る。従って、第2カウンタ86では、CDHSYNC信号入力時
点よりスタートしてX1クロック周波数の信号のカウント
を開始し、CCD1P信号入力でカウント停止し、そのカウ
ント数がt1として出力される。また、第3カウンタ87で
は、CDHSYNC信号入力時点よりスタートしてX1クロック
周波数の信号カウントを開始し、CCD2P信号入力でカウ
ント停止し、そのカウント数がt2として出力される。得
られた出力値t1,t2はコンパレータCP1,CP2で中心値t0
比較され、その差Δt1,Δt2がΔt1=0,Δt2=−1の数
値として出力される。ROM2は、各Δt値の量に合わせて
あらかじめ倍率移動量と書き始め基準位置移動量が設定
されている。ROM2は入力されたΔt1およびΔt2に基づい
て、第1の制御量として、倍率制御モータ20cのための
最適記な移動制御データを選択し出力する。さらにROM2
は、第2の制御量として書き始め基準位置のシフト量を
選択しDELAY(CH)として出力する。
従って、ROM2からの修正データ出力によって倍率と書
き始め位置とが正規の状態に修正される。この修正動作
を続いてくるM,Yについてのレジストマークに対して各
1回繰り返すことにより全ステーションの修正を行う。
第2カウンタ86,第3カウンタ87のE端子およびROM2の
S端子へのステーションセレクト信号がその選択のため
である。
さらにラスター線とドラム母線とが一致していない場
合(母線ズレ)の補正について述べる。
撮像素子15がCDHSYNCの時にレジストマークaを読
み取ったCDD1P信号が得られると、エクスクルーシブオ
アゲートEX1によってCDHSYNC信号を消去してSTART1信号
を得る。このSTART1信号を第1カウンタ88のSTART端子
に入力することにより、同カウンタ88は、clock端子に
入力したCDHSYNC信号のカウントを開始する。次に撮像
素子14がCDHSYNCの時にレジストマーク6を読み取っ
たCCD2P信号が得られると、前記と同様にエクスクルー
シブオアゲートEX2によりSTOP2信号を得る。このSTOP2
信号を第1カウンタ88のSTOP端子に入力することによ
り、同カウンタ88によるCDHSYNC信号のカウントを停止
する。
従って、第1カウンタ88の出力にCDHSYNCの数が母線
ズレ量Nとして得られ、本例ではN=1となる。ROM1
は、このズレ量Nに合わせてラスター線を指定方向に移
動させるモータの制御値が設定されている。ROM1は、入
力されたズレ量Nに基づいてモータの制御値を選択し、
セレクター89によりステーション指定されたモータ20c
に制御信号を出力する。従って、この修正動作によって
ラスター線が感光体軸(ドラム母線)と一致する。この
動作を続いてくるM,Yのレジストマークに対して各1回
繰り返すことにより全ステーションの修正を行う。第1
カウンタ88のE端子へのステーションセレクト信号はそ
の選択のためである。
さらに、C,M,Yの間隔ズレ量の補正について述べる。V
SYNC−Yカウンタ90は第1ステーションがベルト8に書
き込むレジストマークの位置を検知するものであって、
レジストマークを書き込んだタイミング信号をそのSTAR
T端子に入力することにより(本例ではTOP(Y),
(M),(C)と同一。すなわち画像形成タイミングと
同じ)、CLK端子に入力されたCDHSYNC信号をカウント開
始する。この信号はCDHSYNC信号に限ることなく、まっ
たく別のさらに高い周波数の信号にすれば分解能はさら
に良くすることが可能である。そして最初に撮像素子15
で読み込んだレジストマークのSTART1信号入力によって
CDHSYNC信号のカウントを停止する。このカウント値
Y′の出力は、入力値を所定の位置にレジストを書き込
む寸法値と比較して差分量を選択出力するROM3に導か
れ、その結果、ROM3の出力にDELAY(YV)(レジスト移
動値)が得られるものである。従って、Cのレジストマ
ークを所定の寸法位置に書込むことが可能となる。この
動作はMおよびYの各レジストマークについても同様で
ある。
各VSYNCカウンタ90,91,92の動作は、レジストマーク
が連続してくるので、図示はしていないが、必要のない
位置のレジストマーク信号でストップがかからないよう
に所定の制御信号で制御する。
本発明の他の実施例を第11図に示す。
第11図においては、転写材として連続ロール紙42を用
いた例を示す。
第1の実施例と本質的に変わる所はないが、レジスト
マークは、画像形成後切り落すのが望ましい。
本発明の更に他の実施例を第12図に示す。
本実施例においては、ベルト8はカットシート43a,43
bおよび43cの搬送体として用いられる。レジストマーク
は、カットシートの領域外であるのが望ましい。
本発明の更に他の実施例を第13図,第14図に示す。
これらは第6図に示したドラム支持の具体的一例を示
している。ドラム1Cは、片端を、軸受44によって回転可
能に軸支されており、この軸受44は、シャフトが前後進
するパルスモーター45で押され、これと逆むきに付勢す
るコイルバネ46で引張られている。これは、第3図に示
したパルスモーター22およびコイルバネ31と同様の原理
構成である。
走査線32が第13図のように傾いている時、転写位置で
は、この走査線32に対応する線は32bのようになり、そ
の結果レジストマーク撮像位置で、ズレ角度θが観測さ
れる。
この場合、第14図に示すようにパルスモーター45を回
転せしめてドラム中心線をθ/2回動させると、転写位置
での線32bは、像移動方向に正確に直角となり、画像レ
ジストマークが正しい姿勢となる。
なお、実施例中ではレーザーおよびポリゴンスキャナ
ーを用いたが、本発明はこれに限定されるものではな
く、例えば特公昭55−6225号のように原稿像を結像する
ものであっても良い。また、液晶シャッターアレイ,LED
アレイ,イオン流変調帯電器であっても良い。
またカラー画像形成装置に限定されるものではなく、
モノクロプリンターでも高い精度を必要とする場合に
は、適用できる。
[発明の効果] 本発明によれば、複数のレジストマークの検出結果そ
れぞれに基づいて、複数種類の位置ずれを1つの画像に
ついて複数回検出し、この複数回検出の結果に基づいて
複数画像形成中に画像担持体上の画像の位置を補正する
ことによって、形成画像のあらゆる歪み、誤りを常時連
続的に補正することができ、特にカラー画像形成装置の
色ズレを飛躍的に減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例としての感光ドラム並置型のカ
ラープリンタの斜視図、 第2図は各色の水平および垂直同期信号をつくりだすた
めの回路図、 第3図は光学箱の調整態様を示す図、 第4図,第5図,第6図,第7図はベルト上の撮像点を
示す図、 第8図は色ズレ修正回路図、 第9図はレジストマーク書込み位置と検出信号との関係
を示す図、 第10図は各信号のタイミングチャート、 第11図および第12図は本発明のそれぞれ別の実施例を示
す斜視図、 第13図および第14図はドラム支持機構の具体例を示す図
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村山 泰 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 佐藤 幸夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 窪田 洋一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 宮城 健 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−73277(JP,A) 特開 昭63−43172(JP,A) 特開 昭63−286864(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像担持体上に書き込まれた画像を移動す
    る転写手段上に転写することにより画像を得る装置にお
    いて、 前記画像担持体に対して複数の画像を連続的に書き込み
    中に、1つの画像について前記転写手段の移動方向に略
    平行な第1のマークと前記第1のマークに交差する第2
    のマークとからなるレジストマークを、1つの画像につ
    き複数所定間隔で連続的に書き込む書き込み手段と、 前記複数の画像の形成中に、前記転写手段上に転写され
    た複数のレジストマークの位置を検出し、該複数のレジ
    ストマークの検出結果それぞれに基づいて前記画像担持
    体上の画像の複数種類の位置ずれを1つの画像について
    複数回検出する位置ずれ検出手段と、 前記複数の画像の形成中に前記位置ずれ検出手段の出力
    に基づいて前記画像担持体上の画像の位置を補正する補
    正手段と を具えた画像形成装置。
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