JP6095402B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ベルト部材上の第一目盛りに像担持体上の第二目盛りを位置合わせして、ベルト部材上の第一トナー像に像担持体上の第二トナー像を重ねて転写する画像形成装置、詳しくは初期の位置合わせに伴う像担持体の速度変動を軽減する制御に関する。
第一像担持体で形成されてベルト部材(中間転写ベルト又は記録材搬送ベルト)によって搬送される第一トナー像に、第二像担持体に形成された第二トナー像を重ねて転写するいわゆるタンデム型の画像形成装置が広く用いられている。そして、搬送方向における第一トナー像と第二トナー像の重ね合わせの位置ずれを回避すべく、画像形成の開始に先立たせて、第一像担持体における第一トナー像の形成位置と第二像担持体における第二トナー像の形成位置が調整される(特許文献1)。しかし、運転中のベルト部材に部分的な伸縮や速度変動が発生すると、第一トナー像と第二トナー像の重ね合わせに位置ずれが発生する。
そのため、特許文献2では、ベルト部材に固定して設けた第一目盛りに対して、像担持体に固定して設けた対応する第二目盛りを位置決めるように、画像形成中の像担持体の刻々の回転速度(又は像担持体の搬送方向の位置)を調整している。
また、特許文献3では、第一像担持体からベルト部材の静電像記録帯に転写した静電像の第一目盛りに対して、第二像担持体の端部に形成した静電像の第二目盛りを位置決めるように、画像形成中の像担持体の刻々の回転速度を調整している。
特開昭64−6981号公報 特開2009−134264号公報 特開2012−103649号公報
特許文献3の画像形成装置では、像担持体の回転速度が調整されてベルト部材上の第一目盛りに像担持体上の第二目盛りが位置合せされる際に、像担持体に速度変動が発生する。像担持体の速度変動は、画像の走査線ピッチの乱れを発生させて出力画像の画像品質を低下させる可能性がある。高速で回転する像担持体の速度変動は、画像形成装置に不必要な振動を発生させる場合がある。
本発明は、像担持体に速度変動を生じることなくベルト部材の第一目盛りに対して像担持体の第二目盛りを位置合わせして、画像品質の低下や画像形成装置の振動を発生させないで済む画像形成装置を提供することを目的としている。
本発明の画像形成装置は、回転する像担持体と、前記像担持体に静電像を形成する静電像形成手段と、前記像担持体に形成された静電像を現像してトナー像を形成する現像手段と、前記像担持体に担持されたトナー像及び静電像を転写位置にて転写されるベルト部材と、前記像担持体から転写されるトナー像の前記ベルト部材の移動方向における各位置に対応付けられる第一目盛りを、前記像担持体に担持されたトナー像が転写される前の前記ベルト部材に形成する第一目盛り形成手段と、前記静電像形成手段による静電像の形成に伴って、静電像の前記像担持体の回転方向における各位置に対応付けられた第二目盛りを前記像担持体に形成する第二目盛り形成手段と、前記第一目盛りを前記転写位置に近接した位置で検出する第一目盛り検出手段と、前記第二目盛りを前記転写位置に近接した位置で検出する第二目盛り検出手段と、前記第二目盛り形成手段による前記第二目盛りの形成開始前に、前記第二目盛りが形成されるべき前記像担持体上の位置が前記転写位置で対応する前記第一目盛りに位置決められるように、前記静電像形成手段による静電像の形成タイミングを制御し、前記第二目盛り形成手段による前記第二目盛りの形成開始後に、前記第二目盛りが前記転写位置で対応する前記第一目盛りに位置決められるように、前記第一目盛り検出手段と前記第二目盛り検出手段の検出結果に基づいて前記像担持体の回転速度を制御する制御部と、を備えるものである。
本発明の画像形成装置では、制御部が、第二目盛りの形成に先立たせて第二目盛りが形成されるべき像担持体上の位置を像担持体の回転方向にシフトさせて、第一目盛りと第二目盛りとの間に発生すべき位置ずれを予め減少させている。
そのため、第二目盛りを用いたトナー像の転写の開始後、第二目盛りと対応する第一目盛りとの間には、相殺すべき大きな位相差は発生しないので、第一目盛りに対して第二目盛りを位置合わせする際の像担持体の制御量が小さくて済む。
したがって、像担持体に速度変動を生じることなくベルト部材の第一目盛りに対して像担持体の第二目盛りを位置合わせして、画像品質の低下や画像形成装置の振動を発生させないで済む。
画像形成装置の構成の説明図である。 画像形成部の構成の説明図である。 露光装置の構成の説明図である。 画像形成時のトナー像の位置合わせ制御の説明図である。 静電像目盛りの配置の説明図である。 電位センサの構成の説明図である。 静電像目盛りと電位センサの検出信号の説明図である。 実施例1の制御ブロック図である。 実施例1の制御のフローチャートである。 実施例1の制御のタイムチャートである。 感光ドラム画像位置推定部の構成の説明図である。 実施例2における画像形成装置の構成の説明図である。 実施例2の位置合わせ制御のブロック図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。説明中で用いる部材、数値等は、理解を助ける目的の例示に過ぎず、本発明を限定する趣旨のものではない。
<画像形成装置>
図1は画像形成装置の構成の説明図である。図2は画像形成部の構成の説明図である。
図1に示すように、画像形成装置100は、中間転写ベルト9に沿ってイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像形成部PY、PM、PC、PKを配置したフルカラーレーザービームプリンタである。
画像形成部PYでは、感光ドラム1Y上にイエロートナー像が形成されて中間転写ベルト9に転写される。画像形成部PM、PC、PKでは、同様に、感光ドラム1M、1C、1Kにマゼンタトナー像、シアントナー像、ブラックトナー像が形成され、順次中間転写ベルト9に転写される。
中間転写ベルト9に転写されたトナー像は、二次転写位置T2へ搬送されて記録材Pへ二次転写される。記録材Pは、給紙カセット19から給紙ローラ14によって引き出され、分離装置15によって1枚ずつに分離されてレジストローラ16へ送り出される。レジストローラ16は、中間転写ベルト9に担持されたトナー像に先頭を一致させて、記録材Pを二次転写位置T2へ給送する。
トナー像を二次転写された記録材Pは、定着装置17へ受け渡されて加熱加圧を受けることにより、フルカラー画像を表面に定着される。ベルトクリーニング装置18は、二次転写位置T2を通過して中間転写ベルト9に残った転写残トナーを回収する。
画像形成部PY、PM、PC、PKは、付設された現像装置4Y、4M、4C、4Kで用いるトナーがイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックと異なる以外は同様に構成される。従って、以下では、イエローの画像形成部PYについて説明し、画像形成部PM、PC、PKについては、説明する構成の記号末尾のYをC、M、Kに読み替えて説明されるものとする。
図2に示すように、画像形成部PYは、感光ドラム1Yの周囲に、帯電装置2Y、露光装置3Y、現像装置4Y、一次転写ローラ5Y、ドラムクリーニング装置6Yを配置する。
感光ドラム1Yは、アルミニウム製シリンダの外周面に有機光導電体層(OPC)を塗布して形成され、矢印A方向に回転する。
帯電装置2Yは、感光ドラム1Yの表面を一様な負極性の電位に帯電する。露光装置3Yは、帯電した感光ドラム1Yの表面を走査露光して、イエロー画像データに対応した静電像を感光ドラム1Yに形成する。現像装置4Yは、トナーに磁性キャリアを混合した二成分現像剤を用いて感光ドラム1Yの静電像を現像してトナー像を形成する。電源D4は、二成分現像剤を担持して回転する現像スリーブ4sに現像電圧を印加する。
一次転写ローラ5Yは、中間転写ベルト9の内側面を押圧して、感光ドラム1Yと中間転写ベルト9の間に一次転写位置TYを形成する。電源DYは、一次転写位置TYに転写電圧を印加して、感光ドラム1Yのトナー像を中間転写ベルト9へ電気的に移転させる。ドラムクリーニング装置6Yは、一次転写位置TYを通過して感光ドラム1Yに残留した転写残トナーを回収する。
図1に示すように、中間転写ベルト9は、駆動ローラ13、テンションローラ12、バックアップローラ10に掛け渡して支持される。駆動ローラ13は、駆動モータM9に駆動されて中間転写ベルト9を矢印B方向に回転させる。図2に示すように、二次転写ローラ11は、バックアップローラ10に支持された中間転写ベルト9に圧接して、中間転写ベルト9との間に二次転写位置T2を形成する。電源D2は、二次転写位置T2に転写電圧を印加して、中間転写ベルト9に重ねて二次転写位置T2を搬送される記録材へ中間転写ベルト9のトナー像を電気的に移転させる。
<露光装置>
図3は露光装置の構成の説明図である。図3に示すように、露光装置3Yの半導体レーザ41は、イエローの分解色画像を展開した走査線画像データに従ってON−OFF変調されたレーザービームLBを出力する。レーザービームは、回転多面鏡43で走査されて感光ドラム1Yを露光して、感光ドラム1Y上に走査線画像データに対応した走査線の静電像を形成する。レーザービームLBは、回転多面鏡43の回転に同期させて、記録材上に形成すべき画素のイエロー濃度に応じたデューティ比に変調される。
半導体レーザ41から射出したレーザービームLBは、シリンドリカルレンズ42を通って回転多面鏡43に到達する。回転多面鏡43は、隣接配置した不図示のモータによって直接回転駆動される。
レーザービームLBは、回転多面鏡43によって偏向され、fθレンズ44を透過して、感光ドラム1Yの表面を走査線に沿ってビームスポットを矢印C方向へ等速度で移動させるように走査露光する。
fθレンズ44を通ったレーザービームLBの一部は、感光ドラム1Yの画像領域の外側に対応させて設けたBD反射ミラー45で反射されてBDセンサ46に入射する。
BDセンサ46は、フォトダイオードで形成され、露光装置3Yの主走査方向における画像書き込み開始タイミングの生成、および回転多面鏡43の回転状態の検出に使用される出力信号を発生させる。
感光ドラム1Yの画像領域では、レーザービームLBが感光ドラム1Yの回転軸線に沿った主走査方向に走査露光して、走査線の静電像を形成する。感光ドラム1Yは、副走査方向に回転して、感光ドラム1Yの回転方向に静電像の走査線を等間隔に配列させる。
<画像形成時の位置合わせ制御>
図4は画像形成時のトナー像の位置合わせ制御の説明図である。画像形成部PC、PKにおける転写及び制御は、画像形成部PMのものと実質的に同一であるため、以下では、画像形成部PY、PMについて説明し、画像形成部PC、PKに関する重複した説明を省略する。
図1に示すように、タンデム型の画像形成装置100は、時間当たりの画像形成枚数が多く、高い生産性を実現できるが、複数の画像形成部PY、PM、PC、PKにおける画像形成タイミングの誤差等によって各色画像のずれが発生する。各色画像のずれは、高精細なフルカラー画像の細部に色ずれ、色ムラを目立たせる。
図4に示すように、画像形成装置100では、感光ドラム1Y、1M、1C、1Kに走査線の書き込みと同期させて静電像目盛り51Y、51M、51C、51Kを記録している。画像形成部PYで形成されたイエロートナー像と静電像目盛り51Yとが中間転写ベルト9に最初に転写される。静電像目盛り51Yは、中間転写ベルト9に転写されて静電像目盛り53となる。感光ドラム1Yの転写位置において、感光ドラム1Yに形成された静電像目盛り51Yを中間転写ベルト9に転写して、静電像目盛り53を形成している。
画像形成部PMは、感光ドラム1Mにトナー像と静電像目盛り51Mを形成する。静電像目盛り51Mは、転写位置に配置された位置検出部20M、20C、20Kによって検出される。中間転写ベルト9の静電像目盛り53は、転写位置に配置された位置検出部21Mによって検出される。
画像形成部PMは、位置検出部20Mの出力と位置検出部21Mの出力とを用いて、転写位置を通過する中間転写ベルト9上の静電像目盛り53に対応する静電像目盛り51Mを位置合わせする。画像形成部PMは、中間転写ベルト9上の静電像目盛り53に対する感光ドラム1M上の静電像目盛り1Mの進み遅れを判断して、感光ドラム1Mの回転速度を刻々と変化させつつ、感光ドラム1M上のトナー像を中間転写ベルト9へ転写する。
駆動モータM1Y、M1Mは、可変の回転速度で感光ドラム1Y、1Mを回転駆動する。エンコーダスケール55Y、55Mは、感光ドラム1Y、1Mの軸上に固定して備えられる。エンコーダセンサを用いた回転角度検出部52Y、52Mは、エンコーダスケール55Y、55Mを読み取って、それぞれ感光ドラム1Y、1Mの回転角度を検出する。
駆動制御部22Yは、画像形成時、回転角度検出部52Yが検出した回転角度に基づき、駆動モータM1Yを駆動制御して、感光ドラム1Yを一定の回転角度で回転させる。露光装置3Yは、感光ドラム1Yに静電像目盛り51Yを形成する。静電像目盛り51Yは、静電像転写ローラ38によって中間転写ベルト9に転写されて静電像目盛り53を形成する。
駆動制御部22Mは、画像形成時、感光ドラム1Mの静電像目盛り51Mを、中間転写ベルト9の静電像目盛り53に位置合わせするように駆動モータM1Mを駆動制御して、感光ドラム1Mを可変の回転角度で回転させる。露光装置3Mは、感光ドラム1Mの静電像目盛り領域に静電像目盛り51Mを形成する。
静電像目盛り51Mは、画像形成部PMの転写位置に配置された位置検出部20Mによって検出される。位置検出部20Mは、中間転写ベルト9の静電像目盛り53を検出する位置検出部21Mと同様な構成である。
<静電像目盛り領域>
図5は静電像目盛りの配置の説明図である。図5に示すように、感光ドラム1Mには、トナー転写範囲Eの外側に静電像目盛り領域Fが備えられている。静電像目盛り領域Fは、有効画像範囲Cの外側に設けられている。
感光ドラム1Yは、露光装置3Yによって有効画像範囲C内に画像データに応じた静電像を描画されるとともに、静電像目盛り領域Fに静電像目盛り51Yを書き込まれる。静電像目盛り領域Fは、現像範囲Dの外側であるため、静電像目盛り51はトナー像に現像されない。
静電像目盛り51Yは、露光装置3Yにより感光ドラム1Yに形成された走査線の端部である。静電像目盛り51Yは、例えば解像度600dpiの走査線を用いて4ライン/4スペースを繰り返す目盛りパターンである。静電像目盛り51の副走査方向ピッチは、約0.339mmである。
感光ドラム1Y上の静電像目盛り51は、感光ドラム1Yと中間転写ベルト9が接触する転写位置TYにおいて、静電像転写ローラ38により中間転写ベルト9へと転写される。静電像転写ローラ38は、一次転写ローラ5Yとは別の電圧を印加されて、トナー像の転写条件とは異なる最適な転写条件で、静電像目盛り51Yを形成している電荷パターンを中間転写ベルト9へ写し取る。
静電像目盛り領域Fは、中間転写ベルト9のその他の領域と異なり、体積抵抗率が1014[Ω・cm]以上の高抵抗の材料で構成されている。そのため、静電像目盛り領域Fに一旦転写された電荷は、図4に示すように、静電像消去ローラ39によって消去されるまで移動することなく保持され、静電像目盛り53として機能する。静電像目盛り53は、電位の変化を検出することが可能な電位センサを用いた位置検出部21M、21C、21Kにより検出された後、静電像消去ローラ39と静電像消去対向ローラ40のニップ部まで搬送されて消去される。静電像消去ローラ39は、交流電圧に直流電圧を重畳した振動電圧を印加される。静電像消去対向ローラ40は、接地電位に接続される。静電像消去ローラ39に印加される振動電圧は、中間転写ベルト9上の電位差を平滑化して静電像目盛り53を消去する。
<静電像目盛りと電位センサ>
図6は電位センサの構成の説明図である。図7は静電像目盛りと電位センサの検出信号の説明図である。図6中、(b)は(a)の断面D−Dである。
図6の(a)に示すように、電位センサを用いた位置検出部21は、金属線からなる導線75をL字型に曲げて先端側に検出部76を構成している。図6の(b)に示すように、位置検出部21は、L字型の導線75がポリイミドのフィルムからなるベースフィルム78と保護フィルム79とに挟まれて構成される。位置検出部21は、導線75のベースフィルム78側を、図6の(a)に示すように中間転写ベルト9の静電像目盛り領域Fに接触して配置される。図6の(c)に示すように、位置検出部21は、検出部76と静電像目盛り53が平行になるように中間転写ベルト9に対して位置決めて根元を固定されている。位置検出部21は、静電像目盛り53の電荷の接近/離隔に応答して出力部77から電位分布の微分波形の検出信号を出力する微分型電位センサである。
図7の(a)に示すように、中間転写ベルト9の静電像目盛り領域Fに形成された静電像目盛り53は、高電位部と低電位部とが交互に現れる。高電位部は、感光ドラム1Yにおいて露光を受けた領域に対応している。図7の(b)に示すように、静電像目盛り53の実際の電位分布は、レーザ光による露光光量が分布をもち周辺部で減少するため矩形波にはならず、Sinカーブに類似した電位分布になる。Sinカーブに類似した電位分布の領域を位置検出部21が通過すると、検出部76に誘導電流が発生して出力部77から電圧信号が出力される。
図7の(c)に示すように、位置検出部21の出力信号は、図7の(b)の電位分布を微分したアナログ波形の電圧信号である。図7の(b)に示す電位分布のピーク(傾き0)の点が静電像目盛りの中心であり、図7の(c)で出力電圧が下降傾向で0になる時刻が静電像目盛り53を検出した時刻として特定される。
<位置合わせ開始時の振動>
図4に示すように、画像形成部PMは、画像形成中、感光ドラム1Mの静電像目盛り51Mを中間転写ベルト9の静電像目盛り53に位置合わせするように感光ドラム1Mの回転角度を変化させる。そのため、刻々発生するわずかな位置ずれを相殺するように小さな制御量で感光ドラム1Mの回転速度は制御される。
しかし、画像形成の開始時は、中間転写ベルト9の先頭の静電像目盛り53と感光ドラム1Mの先頭の静電像目盛り51Mが転写位置へ到達した際に、両者の間に、静電像目盛り51Mの1/2ピッチに相当するような大きな位置ずれがある可能性がある。そのような大きな位置ずれを相殺しようとすると、大きな制御量で感光ドラム1Mの回転速度が制御されて、感光ドラム1Mに大きな速度変動が発生する可能性がある。感光ドラム1Mの速度変動は、露光装置3Mが形成する走査線の間隔をばらつかせて画像品質を損なわせる可能性がある。
そこで、以下の実施例では、中間転写ベルト9と感光ドラム1Mの最初の位置ずれ状態を保持し続けている状態で、露光装置3Mを制御して静電像目盛り51Mの形成位置をずらせる。これにより、感光ドラム1Mの速度を調整しなくても、転写位置において静電像目盛り53に対応する最初の静電像目盛り51Mが位置決められるようにしている。
<実施例1>
図8は実施例1の制御ブロック図である。図9は実施例1の制御のフローチャートである。図10は実施例1の制御のタイムチャートである。図11は感光ドラム画像位置推定部の構成の説明図である。
図4に示すように、実施例1では、トナー像形成手段の一例である画像形成部PMは、像担持体の一例である感光ドラム1Mにトナー像を形成する。ベルト部材の一例である中間転写ベルト9は、感光ドラム1Mに担持されたトナー像を転写位置TMにて転写される。
第一目盛り形成手段の一例である画像形成部PYは、第一目盛りの一例である静電像目盛り53を、トナー像が転写される前の中間転写ベルト9に形成する。画像形成部PYは、感光ドラム1Mに担持されたトナー像が転写される前の中間転写ベルト9に対するイエロートナー像の転写に同期して中間転写ベルト9に静電像目盛り53を形成する。上流側露光装置の一例である露光装置3Yは、上流側像担持体の一例である感光ドラム1Yにおけるイエロートナー像の静電像の形成に伴って静電像目盛り51Yを感光ドラム1Yに形成する。静電像転写手段の一例である静電像転写ローラ38は、感光ドラム1Yに形成された静電像目盛り51Yをイエロートナー像の転写に伴って中間転写ベルト9へ転写して静電像目盛り53を形成する。
第二目盛り形成手段の一例である露光装置3Mは、画像形成部PMによるトナー像の形成に伴って、トナー像の回転方向の各位置に対応付けられた第二目盛りの一例である静電像目盛り51Mを感光ドラム1に形成する。露光装置3Mは、感光ドラム1Mへのトナー像の形成に同期して静電像目盛り51Mを感光ドラム1Mに形成する。露光装置3Mは、トナー像の静電像の形成に伴って静電像目盛り51Mを感光ドラム1Mに形成する。
第三目盛りの一例であるエンコーダスケール55Mは、感光ドラム1Mに付設されて、感光ドラム1Mと一体に回転する。回転角度検出手段の一例である回転角度検出部52Mは、エンコーダスケール55Mを検出して、静電像目盛り51Mが形成されるべき感光ドラム1M上の位置が転写位置TMに到達する時刻を特定可能なパルス信号を出力する。
第一目盛り検出手段の一例である位置検出部21Mは、静電像目盛り53を転写位置TMに近接した位置で検出する。第二目盛り検出手段の一例である位置検出部20Mは、静電像目盛り51Mを転写位置TMに近接した位置で検出する。
制御部の一例である露光装置3Mによる静電像目盛り51Mの形成開始後の駆動制御部22Mは、感光ドラム1Mの刻々の回転速度を制御して、転写位置TMを通過する静電像目盛り53に静電像目盛り51Mをリアルタイムに位置決める。
制御部の一例である露光装置3Mによる静電像目盛り51Mの形成開始前の露光制御部23Mは、画像形成部PMの静電像3Mの露光タイミングを制御する。露光制御部23Mは、静電像目盛り53と静電像目盛り51Mの位置ずれを相殺するように、露光装置3Mによる静電像目盛り51Yの形成時期を調整する。露光制御部23Mは、位置検出部21Mが静電像目盛り53を検出して出力するパルス信号と回転角度検出部52Mが出力するパルス信号との位相ずれに対応させて、露光装置3Mによる静電像目盛り51Mの形成時期を調整する。
これにより、静電像目盛り51Mが形成されるべき感光ドラム1M上の位置が転写位置TMで対応する静電像目盛り53に位置決められる。このとき、駆動制御部22Mは、少なくとも位置検出部21Mの検出結果に応じて感光ドラム1Mの回転速度を制御して、中間転写ベルト9の速度変動による転写位置TMでの静電像目盛り53と静電像目盛り51Mの位置ずれを一定に保持している。
(一定速度回転)
図8を参照して図9に示すように、画像形成ジョブの開始が指令されると(S101)、駆動制御部22M及び露光制御部23Mは、中間転写ベルト9、感光ドラム1M、及び露光装置3Mの回転多面鏡(43:図3)の回転を開始させる(S102)。
このとき、切替器25は下側の端子が接続され、切替器31は中央の端子が接続されているので、感光ドラム1Mは、感光ドラム等速回転基準信号生成部24のクロック信号に基づいて一定速度に制御される。
感光ドラム等速回転基準信号生成部24は、回転角度検出部52M(エンコーダセンサ)の解像度に対応した一定周期のクロック信号を出力する。位相比較部28は、このクロック信号と回転角度検出部52Mの出力信号の位相差を算出する。
この時点では、位置偏差設定部27からの出力は0であるため、制御フィルタ29は、位相比較部28が算出した位相差が0になるようにモータ駆動信号を出力する。こうして、感光ドラム1Mは、一定速度で回転駆動される。
露光制御部23Mの基準信号生成部32は、回転多面鏡の回転周期に対応するクロック信号(露光基準信号)を生成する。基準信号生成部32は、目標露光走査周期の回転多面鏡の面数倍(例えば8面の場合は8倍)の周期のクロック信号(露光基準信号)を生成する。
位相比較部33は、露光基準信号と、露光装置3Mに備えられたBDセンサ(46:図3)からの出力信号(BD信号)を面数で分周(例えば8面の場合は8分周)した信号との位相差を求める。BD信号を面数で分周する理由は、回転多面鏡の製造誤差によるBD信号のばらつきの影響を軽減して、回転多面鏡の回転速度を正確に検出するためである。
回転多面鏡駆動制御部34は、位相比較部33が算出した2つの入力信号の位相差が0になるようにモータ駆動信号を出力する。こうして、露光装置3Mの回転多面鏡(43:図3)は、一定速度で回転駆動される。
なお、この時点では、露光偏差量算出部36からの出力は0である。こうして回転多面鏡は露光基準信号に同期して一定速度で回転駆動される。
(転写前制御)
中間転写ベルト9、感光ドラム1Y、1M、及び露光部3Y、3Mの回転多面鏡が一定速度で回転している状態になると、画像形成部PYでは、静電像目盛りの形成を開始する(S103)。感光ドラム1Yに形成された静電像目盛り51Yは、上述したように、中間転写ベルト9へ転写されて、中間転写ベルト位置指標として機能する静電像目盛り53となる。
画像形成部PYにおける静電像目盛り51Yの形成開始後、画像形成部PY、PM間の画像搬送時間が経過すると(S104)、位置偏差検出部26は、切替器25を上側の端子に接続し、切替信号生成部37を介して切替器31を下側の端子に接続する。これにより、駆動制御部22Mは、画像形成部PMにおける画像位置の推定を開始する(S105)。
このとき、露光制御部23Mの基準信号生成部32は、露光基準信号と同期して、画像形成部PYで形成している静電像目盛りのピッチに対応する周期のクロック信号(仮想露光タイミング信号)を出力している。そのため、露光装置3Mの回転多面鏡(43:図3)は、仮想露光タイミング信号と同期した露光基準信号に同期して回転駆動されている。
感光ドラム画像位置推定部30は、像担持体上の一例である感光ドラム1M上の仮想的な画像の位置を推定する。感光ドラム画像位置推定部30は、仮想露光タイミング信号と感光ドラム1Mの回転角度情報とを用いて、感光ドラム1M上の仮想的な静電像目盛り(51M)が転写位置に到達したタイミングを示すパルス信号を出力する。位相比較部28は、このパルス信号を仮想的な感光ドラム1Mの静電像指標(51Mに対応)の検出信号として用いる。
位置偏差検出部26は、中間転写ベルト9に実際に形成された第一番目の静電像指標53と第一番目の感光ドラム仮想画像位置指標が、画像形成部PMの転写位置に到達するのを待機する(S106)。
位置偏差検出部26は、第一番目の感光ドラム仮想画像位置指標が画像形成部PMの転写位置に到達した時刻から第一番目の静電像指標53が画像形成部PMの転写位置に到達した時刻を減算した時間差を、位置偏差として検出する(S107)。
位置偏差検出部26は、検出した位置偏差を位置偏差設定部27及び露光偏差量算出部36へ設定する(S108)。
位置偏差設定部27は、感光ドラム1M上の仮想的な画像位置を、中間転写ベルト9の静電像目盛り53に追従させる制御を開始する(S109)。位置偏差設定部27は、入力された位置偏差を感光ドラム1Mの制御ループへ偏差量として加算するので、第一番目の静電像目盛り53と第一番目の感光ドラム仮想画像位置指標のずれ量を維持するように、感光ドラム1Mが回転制御される。
露光偏差量算出部36は、入力された位置偏差に基づいて、露光偏差量を算出する(S110)。すなわち、入力された位置偏差が、副走査方向の1ライン以上に相当する場合には、整数ライン相当分だけ画像形成部PMの画像書き出しタイミングを変更する。具体的には、後に画像形成を行う際の、画像形成部PYでの画像形成開始タイミングから画像形成部PMでの画像形成開始タイミングまでのディレイ時間を変更する。
例えば、露光走査周期(副走査方向の1ラインに相当する周期)が141μsec、入力された位置偏差が170μsecだった場合には、次式により、ディレイ時間を1ライン分=141μsecだけ小さくする。
170÷141=1 余り 29
露光偏差量算出部36は、位置偏差の値(170μsec)から上記ディレイ時間変更値(141μsec)を減じて符号反転した値(−29μsec)を露光偏差量として出力する。しかし、入力された位置偏差が、副走査方向の1ライン未満の場合には、ディレイ時間の変更は行わず、位置偏差の値を符号反転した値を露光偏差量として出力する。
露光偏差量算出部36は、露光偏差量を、回転多面鏡43の制御ループへ偏差量として加算するので、回転多面鏡43は、露光基準信号に対して露光偏差量だけ位相がずれた状態を維持するように回転制御される(S111)。回転多面鏡駆動制御部34は、回転多面鏡43の減速/加速(加速/減速)を実行させて、転写位置で中間転写ベルト9の静電像目盛り53と感光ドラム1Mの静電像目盛り51Mの位相差が0になるように回転多面鏡43の回転の位相調整を行う。
(転写制御)
画像形成部PYは、回転多面鏡43の位相調整が完了するまで待機した後(S112のYES)、記録材上に記録する画像の形成を開始する(S113)。
画像形成部PMは、画像形成部PY、PM間の画像搬送時間に露光偏差量算出時に行った変更を考慮したディレイ時間だけウエイトした後に(S114)、記録材上に記録する画像の形成および画像形成に同期した静電像目盛りの形成を開始する(S115)。
位置偏差設定部27は、感光ドラム1Mに実際に形成された第一番目の静電像目盛り51Mが、画像形成部PMの転写位置に到達するのを待機する(S116)。
位置偏差検出部26は、第一番目の静電像目盛り51Mが感光ドラム画像位置指標検出部20Mによって検出されると、切替信号生成部37を介して切替器31を上側の端子に接続する。また、位置偏差設定部27は、設定されている位置偏差をクリアし、0を出力する。これにより、感光ドラム1Mの静電像目盛り51Mの実際の検出パルスと中間転写ベルト9の静電像目盛り53の実際の検出パルスとが位相比較部28にて位相差を検出開始される。すなわち、感光ドラム1Mの駆動制御は、静電像目盛り51Mと静電像目盛り53との位置を合わせる制御に移行される(S117)。
その後、印刷ジョブで行うべき画像形成が完了すると(S118)、中間転写ベルト9、感光ドラム1Y、1M、及び露光装置3Y、3Mに備えられた回転多面鏡43の回転を停止して(S119)、印刷ジョブを終了する(S120)。
(転写前制御−転写制御)
図10に示すように、転写前制御では、仮想露光タイミング信号が出力され始めると、仮想露光タイミング信号の立ち上りエッジに同期して、露光位置において仮想的な画像が形成される状態となる。そのため、仮に感光ドラム1Mに静電像目盛り51Mを形成したとすると、図10中の破線で示すように、仮想的な画像と同様に仮想露光タイミング信号の立ち上りエッジに同期した静電像目盛りが露光位置において形成される。
感光ドラム1Mの露光位置において露光を伴わない仮想的な画像が形成され始めた時点から、露光−転写間時間だけ経過した後、仮想的な画像が感光ドラム1Mの転写位置に到達する。それから少し後に中間転写ベルト静電像目盛りも転写位置に到達し、2つの到達時間差が位置偏差として検出される。位置偏差は仮想的な画像の到達時刻から中間転写ベルト静電像目盛りの到達時刻を減算して算出されるので、ここでは、位置偏差は負の値となっている。感光ドラム1Mは、この位置偏差を維持するように回転駆動される。
転写前制御では、前述したように位置偏差を符号反転して露光偏差量が算出され(露光偏差量は正の値となる)、網掛けで示した時間帯に回転多面鏡の位相調整が行われる。ここでは、位置偏差が副走査方向の1ライン未満であった場合について示している。回転多面鏡の位相調整後は、図10中の破線で示したように、静電像目盛り51Mが仮想露光タイミング信号の立ち上りエッジから露光偏差量だけ遅れた状態になる。静電像目盛り51Mは形成する画像に同期しているので、感光ドラム上の画像位置も仮想露光タイミング信号の立ち上りエッジから露光偏差量だけ遅れた状態である。一方、仮想的な画像は引き続き仮想露光タイミング信号の立ち上りエッジに同期した状態となっている。
転写前制御では、感光ドラム1Mにおいて静電像目盛りおよび画像は形成されていない。その状態で、仮に感光ドラム1Mにおいて静電像目盛りおよび画像を形成したとしたら、転写位置において中間転写ベルト9の静電像目盛り53に感光ドラム1Mの静電像目盛り51Mが位置決めされるように露光タイミングが調整がされる。
このような状態において、記録材に記録する画像形成が開始される。図10では、記録材上に記録する画像を、斜線を付して記している。中間転写ベルト静電像目盛りが転写位置に到達するタイミングは、仮想的な画像が転写位置に到達するタイミングに対して、位置偏差の絶対値分だけ遅れた状態で維持されている。しかし、上記の調整を通じて、静電像目盛り51Mが転写位置に到達するタイミングは、仮想的な画像が転写位置に到達するタイミングに対して、露光偏差量だけ遅れた状態で維持されている。位置偏差の絶対値と露光偏差量は等しいので、実際に画像形成を行えば、静電像目盛り51Mと静電像目盛り53は、同じタイミングで転写位置に到達する。すなわち、感光ドラム1M上の画像位置と中間転写ベルト9上の画像位置とが一致するように感光ドラム1Mおよび露光装置3Mが制御された状態で、実際の画像形成が行われる。
(感光ドラム画像位置推定部)
図11に示すように、感光ドラム画像位置推定部30は、あるタイミングで露光された画像が画像形成部PMの転写位置に到達するタイミングを推定する。
感光ドラム画像位置推定部30は、エンコーダスケール55Mを回転角度検出部52Mで読み取って検出される回転角度情報、および露光タイミング情報に基づいて感光ドラム1M上の画像位置推定を行う。
入力端子61からは感光ドラム1Mの回転角度情報が入力される。回転角度情報は、感光ドラム1Mが一定角度回転するごとにHigh、Lowが切り替わるパルス状の信号である。回転角度情報は、回転角度カウンタ63へと入力される。
回転角度カウンタ63は、入力される回転角度情報の立ち上りエッジごとにカウント値をカウントアップする。
入力端子62からは露光タイミング情報が入力される。露光タイミング情報は、露光が行われるタイミングと立ち上りエッジが同期したパルス信号である。例えばプロセス速度が300mm/secで、副走査方向の解像度600dpiごとの画像について転写位置到達タイミングを推定する場合には、次式により、立ち上りエッジ周期が約141μsecのパルス信号となる。
(25.4/600)/300≒141μsec
FIFO書込制御部64は、露光タイミング情報の立ち上りエッジを検出すると、回転角度カウンタ63のカウント値を取り込んで、FIFOメモリ65へ書き込む。FIFO読出制御部66は、FIFOメモリ65に格納されているカウント値を1つ読み出して出力する。FIFO読出制御部66から出力されたカウント値には露光−転写角度情報67が加算され、比較部68へと入力される。
ここで、露光−転写角度情報は、露光装置3Yにより形成された画像が画像形成部PMの転写位置に到達するまでに感光ドラム1Mが回転する角度についての情報であり、回転角度情報のパルス数と対応する形式で予め格納されている。例えば、感光ドラム1Mが1回転する間に回転角度情報が360000パルス出力される構成において、露光位置から転写位置までの回転角度が160°の場合には、次式により、露光−転写角度情報は160000(パルス)として格納されている。
360000×(160/360)=160000
比較部68は、回転角度カウンタ63のカウント値も入力されており、2つの入力の比較を行って、2つの入力が等しくなったタイミングで立ち上りエッジが現れるパルス信号を出力端子69へ出力する。比較部68は、回転角度カウンタ63の桁あふれ、および露光−転写角度情報67加算時の桁あふれを考慮して2つの入力の比較を行う。
比較部68は、2つの入力が等しくなったことをFIFO読出制御部66へ出力する。FIFO読出制御部66は、比較部68から2つの入力が等しくなったことを通知されると、FIFOメモリ65から新たにカウント値を1つ読み出して出力する。これを繰り返すことにより、感光ドラム画像位置推定部30は、あるタイミングで露光された画像が、感光ドラム1Mの所定角度の回転を経て、転写位置に到達したタイミングを示すパルス信号を生成する。感光ドラム画像位置推定部30は、このようにして、感光ドラムの速度が変動した場合でも正しく感光ドラム上の画像位置を推定することができる。
実施例1では、第一番目の静電像目盛り53と第一番目の感光ドラム仮想画像位置指標のずれ量を維持するように感光ドラムの回転制御を行う。したがって、位置追従制御開始時の急激な感光ドラム位置変位を回避することが可能となる。
実施例1では、そのずれ量から算出された量だけ回転多面鏡の回転位相を調整し、中間転写ベルト上の画像位置と感光ドラム上の実画像位置のずれがないように露光装置3Mを制御する。したがって、記録材へ形成される画像は色ずれのない良好な画像となる。
実施例1では、感光ドラムの回転速度制御により、搬送体の速度変動等に起因する短い周期の色ずれを低減する画像形成装置において、追従制御開始時の急激な感光ドラム位置変位を回避できる。したがって、短い周期の色ずれを低減しつつ、感光ドラムの回転制御を安定させ、感光ドラムの位置変位が周期的に発生することを防止して、高品質な画像形成が可能となる。
<実施例2>
図12は実施例2における画像形成装置の構成の説明図である。図13は実施例2の位置合わせ制御のブロック図である。実施例2では、感光ドラムにおいて静電像目盛りに代えて磁気記録目盛りを使用する以外は実施例1と同様に制御される。したがって、図12、図13中、実施例1と共通する構成には図4、図8と共通の符号を付して重複する説明を省略する。実施例1と異なる部分について説明し、実施例1と同様な部分については説明を省略する。画像形成部PMについて説明し、画像形成部PC、PKに関する重複した説明を省略する。
図12に示すように、感光ドラム1Mの内側面には、磁気記録層が備えられており、露光装置3Mによる走査線の書き込み位置に対応させて磁気記録ヘッドを用いた書き込み装置81Mが配置されている。書き込み装置81Mは、実施例1で説明した仮想露光タイミング信号に同期して、磁気記録層に磁気目盛り82Mを磁気記録する。
画像形成部PMの転写位置の近傍には、磁気目盛りの読み取り装置83Mが配置される。画像形成時の転写制御では、読み取り装置83Mは、露光装置3Mの画像露光に同期して形成された磁気目盛り82Mを検出して、感光ドラム1M上のトナー像の回転方向の各位置に対応したパルス信号を発生する。しかし、画像形成に先立たせて実行される転写前制御では、読み取り装置83Mは、磁気目盛り82Mを検出して、感光ドラム1M上の仮想画像の回転方向の各位置に対応した静電像目盛り53と等しいピッチのパルス信号を発生する。転写前制御では、磁気目盛り82Mを感光ドラム1M上の仮想画像位置指標として用いて、転写位置における静電像目盛り53と磁気目盛り82Mの位相差を求める。
図13に示すように、実施例3では、中間転写ベルト9、感光ドラム1M、及び露光装置3Mの回転多面鏡を一定速度に回転制御して、転写前制御に移行する。転写前制御では、感光ドラム1Mに磁気目盛り82Mのみが形成される。
位置偏差検出部26は、感光ドラム1Mの転写位置における静電像目盛り53と磁気目盛り82Mの位相差を求めて位置偏差設定部27及び露光偏差量算出部36に出力する。
位置偏差設定部27及び位相比較部28は、感光ドラム1Mの転写位置における静電像目盛り53と磁気目盛り82Mの位相差が一定に保たれるように感光ドラム1Mの回転速度を制御する。
露光偏差量算出部36は、感光ドラム1Mの転写位置における静電像目盛り53と磁気目盛り82Mの位相差が0に修正されるように、露光装置3Mの画像データ及び回転多面鏡の回転位相を調整する。
そして、露光装置3Mの調整後、転写制御に移行して、露光装置3Mによる画像の走査露光と走査露光に同期した磁気目盛り82Mの形成とを開始する。転写制御では、感光ドラム1Mの転写位置において静電像目盛り53と磁気目盛り82Mの位相差が0になるように感光ドラム1Mの回転速度が刻々調整される。
<実施例3>
実施例1では、静電像目盛りを中間転写ベルト位置指標として用いた。しかし、中間転写ベルト位置指標は、静電像目盛りに限定されない。磁気パターンもしくは光学パターンを用いた固定パターンのリニアスケールとエンコーダを用いて中間転写ベルトの移動量を検出してもよい。
中間転写ベルト位置指標として磁気目盛りを用いる場合、中間転写ベルトに磁気記録層を設ける。感光ドラム1Yの転写位置近傍に中間転写ベルト磁気目盛り書き込み装置を配置する。感光ドラム1Yの感光ドラム位置指標として磁気目盛りを用いる場合、感光ドラム1Yの転写位置近傍に感光ドラム磁気目盛り読み取り装置を配置する。感光ドラム磁気目盛り読み取り装置において感光ドラム1Yの磁気目盛りを読み取るごとに、中間転写ベルト磁気目盛り書き込み装置で中間転写ベルト9に磁気目盛りを書き込む。
一方、感光ドラム1Mの転写位置近傍に中間転写ベルト磁気目盛り読み取り装置を配置する。感光ドラム1Mの転写位置では、中間転写ベルト9に記録された磁気目盛りを中間転写ベルト位置指標として用いることで、感光ドラム1M上の画像に対する搬送方向の位置合わせを実施する。
なお、中間転写ベルト位置指標として磁気目盛りを用い、実施例1と同様に、静電像目盛り(51M)の形成前に感光ドラム画像位置推定部(30:図8、図11)を用いた転写前制御を行ってもよい。
また、中間転写ベルト位置指標として磁気目盛りを用い、感光ドラムの仮想画像位置指標として実施例2で説明したように磁気目盛りを用いてもよい。
また、磁気目盛りは、光学目盛り等、他の固定パターンに置き換えてもよい。目盛り書き込み専用のLED露光ヘッドを感光ドラムと中間転写ベルトの少なくとも一方に配置して、静電像目盛りや静電像目盛りを現像したトナー像を画像位置指標として用いてもよい。或いはその他の物理的に識別可能な代替書き込み手段に置き換えてもよい。
<実施例4>
「第一目盛りを形成する」ことは、トナー像の移動方向の各位置に対応付けられた第一目盛りをベルト部材に新たに形成する場合と、ベルト部材に付設された第一目盛りに対してトナー像の移動方向の各位置を新たに対応付ける場合とを含む。「第二目盛りを形成する」とは、トナー像の回転方向の各位置に対応付けられた第二目盛りを像担持体に新たに形成する場合と、像担持体に付設された第二目盛りに対してトナー像の回転方向の各位置を新たに対応付ける場合とを含む。「像担持体を制御する」ことは、特許文献2に記載されるように、ベルト部材の移動方向に像担持体の位置を調整する場合を含む。
したがって、固定のリニアスケールを用いる場合、画像形成部PYでは、中間転写ベルト上の固定のリニアスケールに対して、実施例1の画像形成部PMで行ったと同様な画像位置推定を行う。そして、推定結果に基づいて、感光ドラム画像位置推定部を用いて露光装置3Mの位相調整を行う。そして、推定した転写位置TYへの到達タイミングを用いて、リニアエンコーダの目盛り位置を特定し、画像形成部PMの転写位置TMにおいて特定したリニアエンコーダの目盛り位置を検出して中間転写ベルトの位置指標とする。このように、実施例1で説明した感光ドラム画像位置推定手段と同様の方法により推定される中間転写ベルト上の画像位置を中間転写ベルト位置指標として用いてもよい。
<実施例5>
実施例1で説明した画像位置推定は、感光ドラム1Mの回転角度情報を表面位置情報に置き換えて実現してもよい。感光ドラム1Mの表面に一定ピッチのスケールを設け、このスケールを検出して表面位置情報としてのパルス信号を出力する検出手段を感光ドラム1Mに付設する。検出手段から得られる感光ドラム1Mの表面位置情報を回転角度情報の代わりに用いて、回転角度情報を用いた場合と同様の処理を行うことにより、感光ドラム上の画像位置を推定する。
<実施例6>
実施例1では、記録材への形成画像が転写位置に到達した後に、静電像目盛り51Mと静電像目盛り53との位置合わせ制御に移行する。しかし、本発明はこれに限定されない。実施例6では、トナー像の形成開始後、駆動制御部22Mは、位置検出部20Mが静電像目盛り51Mを検出して出力するパルス信号と、回転角度検出部52Mが出力するパルス信号とが所定の位相差を持ち続けるように感光ドラム1Mの刻々の回転速度を制御する。
トナー像の形成開始前に、露光制御部23Mは、駆動制御部22Mが上記のパルス信号間の位相差を保持した状態で、転写位置TMにおけるトナー像の各位置が対応する静電像目盛り51Mに位置決められるように画像形成部PMの露光装置3Mを制御する。
具体的には、図9のS116およびS117の処理を省略し、記録材への画像形成時にも静電像目盛り53と感光ドラム仮想画像位置指標との位相関係を維持する制御を継続している。この場合、感光ドラム1Mの静電像目盛り領域と感光ドラム1Mの静電像目盛りを検出する電位センサ(20M)を備える必要がなくなり、部品数を削減した画像形成装置を実現できる。
1Y、1M、1C、1K 感光ドラム
2Y、2M、2C、2K 帯電装置
3Y、3M、3C、3K 露光装置
4Y、4M、4C、4K 現像装置
5Y、5M、5C、5K 転写装置、9 中間転写ベルト
20Y、20M、20C、20K 位置検出部(電位センサ)
21Y、21M、21C、21K 位置検出部(電位センサ)
22Y、22M、22C、22K 駆動制御部
23Y、23M、23C、23K 露光制御部
26 位置偏差検出部、30 像担持体画像位置推定部
36 露光偏差量算出部、41 半導体レーザ、43 回転多面鏡
51Y、51M、51C、51K 静電像目盛り、53 静電像目盛り
100 画像形成装置、TY、TM、TC、TK 転写位置
M1Y、M1M、M1C、M1K 感光ドラム駆動モータ

Claims (8)

  1. 回転する像担持体と、
    前記像担持体に静電像を形成する静電像形成手段と、
    前記像担持体に形成された静電像を現像してトナー像を形成する現像手段と、
    前記像担持体に担持されたトナー像及び静電像を転写位置にて転写されるベルト部材と、
    前記像担持体から転写されるトナー像の前記ベルト部材の移動方向における各位置に対応付けられる第一目盛りを、前記像担持体に担持されたトナー像が転写される前の前記ベルト部材に形成する第一目盛り形成手段と、
    前記静電像形成手段による静電像の形成に伴って、静電像の前記像担持体の回転方向における各位置に対応付けられた第二目盛りを前記像担持体に形成する第二目盛り形成手段と、
    前記第一目盛りを前記転写位置に近接した位置で検出する第一目盛り検出手段と、
    前記第二目盛りを前記転写位置に近接した位置で検出する第二目盛り検出手段と、
    前記第二目盛り形成手段による前記第二目盛りの形成開始前に、前記第二目盛りが形成されるべき前記像担持体上の位置が前記転写位置で対応する前記第一目盛りに位置決められるように、前記静電像形成手段による静電像の形成タイミングを制御し、前記第二目盛り形成手段による前記第二目盛りの形成開始後に、前記第二目盛りが前記転写位置で対応する前記第一目盛りに位置決められるように、前記第一目盛り検出手段と前記第二目盛り検出手段の検出結果に基づいて前記像担持体の回転速度を制御する制御部と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第二目盛り形成手段は、前記像担持体への静電像の形成に同期して前記第二目盛りを前記像担持体に形成し、
    前記制御部は、前記第二目盛り形成手段による前記第二目盛りの形成時期を、前記静電像形成手段による静電像の形成タイミングに合わせて調整することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記像担持体に固定して設けられ一体に回転する第三目盛りを検出する回転角度検出手段を備え、
    前記制御部は、前記第一目盛り検出手段が前記第一目盛りを検出して出力するパルス信号と前記回転角度検出手段が出力するパルス信号との位相ずれを一定に維持するように前記像担持体の回転速度を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記第一目盛り検出手段が前記第一目盛りを検出して出力するパルス信号と前記回転角度検出手段が出力するパルス信号との位相ずれに対応させて、前記第二目盛り形成手段による前記第二目盛りの形成時期を調整することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記第二目盛り形成手段は、静電像の形成に伴って静電像の前記第二目盛りを前記像担持体に形成する露光装置であることを特徴とする請求項乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記第一目盛り形成手段は、前記像担持体に担持されたトナー像が転写される前の前記ベルト部材に対する別のトナー像の転写に同期して前記ベルト部材に前記第一目盛りを形成することを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 前記別のトナー像が形成される上流側像担持体と、
    前記別のトナー像の静電像の形成に伴って静電像の目盛りを前記上流側像担持体に形成する上流側露光装置と、
    前記上流側像担持体に形成された静電像の目盛りを別のトナー像の転写に伴って前記ベルト部材へ転写して前記第一目盛りを形成する静電像転写手段と、を備えることを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  8. 回転する像担持体と、
    前記像担持体に静電像を形成する静電像形成手段と、
    前記像担持体に形成された静電像を現像してトナー像を形成する現像手段と、
    前記像担持体に担持されたトナー像及び静電像を転写位置にて転写されるベルト部材と、
    前記像担持体から転写されるトナー像の前記ベルト部材の移動方向における各位置に対応付けられる第一目盛りを、前記像担持体に担持されたトナー像が転写される前の前記ベルト部材に形成する第一目盛り形成手段と、
    前記第一目盛りを前記転写位置に近接した位置で検出する第一目盛り検出手段と、
    前記像担持体に固定して設けられ一体に回転する第三目盛りを検出する回転角度検出手段と、
    前記静電像形成手段による静電像の形成開始前に、前記転写位置におけるトナー像の各位置が、対応する前記第一目盛りに位置決められるように前記静電像形成手段による静電像の形成タイミングを制御し、前記静電像形成手段による静電像の形成開始後に、前記第一目盛り検出手段と前記回転角度検出手段の検出結果に基づいて前記像担持体の回転速度を制御する制御部と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
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