JP4724531B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は画像形成装置に関し、詳細には感光体ドラム等の画像担持体に形成されるトナー像を中間転写体に転写し、この転写された画像をシート状の記録媒体に転写する画像形成装置に関する。
電子写真方式の多色画像形成装置は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色のトナー像を中間転写ベルト等の中間転写体上に重ね合わせて形成し、重ね合わせたトナー像を記録媒体上に転写して、フルカラー印刷を行う。このような多色画像形成装置において、フルカラー印刷を行うときに各色の書込み位置がずれていると、重ね合わせて形成したトナー像を記録媒体上に転写したときに、色ずれとなり画質が低下してしまう。そこで、画像の書込み開始位置を合わせる位置制御が必要となる。
そこで、従来から中間転写体にトナー像を転写して画像を形成する画像形成装置では、中間転写体上に位置合わせ用のマークを設け、このマークをセンサで検出し、マーク検出から画像書込み開始までをハードウェアのカウンタでカウントし、マーク検出から画像書込み開始までの設定値と一致すると画像の書込みが開始され、各色の画像の位置合わせを行う画像形成装置が知られている。
また、中間転写体上に位置合わせ用のパターンのトナー像を形成して、このパターンを光学センサで検出し、画像の位置ずれ量を求めて画像の位置を補正する方法が提案されている。
更に、中間転写体にトナー像を転写して画像を形成する画像形成装置としては、中間転写体の移動面に沿って対向して配置した4組の画像形成ユニットを有するものが知られている。この画像形成装置では、中間転写体上に設けた位置合わせ用のマークを検出し、その検出タイミングを基準として、第1色目の書込みを行う。第2色目から第4色目までの書込みは、中間転写体上に画像が重なり合うように、第1色目の基準から、画像形成ユニット間の距離を中間転写体が移動する時間をおいて、順次書込みが行われる。
また、中間転写体の移動面に沿って対向して配置した2組の画像形成ユニットを有する画像形成装置では、中間転写体上に設けた位置合わせ用のマークを検出し、その検出タイミングを基準として、第1色目の書込みを行う。中間転写体が1周した後、再び同一のマークを検出し、その検出タイミングを基準として、第3色目の書込みを行う。なお、第2色目の書込みは、第1色目の基準から、画像形成ユニット間の距離を中間転写体が移動する時間をおいて、書込みが行われる。同様に、中間転写体が1周した後、第4色目の書込みは、第3色目の基準から、画像形成ユニット間の距離を中間転写体が移動する時間をおいて、書込みが行われる。
更に、特許文献1には、書込み手段の主走査同期信号の周期をT、基準画像形成時における副走査方向の画像形成開始信号の検出時刻にT/2を加えた時刻tx1から、時刻tx1後に初めて主走査同期信号が検出される時刻ty1までに経過する時間(ty1−tx1)をt1、基準画像外の画像形成時における副走査同期信号の画像形成開始信号の検出時刻tx2から主走査同期信号の検出時刻ty2までの時間(ty2−tx2)をt2としたとき、書込み手段は、基準画像外の画像を形成する際に(t1−t2)が正の場合、1ライン分だけ画像形成の開始を遅延させる画像形成装置が提案されている。
また、特許文献2には、副走査方向の画像形成開始位置を決定する画像形成開始信号と主走査同期信号の時間差に応じて最初の1ライン目の記録に用いる光源を複数の光源から選択するとともに、時間差に応じて1ライン目の画像形成の開始を遅延させるマルチビームレーザ記録装置が提案されている。
特開2003−255656号公報 特開平11−212009号公報
しかしながら、特許文献1の画像形成装置では、既に形成された色の書込み開始タイミングが正確に形成されたことを前提として、色ずれ量が最小となるように、それ以降の色の画像形成開始タイミングが決定されている。よって、中間転写ベルトの速度変動、感光体ドラム径のばらつきや偏心等により、特に異なる画像形成手段で形成される第1色目と第2色目、第3色目と第4色目の画像形成位置を書込み走査単位以下のレベルで制御通りに正確に合わせ込むことは難しい。従って、このような制御方法では、上記の様な変動等が合った場合に、実際にはかえって色ずれ量が大きくなることがあるという問題点がある。
また、特許文献2の画像形成装置では、各色毎の画像形成開始信号と主走査同期信号のタイミングにより、画像形成開始の走査遅延を行うことに加えて、ビーム選択を行うため、位置合わせ制御が複雑になるという問題点がある。
更に、4組の画像形成ユニットを有する画像形成装置によれば、第1色目の基準色に対して、第2色目から第4色目までの3色の書込み開始タイミングを調整する必要があり、調整に時間がかかり難しいという問題がある。また、中間転写体に速度変動が生じた場合、第1色目の基準色に対して、第2色目から第4色目の3色がそれぞれずれてしまうという問題点がある。
また、2組の画像形成ユニットを有する画像形成装置によれば、第1色目と第3色目の画像形成位置はほぼ一致するが、中間転写体に速度変動が生じた場合、第1色目の基準色に対して、第2色目と第4色目の2色がそれぞれずれてしまうという問題がある。このとき、第1色目の基準色に対して、第2色目の書込み開始タイミングを、第3色目の基準色に対して、第4色目の書込み開始タイミングをそれぞれ調整する必要がある。また、中間転写体の1回転目と2回転目では、クリーニング工程及び記録媒体への転写工程が入るタイミングが異なり負荷変動が生じるため、中間転写体の速度変動が生じ易いという問題もある。したがって、中間転写体を2回転させて4色の画像を形成し、1色目と2色目、3色目と4色目の画像形成位置をそれぞれ検出して、位置ずれ量を確認し、書込み開始位置を調整する必要がある。
本発明はこれらの問題点を解決するためのものであり、中間転写体の移動面に沿って対向して配置した2組の画像形成ユニットを有する画像形成装置において、簡易な方法で多色重ね合わせによる画像書込み開始位置の色ずれ低減し、特に画像形成ユニット毎の画像書込み開始位置を高精度に合わせ込むことにより高品位な画像を得られる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、単一の画像担持体と、この画像担持体に対向して配置され、画像担持体上に潜像を形成する走査型の書込み手段により形成した潜像を2色の現像剤で現像する色切り替え可能な複数の現像手段とからなる第1及び第2の画像形成ユニットと、第1、第2の画像形成ユニットにより形成されたトナー像を順次重ね合わせて転写する中間転写体と、中間転写体上に形成されたカラー画像をシート状記録媒体に転写する転写手段とを具備している。そして、本発明の画像形成装置は、マーク検出手段と制御手段を有している。マーク検出手段は、中間転写体上にその移動方向に沿って設けられる第1色目の書込み開始基準となる第1のマークと、この第1のマークから第2色目の書込み開始までに中間転写体が移動する距離と略同一の距離を置いて設けられる第2のマークを検出し、所定の位置に設けられている。また、制御手段は、中間転写体の1回転目において、第1のマークの検出から2つ目の主走査同期信号を基準として第1色目の書込みを開始し、第1のマークの検出から2つ目の主走査同期信号を検出するまでの第1の時間を計時し、第2のマークの検出から2つ目の主走査同期信号を基準として第2色目の書込みを開始し、第2のマークの検出から2つ目の主走査同期信号を検出するまでの第2の時間を計時し、中間転写体の2回転目において、第1のマークの検出から2つ目の主走査同期信号を基準として第3色目の書込みを開始し、第1のマークの検出から2つ目の主走査同期信号を検出するまでの第3の時間を計時し、第2のマークの検出から2つ目の主走査同期信号を基準として第4色目の書込みを開始し、第2のマークの検出から2つ目の主走査同期信号を検出するまでの第4の時間を計時し、第3の時間から第1の時間を引いた第1の差分時間と、第4の時間から第2の時間を引いた第2の差分時間とを算出する。更に、制御手段によれば、中間転写体の2回転目において、第3色目の書込みは、主走査同期をTとし第1の差分時間が−T/2より小さいとき第1のマークの検出から3つ目の主走査同期信号を基準とし、第1の差分時間が−T/2以上T/2以下であるとき前記第1のマークの検出から2つ目の主走査同期信号を基準とし、第1の差分時間がT/2より大きいとき第1のマークの検出から1つ目の主走査同期信号を基準として開始する。また、制御手段によれば、第4色目の書込みは、第2の差分時間が−T/2より小さいとき前記第2のマークの検出から3つ目の主走査同期信号を基準とし、第2の差分時間が−T/2以上T/2以下であるとき前記第2のマークの検出から2つ目の主走査同期信号を基準とし、第1の差分時間がT/2より大きいとき前記第1のマークの検出から1つ目の主走査同期信号を基準として開始するように制御する。よって、同一の画像形成ユニットで形成される第1色目と第3色目、第2色目と第4色目の書込み開始位置を高精度に合わせ込むことにより高品位な画像が得られる。
また、第1色目から第4色目までの書込み開始をそれぞれ所定の遅延用カウント数遅延させ、かつ第2色目と第4色目は、第2のマークの検出からそれぞれ所定の微調整用カウント数補正して書込みを開始することにより、中間転写体上に形成する画像の位置を任意に変更できるため、中間転写体の劣化を防止することができる。
更に、中間転写体の移動方向に沿って、第1色目の書込み開始から第2色目の書込み開始までに移動する距離と略同一の距離を置いて、複数組の基準マークを配置する。よって、中間転写体上に複数箇所の書込み開始位置が得られるため、中間転写体周長当り複数枚数の画像を形成するとき、それぞれ書込み開始位置を高精度に合わせ込むことができ、高品位な画像を得ることができる。更に、複数枚数印刷時において、用紙サイズによっては印刷間隔を選択することができる。
更に、本発明の画像形成装置は、第1、第2のマーク検出手段と制御手段を有している。そして、第1のマーク検出手段は、中間転写体上にその移動方向に沿って配置される第1色目の書込み開始基準となるマークを検出する。第2のマーク検出手段は、第1の検出手段から第2色目の書込み開始までに、中間転写体が移動する距離と略同一の距離を置いて配置されている。更に、制御手段は、中間転写体の1回転目において、マークの第2のマーク検出手段による検出を基準として第1色目の書込みを開始し、マークの第2のマーク検出手段による検出から2つ目の主走査同期信号を検出するまでの第1の時間を計時し、マークの第1のマーク検出手段による検出を基準として第2色目の書込みを開始し、マークの第1のマーク検出手段による検出から2つ目の主走査同期信号を検出するまでの第2の時間を計時する。また、制御手段によれば、中間転写体の2回転目において、マークの第2のマーク検出手段による検出から2つ目の主走査同期信号を基準として第3色目の書込みを開始し、マークの第2のマーク検出手段による検出から2つ目の主走査同期信号を検出するまでの第3の時間を計時し、マークの第1のマーク検出手段による検出から2つ目の主走査同期信号を基準として第4色目の書込みを開始し、マークの第1のマーク検出手段による検出から2つ目の主走査同期信号を検出するまでの第4の時間を計時する。更に、制御手段によれば、第3の時間から第1の時間を引いた第1の差分時間と、第4の時間から第2の時間を引いた第2の差分時間とを算出する。また、制御手段によれば、中間転写体の2回転目において、第3色目の書込みは、主走査同期をTとし第1の差分時間が−T/2より小さいときマークの第2のマーク検出による検出から3つ目の主走査同期信号を基準とし、第1の差分時間が−T/2以上T/2以下であるときマークの第2のマーク検出手段による検出から2つ目の主走査同期信号を基準とし、第1の差分時間がT/2より大きいときマークの第2のマーク検出手段による検出から1つ目の主走査同期信号を基準として開始する。そして、第4色目の書込みは、第2の差分時間が−T/2より小さいときマークの第1のマーク検出手段による検出から3つ目の主走査同期信号を基準とし、第2の差分時間が−T/2以上T/2以下であるときマークの第1のマーク検出手段による検出から2つ目の主走査同期信号を基準とし、第1の差分時間がT/2より大きいときマークの第1のマーク検出手段による検出から1つ目の主走査同期信号を基準として開始するように制御する。よって、同一の画像形成ユニットで形成される第1色目と第3色目、第2色目と第4色目の書込み開始位置を高精度に合わせ込むことに寄り高品位な画像を得ることができる。
また、第1色目から第4色目までの書込み開始をそれぞれ所定の遅延用カウント数遅延させ、かつ第2色目と第4色目は、第2のマーク検出手段により前記マークを検出してからそれぞれ所定の微調整用カウント数補正して書込みを開始する。よって、中間転写体上に形成する画像の位置を任意に変更できるため、中間転写体の劣化を防止することができる。
更に、第2色目の色はイエローとすることにより、目視で認識しにくい色を考慮し、実際に目視により認識される色ずれ量を低減した、高品位な画像を得ることができる。
また、第4色目の色はブラックとすることにより、黒色を文字として使用する頻度が高い画像で、実際に目視により認識される色ずれ量を低減した、高品位な画像を得ることができる。
本発明の画像形成装置によれば、簡易な方法で多色重ね合わせによる画像書込み開始位置の色ずれ低減し、特に画像形成ユニット毎の画像書込み開始位置を高精度に合わせ込むことにより高品位な画像が得られる。
図1は本発明を適用する画像形成装置の構成を示す概略図である。同図に示す画像形成装置は、いわゆる2ステーションタイプの画像形成装置であり、走査型書込み手段により画像担持体である感光体ドラムに形成した潜像から現像手段によりトナー像を生成し、トナー像を中間転写体上に転写する工程を色毎に複数回繰り返し、トナー像を色毎に順次重ね合わせてカラー画像を形成するカラー画像形成装置である。
図1に示す画像形成装置100は、画像担持体としてのドラム状の感光体(以下、感光体ドラムと称す)14,14'を用い、この感光体ドラム14,14'の周りに、帯電手段15,15'、書込み手段16,16'、現像手段13,13'、クリーニング手段(図示せず)などの手段を配置してなる第1、第2の画像形成ユニット20,20'を具備し、これらの画像形成ユニット20,20'は中間転写ベルト1の同一移動面に沿って一定の間隔を置いて配置されている。また、中間転写ベルト1は、無端状のベルトであり、図中矢印aで示す回転方向に回転自在に支持された各軸(図示せず)に取り付けられた駆動ローラ2と従動ローラ3とに張架されている。更に、中間転写ベルト1には、図中矢印aで示す回転方向と直交する幅方向の一端側の非画像形成領域に中間転写ベルト1上の基準位置となるマークM1,M2が設けられている。このマークは単一のものが設けられる場合あるいは図1のように複数のものが設けられる場合がある。マークはライン状をなしており、この部分のみ他の部分に比べて光を反射するようになっている。そして、このマークを検出する、発光器と受光器とからなるマーク検出センサ5,5’が、所定の間隔を置いて図示しない不動部材に設けられ定置されている。また、従動ローラ3には、転写用のバイアス電圧を印加する転写ローラ6が中間転写ベルト1を介在して接離自在に設けられている。更に、中間転写ベルト1は、画像形成装置100に使用される最大サイズの転写紙の移動方向の長さよりも非画像形成領域分だけ長くなっている。
次に、図1の画像形成装置100における画像の形成プロセスについて概説すると、1つの画像形成ユニット、例えば第1の画像形成ユニット20に着目すれば、一般の静電記録方式に準じていて、暗中にて帯電手段15により一様に帯電された感光体ドラム14上に書込み手段16により、ある色の静電潜像を書込み、この静電潜像を現像手段13により可視像化して中間転写ベルト1に転写する。なお、第1、第2の画像形成ユニット20,20’における現像手段13,13’について、それぞれ2つの異なる色のトナーによる可視像化機能を有するものとすると、3原色にブラックを加えて4色となるので、これらの色を各現像手段に分担すれば、フルカラー画像を形成することができる。
従って、中間転写ベルト1上の同一画像形成領域が第1、第2の画像形成ユニット20,20’を順次通過する間に、第1、第2の画像形成ユニット20,20’によりそれぞれ1色ずつトナー像を重ね転写されるようにし、この中間転写ベルト1上の2色重ね転写された画像領域がもう一度上記第1、第2の画像形成ユニット20,20’を順次通過する間に、第1、第2の画像形成ユニット20,20’によりそれぞれ先程とは異なる色のトナー像を重ね転写されるようにすれば、上記同一画像形成領域が第1、第2の画像形成ユニット20,20’を2回通過した時点で、フルカラートナー像が重ね転写されていることとなる。このフルカラートナー像を図示していない給紙ユニットから搬送されてくる記録媒体としての転写紙に転写すれば、転写紙上にフルカラー画像が得られる。そして、この転写紙上のトナー像を定着手段6により定着して、転写紙上にフルカラーの最終画像を得ることができる。
なお、画像形成装置100は、中間転写ベルト1の回転に同期して、高速なプリント出力を得ることを可能とするもので、画像担持体としての感光体ドラム14,14’、書込み手段16,16’としてLEDと集束性光伝送体とを組み合わせたものを用いたものを例示しているが、この変形応用例として、画像担持体として無端ベルト状のものを使用してもよいし、書込み手段としてレーザ光源を使用してもよい。更に、画像担持体として、感光体に限られるものではなく、光以外の作用だけで潜像を形成し得る媒体、またそのような画像担持体に光以外の作用により電気的磁気的な変化を与え得る書込み手段を使用することもできる。例えば、感光体ドラムに代えて磁気的な記録ドラムを用いるタイプの場合には、書込み手段に代えて磁気的な書込み手段を用いる。
図2はレーザ走査光学系を用いた書込み手段の一例を示す概略平面図である。同図において、書込み手段30は光源31を備えており、この光源31は図示しない変調手段によりシアン、イエロー、マゼンタ、ブラックの各色の画像情報に応じて順次変調され、シアン、イエロー、マゼンタ、ブラックの各色の画像情報で順次変調された光ビームとしてのレーザビームを出射する。この光源31からのレーザビームは、コリメートレンズ32によりコリメートされた後、走査手段としての回転多面鏡33によりその偏向反射面で偏向される。この回転多面鏡33は、図示しない駆動手段により回転駆動されることにより、主走査方向に繰り返して走査する。回転多面鏡33からのレーザビームは結像レンズ34により絞り込まれて感光体ドラム35上にレーザスポットとして結像される。ここで、感光体ドラム35は図1における感光体ドラム14,14’に相応するものである。このレーザスポットは、回転多面鏡33が図示しない駆動手段により回転駆動されることで、感光体ドラム35を主走査方向に繰り返して走査して感光体ドラム35上に静電潜像を形成する。
ここで、主走査同期信号発生手段としての主走査同期信号検出センサ36は、レーザビーム走査範囲内における画像範囲外に配置され、回転多面鏡33からのレーザビームを受光してこれを検出し、主走査方向の記録開始位置(横レジスト)を決定する主走査同期信号を発生する。一方、副走査方向の画像形成開始位置を決定する副走査方向の画像形成開始信号は、中間転写ベルト37上に設けられたマークM1あるいはマークM2を、図1のマーク検出手段5あるいはマーク検出手段5’により検出することにより副走査方向の画像形成開始信号を発生する。
また、主走査同期信号検出センサ36からの主走査同期信号及びマーク検出手段5あるいはマーク検出手段5’からの副走査方向の画像形成開始信号は、後述する図3に示すCPU41に送られ、CPU41は主走査同期信号検出センサ36からの主走査同期信号及びマーク検出手段5あるいはマーク検出手段5’からの副走査方向の画像形成開始信号に従って書込み手段により感光体ドラム35に対する書込みを行う。
以上に説明した画像形成装置の制御は、図3に示す制御系により行われる。同図は、図1に示した第1、第2の画像形成ユニット20、20'を具備した画像形成装置100における制御系を示している。制御手段40は、画像形成装置100の主として画像書込み時の動作を制御する他、画像形成装置100全般の動作も制御している。制御手段40は、CPU41、図示しないI/O(入出力)ポート、RAM42、ROM43及びタイマ44等を備え、それらが図示しない信号バスによって接続された構成を有するマイクロコンピュータを具備している。制御手段40には、画像形成装置100に対する画像形成条件等を指示する操作スイッチ、キー等を具備した操作パネル45や、マーク検出センサ5,5’、主走査同期信号検出センサ36からの情報が入力されるようになっている。
また、制御手段40は、第1の画像形成ユニット20及び第2の画像形成ユニット20'、その他の被制御対象系46に対して画像形成に必要な制御上の情報を入力する。なお、中間転写ベルト1に代えてドラム状の中間転写ドラムが使用される場合には、中間転写ベルト駆動系47に代えて中間転写ドラム駆動系に対して制御信号が出力されることになる。
更に、タイマ44は、いわゆる外部タイマであって、マーク検出センサ5,5’による第1のマークM1あるいはマークM2の検出時に初期化、すなわちリセットされて経過時間のカウントを開始するカウント手段としてのカウンタ機能を有する。カウンタ44−1は、外部タイマに限らず、CPU41内に備えられているいわゆる内部タイマに設けてもよいし、あるいは外部タイマと内部タイマとに適宜機能分担させてもかまわない。
また、制御手段40は、装置本体内の制御基板配置部に設けられている。制御手段40は、操作パネル45からの各種信号、マーク検出センサ5,5’からのマーク検出信号、主走査同期信号検出センサ36からの主走査同期信号及びROM43から呼び出された動作プログラムに基づいて、第1、第2の画像形成ユニット20,20'、中間転写ベルト駆動系47及びその他の被制御対象系46の作動等を制御し、画像形成装置100全体の動作を制御する。
更に、ROM43には、画像形成装置100全体の動作プログラムや必要なデータ等が記憶されており、この動作プログラムはCPU41によって適宜読み出される。RAM42は、CPU41の計算結果を一時的に記憶及び保持する機能、操作パネル45からの各種信号、マーク検出センサ5,5’からのマーク検出信号、主走査同期信号検出センサ36からの主走査同期信号及びオン/オフ信号を随時記憶する機能等を有している。
ここで、第1の計測手段44−2は、マーク検出センサ5またはマーク検出センサ5’により、書込み開始基準となるマークM1を検出してから次の主走査同期信号までの経過時間を計測する。第1の計測手段44−2で計測した経過時間はRAM42に記憶保持される。また、演算手段41−4は、中間転写ベルト2回転目に第1の計測手段44−2で計測した経過時間t3と、1回転目に第1の計測手段44−2で計測した経過時間t1の時間差(t3−t1)を算出する。そして、第1の判定手段41−2は、この時間差の大きさにより2回転目の書込みを開始する主走査同期信号を決定する。次に、第2の計測手段44−3は、マーク検出センサ5またはマーク検出センサ5’により、書込み開始基準となるマークM2を検出してから次の主走査同期信号までの経過時間を計測する。また、演算手段41−4は、中間転写ベルト2回転目に第2の計測手段44−3で計測した経過時間t4と、1回転目に第2の計測手段44−3で計測した経過時間t2の時間差(t4−t2)を算出する。そして、第2の判定手段41−3は、この時間差の大きさにより2回転目の書込みを開始する主走査同期信号を決定する。
次に、図1〜図3に示した画像形成装置100に適用した本発明の第1の実施の形態例について、図4〜図7を参照して説明する。なお、図4、並びに後述する図8では、中間転写ベルト1の2回転目に検出されるマークM1、M2等の符号にはカンマ「’」を付加することにより、中間転写ベルト1の1回転目の検出と区別している。この動作は、図3の制御手段40のCPU41による制御の下にならされるため、各種モータ等のアクチュエータ(制御対象駆動手段)の起動、作動、停止等の詳細動作を説明する際において、制御手段40のCPU41からの指令あるいは指令信号に基づくものであるものとする。
先ず、制御手段40が図示しないホストコンピュータからプリント指示信号を受けると、制御手段40からの指令信号によって図1に示した画像形成装置100がプリント開始され、先ず感光体ドラム14、14’及び中間転写ベルト1が駆動される。図1において、中間転写ベルト1が駆動されると、マークM1がマーク検出センサ5で検出されてマーク検出信号がCPU41に出力される。画像形成装置100は、中間転写ベルト1の周速度が定速に達した後に最初に検出されるマーク検出信号を基準として、画像形成動作を開始する。中間転写ベルト1の周速度の定速への到達は、予め定速到達時間を求めておいて、中間転写ベルト1の駆動時間を計測することで判断するという公知の制御方法が用いられる。
ここで、図1に示す中間転写ベルト1上に設けられているマークM1をマーク検出センサ5またはマーク検出センサ5’で検出したタイミングで、第1の画像形成ユニット20により第1色目のA色の画像形成を開始し、マークM2をマーク検出センサ5またはマーク検出センサ5’で検出したタイミングで、第2の画像形成ユニット20'により第2色目のB色の画像形成を開始したとき、図5に示すように中間転写ベルト1上に第1色目のA色のトナー像と第2色目のB色のトナー像が重なり合うような間隔Lをおいて、マークM1とマークM2が画像形成領域外に設けられている。そして、中間転写ベルト1回転目にマークM1がマーク検出センサ5またはマーク検出センサ5’で検出されると、図3に示す第1の計測手段44−2により、マークM1を検出してから次に検出される主走査同期信号までの経過時間t1を計測し、RAM42に記憶保持する。また、図4及び図6に示す主走査同期信号のカウンタはリセットされカウントを開始する。図6に示すようにマークM1のマーク検出信号から2つ目の主走査同期信号のタイミング、すなわち主走査同期信号のカウント値が2になると、図1の第1の画像形成ユニット20において、書込み手段16により第1色目のA色の書込みが開始され、感光体ドラム14への潜像の形成が開始される。この潜像を現像手段13の現像器12で、第1色目のA色の現像を行い、感光体ドラム14上にトナー像を形成する。このトナー画像は、中間転写ベルト1に転写され、中間転写ベルト1上に、第1色目のA色のトナー像が形成される。このように、マーク検出信号と主走査同期信号は非同期であるため、マーク検出信号から次の主走査同期信号検出までの時間は、検出タイミングにより最大で1走査分の時間差が生じる。
次に、マークM2がマーク検出センサ5またはマーク検出センサ5’で検出されると、図3に示す第2の計測手段44−3により、マークM2を検出してから次に検出される主走査同期信号までの経過時間t2を計測し、RAM42に記憶保持する。また、図4及び図6に示す主走査同期信号のカウンタはリセットされカウントを開始する。図6に示すようにマークM2のマーク検出信号から2つ目の主走査同期信号のタイミング、すなわち主走査同期信号のカウント値が2になると、図1の第2の画像形成ユニット20'において、書込み手段16'により第2色目のB色の書込みが開始され、感光体ドラム14'への潜像の形成が開始される。この潜像を現像手段13'の現像器12'で、第2色目のB色の現像を行い、感光体ドラム14'上にトナー像を形成する。このトナー像は、第1色目のA色のトナー像上に重なり合うように、中間転写ベルト1に転写され、中間転写ベルト1上に、第1色目のA色と、第2色目のB色の合成トナー像が形成される。
このように、現像器12により、第1色目のA色の静電潜像の現像が終了すると、第1色目のA色の現像器12から、第3色目のC色の現像器11に切り替える。同様に、現像器12’により、第2色目のB色の静電潜像の現像が終了すると、第2色目のB色の現像器12’から、第4色目のD色の現像器11’に切り替える。
そして、中間転写ベルトが1周して中間転写ベルト2回転目に再びマークM1がマーク検出センサ5またはマーク検出センサ5’で検出されると、図3に示す第1の計測手段44−2により、マークM1を検出してから次に検出される主走査同期信号までの経過時間t3を計測し、RAM42に記憶保持する。また、図4及び図7に示す主走査同期信号のカウンタはリセットされカウントを開始する。図3の演算手段41−4により、RAM42に記憶保持された経過時間t3から経過時間t1を引いた時間Δt1を算出する。第1の判定手段41−2により、Δt1と第1の基準値−T/2、第2の基準値T/2を比較する。
そして、比較した結果がΔt1<−T/2の場合、マークM1のマーク検出信号から3つ目の主走査同期信号のタイミング、すなわち主走査同期信号のカウント値が3になると、第1の画像形成ユニット20において、書込み手段16により第3色目のC色の書込みが開始され、感光体ドラム14への潜像の形成が開始される。また、−T/2≦Δt1≦T/2の場合、マークM1のマーク検出信号から2つ目の主走査同期信号のタイミング、すなわち主走査同期信号のカウント値が2になると、第1の画像形成ユニット20において、書込み手段16により第3色目のC色の書込みが開始され、感光体ドラム14への潜像の形成が開始される。更に、Δt1>T/2の場合、マークM1のマーク検出信号から1つ目の主走査同期信号のタイミング、すなわち主走査同期信号のカウント値が1になると、第1の画像形成ユニット20において、書込み手段16により第3色目のC色の書込みが開始され、感光体ドラム14への潜像の形成が開始される。この潜像を現像手段13の現像器11で、第3色目のC色の現像を行い、感光体ドラム14上にトナー像を形成する。このトナー画像は、中間転写ベルト1に転写され、中間転写ベルト1上に、第1色目のA色と、第2色目のB色と、第3色目のC色の合成トナー像が形成される。
次に、マークM2がマーク検出センサ5またはマーク検出センサ5’で検出されると、図3に示す第2の計測手段44−3により、マークM2を検出してから次に検出される主走査同期信号までの経過時間t4を計測し、RAM42に記憶保持する。また、図4及び図7に示す主走査同期信号のカウンタはリセットされカウントを開始する。図3の演算手段41−4により、RAM42に記憶保持された経過時間t4から経過時間t2を引いた時間Δt2を算出する。第2の判定手段41−3により、Δt2と第1の基準値−T/2、第2の基準値T/2を比較する。
そして、Δt2<−T/2の場合、マークM2のマーク検出信号から3つ目の主走査同期信号のタイミング、すなわち主走査同期信号のカウント値が3になると、第2の画像形成ユニット20'において、書込み手段16'により第4色目のD色の書込みが開始され、感光体ドラム14'への潜像の形成が開始される。また、−T/2≦Δt2≦T/2の場合、マークM2のマーク検出信号から2つ目の主走査同期信号のタイミング、すなわち主走査同期信号のカウント値が2になると、第2の画像形成ユニット20'において、書込み手段16'により第4色目のD色の書込みが開始され、感光体ドラム14'への潜像の形成が開始される。更に、Δt2>T/2の場合、マークM2のマーク検出信号から1つ目の主走査同期信号のタイミング、すなわち主走査同期信号のカウント値が1になると、第2の画像形成ユニット20'において、書込み手段16'により第4色目のD色の書込みが開始され、感光体ドラム14'への潜像の形成が開始される。この潜像を現像手段13'の現像器11'で、第4色目のD色の現像を行い、感光体ドラム14'上にトナー像を形成する。このトナー像は、第1色目のA色と、第2色目のB色と、第3色目のC色の合成トナー像上に重なり合うように、中間転写ベルト1に転写され、中間転写ベルト1上に、第1色目のA色と、第2色目のB色と、第3色目のC色と、第4色目のD色のフルカラートナー像が形成される。
なお、各色の画像形成は中間転写ベルト1上のマークM1検出から主走査同期信号の所定のカウント経過後、またはマークM2検出から主走査同期信号の所定のカウント経過後を基準に開始されるが、図1の書込み手段16または16'がレーザ走査光学系を用いた走査型である場合、中間転写ベルト1上のマークM1またはM2検出と書込み手段16または16'の書込み基準となる主走査同期信号が非同期であるので、中間転写ベルト1上のマークM1またはM2を基準に画像形成を開始しても、各色の重ね画像に最大1走査分の色ずれが生じる。
以上のような制御を行うことにより、第1色目のA色と、第3色目のC色は、書込み開始基準マークM1を検出してから時間差T/2以下で書込みが開始されることになる。同様にして、第2色目のB色と、第4色目のD色は、書込み開始基準マークM2を検出してから時間差T/2以下で書込みが開始されることになる。
従って、中間転写ベルト1の1回転目と2回転目で、中間転写ベルト1に速度変動が生じた場合においても、第1色目と第3色目、第2色目と第4色目の画像の書込み開始位置ずれ量を1/2走査以下に抑えることができる。
次に、図1〜図3に示した画像形成装置100に適用した本発明の第2の実施の形態例について、図8〜図10を参照して説明する。
図1に示す中間転写ベルト1上に設けられているマークM1をマーク検出センサ5'で検出したタイミングで、第1の画像形成ユニット20により第1色目のA色の画像形成を開始し、マークM1をマーク検出センサ5で検出したタイミングで、第2の画像形成ユニット20'により第2色目のB色の画像形成を開始したとき、中間転写ベルト1上に第1色目のA色のトナー像と第2色目のB色のトナー像が重なり合うような間隔をおいて、中間転写ベルト1の移動面に沿って対向して、中間転写ベルト1上に設けられたマークM1を検出するマーク検出センサ5とマーク検出センサ5'が設けられている。
そして、中間転写ベルト1回転目にマークM1がマーク検出センサ5'で検出されると、図3に示す第1の計測手段44−2により、マークM1を検出してから次に検出される主走査同期信号までの経過時間t1を計測し、RAM42に記憶保持する。また、図8及び図9に示す主走査同期信号のカウンタはリセットされカウントを開始する。図9に示すようにマークM1のマーク検出信号から2つ目の主走査同期信号のタイミング、すなわち主走査同期信号のカウント値が2になると、第1の画像形成ユニット20において、書込み手段16により第1色目のA色の書込みが開始され、感光体ドラム14への潜像の形成が開始される。この潜像を現像手段13の現像器12で、第1色目のA色の現像を行い、感光体ドラム14上にトナー像を形成する。このトナー画像は、中間転写ベルト1に転写され、中間転写ベルト1上に、第1色目のA色のトナー像が形成される。
次に、マークM1がマーク検出センサ5で検出されると、図3に示す第2の計測手段44−3により、マークM2を検出してから次に検出される主走査同期信号までの経過時間t2を計測し、RAM42に記憶保持する。また、図8及び図9に示す主走査同期信号のカウンタはリセットされカウントを開始する。図9に示すようにマークM1のマーク検出信号から2つ目の主走査同期信号のタイミング、すなわち主走査同期信号のカウント値が2になると、第2の画像形成ユニット20'において、書込み手段16'により第2色目のB色の書込みが開始され、感光体ドラム14'への潜像の形成が開始される。この潜像を現像手段13'の現像器12'で、第2色目のB色の現像を行い、感光体ドラム14'上にトナー像を形成する。このトナー像は、第1色目のA色のトナー像上に重なり合うように、中間転写ベルト1に転写され、中間転写ベルト1上に、第1色目のA色と、第2色目のB色の合成トナー像が形成される。
このように、現像器12により、第1色目のA色の静電潜像の現像が終了すると、第1色目のA色の現像器12から、第3色目のC色の現像器11に切り替える。同様に、現像器12’により、第2色目のB色の静電潜像の現像が終了すると、第2色目のB色の現像器12’から、第4色目のD色の現像器11’に切り替える。
そして、中間転写ベルトが1周して中間転写ベルト2回転目に再びマークM1が検出手段5’で検出されると、図3に示す第1の計測手段44−2により、マークM1を検出してから次に検出される主走査同期信号までの経過時間t3を計測し、RAM42に記憶保持する。また、図8及び図10に示す主走査同期信号のカウンタはリセットされカウントを開始する。図3の演算手段41−4により、RAM42に記憶保持された経過時間t3から経過時間t1を引いた時間Δt1を算出する。第1の判定手段により、Δt1と第1の基準値−T/2、第2の基準値T/2を比較する。
そして、Δt1<−T/2の場合、マークM1のマーク検出信号から3つ目の主走査同期信号のタイミング、すなわち主走査同期信号のカウント値が3になると、第1の画像形成ユニット20において、書込み手段16により第3色目のC色の書込みが開始され、感光体ドラム14への潜像の形成が開始される。また、−T/2≦Δt1≦T/2の場合、マークM1のマーク検出信号から2つ目の主走査同期信号のタイミング、すなわち主走査同期信号のカウント値が2になると、第1の画像形成ユニット20において、書込み手段16により第3色目のC色の書込みが開始され、感光体ドラム14への潜像の形成が開始される。更に、Δt1>T/2の場合、マークM1のマーク検出信号から1つ目の主走査同期信号のタイミング、すなわち主走査同期信号のカウント値が1になると、第1の画像形成ユニット20において、書込み手段16により第3色目のC色の書込みが開始され、感光体ドラム14への潜像の形成が開始される。この潜像を現像手段13の現像器11で、第3色目のC色の現像を行い、感光体ドラム14上にトナー像を形成する。このトナー画像は、中間転写ベルト1に転写され、中間転写ベルト1上に、第1色目のA色と、第2色目のB色と、第3色目のC色の合成トナー像が形成される。
次に、マークM1がマーク検出センサ5で検出されると、図3に示す第2の計測手段44−3により、マークM1を検出してから次に検出される主走査同期信号までの経過時間t4を計測し、RAM42に記憶保持する。また、図8及び図10に示す主走査同期信号のカウンタはリセットされカウントを開始する。図3の演算手段41−4により、RAM42に記憶保持された経過時間t4から経過時間t2を引いた時間Δt2を算出する。第2の判定手段41−3により、Δt2と第1の基準値−T/2、第2の基準値T/2を比較する。
そして、Δt2<−T/2の場合、マークM1のマーク検出信号から3つ目の主走査同期信号のタイミング、すなわち主走査同期信号のカウント値が3になると、第2の画像形成ユニット20'において、書込み手段16'により第4色目のD色の書込みが開始され、感光体ドラム14'への潜像の形成が開始される。また、−T/2≦Δt2≦T/2の場合、マークM1のマーク検出信号から2つ目の主走査同期信号のタイミング、すなわち主走査同期信号のカウント値が2になると、第2の画像形成手段10'において、書込み手段16'により第4色目のD色の書込みが開始され、感光体ドラム14'への潜像の形成が開始される。更に、Δt2>T/2の場合、マークM1のマーク検出信号から1つ目の主走査同期信号のタイミング、すなわち主走査同期信号のカウント値が1になると、第2の画像形成ユニット20'において、書込み手段16'により第4色目のD色の書込みが開始され、感光体ドラム14'への潜像の形成が開始される。この潜像を現像手段13'の現像器11'で、第4色目のD色の現像を行い、感光体ドラム14'上にトナー像を形成する。このトナー像は、第1色目のA色と、第2色目のB色と、第3色目のC色の合成トナー像上に重なり合うように、中間転写ベルト1に転写され、中間転写ベルト1上に、第1色目のA色と、第2色目のB色と、第3色目のC色と、第4色目のD色のフルカラートナー像が形成される。
以上のような制御を行うことにより、第1色目のA色と、第3色目のC色は、書込み開始基準マークM1をマーク検出センサ5'で検出してから時間差T/2以下で書込みが開始されることになる。同様にして、第2色目のB色と、第4色目のD色は、書込み開始基準マークM1をマーク検出センサ5で検出してから時間差T/2以下で書込みが開始されることになる。
従って、第2の実施の形態例によれば、第1の実施の形態例と同様に、中間転写ベルト1の1回転目と2回転目で、中間転写ベルト1に速度変動が生じた場合においても、第1色目と第3色目、第2色目と第4色目の画像の書込み開始位置ずれ量を1/2走査以下に抑えることができる。
次に、図1〜図3に示した画像形成装置100に適用した本発明の第3の実施の形態例について、図3、図6及び図7を参照して説明する。
第3の実施の形態例は、第1の実施の形態例と比較して、各色の画像形成を開始するタイミングを遅延する予め設定した遅延用カウント値を記憶保持する記憶手段としての機能を図3の制御手段40のRAM42に付加した点、第2色目と第4色目の画像形成を開始するタイミングを調整する予め設定した微調整用カウント値を記憶保持する記憶手段としての機能を制御手段40のRAM42に付加した点、各色の書込み開始タイミングから、各色の書込みを主走査同期信号のカウント経過後に開始するように制御する機能をCPU41に付加した点が主に相違する。
図6及び図7に示した主走査同期信号で制御する例で説明する。補正するカウント値が0であるとき、第1の実施の形態例と同様に図6に示すタイミングで第1色目と第2色目の書込みを開始する。ここで、補正する遅延用カウント値を「10」としたとき、第1色目と第2色目の書込みを図6に示すタイミングよりそれぞれ10個遅延させた主走査同期信号のタイミングで書込みを開始する。同様に、第3色目と第4色目の書込みを図7に示すタイミングよりそれぞれ10個遅延させた主走査同期信号のタイミングで書込みを開始する。それ故に、画像全体を10ライン分遅延させた位置に形成することができる。つまり、決まった各色の書込みの開始するタイミングを予め設定したカウント値分だけ、それぞれ遅延させて書込みを開始することにより、マークM1及びマークM2の形成されている位置に関わらず、中間転写ベルト1上に形成する画像の位置を任意に変更して移動させることができる。また、中間転写ベルト1上の画像形成位置を任意に変更することができるので、中間転写ベルト1の劣化を防止することができる。また、第2色目と第4色目の書込みを開始するタイミングを微調整用カウント値でそれぞれ微調整することにより、色ずれ量の少ない高品位な画像を得ることができる。
次に、図1〜図3に示した画像形成装置100に適用した本発明の第4の実施の形態例について、図3、図9及び図10を参照して説明する。第4の実施の形態例は、第1の実施の形態例と比較して、各色の画像形成を開始するタイミングを遅延する予め設定した遅延用カウント値を記憶保持する記憶手段としての機能を制御手段40のRAM42に付加した点、第2色目と第4色目の画像形成を開始するタイミングを調整する予め設定した微調整用カウント値を記憶保持する記憶手段としての機能を制御手段40のRAM42に付加した点、各色の書込み開始タイミングから、各色の書込みを主走査同期信号のカウント経過後に開始するように制御する機能をCPU41に付加した点が主に相違する。
図9及び図10に示した主走査同期信号で制御する例で説明する。補正するカウント値が0であるとき、第1の実施の形態例と同様に図9に示すタイミングで第1色目と第2色目の書込みを開始する。ここで、補正する遅延用カウント値を「10」としたとき、第1色目と第2色目の書込みを図9に示すタイミングよりそれぞれ10個遅延させた主走査同期信号のタイミングで書込みを開始する。同様に、第3色目と第4色目の書込みを図10に示すタイミングよりそれぞれ10個遅延させた主走査同期信号のタイミングで書込みを開始する。それ故に、画像全体を10ライン分遅延させた位置に形成することができる。つまり、決まった各色の書込みの開始するタイミングを予め設定したカウント値分だけ、それぞれ遅延させて書込みを開始することにより、マークM1の形成されている位置に関わらず、中間転写ベルト1上に形成する画像の位置を任意に変更して移動させることができる。また、中間転写ベルト1上の画像形成位置を任意に変更することができるので、中間転写ベルト1の劣化を防止することができる。また、第2色目と第4色目の書込みを開始するタイミングを微調整用カウント値でそれぞれ微調整することにより、色ずれ量の少ない高品位な画像を得ることができる。
次に、図1〜図3に示した画像形成装置100に適用した本発明の第5の実施の形態例について、図3及び図11を参照して説明する。第5の実施の形態例は、第1の実施の形態例と比較して、図11に示すように、第1色目の書込み開始基準となるマークM1から、第2色目の書込み開始までに移動する距離と略同一距離をおいて配置されるマークM2の、2つのマークM1、M2の組を中間転写ベルト1上に複数組配置した点が主に相違し、その他は第1の実施の形態例と同様である。図3に示すタイマ44により、マークM1、マークM2をマーク検出センサ5で検出する毎に検出した時間を記憶保持する。ここで、マークM1とマークM2の時間間隔tmは予め決まるため、記憶保持した時間の間隔を求めて、時間間隔tmと比較することにより、マークM1、マークM2を特定することができる。複数個あるマークM1の中から書込み開始基準とするマークM1を決め、このマークM1の次に検出されるマークM2を特定する。以下、第1の実施の形態例と同様に、このマークM1を第1色目と第3色目の書込み開始基準に、このマークM2を第2色目と第4色目の書込み開始基準に、書込みを開始する。また、複数枚数印刷する場合においては、異なる組のマークM1とマークM2を用いて書込みを行ってもよい。
次に、図1に示す画像形成装置100において、第1の画像形成ユニット20で形成される第1色目と、第2の画像形成ユニット20’で形成される第2色目の間で、中間転写ベルト1の速度変動等の影響により色ずれが起り易い。第3色目と第4色目の間においても同様である。また、第4色目の書込みの途中から、画像サイズ、印刷枚数によっては、図示していないクリーニング手段により、中間転写ベルト1上の残トナーをクリーニングする工程が入る場合があり、これにより速度変動が起りやすくなる。従って、色ずれの起り易い第2の画像形成ユニット20’で形成される、第2色目をイエローとすることにより、イエローのような淡色部を多く含む画像形成において、目視で認識される色ずれ量を低減した画像形成を行うことができる。また、最も中間転写ベルトの速度変動の影響を受けやすくい第4色目をブラックとすることにより、ブラックを使用した文字等を多く含む画像形成において、目視で認識されるカラー画像部の色ずれ量を低減した画像形成を行うことができる。
次に、本発明の画像形成装置における画質モードとして、標準モードと高画質モードを設ける。以下、高画質モードを選択したときの例を第1の実施の形態例に適用した場合について説明する。
先ず、中間転写ベルト1回転目にマークM1がマーク検出センサ5で検出されると、図3に示す第1の計測手段44−2により、マークM1を検出してから次に検出される主走査同期信号までの経過時間t1を計測し、RAM42に記憶保持する。さらに、タイマ44により、マークM1を検出してからの経過時間の計測を開始する。また、図4及び図6に示す主走査同期信号のカウンタはリセットされカウントを開始する。図6に示すようにマークM1のマーク検出信号から2つ目の主走査同期信号のタイミング、すなわち主走査同期信号のカウント値が2になると、第1の画像形成ユニット20において、書込み手段16により第1色目のA色の書込みが開始され、感光体ドラム14への潜像の形成が開始される。この潜像を現像手段13の現像器12で、第1色目のA色の現像を行い、感光体ドラム14上にトナー像を形成する。このトナー画像は、中間転写ベルト1に転写され、中間転写ベルト1上に、第1色目のA色のトナー像が形成される。
そして、マークM2がマーク検出センサ5で検出されると、図3に示す第2の計測手段44−3により、マークM2を検出してから次に検出される主走査同期信号までの経過時間t2を計測し、RAM42に記憶保持する。さらに、タイマ44により、マークM1を検出してからの経過時間を取得する。ここで、予めこの経過時間は決まっているため、中間転写ベルト1の速度変動があった場合における経過時間の変動の許容範囲を設定しておく。経過時間がこの範囲内に収まっている場合には、第1の実施の形態例と同様に、マークM2のマーク検出信号から2つ目の主走査同期信号のタイミング、すなわち主走査同期信号のカウント値が2になると、第2の画像形成ユニット20'において、書込み手段16'により第2色目のB色の書込みが開始され、感光体ドラム14'への潜像の形成が開始される。この潜像を現像手段13'の現像器12'で、第2色目のB色の現像を行い、感光体ドラム14'上にトナー像を形成する。このトナー像は、第1色目のA色のトナー像上に重なり合うように、中間転写ベルト1に転写され、中間転写ベルト1上に、第1色目のA色と、第2色目のB色の合成トナー像が形成される。経過時間がこの許容範囲外である場合には、中間転写ベルト1に速度変動があり色ずれが大きくなると判断して、第2の画像形成ユニット20'において、書込み手段16'により第2色目のB色の書込みを開始せず、中間転写ベルト1を1回転空送りする。また、経過時間が許容範囲内に収まるまで空送りを行う。このとき、第1色目の画像形成は途中であるが、継続して第1色目の画像形成を行う。また、第1色目のマークM1を検出してから次に検出される主走査同期信号までの経過時間t1をRAM42に記憶保持した値を記憶しておき、中間転写ベルト1が1回転空送りした後の第2色目の書込み開始タイミングの算出に用いる。また、中間転写ベルト1の2回転目においても、第1色目と第2色目の画像形成と同様の方法で、第3色目と第4色目の画像形成の制御を行う。
なお、本発明は上記実施の形態例に限定されるものではなく、特許請求の範囲内の記載であれば多種の変形や置換可能であることは言うまでもない。
本発明を適用する画像形成装置の構成を示す概略図である。 レーザ走査光学系を用いた書込み手段の一例を示す概略平面図である。 本発明を適用する画像形成装置の制御系の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態例におけるマーク検出と各色での主走査同期信号を示すタイムチャートである。 中間転写ベルト上のマークを示す概略図である。 第1,第3の実施の形態例における中間転写ベルト1回転目におけるマーク検出と各同期信号を示すタイムチャートである。 第1,第3の実施の形態例における中間転写ベルト2回転目におけるマーク検出と各同期信号を示すタイムチャートである。 本発明の第2の実施の形態例におけるマーク検出と各色での主走査同期信号を示すタイムチャートである。 第2,第4の実施の形態例における中間転写ベルト1回転目におけるマーク検出と各同期信号を示すタイムチャートである。 第2,第4の実施の形態例における中間転写ベルト2回転目におけるマーク検出と各同期信号を示すタイムチャートである。 本発明の第5の実施の形態例における中間転写ベルト上のマークを示す概略図である。
符号の説明
5,5’;マーク検出センサ、20;第1の画像形成ユニット、
20’;第2の画像形成ユニット、40;制御手段、
41;CPU、41−1;カウント取得手段、
41−2;第1の判定手段、41−3;第2の判定手段、
41−4;演算手段、42;RAM、43;ROM、44;タイマ、
44−1;カウンタ、44−2;第1の計測手段、
44−3;第2の計測手段。

Claims (7)

  1. 単一の画像担持体と、該画像担持体に対向して配置され、前記画像担持体上に潜像を形成する走査型の書込み手段により形成した潜像を2色の現像剤で現像する色切り替え可能な複数の現像手段とからなる第1及び第2の画像形成ユニットと、第1、第2の画像形成ユニットにより形成されたトナー像を順次重ね合わせて転写する中間転写体と、該中間転写体上に形成されたカラー画像をシート状記録媒体に転写する転写手段とを具備する画像形成装置において、
    前記中間転写体上にその移動方向に沿って設けられる第1色目の書込み開始基準となる第1のマークと、該第1のマークから第2色目の書込み開始までに前記中間転写体が移動する距離と略同一の距離を置いて設けられる第2のマークを検出し、所定の位置に設けられたマーク検出手段と、
    前記中間転写体の1回転目において、前記第1のマークの検出から2つ目の主走査同期信号を基準として第1色目の書込みを開始し、前記第1のマークの検出から2つ目の主走査同期信号を検出するまでの第1の時間を計時し、前記第2のマークの検出から2つ目の主走査同期信号を基準として第2色目の書込みを開始し、前記第2のマークの検出から2つ目の主走査同期信号を検出するまでの第2の時間を計時し、前記中間転写体の2回転目において、前記第1のマークの検出から2つ目の主走査同期信号を基準として第3色目の書込みを開始し、前記第1のマークの検出から2つ目の主走査同期信号を検出するまでの第3の時間を計時し、前記第2のマークの検出から2つ目の主走査同期信号を基準として第4色目の書込みを開始し、前記第2のマークの検出から2つ目の主走査同期信号を検出するまでの第4の時間を計時し、第3の時間から第1の時間を引いた第1の差分時間と、第4の時間から第2の時間を引いた第2の差分時間とを算出し、前記中間転写体の2回転目において、第3色目の書込みは、主走査同期をTとし第1の差分時間が−T/2より小さいとき前記第1のマークの検出から3つ目の主走査同期信号を基準とし、第1の差分時間が−T/2以上T/2以下であるとき前記第1のマークの検出から2つ目の主走査同期信号を基準とし、第1の差分時間がT/2より大きいとき前記第1のマークの検出から1つ目の主走査同期信号を基準として開始し、第4色目の書込みは、第2の差分時間が−T/2より小さいとき前記第2のマークの検出から3つ目の主走査同期信号を基準とし、第2の差分時間が−T/2以上T/2以下であるとき前記第2のマークの検出から2つ目の主走査同期信号を基準とし、第1の差分時間がT/2より大きいとき前記第1のマークの検出から1つ目の主走査同期信号を基準として開始するように制御する制御手段と
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 第1色目から第4色目までの書込み開始をそれぞれ所定の遅延用カウント数遅延させ、かつ第2色目と第4色目は、前記第2のマークの検出からそれぞれ所定の微調整用カウント数補正して書込みを開始する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記中間転写体の移動方向に沿って、第1色目の書込み開始から第2色目の書込み開始までに移動する距離と略同一の距離を置いて、複数組の基準マークを配置する請求項1又は2に記載の画像形成装置
  4. 一の画像担持体と、該画像担持体に対向して配置され、前記画像担持体上に潜像を形成する走査型の書込み手段により形成した潜像を2色の現像剤で現像する色切り替え可能な複数の現像手段とからなる第1及び第2の画像形成ユニットと、第1、第2の画像形成ユニットにより形成されたトナー像を順次重ね合わせて転写する中間転写体と、該中間転写体上に形成されたカラー画像をシート状記録媒体に転写する転写手段とを具備する画像形成装置において、
    前記中間転写体上にその移動方向に沿って配置される第1色目の書込み開始基準となるマークを検出する第1のマーク検出手段と、
    該第1の検出手段から第2色目の書込み開始までに、前記中間転写体が移動する距離と略同一の距離を置いて配置される第2のマーク検出手段と、
    前記中間転写体の1回転目において、前記マークの前記第2のマーク検出手段による検出を基準として第1色目の書込みを開始し、前記マークの前記第2のマーク検出手段による検出から2つ目の主走査同期信号を検出するまでの第1の時間を計時し、前記マークの前記第1のマーク検出手段による検出を基準として第2色目の書込みを開始し、前記マークの前記第1のマーク検出手段による検出から2つ目の主走査同期信号を検出するまでの第2の時間を計時し、前記中間転写体の2回転目において、前記マークの前記第2のマーク検出手段による検出から2つ目の主走査同期信号を基準として第3色目の書込みを開始し、前記マークの前記第2のマーク検出手段による検出から2つ目の主走査同期信号を検出するまでの第3の時間を計時し、前記マークの前記第1のマーク検出手段による検出から2つ目の主走査同期信号を基準として第4色目の書込みを開始し、前記マークの前記第1のマーク検出手段による検出から2つ目の主走査同期信号を検出するまでの第4の時間を計時し、第3の時間から第1の時間を引いた第1の差分時間と、第4の時間から第2の時間を引いた第2の差分時間とを算出し、前記中間転写体の2回転目において、第3色目の書込みは、主走査同期をTとし第1の差分時間が−T/2より小さいとき前記マークの前記第2のマーク検出による検出から3つ目の主走査同期信号を基準とし、第1の差分時間が−T/2以上T/2以下であるとき前記マークの前記第2のマーク検出手段による検出から2つ目の主走査同期信号を基準とし、第1の差分時間がT/2より大きいとき前記マークの前記第2のマーク検出手段による検出から1つ目の主走査同期信号を基準として開始し、第4色目の書込みは、第2の差分時間が−T/2より小さいとき前記マークの前記第1のマーク検出手段による検出から3つ目の主走査同期信号を基準とし、第2の差分時間が−T/2以上T/2以下であるとき前記マークの前記第1のマーク検出手段による検出から2つ目の主走査同期信号を基準とし、第1の差分時間がT/2より大きいとき前記マークの前記第1のマーク検出手段による検出から1つ目の主走査同期信号を基準として開始するように制御する制御手段と
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  5. 第1色目から第4色目までの書込み開始をそれぞれ所定の遅延用カウント数遅延させ、かつ第2色目と第4色目は、前記第2のマーク検出手段により前記マークを検出してからそれぞれ所定の微調整用カウント数補正して書込みを開始する請求項に記載の画像形成装置。
  6. 前記第2色目の色は、イエローである請求項1〜のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記第4色目の色は、ブラックである請求項1〜のいずれかに記載の画像形成装置。
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