JP2505194Y2 - ティルトロックのミスロック防止装置 - Google Patents
ティルトロックのミスロック防止装置Info
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- JP2505194Y2 JP2505194Y2 JP1990061709U JP6170990U JP2505194Y2 JP 2505194 Y2 JP2505194 Y2 JP 2505194Y2 JP 1990061709 U JP1990061709 U JP 1990061709U JP 6170990 U JP6170990 U JP 6170990U JP 2505194 Y2 JP2505194 Y2 JP 2505194Y2
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- lever
- main hook
- lock
- cab
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、シャシ側ブラケットに弾性体を介してロッ
クピンを設け、キャブ側ブラケットにメインフックを設
け、シャシ側ブラッケットとキャブ側ブラケットとの間
には弾性体よりなるクッションを介装し、操作レバーを
キャブ側に取付けたティルトロックのミスロック防止装
置に関する。
クピンを設け、キャブ側ブラケットにメインフックを設
け、シャシ側ブラッケットとキャブ側ブラケットとの間
には弾性体よりなるクッションを介装し、操作レバーを
キャブ側に取付けたティルトロックのミスロック防止装
置に関する。
[従来の技術] 従来、ティルトキャブのロック装置は種々知られてい
る。(例えば本出願人による実開平1-93184号公報
等)。
る。(例えば本出願人による実開平1-93184号公報
等)。
かかる従来のティルトロック装置においては、誤って
ティルトレバーをロック状態にしてキャブをティルトダ
ウンすると、ロックされていないにもかかわらず操作員
はロックしたと思い込む危険があった。
ティルトレバーをロック状態にしてキャブをティルトダ
ウンすると、ロックされていないにもかかわらず操作員
はロックしたと思い込む危険があった。
また、実願昭55-138218号のマイクロフィルムには、
ティルト中の誤操作を予防できるキャブロック装置が開
示されている。しかし、本公知例はキャブティルトダウ
ン位置にてはシャシ側から突設した部材がキャブ側に常
時突当ってラッチをリーリースするものであって、シャ
シとキャブとに相対動きが生ずると該部の衝突により騒
音や摩耗が発生する欠点を有し、特にシャシとキャブと
の間に弾性体を介して振動遮断を図った場合にその不具
合は顕著である。
ティルト中の誤操作を予防できるキャブロック装置が開
示されている。しかし、本公知例はキャブティルトダウ
ン位置にてはシャシ側から突設した部材がキャブ側に常
時突当ってラッチをリーリースするものであって、シャ
シとキャブとに相対動きが生ずると該部の衝突により騒
音や摩耗が発生する欠点を有し、特にシャシとキャブと
の間に弾性体を介して振動遮断を図った場合にその不具
合は顕著である。
[考案が解決しようとする課題] したがって、本考案は、シャシとキャブとの間にラバ
ークッション等の弾性体を用いた場合にも接触などで騒
音や摩耗の発生しない、キャブをティルト状態でのロッ
ク操作を防止するティルトロックのミスロック防止装置
を提供することを目的としている。
ークッション等の弾性体を用いた場合にも接触などで騒
音や摩耗の発生しない、キャブをティルト状態でのロッ
ク操作を防止するティルトロックのミスロック防止装置
を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本考案によれば、シャシ側ブラケットに弾性体を介し
てロックピンを設け、キャブ側ブラケットにメインフッ
クを設け、シャシ側ブラケットとキャブ側ブラケットと
の間には弾性体よりなるクッションを介装し、操作レバ
ーをキャブ側に取付けたティルトロックのミスロック防
止装置において、前記シャシ側ブラケットには押し板を
設け、前記キャブ側ブラケットにはメインフックリンク
とメインフックレバーとを同軸に軸支しミスロック防止
レバーを回動自在に支持し、前記メインフックリンクに
は前記操作レバーをリンクを介して連結し、前記メイン
フックレバーの一端に前記ミスロック防止レバーと係合
する係合部を設け他端にミスロック防止レバーを回転す
る先端部を設け、前記メインフックリンクとメインフッ
クレバーとを連結するシャフトには前記メインフックを
枢着しており、前記ミスロック防止レバーと前記キャブ
側ブラケットとの間にそのミスロック防止レバーをメイ
ンフックレバーロック方向に付勢するロックスプリング
を介装し、前記ミスロック防止レバーをティルトアップ
時にはその内端部が前記メインフックレバーの係合部を
係合し、キャブ下降時にはその外端部に前記押し板が当
接して回動し前記係合部との係合を解除し、ロック完了
時には前記メインフックレバーの先端部が当接して回動
し押し板から離れるように配設している。
てロックピンを設け、キャブ側ブラケットにメインフッ
クを設け、シャシ側ブラケットとキャブ側ブラケットと
の間には弾性体よりなるクッションを介装し、操作レバ
ーをキャブ側に取付けたティルトロックのミスロック防
止装置において、前記シャシ側ブラケットには押し板を
設け、前記キャブ側ブラケットにはメインフックリンク
とメインフックレバーとを同軸に軸支しミスロック防止
レバーを回動自在に支持し、前記メインフックリンクに
は前記操作レバーをリンクを介して連結し、前記メイン
フックレバーの一端に前記ミスロック防止レバーと係合
する係合部を設け他端にミスロック防止レバーを回転す
る先端部を設け、前記メインフックリンクとメインフッ
クレバーとを連結するシャフトには前記メインフックを
枢着しており、前記ミスロック防止レバーと前記キャブ
側ブラケットとの間にそのミスロック防止レバーをメイ
ンフックレバーロック方向に付勢するロックスプリング
を介装し、前記ミスロック防止レバーをティルトアップ
時にはその内端部が前記メインフックレバーの係合部を
係合し、キャブ下降時にはその外端部に前記押し板が当
接して回動し前記係合部との係合を解除し、ロック完了
時には前記メインフックレバーの先端部が当接して回動
し押し板から離れるように配設している。
[作用] 上記のように構成されたティルトロックのミスロック
防止装置においては、操作レバーをロック解除方向に操
作し、メインフックのロックを解除してキャブをティル
トすると、ミスロック防止レバーは、ロックスプリング
に付勢されて回動し、メインフックレバーの係合部を係
止する。この状態においては、該レバーと一体にシャフ
ト回りを回動するメインフックリンクは回動不能とな
る。したがって、操作レバーをロック方向に回動しても
回動することがなく、ロック操作は不能となる。
防止装置においては、操作レバーをロック解除方向に操
作し、メインフックのロックを解除してキャブをティル
トすると、ミスロック防止レバーは、ロックスプリング
に付勢されて回動し、メインフックレバーの係合部を係
止する。この状態においては、該レバーと一体にシャフ
ト回りを回動するメインフックリンクは回動不能とな
る。したがって、操作レバーをロック方向に回動しても
回動することがなく、ロック操作は不能となる。
キャブを下降すると、ミスロック防止レバーが押し板
に当接し、更にキャブを下降すると、該レバーは押し板
により前述と逆方向に回動してメインフックレバーの係
合部のロックを解除する。
に当接し、更にキャブを下降すると、該レバーは押し板
により前述と逆方向に回動してメインフックレバーの係
合部のロックを解除する。
そして操作レバーを操作すると、メインフックレバー
の先端部によりミスロック防止レバーが回動され、押し
板から離れて走行中に接触しないようになる。
の先端部によりミスロック防止レバーが回動され、押し
板から離れて走行中に接触しないようになる。
[実施例] 以下図面を参照して本考案の実施例を説明する。
第1図において、図示しないフレーム側に設けられた
キャブマウントブラケット1の左右(図面左方を右側と
する)には、一対のシャシ側ブラケット20R、20Lが固設
されている。これらブラケット20R、20Lに対向してキャ
ブCの後面内側には、キャブ側ブラケット10R、10Lが設
けられている。
キャブマウントブラケット1の左右(図面左方を右側と
する)には、一対のシャシ側ブラケット20R、20Lが固設
されている。これらブラケット20R、20Lに対向してキャ
ブCの後面内側には、キャブ側ブラケット10R、10Lが設
けられている。
他方、キャブCの右側部には、ブラケット2を介して
ティルトロックレバー3が設けられ、連結ロッド5を介
してキャブ側ブラケット10Rの後記するメインフックリ
ンク12の下端部に連結されている。そのメインフックリ
ンク12の上端部は、後記するミスロック防止レバー17を
除いて実質的にキャブ側ブラケット10Rと同様に構成さ
れたキャブ側ブラケット10Lのメインフックリンクの下
端部に中間連結ロッド6を介して連結されている。な
お、図中の符号4はティルトロックレバー3を時計方向
に付勢する圧縮スプリング、7はキャブマウントブラケ
ット1に枢着されたサブフック、8はキャブCに設けら
れたサブフックヒンジ、9はサブフック7に連結ロッド
5aを介して連結されキャブCに図示しない手段で枢着さ
れたサブフック解除レバーであって、該レバー9を図示
の状態から左方向に引くと、サブフック7によるサブフ
ックヒンジ8のロックが解除されるようになっている。
また、符号15、21、22、23及び24はそれぞれ後記するメ
インフック、ラバークッション、ロックピン、ラバーク
ッション及び押し板である。
ティルトロックレバー3が設けられ、連結ロッド5を介
してキャブ側ブラケット10Rの後記するメインフックリ
ンク12の下端部に連結されている。そのメインフックリ
ンク12の上端部は、後記するミスロック防止レバー17を
除いて実質的にキャブ側ブラケット10Rと同様に構成さ
れたキャブ側ブラケット10Lのメインフックリンクの下
端部に中間連結ロッド6を介して連結されている。な
お、図中の符号4はティルトロックレバー3を時計方向
に付勢する圧縮スプリング、7はキャブマウントブラケ
ット1に枢着されたサブフック、8はキャブCに設けら
れたサブフックヒンジ、9はサブフック7に連結ロッド
5aを介して連結されキャブCに図示しない手段で枢着さ
れたサブフック解除レバーであって、該レバー9を図示
の状態から左方向に引くと、サブフック7によるサブフ
ックヒンジ8のロックが解除されるようになっている。
また、符号15、21、22、23及び24はそれぞれ後記するメ
インフック、ラバークッション、ロックピン、ラバーク
ッション及び押し板である。
第2図及び第3図において、キャブ側ブラケット10R
には、シャフト11が固設され、そのシャフト11には、後
側からメインフックリンク12及びメインフックレバー13
が隙間を設けて回動自在に支持されている。そのメイン
フックリンク12には、ピン12a、12bを介して前記の連結
ロッド5、中間連結ロッド6がそれぞれ連結されてい
る。これらリンク12、レバー13の図示右側の部分には、
両者を連結するシャフト14が設けられ、そのシャフト14
には、逆S字状のメインフック15の上部が枢着されてい
る。そのフック15の先端部下面には、図示の状態におい
てシャフト11の外周に係合する円弧部15b(第5図)を
形成されており、また、フック15の下部とブラケット10
Rの前壁10aとの間には、フック15を反時計方向に付勢す
るフックスプリング19が介装されている。
には、シャフト11が固設され、そのシャフト11には、後
側からメインフックリンク12及びメインフックレバー13
が隙間を設けて回動自在に支持されている。そのメイン
フックリンク12には、ピン12a、12bを介して前記の連結
ロッド5、中間連結ロッド6がそれぞれ連結されてい
る。これらリンク12、レバー13の図示右側の部分には、
両者を連結するシャフト14が設けられ、そのシャフト14
には、逆S字状のメインフック15の上部が枢着されてい
る。そのフック15の先端部下面には、図示の状態におい
てシャフト11の外周に係合する円弧部15b(第5図)を
形成されており、また、フック15の下部とブラケット10
Rの前壁10aとの間には、フック15を反時計方向に付勢す
るフックスプリング19が介装されている。
その前壁10aには、ミスロック防止レバー17に突設さ
れたシャフト16が回動自在に支持され、そのレバー17と
前壁10aとの間に、レバー17を時計方向に付勢してメイ
ンフックレバー13を係止するロックスプリング18が介装
されている。そして、メインフックレバー13には、図示
の状態でミスロック防止レバー17の内端部17aに係合す
る突部13aが形成されている。なお、図中の符号10bはメ
インフックレバー13をメインフック15のロック位置(第
5図)に係止するロック側ストッパである。
れたシャフト16が回動自在に支持され、そのレバー17と
前壁10aとの間に、レバー17を時計方向に付勢してメイ
ンフックレバー13を係止するロックスプリング18が介装
されている。そして、メインフックレバー13には、図示
の状態でミスロック防止レバー17の内端部17aに係合す
る突部13aが形成されている。なお、図中の符号10bはメ
インフックレバー13をメインフック15のロック位置(第
5図)に係止するロック側ストッパである。
前記シャシ側ブラケット20Rには、フランジ部20aを挟
持するラバークッション21、21を介してロックピン22が
立設され、そのロックピン22にはメインフック15のフッ
ク部15aに下側から当接されるヒンジ部22aが側方に突設
されている。このロックピン22の左右には、キャブ側ブ
ラケット10Rの下面が圧接するラバークッション23、23
が設けられ、ブラケット20Rの右側には、ミスロック防
止レバー17に対向して押し板24が突設されている。
持するラバークッション21、21を介してロックピン22が
立設され、そのロックピン22にはメインフック15のフッ
ク部15aに下側から当接されるヒンジ部22aが側方に突設
されている。このロックピン22の左右には、キャブ側ブ
ラケット10Rの下面が圧接するラバークッション23、23
が設けられ、ブラケット20Rの右側には、ミスロック防
止レバー17に対向して押し板24が突設されている。
次に、作用について説明する。
第2図に示すように、ティルトロックレバー3を時計
方向に回動してメインフック15によるロックピン22のロ
ックを解除した状態においては、ミスロック防止レバー
17はロックスプリング18に付勢されて時計方向に回動
し、内端部17aはメインフックレバー13の突部13aを係止
する。したがって、ティルトロックレバー3を誤ってロ
ック方向すなわち反時計方向に回動しても、前記突部13
aと内端部17aとの係合により回動が防止される。その結
果、ティルトロックレバー3をロック状態にしてキャブ
Cをティルトダウンし、ロックされていないのにかかわ
らずロックしたと思い込むミスは確実に防止される。
方向に回動してメインフック15によるロックピン22のロ
ックを解除した状態においては、ミスロック防止レバー
17はロックスプリング18に付勢されて時計方向に回動
し、内端部17aはメインフックレバー13の突部13aを係止
する。したがって、ティルトロックレバー3を誤ってロ
ック方向すなわち反時計方向に回動しても、前記突部13
aと内端部17aとの係合により回動が防止される。その結
果、ティルトロックレバー3をロック状態にしてキャブ
Cをティルトダウンし、ロックされていないのにかかわ
らずロックしたと思い込むミスは確実に防止される。
キャブCを下降すると、第2図に示すようにミスロッ
ク防止レバー17の外端部17bが押し板24に当接する。
ク防止レバー17の外端部17bが押し板24に当接する。
更に、キャブCを下降すると、ミスロック防止レバー
17が押し板24により反時計方向に回動され、内端部17a
による突部13aのロックが解除される(第4図)。そこ
で、キャブCを下降してティルトロックレバー3を反時
計方向に回動すると、メインフック15の円弧部15aはシ
ャフト11に係合しているので、メインフック15はメイン
フックリンク12と共に反時計方向に回動し、第4図に示
すようにフック部15bがロックピン22のヒンジ部22aに下
側から当接する。
17が押し板24により反時計方向に回動され、内端部17a
による突部13aのロックが解除される(第4図)。そこ
で、キャブCを下降してティルトロックレバー3を反時
計方向に回動すると、メインフック15の円弧部15aはシ
ャフト11に係合しているので、メインフック15はメイン
フックリンク12と共に反時計方向に回動し、第4図に示
すようにフック部15bがロックピン22のヒンジ部22aに下
側から当接する。
そこで、更にティルトロックレバー3を反時計方向に
回動すると、メインフック15がロックピン22に係止され
ているので、円弧部15aがシャフト11から外れ、メイン
フックレバー13が反時計方向に回動して第5図に示すよ
うにロック側ストッパ10bに係止され、シャフト14を介
してメインフック5をヒンジ部22a回りに反時計方向に
回動する。これよりキャブ側ブラケット10Rが下方に付
勢されてキャブCが下降し、キャブ側ブラケット10Rの
下面がシャシ側ブラケット20Rのラバークッション23、2
3を押圧し、メインフック15がロックピン22をロックす
る。この状態で、シャフト14及びフック部15bをヒンジ
部22aとの接点を結ぶ直線Lは、シャフト11に対しロッ
クスプリング15側に位置するので、スプリング19の付勢
力でロック状態が確実に保持される。メインフックレバ
ー13の先端13bによりミスロック防止レバー17は更に反
時計方向に回動され、押し板24から離れて走行中にこす
れない様になっている。
回動すると、メインフック15がロックピン22に係止され
ているので、円弧部15aがシャフト11から外れ、メイン
フックレバー13が反時計方向に回動して第5図に示すよ
うにロック側ストッパ10bに係止され、シャフト14を介
してメインフック5をヒンジ部22a回りに反時計方向に
回動する。これよりキャブ側ブラケット10Rが下方に付
勢されてキャブCが下降し、キャブ側ブラケット10Rの
下面がシャシ側ブラケット20Rのラバークッション23、2
3を押圧し、メインフック15がロックピン22をロックす
る。この状態で、シャフト14及びフック部15bをヒンジ
部22aとの接点を結ぶ直線Lは、シャフト11に対しロッ
クスプリング15側に位置するので、スプリング19の付勢
力でロック状態が確実に保持される。メインフックレバ
ー13の先端13bによりミスロック防止レバー17は更に反
時計方向に回動され、押し板24から離れて走行中にこす
れない様になっている。
ロック解除時は、ティルトロックレバー3を時計方向
に回動する。すると、ラバークッション23、23が圧縮さ
れメインフックレバー13及びメインフック15が時計方向
に回動し、円弧部15aがシャフト11に係合して第4図に
示す状態になる。そこで、ティルトロックレバー3を更
に時計方向に回動すると、メインフックレバー12と共に
メインフック15が時計方向に回動し、フック部15bがヒ
ンジ部22から外れてロックが解除される。
に回動する。すると、ラバークッション23、23が圧縮さ
れメインフックレバー13及びメインフック15が時計方向
に回動し、円弧部15aがシャフト11に係合して第4図に
示す状態になる。そこで、ティルトロックレバー3を更
に時計方向に回動すると、メインフックレバー12と共に
メインフック15が時計方向に回動し、フック部15bがヒ
ンジ部22から外れてロックが解除される。
[考案の効果] 本考案は、以上説明したように構成されているので、
下記の優れた効果を奏する。
下記の優れた効果を奏する。
(a) キャブをティルトした状態におけるロック操作
を防止し、従来のように誤ってティルトロックレバーを
ロック状態にしてキャブを下降し、ロックされていない
にもかかわらず操作員がロックしたと思い込む危険を防
止することができる。
を防止し、従来のように誤ってティルトロックレバーを
ロック状態にしてキャブを下降し、ロックされていない
にもかかわらず操作員がロックしたと思い込む危険を防
止することができる。
(b) シャシ側ブラケットとキャブ側ブラケットとの
間にはラバークッションが介装され、ロックピンは弾性
体を介してシャシ側ブラケットに設けられ、また、ロッ
ク時にはミスロック防止レバーは回動されて押し板から
離れているので、シャシ側とキャブ側とのメタルコンタ
クトはなく、シャシ側からの振動は遮断されて良好な乗
り心地が得られる。
間にはラバークッションが介装され、ロックピンは弾性
体を介してシャシ側ブラケットに設けられ、また、ロッ
ク時にはミスロック防止レバーは回動されて押し板から
離れているので、シャシ側とキャブ側とのメタルコンタ
クトはなく、シャシ側からの振動は遮断されて良好な乗
り心地が得られる。
(c) ミスロック防止レバーがロック時にはシャシ側
と離れているので、シャシ側とキャブ側との相対動きに
より接触し騒音・摩耗を発生することがない。
と離れているので、シャシ側とキャブ側との相対動きに
より接触し騒音・摩耗を発生することがない。
第1図は本考案を実施したティルトキャブのロック装置
の概略を示す正面図、第2図は本考案の一実施例を示す
ティルトアップ時の正面図、第3図は第2図のキャブ側
ブラケットを示すX矢視図、第4図及び第5図はそれぞ
れロック開始時及びロック完了時の状態を示す正面図で
ある。 3……ティルトロックレバー、5、5a……連結ロッド、
10R、10L……キャブ側ブラケット、11……シャフト、12
……メインフックリンク、13……メインフックレバー、
13a……突部、14……シャフト、15……メインフック、1
7……ミスロック防止レバー、20R、20L……シャシ側ブ
ラケット、22……ロックピン、24……押し板
の概略を示す正面図、第2図は本考案の一実施例を示す
ティルトアップ時の正面図、第3図は第2図のキャブ側
ブラケットを示すX矢視図、第4図及び第5図はそれぞ
れロック開始時及びロック完了時の状態を示す正面図で
ある。 3……ティルトロックレバー、5、5a……連結ロッド、
10R、10L……キャブ側ブラケット、11……シャフト、12
……メインフックリンク、13……メインフックレバー、
13a……突部、14……シャフト、15……メインフック、1
7……ミスロック防止レバー、20R、20L……シャシ側ブ
ラケット、22……ロックピン、24……押し板
Claims (1)
- 【請求項1】シャシ側ブラケット(20R)に弾性体(2
1)を介してロックピン(22)を設け、キャブ側ブラケ
ット(10R)にメインフック(15)を設け、シャシ側ブ
ラケット(20R)とキャブ側ブラケット(10R)との間に
は弾性体よりなるクッション(23)を介装し、操作レバ
ー(3)をキャブ側に取付けたティルトロックのミスロ
ック防止装置において、前記シャシ側ブラケット(20
R)には押し板(24)を設け、前記キャブ側ブラケット
(10R)にはメインフックリンク(12)とメインフック
レバー(13)とを同軸に軸支しミスロック防止レバー
(17)を回動自在に支持し、前記メインフックリンク
(12)には前記操作レバー(3)をリンクを介して連結
し、前記メインフックレバー(13)の一端に前記ミスロ
ック防止レバー(17)と係合する係合部(13a)を設け
他端にミスロック防止レバー(17)を回動する先端部
(13b)を設け、前記メインフックリンク(12)とメイ
ンフックレバー(13)とを連結するシャフト(14)には
前記メインフック(15)を枢着しており、前記ミスロッ
ク防止レバー(17)と前記キャブ側ブラケット(10R)
との間にそのミスロック防止レバー(17)をメインフッ
クレバー(13)のロック方向に付勢するロックスプリン
グ(18)を介装し、前記ミスロック防止レバー(17)を
ティルトアップ時にはその内端部(17a)が前記メイン
フックレバー(13)の係合部(13a)を係合し、キャブ
下降時にはその外端部(17b)に前記押し板(24)が当
接して回動し前記係合部(13a)との係合を解除し、ロ
ック完了時には前記メインフックレバー(13)の先端部
(13b)が当接して回動し押し板(24)から離れるよう
に配設したことを特徴とするティルトロックのミスロッ
ク防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990061709U JP2505194Y2 (ja) | 1990-06-13 | 1990-06-13 | ティルトロックのミスロック防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990061709U JP2505194Y2 (ja) | 1990-06-13 | 1990-06-13 | ティルトロックのミスロック防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0420878U JPH0420878U (ja) | 1992-02-21 |
JP2505194Y2 true JP2505194Y2 (ja) | 1996-07-24 |
Family
ID=31590200
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990061709U Expired - Fee Related JP2505194Y2 (ja) | 1990-06-13 | 1990-06-13 | ティルトロックのミスロック防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2505194Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS615341Y2 (ja) * | 1980-09-30 | 1986-02-18 |
-
1990
- 1990-06-13 JP JP1990061709U patent/JP2505194Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0420878U (ja) | 1992-02-21 |
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