JP2504500Y2 - 置床の支持脚 - Google Patents

置床の支持脚

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JP2504500Y2
JP2504500Y2 JP8594990U JP8594990U JP2504500Y2 JP 2504500 Y2 JP2504500 Y2 JP 2504500Y2 JP 8594990 U JP8594990 U JP 8594990U JP 8594990 U JP8594990 U JP 8594990U JP 2504500 Y2 JP2504500 Y2 JP 2504500Y2
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文也 竹中
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はコンクリートスラブ上に置床を載設する場合
にコンクリートスラブ上に載置される置床の支持脚に関
するものである。
[従来の技術] 従来、集合住宅、体育館等の床を構成するために用い
られる置床の支持脚として種々のものが提供されてお
り、例えば第13図乃至第15図に示されるようなものがあ
る。このものは、支持脚本体1の上部にパネル体3を受
けるためのパネル体受け2が螺着してあり、支持脚本体
1をパネル体受け2に対して回転させることによってパ
ネル体受け2を螺進、螺退させて高さ調整を行うことが
できるようになっており、例えば、パネル体3の下方に
配線コード等を配置することができるようになってい
る。そして、支持脚本体1の下部には防振ゴム受け4に
て防振ゴム5を配置してあり、この防振ゴム5によって
振動の吸収を行うことができるようにしてある。ここ
で、支持脚本体1は伸縮時に回転されるため、支持脚本
体1と防振ゴム受け4とは回転自在に連結するようにし
てあり、連結にあたっては、防振ゴム受け4の上面より
上方に向けて突片4′を突設してあり、この突片4′に
よって支持脚本体1の下部が挿合される凹所4″を形成
し、この凹所4″内に支持脚本体1の下部を挿合すると
共に突片4′の先端より内方に向けて突設された突起10
を支持脚本体1の凹溝1′に係合するようにして連結し
てある。そして、高さ調整時にはドライバー等の工具に
よって支持脚本体1を回転させると支持脚本体1の下部
は下端が凹所4″内の底面を摺動するようにして回転
し、この支持脚本体1の回転によってパネル体受け4が
支持脚本体1に対して上下動し、この上下動によってパ
ネル体3の高さ調整を行うことができるようになってい
る。
[考案が解決しようとする課題] しかし上述のような従来例にあっては、高さ調整時に
支持脚Aをできるだけ縮めて床高さを低くしていくと第
15図に示されるように凹所4″を形成するための突片
4′が下降してくるパネル体受け2の下端に当たること
となり、パネル体受け2の下端が防振ゴム受け4の上面
に当たるまで低くすることができないものであり、突片
4′の高さ寸法分lだけ最低高さ寸法Lが高くなってし
まうものであり、この結果、床高さの最低高さ寸法Lが
突片4′の高さ寸法lをプラスした高さ寸法となってし
まうという問題があった。また、突片4′の内周面全面
は支持脚本体1の外面に面接触しているため、支持脚本
体1を回転させる場合の摩擦抵抗が大きいものであり、
支持脚本体1の回転をスムーズに行うことができないと
いう問題があった。
本考案は上記問題点を解決しようとするものであり、
その目的とするところは、支持脚による高さ調整時の高
さ寸法をできるだけ低くすることができると共に高さ調
整時における支持脚本体の回転をスムーズに行うことが
できる置床の支持脚を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案における置床の支
持脚Aは、支持脚本体1の上部に螺着されたパネル体受
け2にパネル体3を固定し、支持脚本体1の下部に配置
された防振ゴム受け4の下部に防振ゴム5を取り付け、
防振ゴム受け4の上面より突設された連結突部6を支持
脚本体1下部の中空部1aに挿合し、支持脚本体1の下端
を防振ゴム受け4の上面に当接し、連結突部6の外周面
より周方向に沿って所定間隔毎に外方に向けて突設され
た突起体7を中空部1aの内面に点接触させると共に隣り
合う突起体7間に隙間8を設けて該突起体7を連結突部
6の外面より部分的に突設したものである。
[作用] パネル体3は支持脚本体1を回転させて支持脚本体1
に螺着されたパネル体受け2を支持脚本体1に対して螺
進、螺退させ、支持脚Aを伸縮させることによって高さ
調整が行なわれる。そして、支持脚本体1と防振ゴム受
け4との連結は防振ゴム受け4の上面より突設された連
結突部6を支持脚本体1の中空部1a内に挿合して行われ
ているため、支持脚本体1の外面に沿って上下動するパ
ネル体受け2は下端が防振ゴム受け4の上面に当たるま
で下降させることができるものであり、高さ調整時にお
ける高さ寸法をできるだけ低くすることができる。ま
た、支持脚本体1と防振ゴム受け4とは連結突部6の突
起体7が中空部1aの内周面に線接触していることで接触
面積が少ないものであり、さらに、突起体7は隣り合う
突起体7間に隙間8を設けるようにして連結突部6の外
周面より周方向に沿って所定間隔毎に外方に向けて突設
されているため、中空部1a内周面への接触面積を少なく
することができ、支持脚本体の回転をスムーズに行うこ
とができる。
[実施例] 以下、本考案を図示された実施例に基づいて詳述す
る。
置床は第1図に示されるように合板またはパーティク
ルボード等によって形成されたパネル体3と、このパネ
ル体3の下面側の複数箇所より下方に向けて突設された
支持脚Aとによって形成してある。支持脚Aは6−ナイ
ロン、ジュラコン、ポリエチレン等の樹脂によって形成
してあり、下端には第5図に示されるような防振ゴム受
け4によって防振ゴム5を取り付けてある。この支持脚
Aは伸縮させることによって高さ調整することができる
ようにしてあり、支持脚本体1と支持脚本体1の上部に
螺着されたパネル体受け2と、支持脚本体1を支持する
防振ゴム受け4とによって主体を構成してある。パネル
体受け2は第4図に示されるように内面にねじ部2aを設
けた筒体2bによって主体を構成してあり、筒体2bの外面
下部からは側方に向けて鍔片2cを突設してあり、この鍔
片2cにてパネル体3を支持することができるようにして
ある。支持脚本体1は第8図に示されるように外面にね
じ部1cを設けた筒体1bによって主体を構成してあり、下
部には中空部1aを設けてあり、パネル体受け2と支持脚
本体1とは各ねじ部2a,1cによって連結してあり、螺合
深さを変えることによってパネル体受け2を上下動さ
せ、伸縮させることができるようにしてある。1a′は中
空部1aの内面より突設された係止突起であり、中空部1a
内に後述する防振ゴム受け4の連結突部6を挿合した
際、連結突部6の外面より突設された突起体7と係止し
て抜け止めされた状態で連結突部6が中空部1a内に挿合
されるようになっている。
第10図乃至第12図は支持脚本体1の各実施例を示すも
のであり、それぞれ長さ寸法を異ならせてあり、種々の
床高さに対応することができるようになっている。
支持脚本体1を支持する防振ゴム受け4は第5図に示
されるように下面が開口する断面コ字状の防振ゴム受け
本体4aの上面ほぼ中央より上方に向けて連結突部6を突
設してあり、この連結突部6を支持脚本体1の中空部1a
内に挿合することで支持脚本体1を支持することができ
るようにしてある。連結突部6の外周面上部及び外周面
下部からは連結突部6を中空部1a内に挿合した場合、中
空部1aの内周面に当接される突起体7を設けてある。第
6図に示されるように下側に位置する突起体7は一定間
隔毎に連結突部6の外周面より突設してあり、隣り合う
突起体7間には隙間8を設けることで連結突部6の外周
面より部分的に突設された状態となっている。そして、
連結突部6を中空部1a内に挿合した状態では突起体7が
中空部1aの内周面に線接触することとなり、このように
線接触していることで中空部1a内周面との接触面積をで
きるだけ少なくして支持脚本体1を回転させる場合の摩
擦抵抗を少なくして支持脚本体1の回転をスムーズに行
うことができるようにしてある。このとき、下方に位置
する突起体7は部分的に連結突部6の外周面より突設さ
れているため、中空部1aの内周面への接触面積をより一
層少なくすることができるものである。
図示された実施例にあっては、下側に位置する突起体
7が一定間隔毎に部分的に突設されたものである場合を
示したが、上側に位置する突起体7を一定間隔毎に突設
されたものにするようにしてもよいものであり、また両
突起体7を一定間隔毎に突設されたものにするようにし
てもよい。
そして、防振ゴム受け4と支持脚本体1との連結にあ
たっては、第2図に示されるように支持脚本体1の下部
に設けた中空部1aに連結突部4aを挿入するようにして支
持脚本体1と防振ゴム受け4とを直接連結するようにし
てある。そして、支持脚本体1を回転させてパネル体受
け2を上下動させ、高さ調整を行う場合の支持脚本体1
の回転時には防振ゴム受け4の上面を支持脚本体1の下
端が摺動すると共に各突起体7が中空部1aの内面を摺動
するようにして支持脚本体1は回転させられるものであ
り、このように各突起体7を中空部1aの内面及び連結突
部6の外面に線接触させてあることで防振ゴム受け4と
支持脚本体1との接触面積をできるだけ少なくすること
ができ、支持脚本体1の回転をスムーズに行うことがで
きるものであり、第2図に示されるように支持脚本体1
を回転させてパネル体受け2を上昇させることでパネル
体3の高さ位置を高くすることができ、また、第1図に
示されるように支持脚本体1を回転させてパネル体受け
2を下降させることによってパネル体3の高さ位置を低
くすることができるものである。このとき、パネル体受
け2を下降させる場合、パネル体受け2は下端が防振ゴ
ム受け4の上面に当たるまで下降させることができるも
のであり、このようにパネル体受け2の下端が防振ゴム
受け4の上面に当たるまで下降させることができること
によって支持脚Aを縮めた場合の最低高さ寸法Lを防振
ゴム5、防振ゴム受け4、パネル体受け2のみの高さ寸
法とすることができ、最低高さ寸法Lをできるだけ低く
抑えることができるものである。
そして、パネル体3への固定にあたっては、パネル体
3に穿設された通孔3aにパネル体受け2より上方に突設
された位置決め突片2dを挿入し、パネル体3の下面に鍔
片2cを当接し、鍔片2cを木ねじ等の固着具14によってパ
ネル体3の下面に固着することで取り付けてあり、高さ
調整時には通孔3aよりドライバー等の工具を差し込んで
支持脚本体1をパネル体受け2に対して回転させること
によって高さ調整を行うものである。
そして、置床は支持脚Aの下端に設けた防振ゴム5を
コンクリートスラブ上に載置するようにしてコンクリー
トスラブ上に敷設されるものであり、上記パネル体3の
上面には捨貼パネルが敷設され、捨貼パネルの上面にフ
ロアー材が敷設されて床が構成されるものである。
[考案の効果] 本考案の置床の支持脚は叙述のように支持脚本体の上
部に螺着されたパネル体受けにパネル体を固定し、支持
脚本体の下部に配置された防振ゴム受けの下部に防振ゴ
ムを取り付け、防振ゴム受けの上面より突設された連結
突部を支持脚本体下部の中空部に挿合し、支持脚本体の
下端を防振ゴム受けの上面に当接してあるので、支持脚
本体の外面に沿って上下動するパネル体受けは下端が防
振ゴム受けの上面に当たるまで下降させることができる
ものであり、高さ調整時における最低高さ寸法をできる
だけ低くすることができるものである。また、連結突部
の外周面より周方向に沿って所定間隔毎に外方に向けて
突設された突起体を中空部の内面に点接触させると共に
隣り合う突起体間に隙間を設けて該突起体を連結突部の
外面より部分的に突設してあるので、支持脚本体と防振
ゴム受けとは連結突部より部分的に突設された突起体が
中空部の内周面に線接触していることで接触面積が少な
いものであり、支持脚本体の回転をスムーズに行うこと
ができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案の一実施例の動作状態を示す部
分断面図、第3図は同上の縮め状態を示す部分断面図、
第4図(a)(b)はパネル体受けの平面図、一部破断
した正面図、第5図(a)(b)(c)は防振ゴム受け
の平面図、一部破断した正面図及び下面図、第6図は第
5図(b)におけるイ−イ線断面図、第7図は第5図
(b)におけるロ部の部分拡大断面図、第8図(a)
(b)(c)は支持脚本体の平面図、一部破断した正面
図及び下面図、第9図は第8図(b)におけるハ部の部
分拡大断面図、第10図(a)(b)は支持脚本体の他の
実施例を示す一部破断した正面図、第11図(a)(b)
は支持脚本体のさらに他の実施例を示す平面図、一部破
断した正面図、第12図(a)(b)は支持脚本体のさら
に他の実施例を示す一部破断した正面図、第13図は従来
例の部分断面図、第14図は同上の支持脚本体の部分断面
図、第15図は同上の縮め状態を示す部分断面図であっ
て、Aは支持脚、1は支持脚本体、1aは中空部、2はパ
ネル体受け、3はパネル体、4は防振ゴム受け、5は防
振ゴム、6は連結突部、7は突起体、8は隙間である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】パネル体の下面の所定箇所より下方に向け
    て高さ調整自在となった支持脚が突設された置床におい
    て、支持脚本体の上部に螺着されたパネル体受けにパネ
    ル体を固定し、支持脚本体の下部に配置された防振ゴム
    受けの下部に防振ゴムを取り付け、防振ゴム受けの上面
    より突設された連結突部を支持脚本体下部の中空部に挿
    合し、支持脚本体の下端を防振ゴム受けの上面に当接
    し、連結突部の外周面より周方向に沿って所定間隔毎に
    外方に向けて突設された突起体を中空部の内面に線接触
    させると共に隣り合う突起体間に隙間を設けて該突起体
    を連結突部の外面より部分的に突設して成る置床の支持
    脚。
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