JP2504494Y2 - 置床の支持脚 - Google Patents

置床の支持脚

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JP2504494Y2
JP2504494Y2 JP5548190U JP5548190U JP2504494Y2 JP 2504494 Y2 JP2504494 Y2 JP 2504494Y2 JP 5548190 U JP5548190 U JP 5548190U JP 5548190 U JP5548190 U JP 5548190U JP 2504494 Y2 JP2504494 Y2 JP 2504494Y2
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文也 竹中
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はコンクリートスラブ上に置床を載設する場合
にコンクリートスラブ上に載置される置床の支持脚に関
するものである。
[従来の技術] 従来、集合住宅、体育館等の床を構成するために用い
られる置床の支持脚として種々のものが提供されてお
り、例えば第8図に示されるようなものがある。このも
のは、支持脚本体1の上部にパネル体3を受けるための
パネル体受け2が螺着してあり、支持脚本体1をパネル
体受け2に対して回転させることによってパネル体受け
2を螺進、螺退させて高さ調整を行うことができるよう
になっており、例えば、パネル体3の下方に配線コード
等を配置することができるようになっている。そして、
支持脚本体1の下部には防振ゴム受け4にて防振ゴム5
を配置してあり、この防振ゴム5によって振動の吸収を
確実に行うことができるようにしてある。ここで、支持
脚本体1は伸縮時に回転されるため、支持脚本体1と防
振ゴム受け4とは回転自在に連結するようにしてあり、
連結にあたっては、防振ゴム受け4に回転自在に回転リ
ング20を嵌込み、この回転リング20を支持脚本体1の下
部に設けた中空部1a内に挿合させるようにして連結して
ある。また、他の従来例として第9図に示されるような
ものがあり、このものにあっては、支持脚本体1の下部
に回転リング20を挿通させてあり、支持脚本体1の下部
を防振ゴム受け4の上面より係合突起21を突設して形成
された凹所22内に配置し、回転リング20を係合突起21に
係合させることによって連結するようにしてある。
[考案が解決しようとする課題] しかし上述のような従来例にあっては、防振ゴム受け
4と支持脚本体1とを連結するにあたって、防振ゴム受
け4に対して支持脚本体1は回転自在に連結する必要が
あることから直接連結することができず、連結用の回転
リング20を用いる必要があり、この回転リング20によっ
て部品点数が増加すると共に組立に手間がかかるもので
あり、さらに、支持脚本体1と回転リング20とは接触面
積が大きく伸縮時の支持脚本体1の回転時には摺接部分
が大きいことによって支持脚本体1をスムーズに回転さ
せることができないという問題があった。
本考案は上記問題点を解決しようとするものであり、
その目的とするところは、防振ゴム受けと支持脚本体と
の連結部分の部品点数を削減することができると共に連
結を確実に行うことができ、さらに、防振ゴム受けに対
する支持脚本体の回転をスムーズに行うことができる置
床の支持脚を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案における置床の支
持脚は、支持脚本体1の上部に螺着されたパネル体受け
2にパネル体3を固定し、支持脚本体1の下部に配置さ
れた防振ゴム受け4の下部に防振ゴム5を取付け、防振
ゴム受け4の上面より突設された連結突部4aを支持脚本
体1の下部に設けた中空部1aに挿合し、支持脚本体1の
下端を防振ゴム受け4の上面に当接すると共に中空部1a
内面より側方に向けて突設された突起体1bを連結突部4a
の外面に当接し、上記突起体1bよりも上方に位置するよ
うに連結突部4aの外面より突設された突起体4bを中空部
1aの内面に線接触させたものである。
[作用] パネル体3は支持脚本体1を回転させて支持脚本体1
に螺着されたパネル体受け2を支持脚本体1に対して螺
進、螺退させ、支持脚Aを伸縮させることによって高さ
調整が行なわれる。そして、支持脚本体1の回転時には
支持脚本体1の下端が防振ゴム受け4の上面を摺動する
と共に中空部1a内面より突設された突起体1bが連結突部
4aの外面を摺動することで支持脚本体1は回転する。こ
こで、支持脚本体1と防振ゴム受け4とは各突起体1b,4
bが線接触していることで接触面積が少ないものであ
り、支持脚本体1の回転はスムーズに行うことができ
る。また、各突起体1b,4bの存在によって支持脚本体1
と防振ゴム受け4とは抜け止めされた状態で連結されて
おり、施工後いずれかの部材が抜けたりするようなこと
がない。
[実施例] 以下、本考案を図示された実施例によって詳述する。
置床は第1図に示されるように約20mm厚の合板または
パーティクルボード等によって形成されたパネル体3
と、このパネル体3の下面側の複数箇所より下方に向け
て突設された支持脚Aとによって形成してある。支持脚
Aは6−ナイロン、ジュラコン、ポリエチレン等の樹脂
によって形成してあり、下端には第3図に示されるよう
な防振ゴム受け4によって防振ゴム5を設けてある。こ
の支持脚Aは伸縮させることによって高さ調整すること
ができるようにしてあり、支持脚本体1と支持脚本体1
の上部に螺着されたパネル体受け2とによって主体を構
成してある。パネル体受け2は第6図に示されるように
内面にねじ部6aを設けたナット体6と、ナット体6の外
面に一体結着された弾性体にて形成される衝撃緩和部材
7と、衝撃緩和部材7の外面に一体結着された荷重受け
部材8とによって構成してあり、成型時にインジェクシ
ョン成型等による同時成型にて一体に形成してある。そ
して、支持脚本体1の外面には第7図に示されるような
ねじ部1cを設けてあり、ナット体6と支持脚本体1とは
各ねじ部6a、1cによって連結してあり、螺合深さを変え
ることによってパネル体受け2を上下動させ、伸縮させ
ることができるようにしてある。ナット体6は下端程大
径となった断面台形状に形成してあり、斜めに傾斜する
外面には凹凸部9を設けてある。スチレン系エラストマ
ーのような弾性体によって形成された衝撃緩和部材7は
断面台形状に形成してあり、内外面には凹凸部10を設け
てあり、上端には側方に向けて支持横片7aを突設してあ
る。そして、衝撃緩和部材7は内面に設けた凹凸部10を
ナット体6の外面に設けた凹凸部9に嵌合すると共に上
端より突設された支持横片7aをナット体6の上端に載置
するようにしてナット体6の外面に一体結着するように
して配置してある。上記弾性体にて形成される衝撃緩和
部材7の硬度としては衝撃吸収性を確保しながらある程
度パネル体3を支持することができるように硬度45°〜
60°が望ましい。荷重受け部材8は荷重受け部材8を構
成する結着片8aの上端から一側方に向けてパネル体支持
片8bを突設すると共に他側方に向けて載置横片8cを突設
して略T字状に形成してあり、内面には凹凸部11を設け
てある。12はパネル体支持片8bに設けられた固着具挿入
用のねじ孔である。そして、荷重受け部材8は凹凸部11
を衝撃緩和部材7の外面に設けた凹凸部10と嵌合すると
共に載置横片8cを衝撃緩和部材7の上端に設けた支持横
片7a上に載置するようにして衝撃緩和部材7の外面に一
体結着にて設けてある。上記のようにナット体6の外面
に一体結着にて設けられる衝撃緩和部材7は支持横片7a
をナット体6の上端に載置し、衝撃緩和部材7の外面に
一体結着にて設けられる荷重受け部材8は載置横片8cを
衝撃緩和部材7の支持横片7a上に載置するようにしてそ
れぞれ一体結着してあるため、垂直方向に加わる衝撃や
荷重は支持横片7a及び載置横片8cにて受けられることと
なり、耐荷重性能が高くなるものである。
上記防振ゴム受け4は第3図に示されるように防振ゴ
ム保持部4cの上面ほぼ中央より連結突部4aを突設して形
成してあり、連結突部4aの外面には周面に沿って突起体
4bを突設してある。防振ゴム保持部4cは内部に中空部13
を設けてあり、この中空部13に防振ゴム5の上部に設け
た挿入部5aを挿合することによって防振ゴム5を取付け
ることができるようにしてある。そして、防振ゴム受け
4と支持脚本体1との連結にあたっては、第4図に示さ
れるように支持脚本体1の下部に設けた中空部1aに連結
突部4aを挿入するようにして支持脚本体1と防振ゴム受
け4とを直接連結するようにしてある。支持脚本体1の
中空部1a内面からは側方に向けて突起体1bを突設してあ
り、この突起体1bを連結突部4aの外面に当接すると共に
連結突部4aの外面より突設された突起体4bは中空部1aの
内面に当接するようにしてある。このとき、連結突部4a
の外面より突設された突起体4bは中空部1aの内面より突
設された突起体1bよりも上方に位置するようにしてあ
り、各突起体1b,4bによって防振ゴム受け4は抜け止め
された状態で支持脚本体1と連結されるようにしてあ
る。そして高さ調整を行う場合の支持脚本体1の回転時
には防振ゴム受け4の上面を支持脚本体1の下端が摺動
すると共に各突起体1b,4bが連結突部4aの外面及び中空
部1aの内面を摺動するようにして支持脚本体1は回転さ
せられるものであり、このように各突起体1b,4bを中空
部1aの内面及び連結突部4aの外面に線接触させてあるこ
とで防振ゴム受け4と支持脚本体1との接触面積をでき
るだけ少なくすることができ、支持脚本体1の回転をス
ムーズに行うことができるものであり、第1図に示され
るように支持脚本体1を回転させてパネル体受け2を上
昇させることでパネル体3の高さ位置を高くすることが
でき、また、第2図に示されるように支持脚本体1を回
転させてパネル体受け2を下降させることによってパネ
ル体3の高さ位置を低くすることができるものである。
図示された実施例にあっては、突起体1bは支持脚本体1
の下端に設け、突起体4bは連結突部4aの上部と下部に設
けたものを示してあるが、このものに限定されるもので
はなく他の位置に設けるようにしてあってもよい。
第5図は連結突部4aの外面に設けられる突起体4bの他
の実施例を示すものであり、このものにあっては、連結
突部4aの周面に沿って一定間隔毎に突起体4bを突設する
ようにしてある。このように構成してあることで防振ゴ
ム受け4と支持脚本体1との接触面積をより一層少なく
することができて支持脚本体1の回転をスムーズに行う
ことができるものである。
そして、パネル体3への固定にあたっては、パネル体
3に穿設された通孔3aに荷重受け部材8のパネル体支持
片8bより上方に突設された位置決め突部8dを挿入し、パ
ネル体3の下面にパネル体支持片8bを当接し、パネル体
支持片8bを木ねじ等の固着具14によってパネル体3の下
面に固着することで取付けてあり、高さ調整時には通孔
3aよりドライバー等の工具を差し込んで支持脚本体1を
パネル体受け2に対して回転させることによって高さ調
整することができるようにしてある。
そして、置床は支持脚Aの下端に設けた防振ゴム5を
コンクリートスラブ上に載置するようにしてコンクリー
トスラブ上に敷設されるものであり、上記パネル体3の
上面には捨貼パネルが敷設され、捨貼パネルの上面にフ
ロアー材が敷設されて床が構成されるものである。
[考案の効果] 本考案の置床の支持脚は叙述のように支持脚本体の下
部に配置された防振ゴム受けの下部に防振ゴムを取付
け、防振ゴム受けの上面より突設された連結突部を支持
脚本体の下部に設けた中空部に挿合し、支持脚本体の下
端を防振ゴム受けの上面に当接すると共に中空部内面よ
り側方に向けて突設された突起体を連結突部の外面に当
接し、上記突起体よりも上方に位置するように連結突部
の外面より突設された突起体を中空部の内面に線接触さ
せてあるので、防振ゴム受けにて直接支持脚本体を支え
ることができるものであり、従来のように防振ゴム受け
と支持脚本体との間に支持脚本体の抜け止めを行うため
の部材を設ける必要がなく、防振ゴム受けと支持脚本体
とを直接連結することができ、部品点数を削減すること
ができてコストを低く抑えることができると共に組立に
かかる手間を省くことができるものである。さらに、連
結突部から突設された突起体が中空部の内面に当接さ
れ、中空部の内面より突設された突起体が連結突部の外
面に当接されていることによって各突起体によって連結
突部と支持脚本体とは抜け止めされた状態となり、上方
に引き抜きの力がかかったりしても各部材が外れたりし
ないものである。また、支持脚の伸縮における支持脚本
体の回転に際しては各突起体が内外面に線接触している
ことで接触面積が少なくなっており回転がスムーズに行
なわれるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案の一実施例の動作状態を示す部
分断面図、第3図(a)(b)は防振ゴム受けの半断面
図及び平面図、第4図は取付状態を示す部分断面図、第
5図は突起体の他の実施例を示す防振ゴム受けの平面
図、第6図(a)(b)はパネル体受けの断面図及び下
面図、第7図(a)(b)(c)は支持脚本体の半断面
図、下面図及び平面図、第8図は従来例の断面図、第9
図は他の従来例の断面図であって、1は支持脚本体、1a
は中空部、1bは突起体、2はパネル体受け、3はパネル
体、4は防振ゴム受け、4aは連結突部、4bは突起体、5
は防振ゴムである。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】パネル体の下面の所定箇所より下方に向け
    て高さ調整自在となった支持脚が突設された置床におい
    て、支持脚本体の上部に螺着されたパネル体受けにパネ
    ル体を固定し、支持脚本体の下部に配置された防振ゴム
    受けの下部に防振ゴムを取付け、防振ゴム受けの上面よ
    り突設された連結突部を支持脚本体の下部に設けた中空
    部に挿合し、支持脚本体の下端を防振ゴム受けの上面に
    当接すると共に中空部内面より側方に向けて突設された
    突起体を連結突部の外面に当接し、上記突起体よりも上
    方に位置するように連結突部の外面より突設された突起
    体を中空部の内面に線接触させて成る置床の支持脚。
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