JP2503841B2 - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

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JP2503841B2
JP2503841B2 JP4212802A JP21280292A JP2503841B2 JP 2503841 B2 JP2503841 B2 JP 2503841B2 JP 4212802 A JP4212802 A JP 4212802A JP 21280292 A JP21280292 A JP 21280292A JP 2503841 B2 JP2503841 B2 JP 2503841B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、器体に弧回動される蓋
部本体を設け、器体内に内鍋を収納し、器体底部に炊飯
ヒータと器体肩部に補助ヒータ(保温・内蓋加熱用ヒー
タ)を設けた炊飯器に関し、特に、炊飯器の蓋部本体を
構成する外蓋に前記内鍋の内蓋を設け、前記内蓋の閉塞
状態で、内蓋の周縁部が前記内鍋の開口縁に当接され、
かつ、前記内鍋の開口縁に前記器体肩部が当接されるよ
うに構成し、前記蓋部本体を器体に対し着脱自在に取り
付けた炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の炊飯器には、(1)外蓋と内蓋と
が分離しており、外蓋が着脱可能で肩ヒータがないもの
と、(2)外蓋と内蓋とが一体に構成されており、外蓋
が着脱不可能で肩ヒータがあるものとがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の(1)の炊飯器では、内鍋蓋を設ける構成になって
いるため、構造が複雑となり、かつ部品数が多くなるだ
けコスト高となるという問題があった。
【0004】また、前記従来の(2)の炊飯器では、蓋
部本体に補助加熱ヒータを設けているので、蓋部本体全
体をまる洗いできないという問題があった。
【0005】本発明は、前記問題点を解決するためにな
されたものであり、本発明の目的は、蓋部本体を構成す
る外蓋に内鍋の内蓋を設けて構成を簡単にすることが可
能な技術を提供することにある。
【0006】本発明の他の目的は、炊飯器の蓋部本体を
着脱自在とし、蓋部本体の補助加熱ヒータを無くし、こ
の補助加熱ヒータを本体側に設けることにより、蓋部本
体全体をまる洗いが可能な炊飯器を提供することにあ
る。
【0007】本発明の前記ならびにその他の目的及び新
規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明ら
かになるであろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の(1)の手段は、器体に弧回動される蓋部
本体を設け、器体内に内鍋を収納し、器体底部に炊飯ヒ
ータと器体肩部に補助ヒータを設けた炊飯器であって、
該炊飯器の蓋部本体を構成する外蓋に前記内鍋の内蓋
け、前記内蓋の閉塞状態で、内蓋の周縁部が前記内鍋
の開口縁に当接され、かつ、前記内鍋の開口縁に前記器
体肩部が当接されるように構成し、前記蓋部本体を器体
に対し着脱自在に取り付けたものである。
【0009】本発明の(2)の手段は、前記(1)の手
段の炊飯器において、内蓋の閉塞状態で、内蓋の周縁部
が前記内鍋の開口縁に当接され、かつ、前記内鍋の開口
縁に前記器体肩部が当接されるための押圧部材を蓋部本
体に設けたものである。
【0010】本発明の(3)の手段は、前記(1)又は
(2)の手段の炊飯器において、内蓋の閉塞状態で、内
蓋の周縁部が前記内鍋の開口縁に当接され、かつ、前記
内鍋の開口縁に前記器体肩部が当接されるための押圧部
材を器体底部に設けたものである。
【0011】
【作用】前述の(1)の手段によれば、炊飯器の蓋部本
体を構成する外蓋に前記内鍋の内蓋を設け、前記内蓋の
閉塞状態で、内蓋の周縁部が前記内鍋の開口縁に当接さ
れ、かつ、前記内鍋の開口縁に前記器体肩部が当接され
るように構成し、前記蓋部本体を器体に対し着脱自在に
取り付けることにより、内鍋の開口縁に器体の底部が当
接して器体肩部に補助ヒータが設けられているので、蓋
部本体に加熱ヒータを設ける必要がなく、かつ、蓋部本
体を構成する外蓋に内鍋の内蓋を設けることができ、
飯器の機能を低下させることなく、構成を簡単にするこ
とができる。これにより、コストを低減することができ
る。
【0012】また、蓋部本体に加熱ヒータを設ける必要
がなく、かつ、蓋部本体を器体に対して着脱自在に取り
付けているので、蓋部本体全体をまる洗いできる
【0013】(2)又は(3)の手段によれば、押圧部
材を蓋部本体に設けたこと又は押圧部材を器体底部に設
けたことにより、前記内蓋の閉塞状態で、内蓋の周縁部
が前記内鍋の開口縁に当接され、かつ、前記内鍋の開口
縁に器体肩部が当接されるので、炊飯器の機能を低下さ
せることなく、おいしいご飯を炊くことができる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。
【0015】なお、実施例を説明するための全図におい
て、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り
返しの説明は省略する。
【0016】(実施例1) 図1は、本発明の実施例1の炊飯器の構成を示す断面図
である。図1において、1は炊飯器、2は炊飯器1の蓋
部本体、3は炊飯器1の器体、3aは外装ケース、3b
は器体3の肩部材である。
【0017】器体3には、内鍋4,この内鍋4を収納す
る内鍋収納容器5,内鍋底部の炊飯ヒータ6,内鍋収納
容器5の胴部に設けられる保温ヒータ7,マイクロコン
ピュータ等を組み込んだ制御ユニット8等が内部に設け
られている。内鍋4の底部分には内鍋4の温度を検出す
る内鍋温度検出用温度センサ(以後、底センサと称す
る)9が設けられている。10は機能表示選択操作ユニ
ット、11は補助加熱ヒータ(保温・内蓋加熱用ヒー
タ)であって、器体3における内鍋収納容器5の外側に
位置する開口縁近傍に設けられている。23は器体3の
底体、24は器体3の底板、25は脚、26はビスであ
る。27はばね(内鍋当接用押圧部材)であり、このば
ね27の弾性力により炊飯ヒータ6を埋設した熱伝導体
が内鍋4の底面に当接され、内蓋本体2の閉塞状態で、
内蓋の周縁部が前記内鍋4の開口縁に当接され、かつ、
前記内鍋4の開口縁に器体肩部を構成する内鍋収納容器
5の開口縁が当接される。
【0018】前記蓋部本体2は、内蓋2aと外蓋2bで
構成され、その中心部には、内蓋2aを吊して支持する
内蓋支持部材201が設けられている。この内蓋支持部
材201には、蒸気を噴射する蒸気噴射口202が設け
られている。前記内蓋2aは熱伝導性の高い材質、例え
ば、アルミニウムで構成されている。
【0019】前記内蓋2aの周縁部2a1は、蓋部本体
2を構成する外蓋2bに、この外蓋2bの裏面を形成す
る内蓋2aが一体に取り付けられ、この内蓋2aは、内
鍋4の開口部4aの蓋を兼用する構成になっている。そ
して、内蓋押圧用ばね(内蓋当接用押圧部材)2a2に
より、器体3内に収納された内鍋4の開口部4aに当接
され、内蓋加熱用ヒータ11からの熱が伝導して加熱さ
れるようになっている。また、前記外蓋2bには、開閉
ハンドル203が設けられている。
【0020】また、蓋部本体2は、ロックばね205に
抗してロックレバー204を引き上げる操作により、器
体3の肩部に設けられている爪受部材301から係合爪
206を脱却させ、回転軸207を中心に弧回動させる
構成になっている。
【0021】そして、図2に示すように、回転軸207
の軸受302には、係合溝303を設け、蓋部本体2の
所定回動位置において、蓋部本体2の回転軸207を係
合溝303から脱却させることが可能な構成になってい
る。
【0022】つまり、図2に示すように、回転軸207
と係合溝303とにより器体3から蓋部本体2を取り外
して、蓋部本体2全体のまる洗いが可能になっている。
【0023】前記器体3は、外装ケース3aと内鍋4を
収納する内鍋収納容器5との組立体からなり、この外装
ケースの上と内鍋収納容器5の開口縁上縁とを介在し
て連結する肩部材3bによりそれぞれこの器体3の肩部
を形成する。208はパッキン、209は蒸気通孔であ
る。
【0024】前記内鍋4の上部が内蓋2aで蓋され、熱
的に接触接続されている。内蓋2aは熱伝導性の高い材
質、例えば、アルミニウムを成形して構成されている。
【0025】前記機能表示選択操作ユニット10は、器
体3の上部位置に配設され、この機能表示選択操作ユニ
ット10には、後述するように、複数個の操作キースイ
ッチ,各種の状態を表示する発光ダイオード,時刻を表
示する7セグメントの文字表示器が設けられている。操
作キースイッチとしては、時キースイッチ,分キースイ
ッチ,予約キースイッチ,メニューキースイッチ,白米
炊き分け選択キースイッチ,時計セットキースイッチ,
開始キースイッチ,取消/保温キースイッチの各キース
イッチが設けられている。
【0026】図3は、マイクロコンピュータ20を用い
た制御ユニット8の要部の構成を示すブロック図であ
る。図3において、6は炊飯ヒータ、7は保温ヒータ、
8は制御ユニット、9は内鍋の底部分に設けられる底セ
ンサ、10は機能表示選択操作ユニットである。
【0027】機能表示選択操作ユニット10には、前述
したように、7セグメントの文字表示器12,操作キー
スイッチ13(13a〜13h),状態表示部14の発
光ダイオードが設けられている。
【0028】また、15は商用交流電源、16は温度ヒ
ューズである。制御ユニット8には、炊飯ヒータ6の通
電制御を行うトライアック18とリレー17,保温ヒー
タ7の通電制御を行うトライアック19a,内鍋加熱用
ヒータ11の通電制御を行うトライアック19b,マイ
クロコンピュータ20,時計機構21,ブザー22等が
備えられている。
【0029】また、鍋底部に設けられる底センサ9は、
サーミスタ等で構成されている。これらの温度センサ
は、温度を検知して温度に対応する電気信号を出力す
る。温度に対応する電気信号はマイクロコンピュータ2
0のアナログ/ディジタル変換ポートに入力される。マ
イクロコンピュータ20は、内部に処理装置(CP
U),メモリ(RAM),プログラムメモリ(RO
M),アナログ/ディジタル変換機能を有する入力ポー
ト,キースイッチ入力を受付ける複数の入力ポート,制
御出力信号及び表示制御信号を出す出力ポート等を内蔵
するものであり、プログラムメモリに格納されているプ
ログラムに従い、入力ポートからの入力に対応して所定
の出力信号を出力ポートから出力する。
【0030】すなわち、マイクロコンピュータ20は、
底センサ9,時計機構21,操作キースイッチ13から
の入力を受け、内蔵する処理プログラムに従い、一連の
処理を行い、ヒータの通電制御を行うトライアック等ヘ
の制御信号を送出すると共に、動作モード等の状態を表
示するために、状態表示部14の発光ダイオードへの点
灯制御信号を送出する。
【0031】また、時計機構21からの時刻信号はマイ
クロコンピュータ20に入力され、7セグメント文字表
示器12で時刻表示されると共に、タイマー予約炊飯を
行う場合の予約時間を判定するための信号として、マイ
クロコンピュータ20に入力される。
【0032】次に、このように構成された炊飯器の動作
を簡単に説明する。図4は、マイクロコンピュータ20
の全体の制御の流れの概略を示すフローチャートであ
る。
【0033】電源がオンとされると、炊飯制御の前処理
を行う(ステップ31)。この炊飯制御の前処理では、
マイクロコンピュータ20の各種の内部レジスタ,タイ
マー等をリセットする初期化処理を行い、炊飯メニュー
設定,炊飯予約時間設定等の炊飯動作指示データの設定
処理が行われ、続いて、開始キースイッチがオンとされ
ると(または予約炊飯の場合には予約時間となると)、
炊飯制御を行うために、リレー17をオンとし、炊飯ヒ
ータ回路をオンとする(ステップ32)。次に、炊飯工
程制御を行う(ステップ33)。これにより、米を炊き
上げる炊飯動作が行われる。炊飯動作が終了すると、リ
レー17をオフとし(ステップ34)、炊飯ヒータ回路
をオフにして、炊き上った御飯を保温するための保温制
御を行う保温制御モードとする。保温制御モードでは、
ステップ35からの処理を行う。
【0034】この保温制御モードにおいては、通常保温
制御を行い(ステップ35)、温度異常であるか否かを
判定する(ステップ36)。温度異常であれば、異常報
知,異常表示等のエラー処理を行い(ステップ37)、
全体の処理を終了する。また、ステップ36において、
温度異常でなければ、ステップ35に戻って、通常保温
制御を繰り返し行う。
【0035】次に、このように構成されたマイクロコン
ピュータ制御による炊飯制御の処理の概略の動作を説明
する。
【0036】内鍋4に所望量の米と、それに見合った水
を入れ、開始キースイッチをオンすると、制御ユニット
8のマイクロコンピュータ20は、その中のプログラム
メモリ(ROM)に記憶されている炊飯プログラムの処
理ステップにしたがって、炊飯工程における加熱のため
の電力制御を開始する。このとき、マイクロコンピュー
タ20は、底センサ9からの電圧出力をアナログ/ディ
ジタル変換機能の入力ポートA/Dからディジタル量に
変換して入力し、温度に変換する処理を行い、入力され
た温度を判定して、温度の判定結果から各種の炊飯工程
の制御を行うことになる。この炊飯工程では、炊飯の初
期においては、加熱電力を小さくして米に吸水させる吸
水工程を行う。次に、加熱電力を大きくして、所定温度
での炊飯容量判定を行い、急激昇温して、沸騰させる炊
き上げ工程を行い、そして、沸騰を持続させる沸騰維持
工程を行う。この沸騰維持工程が続いて、米が十分に水
を吸水し内鍋底部の水分がなくなり、所定の温度、例え
ば130℃に達すると、この温度を底センサ9により検
知してマイクロコンピュータ20は加熱用のヒータをオ
フして、沸騰維持工程を終了する。
【0037】次に、所定時間の間、むらし工程等を行
い、最終的に保温工程に至って、炊飯工程を終了する。
炊飯工程制御を終了すると、次には保温工程制御に移行
する。
【0038】以上の説明からわかるように、本実施例1
によれば、マイクロコンピュータ制御による自動炊飯器
において、内蓋支持部材201に支持される1個の内蓋
2aで鍋蓋を兼用させ、該内蓋2aが、内鍋4の開口部
4a周辺と当接し、かつ、該内蓋2aが内蓋押圧用ばね
2a2により内鍋4を密封する構造にしたので、炊飯器
の機能を低下させることなく、構成を簡単にすることが
でき、おいしいご飯を炊くことができる。これにより、
コストを低減することができる。
【0039】また、炊飯器1の蓋部本体2を構成する内
蓋2aと内鍋4が接触する位置の近傍、つまり、器体3
内における内鍋収納容器外側に位置する開口縁近傍に
補助ヒータ11を設けたことにより、蓋部本体2に内蓋
加熱用ヒータを設けたものと同等の作用をさせることが
でき、かつ、蓋部本体2全体を器体3に対して着脱自
在に取り付けているので、まる洗いすることができる。
【0040】(実施例2) 図5は、本発明の実施例2の炊飯器の構成を示す断面図
である。
【0041】本実施例2の炊飯器は、図5に示すよう
に、実公平4−23467号公報に開示される炊飯器の
内蓋を省略し、構成を簡単にし、実施例1と同等の作用
をさせることができ、かつ、蓋部本体2全体をまる洗い
することができるようにしたものである。
【0042】その要部の構成は、図5に示すように、蓋
部本体2を器体3から取り外し可能にしてある。この構
成は前記実公平4−23467号公報に記載されている
機構と同じであるので、ここではその説明は省略する。
【0043】前記内蓋2aは、外蓋2bの内側部材2b
1にネジ2b2で取り付けられている。そして、蓋部本
体2全体をまる洗いする時に、蓋部本体2に水が侵入し
ないようにするために、パッキン211及び212が外
蓋2bの内側部材2b1と内蓋2aとの接合面に設けら
れ、密封されている。
【0044】また、外蓋2bの中央部には、蒸気抜きパ
イプ210がパッキン213を介して弾力的に取り外し
自在に嵌合されている。この蒸気抜きパイプ210に
は、蒸気抜き制御部材210Aがスプリング215を介
在させてパッキン214により取り外し自在に設けられ
ている。この蒸気抜き制御部材210Aは、形状記憶合
金で構成され、所定温度になると、前記スプリング21
5に抗して上動して蒸気噴射口202を開放するように
なっている。
【0045】前記パッキン212は、内蓋2aと外蓋2
bとを密封すると共に、蒸気抜きパイプ210と外蓋2
bとを密封するものである。
【0046】また、パッキン216が、器体3内に水が
侵入しないようにするため器体3の肩部に設けられてい
る。また、パッキン217が、内鍋4の開口縁と内蓋2
aとを密封し、かつ肩ヒータと内蓋2aとの接触位置決
めを行うために設けられている。
【0047】前記パッキン211,212,213,2
14,216,217は、それぞれシリコンゴムからな
っている。
【0048】前記蓋部本体2の一端部は、蝶番部材3C
に対し着脱自在に嵌合され、この嵌合された状態で位置
決め突起307により固定される機構になっている。ま
た、蓋部本体2の他端部は、ロック解除操作ボタン30
4の押圧操作して、係合爪304Aとの係合を解除し、
ばね305の弾性力により弧回動されて開放される機構
になっている。306はばね305のばね力調整ネジ、
308は回転制限ローラ(ブレーキ)である。この機構
の構成及びその動作の詳細については、実公平4−23
467号公報に記載されている。
【0049】以上、本発明を実施例にもとづき具体的に
説明したが、本発明は、前記実施例に限定されるもので
はなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可
能であることは言うまでもない。
【0050】
【発明の効果】以上、説明したように、第1の発明に
れば、炊飯器の蓋部本体を構成する外蓋に前記内鍋の内
を設け、前記内蓋の閉塞状態で、内蓋の周縁部が前記
内鍋の開口縁に当接され、かつ、前記内鍋の開口縁に
記器体肩部が当接されるように構成し、前記蓋部本体
器体に対し着脱自在に取り付けることにより、内鍋の開
口縁に器体の底部が当接して器体肩部に補助ヒータが設
けられているので、蓋部本体に加熱ヒータを設ける必要
がなく、かつ、蓋部本体を構成する外蓋に内鍋の内蓋を
設けることができ、炊飯器の機能を低下させることな
く、構成を簡単にすることができる。これにより、コス
トを低減することができる。
【0051】また、蓋部本体に加熱ヒータを設ける必要
がなく、かつ、蓋部本体を器体に対して着脱自在に取り
付けているので、蓋部本体全体をまる洗いできる
【0052】第2又は第3の発明によれば、押圧部材を
蓋部本体に設けたこと又は押圧部材を器体底部に設けた
ことにより、前記内蓋の閉塞状態で、内蓋の周縁部が前
記内鍋の開口縁に当接され、かつ、前記内鍋の開口縁に
器体肩部が当接されるので、前記第1の発明の効果をよ
り一層向上させておいしいご飯を炊くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の自動電気炊飯器の構成を示
す断面図、
【図2】本実施例の内蓋と器体との開閉連結部を示す説
明図、
【図3】本実施例のマイクロコンピュータを用いた制御
ユニットの要部の構成を示すブロック図、
【図4】本実施例のマイクロコンピュータの全体の制御
の流れの概略を示すフローチャート、
【図5】本発明の実施例2の炊飯器の構成を示す断面
図。
【符号の説明】
1…炊飯器、2…蓋部本体、2a…内蓋、2a1…周縁
部、2a2…内蓋押圧用ばね、2b…外蓋、3…器体、
3a…外装ケース、3b…肩部材、3c…蝶番部材、4
…内鍋、4a…開口部、5…内鍋収納容器、6…炊飯ヒ
ータ、7…保温ヒータ、8…制御ユニット、9…底セン
サ、10…機能表示選択操作ユニット、11…補助ヒー
タ(保温・内蓋加熱用ヒータ)、12…文字表示器、1
3…操作キースイッチ、14…状態表示部、15…商用
交流電源、16…温度ヒューズ、17…リレー、18,
19a,19b…トライアック、20…マイクロコンピ
ュータ、21…時計機構、22…ブザー、23…底体、
24…底板、25…脚、26…ビス、27…ばね、20
1…内蓋支持部材、202…蒸気噴射口、203…開閉
ハンドル、204…ロックレバー、205…ロックば
ね、206…係合爪、207…回転軸、208…パッキ
ン、209…蒸気通孔、2b1…外蓋の内側部材、2b
2…ネジ、210…蒸気抜きパイプ、210A…蒸気抜
き制御部材、211,212,213,214,21
6,217…パッキン、215…スプリング、301…
爪受部材、302…軸受、303…係合溝、304…ロ
ック解除操作ボタン、304A…係合爪、305…ば
ね、306…バネ力調整ネジ、307…位置決め突起、
308…回転制御ローラ。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 器体に弧回動される蓋部本体を設け、器
    体内に内鍋を収納し、器体底部に炊飯ヒータと器体肩部
    に補助ヒータを設けた炊飯器であって、該炊飯器の蓋部
    本体を構成する外蓋に前記内鍋の内蓋を設け、前記内蓋
    の閉塞状態で、内蓋の周縁部が前記内鍋の開口縁に当接
    され、かつ、前記内鍋の開口縁に前記器体肩部が当接さ
    れるように構成し、前記蓋部本体を器体に対し着脱自在
    に取り付けたことを特徴とする炊飯器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の炊飯器において、内蓋
    の閉塞状態で、内蓋の周縁部が前記内鍋の開口縁に当接
    され、かつ、前記内鍋の開口縁に前記器体肩部が当接さ
    れるための押圧部材を蓋部本体に設けたことを特徴とす
    る炊飯器。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の炊飯器におい
    て、内蓋の閉塞状態で、内蓋の周縁部が前記内鍋の開口
    縁に当接され、かつ、前記内鍋の開口縁に前記器体肩部
    が当接されるための押圧部材を器体底部に設けたことを
    特徴とする炊飯器。
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