JPH10234568A - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

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Publication number
JPH10234568A
JPH10234568A JP4338297A JP4338297A JPH10234568A JP H10234568 A JPH10234568 A JP H10234568A JP 4338297 A JP4338297 A JP 4338297A JP 4338297 A JP4338297 A JP 4338297A JP H10234568 A JPH10234568 A JP H10234568A
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JP
Japan
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inner pot
flange
lid
main body
denotes
Prior art date
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Pending
Application number
JP4338297A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiko Saeki
昭彦 佐伯
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Home Tech Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Home Tech Ltd filed Critical Hitachi Home Tech Ltd
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Publication of JPH10234568A publication Critical patent/JPH10234568A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】内釜が熱い時でも簡単に取り出せるようにな
し、また蒸気のシールを確実なものとする。 【解決手段】内釜3のフランジ部3aに全周均一な凸部
3bを設け、この凸部をフタパッキンとのシール部と
し、内釜のフランジ部には左右対称な位置に樹脂製の持
ち手14を取り付ける構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭などで使
用される炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、内釜に被調理物を入れ加熱調理
する炊飯器は、図4に示すような構造のものが知られて
いる。図4において、101は炊飯器の外観を構成する
容器本体、101aは容器本体101の上端開口部後方
に構成されフタユニット開閉動作時に軸となるヒンジ部
である。102は容器本体101の内部を構成する内容
器であり、103は容器本体101の上面開口部と内容
器102とで構成された内釜収納部に着脱自在に収納さ
れる内釜であり、上方にフランジ部103aを有してい
る。
【0003】104はヒンジ部101aを軸に回動し、
内釜103の上面開口部を塞ぐように構成されたフタユ
ニットである。105はフタユニット104の外観を構
成するフタ、106はフタユニット104の内側を構成
するフタリング、107はフタユニット104を閉めた
ときに、内釜103の上面開口部フランジ部103aを
シールする、例えばシリコンゴム等の弾性材で構成され
たフタパッキンである。108はフタユニット104を
閉めたときに内釜103の上面開口部に対向し、例えば
アルミニウム等で構成されたホウネツバンであり、10
9はホウネツバン108の裏面に取り付けられたフタ加
熱装置であり、110はホウネツバン108の穴部から
炊飯/保温中の内釜103内部の蒸気を外へ出すための
蒸気孔である。
【0004】111は内容器102下方に取り付けられ
た本体加熱装置、112は内容器102底部中央に取り
付けられた内釜103を本体にセットしたときに内釜1
03底部に当接し、温度を検出する温度検出装置、11
3は内容器102の側面部に取り付けられた本体補助加
熱装置である。
【0005】上記構成において、内釜103の上端には
図示のようなフランジ部103aが形成されており、フ
タユニット104を閉めたときにフタパッキン107
は、このフランジ部103aに圧接されるようにして蒸
気が漏れないようにシールするような構成となってい
る。またホウネツバン108はフタパッキン107を介
し、フタリング106に、ネジ止めにて取り付けられて
いる。
【0006】炊飯時には、内釜103に被加熱物である
米と水を入れて容器本体101にセットし、フタユニッ
ト104を閉める。操作部(図示せず)の炊飯スタート
スイッチを操作すると、温度検出装置112からの温度
情報を基に、制御部(図示せず)で、本体加熱装置11
1と本体補助加熱装置113及びフタ加熱装置109へ
の通電を制御して炊飯を行う。炊飯の終了後は、制御部
の働きにより自動的に保温状態に切り替わり、炊きあが
ったご飯を適温(例えば約70℃)に保温するようにな
っている。
【0007】炊飯中は内釜103内部に大量の蒸気が発
生するが、蒸気孔110から外部へ排出し、内釜103
フランジ部とフタパッキン107の間からは蒸気が漏れ
ないようになっている。炊飯中もしくは保温中に、内釜
103フランジ部103aとフタパッキン107の間か
ら蒸気が漏れると容器本体101やフタ105が汚れた
り熱変形したりするだけでなく、特に保温中は内釜10
3の中の御飯が乾燥し食味を損ねてしまうので、この部
分の蒸気のシールは非常に重要である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のような構成の炊
飯器の場合、使用者が炊飯及び保温を終了させ次の炊飯
を行うために、容器本体にセットされた内釜を取り出す
ときは、内釜のフランジ部を持って取り出すが、炊飯及
び保温終了直後は内釜の温度が高いため、素手では取り
出し難く、布巾等を介して内釜を持つか内釜の温度がさ
めるまで待ってから取り出すなど取扱いが不便であっ
た。
【0009】内釜を取り出し易くするために金属類より
比較的熱伝導性の悪い樹脂等を用いて内釜の持ち手を構
成する方法もあるが、この場合内釜を持ち手で保持する
ため〔内釜重量+最大負荷(米と水)重量〕に充分耐え
る強度が要求される。このためには例えば図5に示すよ
うに、内釜のフランジ部を挟むように持ち手を取り付け
ることが考えられるが、この場合には持ち手によりフラ
ンジ部に凸部ができてしまうために、フタパッキンによ
る蒸気のシールが困難になってしまうという問題があっ
た。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の問題点
を解決するためのものであり、内釜のフランジ部に全周
均一な凸部を設けてフタパッキンとのシール部とし、こ
のフランジ凸部外周部の左右対象な位置に持ち手を取り
付けるような構成としたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明は、内釜フランジ部の外周
部の対象位置に複数の持ち手を取り付けるとともに、フ
ランジ部の上部全周に均一な凸部を設け、この凸部とフ
タパッキンとを密着させ蒸気のシールを行うようにした
ものである。
【0012】この構成によれば、内釜持ち運び用の持ち
手を内釜フランジ部に取り付けても従来と同等なレベル
及び構成でフタパッキンによる蒸気のシールが可能とな
る。
【0013】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0014】図1は本発明の実施例を示す断面図であ
る。図1において、1は炊飯器の外観を構成する容器本
体、1aは容器本体1の上端開口部後方に構成されフタ
ユニット開閉動作時に軸となるヒンジ部である。2は容
器本体1の内部を構成する内容器であり、3は容器本体
1の上面開口部と内容器2とで構成された内釜収納部に
着脱自在に収納される内釜であり、上部にフランジ部3
aを有し、フランジ部3a上方全周に突条の凸部3bが
設けられている。
【0015】4は容器本体ヒンジ部1aを軸に回動し、
内釜3の上面開口部を塞ぐように構成されたフタユニッ
トである。5はフタユニット4の外観を構成するフタ、
6はフタユニット4の内側を構成するフタリング、7は
フタユニット4を閉めたときに、内釜3の上面開口部フ
ランジ面の凸部3bをシールする、例えばシリコンゴム
等の弾性材で構成されたフタパッキンである。8はフタ
ユニット4を閉めたときに内釜3の上面開口部に対向
し、例えばアルミニウム等で構成されたホウネツバンで
あり、9はホウネツバン8の裏面に取り付けられたフタ
加熱装置であり、10はホウネツバン8の穴部から炊飯
/保温中の内釜3内部の蒸気を外へ出すための蒸気孔で
ある。
【0016】11は内容器2下方に取り付けられた本体
加熱装置、12は内容器2底部中央に取り付けられ内釜
3を本体にセットしたときに内釜3底部に当接し、温度
を検出する温度検出装置、13は内容器2の側面部に取
り付けられた本体補助加熱装置である。14は内釜3の
フランジ部3a外周の左右対象な位置にビスにより取り
付けられた持ち手である(図2参照)。
【0017】上記構成において、内釜3上端のフランジ
部3aは図2に示すような全周均一に形成されており、
持ち手14はこの外周のフランジ3aを挟むようにして
取り付けてある。これは〔内釜重量+最大負荷(米と
水)重量〕に充分耐える強度を確保するためである。持
ち手14の固定はフランジ部3aに取り付けられた持ち
手14の下方から内釜3フランジ部3aを貫通するビス
止めとし、このビス止めで外方向への抜け止め及び固定
をする。
【0018】フタパッキン7による蒸気のシールは、フ
タユニット4を閉めることにより、前述の内釜3上端の
フランジ部3aの上方の突条の凸部3bにフタパッキン
7を圧接するようにしてこの部分から蒸気が漏れないよ
うにシールする構成となっている。この内釜3上端のフ
ランジ部3aの凸部3bはフタパッキン7とのシール部
であるため凹凸のないようにすることが望ましい。
【0019】図3は本発明の実施例を示す側面図であ
る。図3に示すよう容器本体1の上端面には、内釜3を
容器本体1に収納したとき、持ち手14が収納されるよ
うに内釜収納部左右対象な位置に持ち手収納部1bが構
成されている。このため内釜3を本体に収納したときに
も、意匠的に違和感なく見せることができるだけでな
く、持ち手収納部1bに持ち手14が収納されており内
釜3が回転方向に対し固定されているので、内釜3の中
の御飯をしゃもじ等で茶碗によそうときに不用意に内釜
3が回転するのを防ぐこともできる。また、この持ち手
収納部1bは、内釜3をセットしたときにも持ち手14
の下方に指が掛かる程度の隙間を設けておくと内釜3を
取り出すときに便利である。
【0020】
【発明の効果】上記構成とすることにより、炊飯及び保
温終了直後でも容易に内釜を持ち運ぶことができるよう
になる。また内釜のフランジ部に持ち手を取り付けるよ
うな構成にしても、内釜とフタパッキンのシールはフラ
ットな面(フランジ部全周の凸部)でフタパッキンを圧
接するようにできるため、従来と同等の効果がある。さ
らに容器本体の持ち手収納部に内釜の持ち手を収納する
ようにセットすることにより、内釜の中の御飯をしゃも
じ等で茶碗によそうときに不用意に内釜が回転するのを
防ぐこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す炊飯器の断面図。
【図2】本発明の一実施例を示す炊飯器の内釜のフラン
ジ部断面拡大図。
【図3】本発明の一実施例を示す炊飯器の側面図。
【図4】従来の炊飯器の構成を示す断面図。
【図5】従来の内釜に持ち手をつけた場合を示す断面拡
大図。
【符号の説明】
1…容器本体、3…内釜、3a…フランジ部、3b…凸
部、4…フタユニット、7…フタパッキン、14…持ち
手。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器本体と、この容器本体内に着脱自在に
    収納する内釜と、容器本体開口部上枠の一端を軸として
    回動し、前記内釜の開口部をシールするためのフタパッ
    キンを有しているフタユニットと、前記内釜の下方に配
    設された加熱装置と、この加熱装置の通電を制御する制
    御部を有する炊飯器において、前記内釜(3)のフラン
    ジ部(3a)の左右両側の対象な位置に樹脂製の持ち手
    (14)を設けるとともに、フランジ部(3a)上方の
    全周に均一な突条の凸部(3b)を設けたことを特徴と
    する炊飯器。
JP4338297A 1997-02-27 1997-02-27 炊飯器 Pending JPH10234568A (ja)

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JP4338297A JPH10234568A (ja) 1997-02-27 1997-02-27 炊飯器

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JP4338297A JPH10234568A (ja) 1997-02-27 1997-02-27 炊飯器

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JP4338297A Pending JPH10234568A (ja) 1997-02-27 1997-02-27 炊飯器

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100447194B1 (ko) * 2002-06-17 2004-09-04 엘지전자 주식회사 전기 압력밥솥의 힌지스프링 고정구조
JP2011024744A (ja) * 2009-07-24 2011-02-10 Panasonic Corp 調理容器
JP2011024796A (ja) * 2009-07-27 2011-02-10 Panasonic Corp 調理容器
JP2016093319A (ja) * 2014-11-14 2016-05-26 象印マホービン株式会社 炊飯器
JP2016129611A (ja) * 2015-01-14 2016-07-21 三菱電機株式会社 炊飯器

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040203

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02