JP2000070127A - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

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JP2000070127A JP10241324A JP24132498A JP2000070127A JP 2000070127 A JP2000070127 A JP 2000070127A JP 10241324 A JP10241324 A JP 10241324A JP 24132498 A JP24132498 A JP 24132498A JP 2000070127 A JP2000070127 A JP 2000070127A
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Noriko Sudo
紀子 須藤
Kazuyoshi Sekiya
一芳 関谷
Koji Tsurumaki
孝司 弦巻
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電熱式のヒータでステンレス製の内蓋を効率
よく加熱する。 【解決手段】 蓋体21の下面を形成する放熱板24を、ア
ルミニウムにアルマイト被膜を形成した部材とする。蓋
体21の下面に所定の隙間を形成して着脱自在に装着され
鍋6の上部開口部を覆う内蓋31の材質をステンレス部材
にする。放熱板24の裏側に電熱式の蓋ヒータ71を設け
る。炊飯時と保温時に蓋ヒータ71で放熱板24を加熱し、
この放熱板24からの輻射熱で内蓋31を加熱する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、保温釜などの炊飯
器に係わり、特に蓋体の構成に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、容器である鍋の
上部開口部を覆う内蓋を蓋体の下面に着脱自在に装着し
た炊飯器において、内蓋の材質は、熱伝導性を考慮した
アルミニウムに腐食防止処理としてアルマイトや弗素コ
ーティングしたものが主流であった。これに対して、近
年、内蓋を、磁性を有するステンレスにして電磁誘導加
熱するようにしたものもある。内蓋の材質は好みにもよ
るが、ステンレスはアルミニウムに比べ高強度であるた
め、0.3〜0.6mm程度と肉薄にしても使用中に変形しにく
い利点があり、また、高光沢化が可能で、外観がよくな
る利点を有する。しかし、ステンレスを内蓋材料に使用
するにあたって、電磁誘導加熱式では、インバータ回路
が必要になるなど、構造が複雑になる問題がある。しか
し、蓋体の下面を電熱式ヒータで加熱し、蓋体の下面か
らの輻射熱で内蓋を加熱する場合には、ステンレスはア
ルミニウムに比べて熱伝導性が悪いとともに高比重で熱
容量が大きくなるため温まりにくく、加熱効率が悪くな
る問題点がある。
【0003】また、着脱自在の内蓋を備えた炊飯器にお
いて、内蓋の温度を検出する温度検出手段としての蓋温
度センサを蓋体に設け、蓋体の下面を形成する蓋体下面
部材に形成した通孔から前記温度センサを突出させてそ
の感熱部を内蓋に接触させたものがある。この蓋温度セ
ンサは、その感熱部が内蓋に確実に接触するように、ス
プリングにより付勢してある。従来のこの種の炊飯器で
は、製造に際して蓋温度センサを蓋体に組み込むとき、
手でスプリングを支えたりしなければならず、手間がか
かる問題があった。また、蓋温度センサが自由に回転で
きるようになっており、そのため、内蓋を外した状態で
蓋温度センサが回されると、この蓋温度センサの配線が
絡まったり、感熱部が傾いて的確な温度検出ができなく
なる問題があった。
【0004】本発明は、このような問題点を解決しよう
とするもので、加熱手段が構造の簡単な電熱式のヒータ
であったとしても加熱効率よくステンレス製の内蓋を加
熱できる炊飯器を提供することを第1の目的とする。ま
た、製造上温度検出手段の組み込みが容易で、かつこの
温度検出手段の信頼性を向上できる炊飯器を提供するこ
とを第2の目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の炊飯器
は、前記第1の目的を達成するために、炊飯器本体と、
この炊飯器本体内に収容された容器と、前記炊飯器本体
の上側に開閉自在に設けられた蓋体と、この蓋体の下面
に所定の隙間を形成して設けられた内蓋とを備え、前記
蓋体の下面の材質をアルミニウムにアルマイト被膜を形
成した部材とし、前記内蓋の材質をステンレス部材に
し、前記蓋体の下面を形成する部材である蓋体下面部材
に加熱手段を備え、前記内蓋で前記容器の上部開口部を
覆い、炊飯時と保温時に前記加熱手段で前記蓋体下面部
材を加熱し、この蓋体下面部材からの輻射熱で前記内蓋
を加熱する構成としたものである。
【0006】蓋体下面部材はアルミニウムからなるため
熱伝導性がよく、また、アルマイト被膜を形成してある
ため赤外線の放射効率がよい。したがって、蓋体下面部
材の裏側にある加熱手段の発する熱は蓋体下面部材全体
に速やかに良好に拡散し、さらに内蓋側に良好に輻射さ
れる。これにより、熱伝導性が比較的悪いステンレスか
らなり本来は局部的な加熱になりやすい内蓋に対して全
体的に均一化して熱が供給され、この内蓋が効率よく加
熱むら少なく加熱される。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の発明の炊飯
器において、前記蓋体下面部材と内蓋との間の隙間を5
mm以下にするとともに、これら蓋体下面部材と内蓋を非
接触状態にしたものである。
【0008】このように蓋体下面部材と内蓋との間の隙
間を5mm以下と小さくすることにより、蓋体下面部材か
ら輻射される熱がより効率的に内蓋へ供給される。ま
た、蓋体下面部材と内蓋が非接触状態であることによ
り、接触部のみが局部的に加熱されることが防止され、
内蓋の加熱むらが抑制される。
【0009】請求項3の発明は、請求項1または2の発
明の炊飯器において、前記内蓋の裏側に、前記蓋体下面
部材から突出し内蓋の温度を検出する温度検出手段を接
触させ、この温度検出手段の検出温度に応じて炊飯時と
保温時に加熱手段の加熱調節を行う構成とし、前記温度
検出手段における内蓋に接触する外装の材質を内蓋と同
材質にしたものである。
【0010】確実な温度検出のため、温度検出手段の感
熱部が内蓋に接触するが、異種金属を接触させると、電
解腐食が生じるおそれがある。炊飯器のように水分が確
実に存在する環境下ではなおさらである。これに対し
て、本請求項3の発明のように、温度検出手段における
内蓋に接触する外装の材質が内蓋と同材質であれば、電
解腐食が防止される。
【0011】請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれ
かの発明の炊飯器において、前記内蓋は、平均的に全体
がほぼ平坦かあるいは前記容器側に対して突出した面形
状としたものである。
【0012】内蓋の材質としてアルミニウムを使用した
場合には、一般的に腐食防止のためにアルマイト被膜や
弗素コーティングを表面に施すが、このアルマイト被膜
や弗素コーティングが光を吸収するため、店頭や家庭で
蓋体を開けたままにしても太陽光が反射しにくい。これ
に対して、本発明のように内蓋がステンレスからなる場
合は、表面で光が反射するため、もし反射した光が集光
してしまうと、集光部が高温になってしまう問題があ
る。これに対して、請求項4の発明のように、内蓋の形
状を平均的に全体がほぼ平坦かあるいは容器側に対して
突出した面形状とすれば、太陽光が拡散反射することに
より、集光部が高温になってしまうような問題が生じな
い。
【0013】請求項5の発明の炊飯器は、前記第2の目
的を達成するために、炊飯器本体と、この炊飯器本体内
に収容された容器と、前記炊飯器本体の上側に開閉自在
に設けられた蓋体とを備えるとともに、この蓋体の下面
を形成する蓋体下面部材の下方に、前記容器の上部開口
部を覆う内蓋を備え、前記蓋体下面部材に通孔を形成
し、前記蓋体の内部に設けられ前記内蓋の温度を検出す
る温度検出手段を前記蓋体下面部材の通孔から突出させ
て温度検出手段の感熱部を内蓋に弾性的に当接させた炊
飯器において、前記温度検出手段に、その感熱部の回転
防止機構を兼ねこの感熱部を内蓋側に押し付ける弾性体
保持部を設けたものである。
【0014】製造時、温度検出手段を蓋体に装着すると
き、弾性体保持部に弾性体を保持できることにより、手
で弾性体を支えたりする手間が不要になる。また、温度
検出手段が蓋体に装着された状態では、弾性体保持部に
よって温度検出手段が回り止めされた状態になる。した
がって、内蓋を外した状態で、温度検出手段の突出した
感熱部を摘まんで回そうとしても温度検出手段が回ら
ず、温度検出手段への配線が絡んだり、その感熱部が傾
いたりすることが防止される。
【0015】請求項6の発明は、請求項5の発明の炊飯
器において、前記感熱部の外周囲に、前記蓋体下面部材
の通孔と感熱部を塞ぐパッキンを備え、このパッキン
は、感熱部の上下動に伴い上下に弾性変形する弾性部材
からなり、この弾性部材の弾性力は、感熱部を内蓋に弾
性的に当接させる前記弾性体の弾性力より弱くしたもの
である。
【0016】前記パッキンにより、蓋体下面部材の通孔
と感熱部との間の隙間から蓋体の内部へ水が侵入するこ
とが防止される。しかも、パッキンは感熱部の上下動に
伴い上下に弾性変形する弾性部材からなるため、感熱部
と内蓋との間にご飯粒などが挟まって多少感熱部が傾い
ても、蓋体下面部材の通孔と感熱部との間の隙間は確実
に塞がれる。また、パッキンをなす弾性部材の弾性力
は、温度検出手段の感熱部を内蓋から離す方向へ作用す
るが、感熱部を内蓋に弾性的に当接させる弾性体の弾性
力よりもパッキンをなす弾性部材の弾性力を弱くするこ
とにより、感熱部が確実に内蓋に当接する。
【0017】
【発明の実施形態】以下、本発明の炊飯器の一実施例に
ついて図1から図3を参照しながら説明する。1は炊飯
器本体で、この炊飯器本体1は、外枠2とその下面開口
を覆う底板3とにより外殻が形成され、鍋収容部4を形
成する内枠5が内側に設けられている。6は鍋収容部4
内に挿脱自在に収容される容器である鍋で、この鍋6
は、その上部開口部の周囲にフランジ状に形成された取
手部7が鍋収容部4の上縁部上に載ることにより、この
鍋収容部4内に支持されるものである。また、鍋6の外
面下部には、電磁誘導加熱用の磁性金属からなる発熱体
8が設けられている。また、前記内枠5の外側には、前
記鍋6の発熱体8を電磁誘導加熱により発熱させるため
の加熱手段である加熱コイル10が設けられており、この
加熱コイル10は、コイルカバー11により外側から覆って
ある。さらに、内枠5の下部中央には、前記鍋6の底面
に弾性的に当接する鍋温度センサ12が設けられている。
この鍋温度センサ12は、鍋6の温度を検出するもので、
これにより、前記加熱コイル10などによる加熱が制御さ
れるようになっている。また、炊飯器本体1内の後部に
は、電源コードを巻き取るコードリール13、電源基板14
および発熱する電気部品の冷却用の送風機15が設けられ
ている。なお、16は、配線作業を容易にすることなどを
目的として、外枠2の後面部に形成された開口を塞ぐカ
バー部材である。また、17は持ち運び用の回動自在のハ
ンドルである。
【0018】21は、前記炊飯器本体1の上側に開閉自在
に設けられた蓋体である。この蓋体21は、外蓋22と、こ
の外蓋22の下側に固定された内側カバー23と、この内側
カバー23の下側に固定され蓋体21の下面を形成する蓋体
下面部材としての放熱板24と、前記外蓋22のさらに上側
に固定された外蓋カバー25とを主たる構成要素としてい
る。
【0019】また、蓋体21の下面には、この下面との間
に所定の隙間aを形成して、前記鍋6の上部開口部を直
接覆う内蓋31が着脱自在に装着されている。この内蓋31
の外周部には、環状の蓋パッキン32が環状のパッキンホ
ルダ33とともに固定されている。蓋パッキン32は、弾性
部材からなり、内蓋31を装着した蓋体21を閉じたとき、
炊飯器本体1内に収容された鍋6の取手部7上に密着す
るものである。そして、内蓋31は、そのパッキンホルダ
33に形成された係合受け部34が蓋体21の内側カバー23の
外周部に形成された係止部35に係合されることにより、
蓋体21に取り付けられるようになっている。
【0020】また、前記蓋体21は、その内側カバー23の
後部が前記外枠2の後上部にヒンジ軸41により回動自在
に支持されているとともに、このヒンジ軸41に巻装され
たヒンジスプリング42によって開く方向への力が付与さ
れている。また、外枠22の前上部にはクランプ43が枢着
されており、内蓋31のパッキンホルダ32の前部には、ク
ランプ43が係合する係合受け部44が形成されている。す
なわち、蓋体21に装着された内蓋31の係合受け部44にク
ランプ43が係合することにより、ヒンジスプリング42の
力に抗して蓋体21が閉じた状態に保持されるようになっ
ている。
【0021】また、前記外蓋22の前部には上側で窪んだ
第1の凹部51が形成されており、この第1の凹部51が外蓋
カバー25により覆われてなる収納空間52内に、各種表示
器を搭載した表示基板53が配設されている。また、収納
空間52の上側で外蓋カバー25上には各種スイッチ54が搭
載されている。さらに、この各種スイッチ54を覆って外
蓋カバー25上には操作パネル55が固定されている。この
操作パネル55には、表示基板53の上の表示器を覗けるよ
うに透明窓部56が設けられている。
【0022】さらに、前記外蓋22および外蓋カバー25の
後部には上側で窪んだ第2の凹部61が形成されており、
この第2の凹部61に、鍋6内で発生した蒸気を放出させ
る蒸気口62が着脱自在に装着されている。この蒸気口62
は、外蓋22、内側カバー23、放熱板24および内蓋31にそ
れぞれ形成された開口部からなる蒸気通路63を介して鍋
6内に連通するものである。また、この蒸気通路63から
の蒸気漏れを防止するために、外蓋22および内蓋31には
蒸気口パッキン64,65がそれぞれ設けられている。
【0023】前記外蓋22や内側カバー23の材質はプラス
チックであるが、前記放熱板24の材質は、材厚が0.3〜
0.6mmのA1050などのアルミニウム板を所定形状に
プレス加工した後、アルマイト被膜を形成した部材とし
てある。このアルマイト被膜の膜厚は1〜8μm、好ま
しくは3〜5μmである。また、放熱板24の下方に着脱
可能に備えられた内蓋31の材質は、材厚が0.3〜0.6mmの
SUS304などの耐蝕性に優れた非磁性材料であるオ
ーステナイト系ステンレス部材としてある。また、放熱
板24と内蓋31は非接触状態になっているが、放熱板24と
内蓋31との間の隙間aは5mm以下、好ましくは3mm以下
にしてあり、放熱板24と内蓋31は近接している。また、
内蓋31は、平均的に全体がほぼ平坦かあるいは鍋6側に
対して突出した面形状に形成してある。なお、例えば蒸
気口パッキン65付近で内蓋31の表面には凹部66がある
が、このような部分的な凹部66ならば、あってもかまわ
ない。一方、放熱板24は、内蓋31の裏面に対してほぼ相
似面の形状にしてあり、表面部における内蓋31と放熱板
24との間の隙間aを全体的にほぼ均一に確保してある。
【0024】また、前記放熱板24の裏側の面には、この
面に接触した状態で加熱手段としてのコード状ヒータな
どの電熱式のヒータからなる蓋ヒータ71が設けられてい
る。この蓋ヒータ71は、放熱板24と内側カバー23との間
のほぼ密閉された空間72に位置している。なお、蒸気口
62の近くで内側カバー23には連通路73が開口形成されて
おり、この連通路73により前記空間72が外蓋22と内側カ
バー23との間の隙間74に連通している。
【0025】さらに、前記蓋体21には、前記内蓋31の温
度を検出する温度検出手段である蓋温度センサ80が設け
られている。つぎに、この蓋温度センサ80の構成につい
て説明する。蓋体21の内部に位置する内側カバー23には
組み込み孔81が開口形成されており、この組み込み孔81
に蓋温度センサ80のほぼ筒状のセンサケーシング82が所
定範囲上下動可能に組み込まれている。すなわち、セン
サケーシング82に上方へ突出させて形成された一対の係
止部83が下側つまり内蓋31側から前記組み込み孔81に挿
入されている。各係止部83の上端部には爪部84がそれぞ
れ形成されており、この爪部84が内側カバー23に上から
係合することにより、センサケーシング82が抜け止めさ
れるようになっている。また、前記センサケーシング82
の内蓋31側の端部には感熱部85が外側に設けられてお
り、この感熱部85の内側に温度検出素子86が設けられて
いる。一方、前記放熱板24には、直径が10〜16mm程度の
通孔87が形成してあり、前記感熱部85は、通孔87から突
出して内蓋31の裏側の面に接触するようになっている。
なお、感熱部85の外径は8〜9mm程度であり、通孔87の
周縁との間に1mm以上の隙間が確保されるようにしてあ
る。これは、放熱板24に感熱部85が触れて蓋温度センサ
80が放熱板24の熱を検知してしまうことにより内蓋31の
温度を誤検出することを防止するためである。
【0026】また、内蓋31に接触する蓋温度センサ80の
外装である前記感熱部85の材質は、内蓋31と同材質にし
てある。本炊飯器においては、内蓋31がステンレス製で
あるため、感熱部85の材質もステンレスにしてある。こ
のように感熱部85の材質をステンレスにする場合、ステ
ンレスはアルミニウムに比べて熱伝導性が悪いため、熱
伝導性が悪化する問題を解消して良好な温度検出精度を
確保するために、材厚を0.1〜0.5mm程度と薄くすること
が好ましい。なお、もしも内蓋31がアルミニウム製なら
ば、感熱部85もアルミニウムにすることが好ましい。
【0027】また、組み込み孔81を囲んで内側カバー23
には、内蓋31側へ開口した環状の凹部からなるスプリン
グ収納部91が形成されている。このスプリング収納部91
は、蓋温度センサ80の感熱部85を内蓋31に弾性的に当接
させる押し付ける弾性体としてのセンサスプリング92を
収納するものである。また、組み込み孔81の周囲には、
一対のスリット状の切欠き部93が形成されている。一
方、センサケーシング82の外周部には、センサスプリン
グ92の一端である下端を保持する鍔部94が形成されてい
る。そして、センサスプリング92は、内側カバー23と鍔
部94との間に挟み込まれており、これにより、感熱部85
を内蓋31に押し付ける力を発生させている。また、セン
サケーシング82には、前記係止部83と同様に上方へ突出
させて弾性体保持部としての一対のスプリング保持部95
が形成されている。これらスプリング保持部95は、前記
センサスプリング92を外側から挟んで位置するものであ
る。これとともに、スプリング保持部95の上端部には、
製造時蓋温度センサ80を内側カバー23に組み付ける前に
センサスプリング92の他端である上端を保持する爪部96
が形成されている。蓋温度センサ80を内側カバー23に組
み付けた後は、前述のようにセンサスプリング92の他端
は内側カバー23により保持される。また、前記両スプリ
ング保持部95は、前記両切欠き部93に位置しており、感
熱部85を含めたセンサケーシング82の回転防止機構を兼
用している。すなわち、切欠き部93の側面93aとスプリ
ング保持部95の側面95aとが当たることにより、センサ
ケーシング82が回り止めされるようになっている。
【0028】さらに、センサケーシング82の感熱部85付
近の外周囲と放熱板24との間には、感熱部85の外面と放
熱板24の通孔87との間を塞ぐ環状のパッキンであるセン
サパッキン97が設けられている。このセンサパッキン97
はシリコーンゴムなどの弾性部材からなっており、感熱
部85を含めたセンサケーシング82の上下動に伴って上下
に弾性変形して防水性を保持できるよう、断面ほぼく字
形状にしてある。センサパッキン97の弾性力は約0.1〜
0.2kgf、センサスプリング92の弾性力は約0.25〜0.45kg
fであり、センサパッキン97の弾性力はセンサスプリン
グ92の弾性力より約1/2程度に弱くしてある。
【0029】つぎに、前記の構成についてその作用を説
明する。炊飯に際しては、米および水を入れた鍋6を炊
飯器本体1の鍋収容部4内に収容し、内蓋31を装着した
蓋体21を閉じる。そして、高周波電流が加熱コイル10に
供給されることにより鍋6が電磁誘導加熱されて、炊飯
が行われる。また、炊飯後には、やはり加熱コイル10へ
の高周波電流の供給による電磁誘導加熱によって鍋6が
加熱され、この鍋6内のご飯が保温される。
【0030】また、炊飯時および保温時、蓋ヒータ71に
よって内蓋31が加熱されることにより、この内蓋31への
結露が防止される。蓋ヒータ71の加熱調節は、蓋温度セ
ンサ80が検出する内蓋31の温度に応じて行われる。蓋ヒ
ータ71が内蓋31を加熱するに際しては、蓋ヒータ71は直
接には放熱板24を加熱し、この放熱板24の表面からの輻
射熱により内蓋31が加熱される。
【0031】放熱板24はアルミニウムからなるため熱伝
導性がよく、また、アルマイト被膜を形成してあるため
赤外線の放射効率が向上している。したがって、放熱板
24の裏側にある蓋ヒータ71の発する熱は放熱板24全体に
速やかに良好に拡散し、さらに内蓋31側に良好に輻射さ
れる。これにより、熱伝導性が比較的悪いステンレスか
らなり本来は局部的な加熱になりやすい内蓋31に対して
全体的に均一化して熱が供給され、この内蓋31が効率よ
く加熱むら少なく加熱される。
【0032】また、放熱板24と内蓋31との間の隙間aを
5mm以下、好ましくは3mm以下と小さくして放熱板24と
内蓋31を近接させることにより、放熱板24から輻射され
る熱がより効率的に内蓋31へ供給される。また、放熱板
24と内蓋31が非接触状態で、局部的な接触部がないこと
により、接触部のみが局部的に加熱されることが防止さ
れ、内蓋31の加熱むらがいっそう抑制される。
【0033】以上のように、内蓋31がステンレス製であ
るにもかかわらず、電熱式の蓋ヒータ71による放熱板24
からの輻射熱が内蓋31のほぼ全体に均一に放射されるこ
とにより、この内蓋31を効率よく均一に加熱できる。し
たがって、省エネルギー性も向上し、また、炊飯時や保
温時に内蓋31が部分的に低温になって局部的に多量の結
露が発生するといった問題を防止でき、使用性が高ま
る。しかも、電熱式の蓋ヒータ71は、構造を簡単にで
き、安価にできる。
【0034】アルミニウムと他の金属を接触させて、水
分が存在する状態で長時間使用した場合、前記他の金属
はアルミニウムの孔食電位より高い電位を示し、アルミ
ニウムの孔食腐食現象が促進することが知られている。
温度センサの感熱部は、本来熱伝導性のよいアルミニウ
ムが好ましく、多用されているが、本炊飯器のように内
蓋31をステンレスにした場合、炊飯器では水分が確実に
存在するので、内蓋31に接触する蓋温度センサ80のアル
ミニウム製の感熱部85に前記電解腐食が発生する可能性
がある。これに対して、蓋温度センサ80における内蓋31
に接触する外装である感熱部85の材質を内蓋31と同材質
のステンレスにすれば、感熱部85における電解腐食の発
生を防止できる。したがって、長期間の使用でも安定し
た温度検出ができ、炊飯時や保温時に内蓋31が加熱過多
になったり、加熱不足になったりすることを防止でき
る。また、ステンレスは熱伝導性が比較的悪く、感熱部
85の内部の温度検出素子86への熱伝導が遅れ、温度検出
精度が悪化するおそれがあるが、感熱部85をなす板材を
材厚が0.1〜0.5mm程度の薄板にすることにより、熱伝導
性を改善できる。ステンレスはアルミニウムに比べて高
強度のため、薄肉化が可能となる利点もある。
【0035】ところで、内蓋31の材質としてアルミニウ
ムを使用した場合には、一般的に腐食防止のためにアル
マイト被膜や弗素コーティングを表面に施すが、このア
ルマイト被膜や弗素コーティングが光を吸収するため、
店頭や家庭で蓋体21を開けたままにしても太陽光が反射
しにくい。これに対して、本炊飯器のように内蓋31がス
テンレスからなる場合は、表面で光が反射するため、も
し反射した光が集光してしまうと、集光部が高温になっ
てしまう問題がある。しかしながら、内蓋31の表面形状
を鍋6側に多少突出した形状にしたので、太陽光が拡散
反射することにより、集光部が高温になってしまうよう
な問題が生じない。なお、内蓋31の表面は、必ずしも全
面が突出していなくてもよく、平均的に全体がほぼ平坦
か鍋6側に突出した形状であれば目的を達成できる。例
えば、図4に示す第1の変形例、図5に示す第2の変形
例、図6に示す第3の変形例のように、表面に部分的に
凹部101や段部102があったり、図7に示す第4の変形
例、図8に示す第5の変形例、図9に示す第6の変形例
のように、ディンプル状の複数の凹凸103があってもか
まわない。なお、図4から図9において、図示下側が内
蓋31の表面側である。
【0036】また、蓋温度センサ80に、センサスプリン
グ92の一端を保持する鍔部94に加えて、センサスプリン
グ92の他端を保持するスプリング保持部95を備えたこと
により、製造に際して蓋温度センサ80を内側カバー23の
組み込み孔81に装着する前に、センサスプリング92を鍔
部94とともにスプリング保持部95によって蓋温度センサ
80に保持できるので、手でセンサスプリング92を支えた
りする手間が不要になる。したがって、蓋温度センサ80
をセンサスプリング92とともに内側カバー23の組み込み
孔81に容易に装着できる。
【0037】また、蓋温度センサ80が蓋体21に装着され
た状態では、スプリング保持部95によって蓋温度センサ
80の感熱部85を含めたセンサケーシング82が回り止めさ
れた状態になるので、内蓋31を外した状態で、蓋温度セ
ンサ80の突出した感熱部85を摘まんで回そうとしても、
蓋温度センサ80は実際には回らない。したがった、蓋体
21内で蓋温度センサ80への配線が絡んだり、感熱部85が
傾いたりすることが防止される。したがって、蓋温度セ
ンサ80の信頼性が向上し、内蓋31の温度を常に的確に検
出でき、安定した内蓋31の加熱ができる。しかも、別体
の回転防止部が不要であるため、構成に無駄がなく、安
価にできる。
【0038】さらに、センサパッキン97により、放熱板
24の通孔87と感熱部85との間の隙間から蓋体21の内部へ
水が侵入することを防止できる。しかも、センサパッキ
ン97は弾性部材からなり、感熱部85を含めた蓋温度セン
サ80の上下動に伴い上下に弾性変形するように断面ほぼ
く字形状になっているので、感熱部85と内蓋31との間に
ご飯粒などが挟まって多少感熱部85が傾いても、前記放
熱板24の通孔87と感熱部85との間の隙間を確実に塞ぐこ
とができ、防水性を確実に保持できる。
【0039】また、センサパッキン97をなす弾性部材の
弾性力は、蓋温度センサ80の感熱部85を内蓋31から離す
方向へ作用するが、もしもセンサパッキン97の弾性力が
強すぎると感熱部85を内蓋31へ押し付ける力が弱くな
り、異物が介在した場合などには簡単に温度検出精度が
悪化してしまうおそれがある。しかしながら、センサパ
ッキン97を断面ほぼく字形状にして、センサパッキン97
の弾性力をセンサスプリング92の弾性力の1/2程度に
低減したことにより、感熱部85が内蓋31に当接する力を
十分に確保できる。したがって、感熱部85を内蓋31に確
実に当接させることができて、これら両者の熱結合を良
好なものにでき、温度検出精度を良好に確保できる。そ
して、温度検出精度が向上すれば、炊飯時および保温時
の無駄な加熱の防止により省エネルギー性が向上すると
ともに、保温時に内蓋31の加熱過多に起因するご飯の上
面の乾燥や、鍋6内の周囲の結露によるご飯のべちゃつ
きを抑制できる。
【0040】なお、本発明は、前記実施例に限定される
ものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、
前記実施例の炊飯器は、鍋6の加熱に電磁誘導加熱を用
いたものであったが、鍋6を電熱式のヒータにより加熱
するものであってもよい。
【0041】
【発明の効果】請求項1の発明の炊飯器によれば、加熱
手段を設けた蓋体下面部材を、アルミニウムにアルマイ
ト被膜を形成した部材とし、内蓋の材質をステンレス部
材にして、蓋体下面部材からの輻射熱で内蓋を加熱する
構成としたので、加熱手段が構造の簡単な電熱式のヒー
タであったとしてもステンレス製の内蓋を効率よく均一
に加熱できる。
【0042】さらに、請求項2の発明の炊飯器によれ
ば、蓋体下面部材と内蓋との間の隙間を5mm以下にする
とともに、これら蓋体下面部材と内蓋を非接触状態にし
たので、内蓋をよりいっそう効率よく均一に加熱でき
る。
【0043】さらに、請求項3の発明の炊飯器によれ
ば、蓋体下面部材から突出した温度検出手段における内
蓋に接触する外装の材質を内蓋と同材質にしたので、温
度検出手段の外装の電解腐食を防止でき、したがって、
長期間の使用でも安定した温度検出ができ、炊飯時や保
温時に内蓋が加熱過多になったり、加熱不足になったり
することを防止できる。
【0044】さらに、請求項4の発明の炊飯器によれ
ば、内蓋は、平均的に全体がほぼ平坦かあるいは鍋側に
対して突出した面形状としたので、内蓋がステンレス製
であるにもかかわらず、店頭や家庭で開けたままにした
蓋体の内蓋に太陽光が当たっても、反射光が集光しにく
く、集光部が高温になるような問題を防止できる。
【0045】請求項5の発明によれば、温度検出手段を
蓋体下面部材に形成した通孔から突出させて温度検出手
段の感熱部を内蓋に弾性的に当接させた炊飯器におい
て、温度検出手段に、その感熱部の回転防止機構を兼ね
この感熱部を内蓋側に押し付ける弾性体保持部を設けた
ので、製造に際して温度検出手段の組み込みが容易にな
るとともに、温度検出手段が回されることによる配線の
絡みや感熱部の傾きが防止され、温度検出手段の信頼性
が向上する。
【0046】さらに、請求項6の発明の炊飯器によれ
ば、感熱部の外周囲に、蓋体下面部材の通孔と感熱部を
塞ぐパッキンを備え、このパッキンは、感熱部の上下動
に伴い上下に弾性変形する弾性部材からなり、この弾性
部材の弾性力は、感熱部を内蓋に弾性的に当接させる弾
性体の弾性力より弱くしたので、蓋体下面部材の通孔と
感熱部との間の隙間から蓋体の内部へ水が侵入すること
を防止できるとともに、温度検出手段の感熱部は内蓋に
確実に当接させることができ、温度検出手段の信頼性を
確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の炊飯器の一実施例を示す断面図であ
る。
【図2】同上蓋温度センサ付近の拡大断面図である。
【図3】同上蓋温度センサ付近の上面図である。
【図4】内蓋の第1の変形例を示す内蓋の断面図であ
る。
【図5】内蓋の第2の変形例を示す内蓋の断面図であ
る。
【図6】内蓋の第3の変形例を示す内蓋の断面図であ
る。
【図7】内蓋の第4の変形例を示す内蓋の一部の拡大断
面図である。
【図8】内蓋の第5の変形例を示す内蓋の一部の拡大断
面図である。
【図9】内蓋の第6の変形例を示す内蓋の一部の拡大断
面図である。
【符号の説明】
1 炊飯器本体 6 鍋(容器) 21 蓋体 24 放熱板(蓋体下面部材) 31 内蓋 71 蓋ヒータ(加熱手段) 80 蓋温度センサ(温度検出手段) 85 感熱部(外装) 87 通孔 92 センサスプリング(弾性体) 95 スプリング保持部(弾性体保持部) 97 センサパッキン(パッキン) a 隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 須藤 紀子 新潟県加茂市大字後須田2570番地1 東芝 ホームテクノ株式会社内 (72)発明者 関谷 一芳 新潟県加茂市大字後須田2570番地1 東芝 ホームテクノ株式会社内 (72)発明者 弦巻 孝司 新潟県加茂市大字後須田2570番地1 東芝 ホームテクノ株式会社内 Fターム(参考) 4B055 AA02 BA14 BA22 BA29 CA21 CA24 CA64 CA68 CA71 CC26 CC27 DA04 DB02 DB22 FA09 FB02 FB05 FB17

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炊飯器本体と、この炊飯器本体内に収容
    された容器と、前記炊飯器本体の上側に開閉自在に設け
    られた蓋体と、この蓋体の下面に所定の隙間を形成して
    設けられた内蓋とを備え、前記蓋体の下面の材質をアル
    ミニウムにアルマイト被膜を形成した部材とし、前記内
    蓋の材質をステンレス部材にし、前記蓋体の下面を形成
    する部材である蓋体下面部材に加熱手段を備え、前記内
    蓋で前記容器の上部開口部を覆い、炊飯時と保温時に前
    記加熱手段で前記蓋体下面部材を加熱し、この蓋体下面
    部材からの輻射熱で前記内蓋を加熱する構成としたこと
    を特徴とする炊飯器。
  2. 【請求項2】 前記蓋体下面部材と内蓋との間の隙間を
    5mm以下にするとともに、これら蓋体下面部材と内蓋を
    非接触状態にしたことを特徴とする請求項1記載の炊飯
    器。
  3. 【請求項3】 前記内蓋の裏側に、前記蓋体下面部材か
    ら突出し内蓋の温度を検出する温度検出手段を接触さ
    せ、この温度検出手段の検出温度に応じて炊飯時と保温
    時に加熱手段の加熱調節を行う構成とし、前記温度検出
    手段における内蓋に接触する外装の材質を内蓋と同材質
    にしたことを特徴とする請求項1または2記載の炊飯
    器。
  4. 【請求項4】 前記内蓋は、平均的に全体がほぼ平坦か
    あるいは前記容器側に対して突出した面形状であること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の炊飯
    器。
  5. 【請求項5】 炊飯器本体と、この炊飯器本体内に収容
    された容器と、前記炊飯器本体の上側に開閉自在に設け
    られた蓋体とを備えるとともに、この蓋体の下面を形成
    する蓋体下面部材の下方に、前記容器の上部開口部を覆
    う内蓋を備え、前記蓋体下面部材に通孔を形成し、前記
    蓋体の内部に設けられ前記内蓋の温度を検出する温度検
    出手段を前記蓋体下面部材の通孔から突出させて温度検
    出手段の感熱部を内蓋に弾性的に当接させた炊飯器にお
    いて、前記温度検出手段に、その感熱部の回転防止機構
    を兼ねこの感熱部を内蓋側に押し付ける弾性体保持部を
    設けたことを特徴とする炊飯器。
  6. 【請求項6】 前記感熱部の外周囲に、前記蓋体下面部
    材の通孔と感熱部を塞ぐパッキンを備え、このパッキン
    は、感熱部の上下動に伴い上下に弾性変形する弾性部材
    からなり、この弾性部材の弾性力は、感熱部を内蓋に弾
    性的に当接させる前記弾性体の弾性力より弱くしたこと
    を特徴とする請求項5記載の炊飯器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004097262A (ja) * 2002-09-05 2004-04-02 Zojirushi Corp 炊飯器
JP2008194135A (ja) * 2007-02-09 2008-08-28 Sanyo Electric Co Ltd 炊飯器
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