JP2003299569A - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

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JP2003299569A
JP2003299569A JP2002110011A JP2002110011A JP2003299569A JP 2003299569 A JP2003299569 A JP 2003299569A JP 2002110011 A JP2002110011 A JP 2002110011A JP 2002110011 A JP2002110011 A JP 2002110011A JP 2003299569 A JP2003299569 A JP 2003299569A
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JP
Japan
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inner pot
body case
pot
rice cooker
internal pot
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Application number
JP2002110011A
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English (en)
Inventor
Masaru Oshima
優 大島
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Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Home Tech Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コスト、省スペースとなる炊飯器を得る。 【解決手段】 本体ケース1と、本体ケース1内の内容
器2と、内容器2に着脱自在に収納される内釜7と、内
容器2の外方に配設された加熱コイル4と、内釜7の上
面開口部を覆い開閉自在に構成された蓋体6を備えた炊
飯器において、内釜7の最上部にフランジ部7bを設け
ると共に、側面上部全周に亘って段差状の肩部7aを設
け、一方、本体ケース1の上端より一段低い位置に前記
内釜7の肩部7aを支持する段差部よりなる内釜支持部
1aを設け、この内釜支持部1aに複数個の内釜支持体
8を設け、この内釜支持体8を介して内釜7の肩部7a
を支持し、さらに本体ケース1の上端は内釜7の肩部7
aよりは高位置で、かつ内釜7のフランジ部7bよりは
低位置とした炊飯器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭用に使用
される電磁誘導加熱式の炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の誘導加熱式の炊飯器につ
いて図3に基づいて説明する。
【0003】従来の炊飯器では、本体ケース1と内容器
2で構成した本体内に内釜3を収納する構造となってお
り、また内釜3の上端部(フランジ部)を本体ケース1
の上端部に載置し支持する構成となっている。
【0004】この場合、誘導加熱式の炊飯器では内釜3
自体が発熱する構造のため、万一異常加熱状態となった
場合には本体ケース1の内釜支持部が熱により、変形あ
るいは溶解してしまう恐れがあった。
【0005】この問題点に対応するために、内釜支持部
に内釜支持体10を設けたものがある(例えば特許第3
161915号公報参照)。また、内釜3に取っ手を設
けてこの取っ手下端部を本体ケース1の上端部に載置し
支持する構造としたものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例の炊飯器で
は、内釜支持部は本体ケースの上面部の高い位置にあ
り、かつ内釜のフランジ面で支持する構成のためフラン
ジ部を手で持って取り扱うためには、フランジ径を大き
くしなければならないものであった。この場合、内釜の
材料が大型化することによるコストアップの問題、また
製品が大型化するため、市場ニーズにマッチしないとい
う不都合があった。
【0007】また、内釜に取っ手を設ける構成とした場
合は、大型化することはないがコストアップとなる問題
があり、さらに取っ手部からの放熱が増し、良好な保温
状態を保つのが困難となり、省エネルギーの点でも問題
があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、内釜のフランジ部より下方に段差部を設
け、この段差部を本体ケースの内釜支持部に設けた内釜
支持体で係止することにより内釜を保持するようにした
ものである。
【0009】本発明はこのような構成としたことによ
り、内釜支持部が過熱により変形、溶解などを生じるこ
ともなく、また、内釜のフランジ部がフリーの状態であ
るので、たとえフランジ部の幅が小さくても容易に手で
持つことができるものであり、低コストで省スペースか
つ確実な内釜支持を可能とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は、本体ケースと、本体ケ
ース内の内容器と、内容器に着脱自在に収納される内釜
と、内容器の外方に配設された加熱コイルと、内釜の上
面開口部を覆い開閉自在に構成された蓋体を備えた炊飯
器において、内釜の最上部にフランジ部を設けると共
に、側面上部全周に亘って段差状の肩部を設け、一方、
本体ケースの上端より一段低い位置に前記内釜の肩部を
支持する段差部よりなる内釜支持部を設け、この内釜支
持部に複数個の内釜支持体を設け、この内釜支持体を介
して内釜の肩部を支持する炊飯器としたものである。
【0011】また、内釜支持体の内、少なくとも一つを
高摩擦係数で、かつ耐熱性及び弾性に富んだ材料で形成
し、下部につば部を設けた構成としたものである。
【0012】さらに、本体ケースの上端は内釜の肩部よ
りは高位置で、かつ内釜のフランジ部よりは低位置とな
るような構成としたものである。
【0013】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は本発明の一実施例を示す炊飯器の断
面図である。図2は同じく要部の分解斜視図である。
【0014】図において、1は本体ケースであり、この
本体ケース1と底板5とで外郭を形成し、本体ケース1
と内容器2により内釜7の収納部を構成している。内容
器2は内容器下2aと、内容器上2bとで構成され、内
容器下2aの下面側には加熱コイル4を備えている。ま
た内容器2内には内釜7が収納され、内釜7の上面部と
本体ケース1の開口部を回動自在に蓋体6で覆ってい
る。さらに内釜7の底面には底面に圧接するように温度
検出装置9が取り付けられている。
【0015】内釜7は最上部にフランジ部7bを設ける
と共に、側面部の上部全周に亘って段差状の肩部7aを
設けてある。これは内釜7の上部開口部の径を広げて肩
部7aを形成するものである。
【0016】また、本体ケース1の上端より一段下がっ
た位置に段差部よりなる内釜支持部1aを設け、この内
釜支持部1aに内釜支持体8を複数個設けるものであ
る。内釜支持体8は本実施例では全数が高摩擦係数で、
かつ耐熱性及び弾性に富んだ材料で形成されている。
【0017】内釜支持体8の取り付けは、内釜支持体8
の取り付け面(内釜支持部1a)に支持体固定片8aを
固着し、この支持体固定片8aに設けてある取り付け孔
部8bに内釜支持体8の下部に設けてあるつば部8cか
ら嵌め込むことにより固定することができるものであ
る。なお、内釜支持体8の上面で内釜7の肩部7aを支
持し、つば部8cで内釜7の側面部を弾性的に支持する
ものである。
【0018】このような構成において、内釜7はフラン
ジ部7bではなく肩部7aを内釜支持体8に載せ支持す
るようにしたので、内釜7の底面部と内容器下2aの下
面側に設けられた加熱コイル4とは所定の距離を保って
支持されるとともに、内釜7の肩部7aと本体ケース1
の内釜支持部1aとは隙間を有して支持されており内釜
7と本体ケース1とは接触することはない。
【0019】また、本体ケース1の上端は内釜7の肩部
7aよりは高位置で、かつ内釜7のフランジ部7bより
は低位置とした構成となっているものである。
【0020】次に、以上のような構成からなる炊飯器の
作用について説明する。
【0021】内釜7に適量の米と水を入れ炊飯を開始す
る。加熱コイル4を通電制御することにより内釜7が発
熱し、温度検出装置9の検出出力に応じて炊飯動作を実
行し炊飯を完了する。炊飯完了後は保温動作に移行す
る。
【0022】一連の炊飯動作において、内釜7の上部温
度は通常は約100℃まで達するが、本体ケース1及び
シリコンゴムなど耐熱性を有する材質で形成された内釜
支持体8は溶解や変形などを生じることはない。また、
炊飯完了後、ご飯をほぐしたり、茶碗に盛り付けたりす
る場合でも、内釜7の側面部に内釜支持体8のつば部8
cが弾性的に接し摩擦抵抗を生じており、内釜7を抑止
し安定した支持ができるものである。
【0023】また、製品故障などにより安全装置(温度
フューズ)が動作するに至るまで加熱コイル4に通電さ
れ内釜7が発熱を続けた場合には、内釜7の温度は10
0℃を超えて上昇するが、本体ケース1の内釜支持体8
の取り付け面と内釜7間には隙間を有しており、かつ耐
熱性の内釜支持体8を介して荷重が本体ケース1に加わ
っているため本体ケース1が溶解、変形する温度には達
しない。
【0024】さらに、内釜7はフランジ部7bではな
く、肩部7aで内釜支持体8に支持するようにし、内釜
7のフランジ部7bの下方に隙間を有するように構成し
たので、蓋体6を開いた状態ではフランジ部7bが本体
ケース1よりも突出した状態となっており、従って、た
とえフランジ幅が小さくてもフランジ部7bを手で持っ
て扱うには不都合はなく、使い勝手がよくなるものであ
る。
【0025】
【発明の効果】以上、本発明はこのような構成としたこ
とにより、内釜が異常加熱状態となった場合でも、本体
ケースなどが溶解や変形など生じることがなく安定した
内釜の支持ができるものである。また、内釜のフランジ
面を支持する構成ではないのでフランジ面を幅広にする
必要がなく製品の小型化が可能となり、低コストの製品
が提供できる。
【0026】さらに、内釜支持体は内釜の肩部上面と側
面部との両面を弾性的に摩擦接触するため、内釜の遊び
を吸収し、ご飯をよそう時などの内釜の回り止めができ
るものである。
【0027】従って、本発明は低コストで省スペースで
あり、かつ確実な内釜支持を可能とする使い勝手の優れ
た炊飯器とするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の炊飯器を示す断面図であ
る。
【図2】同じく要部断面斜視図である。
【図3】従来例の炊飯器を示すものであり、(a)は全
体の断面図、(b)は要部斜視図である。
【符号の説明】
1:本体ケース、2:内容器、4:加熱コイル、6:蓋
体、7:内釜、7a:肩部、7b:フランジ部、8:内
釜支持体。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケース(1)と、本体ケース(1)
    内の内容器(2)と、内容器(2)に着脱自在に収納さ
    れる内釜(7)と、内容器(2)の外方に配設された加
    熱コイル(4)と、内釜(7)の上面開口部を覆い開閉
    自在に構成された蓋体(6)を備えた炊飯器において、
    内釜(7)の最上部にフランジ部(7b)を設けると共
    に、側面上部全周に亘って段差状の肩部(7a)を設
    け、一方、本体ケース(1)の上端より一段低い位置に
    前記内釜(7)の肩部(7a)を支持する段差部よりな
    る内釜支持部(1a)を設け、この内釜支持部(1a)
    に複数個の内釜支持体(8)を設け、この内釜支持体
    (8)を介して内釜(7)の肩部(7a)を支持するこ
    とを特徴とする炊飯器。
  2. 【請求項2】 内釜支持体(8)の内、少なくとも一つ
    を高摩擦係数で、かつ耐熱性及び弾性に富んだ材料で形
    成し、下部につば部(8c)を設けたことを特徴とする
    請求項1記載の炊飯器。
  3. 【請求項3】 本体ケース(1)の上端は内釜(7)の
    肩部(7a)よりは高位置で、かつ内釜(7)のフラン
    ジ部(7b)よりは低位置としたことを特徴とする請求
    項1記載の炊飯器。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100715245B1 (ko) * 2005-12-07 2007-05-08 웅진쿠첸 주식회사 내솥의 센터링 기능을 가지는 전기압력밥솥
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