JP2004337584A - 炊飯器 - Google Patents

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Abstract

【課題】水容器がないことによる故障、誤動作を防止しつつ、飯の乾燥を伴なわずに糊化を促進し、炊飯性能を向上させる。
【解決手段】鍋加熱手段3により加熱される鍋2の開口部を蓋8により覆い、鍋2へ供給する蒸気を蒸気発生手段15により発生させるとともに蒸気発生手段15により発生する蒸気を加熱板9により加熱し、蒸気発生手段15の一部を構成するとともに水を収容する水容器15aを本体1に着脱可能とし、水容器15aが本体1内の所定の位置に設置されていることを水容器検知手段16により検知する。水容器検知手段16により水容器15aが所定の位置に設置されていないと検知した場合に、蒸気発生手段15を動作させないので、水容器がない状態での蒸気発生手段の動作による故障などなく、適切な動作をさせることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、炊飯性能を向上させるために、水の沸点以上の蒸気を利用する炊飯器に関するものである。
一般的な家庭用の炊飯器においては、鍋内の米と水を加熱するために鍋底部に配置した鍋加熱手段が主であり、蓋内の加熱手段は鍋内の米、水の上方の空間を介するため、結果的に、補助的な加熱となる。よって、鍋内上層の米は加熱量が不足し、鍋内の米、水を均一な加熱をすることができなかった。
さらに、本来炊飯においては、水がほぼ無くなり米の流動性がなくなる、炊飯の最終工程である、蒸らし工程で、それまでの加熱を継続し、米澱粉の糊化を完成させることが、美味なる飯を炊くために必須であるが、この工程で、加熱を継続すると鍋底付近の米飯が焦げてしまうため加熱を弱めることが多かった。
加熱を弱めることに伴う糊化不足を防止し、炊飯性能を向上させるための手段としては、蓋体に高熱源である誘導加熱コイルを設けて鍋開口部の上方から米を加熱するようなものがあった(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
図9に、特許文献1の構成を示す。図9において、51は本体ケースで下面には支持脚52を有する底板53が固着されている。54は耐熱性を有する樹脂材料によって構成された保護枠で、上部周縁部に設けられたつば部55が本体ケース51の上面に固着されている。56は保護枠54の下底部に装着された底面加熱用誘導コイル、57は保護枠54の下方側部に設置された側面加熱用誘導コイルで、保護枠54に収容された磁性金属層をもった鍋58を前記底面加熱用誘導コイル56とによって加熱し、鍋58内の米と水との内容物を加熱調理するものである。59は保護枠54の底面の中心に設けられた貫通孔に装着された温度センサー、60はつまみ61を有する蓋で、保護枠54の上端部のつば部55上に着脱自在に載置されており、耐熱性を有するプラスチックスによって構成された内カバー62を断熱材63を介して固着している。64は内カバー62にピン70によって着脱自在に装着された内蓋で、その周縁部は鍋58のつば部に載置し、鍋58を覆蓋するものである。65は保護枠54のつば部55の内面に設置された本体側上部誘導コイルで本体ケース51内の電源部(図示しない)に接続されている。
特許文献2についてもその基本構成は特許文献1と同様であるのでここでは詳細は省略する。
特許第2988050号公報 特開平6−62956号公報
しかしながら、上記の従来の構成の炊飯器では、鍋内上層の米が直接、誘導加熱コイルの熱放射により加熱されることになるため、蒸らし工程においては、飯の水分が蒸発して乾燥するという現象が生じている。従って、鍋内の米飯全体が十分な炊飯性能を確保できる温度まで鍋上方から誘導加熱コイルで加熱すると、鍋上層では乾燥して逆に食味が落ちてしまうため、結局、十分な加熱が行えず、鍋内全体にわたっては食味は完全なものではなかった。
さらに、炊飯量が多いほど、加熱量を多くしなければならないにも拘わらず、炊飯量が多くなるほど、上層の米は誘導加熱コイルに接近するので乾燥しやすくなるため、加熱を弱めなければならないという矛盾を生じていた。
この第1の課題は、鍋と、前記鍋を加熱する鍋加熱手段と、前記鍋の開口部を覆う蓋と、前記鍋へ供給する蒸気を発生する蒸気発生手段と、前記蒸気発生手段が発生する蒸気を加熱する蒸気加熱手段とを備えた炊飯器とすることにより解決することができる。
すなわち、大気圧下の水の沸点(100℃)以上の過熱蒸気を鍋開口部上方から米に供給することにより、まず、蒸気が供給されるがゆえに飯の乾燥を伴わない、しかも、100℃以下の蒸気供給では米粒表面に水が付着するに留まるが、100℃以上の蒸気であるので、米の糊化を進行させるのに必要なエネルギーをもち、糊化を促進し、炊飯性能を向上させることができるものである。
さらに、炊飯量に拘わらず、最適な加熱量を設定できるものである。
しかしながら、上記の構成にした場合、新たに、第2の課題が生じる。蒸気発生手段のための水容器を給水やお手入れなどの利便性のために本体に着脱可能な状態にしているため、誤って水容器を設置せずに炊飯を開始してしまい高温蒸気を利用した最適な炊飯ができないことがあるという課題がある。また、水容器を設置していない場合、高温蒸気を利用した最適な炊飯ができないだけでなく、水容器がないことによる蒸気発生手段の故障や誤検知、また、本来水容器が入る部分に隙間が生じるため、炊飯時の蒸気漏れや本体内へ蒸気、水、異物などが混入して故障、誤作動の原因になったりするといった課題がある。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、蒸気発生手段のための水を入れる水容器を確実に設置させ、適切に高温蒸気を発生し、飯の乾燥を伴わずに糊化を促進し炊飯性能を向上させ、さらに、本体に着脱可能な水容器の設置を忘れたことによる故障、誤作動などをなくすることを目的としている。
本発明は上記目的を達成するもので、鍋と、前記鍋を加熱する鍋加熱手段と、前記鍋の開口部を覆う蓋と、前記鍋へ供給する蒸気を発生する蒸気発生手段と、前記蒸気発生手段が発生する蒸気を加熱する蒸気加熱手段と、前記蒸気発生手段の一部を構成するとともに水を収容する本体に着脱可能な水容器と、前記水容器が本体内の所定の位置に設置されていることを検知する水容器検知手段を備え、前記水容器検知手段により前記水容器が所定の位置に設置されていないと検知した場合に、前記蒸気発生手段を動作させないなどの適切な動作をさせるようにしたものである。
これによって、大気圧下の水の沸点(100℃)以上の高温蒸気を飯に供給することにより、第1に、蒸気が供給されるがゆえに飯の乾燥を伴わない。しかも、第2に100℃以下の蒸気供給では飯粒表面に水が付着するに留まるが、100℃以上の蒸気であるので、100℃以下の米に付着すると凝縮し、凝縮熱で米を加熱し、米澱粉の糊化を進行させるのに必要なエネルギーをもち、糊化を促進し、炊飯性能を向上させることができるものである。
さらに、蒸気発生手段のための水を入れる本体に着脱可能な水容器の設置を忘れたことによる、蒸気発生手段の故障や誤検知による誤動作、炊飯時の蒸気漏れや本体内へ蒸気、水、異物などが混入して故障、誤作動するといったことがないようにできるものである。
本発明の炊飯器は、蒸気発生手段のための水を入れる本体に着脱可能な水容器を確実に設置させ、適切に高温蒸気を発生し、飯の乾燥を伴わずに糊化を促進し炊飯性能を向上させることができ、さらに、蒸気発生手段のための水を入れる水容器の設置を忘れたことによる故障、誤作動などをなくすることができる。
第1の発明は、鍋と、前記鍋を加熱する鍋加熱手段と、前記鍋の開口部を覆う蓋と、前記鍋へ供給する蒸気を発生する蒸気発生手段と、前記蒸気発生手段が発生する蒸気を加熱する蒸気加熱手段と、前記蒸気発生手段の一部を構成するとともに水を収容する本体に着脱可能な水容器と、前記水容器が本体内の所定の位置に設置されていることを検知する水容器検知手段を備え、前記水容器検知手段により前記水容器が所定の位置に設置されていないと検知した場合に、前記蒸気発生手段を動作させないようにしているので、水容器の設置を忘れた場合にも、蒸気発生手段を動作させないため、蒸気発生手段が異常に過熱したり、誤動作して故障するといったことがないようにすることができる。
第2の発明は、鍋と、前記鍋を加熱する鍋加熱手段と、前記鍋の開口部を覆う蓋と、前記鍋へ供給する蒸気を発生する蒸気発生手段と、前記蒸気発生手段が発生する蒸気を加熱する蒸気加熱手段と、前記蒸気発生手段の一部を構成するとともに水を収容する本体に着脱可能な水容器と、前記水容器が本体内の所定の位置に設置されていることを検知する水容器検知手段を備え、前記水容器検知手段により前記水容器が所定の位置に設置されていないと検知した場合に、前記鍋加熱手段を動作させないか、または前記鍋内の水を未沸騰状態で維持するように前記鍋加熱手段を動作させるようにしているので、炊飯時の蒸気漏れや本体内へ蒸気、水、異物などが混入して故障、誤作動するといったことがないようにすることができる。
第3の発明は、上記第2の発明において、鍋加熱手段により鍋を所定の温度範囲内に維持するようにした保温機能を備え、保温機能動作時には、水容器検知手段により水容器が所定の位置に設置されていないと検知した場合でも、前記鍋加熱手段を動作させるようにしているので、保温機能動作中に使用者が水の補給やお手入れのためなどで水容器を抜き取った場合でも、鍋加熱手段を停止させることなく保温機能の動作を継続することができる。
第4の発明は、上記第3の発明において、鍋加熱手段により鍋を保温機能動作時より高温にする再加熱機能と、前記再加熱機能の動作を開始させる再加熱開始設定手段を備え、水容器検知手段により水容器が所定の位置に設置されていないと検知した場合には、前記再加熱開始設定手段により前記再加熱機能を開始させないようにしているので、水容器の設置を忘れたまま再加熱機能を開始させず、再加熱時機能動作時の蒸気漏れや本体内へ蒸気、水、異物などが混入して故障、誤作動するといったことがないようにすることができる。
第5の発明は、上記第3または第4の発明において、鍋加熱手段により鍋を保温機能動作時より高温にする再加熱機能と、前記再加熱機能の動作を開始させる再加熱開始設定手段を備え、再加熱中に水容器検知手段により水容器が所定の位置に設置されていないと検知した場合には、再加熱を中断または終了させるようにしているので、再加熱時機能動作時の蒸気漏れや本体内へ蒸気、水、異物などが混入して故障、誤作動するといったことがないようにすることができる。
第6の発明は、鍋と、前記鍋を加熱する鍋加熱手段と、前記鍋の開口部を覆う蓋と、前記鍋へ供給する蒸気を発生する蒸気発生手段と、前記蒸気発生手段が発生する蒸気を加熱する蒸気加熱手段と、前記蒸気発生手段の一部を構成するとともに水を収容する本体に着脱可能な水容器と、前記水容器内の水量を検知する水量検知手段と、前記水容器が本体内の所定の位置に設定されていることを検知する水容器検知手段を備え、前記水容器検知手段により前記水容器が所定の位置に設定されていないと検知した場合には、以降、前記水量検知手段を動作させないようにしているので、水量検知手段の故障や誤検知を防止し、水量の誤検知による蒸気発生手段が異常に過熱したり、誤動作して故障するといったことがないようにすることができる。
第7の発明は、上記第1から6のいずれか1つの発明において、水容器が所定の位置に設定されていないことを報知する報知手段を備え、水容器検知手段により水容器が所定の位置に設定されていないと検知した場合に、前記報知手段により報知するようにしているので、使用者に水容器の設置をうながし、蒸気発生手段の故障や誤検知、炊飯時の蒸気漏れや本体内へ蒸気、水、異物などが混入して故障、誤作動するといったことがなく、適切な炊飯ができるようにすることができる。
第8の発明は、上記第1から7のいずれか1つの発明において、蓋が開いている状態であることを検知する蓋開検知手段を設け、前記蓋開検知手段が蓋が開いている状態を検知しているときは、前記水容器検知手段を動作させないようにしているので、蓋を開けたことによる誤検知や、水容器の設置作業中などに余計な報知を行わないようにすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1について、図1を用いて説明する。図1において、炊飯器の本体1は有底筒状の鍋収納部1aを有し、着脱自在に鍋2を収納する。鍋収納部1aの底部には鍋加熱手段である底誘導コイル3が設けられている。4は底センサーで、鍋2の底面2aと当接するよう構成されている。制御部5は炊飯器の動作を制御する。
本体1の上部は本体1の後部のヒンジ部6に設けたヒンジ軸7にて軸支された、外蓋8aと外蓋カバー8bからなる開閉自在な蓋8で覆われている。蓋8は加熱板9を設けている。加熱板9の鍋2と対向した面には蓋加熱手段である蓋誘導コイル10がある。加熱板9は加熱板蒸気口9aと加熱板加熱蒸気口9bを有しており、蓋天面8cには蓋蒸気口8dを設けている。蒸気発生手段15は水を入れる本体に着脱可能な水容器15aと、水容器15aを加熱して蒸気を発生させるための水容器誘導コイル15bからなり、蒸気経路14を経由して加熱板加熱蒸気口9bと連通となっている。加熱板9は蒸気発生手段15から発生する蒸気を加熱する蒸気加熱手段としての機能をも有する。16は水容器検知手段であり、水容器15aが本体1内の所定の位置に設置されているかどうかを検知する。加熱蒸気口パッキン11は、加熱板9と蓋8に挟持されており、鍋パッキン12は、閉蓋時に加熱板9と鍋2の上縁外周部にある鍋フランジ部2bの間で挟持されている。水容器パッキン13は、閉蓋時に蓋8と水容器15aの上縁外周部にある水容器フランジ部15cの間で挟持されている。
次に上記構成において動作を説明する。炊飯を行う米とその米量に対応する水を鍋2に入れ、本体1の所定の状態に内挿する。さらに、水容器15aに所定の水をいれ、本体1の所定の状態に内装する。その後、炊飯開始スイッチ(図示せず)を使用者が操作すると、制御部5が炊飯開始スイッチよりの入力を受け、炊飯工程が実施される。底センサー4は鍋2の底面2aの温度を検知し、制御部5へと信号を送る。底センサー4よりの信号を受け制御部5は浸水、炊き上げ、蒸らしの各工程に大分された炊飯工程のそれぞれにおいて鍋2の内部の水と米の状態が適正値として設定された温度や所定時間に維持されるよう、底誘導コイル4や蓋誘導コイル10、または蒸気加熱手段13の水容器誘導コイル15bの通電量を出力として制御する。底誘導コイル3は制御部5より供給される電流で誘導加熱により鍋2の底面2aを発熱させる。蓋誘導コイル10も制御部5より供給される電流で誘導加熱により加熱板9を発熱させる。水容器検知手段16により水容器が所定の位置に設置されていると判断した場合には、蒸気発生手段15の水容器誘導コイル15bを制御部5より供給される電流で誘導加熱により水容器15aを発熱させ、水容器15a内の水を沸騰させ蒸気を発生させる。発生した蒸気は蒸気経路14、加熱蒸気口パッキン11を経由し、加熱板9から鍋内に供給される。この際、加熱板9によって加熱される。
一方、水容器検知手段16により水容器が所定の位置に設置されていないと判断した場合には、蒸気発生手段15の水容器誘導コイル15bに制御部5より供給される電流を停止するようにして、蒸気発生手段を動作させないようにする。
以上のように本実施の形態において、前記蒸気発生手段のための水を入れる本体に着脱可能な水容器と、前記水容器が本体内の所定の位置に設置されていることを検知する水容器検知手段を備え、前記水容器検知手段により前記水容器が所定の位置に設置されていないと検知した場合に、前記蒸気発生手段を動作させないようにすることで、蒸気が発生できない状態での不必要な動作、加熱を防止することができる。また、本実施の形態のように、蒸気発生手段に誘導加熱を用いている場合には、水容器がない状態での動作は機器の故障につながる場合もあり、これを防止することができる。
なお、本実施の形態において蒸気発生手段として誘導加熱を利用しているが、ヒータ等の別の方法を用いてもよいことは明らかである。
また、本実施の形態では、蒸気経路14を加熱していないが、蒸気経路14を加熱するようにしてもよいし、その際、蒸気発生手段と同様に水容器検知手段により前記水容器が所定の位置に設置されていないと検知した場合に加熱を停止するようにしてもよい。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2について、図2を用いて説明する。図2は水容器15aを本体からはずした状態である。図2において25は制御部であり、その他の構成は、図1と同じであるため詳細な説明は省略する。
次に上記構成において動作を説明する。炊飯を行う米とその米量に対応する水を鍋2に入れ、本体1の所定の状態に内挿する。その後、炊飯開始スイッチ(図示せず)を使用者が操作すると、制御部25が炊飯開始スイッチよりの入力を受け、炊飯工程が実施される。底センサー4は鍋2の底面2aの温度を検知し、制御部25へと信号を送る。底センサー4よりの信号を受け制御部25は浸水、炊き上げ、蒸らしの各工程に大分された炊飯工程のそれぞれにおいて鍋2の内部の水と米の状態が適正値として設定された温度や所定時間に維持されるよう、底誘導コイル4や蓋誘導コイル10、また蒸気加熱手段13の水容器誘導コイル15bの通電量を出力として制御する。底誘導コイル3は制御部25より供給される電流で誘導加熱により鍋2の底面2aを発熱させ、蓋誘導コイル10も制御部25より供給される電流で誘導加熱により加熱板9を発熱させる。この時、水容器検知手段により前記水容器が所定の位置に設置されていないと検知した場合には、鍋加熱手段である底誘導コイル4の通電量をゼロまたは、鍋内が沸騰しない程度に抑えるようにしている。
以上のように本実施の形態において、蒸気発生手段のための水を入れる本体に着脱可能な水容器と、前記水容器が本体内の所定の位置に設置されていることを検知する水容器検知手段を備え、前記水容器検知手段により前記水容器が所定の位置に設置されていないと検知した場合に、鍋加熱手段を動作させないようにすることで、鍋内での蒸気の発生を抑え、鍋内で発生した蒸気が、破線で示すように蒸気経路14を経由して、蒸気発生手段15内に侵入することや、水容器がないことにより水容器パッキンが十分に挟持されていないためにこの部分から蒸気が外部へ漏れるといったことがないようにしている。
なお、本実施の形態では、鍋加熱手段のみを停止するようにしているが、蓋加熱手段など他の加熱手段も同時に停止するようにしてもよいし、炊飯や保温など鍋加熱手段を動作させる現在のシーケンスを停止または終了させるようにしてもよい。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3について、図3を用いて説明する。図3において29は制御部であり、その他の構成は、図1と同じであるため詳細な説明は省略する。
次に上記構成において動作を説明する。炊飯を行う米とその米量に対応する水を鍋2に入れ、本体1の所定の状態に内挿する。その後、炊飯開始スイッチ(図示せず)を使用者が操作すると、制御部29が炊飯開始スイッチよりの入力を受け、炊飯工程が実施される。炊飯工程の実施終了後、自動的に鍋2の温度を所定の温度範囲内(例えば70℃以上73℃未満)に維持させる保温機能を動作させる。保温機能動作中に水容器検知手段により、水容器が所定の位置に設置されていないと判断した場合でも、保温機能の動作を継続させる。
以上のように本実施の形態では、保温機能動作中に水容器検知手段により、水容器が所定の位置に設置されていないと判断した場合にも、保温機能の動作を継続させるため、保温機能の動作中に使用者が調理物を取り出す際に、調理物等の異物を水容器内に混入した場合など、保温機能を停止、中断させることなく、水容器をとりはずして異物をとりのぞくことができる。
なお、本実施の形態では、保温機能の動作を継続させることのみを行うようにしているが、同時に報知手段を用いて水容器が所定の位置にないことを報知するようにしてもよいし、長時間(例えば1時間以上)水容器が所定の位置に設定されていないと検知した場合には、水容器がないことにより水容器パッキンが十分に挟持されていないためにこの部分から外気が侵入し、調理物が部分的に冷却されるといった影響を避けるために、さらに別の手段で報知を行ってもよいし、保温を終了させるようにしてもよい。
(実施の形態4)
本発明の実施の形態4について、図4を用いて説明する。図4において30は制御部であり、その他の構成は、図1と同じであるため詳細な説明は省略する。
次に上記構成において動作を説明する。炊飯を行う米とその米量に対応する水を鍋2に入れ、本体1の所定の状態に内挿する。その後、炊飯開始スイッチ(図示せず)を使用者が操作すると、制御部30が炊飯開始スイッチよりの入力を受け、炊飯工程が実施される。炊飯工程の実施終了後、自動的に鍋2の温度を所定の温度範囲内(例えば60℃から62℃に維持させる保温機能を動作させる。保温機能動作中に、再加熱開始スイッチ(図示せず)を使用者が操作すると、制御部30が再加熱開始スイッチよりの入力を受け、保温機能動作よりも高い温度(例えば90℃以上)にする再加熱機能を動作させる。保温機能動作中に水容器検知手段により、水容器が所定の位置に設置されていないと判断した場合でも、保温機能の動作を継続させるが、再加熱開始スイッチよりの入力を受けても再加熱機能を動作させないようにしている。
以上のように本実施の形態では、保温機能動作中に水容器検知手段により、水容器が所定の位置に設置されていないと判断した場合にも、保温機能の動作を継続させるが、再加熱機能を動作させないため、保温機能の動作中に使用者が調理物を取り出す際に、調理物等の異物を水容器内に混入した場合など、保温機能を停止、中断させることなく、水容器をとりはずして異物をとりのぞくことができ、さらに水容器を設置し忘れたまま再加熱を開始して、鍋内で発生した蒸気が水容器がないことにより水容器パッキンが十分に挟持されていないためにこの部分から蒸気が外部へ漏れるといったことがないようにしている。
なお、本実施の形態では、再加熱機能において蒸気発生手段を動作させていないが、常に動作させるようにしてもよいし、使用者自身が選択して動作させるようにしてもよい。
また、本実施の形態では、再加熱機能を動作させないようにすることのみを行うようにしているが、同時に報知手段を用いて水容器が所定の位置にないために再加熱機能が動作しないことを報知するようにしてもよい。
(実施の形態5)
本発明の実施の形態5について、図5を用いて説明する。図5において31は制御部であり、その他の構成は、図1と同じであるため詳細な説明は省略する。
次に上記構成において動作を説明する。炊飯を行う米とその米量に対応する水を鍋2に入れ、本体1の所定の状態に内挿する。その後、炊飯開始スイッチ(図示せず)を使用者が操作すると、制御部31が炊飯開始スイッチよりの入力を受け、炊飯工程が実施される。炊飯工程の実施終了後、自動的に鍋2の温度を所定の温度範囲内(例えば60℃から62℃に維持させる保温機能を動作させる。保温機能動作中に、再加熱開始スイッチ(図示せず)を使用者が操作すると、制御部31が再加熱開始スイッチよりの入力を受け、保温機能動作よりも高い温度(例えば90℃以上)にする再加熱機能を動作させる。再加熱機能動作中に水容器が所定の位置に設置されていないと判断した場合、再加熱機能を終了させて保温機能を動作させるか、水容器が所定の位置に設置されていると判断するまで、再加熱機能を中断し、保温機能を動作させるようにしている。
以上のように本実施の形態では、再加熱機能動作中に水容器検知手段により、水容器が所定の位置に設置されていないと判断した場合、再加熱機能を終了させて保温機能を動作させるか、水容器が所定の位置に設置されていると判断するまで、再加熱機能を中断し、保温機能を動作させるようにしているので、再加熱機能動作中に誤って水容器をとりはずした場合でも、鍋内で発生した蒸気が水容器がないことにより水容器パッキンが十分に挟持されていないためにこの部分から蒸気が外部へ漏れるといったことがないようにしている。
なお、本実施の形態では、再加熱機能を終了または中断して保温機能を動作させるようにしているが、保温機能を動作させず、鍋加熱手段を動作させない状態にしてもよい。
また、本実施の形態では、再加熱機能を終了または、中断させるようにすることのみを行うようにしているが、同時に報知手段を用いて水容器が所定の位置にないために再加熱機能が動作していないことを報知するようにしてもよい。
(実施の形態6)
本発明の実施の形態6について、図6を用いて説明する。図6において、20は水量検知手段であり、水容器の温度を検知する水容器温度検知手段20bと水容器を加熱する水量検知用水容器加熱手段20aからなる。水量検知手段20は、水量検知用水容器加熱手段20aを短時間動作させ、そのときの温度変化により水容器内部の水量を検知するようにしている。26は制御部であり、その他の構成は、図1と同じであるため詳細な説明は省略する。
次に上記構成において動作を説明する。炊飯を行う米とその米量に対応する水を鍋2に入れ、本体1の所定の状態に内挿する。その後、炊飯開始スイッチ(図示せず)を使用者が操作すると、制御部26が炊飯開始スイッチよりの入力を受け、炊飯工程が実施される。水容器検知手段により、水容器が所定の位置に設置されていると判断した場合には、水量検知用水容器加熱手段20aを動作させ、水容器温度検知手段20bにより水容器の温度が例えば2分以内に所定の温度例えば60℃以上を検知した場合には、水量が不足していると判断し、60℃を検知しなかった場合には水量が十分であると判断する。また、水容器検知手段により、水容器が所定の位置に設置されていないと検知した場合には、水量が適切でないと判断し、高温蒸気を供給しないように最適な所定のシーケンスで炊飯を行うことができる。
以上のように本実施の形態では、水容器検知手段により、水容器が所定の位置に設置されていないと検知した場合には、水量が適切でないと判断するようにしているため、水容器がない状態で誤って水量が十分であると判断してしまったり、水量の誤検知による蒸気発生手段が異常に過熱したり、誤動作して故障するといったことがないようにすることができる。また、水容器がない状態で、水量検知のために余計な水量検知用水容器加熱手段の動作や検知のための時間をかけないようにすることもできる。
なお、本実施の形態では、水量検知用水容器加熱手段と蒸気発生用水容器加熱手段を別のものとしたが、同一のものでもよく、その時間あたりの通電時間や加熱量を水量検知用水容器加熱手段の方を小さくすることで区別するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、水容器検知手段により、水容器が所定の位置に設置されていないと検知した場合には、水量が適切でないと判断するようにしているが、水量検知手段が、所定の時間(例えば1分以内)に所定の温度(例えば50℃以上)を検知しなければ水量異常と判断するようにしておき、水容器が所定の位置に設置されていないと検知した場合には、水量検知用水容器加熱手段による加熱を停止することで、水量検知用水容器加熱手段の動作による熱の影響をうけないようにしてもよい。
(実施の形態7)
本発明の実施の形態7について、図7を用いて説明する。図7において21は水容器15aが所定の位置に設定されていないことを表示によって報知する報知手段のLCDである。27は制御部であり、その他の構成は、図1と同じであるため詳細な説明は省略する。
次に上記構成において動作を説明する。炊飯を行う米とその米量に対応する水を鍋2に入れ、本体1の所定の状態に内挿する。その後、炊飯開始スイッチ(図示せず)を使用者が操作すると、制御部27が炊飯開始スイッチよりの入力を受け、炊飯工程が実施される。炊飯工程の実施後、水容器検知手段により、水容器が所定の位置に設置されていないと判断した場合には、蒸気発生手段15の動作を停止し、報知手段21に水容器がないことを表示し、炊飯を停止させる。
以上のように本実施の形態では、水容器検知手段により、水容器が所定の位置に設置されていないと判断した場合には、蒸気発生手段15の動作を停止し、報知手段21に水容器がないことを表示しているため、特に蓋を閉じた状態では確認されにくい、水容器が確実に設定されていないことを通知して使用者に気付かせることができ、水容器が確実に設定されるようにうながすことができる。
なお、本実施の形態では、炊飯開始スイッチを使用者が操作した後に報知するようにしているが、常に報知するようにしてもよいし、炊飯開始以外のスイッチを使用者が操作した時や通電を開始したときや蓋が閉じられたときに報知するようにしてもよい。また、本実施の形態では、水容器が所定の位置に設置されていないと判断した場合に、水容器がないことを表示した後、すぐに炊飯を停止させるようにしているが、所定の時間以内に水容器が所定の位置に設置された検知すれば、元の炊飯を継続し、設置されなければ、炊飯を停止させるようにしてもよく、炊飯を停止する前と停止した後で、例えば「水容器を確認してください」と「水容器がないため、停止しました」というように報知内容を変更してもよい。
(実施の形態8)
本発明の実施の形態8について、図8を用いて説明する。図8は、蓋8を開いた状態の図であり、22は蓋が開いていることを検知する蓋開検知手段であり、蓋の傾斜を検知して一定以上の傾きがあるとき、内部の球が移動して、内部のスイッチを押すことで、一定以上の傾きがあることを検知し、蓋が開いていることを検知するようにしている。23は水容器が確実に設定されていないことを音で報知する第2の報知手段である。28は制御部であり、その他の構成は図7と同じであるため、詳細な説明は省略する。
次に上記構成において動作を説明する。炊飯を行う米とその米量に対応する水を鍋2に入れ、本体1の所定の状態に内挿する。その後、炊飯開始スイッチ(図示せず)を使用者が操作すると、制御部28が炊飯開始スイッチよりの入力を受け、炊飯工程が実施される。炊飯工程の実施後、水容器検知手段により、水容器が所定の位置に設置されていないと判断した場合には、蒸気発生手段15の動作を停止し、第2の報知手段23により水容器がないことを報知し、炊飯を一時停止させる。その後、使用者が水容器を所定の位置に設定するために蓋8を開くと、蓋開検知手段22により蓋8が開いていると検知し、第2の報知手段23による、水容器がないことを報知しなくなる。その後、水容器を所定の位置に設定し、蓋8を閉じると、水容器が所定の位置に設置されていると判断し、炊飯を再開する。
以上のように本実施の形態では、水容器検知手段により、水容器が所定の位置に設置されていないと判断した場合には、蒸気発生手段15の動作を停止し、第2の報知手段23により水容器がないことを報知しているため、特に蓋を閉じた状態では確認されにくい、水容器が確実に設定されていないことを通知して使用者に気付かせることができ、水容器が確実に設定されるようにうながすことができるとともに、使用者が水容器を確実に設定しようとして、蓋を開けた場合には、水容器検知手段を動作させないため、水容器の設置中や、水容器に水がない場合など軽量であった場合など、蓋が開いている状態では、蓋による水容器を押さえつける力が働かないため、水容器検知手段により水容器が確実に設定されているかどうかを正確に検知できない場合が考えられるが、そのような場合でも、誤って動作および報知をすることがないようにできる。
なお、本実施の形態では、水容器が所定の位置にないと検知した場合に、炊飯を一時停止するようにしているが、蒸気過熱手段を動作させない所定のシーケンスを行うようにしてもよい。
また、本実施の形態では、蓋開検知手段が蓋が開いていない状態を検知し、なおかつ水容器検知手段により水容器が所定の位置に設定されていると検知するまで永久に炊飯を一時停止するようにしているが、所定の時間(例えば10分)以上、蓋が開いたままであるか、開いていないと検知しているが、水容器が所定の位置に設置されていないと判断した場合には、炊飯を終了するようにしてもよいし、さらに別の方法で報知するようにしてもよく、また蒸気過熱手段を動作させない所定のシーケンスで炊飯するようにしてもよいのは明らかである。
また、本実施の形態では、報知手段として音による報知のみを行っているが、文字や色による報知を行ってもよく、これらの報知をくみあわせて行うようにし、蓋開を検知した場合には、一部の報知手段による報知、たとえば音による報知のみを停止するようにしてもよい。
以上のように、本発明にかかる炊飯器は、蒸気発生手段のための水を入れる本体に着脱可能な水容器を確実に設置させ、適切に高温蒸気を発生し、不必要な蒸気発生手段の動作を抑えつつ、飯の乾燥を伴わずに糊化を促進し炊飯性能を向上させることができ、さらに、蒸気発生手段のための水を入れる本体に着脱可能な水容器の設置を忘れたことによる故障、誤作動などをなくすることができるので、炊飯性能を向上させるために、水の沸点以上の蒸気を利用する炊飯器として有用である。
本発明の第1の実施の形態の炊飯器の断面図 本発明の第2の実施の形態の炊飯器の分解断面図 本発明の第3の実施の形態の炊飯器の断面図 本発明の第4の実施の形態の炊飯器の断面図 本発明の第5の実施の形態の炊飯器の断面図 本発明の第6の実施の形態の炊飯器の断面図 本発明の第7の実施の形態の炊飯器の断面図 本発明の第8の実施の形態の炊飯器の断面図 従来の炊飯器の断面図
符号の説明
1 本体
2 鍋
3 鍋加熱手段
8 蓋
9 加熱板(蒸気加熱手段)
15 蒸気発生手段
15a 水容器
16 水容器検知手段

Claims (8)

  1. 鍋と、前記鍋を加熱する鍋加熱手段と、前記鍋の開口部を覆う蓋と、前記鍋へ供給する蒸気を発生する蒸気発生手段と、前記蒸気発生手段が発生する蒸気を加熱する蒸気加熱手段と、前記蒸気発生手段の一部を構成するとともに水を収容する本体に着脱可能な水容器と、前記水容器が本体内の所定の位置に設置されていることを検知する水容器検知手段を備え、前記水容器検知手段により前記水容器が所定の位置に設置されていないと検知した場合に、前記蒸気発生手段を動作させない炊飯器。
  2. 鍋と、前記鍋を加熱する鍋加熱手段と、前記鍋の開口部を覆う蓋と、前記鍋へ供給する蒸気を発生する蒸気発生手段と、前記蒸気発生手段が発生する蒸気を加熱する蒸気加熱手段と、前記蒸気発生手段の一部を構成するとともに水を収容する本体に着脱可能な水容器と、前記水容器が本体内の所定の位置に設置されていることを検知する水容器検知手段を備え、前記水容器検知手段により前記水容器が所定の位置に設置されていないと検知した場合に、前記鍋加熱手段を動作させないか、または前記鍋内の水を未沸騰状態で維持するように前記鍋加熱手段を動作させる炊飯器。
  3. 鍋加熱手段により鍋を所定の温度範囲内に維持するようにした保温機能を備え、保温機能動作時には、水容器検知手段により水容器が所定の位置に設置されていないと検知した場合でも、前記鍋加熱手段を動作させるようにした請求項2記載の炊飯器。
  4. 鍋加熱手段により鍋を保温機能動作時より高温にする再加熱機能と、前記再加熱機能の動作を開始させる再加熱開始設定手段を備え、水容器検知手段により水容器が所定の位置に設置されていないと検知した場合には、前記再加熱開始設定手段により前記再加熱機能を開始させないようにした請求項3記載の炊飯器。
  5. 鍋加熱手段により鍋を保温機能動作時より高温にする再加熱機能と、前記再加熱機能の動作を開始させる再加熱開始設定手段を備え、再加熱中に水容器検知手段により水容器が所定の位置に設置されていないと検知した場合には、再加熱を中断または終了させるようにした請求項3または4記載の炊飯器。
  6. 鍋と、前記鍋を加熱する鍋加熱手段と、前記鍋の開口部を覆う蓋と、前記鍋へ供給する蒸気を発生する蒸気発生手段と、前記蒸気発生手段が発生する蒸気を加熱する蒸気加熱手段と、前記蒸気発生手段の一部を構成するとともに水を収容する本体に着脱可能な水容器と、前記水容器内の水量を検知する水量検知手段と、前記水容器が本体内の所定の位置に設定されていることを検知する水容器検知手段を備え、前記水容器検知手段により前記水容器が所定の位置に設定されていないと検知した場合には、以降、前記水量検知手段を動作させない炊飯器。
  7. 水容器が所定の位置に設定されていないことを報知する報知手段を備え、水容器検知手段により水容器が所定の位置に設定されていないと検知した場合に、前記報知手段により報知するようにした請求項1から6のいずれか1項に記載の炊飯器。
  8. 蓋が開いている状態であることを検知する蓋開検知手段を設け、前記蓋開検知手段が蓋が開いている状態を検知しているときは、前記水容器検知手段を動作させないようにした請求項1から7のいずれか1項に記載の炊飯器。
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