JP3087417B2 - 電気炊飯器 - Google Patents

電気炊飯器

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JP3087417B2
JP3087417B2 JP04027672A JP2767292A JP3087417B2 JP 3087417 B2 JP3087417 B2 JP 3087417B2 JP 04027672 A JP04027672 A JP 04027672A JP 2767292 A JP2767292 A JP 2767292A JP 3087417 B2 JP3087417 B2 JP 3087417B2
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heater
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清 堀内
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蓋部の放熱板に露が付
着するのを防止する手段を有する電気炊飯器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年炊飯時に発生する蒸気が蓋に装着さ
れた放熱板に接して露となり、滴下する水を集めて収容
する露受けを省略して手入れをしやすくするために、放
熱板に炊飯時付着する露を防止する電気炊飯器が主流に
なってきている。
【0003】従来、この種の電気炊飯器は図3に示すよ
うな構成である。以下、その構成について図3を参照し
ながら説明する。
【0004】図に示すように、米と水を入れる内鍋11
は、炊飯ヒータ12の上に載置され加熱されるようにな
っている。保護枠13は内鍋11を収納し、上方には開
閉自在に蓋体14が設けられている。蓋体14の下面
は、アルミニウム製である放熱板15が取りつけられ、
放熱板15には、コード状の蓋ヒータ16と蓋センサー
17が取りつけられている。保護枠13の外周にはコー
ド状の側面ヒータ18が巻きつけ装着されている。前記
側面ヒータ18は炊飯終了後、制御回路20により炊飯
ヒータ12と直列に接続され保温用ヒータとなる。内鍋
11の底中央部には、鍋底センサー19が鍋底の温度を
感知するように設けられ、この鍋底センサー19と蓋セ
ンサー17よりの信号は制御回路20に送られ炊飯−保
温のための加熱制御をおこなうようになっている。
【0005】上記構成において、炊飯をおこなうと先ず
炊飯ヒータ12に通電が開始され内鍋11の内容物が沸
騰して放熱板15に蒸気が当たり、蓋センサー17が温
度を感知して制御回路20によって蓋ヒータ16に通電
を開始し、放熱板15の温度が上昇し蒸気が結露するの
を防止する。炊飯完了時、鍋底センサー19よりの信号
で制御回路20により炊飯ヒータへの通電は遮断され
る。炊飯終了後は側面ヒータ18と炊飯ヒータ12は制
御回路20により直列に接続され、鍋11内のご飯を底
面と側面より加熱する構成とし蓋ヒータ16と合わせて
鍋11を全面より加熱することができる。前記構成によ
り、センサー19よりの信号を受け制御回路20により
前記側面ヒータ18、炊飯ヒータ12、蓋ヒータ16の
発熱を制御して保温するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の電気
炊飯器では、炊飯時の結露を防止するため蓋ヒータ16
だけに通電を行い、保温時は蓋ヒータ16と炊飯ヒータ
12と直列接続された側面ヒータ18との制御を行なう
必要がある。なぜなら、炊飯時は蓋ヒータ16は結露防
止のため一定の電力が必要であり、保温時は蓋ヒータ1
6への印加電力と側面ヒータ18と炊飯ヒータ12と直
列接続された状態での印加電力のバランスを最適にする
必要がある。一方炊飯ヒータ12には炊飯のために必要
な容量が必要であり前記炊飯ヒータ12,側面ヒータ1
8と蓋ヒータ16のバランスを取ることは電圧,気温等
の変化にも対応するためには大量の実験の繰り返しによ
る妥協点の絞り込みしか方法がなかった。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、保温
するときの最適条件を補足し放熱板に炊飯中結露するの
を防止する電気炊飯器を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、米と水を入れて炊飯する内鍋を着脱自在
に収納し、上記内鍋を加熱する鍋加熱手段を底部に装着
した保護枠と、前記保護枠を収納した炊飯器本体と、
炊飯器本体の上部を覆蓋する開閉自在な蓋体と、前記
蓋体に設けられた蓋加熱手段及び蓋温度検知手段と、前
記保護枠外周に設けられた側面加熱手段とを備え、炊飯
中に前記蓋温度検知手段により沸騰を感知した後、前記
蓋加熱手段及び側面加熱手段を同時に制御してなるもの
である。
【0009】
【作用】本発明は上記構成によれば蓋温度検知手段
内鍋の内容物の沸騰を感知して、蓋加熱手段と側面加熱
手段を同時に通電制御することにより、放熱板に結露す
るのを防止することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1および
図2を参照しながら説明する。
【0011】図1に示すように、米と水を入れる内鍋1
0は、炊飯ヒータ1の上に載置され、加熱されるように
なっている。保護枠2は、内鍋10を収納し、上方には
開閉自在に蓋体13が設けられている。蓋体13の下方
は、アルミニウム製である放熱板4により構成され、コ
ード状である蓋ヒータ15と温度を感知し制御基板6に
信号を出力する蓋センサー17が設けられている。制御
基板6は、マイクロプロセッサーを搭載し、各種の入力
に対する加熱制御等を行なうようになっている。側面ヒ
ータ8は、保護枠2の外周に巻き付けられており、か
つ、蓋ヒータ5と並列に接続されている。そして蓋ヒー
タ5と側面ヒータ8は、同時に通電制御されるようにな
っている。鍋底センサー9は、内鍋10の温度を感知し
制御基板6に信号を出力するようになっている。
【0012】上記構成の本実施例の炊飯器の動作を図2
のフローチャートにより説明する。ステップ20で炊飯
ヒータにより加熱を開始する。ステップ21で蓋センサ
ー17の温度がθ1になり沸騰を感知したら、ステップ
22で蓋ヒータ5と側面ヒータ8による加熱を開始す
る。炊飯終了をステップ23で判定し、ステップ24で
各ヒータの加熱を停止し、炊飯を終了する。
【0013】また、炊飯終了後は、鍋底センサー9が内
鍋10の鍋底の温度を感知し、蓋ヒータ5と側面ヒータ
8の通電を同時に制御して、内鍋10の内容物を保温す
る。このとき、蓋ヒータ5と側面ヒータ8の電力バラン
スは放熱板4に露滴しない条件を充すため、保温時にお
いては放熱板4の温度は、内鍋10のヒータ8に対向す
る部位10aの温度よりも高く設定する。また炊飯時に
おいても鍋10で発生する蒸気よりも放熱板4の温度は
高くなければならず、この2つのヒータ5,8は並列接
続にて前記条件を充すように設定すれば、あとは外部条
件の変化にかかわらず一定とすることができる。
【0014】このように本発明の実施例の電器炊飯器に
よれば、沸騰感知後蓋ヒータ5の加熱により、放熱板4
に蒸気が結露するのを防止することができる。
【0015】また、このとき側面ヒータ8が蓋ヒータ5
と同時に通電制御されるので、蓋ヒータ5と側面ヒータ
8を別々に通電制御する場合に発生しがちな両者のバラ
ンスのくずれがなく、炊飯,保温それぞれの動作におい
て安定した性能を発揮することができるものである。
【0016】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、炊飯が開始された後に、蓋温度検知手段によ
り沸騰を感知し、蓋加熱手段と側面加熱手段を同時に通
電制御するので、放熱板に結露するのを防止し、蓋加熱
手段と側面加熱手段を別々に通電制御するよりも簡単な
制御回路にすることができ蓋加熱手段と側面加熱手段
発熱配分は一定であることより、安定した結露防止と保
温性能を合わせもつ炊飯器とすることができる。また
加熱手段と側面加熱手段と直列に使用する保温時の発熱
では、保温条件を充足するための鍋加熱手段の発熱量
が、側面加熱手段にくらべてすくなくなり、保温性能を
最適とする条件が揃わず、保温性能が犠牲になることも
しばしばあったが、本発明によればこの課題は解決さ
れ、理想的な炊飯保温性能をもつ炊飯器とすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す炊飯器の断面図
【図2】本発明の一実施例を示す炊飯器の加熱制御の流
れを示すフローチャート
【図3】従来の炊飯器の断面図
【符号の説明】
1 炊飯ヒータ 2 保護枠 3 蓋体 4 放熱板 5 蓋ヒータ 6 制御基板 7 蓋センサー 8 側面ヒータ 10 内鍋 10a 内鍋の側面ヒータ対向部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 米と水を入れて炊飯する内鍋を着脱自在
    に収納し、上記内鍋を加熱する鍋加熱手段を底部に装着
    した保護枠と、前記保護枠を収納した炊飯器本体と、
    炊飯器本体の上部を覆蓋する開閉自在な蓋体と、前記
    蓋体に設けられた蓋加熱手段及び蓋温度検知手段と、前
    記保護枠外周に設けられた側面加熱手段とを備え、炊飯
    中に前記蓋温度検知手段により沸騰を感知した後、前記
    蓋加熱手段及び側面加熱手段を同時に制御してなる電気
    炊飯器。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100350541B1 (ko) * 1994-08-20 2002-12-11 엘지전자주식회사 전기밥솥의보습장치
US20170099977A1 (en) * 2014-02-24 2017-04-13 Michelle Yusha Liu Cooking assembly

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