JP2955171B2 - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

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JP2955171B2 JP30848693A JP30848693A JP2955171B2 JP 2955171 B2 JP2955171 B2 JP 2955171B2 JP 30848693 A JP30848693 A JP 30848693A JP 30848693 A JP30848693 A JP 30848693A JP 2955171 B2 JP2955171 B2 JP 2955171B2
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隆 田中
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正人 中谷
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、炊飯器本体に外鍋を設
け、該外鍋に被調理物を収容する内鍋を着脱自在に収納
し、該外鍋の底部に該内鍋を加熱する炊飯用発熱体を設
けるとともに、側面部に保温用発熱体を両面テープによ
り貼着した炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の炊飯器の一例を図4乃至図6と共
に説明する。従来の炊飯器は、炊飯器本体21と蓋体2
2と本体底23からなり、該炊飯器本体21は、その内
側に外鍋24を設け、該外鍋24に被調理物を収容する
内鍋25を着脱自在に設け、該外鍋24の底板に上記内
鍋25を加熱する炊飯用発熱体26を取り付けるととも
に、該内鍋25の温度を検出する温度センサ27を設け
ていた。また、上記外鍋24の側面部の上部に保温用の
コードヒータ28を両面テープを貼着したアルミ箔29
により貼着していた。
【0003】そして、上記内鍋25の上部には該内鍋2
5を持つための把手30を設けていた。上記蓋体22に
は、上記内鍋25の開口部を閉塞する内蓋31に保温用
ヒータ32を取り付け、該内蓋31を蓋体22の蓋カバ
ー33に着脱自在に取り付けていた。該内蓋31の周囲
に上記内鍋25の周囲と当接し蒸気の漏れを防止するパ
ッキン34を設けていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の炊飯器にお
いて、炊き上がったご飯を保温するとき、上記保温用の
コードヒータ,保温用ヒータ及び炊飯用発熱体6への通
電を制御して保温を行っている。この保温時には、内蓋
の温度が低すぎれば内蓋の内側に水滴が結露し、多量に
水滴が付着した場合には、ご飯の上に水滴が落ちご飯の
表面がふやけベタベタになったり、内蓋の温度が高す
ぎ、内鍋の側面上部に水滴が付着して上記と同様にご飯
の表面がベタベタになる虞れがあるため、保温時の内鍋
温度は正確に制御する必要があった。しかし、内鍋温度
を正確にほぼ同じ温度に制御することは困難で、内蓋及
び内鍋の側面上部にご飯に水滴が落ちない程度の水滴し
か付着しないように、内鍋の側面上部の温度を制御する
必要があった。
【0005】このように、内鍋側面上部の温度を上げて
内鍋に水滴が付着しないように、保温用のコードヒータ
の能力を上げる必要があるが、図5に示すようにアルミ
箔がコードヒータがあるために内鍋に完全に密接するこ
となく、アルミ箔と内鍋との間に空気層35が生じてし
まい、コードヒータの熱が効率良く内鍋に伝達されなか
った。
【0006】しかも、保温用のコードヒータの熱は内鍋
の側面上部の上方と下方の両方へ伝達されるため、水滴
が一番多く付着する内蓋のパッキン側の温度が余り上が
らないために、コードヒータの長さを長くして能力を上
げる必要があった。また、コードヒータの長さを長くす
ると、部分的に高温になり過ぎるところが生じ、ご飯が
焦げる虞れがあった。
【0007】本発明は上記の問題に鑑みなされたもので
あり、内鍋側面上部の保温温度を高くして、結露を防止
することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
炊飯器は、炊飯器本体に外鍋を設け、該外鍋に被調理物
を収容する内鍋を着脱自在に収納し、該外鍋の底部に該
内鍋を加熱する炊飯用発熱体を設けるとともに側面部に
保温用発熱体を設け、該内鍋の開口部を閉塞する内蓋に
保温用ヒータを設けると共に、該内蓋の周囲に蒸気漏れ
を防止するパッキンを設けた炊飯器において、該外鍋の
側面先端部を外側に折り返し、当該外鍋の側面と若干の
間隙をもった折返部を設け、この折返部の下端は内鍋側
面の中央部まで延設し、該折返部の下部外側面に上記保
温用発熱体を設けたことを特徴とする炊飯器である。
た、請求項2記載の炊飯器は、上記保温用発熱体をアル
ミ箔で巻回し、該保温用発熱体を上記折返部下端に対応
するように両面テープにより貼着したことを特徴とする
請求項1記載の炊飯器である。
【0009】
【作用】上記炊飯器は、該外鍋の側面と若干の間隙をも
った折返部の下端を内鍋側面の中央部まで延設し、該折
返部の下部外側面に上記保温用発熱体を設けたものであ
るので、内鍋内のご飯を該保温用発熱体の輻射熱により
効率良く保温すると共に、折返部をからの伝導熱が外鍋
の上部を介して下方に伝導されるので外鍋上部の温度が
高くなり、延いては内鍋上部の温度が高くなる。 また、
保温用発熱体が、アルミ箔を介して外鍋の折返部に下端
に対応するように貼着したから、保温用発熱体の熱を効
率良く用いることができる。
【0010】
【実施例】本発明の炊飯器の一実施例を図1と共に説明
する。本発明の炊飯器は、炊飯器本体1と蓋体2と本体
底3からなり、該炊飯器本体1は、その内側に外鍋4を
設け、該外鍋4に被調理物を収容する内鍋5を着脱自在
に設け、該外鍋4の側面板に上記内鍋5を加熱する炊飯
用発熱体6を固定ビス7により取り付けるとともに、該
内鍋5の温度を検出する温度センサ8を設けていた。ま
た、上記外鍋4の側面部の上部に保温用のコードヒータ
9をアルミ箔10で巻回した後、両面テープで上記外鍋
4の側面上端を延設して折り返して折返部11を設け、
この折返部11に保温用コードヒータ9を貼着してい
る。
【0011】上記内鍋5の上部には該内鍋5を持つため
の把手12を設けている。上記蓋体2には、上記内鍋5
の開口部を閉塞する内蓋13に保温用ヒータ14を取り
付け、該内蓋13を上記蓋体2の蓋カバー15に着脱自
在に取り付けている。
【0012】上記構成の炊飯器は、保温用コードヒータ
9をアルミ箔10で巻回してから、両面テープにより貼
着しているので、保温用コードヒータ9の熱を効率良く
内鍋5に伝達することができ、内鍋5の上端への水滴の
付着を防止することができ、良好な保温を行うことがで
きる。
【0013】また、外鍋4の折返部11に保温用コード
ヒータ9を貼着すると、保温用コードヒータ9熱が折返
部11側から外鍋4の下方へ伝達されるため、内鍋5の
上端部の温度が高くなり、該内鍋5の上端部への水滴を
防止することができ、良好な保温を行うことができる。
【0014】
【発明の効果】本発明の炊飯器は、外鍋の側面と若干の
間隙をもった折返部の下端を内鍋側面の中央部まで延設
し、該折返部の下部外側面に上記保温用発熱体を設けた
ものであるので、内鍋内のご飯を該保温用発熱体の輻射
熱により効率良く保温すると共に、折返部をからの伝導
熱が外鍋の上部を介して下方に伝導されるので外鍋上部
の温度が高くなり、延いては内鍋上部の温度を高くで
き、内鍋の上端部への水滴の付着を防止する。 また、保
温用発熱体が、アルミ箔を介して外鍋の折返部に下端に
対応するように貼着したから、保温用発熱体の熱を効率
良く用いることができ、保温用発熱体の最大消費電力が
小さくても良好な状態で保温することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の炊飯器の第1実施例を示す概略断面図
である。
【図2】図1の要部拡大断面図である。
【図3】図1の保温用のコードヒータを示す拡大断面図
である。
【図4】従来の炊飯器の一例を示す概略断面図である。
【図5】図4の部分拡大断面図である。
【図6】図4の保温用のコードヒータを示す拡大断面図
である。
【符号の説明】
1 炊飯器本体 2 蓋体 3 本体底 4 外鍋 5 内鍋 6 炊飯用発熱体 8 温度センサ 9 保温用のコードヒータ 10 アルミ箔 11 折返部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中谷 正人 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 村井 隆男 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−126411(JP,A) 特開 平4−208113(JP,A) 実開 昭58−181337(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47J 27/00 103

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炊飯器本体に外鍋を設け、該外鍋に被調
    理物を収容する内鍋を着脱自在に収納し、該外鍋の底部
    に該内鍋を加熱する炊飯用発熱体を設けるとともに側
    部に保温用発熱体を設け、該内鍋の開口部を閉塞する内
    蓋に保温用ヒータを設けると共に、該内蓋の周囲に蒸気
    漏れを防止するパッキンを設けた炊飯器において、該外
    鍋の側面先端部を外側に折り返し、当該外鍋の側面と若
    干の間隙をもった折返部を設け、この折返部の下端は内
    鍋側面の中央部まで延設し、該折返部の下部外側面に上
    記保温用発熱体を設けたことを特徴とする炊飯器。
  2. 【請求項2】上記保温用発熱体をアルミ箔で巻回し、該
    保温用発熱体を上記折返部下端に対応するように両面テ
    ープにより貼着したことを特徴とする請求項1記載の
    飯器。
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