JPH0749032B2 - 調理器 - Google Patents

調理器

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JPH0749032B2
JPH0749032B2 JP1342668A JP34266889A JPH0749032B2 JP H0749032 B2 JPH0749032 B2 JP H0749032B2 JP 1342668 A JP1342668 A JP 1342668A JP 34266889 A JP34266889 A JP 34266889A JP H0749032 B2 JPH0749032 B2 JP H0749032B2
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JP
Japan
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temperature
lid
pan
heat
rice
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JP1342668A
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春生 石川
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、加熱調理に使用される調理器に関するもので
ある。
従来の技術 近年、調理器は簡単な使用性とメンテナンスフリー性が
要求されている。
従来この種の調理器、例えば炊飯器は第4図,第5図に
示すような構成が一般的であった。以下、構成について
第4図,第5図を参照しながら説明する。
図に示すように、調理物である米と水を入れて調理する
鍋100と、鍋100を加熱する加熱源101(図示せず)と、
鍋100の温度を感知する鍋センサーと、鍋100の開口部を
覆う内蓋103と、ゴムホルダー104により内蓋103を保持
する保持軸105と、内蓋103の上方にある放熱板106と、
蒸気を放出する放熱板106の蒸気穴107と、鍋100と放熱
板106との間をシールして外に調理物が出ることを防止
する鍋パッキン108と、放熱板106にアルミテープ109に
より密着して取付けられ、炊飯後、御飯を保温する保温
ヒータ110を備えている。また、外かくを構成する外蓋1
11と、外蓋111の下方に取付けられ、放熱板106を鍋パッ
キン108を介して取付ける外蓋カバー112と、外蓋111に
取付けた蒸気板113と、外蓋111と蒸気穴107とをシール
する蒸気パッキン114とを配している。鍋100を保持し、
軸115で外蓋111を軸支する上枠116は、ボディー117に取
付てある。また内蓋103には放熱板106に近い穴径の大き
い上部穴118と、上部穴118と離して設けた穴径の小さい
下部穴119がある。上記構成において、調理器を動作す
ると、加熱源101により鍋100の温度が上昇して調理物で
ある米と水が沸騰して多量の蒸気を発生させる。
発明が解決しようとする課題 このような従来の調理器では、炊飯時、加熱源101によ
り鍋100が加熱されると、調理物である米と水は沸騰し
て多量の蒸気を発生させる。蒸気は温度の低い部分に結
露して露となる。炊飯が終了して保温に入るまで、すな
わち鍋センサーが保温温度を感知するまで蓋ヒータ110
が動作しないようにしているため、露は内蓋103や放熱
板106に多量に付着する。この状態で蓋を開けると、内
蓋103や放熱板106等に加熱調理器で多量に付着していた
露が上枠116の上に流れ落ちて上枠116に開いた露穴(図
示せず)の下方にある露受け(図示せず)に多量に流れ
落ちる。露受けにたまった水を捨て忘れて何回か商品を
使用すると、水が多量にたまって、ついに露受けから水
はこぼれて床を汚すという問題点があった。また、使用
者が床を汚すのを防ぐには、毎回商品使用後に露受けを
取りはずしてその中の水を捨てて洗い、再度露受け本体
に装着するという作業をしなければならない。いわゆる
商品のメンテナンス作業が必要であるという課題を有し
ていた。
本発明は上記課題を解決するもので、蓋への露付着を防
止することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、加熱源を有する調
理器本体と、この調理器本体に着脱自在に収納する鍋
と、鍋の温度を感知する鍋センサーと、前記調理器本体
を開閉自在に覆う蓋体と、この蓋体に鍋と対面するよう
に設けた放熱板と、前記鍋の上面開口部を覆いかつ前記
放熱板に対面する部分を放熱板に接近させて受熱面を形
成した内蓋と、前記放熱板を加熱する蓋ヒータと、前記
放熱板に設けられ前記放熱板の温度を感知する蓋センサ
ーと、前記鍋センサーと前記蓋センサーの感知温度によ
って前記蓋ヒータへの通電を制御する制御回路とを備
え、炊飯終了後は、前記鍋の温度が保温温度に達するま
で前記制御回路によって前記蓋ヒータへの通電をデュー
ティ制御し前記放熱板の温度を前記鍋の温度より所定温
度高くしたものである。
作用 本発明は上記構成により、放熱板の熱を内蓋に伝達しや
すくするとともに、放熱板の温度変化を正確に感知し
て、その感知温度に基ずき、放熱板と鍋との温度差を蓋
部の露取り要するだけの所定温度にするよう蓋ヒータの
通電をデューティ制御によって最低レベルでコントロー
ルできるようにしているため、室温の変動や電圧の変動
が大きくても、放熱板及び放熱板の熱を受け易くした内
蓋の露の付着を完全になくすることができ、しかも過大
な温度差によるご飯の表面の乾燥を極力抑えることがで
きるものである。
実施例 以下、本発明の一実施例である炊飯器について第1図〜
第3図を参照しながら説明する。
図に示すように、調理物である米と水を入れて調理する
鍋1と鍋1を加熱する加熱源(図示せず)と、鍋1の温
度を感知する鍋センサー(図示せず)と、鍋1の開口部
を覆う内蓋4と、内蓋4を鍋1のフランジに加圧するゴ
ムホルダー5と、このゴムホルダー5により内蓋4を保
持する保持軸6と、保持軸6を取付けられ、内蓋4の上
方にある放熱板7と、放熱板7に開孔した、蒸気放出用
の蒸気穴8と、鍋1と放熱板7との間をシールして外に
調理物が出ることを防止する鍋パッキン9と、放熱板7
にアルミテープ10により密着して取付けてある蓋ヒータ
11を備えている。この蓋ヒータ11は放熱板7を加熱でき
る構成であれば良い。また、外かくを構成する外蓋12
と、外蓋12の下方に取付けてあり放熱板7と鍋パッキン
9を介してネジ等で取付けている外蓋カバー13と、外蓋
12に取付けた蒸気板14と外蓋12と放熱板7とをシールす
る蒸気パッキン15とを有している。鍋1を保持し、軸16
で外蓋カバー13を軸支する上枠17は、ボディー18に取付
けてあり、ボディー18と上枠17間にフックレバー19を設
けて外蓋カバー13の引っ掛部に掛り、蓋を開閉自在とし
ている。また、内蓋4には放熱板7に他面より近接した
受熱面20と受熱面20に穴径の大きい上部穴21と最下部付
近に設けた穴径の小さい下部穴22とがある。放熱板7に
はガラスチューブで覆われた蓋センサー23が接触させて
設けてある。そして鍋センサーと蓋センサー23との感知
温度により、制御回路(図示せず)を介して蓋ヒータ11
への通電をデューティ制御するようにしている。
上記構成より動作を説明すると、鍋1に米と水を入れて
炊飯した時、多量に発生する蒸気が雰囲気温度より低い
部分に接すると液化して結露するが、蓋ヒータ11により
放熱板7が100℃以上に加熱されているため放熱板7と
内蓋4ともに結露をおこさないものである。
また、炊飯が終了後、保温に入ると69℃〜77℃の保温温
度まで御飯を自然冷却しなければならない。この時、御
飯から放出される蒸気により御飯の温度つまり鍋1の温
度でほぼ飽和蒸気状態にある鍋1と放熱板7に囲まれた
空間においても、放熱板7は御飯の温度つまり鍋の温度
の飽和蒸気温度より高温となるように設定されているた
め、蒸気が結露できず、露が付着しない状態を保ちつづ
けて、何時御飯を取り出そうと、蓋を開いても露がな
く、露受けも廃止できる。露がたまりすぎて床にこぼし
たり、毎回露受けをはずして露をすてる操作を廃止して
使い勝手の良い調理器となるものである。
さらに、炊飯終了後、保温に入ると69℃〜77℃の保温温
度まで御飯を自然冷却する時、蓋ヒータ11にデューティ
ー入力して、外気により冷却されやすい蓋まわりの温度
を上げる。特に放熱板7は鍋の温度より高温となるよう
なデューティー入力を印加すると放熱板7と内蓋4に露
を付着させない状態となるものである。
また、炊飯終了後蓋ヒータ11のデューティー入力は鍋セ
ンサー69℃〜77℃の保温温度を感知するまで入力するこ
とで、放熱板7と内蓋4に露を付着させず、しかも御飯
表面の乾燥を極力おさえて、おいしい保温の御飯を提供
するものである。
また、炊飯終了後、蓋センサー23の感知温度を鍋センサ
ーにより常に結露防止に要するだけの高い温度(所定温
度)にコントロールするように蓋ヒータ11を入力制御す
ることで、常に放熱板7や内蓋4の温度が鍋1の温度よ
り所定温度高い状態となり、しかも、その温度差を最低
レベルでコントロールできるため、室温の変動や、電圧
の変動が大きくても放熱板7や内蓋4に露の付着がな
く、しかも御飯表面の乾燥を極力おさえることができる
ものである。
発明の効果 上記実施例の説明から明らかなように本発明によれば、
放熱板に接近させて受熱面を形成した内蓋と、放熱板を
加熱する蓋ヒータと、放熱板に設けられ放熱板の温度を
感知する蓋センサーと、蓋センサー及び鍋センサーの感
知温度によって蓋ヒータへの通電を制御する制御回路と
を有し、炊飯終了後は、鍋の温度が保温温度に達するま
で制御回路によって蓋ヒータへの通電をデューティ制御
し、放熱板の温度を鍋の温度より所定温度だけ高くする
ようにしたので、放熱板の熱を内蓋に伝達しやすくする
とともに、鍋センサーと蓋センサーによってご飯の温度
と放熱板そのものの温度変化を正確に感知し、放熱板を
米飯温度より高い所定温度、すなわち結露防止が可能な
温度差にするようにデューティ制御により蓋ヒータへの
通電を最低レベルでコントロールできる。このため、室
温や電圧の変動が大きくても、放熱板及び内蓋への露の
付着を確実になくすることができ、しかもご飯の表面の
乾燥を極力抑えることができ、従来必要であった露受け
の廃止とともに、常においしい保温ご飯を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す調理器の部分断面図、
第2図は同放熱板の平面図、第3図は蓋ヒータのデュー
ティー入力した時の蓋センサーと鍋センサーのプログラ
ムと温度状態を示す図、第4図は従来の調理器を示す部
分断面図、第5図は同放熱板の平面図である。 1……鍋、4……内蓋、7……放熱板、8……蒸気穴、
11……蓋ヒータ、21……上部穴、22……下部穴。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱源を有する調理器本体と、この調理器
    本体に着脱自在に収納する鍋と、鍋の温度を感知する鍋
    センサーと、前記調理器本体を開閉自在に覆う蓋体と、
    この蓋体に鍋と対面するように設けた放熱板と、前記鍋
    の上面開口部を覆いかつ前記放熱板に対面する部分を放
    熱板に接近させて受熱面を形成した内蓋と、前記放熱板
    を加熱する蓋ヒータと、前記放熱板に設けられ前記放熱
    板の温度を感知する蓋センサーと、前記鍋センサーと前
    記蓋センサーの感知温度によって前記蓋ヒータへの通電
    を制御する制御回路とを備え、炊飯終了後は、前記鍋の
    温度が保温温度に達するまで前記制御回路によって前記
    蓋ヒータへの通電をデューティ制御し前記放熱板の温度
    を前記鍋の温度より所定温度高くした調理器。
JP1342668A 1989-12-28 1989-12-28 調理器 Expired - Lifetime JPH0749032B2 (ja)

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