JP3580141B2 - ジャー炊飯器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般家庭、あるいは業務用に使用するジャー炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の炊飯器は、例えば、図12に示されるような構成であった。図12において、1は上面が開口する円筒上のボディ51で、このボディ51内部には、鍋53収納部である保護枠52が配設され、かつこの保護枠52は非金属材料により有底円筒状に成形され、保護枠52の上端部は前記ボディ51の上端部内周囲に係合されている。
【0003】
53は上端開口部に外方に突出するフランジ54を形成した鍋で、この鍋53はフランジ54を上枠55の上面に懸架状態に載置することにより、保護枠52内に着脱自在に配設されている。保護枠52の外側には誘導コイル56が配設され、この誘導コイル56は、鍋53の外周面までの距離が一定となるように、前記保護枠52の外周下部に耐熱性樹脂材料で成形されたコイルカバー57により支持されている。
【0004】
58は合成樹脂性の外蓋で、この外蓋58は上枠55の上部に一体成形されたヒンジ部材59にピン60を介して回動自在に支持されている。61は内カバーで、この内カバー61は外蓋58の内面に固着されている。この内カバー61には発熱体である加熱板62が固定されており、この加熱板62の上部にはコイル支持台63に支持されている蓋誘導コイル64が位置している。この蓋誘導コイル64の電磁作用により加熱板62が発熱するのである。そして、この加熱板62には加熱板62の温度検知用のセンサー65がアルミテ−プにより直接貼り付けられており、加熱板62の温度を調節しているのである。
【0005】
66はヒンジ部材59と反対側に位置して保護枠52の上端部に一体成形された係合部材で、この係合部材66と対向するように外蓋58に係合レバー67がピン60を介して回動可能に指示されている。そして、鍋パッキン69は、前記外蓋58を閉じたときに鍋53のフランジ54に圧接してその鍋53を密閉するようになっている。
【0006】
また、70は蒸気筒であり、おねばが外部に吹きこぼれるのを防止している。71は、制御基板であり、誘導コイル56への通電状態や操作表示部72の信号を入出力制御している。また、73は冷却ファンであり、制御基板25や誘導コイル56を冷却している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のような構成の炊飯器では、保温時に蓋や鍋周囲にごはんの蒸気による露が付着し、つゆがごはん上に滴下することで、ごはんの白化やべちょつきを発生させ、保温中のご飯の食味を損なってしまうと共に保温時のご飯に臭いの原因となる課題があった。
【0008】
本発明は、上記課題を解決するもので、保温中のごはんの蒸気による露が蓋や鍋周囲に付着することをなくし、つゆをごはん上に滴下させないことで、ごはんの白化やべちょつきをなくし、保温中のご飯の食味と保温中のご飯のにおいの向上させることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、本体と本体内部に着脱自在に収納される鍋と前記鍋を開閉自在に覆う蓋と前記蓋の開閉を検知する蓋開閉検知手段と加熱手段を有し、保温時に鍋および蓋に付着する露を蒸発させる工程を設けると共に、必要に応じて、前記蓋の開閉に応じて露を蒸発させる際の加熱状態等を変更したものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
請求項1〜記載の発明は、本体と、前記本体内部に着脱自在に収納される鍋と、前記鍋を開閉自在に覆う蓋と、前記蓋を加熱する加熱手段と、前記蓋の開閉を検知する蓋開閉検知手段を備え、前記制御手段は、保温工程において、少なくとも前記蓋に付着する露を飛ばすための露飛ばし工程を有し、前記露飛ばし工程をご飯の温度が下降するときに設け、前記加熱手段の加熱量を前記蓋開閉検知手段により前記蓋を開閉する前を前記蓋を開閉した後よりも多く加熱してなることにより、露が蓋に付着することをなくし、つゆをごはん上に滴下するのを抑制できることによって、ごはんの白化やべちょつきをなくし、保温中のご飯の食味とにおいの劣化抑制を向上させることができる。
【0011】
【実施例】
本発明の実施例について、図1から図7を用いて説明する。
【0012】
まずはじめに、本発明におけるジャー炊飯器の構成について説明をする。図1において本体1は、従来のジャー炊飯器と同様に上面開口し、この本体1内部に被加熱調理物を収納する鍋2を配置し、この鍋2を載置する保護枠3と、この保護枠3外周に配置された鍋底面加熱手段としての底ヒーター4を固定している。この底ヒーター4がIHであれば、加熱のパワーが大きくなり、素早く加熱をすることができ、きめ細かい加熱制御ができるので、一層おいしいご飯を炊くことができるのである。鍋底面28には鍋温度検知手段として鍋底面28の温度を検知する底センサー5が配置され、当該温度から炊飯、保温状態を推測する手段がとられている。
【0013】
そして、保護枠3の側面には鍋の側面を加熱する鍋側面加熱手段として側面ヒーター6が配設されている。この側面ヒーター6がIHであれば、加熱のパワーが大きくなり、素早く加熱をすることができ、きめ細かい加熱制御ができる。また鍋2を加熱するときの熱効率がよりいっそう高まると共に、断熱性が高まるので、一層おいしいご飯を炊くことができ、鍋2に付着する露を飛ばす効果もよりいっそう高まる。
【0014】
また、本体1と鍋2の上面開口部は蓋7で開閉自在に覆われ、この蓋7は本体1の一方で、開閉自在に軸支するヒンジ軸8と、ヒンジ軸8の略反対に位置し本体1には、フックボタン9を介して、蓋7と係合する係合部10を備えている。ヒンジ軸8には蓋7を開蓋方向に力がかかるようにヒンジバネ11が設けられている(図2)。7aは蓋7の外面を形成する外蓋である。7bは外蓋7aの鍋側を覆う外蓋カバーである。外蓋カバー7bには蓋を加熱する加熱手段として蓋ヒーター12が配置されている。
【0015】
さらに、外蓋カバー7b側には蓋ヒーター12より発生する熱により加熱される加熱板13が配置されている。蓋ヒーター12がIHヒ−タ−であれば磁力線により加熱板13はより効率的に加熱され、一層おいしいご飯を炊くことができる。また素早く加熱をすることができ、きめ細かい加熱制御ができ、高い断熱性とより効果的に蓋7に付着する露を飛ばす効果が得られる。発熱する加熱板発熱部13aは通常はアルミまた、IHの場合はステンレスあるいは鉄系の金属が材料として使用される。また加熱板13の温度を検知する蓋センサー14が、加熱板13に当設するように配設されており当該温度から炊飯、保温状態を推測する手段がとられている。
【0016】
そして、蓋内部には蓋7を開閉した際に移動可能なフロート15を内部に有する蒸気筒16と、当該フロート15の移動を検知するフロート検知部17を蒸気筒16周辺に配設し、フロート15は、蓋7が開いた際にヒンジ部18側に移動するのを利用して、蓋開閉検知手段として蓋7の開閉を検知することで蓋開閉検知機構26を形成する(図3)。具体的にはフロート15に磁石20、フロート検知部17にリードスイッチ21を用いて開閉を検知する手段がある。他に本体1と蓋7のどちらか一方に磁石20、もう一方にリードスイッチ21を配設し蓋7の開閉を検知する方法、また、蓋7あるいは本体1に蓋7の開閉動作と連動して動作する接触型のスイッチ22を配設してなる方法もある。
【0017】
19は室温センサーであり、本体1周囲の外気温度を検知し、当該温度から炊飯、保温状態を制御する手段がとられている。また、加熱基板23は、各ヒータに電力を供給し、制御基板24は、各センサーのから得られる情報から各ヒーターを最適な状態に加熱制御する。
【0018】
次に本発明におけるジャー炊飯器の動作について図4を用いて説明する。制御基板24にはマイクロコンピュータ25がある、マイクロコンピュータは操作部から入力される信号をうけ、あらかじめマイクロコンピュータ25内部に記録されたプログラムに基づきジャー炊飯器の加熱制御を行う。プログラムには底センサー5、蓋センサー14、室温センサー19、蓋開閉検知機構26からの出力信号を入力信号としてジャー炊飯器を加熱制御するようにプログラムされている。
【0019】
続いて、本発明におけるジャー炊飯器の加熱制御の方法について、図5から図7を用いて説明する。図5から図7はいずれも縦軸には底センサーもしくは蓋センサーの温度と各ヒーターの電力を、横軸には炊飯終了直後からの経過時刻を示している。
【0020】
炊飯直後、鍋内のご飯はおよそ100℃前後になっている。炊飯が終了すると自動的に保温を行うようにマイクロコンピュータ25はプログラムされており、炊飯が終了すると保温へ移行する。保温中はご飯の温度を最適に制御するよう、ご飯の温度に応じて加熱量のそれぞれちがう工程を設けてある。ここで、通常の保温ではご飯を保温するときに最適なご飯の保温温度は70℃前後であり、30℃前後ご飯の温度を低下させる必要がある。ご飯の温度が低下するとき、鍋内の飽和蒸気圧が低下し、高温時に飽和状態にあった蒸気は、温度の低下とともに露となって蓋7や鍋側面27に付着する。また、ご飯の温度低下に比例してご飯から発生する露が蓋7や鍋側面27に付着する。蓋7や鍋側面27に付着した露はご飯の上へ滴下し、ご飯の白化やべちょつきの原因となる。そこで従来より、蓋7や鍋側面27に付着する露を減少させるために、ご飯の温度下降中に蓋7と鍋側面27をわずかながら加熱していた。しかし、ご飯の温度下降中に発生する露は、炊飯直後、ご飯をほぐされることなく蓋7がしまったままの場合、ほぐされた場合よりもより多くの露が発生し、また発生量は保温量やジャー炊飯器周囲の外気温により変化する。
【0021】
本発明のジャー炊飯器の最大の特徴は蓋7を加熱制御し、ご飯の温度低下中に発生する露を蒸発させる工程を有し、そしてこの工程は、蓋開閉検知機構26と連動し、保温中の蓋7の開閉と周囲の外気温により変化する点にあり、蓋7の付着する露をより効果的に蒸発させることで、保温のご飯の食味を向上することができ、保温中のご飯のにおいを改善できる。
【0022】
蓋7が開閉されると蓋7に付着した露は蒸発し、減少する。そこで蓋7が開閉される前後では、蓋7を開閉する前の方を露をより多く蒸発させるために蓋7を開閉した後よりも多く加熱すると、蓋7の付着する露をより効果的に蒸発させることができ、保温のご飯の食味を向上することができる(図5)。露の発生は時間の経過とともに増えていくので炊飯終了後に特定時間内に蓋7が開閉されなかった場合、蓋7をより多く加熱すると効果的に露を蒸発させることができる。ここで、特定時間とは、図5ではt1であるが、保温量とジャー炊飯器の周囲温度によって変化し、炊飯量と室温センサー19から検知される外気温度によって決めることができる。
【0023】
ご飯の温度は底センサー5で検知される。保温のご飯を美味しく保つために、早く最適な保温温度にご飯の温度をする必要があるが、ご飯の温度低下中に蓋7に発生する露を蒸発させるために蓋7を加熱し過ぎるとご飯の温度低下に時間がかかってしまう。しかも炊飯直後に蓋7が開閉されなかった場合、より多くご飯の温度低下に時間がかかる。そこで、炊飯直後に蓋7が開閉されなかった場合には蓋7に露が発生するご飯の温度になったときは蓋7をより多く加熱し、蓋7の露を蒸発させる工程を設け、露が蒸発するともとの工程に戻るよう制御することでも、より効果的に露を蒸発させることができる。つまり、炊飯直後に蓋7が開閉されなかった場合は底センサー5が特定温度を、たとえば、図5ではθ1を検知したときに露を蒸発させる工程を設けることもより効果的である。
【0024】
また保温中はご飯を最適な状態に保つため、底センサー5、蓋センサー14の検知温度によって、たとえば図6のように、加熱量のちがった種々の工程を設けてある。蓋7の露付きの状態は各工程によって異なり、そのなかで発生しやすいのがご飯の温度が下降する工程で発生しやすい。そこで、炊飯後、最も露が発生しやすい工程に達するまでに蓋7が開閉されていないなら蓋7をより多く加熱し、露を蒸発させる工程を設けることでも効果的に蓋7につく露を蒸発することができ、保温のご飯の食味を向上することができる。一度の蓋7の露を蒸発させても、ご飯の温度低下とともに再び蓋7には露が発生する。そこで炊飯直後より蓋7が開閉されるまでの間、特定時間間隔で、例えば図6では時間間隔はt1からt4の間で蓋7をより多く加熱し蓋7の露を蒸発させる工程を設けることで、ご飯の温度が下降する工程で発生する露を蒸発させることができる。ご飯の温度変化に応じて蓋7の加熱量をより多くすることでも同様の効果が得られる。
【0025】
保温中に発生する露は、まず蓋7に発生するが、鍋側面27のご飯と接していない部分にも発生し、鍋側面27につゆつきを発生させ、鍋周囲のご飯に滴下することで、鍋周囲のご飯を白化させ、べちょつきの原因ともなる。そこで鍋側面27を加熱する鍋側面加熱手段を用い、従来より、鍋側面27に付着する露を減少させるために、ご飯の温度下降中に鍋側面をわずかながら加熱していた。しかし、ご飯の温度下降中に発生する露は、炊飯直後、ご飯をほぐされることなく蓋7がしまったままの場合、ほぐされた場合よりもより多くの露が発生し、また発生量は保温量やジャー炊飯器周囲の外気温により変化する。
【0026】
そこで、図6のように、鍋側面27を加熱制御し、ご飯の温度低下中に発生する露を蒸発させる工程を設け、そしてこの工程は、蓋開閉検知機構26と連動し、保温中の蓋7の開閉と周囲の外気温により変化させることで鍋側面27の露を効果的に蒸発させることができる。すなわち、これまで述べた蓋7の露を蒸発させる工程と同様の制御を鍋側面27の加熱手段にも行うことで、鍋側面27に発生する露を効果的に蒸発させることができ、保温のご飯の食味を向上することができると共に保温中のご飯のにおいが改善される。鍋2の熱容量は蓋7にくらべ大きいため、鍋側面27の露を蒸発させるには多くの加熱量が必要となる。そこでわずかに図7のように鍋底面28も加熱することでより効果的に鍋側面27に発生する露を蒸発させることができ、保温のご飯の食味を向上できると共に保温中のご飯のにおいが改善される。
【0027】
つづいて、露を飛ばす工程での加熱制御の方法について述べる。蓋7、鍋側面27に発生、付着した露を蒸発させるには一定時間より多く加熱することで、露を蒸発させることができる。しかし、露の発生量は保温量によって異なるので、保温量によっては加熱量が多すぎたり少なすぎたりすることがある。そこで保温量に応じて加熱量を変化させることで、より効果的に蓋7、鍋側面27の露を蒸発させることができる。
【0028】
また蓋センサー14から検知される温度により、蓋7の露が蒸発する温度を特定し、蓋センサー14が特定温度を検知するまで、例えば図5では蓋センサーがφ2を検知するまでより多く加熱することで、蓋7、鍋側面27の露を蒸発させるのに必要にして十分な加熱を行うことができ、さらに効果的に露を蒸発させることができる。蓋センサー14が特定温度を維持しながら、一定時間より多く加熱することでも同様の効果が得られる。
【0029】
露の発生量はご飯の温度によって変化する。そこで底センサー5より検知される鍋底面28の温度より加熱量を変化させることで効果的に露を蒸発させることができる。
【0030】
露の発生量はジャー炊飯器周囲の温度によっても変化する。そこで室温センサー19から検知される外気温度によって加熱量を変化させることでさらに効果的に露を蒸発させることができる。
【0031】
鍋底面28をわずかに加熱することでも鍋側面27の露を効果的に蒸発させることができることは述べたが、鍋底面28の過剰な加熱で、前出の最適なご飯の保温温度の70℃前後よりもご飯温度が高くなるとご飯が乾燥してしまうので、底センサー5から検知される温度が特定温度を維持させながら、例えば図7では底センサーはθ1を維持させながら、鍋底面28を加熱することで効果的に鍋側面27の露を蒸発させることができる。
【0032】
【発明の効果】
以上のように、請求項1〜記載の発明によれば、本体と、前記本体の内部に着脱自在に収納される鍋と、前記鍋を開閉自在に覆う蓋と、前記蓋を加熱する加熱手段と、前記加熱手段による加熱状態を制御する制御手段と、前記蓋の開閉を検知する蓋開閉検知手段を備え、前記制御手段は、保温工程において、少なくとも前記蓋に付着する露を飛ばすための露飛ばし工程を有し、前記露飛ばし工程をご飯の温度が下降するときに設け、前記加熱手段の加熱量を前記蓋開閉検知手段により前記蓋を開閉する前を前記蓋を開閉した後よりも多く加熱してなることにより、露が蓋あるいは鍋側面等に付着することをなくし、つゆをごはん上に滴下させないことで、ごはんの白化やべちょつきをなくし、保温中のご飯の食味と保温中のご飯のにおいを向上させる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のジャー炊飯器の要部断面図
【図2】同、ジャー炊飯器のヒンジ部の要部断面図
【図3】同、ジャー炊飯器の蓋開閉検知手段の概要図
【図4】同、ジャー炊飯器の動作該略図
【図5】同、ジャー炊飯器の加熱制御方法の概要図
【図6】同、ジャー炊飯器の別の加熱制御方法の概要図
【図7】同、ジャー炊飯器の更に別の加熱制御方法の概要図
【図8】従来の炊飯器の要部断面図
【符合の説明】
1 本体
2 鍋
4 鍋底面加熱手段
5 鍋温度検知手段
6 鍋側面加熱手段
7 蓋
12 加熱手段
24 制御手段
26 蓋開閉検知手段

Claims (8)

  1. 本体と、前記本体の内部に着脱自在に収納される鍋と、前記鍋を開閉自在に覆う蓋と、前記蓋を加熱する加熱手段と、前記加熱手段による加熱状態を制御する制御手段と、前記蓋の開閉を検知する蓋開閉検知手段を備え、前記制御手段は、保温工程において、少なくとも前記蓋に付着する露を飛ばすための露飛ばし工程を有し、前記露飛ばし工程をご飯の温度が下降するときに設け、前記加熱手段の加熱量を前記蓋開閉検知手段により前記蓋を開閉する前を前記蓋を開閉した後よりも多く加熱してなるジャー炊飯器。
  2. 制御手段は、炊飯終了後の所定の経過時間に対してのみ、蓋の開閉の有無に応じて加熱状態を変更してなる請求項1記載のジャー炊飯器。
  3. 制御手段は、炊飯終了後に鍋の温度が所定値以上の場合のみ、蓋の開閉に応じて加熱状態を変更してなる請求項1記載のジャー炊飯器。
  4. 制御手段は、炊飯終了後の特定の保温工程に達するまでにのみ、蓋の開閉の有無に応じて加熱状態を変更してなる請求項1記載のジャー炊飯器。
  5. 鍋側面加熱手段を有し、制御手段は、蓋の開閉の有無に応じて鍋側面の加熱状態を変更してなる請求項1記載のジャー炊飯器。
  6. 鍋底加熱手段を有し、制御手段は、蓋の開閉の有無に応じて鍋底面の加熱状態を変更してなる請求項1記載のジャー炊飯器。
  7. 制御手段は、蓋の開閉操作が検知されるまでは、加熱手段の加熱量を特定時間毎に変更してなる請求項1記載のジャー炊飯器。
  8. 制御手段は、蓋の開閉操作が検知されるまでは、加熱手段の加熱量を鍋底の特定温度に応じて変更してなる請求項1記載のジャー炊飯器。
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