JP3522425B2 - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

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充 八島
政博 小山
誠一 上本
弘 大矢
省二 下野
雅史 久保
敦 高麗
晃宏 品部
田中  敦
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【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はおもに家庭で使用さ
れる保温機能を有する炊飯器に関するものである。 【0002】 【従来の技術】近年、マイクロコンピュータを搭載して
多様化した消費者の嗜好に対応できる保温機能付きの炊
飯器が普及してきている。図6はこのような炊飯器の構
成を示す断面図である。本体20内には炊飯物を入れる
鍋21を収容している。鍋21は底部に高周波磁界を発
生する加熱手段22を備えている。加熱手段22は制御
手段23によって高周波電流を供給され、高周波磁界に
よって鍋21を誘導加熱する加熱コイルによって構成し
ている。また制御手段23は、炊飯量に応じて加熱手段
22に供給する電力を自動的に調整する制御プログラム
を有しており、この制御プログラムに従って炊飯行程を
実行している。鍋21の上部には、開閉自在に鍋21を
覆う蓋体24を設けている。蓋体24には、炊飯時に炊
飯物から発生する蒸気を排出する蒸気口25を設けてい
る。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】前記従来の構成の炊飯
器は、炊飯行程が終了した後の保温行程中での配慮が十
分でなく、炊飯物が過乾燥状態となったり、逆に水分が
過多となって炊飯物がふやけたりするという課題を有し
ている。 【0004】つまり、炊飯行程で発生する蒸気を機外に
排気する蒸気口25が、保温行程中も引き続いて開いて
いるものは、過乾燥状態の炊飯物になるものである。ま
た蒸気口25を保温行程中には閉じる構成としているも
のでは、結露した水蒸気が炊飯物上に滴下してふやけた
炊飯物となるものである。 【0005】本発明はこのような従来の構成が有してい
る課題を解決するものであり、蒸気口を適切なタイミン
グで開閉するようにして、保温状態の良い炊飯物とする
ことが可能な炊飯器を提供することを目的としている。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、炊飯物を収容する鍋と、鍋を加熱する加熱
手段と、鍋の上部を開閉自在に覆う蒸気口を有する蓋体
と、蒸気口を開閉する蒸気口開閉装置と、蒸気口開閉装
置を保温工程中に駆動する制御手段とを備え、前記制御
手段は、鍋を収容する本体内の湿度を検知する湿度検知
手段が所定値以上の湿度を検知している間は蒸気口開閉
装置を蒸気口を開とするように、また所定値以下の湿度
を検知している間は蒸気口を閉とするように制御するも
のである。 【0007】 【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態について
説明する。図1は本実施形態の炊飯器の構成を示すブロ
ック図である。また図2は、同、側面図である。 【0008】本体1内には炊飯物を収容する鍋2と、鍋
2を加熱する加熱手段3と、鍋2の温度を検知する温度
検知手段7と、加熱手段3に電力を供給する制御手段9
とを収容している。加熱手段3は、制御手段9から供給
された電力によって高周波磁界を発生し、鍋2を誘導加
熱するものである。本体1の上部には、鍋2の上部を開
閉自在に覆う蓋体4を配置している。蓋体4には、炊飯
中の蒸気を排気する蒸気口5と、蒸気口5を開閉する蒸
気口開閉装置6と、蓋体4の温度を検知する第二の温度
検知手段8と、湿度を検知する湿度検知手段10とを配
置している。 【0009】蒸気口開閉装置6はモータと、モータの回
転を歯車によって受ける環状に配置したマグネット5a
と、マグネット5aの上部に環状に配置したマグネット
5bによって構成している。モータが回転するとマグネ
ット5aが環状に移動して、上部に配置しているマグネ
ット5bが吸引または反発される。蒸気口5を構成する
ユニットは、このマグネット5bと一体となっており、
マグネット5bがマグネット5aによって反発されたと
きには前記ユニット全体が上方に変位するものである。
ユニット全体が上方に変位すると、蒸気口5の蒸気排出
口5dの上部を抑えている球体の蒸気抑え5cも上方に
移動する。この結果、蒸気排出口5dと蒸気抑え5cと
の間には間隙か生じて蒸気はこの間隙から機外に排出さ
れるものである。またマグネット5bが吸引された場合
には、ユニット全体が下方に移動し球体の蒸気抑え5c
が蒸気排出口5dを塞いで、蒸気の排出が抑制される。 【0010】制御手段9は本実施形態ではマイクロコン
ピュータを搭載した制御基板を使用しており、鍋の温度
を検知する温度検知手段7、蓋の温度を検知する第二の
温度検知手段8、あるいは湿度検知手段10の温度情報
或いは湿度情報によって、加熱手段3に供給する電力
と、蒸気口開閉装置6とを制御している。 【0011】以下本実施形態の動作について説明する。
図示していない炊飯開始スイッチを押すと、制御手段9
は炊飯プログラムに従って加熱手段3を駆動する。加熱
手段3が発生する高周波磁界よって鍋2が誘導加熱され
炊飯物の炊飯が進行する。制御手段9は、炊飯行程を終
了すると引き続いて自動的に保温行程を実行する。この
保温行程では、制御手段9は鍋2の温度を検知する温度
検知手段7と蓋の温度を検知する第二の温度検知手段8
の温度情報に基づいて、蒸気口開閉装置6を駆動してい
る。つまり、制御手段9は炊飯行程を終了した段階では
蒸気口開閉装置6を蒸気口5が開となるように制御して
いる。この後、炊飯物の温度が熱放射によって自然冷却
し温度検知手段7あるいは第二の温度検知手段8によっ
て所定の温度T1を検知すると、蒸気口開閉装置6を蒸
気口5が閉となるように制御するものである。図3はこ
の温度制御の様子を示している。本実施形態では、所定
の温度T1として70℃を使用している。こうして所定
の温度T1を越えると、再び蒸気口開閉装置6を蒸気口
5が開となるように制御するものである。こうして本体
1内の蒸気量を常に適量に制御しているものである。 【0012】以上のように本実施形態によれば、炊飯物
を収容する鍋2と、鍋2を加熱する加熱手段3と、鍋2
の上部を開閉自在に覆う蒸気口5を有する蓋体4と、蒸
気口5を開閉する蒸気口開閉装置6と、蒸気口開閉装置
6を保温工程中に駆動する制御手段9を備えた構成とし
て、任意のタイミングで蒸気口5を開閉でき、炊飯物か
ら発生した蒸気を機外に排気して結露による炊飯物のふ
やけを防止することができ、また炊飯物からの水分蒸発
を抑制してしっとりとした味覚の良い炊飯物を得ること
ができる。 【0013】また、制御手段9が、鍋の温度を検知する
温度検知手段7または蓋体4の温度を検知する第二の温
度検知手段8の温度情報に基づいて蒸気口開閉装置6を
駆動する構成とすることによって、炊飯物の温度が所定
温度T1に達したときに蒸気口5を開閉して、過乾燥状
態や水分過多の状態となることのない味覚の良い炊飯物
を得ることができる。 【0014】また、制御手段9が炊飯終了時から温度検
知手段7が所定の温度を検知するまでの間は蒸気口開閉
装置6を蒸気口5を開とするように制御する構成とし
て、余分な水分を機外に排気して、しっとりした味覚の
良い炊飯物を得ることのできる炊飯器を実現できる。 【0015】また、制御手段9が温度検知手段7が所定
値以上の温度を検知している間は蒸気口開閉装置6を蒸
気口5を開とするように、また所定値以下の温度を検知
している間は蒸気口5を閉とするように制御する構成と
して、保温中に炊飯物を再加熱する保温行程を有してい
る場合にも、しっとりした味覚の良い炊飯物を得ること
ができる。 【0016】このとき、制御手段9が蓋体4に設けてい
る湿度検知手段10が検知する湿度情報に基づいて蒸気
口開閉装置6を駆動する構成とすることも考えられる。
つまり、図4に示しているように湿度検知手段10が検
知する湿度が所定湿度R1を越えて低下した場合には蒸
気口5を閉とするように、所定湿度R1を越えて上昇し
た場合には蒸気口5を開とするように制御するものであ
る。以上の構成とすることによって、本体1内の湿度は
常に最適なレベルに保つことができ、しっとりした味覚
の良い炊飯物を得ることができる。 【0017】また、制御手段9が炊飯終了時点からの経
過時間を計時する計時部を備えて、計時部が所定時間を
計時している間は蒸気口開閉装置6を蒸気口5を開とす
るように、また所定以外の時間を計時している間は蒸気
口5を閉とするように制御する構成とすることも考えら
れる。つまり、温度検知手段7・第二の温度検知手段8
・湿度検知手段10等を使用することなく、制御手段9
が有している制御プログラムだけによって蒸気口5を開
閉できる構成とするものである。図5はこの制御状態を
示す特性図であり、炊飯行程を終了した直後の時刻を0
としたとき、この時刻0と時刻t1の間、時刻t2と時
刻t3との間は蒸気口5を開とし、時刻t1と時刻t2
との間は蒸気口5を閉としているものである。この時刻
t1・t2・t3は、炊飯量に応じて実験よって決定す
るものである。 【0018】 【発明の効果】以上のように、本発明によれば、蒸気口
を適切なタイミングで開閉するようにして、保温状態の
良い炊飯物とすることが可能な炊飯器を実現するもので
ある。 【0019】また、鍋を収容する本体内の湿度を検知す
る湿度検知手段が所定値以上の湿度を検知している間は
蒸気口開閉装置を蒸気口を開とするように、また所定値
以下の湿度を検知している間は蒸気口を閉とするように
制御する構成として、湿度を検知することによってしっ
とりした味覚の良い炊飯物を得ることができる炊飯器を
実現するものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の炊飯器の実施形態を示すブロック図 【図2】同、構成を示す断面図 【図3】同、鍋温度と蒸気口の開閉状態の関係を説明す
る説明図 【図4】同、湿度検知手段が検知する湿度と蒸気口の開
閉状態を説明する説明図 【図5】同、炊飯行程を終了してからの経過時間と蒸気
口の開閉状態を説明する説明図 【図6】従来の炊飯器を示す断面図 【符号の説明】 2 鍋 3 加熱手段 4 蓋体 5 蒸気口 6 蒸気口開閉装置 7 温度検知手段 8 第二の温度検知手段 9 制御手段 10 湿度検知手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小山 政博 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 上本 誠一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 大矢 弘 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 下野 省二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 久保 雅史 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 高麗 敦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 品部 晃宏 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 田中 敦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭57−7417(JP,U) 実開 昭57−158413(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 27/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 炊飯物を収容する鍋と、鍋を加熱する加
    熱手段と、鍋の上部を開閉自在に覆う蒸気口を有する蓋
    体と、蒸気口を開閉する蒸気口開閉装置と、蒸気口開閉
    装置を保温工程中に駆動する制御手段とを備え、前記制
    御手段は、鍋を収容する本体内の湿度を検知する湿度検
    知手段が所定値以上の湿度を検知している間は蒸気口開
    閉装置を蒸気口を開とするように、また所定値以下の湿
    度を検知している間は蒸気口を閉とするように制御する
    炊飯器。
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CN108523642B (zh) * 2017-03-01 2021-01-19 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 烹饪器具的压力控制方法

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