JP2002034783A - 保温釜 - Google Patents

保温釜

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JP2002034783A JP2000219709A JP2000219709A JP2002034783A JP 2002034783 A JP2002034783 A JP 2002034783A JP 2000219709 A JP2000219709 A JP 2000219709A JP 2000219709 A JP2000219709 A JP 2000219709A JP 2002034783 A JP2002034783 A JP 2002034783A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 炊飯時におけるふきこぼれを防止し、且つ保
温時等においてご飯が冷めにくい保温釜を提供する。 【解決手段】 蓋体15に蒸気抜筒体31を設け、この蒸気
抜筒体31の内部には、鍋内から発生する蒸気を外部に排
出する蒸気通路78を設ける。この蒸気通路78内に形状記
憶合金バネである作動コイルスプリング46を設ける。作
動コイルスプリング46は上方設定温度以上で伸びて線材
間が広がると共に、下方設定温度以下で縮んで線材間が
狭まる。炊飯時と保温時で蒸気通路78の大きさを可変
し、炊飯時には蒸気通路78を大きくしてふきこぼれなく
炊飯を行い、保温時には蒸気通路78を狭くして、蒸気抜
筒体31内部の冷えや鍋内からの水分の放出を低減するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、炊飯時に鍋内で発
生した蒸気を、蓋体に設けた蒸気口から外部に放出する
保温釜に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来の保温釜の一例
を、図6〜図8に基づいて説明する。保温釜の全体構成
を示す図6において、101は保温釜本体、102は保温釜本
体101内に着脱自在に収容される鍋であり、加熱手段で
ある加熱コイル103からの交番磁界により、鍋102の外側
面に接合した磁性金属からなる発熱体104が発熱して、
鍋102ひいては鍋102内の被炊飯物が加熱されるようにな
っている。また、105は鍋102の底部に弾発的に接触し
て、この底面の温度を検出する鍋温度検出手段としての
温度センサである。一方、106は保温釜本体101の上面開
口部を開閉自在に覆う蓋体であり、この蓋体106は保温
釜本体101の上方後部において、ヒンジ107により回動可
能に枢設される。
【0003】前記蓋体106には、蒸気口に相当する蒸気
抜筒体111が着脱可能に設けられる。この蒸気抜筒体111
は図7および図8にも示すように、鍋102の内部に連通
する筒状の蒸気通路112と、蒸気抜筒体111の上端部上面
に設けられ、前記蒸気通路112と連通する蒸気排気孔113
と、蒸気通路112から放出する蒸気圧に応じて蒸気排気
孔113を開閉する上下動自在な弁体114とにより概ね構成
される。そして、炊飯時に鍋102内で発生した蒸気(図
8の矢印S参照)は、蓋体106に設けた蒸気通路112を通
じて蒸気抜筒体111内に進入し、ここで弁体114を上方に
押し上げて蒸気排気孔113を開放することにより、蒸気
排気孔113から外部に放出されるようになっている。な
お、図7は弁体114の自重により蒸気排気孔113を閉成し
た状態、図8は蒸気通路112からの蒸気により弁体114が
押し上げられて、蒸気排気孔113を開放した状態を示し
ている。
【0004】次に、従来の保温釜における炊飯時および
保温時の加熱制御の一例を説明する。炊飯が始まると、
米の吸水を促進するためのひたし炊きが所定時間行わ
れ、その後、本炊飯行程に移行する。この本炊飯行程で
は、当初加熱量を最大にして加熱コイル103を連続通電
する。その後、蒸気排気孔113からのふきこぼれを防止
するために、鍋102内の被炊飯物が沸騰する前に、加熱
コイル103の加熱量をそれまでよりも弱くする。そし
て、鍋102の底面温度の上昇が100〜120秒の間に
2.5℃以下になったら、鍋102内の沸騰を検知する。
【0005】本炊飯行程において、鍋102内の水温が沸
騰点付近になると蒸気が発生し始め、鍋102の内圧が上
昇する。そして、鍋102から蒸気通路112を通じて蒸気抜
筒体111に進入した蒸気が、弁体114を上方に押し上げて
蒸気排気孔113を開放する。このとき、鍋102の内外が蒸
気排気孔113により連通されるため、蒸気排気孔113から
外部に蒸気が放出されると、鍋102の内圧が徐々に低下
し、弁体114を押し上げる力が次第に弱まる。そして、
弁体114がその自重により降下して元の位置に戻り、蒸
気排気孔113を閉成すると、鍋102の内圧が再び上昇し、
弁体114を押し上げる。こうして、鍋102内から蒸気が発
生している間は、弁体114により蒸気排気孔113が開状態
となるか、あるいは開閉を繰り返すようになる。
【0006】鍋102内の沸騰を検知した後も、加熱コイ
ル103の加熱量をそのままとし、沸騰状態を継続する。
そして、鍋102内の水分が殆ど無くなり、鍋102の底面温
度が沸騰点を越えて急激に上昇するようになったら、本
炊飯行程を完了してむらし行程に移行する。鍋102内の
水分が殆ど無い状態では、鍋102から蒸気抜筒体111に蒸
気が殆ど進入しなくなり、蒸気排気孔113も閉成したま
まとなる。よって、加熱コイル103の加熱量を落とす沸
騰検知直前から本炊飯行程完了までが、実質的に蒸気排
気孔113の開状態または開閉繰り返しの期間となる。
【0007】むらし行程に移行すると、加熱コイル103
を一時的に通電して追い炊きを行なう。そして、所定時
間のむらし行程が終了すると、一連の炊飯は完了とな
り、保温行程に自動的に移行する。この保温行程では、
鍋102の底面温度に応じて加熱コイル103による加熱が調
節され、鍋102が一定温度に保持される。
【0008】ところで、ご飯を美味しく炊くためには、
沸騰を検知するまで強い火力すなわち加熱量で炊き上げ
ることが望まれる。しかし、従来の保温釜では、鍋の内
圧の変化に伴う弁体114の昇降により、蒸気排気孔113の
開口面積を調整するものであるから、蒸気抜筒体111内
の蒸気通路112が狭いと、鍋102内の圧力が高くなり、ふ
きこぼれが生じ易くなり、このふきこぼれを防止するた
めに蒸気通路112を広くすると保温時に蒸気抜筒体111内
が冷え易く、また、鍋102内のご飯の水分が蒸発し易く
なる問題がある。
【0009】また、上記蒸気抜筒体111では、弁体114が
上昇することにより蒸気排気孔113が開口するものであ
るから、万一、蒸気抜筒体111の上に物を乗せると、弁
体114の上昇が妨げられ、鍋102内の圧力が上昇した際に
動作不良を起こす虞がある。
【0010】本発明は、このような問題点を解決しよう
とするもので、炊飯時におけるふきこぼれを防止し、且
つ保温時等においてご飯が冷めにくい保温釜を提供する
ことを目的とする。
【0011】また、本発明の別の目的は、蒸気口に物が
乗った場合でも、蒸気抜動作が影響を受けない保温釜を
提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1におけ
る保温釜では、蒸気通路内に温度で該蒸気通路の大きさ
を可変する弁体を備えたことにより、炊飯時と保温時で
蒸気通路の大きさを可変し、炊飯時には蒸気通路を大き
くしてふきこぼれなく炊飯を行い、保温時には蒸気通路
を狭くして、蒸気口内部の冷えや鍋内からの水分の放出
を低減できる。
【0013】そして、前記弁体は形状を記憶する弾性部
材から形成され、炊飯時に設定温度以上で弾性部材が伸
びてその線材間の隙間が拡大し、その隙間から蒸気を通
過する構成にしたため、弁体動作信号となる蒸気が弁体
を構成する弾性部材に直接当たるので、蒸気の発生を捕
らえ、確実に蒸気通路を拡大することができる。また、
炊飯後、保温になって設定温度以下になると、形状を記
憶する弾性部材が縮み、線材間の隙間がほとんど無くな
って、蒸気通路を狭くする構成にしたため、蒸気通路内
の温度低下に対して確実に蒸気通路を狭くして冷え難く
することができる。
【0014】本発明の請求項2における保温釜では、蒸
気口上面に複数の蒸気放出孔を設け、特定の蒸気放出孔
に蒸気弁を配置し、炊飯の蒸気発生時に蒸気弁を降下し
て蒸気放出口の開口面積を拡大することにより、炊飯時
には蒸気放出孔が広くなってふきこぼれを防止する。ま
た、蒸気弁が降下することで開口面積を拡大するため、
万一蒸気口に物が乗った場合でも、蒸気弁の動作に影響
を受けることがない。
【0015】また、本発明の請求項3における保温釜で
は、炊飯が終了し保温になった後、蒸気口内部温度が設
定温度以下になったら、蒸気弁を元の位置に復帰させ、
蒸気放出孔の開口面積が小さくなるように構成したか
ら、保温時には蒸気放出孔の開口面積が小さくなって蒸
気口の冷えを低減することが可能となる。
【0016】また、本発明の請求項4における保温釜で
は、蒸気口内部に、炊飯時に設定温度以上で弾性部材が
伸びて蒸気弁を下げると共に、弾性部材の線材間の隙間
が拡大し、線材間の隙間から蒸気を通過する構成である
ことにより、弁体動作信号となる蒸気が直接弾性部材に
当たるので、蒸気の発生を捕らえ、確実に蒸気弁を動作
することができる。また、弾性部材の線材間の隙間から
蒸気を通過する構成により、蒸気が発生すると蒸気通路
が拡大し、蒸気通過抵抗が小さくなり、この点でもふき
こぼれを防止することができる。
【0017】また、本発明の請求項5における保温釜で
は、炊飯後、保温になって形状を記憶する弾性部材が設
定温度以下になるとバネが縮み、バネの線材間の隙間が
ほとんど無くなって、蒸気通路を狭くすると共に、付勢
手段が蒸気弁を上げて該蒸気弁を元に位置に復帰させる
構成なので、蒸気放出孔の他、蒸気口内部の蒸気通路も
狭くするので、蒸気口内を一層冷え難くすることができ
る。
【0018】
【発明の実施形態】以下、本発明の保温釜の一実施例に
ついて図1〜図5を参照しながら説明する。保温釜の全
体構成を示す図5において、1は保温釜本体で、この保
温釜本体1は、その外郭をなす外ケース2と、外ケース
2の内側にある有底筒状の内ケース3とにより構成され
る。鍋収容部に相当する内ケース3には、米や水などの
被炊飯物を収容する鍋4が着脱自在に収容される。この
鍋4は、熱伝導性のよいアルミニウムを主材料にした鍋
本体5と、この鍋本体5の外面の側面下部から底面部に
かけて接合されたフェライト系ステンレスなどの磁性金
属板からなる発熱体6とにより構成される。また、鍋4
の発熱体6に対向して位置する内ケース3の外面の側面
下部および底面部には、鍋4の少なくとも側面下部を電
磁誘導加熱する加熱手段としての加熱コイル7が設けら
れる。さらに、内ケース3の底部中央には、前記鍋4の
底面に弾発的に接触してこの底面の温度を検出する鍋温
度検出手段としての温度センサ8が設けられる。
【0019】保温釜本体1内の後方の位置には、加熱コ
イル7による加熱調節などの制御を行なう加熱制御手段
としての制御ユニット11が配設される。この制御ユニッ
ト11は、各種基板などを装備したものであり、内ケース
3の外面に近接して位置している。そして、制御ユニッ
ト11から加熱コイル7に高周波電流を供給すると、加熱
コイル7から発生する交番磁界によって鍋4の発熱体6
が加熱し、鍋4ひいては鍋4内の被炊飯物が加熱される
ようになっている。なお、12は同じく保温釜本体1内に
設けられた電源供給用のコードリールである。
【0020】15は、保温釜本体1の上面開口部を開閉自
在に覆う蓋体である。この蓋体15は、保温釜本体1の上
方後部においてヒンジ16により回動可能に枢設され、保
温釜本体1の前上部に設けられたクランプ17により閉じ
た状態に保持される。そして、蓋体15は、その上面をな
す外蓋18と、外蓋18の下側に固定された内側カバー19
と、内側カバー19の下側に固定され蓋体15の内面を構成
する放熱板20とを主たる構成要素としている。また、蓋
体15の下面には、この下面との間に所定の隙間を形成し
て、前記鍋4の上面開口部を直接覆う内蓋21が着脱自在
に装着される。
【0021】さらに、蓋体15の中央部には、この蓋体15
の下面から上面へ通じ炊飯時などに鍋4内で発生した蒸
気を外部へ放出させるための蒸気口たる蒸気抜筒体31が
設けられている。つぎに、この蒸気抜筒体31の構成につ
いて、図1〜図3に基づいて説明する。前記内蓋21に
は、鍋4の上部開口部に対応する位置に開口孔32が形成
され、この開口孔32に対応して前記外蓋18には、蒸気口
収容部33が一体に形成されている。この蒸気口収容部33
は、外蓋18の上面部から下方へ延出し、上側で穴をなす
ものである。また、蒸気口体収容部33の下部中央には、
前記内蓋21の開口孔32に上から対向する開口孔34が形成
されている。なお、これら開口孔32,34の周辺部には、
蒸気口収容部33の下端部と内蓋21の上面との間に介在し
てその隙間を密閉状態にシールするシリコーンゴムなど
の弾性体からなる環状の蒸気口パッキン35が取り付けら
れている。
【0022】そして、前記蒸気口収容部33の中に前記蒸
気抜筒体31が上側から着脱自在に収容されている。この
蒸気抜筒体31は、上面を開口した椀状の蒸気口ケース36
により下部を形成すると共に、この蒸気口ケース36の上
部開口を覆って着脱自在に取り付けられた蒸気口キャッ
プ37により上部を形成し、これら蒸気口ケース36及び蒸
気キャップ37はポリプロピレン製である。また、この蒸
気口キャップ37は、キャップ上部材38とキャップ下部材
39とからなる。これらキャップ上部材38とキャップ下部
材39との間には、上部が閉成した略筒状の蒸気弁40が配
置され、この蒸気弁40はポリプロピレン製や金属製のも
のが用いられ、弁取付部材41により昇降可能に取付けら
れている。前記蒸気口ケース36の下部中央には前記開口
孔32に連通する蒸気通路筒部42が立設され、この蒸気通
路筒部42の上部を覆うように前記蒸気弁40が配置されて
いる。図2に示すように、前記キャップ上部材38の上面
には、その中央に径大な中央蒸気放出孔43を開口し、こ
の中央蒸気放出孔43の周囲に相互に等間隔で且つ中央蒸
気放出孔43の中心から等しい位置に径小な蒸気放出孔44
を複数開口し、前記蒸気弁40は、上限位置と下限位置と
の間における昇降により前記中央蒸気放出孔43との間の
開口面積を調整するものである。また、蒸気弁40とキャ
ップ下部材39との間には、該蒸気弁40を上方に付勢して
中央蒸気放出孔43を閉成状態にする付勢手段としての付
勢コイルスプリング45が設けられ、さらに、キャップ上
部材38と蒸気弁40との間には、設定温度すなわち昇温時
設定温度(上方設定温度)になった時に付勢コイルスプ
リング45の付勢に抗して蒸気弁40を下方に変位させ、中
央蒸気放出孔43を開放状態に作動させる作動部材として
の作動コイルスプリング46が配置されている。なお、作
動部材としては、例えば感熱応動部材である反転バイメ
タルを利用してもよい。
【0023】前記蒸気抜筒体23の構成をさらに説明する
と、前記キャップ下部材39の中央には、前記蒸気通路筒
42の上端を覆う下筒部51が下方に突設されると共に、該
蒸気通路筒部42より径小な上筒部52が上方に突設され、
該キャップ下部材39の底面部39Aは中央側に向って緩や
かに低くなる傾斜をなし、前記上筒部の周囲で底面部39
Aの低い位置に通孔53が形成されている。また、キャッ
プ下部材39の底面部39Aの周囲側には複数の通孔54が形
成され、この通孔54に前記弁取付部材41の爪部55が着脱
可能に嵌合する。尚、爪部55は弁取付部材41の周囲下端
に複数部分的に設けられているから、前記通孔54と爪部
55との間には隙間があり、通孔54を蒸気が通過可能とな
っている。また、弁取付部材41の中央下面には段部56の
外側に案内筒部57を形成し、さらに、弁取付部材41の上
部中央には前記案内筒部57より径小な案内孔58を形成し
ており、この案内孔58に沿って前記蒸気弁40が昇降す
る。尚、弁取付部材41の中央上面と前記キャップ上部材
38との下面との間には隙間があり、また、前記案内筒部
57の下端と底面部39Aとの間には隙間がある。前記蒸気
弁40の下端周囲にリング部59が設けられていると共に、
このリング部59の周囲に上向きの摺動筒部60が設けられ
ており、この摺動筒部60が前記案内筒部57内に沿って昇
降する。また、前記付勢コイルスプリング45は、蒸気弁
40の上面と底面部39Aとの間に配置され、前記作動コイ
ルスプリング46は、前記案内孔58の下面周囲とリング部
59の上面との間に配置されている。前記キャップ下部材
39の上部内周面に凸状の内係合部61を形成すると共に、
この内係合部61に係合する外係合部62を前記キャップ上
部材38に形成し、内係合部61の下に外係合部62を引っ掛
けて回転させながら締め込むことにより、キャップ上部
材38とキャップ下部材39とをねじ式回転よる係合によっ
て一体化及び分解可能としている。また、蒸気口ケース
36の上部外側面には、高さ2.5mm程度の螺旋状の4本の
凸部63が形成されている。一方、前記蒸気口キャップ37
のキャップ上部材38の外周部には下方へ延びる筒状の縦
リブ64が形成されており、この縦リブ64の下部内側面の
4箇所に幅10mm、長さ2mm程度に延びた爪部65が形成さ
れている。そして、蒸気口ケース36の凸部63に蒸気口キ
ャップ37の爪部65を引っ掛けて回転させながら締め込む
ことにより、蒸気口ケース36と蒸気口キャップ37が着脱
可能に結合されるようになっている。その際、蒸気口ケ
ース36の上部開口部の面がキャップ上部材38の下面に押
し当てられ、これにより、蒸気口ケース36と蒸気口キャ
ップ37が密閉される。このような結合の構成であれば、
炊飯時に発生する蒸気の熱で蒸気口ケース36や蒸気口キ
ャップ37が熱収縮して直径が変化しても密閉状態が保た
れるので、蒸気漏れはしない。そのため、パッキンなど
も不要である。蒸気口ケース36と蒸気口キャップ37の分
離は、蒸気口ケース36に対して蒸気口キャップ37を逆向
きに回すのみでよく、分離することにより、ユーザは容
易に蒸気抜筒体の内部まで洗うことができる。尚、図中
66は、前記蒸気口パッキング35に着脱可能に嵌入する取
付筒部であり、蒸気口ケース36の下面に形成され、ま
た、この蒸気口ケース36の下部で前記取付筒部66と連通
する位置におねば戻し孔67が形成されている。
【0024】図3及び図4に示すように、前記通孔53は
複数設けられており、また、前記蒸気弁40には高さ方向
略中央から前記摺動筒部60の端部に至る切欠き通孔71を
形成すると共に、高さ方向略中央から前記リング部59に
至る通孔72を形成しており、これら切欠き通孔71及び通
孔72は複数形成することができる。また、前記案内筒体
57に、下端が開口した切欠き通孔73を複数形成し、さら
に、弁取付部材41の周囲には、キャップ下部材39の上方
に位置する通孔74が複数形成されている。そして、前記
蒸気抜筒体31は、蒸気口ケース36とキャップ下部材39と
の間に形成される下側の第1の空間75と、キャップ下部
材39と蒸気弁40,弁取付部材41との間に形成される中側
の第2の空間77と、弁取付部材41とキャップ上部材38と
の間に形成される上側の第3の空間とのほぼ3分割さ
れ、該蒸気抜筒体31の内部に、鍋4内から発生した蒸気
を蒸気放出孔43,44から外部に排出する蒸気通路78が設
けられている。
【0025】本実施例における作動コイルスプリング46
は、形状を記憶する弾性部材であって、所定の温度に加
熱すると記憶した元の形状に戻る形状記憶合金バネによ
り構成される。そして、作動コイルスプリング46の温度
が昇温時設定温度(上方設定温度)である90℃以上に
上昇すると、作動コイルスプリング46の付勢力が付勢コ
イルスプリング46の付勢力よりも大きくなって、図4に
示すように、上面がほぼ案内孔58高さまで降下し、中央
蒸気放出孔43の開口面積が最大となり、作動コイルスプ
リング46の温度が前記昇温時設定温度よりも低い降温時
設定温度(下方設定温度)である80℃以下に低下する
と、作動コイルスプリング46の付勢力が付勢コイルスプ
リング45の付勢力よりも小さくなって、図3に示すよう
に、中央蒸気放出孔43を閉成するようになっている。
【0026】ここで、蒸気通路78内に設けることにより
弁体となる作動コイルスプリング46の作用を主として詳
述すると、炊飯時に、鍋4内の温度が沸騰点に達し、被
炊飯物から蒸気が発生し、この蒸気は蒸気通路筒部42か
ら上筒部52を通過して蒸気弁40内に進入し、通孔71,72
を通って作動コイルスプリング46に直接当たり、該作動
コイルスプリング46の線材間の隙間を通り、通孔72又は
案内筒部57の下端を通って、切欠き通孔73から第3の空
間78に上昇し、蒸気放出孔44から外部に放出される。ま
た、蒸気の一部は、蒸気通路筒部42から上筒部52を通過
して蒸気弁40内に進入し、通孔53を通って第1の空間75
に降下し、さらに、通孔53から第3の空間78に至り、蒸
気放出孔44から外部に放出される。そして、温度が上昇
し、作動コイルスプリング46の温度が上方設定温度以上
である90℃以上になると、作動コイルスプリング46の
付勢力が付勢コイルスプリング46の付勢力よりも大きく
なって、図4に示すように、蒸気弁40が降下し、作動コ
イルスプリング46が伸びてその線材間の間隔が大きくな
る。このように、作動コイルスプリング46が蒸気により
熱を直接的受けて伸長方向に作動するため、蒸気弁40内
から作動コイルスプリング46の線材間の隙間を通って外
部に至る蒸気通路78が、作動コイルスプリング46部分に
おいて拡大し、蒸気弁40内が外気により冷やされる。し
たがって、蒸気と共にうまみ成分であるおねばが蒸気通
路筒部42内を上昇しても、蒸気弁40内が外気により冷や
されるため、第3の空間77から外部にこぼれたり飛び散
ったりすることがない。この場合、蒸気弁40はリング部
59が底面部39Aに当接する下限位置まで降下可能であ
り、この位置で中央蒸気放出孔43の開口面積が最大とな
り、蒸気は第3の空間から周囲の蒸気放出孔44のみまら
ず比較的径大な中央蒸気放出孔44からも外部に放出さ
れ、同時に蒸気通路78は外部と連通する部分が蒸気放出
孔44と中央蒸気放出孔44となって外部と連通する面積が
拡大し、第2の空間76側が冷え易くなり、これによって
もふきこぼれや飛び散りが防止される。そして、蒸気通
路筒部42を上昇したおねばは、通孔53から第1の空間75
内に落下し、さらに、おねば戻し孔67から鍋4内に落下
する。
【0027】一方、炊飯が完了し、保温状態となり、蒸
気抜筒体31内の温度が低下して、保温開始から所定時間
が経過した時点で作動コイルスプリング46が下方設定温
度以下となる。すると、作動コイルスプリング46の付勢
力が急激に弱くなり、バイアスバネである付勢コイルス
プリング45の付勢力によって、蒸気弁40が上昇して図3
に示す元の位置に復帰し、この位置は摺動筒体60が段部
56に当接した上限位置であって、元に位置に復帰するこ
とにより中央蒸気放出孔44が閉成する。このように、そ
れまで大きく開口して蒸気を外部に逃がしていた中央蒸
気放出孔44が、保温開始後所定時間が経過すると閉じら
れ、また、作動コイルスプリング46が縮まり、線材間の
間隔が狭まり、結果、外部に至る蒸気通路78が縮小する
から、鍋4内におけるご飯の乾燥やエネルギーのロスが
防げ、適切な保温を行うことができる。
【0028】以上のように本実施例では、蓋体15に蒸気
口たる蒸気抜筒体31を設け、この蒸気抜筒体31の内部に
は、鍋4内から発生する蒸気を外部に排出する蒸気通路
78を設け、この蒸気通路78内に温度で該蒸気通路78の大
きさを可変する弁体を設け、この弁体はその線材間を蒸
気が通る形状記憶合金バネから形成され、このバネは上
方設定温度以上で伸びて線材間が広がると共に、下方設
定温度以下で縮んで線材間が狭まるように構成したか
ら、温度で該温度通路78の大きさを可変する弁体たる作
動コイルスプリング45を備えたことにより、炊飯時と保
温時で蒸気通路78の大きさを可変し、炊飯時には蒸気通
路78を大きくしてふきこぼれなく炊飯を行い、保温時に
は蒸気通路78を狭くして、蒸気抜筒体31内部の冷えや鍋
4内からの水分の放出を低減することができる。
【0029】また、前記作動コイルスプリング46は形状
記憶合金バネから形成され、炊飯時に上方設定温度以上
で作動コイルスプリング46が伸びてその線材間の隙間が
拡大し、その隙間から蒸気を通過する構成にしたため、
弁体動作信号となる蒸気が作動コイルスプリング46に直
接当たるので、蒸気の発生を捕らえ、確実に蒸気通路78
を拡大することができる。また、炊飯後、保温になって
下方設定温度以下になると、形状記憶合金バネである作
動コイルスプリング46が縮み、線材間の隙間がほとんど
無くなって、蒸気通路78を狭くする構成にしたため、蒸
気通路78内の温度低下に対して確実に蒸気通路78を狭く
して冷え難くすることができる。
【0030】以上のように本実施例では蓋体15に蒸気口
たる蒸気抜筒体31を設け、この蒸気抜筒体31に複数の蒸
気放出孔43,44を設け、これら蒸気放出孔43,44のいず
れかに蒸気弁40を配置し、この蒸気弁40を下降させて中
央蒸気放出孔43の開口面積を拡大するように構成したか
ら、炊飯時には蒸気放出孔が広くなってふきこぼれを防
止することができ、また、蒸気弁40が降下することで開
口面積を拡大するため、万一蒸気抜筒体31に物が乗った
場合でも、蒸気弁40の動作に影響を受けることがない。
【0031】また、蒸気抜筒体31が下方設定温度以下に
なったら、蒸気弁40を元の位置に復帰させ、中央蒸気放
出孔43の開口面積を縮小するから、保温時には蒸気放出
孔の開口面積が小さくなって蒸気抜筒体31の冷えを低減
することが可能となる。
【0032】また、蒸気抜筒体31の内部に、鍋4内から
発生する蒸気を外部に排出する蒸気通路78を設け、この
蒸気通路78内に形状記憶合金バネである作動コイルスプ
リング46を設け、この作動コイルスプリング46は上方設
定温度以上で伸びて蒸気弁40を押し下げると共に、該作
動コイルスプリング46の線材間の隙間が拡大し該隙間を
蒸気が通過するように構成したから、炊飯時に、弁体動
作信号となる蒸気が直接作動コイルスプリング46に当た
るので、蒸気の発生を捕らえ、確実に蒸気通路78を拡大
することができ、また、作動コイルスプリング46の線材
間の隙間から蒸気を通過する構成により、蒸気が発生す
ると蒸気通路78が拡大し、蒸気通過に伴う抵抗が小さく
なり、この点でもふきこぼれを防止することができる。
【0033】また、下方設定温度以下になったら、作動
コイルスプリング46が縮んで線材間が狭まると共に、付
勢手段たる付勢コイルスプリング45が蒸気弁40を押し上
げて該蒸気弁40を元の位置に復帰するように構成したか
ら、炊飯後、保温になって形状記憶合金バネである作動
コイルスプリング46が下方設定温度以下になると該作動
コイルスプリング46が縮み、該作動コイルスプリング46
の線材間の隙間がほとんど無くなって、蒸気通路78を狭
くすると共に、付勢コイルスプリング45が蒸気弁40を押
し上げて該蒸気弁40を元に位置に復帰させる構成なの
で、蒸気放出孔の他、蒸気抜筒体31内部の蒸気通路78も
狭くするので、蒸気抜筒体31内を一層冷え難くすること
ができる。
【0034】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が
可能である。
【0035】
【発明の効果】本発明の請求項1の保温釜によれば、炊
飯時におけるふきこぼれを防止し、且つ保温時等におい
てご飯が冷めにくい保温釜を提供できる。
【0036】本発明の請求項2の保温釜によれば、蒸気
口に物が乗った場合でも、蒸気抜動作が影響を受けない
保温釜を提供できる。
【0037】本発明の請求項3の保温釜によれば、蒸気
口に物が乗った場合でも、蒸気抜動作が影響を受けず、
さらに、保温時等においてご飯が冷めにくくなる。
【0038】本発明の請求項4の保温釜によれば、蒸気
口に物が乗った場合でも、蒸気抜動作が影響を受けず、
さらに、炊飯時におけるふきこぼれを防止でき、且つ保
温時等においてご飯が冷めにくくなる。
【0039】本発明の請求項5の保温釜によれば、蒸気
口に物が乗った場合でも、蒸気抜動作が影響を受けず、
さらに、炊飯時におけるふきこぼれを防止でき、且つ保
温時等において一層ご飯が冷めにくくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の保温釜の一実施例を示す保温釜の蒸気
抜筒体回りの断面図である。
【図2】同上蒸気抜筒体の上面の平断面図である。
【図3】同上蒸気弁が元の位置の状態における蒸気抜筒
体の断面図である。
【図4】同上蒸気弁が降下した状態における蒸気抜筒体
の断面図である。
【図5】同上保温釜の全体断面図である。
【図6】従来の保温釜の一実施例を示す保温釜の全体断
面図である。
【図7】同上蒸気排気孔を閉じた状態における蒸気抜筒
体の断面図である。
【図8】同上蒸気排気孔を開いた状態における蒸気抜筒
体の断面図である。
【符号の説明】
1 保温釜本体 4 鍋 15 蓋体 31 蒸気抜筒体(蒸気口) 30 付勢コイルスプリング(付勢部材) 31 作動コイルスプリング(作動部材・弁体・形状を記
憶する弾性部材) 40 蒸気弁 43 中央蒸気放出孔 44 蒸気放出孔 78 蒸気通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関谷 一芳 新潟県加茂市大字後須田2570番地1 東芝 ホームテクノ株式会社内 (72)発明者 川上 伸一郎 新潟県加茂市大字後須田2570番地1 東芝 ホームテクノ株式会社内 (72)発明者 渡邊 卓也 新潟県加茂市大字後須田2570番地1 東芝 ホームテクノ株式会社内 Fターム(参考) 3H057 AA03 BB06 BB07 BB28 CC06 DD13 EE03 FA04 FA22 FC04 HH08 HH21 HH24 4B055 AA03 BA03 BA23 BA53 CA22 CA69 CA73 CB03 CB08 CC27 CC29 CC34 DA02 DB14 FA09 FA20 FB01 FC03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓋体に蒸気口を設け、この蒸気口の内部
    には、鍋内から発生する蒸気を外部に排出する蒸気通路
    を設け、この蒸気通路内に温度で該蒸気通路の大きさを
    可変する弁体を設け、この弁体はその線材間を前記蒸気
    が通る形状を記憶する弾性部材から形成され、この弾性
    部材は設定温度以上で伸びて前記線材間が広がると共
    に、設定温度以下で縮んで前記線材間が狭まるように構
    成したことを特徴とする保温釜。
  2. 【請求項2】 蓋体に蒸気口を設け、この蒸気口に複数
    の蒸気放出孔を設け、これら蒸気放出孔のいずれかに蒸
    気弁を配置し、この蒸気弁を下降させて前記蒸気放出孔
    の開口面積を拡大するように構成したことを特徴とする
    保温釜。
  3. 【請求項3】 前記蒸気口が設定温度以下になったら、
    前記蒸気弁を元の位置に復帰させ、前記蒸気放出孔の開
    口面積を縮小することを特徴とする請求項2記載の保温
    釜。
  4. 【請求項4】 前記蒸気口の内部に、前記鍋内から発生
    する蒸気を外部に排出する蒸気通路を設け、この蒸気通
    路内に形状を記憶する弾性部材を設け、この弾性部材は
    設定温度以上で伸びて前記蒸気弁を下げると共に、該弾
    性部材の線材間の隙間が拡大し該隙間を蒸気が通過する
    ように構成したことを特徴とする請求項2または3記載
    の保温釜。
  5. 【請求項5】 設定温度以下になったら、前記弾性部材
    が縮んで前記線材間が狭まると共に、付勢手段が前記蒸
    気弁を上げて該蒸気弁を元の位置に復帰するように構成
    したことを特徴とする請求項4記載の保温釜。
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