JPH0852078A - 電気調理器の安全装置 - Google Patents

電気調理器の安全装置

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JPH0852078A
JPH0852078A JP19075994A JP19075994A JPH0852078A JP H0852078 A JPH0852078 A JP H0852078A JP 19075994 A JP19075994 A JP 19075994A JP 19075994 A JP19075994 A JP 19075994A JP H0852078 A JPH0852078 A JP H0852078A
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JP
Japan
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electric
cooker
water
safety
electric heating
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JP19075994A
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English (en)
Inventor
Susumu Ishikawa
進 石川
Kiichi Okita
毅一 沖田
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Toshiba Corp
Kanazawa Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Kanazawa Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】常時安定した加熱性能が得られ、安全性に優れ
た電気調理器の安全装置を提供するにある。 【構成】この電気調理器の安全装置は、収納部17を形
成した調理器本体11と,この調理器本体11の収納部
17に出し入れ自在に収納される水受皿18と,この水
受皿18の上方に設置される電気加熱体19と,この電
気加熱体19を上方から着脱自在に覆う加熱プレート2
0とを有し、前記水受皿18は底部にその最低部より高
い係合凸部32を設け、この係合凸部32の裏面側に安
全リミッタ30の感熱部30aを係合させ、この安全リ
ミッタ30の作動により電気加熱体19への通電をOF
Fにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はジンギスカン料理やバー
ベキュ料理等の加熱料理に適した電気調理器に係り、特
に使い勝手が良く、安全性に優れた電気調理器の安全装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の電気調理器は、図21および図
22に示すように構成され、調理器本体1内に水受皿2
を収容し、この水受皿2の上方で電気加熱体である加熱
ヒータ3を加熱プレート4の裏面側に直接接触させて支
持している。加熱プレート4は表面に多数のスリット孔
を備えた平坦なプレート加熱面が形成されている。
【0003】この電気調理器は水受皿2内に水を入れて
加熱ヒータ3に通電させ、加熱ヒータ3をヒート加熱し
て加熱プレート4を加熱し、加熱プレート4の平坦なプ
レート加熱面で肉や野菜等を加熱調理するようになって
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の電気調理器で
は、加熱プレート4の裏面側に加熱ヒータ3が直接接触
し、この加熱ヒータ3を水受皿2に設けたサポートピー
ス(図示せず)と加熱プレート4の裏面側で直接挟み込
むようにして保持する構造となっているため、加熱ヒー
タ3が損傷を受けたり、変形し易く、加熱ヒータ3の性
能劣化が生じるおそれがあった。
【0005】一方、従来の電気調理器は水受皿2に水を
入れて使用する場合にも、安全リミッタが付いていない
ものが多く、また、安全リミッタが付いていても水受皿
2の最低部に安全リミッタの感熱部を接触させたもので
あるため、加熱調理が終ってもそのまま通電している
と、水受皿2内の水が蒸発しきってなくなり、加熱調理
により生じた油や調理滓が加熱されて発煙や発火の原因
になるおそれがあった。
【0006】また、この種の電気調理器で水受皿2に水
が存在しない状態で加熱ヒータ3への通電が続けられる
と、調理器本体1が温度上昇して異常高温になり、電気
調理器の樹脂製把手5が溶融する等のおそれがあり、問
題になっていた。
【0007】本発明は、上述した事情を考慮してなされ
たもので、常時安定した加熱性能が得られ、安全性に優
れた電気調理器の安全装置を提供することを主な目的と
する。
【0008】本発明の他の目的は、電気加熱体に加熱プ
レートや水受皿が直接接触するのを確実に防止して電気
加熱体の損傷や変形を未然に防ぎ、電気加熱体の性能劣
化が生じないようにした電気調理器の安全装置を提供す
ることを目的とする。
【0009】本発明のさらに他の目的は、水受皿に残る
油や調理ガスによる発煙や発火を未然にかつ確実に防い
で安全性を向上させた電気調理器の安全装置を提供する
にある。
【0010】本発明のさらに別の目的は、水受皿が異常
に温度上昇するのを防止するとともに、調理器本体を自
然対流現象を利用した冷却構造により冷却し、調理器本
体が異常高温になるのを有効的に防止した電気調理器の
安全装置を提供するにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電気調理器
の安全装置は、上述した課題を解決するために、請求項
1に記載したように、収納部を形成した調理器本体と,
この調理器本体の収納部に出し入れ自在に収納される水
受皿と,この水受皿の上方に設置される電気加熱体と,
この電気加熱体を上方から着脱自在に覆う加熱プレート
とを有し、前記水受皿は底部にその最低部より高い係合
凸部を設け、この係合凸部の裏面側に安全リミッタの感
熱部を係合させ、この安全リミッタの作動により電気加
熱体への通電をOFFにしたものである。
【0012】上述した課題を解決するために、本発明に
係る電気調理器の安全装置は、請求項2に記載したよう
に、収納部を形成した調理器本体と,この調理器本体の
収納部に出し入れ自在に収納される水受皿と,この水受
皿の上方に設置される電気加熱体と,この電気加熱体を
上方から着脱自在に覆う加熱プレートとを有し、電気発
熱体に補強用金具を取り付ける一方、上記補強用金具を
加熱プレートの裏面側で係合させて所定位置に保持し、
前記電気発熱体を加熱プレートに非接触状態に保持した
ものである。
【0013】また、上述した課題を解決するために、本
発明に係る電気調理器の安全装置は、請求項3に記載し
たように、電気発熱体に取り付けられた補強用金具と水
受皿との少なくとも一方に電気発熱体の位置決め手段を
設けたものである。
【0014】また、上述した課題を解決するために、本
発明に係る電気調理器の安全装置は、請求項4に記載し
たように、電気発熱体を調理器本体の電装部に起立位置
と倒伏させたセット位置との間で回動自在に片持梁状に
設け、上記電気発熱体の回動操作によりON−OFFさ
れる安全スイッチを設け、この安全スイッチを安全リミ
ッタおよび電源スイッチに直列に接続したものである。
【0015】さらにまた、上述した課題を解決するため
に、本発明に係る電気調理器の安全装置は、請求項5に
記載したように、収納部を形成した調理器本体と,この
調理器本体の収納部に出し入れ自在に収納される水受皿
と,この水受皿の上方に設置される電気加熱体と,この
電気加熱体を上方から着脱自在に覆う加熱プレートとを
有し、前記加熱プレートの裏面側にガイドリブを周方向
に設け、このガイドリブを水受皿内に延設する一方、前
記調理器本体の底部に空気取入孔を形成し、かつ上記調
理器本体と水受皿および加熱プレートとの間に環状の間
隙を形成し、この間隙を前記空気取入孔に連通させて自
然対流現象を利用した冷却用の空気流路としたものであ
る。
【0016】
【作用】電気調理器の安全装置においては、請求項1に
記載したように、水受皿の底部に最低部より高い係合凸
部を設け、この係合凸部の裏面側を安全リミッタの感熱
部に係合させたから、安全リミッタは水受皿内の水が蒸
発しても、水が残っている状態で係合凸部が水面より露
出して加熱作用を受け温度上昇し、この係合凸部の温度
上昇を安全リミッタの感熱部で検出して電気加熱体への
通電をOFFにしたから、水受皿内が異常高温になるこ
とがなく、常時安定した加熱性能が得られ、安全性に優
れたものとなる。
【0017】水受皿が異常に温度上昇するのを未然にし
かも確実に防止できるから、調理器本体を異常加熱する
こともなく、樹脂製把手の溶融を防ぐことができる。
【0018】また、請求項2に記載の電気調理器の安全
装置では、電気加熱体に補強用金具を設け、この補強用
金具を加熱プレートの裏面側で係合させて保持したの
で、電気発熱体を加熱プレートに非接触状態に保つこと
ができ、電気発熱体を損傷させたり、変形させるのを確
実に防止でき、電気発熱体の性能劣化を防ぐことができ
る。
【0019】さらに、請求項3に記載の電気調理器の安
全装置においては、電気発熱体の位置決め手段を補強用
金具と水受皿の少なくとも一方に設けたので、電気発熱
体の位置決め固定を補強用金具または水受皿で行なうこ
とができ、電気発熱体を損傷や変形させることなく安定
的に位置決め固定させることができる。
【0020】請求項4に記載の電気調理器の安全装置に
おいては、調理器本体の電装部に電気発熱体を片持梁状
に回動自在に設け、この電気発熱体に回動操作によりO
N−OFFされる安全スイッチに直列に接続したから、
電源スイッチをON操作しても、安全スイッチや安全リ
ミッタが異常を検出すれば、電気発熱体への通電が行な
われず、電気調理器の安全性をより一層向上させること
ができる。
【0021】他方、請求項5に記載の電気調理器の安全
装置においては、加熱プレートの裏面側にガイドリブを
周方向に設け、このガイドリブを水受皿内に延設させた
から、電気加熱体の周辺をガイドリブで覆うことがで
き、電気加熱体からの熱をガイドリブで遮蔽するので、
水受皿の周側壁を直接加熱することがなく、水受皿内の
水の蒸発を促進させることがない。
【0022】また、調理器本体の底部に空気取入孔を形
成し、かつ上記調理器本体と水受皿および加熱プレート
との間に環状の間隙を形成し、この間隙を前記空気取入
孔に連通させて自然対流現象を利用した冷却用空気流路
としたので、この空気流路内に空気取入孔から取り入れ
た冷却風を自然対流作用で流すことができ、調理器本体
を有効的に冷却できる。したがって、加熱調理中に誤っ
て調理器本体に触れても火傷等をするのを有効的に防止
でき、安全性に優れたものとなる。
【0023】
【実施例】以下、本発明に係る電気調理器の安全装置の
一実施例について添付図面を参照して説明する。
【0024】図1ないし図4はバーベキュ料理やジンギ
スカン料理等の加熱料理に適した電気調理器の一例を示
すものである。この電気調理器10には、調理器本体1
1の電装部12にマグネットプラグ受け13が設けら
れ、このプラグ受け13にマグネットプラグ14を装着
することにより、電源コード15が着脱自在に接続さ
れ、この電源コード15の電源プラグ16を図示しない
家庭用コンセントに差し込むことにより、電源側に接続
される。
【0025】電気調理器10は、図2に示すように、容
器状収納部17を形成した調理器本体11と,この調理
器本体11の収納部17に出し入れ自在に収納される水
受皿18と,この水受皿18の上方に設置される電気加
熱体としてのシーズヒータ等のバー状の加熱ヒータ19
と,この加熱ヒータ19を上方から着脱自在に覆う加熱
プレート20とから構成される。
【0026】電気調理器10の調理器本体11は複数の
設置脚21によりテーブル等の設置面上に安定的に設置
され、両側に電気調理器10を取扱う把手22が取り付
けられる。把手22は例えばフェノール樹脂などの熱硬
化性樹脂材料で形成されるとともに、一方の把手は電装
部12に設けられる。電装部12には電気調理器10を
ON−OFF操作させる電源スイッチ23や作動状態を
表示するパイロットランプ24が設けられる。
【0027】また、調理器本体11は上方が開口した容
器形状をなす皿状の本体ケース25を備える。この本体
ケース25の底部中央に皿状の安全ベース26が取り付
けられ、この安全ベース26上に水受皿18がケース底
面から少し離間させて載置される。図2には安全ベース
26のベース周縁形状を矩形状とした例を示したが、こ
のベース周縁形状は円形であっても、楕円形であって
も、さらに他の形状であってもよい。
【0028】本体ケース25の底部には安全ベース26
の周辺に多数の空気取入孔27が穿設され、これらの空
気取入孔27を介して本体ケース25内に空気が流入さ
れるようになっている。また、本体ケース25には安全
ベース26より電装部12側には段部28が多段形状に
突設されており、この段部28にサーモスタットや熱電
対で構成された安全リミッタ30の加熱部30aが設け
られる。
【0029】一方、調理器本体11に収容される水受皿
18は、熱伝導特性に優れた鉄材料等の金属材料で形成
され、安全ベース26に係合可能な中央の係合凹部31
と、本体ケース25の段部28に係合可能な多段形状の
係合突部32を底部にそれぞれ備える。水受皿18の係
合凹部31は、水受皿18内に収容される水の容量を確
保、水の蒸発により水受皿18内の水位が低下し、係合
凸部32が露出しても、充分な水量が得られるようにな
っている。また、係合凹部31は安全ベース26のベー
ス周縁形状に補形をなす形状に成形される。
【0030】ところで、安全ベース26上に水受皿18
を載置したとき、その係合凸部32が本体ケース25の
段部28、ひいては安全リミッタ30の感熱部30aに
接触して熱の授受が行なわれる。水受皿18に収容され
た水は、電気調理器10の加熱調理作用を受けて次第に
蒸発して水量が低下していくが、水量が低下すると、多
段形状の係合凸部32が初めに露出し、加熱ヒータ19
からの放射熱を直接受けて温度上昇する。この係合凸部
32の温度上昇を安全リミッタ30の感熱部30aで検
出し、安全リミッタ30が一定温度以上を検出したと
き、作動して加熱ヒータ19への通電を遮断するように
なっている。
【0031】安全リミッタ30は、水受皿18内の水が
蒸発して少なくなり、係合凸部32が露出するまで低下
すると加熱ヒータ19への通電をOFFにし、電気調理
器10が異常に温度上昇するのを防止している。
【0032】また、水受皿18の周壁側には内側に突出
する位置決めストッパとしての支持段部33が直径方向
に対向して設けられ、この支持段部33で加熱ヒータ1
9を所定位置に位置決め保持している。水受皿18の一
側壁には、加熱ヒータ19の基部35側を案内するガイ
ド用切欠36が形成され、この切欠36により加熱ヒー
タ19の開閉が案内される。
【0033】一方、水受皿18の上方に設置される加熱
ヒータ19は調理器本体11の電装部12に起立位置と
倒伏したセット位置との間で回動自在に片持梁状に支持
される。加熱ヒータ19は基部35が支軸廻りに回動自
在に支持され、この加熱ヒータ19の回動操作による開
閉により、調理器本体11から水受皿18を容易に取り
出し得るようになっている。
【0034】加熱ヒータ19の基部35の表面側に安全
スイッチ37に係合可能な係合突起38が設けられる。
安全スイッチ37は加熱プレート20の載置の有無を感
知するプレート感知スイッチとして機能し、図5および
図6に示すように、加熱プレート20が水受皿18上に
正確に載置されると、その自重により係合突起38が安
全スイッチ37をばね力に抗して押し下げ、ON作動す
るようになっている。
【0035】また、加熱ヒータ19は、バー状ヒータで
あるシーズヒータをほぼ二次元形状(曲面形状であって
もよい。)に湾曲成形して、ヒータ加熱面を構成してお
り、加熱ヒータ19のヒータ加熱面は、ヒータ補強金具
40により補強され、支持される。ヒータ補強金具40
は金属材料で形成されるが、耐熱セラミックス材料で形
成してもよい。ヒータ補強金具40の両端部は水受皿1
8の支持段部33に係合して加熱ヒータ19が所定位置
に位置決めして保持され、この保持状態で安全スイッチ
37はON作動するようになっている。ヒータ補強金具
40の両端部を支持段部33に支持させる代りに、その
両端部を下方に折曲して支持脚を構成し、この支持脚の
下端を、水受皿18の底部に接触可能に構成すれば、水
受皿18に支持段部33を形成する必要は必ずしもな
い。ヒータ補強金具40に形成される支持脚または水受
皿18の支持段部33により、加熱ヒータ19を所定位
置に位置決めする位置決め手段を構成している。
【0036】また、加熱ヒータ19を上方から覆う加熱
プレート20は、図7ないし図9に示すように、材料的
にヒートマスの大きな鉄鋳物を砂型鋳造等の型成形によ
り一体に成形したものである。加熱プレート20はセラ
ミックス材料で成形しても、アルミニウムや鉄合金材料
で成形してもよい。
【0037】加熱プレート20は中高湾曲構造のプレー
ト加熱面43に山型形状の条溝44を多条に備えた中高
加熱部45と、この中高加熱部45の周縁にフランジ状
に形成され、被加熱調理物を載置可能な周縁テーブル部
46と、この周縁テーブル部46と中高加熱部45の境
界部に周方向に間隔をおいて形成されるスリット状開孔
47により構成されるプレート開口部48と、上記周縁
テーブル部46の外周に形成されたスリーブ状の外周リ
ブ49と,この外周リブ49の両側に設けられた取手5
0とを一体に有する。
【0038】加熱プレート20は中高加熱部45のプレ
ート加熱面43が中高湾曲構造に形成されているが、こ
の中高加熱部45には通孔が形成されていない。このた
め、加熱ヒータ19で加熱された熱は外部に逃げること
なく、加熱プレート20の中高部分に集められて集中的
に滞留し、中高加熱部45全体を大きなヒートマスでほ
ぼ一定の温度に加熱し、加熱温度むらを生じさせること
なく、均一温度に効率よく加熱することができる。加熱
プレート20の加熱温度は、肉類等の被調理物の焼き上
がり,安全性,使い勝手を考慮して例えば280℃〜3
20℃、好ましくは300℃程度に設定される。加熱温
度は天ぷら油等の油の発火温度に安全性を見込んで決定
されるが、350℃を超えてはならない。
【0039】加熱プレート20の中高加熱部45に形成
される条溝44は山型形状(逆V字形,逆U字形)に形
成され、条溝44の下部(山裾部)はプレート開口部4
8のスリット状開孔47に通じている。また、加熱プレ
ート20のプレート加熱面43は中高湾曲構造に形成さ
れており、プレート加熱面43が傾斜しているために、
肉などの被調理物から出た油や肉汁等は条溝44を通っ
てスリット状開孔47に円滑かつスムーズに連続的に案
内される。プレート開口部48はスリット状開孔47に
代えて各条溝44の下端側に開孔をそれぞれ穿設しても
よい。
【0040】また、加熱プレート20の周縁テーブル部
46は外周側から内周側に向って下り傾斜しており、こ
の傾斜面を周縁テーブル部46に付けることにより、周
縁テーブル部46に載置される肉などの被加熱調理物か
ら出た油や肉汁等がプレート開口部48のスリット状開
孔47に案内される。その際、油や肉汁等をスリット状
開孔47に円滑に案内するために、周縁テーブル部48
に放射方向に延びる条溝を構成してもよい。
【0041】さらに、加熱プレート20は裏面側にプレ
ート開口部48の内周側に形成された油切り用の内周リ
ブ52(図9参照)と、プレート開口部48の外周側で
水受皿18内に延びる周方向のガイドリブ51と、この
ガイドリブ51の外周側でかつ周縁テーブル部46の裏
面側に周方向に間隔をおいて形成された複数の係合突起
53とを有し、この係合突起53が水受皿18の周縁上
部に係合して加熱プレート20が載置され、安定的に支
持される。ガイドリブ51は、油ガイドや熱遮蔽用とし
て機能し、プレート開口部48のスリット状開孔47に
流れ出た油や肉汁等を、水受皿18内に滴下させてお
り、また、内周リブ52は加熱調理により生じた油や肉
汁を加熱ヒータ19に接触させることなく、水受皿18
内にスムーズに滴下させるようになっている。
【0042】また、加熱プレート20のガイドリブ51
は水受皿18内に延設され、加熱ヒータ19を外側方か
ら覆うため、加熱ヒータ19からの放射熱を遮蔽し、水
受皿18の周側壁を直接加熱するのを未然に防止してい
る。これにより、水受皿18が温度上昇して内部の水が
沸騰するのを効果的に防止できる。また、このガイドリ
ブ51に加熱ヒータ19からのヒータ熱を吸熱させ、輻
射熱を利用するこにより、加熱プレート20内に熱を集
めて封じ込めるようになっている。
【0043】このように、加熱プレート20には外周リ
ブ49とガイドリブ51と内周リブ52とが形成され、
内周リブ52に油切りの機能を、またガイドリブ51に
油ガイドと熱遮蔽の機能を持たせている。外周リブ49
や水受皿18と調理器本体11の本体ケース25との間
には、図1,図3および図5に示すように、環状の間隙
が形成され、この間隙が空気流路54として構成され
る。この空気流路54により熱遮断用のエアカーテンが
形成されて加熱ヒータ19からの熱が本体ケース25側
に伝達されるのを防止している。
【0044】この空気流路54は本体ケース25と水受
皿18との間に形成される間隙を介して本体ケース25
の底部に形成された空気取入孔27に通じており、空気
取入孔27から本体ケース25内に流入する空気は自然
対流現象により空気流路54内を上昇し、空気流路54
の上方開口から流出せしめられ、調理器本体11を常時
有効的に冷却するようになっている。
【0045】また、加熱プレート20のガイドリブ51
には、図3に示すように、加熱ヒータ19の基部35側
を案内するガイド開口部55が形成される一方、加熱ヒ
ータ19のヒータ補助金具40と係合可能な係合凹部5
6が直径方向に対向して一対形成される。しかして、加
熱ヒータ19を水受皿18上に設置すると、加熱ヒータ
19の自重がガイドリブ51の係合凹部56を介してヒ
ータ補強金具40を所定位置まで押し下げ、ヒータ補強
金具40が水受皿18の係合段部33に接触し、加熱ヒ
ータ19は所定位置にセットされる。この位置で加熱ヒ
ータ19の基部35に設けられた安全スイッチ37であ
るプレート感知スイッチをON作動させ、加熱ヒータ1
9への通電ができるようになっている。
【0046】安全スイッチ37と電源スイッチ23と安
全リミッタ30とは図10に示すように互いに直列に接
続され、電気調理器10の安全性を向上させている。
【0047】また、加熱プレート20の周縁テーブル部
46には水注入孔58が形成されている。この水注入孔
58は水受皿18上に開口しており、この水注入孔58
を介して水が注入され、水受皿18内の水の補給ができ
るようになっている。
【0048】次に、電気調理器の作用を説明する。
【0049】この電気調理器10を用いてパーベキュ料
理やジンギスカン料理等の加熱料理を行なう場合には、
加熱プレート20を取り外し、加熱ヒータ19を回動さ
せ、起立させた状態で水受皿18を調理器本体11に収
納され、セットする。水受皿18をセットした状態で、
図11に示すように、水受皿18内に水を供給する。
【0050】水受皿18内に水を供給した後、図12に
示すように、加熱ヒータ19を回動させて倒し、水受皿
18上に設置する。このとき、加熱ヒータ19は無負荷
のフリー状態をとり、ヒータ支持金具40は、水受皿1
8の支持段部33に接触しない浮動状態に保たれる。ヒ
ータ支持金具40が浮動状態にあるときには、加熱ヒー
タ19基部側の係合突起38が安全スイッチ37と接触
するだけで押圧作動せず、安全スイッチ37はOFF状
態にセットされる。したがって、この状態で電源スイッ
チ23を投入してON作動させても、加熱ヒータ19へ
の通電は行なわれない。
【0051】安全スイッチ37は、水受皿18上に加熱
プレート20が載置され、加熱プレート20の自重がヒ
ータ補強金具40に作用し、ヒータ補強金具40を押圧
して水受皿18の支持段部33に係合させて初めてON
作動せしめられる。このため、安全スイッチ37はプレ
ート感知スイッチとして作用し、加熱プレート20が所
定位置に位置決めセットされ、加熱プレート20の自重
によりヒータ補強金具40を位置決め手段である支持段
部33に係合することにより、初めてON作動する。
【0052】図12に示す状態から水受皿18上に加熱
プレート20を載置し、加熱プレート20の係合突起5
2を水受皿18の周縁上部に係合させて支持し、図13
に示すように加熱プレート20が位置決めセットされて
準備が終了する。
【0053】加熱プレート20を図13に示す状態に位
置決めセットした後、図14に示すように、電源スイッ
チ23を押圧操作することにより、加熱ヒータ19に通
電され、加熱ヒータ19はヒータ加熱される。加熱ヒー
タ19の加熱により加熱プレート20は加熱されて温度
上昇する。
【0054】その際、加熱プレート20はプレート加熱
面43を形成した中央の中高加熱部45が中高湾曲面構
造に形成されているので、加熱ヒータ19からの放射熱
がプレート加熱面43の中高部分に集められ、滞留し、
中高加熱部45全体を大きなヒートマスでほぼ均一に高
温加熱する。このため、中高加熱部45のプレート加熱
面43に載せられる肉等の被加熱調理物は有効的に加熱
調理される。
【0055】また、加熱プレート20の中高加熱部45
は中高湾曲構造に形成され、プレート加熱面43は傾斜
しているので、肉等の被加熱調理物から出た油や肉汁等
は、条溝44に順次円滑に案内されてプレート開口部4
8のスリット状開孔47にスムーズに導かれる。この開
孔47からガイドリブ51や内周リブ52に案内されて
水受皿18上に滴下される。その際、油や肉汁等は図9
に示すように内周リブ52に案内され、加熱ヒータ19
に接触することなく、水受皿18内に滴下せしめられ、
傾斜したプレート加熱面43に連続的に流下するので、
油や肉汁等がプレート加熱面43に残留するのを有効的
にかつ確実に防止できるので、残留した油等の飛散によ
る火傷や発煙、発火を防ぐ一方、加熱された油の飛散に
よる火傷を防止することができ、安全性を向上させるこ
とができる。
【0056】また、加熱調理される肉や野菜等に加熱調
理により生じた残留する油や肉汁等が付着することを防
止でき、ヘルシー度を向上させることができる。
【0057】この電気調理器10は加熱調理される肉や
野菜等に残存した油や肉汁等が付着することが少なく、
ヘルシー度の高い加熱調理器となり、目の前で加熱調理
をし、肉等の焼き具合を確認しながら食事を進めること
ができる。
【0058】食事の終了後には、電気調理器10は、図
15に示すように、調理器本体11から加熱プレート2
0を取り外して、洗浄する。また、図16に示すよう
に、加熱ヒータ19を起こして水受皿18を取り出し、
残留する水を捨てて洗浄するとともに、加熱ヒータ19
を拭き取って綺麗にする。
【0059】次に、本発明に係る電気調理器の他の実施
例を図17以降を参照して説明する。
【0060】この実施例に示された電気調理器60は基
本的な構成は加熱プレートを除いて実質的に異ならない
ので、同一符号を用いて説明を省略する。この実施例に
示される加熱プレート61は、スリット開口部を形成せ
ず、図17ないし図19に示すように、中高加熱部45
の周縁に形成された周溝62を連通溝63を介して油溜
り64に連通させている。加熱プレート61の他の構成
は第1実施例で示した加熱プレート20と異ならないの
で、同じ符号を用いて説明する。
【0061】環状の周溝62は中高加熱部45と周縁テ
ーブル46の境界部に形成される。周溝62は連通溝6
3に向って数度以内、例えば1度程度の緩やかに下り傾
斜しており、周溝62の最下部から連通溝63が放射方
向外方に延びている。周溝62および連通溝63は型抜
きを考慮し、上方に向って拡開している。
【0062】また、連通溝63に連通される油溜り64
は周縁テーブル部46の低温部である取手50側に形成
され、傾斜壁65を備えたプール状に構成される。油溜
り64は開閉自在のカバーで覆うようにしてもよい。
【0063】油溜り64の反対側の周縁テーブル部46
には水注入孔58が形成されており、この水注入孔58
の周りには、図20に示すように、環状リブ66が設け
られ、この環状リブ66により水注入孔58から油等が
流入するのを防止している。
【0064】この電気調理器60においては、加熱プレ
ート61にスリット状開孔からなるプレート開口部を形
成する必要がなく、加熱プレート61の中高加熱部45
周縁に環状の周溝62を形成し、この周溝62の最下部
を連通溝63を介して油溜り64に連通させたから、中
高加熱部45のプレート加熱面43の加熱により、肉等
から出る油や肉汁等は山型形状の条溝44を通って環状
の周溝62に案内され、この周溝62に導かれた油や肉
汁は続いて周溝62の下りテーパ状傾斜面を案内され、
最下部の連通溝63から油溜り64に導かれ、この油溜
まり64に貯溜される。したがって、肉等の加熱調理に
より生じた油や肉汁が水受皿18に滴下されることがな
いので、水受皿18に油等が付着せず、水受皿18の洗
浄が簡素あるいは不要となる。
【0065】他は図1〜図10に示す電気調理器と異な
らない。
【0066】なお、本発明の一実施例においては、加熱
プレートをジンギスカンタイプのプレートを用いた例を
示したが、ジンギスカンタイプの加熱プレートに代えて
パンチングプレートやメッシュプレートにより加熱プレ
ートを構成してもよい。
【0067】また、加熱プレートに形成される中高加熱
部や周縁テーブル部の形状は円形や楕円形状に限定され
る種々の変形が考えられる。
【0068】
【発明の効果】以上に述べたように本発明に係る請求項
1に記載の電気調理器の安全装置においては、水受皿の
底部に最低部より高い係合凸部を設け、この係合凸部の
裏面側を安全リミッタの感熱部に係合させたから、安全
リミッタは水受皿内の水が蒸発しても、水が残っている
状態で係合凸部が水面より露出して加熱作用を受け温度
上昇し、この係合凸部の温度上昇を安全リミッタの感熱
部で検出して電気加熱体への通電をOFFにしたから、
水受皿内が異常高温になることがなく、常時安定した加
熱性能が得られ、安全性に優れたものとなる。
【0069】水受皿が異常に温度上昇するのを未然にし
かも確実に防止できるから、調理器本体を異常加熱する
こともなく、樹脂製把手の溶融を防ぐことができる。
【0070】また、請求項2に記載の電気調理器の安全
装置では、電気加熱体の補強用金具を設け、この補強用
金具を加熱プレートの裏面側で係合させて保持したの
で、電気発熱体を加熱プレートに非接触状態に保つこと
ができ、電気発熱体を損傷させたり、変形させるのを確
実に防止でき、電気発熱体の性能劣化を防ぐことができ
る。
【0071】さらに、請求項3に記載の電気調理器の安
全装置においては、電気発熱体の位置決め手段を補強用
金具と水受皿の少なくとも一方に設けたので、電気発熱
体の位置決め固定を補強用金具または水受皿で行なうこ
とができ、電気発熱体を損傷や変形させることなく安定
的に位置決め固定させることができる。
【0072】請求項4に記載の電気調理器の安全装置に
おいては、調理器本体の電装部に電気発熱体を片持梁状
に回動自在に設け、この電気発熱体に回動操作によりO
N−OFFされる安全スイッチに直列に接続したから、
電源スイッチをON操作しても、安全スイッチや安全リ
ミッタが異常を検出すれば、電気発熱体への通電が行な
われず、電気調理器の安全性をより一層向上させること
ができる。
【0073】他方、請求項5に記載の電気調理器の安全
装置においては、加熱プレートの裏面側にガイドリブを
周方向に設け、このガイドリブを水受皿内に延設させた
から、電気加熱体の周辺をガイドリブで覆うことがで
き、電気加熱体からの熱をガイドリブで遮蔽するので、
水受皿の周側壁を直接加熱することがなく、水受皿内の
水の蒸発を促進させることがない。
【0074】また、調理器本体の底部に空気取入孔を形
成し、かつ上記調理器本体と水受皿および加熱プレート
との間に環状の間隙を形成し、この間隙を前記空気取入
孔に連通させて自然対流現象を利用した冷却用空気流路
としたので、この空気流路内に空気取入孔から取り入れ
た冷却風を自然対流作用で流すことができ、調理器本体
を有効的に冷却できる。したがって、加熱調理中に誤っ
て調理器本体に触れても火傷等をするのを有効的に防止
でき、安全性に優れたものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気調理器の安全装置の一実施例
を示す全体斜視図。
【図2】図1に示す電気調理器を分解して示す斜視図。
【図3】図1に示す電気調理器から加熱プレートを開け
た状態を示す斜視図。
【図4】本発明に係る電気調理器の安全装置を示す平面
図。
【図5】図4のV−V線に沿う断面図。
【図6】本発明に係る電気調理器の安全装置の電装部を
拡大して示す断面図。
【図7】本発明に係る電気調理器の安全装置に備えられ
る加熱プレートの平面図。
【図8】図7に示す加熱プレートのVIII−VIII線に沿う
断面図。
【図9】加熱プレートのプレート開口部の両側に形成さ
れるガイドリブと内周リブをそれぞれ示す断面図。
【図10】本発明に係る電気調理器の安全装置の電気回
路を示す配線図。
【図11】本発明に係る電気調理器の安全装置の水受皿
に水を供給している例を示す斜視図。
【図12】図11に示す状態から加熱ヒータを回動させ
て水受皿上にセットした状態を示す斜視図。
【図13】図12に示す状態から電気調理器に加熱プレ
ートをセットする状態を示す斜視図。
【図14】本発明に係る電気調理器の安全装置の電源ス
イッチのスイッチ操作を示す斜視図。
【図15】本発明に係る電気調理器の安全装置の加熱プ
レートを洗浄している状態を示す図。
【図16】電気調理器の加熱ヒータを手入れしている状
態を示す図。
【図17】本発明に係る電気調理器の安全装置の他の実
施例を示すもので、電気調理器の安全装置の加熱プレー
トを示す平面図。
【図18】図17のXVIII −XVIII 線に沿う断面図。
【図19】図17のXIX −XIX 線に沿う断面図。
【図20】電気調理器の加熱プレートの水注入孔周りの
断面構造を示す図。
【図21】従来の電気調理器を示す平面図。
【図22】図21のA−A線に沿う部分的な簡略断面
図。
【符号の説明】
10,60 電気調理器の安全装置 11 調理器本体 12 電装部 15 電源コード 17 収納部 18 水受皿 19 加熱ヒータ(電気加熱体) 20,61 加熱プレート 21 設置脚 23 電源スイッチ 25 本体ケース 26 安全ベース 27 空気取入孔 28 段部 30 安全リミッタ 31 係合凹部 32 係合凸部 33 支持段部(位置決め手段) 35 加熱ヒータの基部 36 ガイド用切欠 37 安全スイッチ(プレート感知スイッチ) 38 係合突起 40 ヒータ補強金具 43 プレート加熱面 44 条溝 45 中高加熱部 46 周縁テーブル部 47 スリット状開孔 48 プレート開口部 49 外周リブ 50 取手 51 ガイドリブ 52 内周リブ 53 係合突起 54 空気流路 55 ガイド開口部 56 係合凹部 58 水注入孔 62 周溝 63 連通溝 64 油溜り 65 傾斜壁 66 環状リブ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納部を形成した調理器本体と,この調
    理器本体の収納部に出し入れ自在に収納される水受皿
    と,この水受皿の上方に設置される電気加熱体と,この
    電気加熱体を上方から着脱自在に覆う加熱プレートとを
    有し、前記水受皿は底部にその最低部より高い係合凸部
    を設け、この係合凸部の裏面側に安全リミッタの感熱部
    を係合させ、この安全リミッタの作動により電気加熱体
    への通電をOFFにしたことを特徴とする電気調理器の
    安全装置。
  2. 【請求項2】 収納部を形成した調理器本体と,この調
    理器本体の収納部に出し入れ自在に収納される水受皿
    と,この水受皿の上方に設置される電気加熱体と,この
    電気加熱体を上方から着脱自在に覆う加熱プレートとを
    有し、前記電気発熱体に補強用金具を取り付ける一方、
    上記補強用金具を加熱プレートの裏面側で係合させて所
    定位置に保持し、前記電気発熱体を加熱プレートに非接
    触状態に保持したことを特徴とする電気調理器の安全装
    置。
  3. 【請求項3】 電気発熱体に取り付けられた補強用金具
    と水受皿との少なくとも一方に電気発熱体の位置決め手
    段を設けた請求項2記載の電気調理器の安全装置。
  4. 【請求項4】 電気発熱体を調理器本体の電装部に起立
    位置と倒伏させたセット位置との間で回動自在に片持梁
    状に設け、上記電気発熱体の回動操作によりON−OF
    Fされる安全スイッチを設け、この安全スイッチを安全
    リミッタおよび電源スイッチに直列に接続した請求項1
    または2記載の電気調理器の安全装置。
  5. 【請求項5】 収納部を形成した調理器本体と,この調
    理器本体の収納部に出し入れ自在に収納される水受皿
    と,この水受皿の上方に設置される電気加熱体と,この
    電気加熱体を上方から着脱自在に覆う加熱プレートとを
    有し、前記加熱プレートの裏面側にガイドリブを周方向
    に設け、このガイドリブを水受皿内に延設させる一方、
    前記調理器本体の底部に空気取入孔を形成し、かつ上記
    調理器本体と水受皿および加熱プレートとの間に環状の
    間隙を形成し、この間隙を前記空気取入孔に連通させて
    自然対流現象を利用した冷却用の空気流路としたことを
    特徴とする電気調理器の安全装置。
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