JP2856144B2 - 電気調理器 - Google Patents

電気調理器

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JP2856144B2
JP2856144B2 JP11584396A JP11584396A JP2856144B2 JP 2856144 B2 JP2856144 B2 JP 2856144B2 JP 11584396 A JP11584396 A JP 11584396A JP 11584396 A JP11584396 A JP 11584396A JP 2856144 B2 JP2856144 B2 JP 2856144B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気調理器に関し、
詳しくは、ヒータにより加熱される熱盤の上面に、一定
方向に連続した凸条を所定の間隔に形成した電気調理器
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気調理器は、近時、図16に示すよう
に上面に一定方向に連続した凸条aを所定の間隔で形成
したものを採用した熱盤bが開発され用いられている。
この熱盤bによると、図16に示すように肉cは熱盤b
とはその凸条aの部分にて部分的に接するだけで、凸条
aの間にできる凹条dの部分ではヒータeにより加熱さ
れる熱盤bから離れた状態となる。
【0003】これにより、肉cは熱盤bの凸条aとの接
触部で直接加熱されるので、表面が早期に焼け、焦げ目
が付きやすく芳ばしい焼肉特有の風味も得られるのに対
し、凹条dとの対向部では熱盤b側からの輻射熱による
間接加熱になるので、じっくりと焼け、焦げ目が付きに
くいが、前記凸条a部での直接加熱と協働して肉cの内
部全体の焼き上がりを促進する。従って、肉cの全面が
熱盤に接触する焼き方では、表面全体が早期に焼け、全
表面が焦げやすく硬く焼き上がってしまうのに比べ、全
体が柔らかく焼き上がりやすいので、食味も向上する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来使用され
ている図16に示すような熱盤bでは、肉cは柔らかく
焼き上がっても、食味はまだ十分満足なものにはならな
い。本発明者等が種々に実験を繰り返したところ、肉c
を焼き上げるときに出る肉汁や脂分(以下肉汁等と言
う)sの肉cからの切れが悪く、べたつきやすいし、肉
cの凹条dと対向している部分は特に、肉汁等sの影響
で煮え気味になって焼肉特有の風味を得にくかった。
【0005】これは、前記肉汁等sの肉cからの切れの
悪さは、凸条aが熱盤bの厚みtとほぼ同じ約3mm程
度の高さhにしか設定されていないことが主な原因と思
われる。
【0006】つまり、肉cから出た肉汁等sは凹条dの
部分に流れ落ちるが、多量に出るような場合、凹条dが
浅いために肉汁等sが直ぐに満杯近くになり、肉汁等s
の粘度が高いことも手伝って、肉cから出て凹条d内に
入る肉汁等sと肉cとが図16に示すように繋がってし
まい肉cからの切れが悪くなる。
【0007】また、熱盤bの上面を上向きに湾曲させて
凹条d内の肉汁等sが熱盤bの周辺に流れるようにして
あっても、肉汁等sは肉cとの間の繋がりによって流れ
ずに滞留することがあると、肉cは肉汁等sに長く浸さ
れる状態になりやすい上、滞留駐の肉汁等sから発散す
る蒸気に肉cが曝されると云ったことがある。
【0008】これらのことは、上記肉cのべたつきの原
因になり、食味も焼肉特有の風味も悪くする。
【0009】さらに、熱盤bは凸条aの高さとほぼ同じ
厚みを有し、しかも、凸条aの基部の幅b1は凹条dの
底部幅b2よりも小さいので、熱盤bの凸条aのある部
分と凹条dのある部分との熱容量の差は小さく、凹条d
の部分でも熱を保持しやすく熱の発散が鈍い上に、凹条
d内に滞留する肉汁等sが熱盤bの凹条d部での上方へ
の熱の発散を妨げるので、肉cの凹条dでの間接加熱が
低温でしか行われないことも焼肉の風味が上がらない理
由となる。間接加熱を強めるためにヒータeを高容量に
して調理温度を高く設定すると、凸条a部での肉cの直
接加熱が過剰になって焦げすぎの原因になるので実用的
な対処方法にはならない。
【0010】本発明の主たる目的は、熱盤の簡単な改良
によって焼肉の食味および特有の風味が向上する電気調
理器を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するために、請求項1の発明は、ヒータにより加熱され
る熱盤の上面に、一定方向に連続した凸条を所定の間隔
に形成した電気調理器において、凸条の高さを熱盤の厚
みよりも大きくしたことを特徴とするものである。
【0012】このような構成では、凸条が熱盤の厚みよ
りも大きいことにより、熱盤の総重量を従来と同じにし
て従来よりも高い凸条が実現するし、各凸条の間にでき
る凹条の深さがその分だけ大きくなり、かつ熱盤の厚み
が従来よりも薄くなる。
【0013】熱盤の凸条が従来よりも高く凹条が従来よ
りも深くなることによって、肉から肉汁や脂分が多量に
出て凹条内に流れ込んでも、肉に近い状態にまでは溜り
難く、肉からの切れがよくなって相互が繋がったり、凹
条内に流れ込んだ肉汁や脂分が肉との繋がりによって滞
留したりせず、流れ去りやすいので、肉から出た肉汁や
脂分は素早く落ちて流れ去り、肉に影響してこれをべた
つかせたりしないし、凹条内に肉汁や脂分滞留してこれ
らの蒸気が肉に影響したりしないので、肉が煮え気味に
なるようなことを解消することができる。また、凸条部
はこれが従来よりも高い分だけ熱盤が従来よりも薄いこ
との影響なく従来よりも熱容量が増大するので、ヒータ
からの熱を一様に保持しやすく、かつ肉などの調理物に
熱を奪われ難いので、肉などの調理物が置かれたり取ら
れたりしても温度が余り変わらず、どのような時も適度
な温度での直接加熱ができる。
【0014】また、熱盤の厚みが従来よりも小さくなる
ことにより、熱盤の凹条部での熱容量を従来よりも小さ
く抑えて、ここでの熱の発散を促進し、肉汁や脂分が滞
留して熱が上方に発散するのを妨げることがないのと相
まち、肉が熱盤と接しない凹条部での輻射による加熱を
ヒータの容量増加によることなく従来よりも高温の間接
加熱とすることができる。
【0015】このような熱盤の簡単な改良による作用に
て、コストを上昇するようなことなく、焼肉の食味およ
び風味共に向上し、おいしい焼肉調理ができる。
【0016】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、さらに、凸条の幅を凸条間にできる凹条の幅よりも
大きくした。
【0017】このような構成では、請求項1の発明に加
え、さらに、凸条での熱容量がさらに増大するので、ヒ
ータからの熱の一様な保持機能と、肉などの調理物が置
かれたり取られたりするときの温度の安定性能とがさら
に向上し、上記食味および風味のよい焼肉調理をさらに
首尾よく達成することができる。
【0018】請求項3の発明は、請求項1、2の発明の
いずれか1つにおいて、さらに、熱盤の上面が平面で、
熱盤の少なくとも下面が凸条の長手方向に上向きに湾曲
する湾曲面とした。
【0019】このような構成では、請求項1、2の発明
のいずれか1つに加え、さらに、熱盤の少なくとも下面
が上向きに湾曲する湾曲面とされていて、熱膨張による
変形はこの湾曲面が湾曲している上向きに発生するの
で、熱盤が下向きに湾曲してヒータと一点でしか接触し
なくなるような不都合を解消できる上、熱盤の湾曲面の
湾曲方向に凸条の長手方向が一致していて、熱盤が熱膨
張によって変形しようとするのに対抗する補強リブ的な
変形抑制力と変形後の復元力をもたらすので、熱盤の熱
膨張による変形があってもこれを小さく抑えてヒータと
の接触が悪くなるのを緩和するし、変形が小さくかつ熱
盤が冷めるときの復元力を高めることにより、熱盤が熱
膨張による変形状態に固定化するのを防止するのは勿
論、変形が徐々に残留するのを抑制することができ、ヒ
ータの上に載せる熱盤でも熱効率を向上することができ
る。しかも、凸条の頂面は平面であるので金属製のへら
を使用したりするのに全域に均等に力が働くので使用し
やすいし片当たりによる局部摩耗や傷が発生し難い。
【0020】請求項4の発明は、請求項3の発明におい
て、さらに、熱盤の上面が凸条の長手方向に上向きに湾
曲する湾曲面とした。
【0021】このような構成では、請求項3の発明に加
え、さらに、熱盤の上面が凸条の長手方向に上向きに湾
曲しているので、熱盤下面の上向きのえぐり湾曲面とと
もに熱盤の熱膨張時の変形がさらに確実にさらに容易に
上向きに生じ、かつより強い復元力を持てるようにしな
がら、各凸条間の凹条内に流れ込む肉汁や脂分が熱盤の
周縁部に流れ去りやすくするので、肉汁や脂分等による
肉への影響をさらに防止してよりおいしい焼肉ができる
ようにする。しかも、凸条の頂面が平面であることの上
記利点は損なわれない。
【0022】請求項5の発明は、請求項1〜4の発明の
いずれか1つにおいて、さらに、熱盤の底部外回りを覆
う金属等の遮熱性を有する保護皿と、この保護皿および
本体底部間設けられた金属等の遮熱性を有する遮熱板と
を有し、この遮熱板に通気孔を設けてある。
【0023】このような構成では、請求項1〜4の発明
のいずれか1つに加え、さらに、熱盤やヒータの熱は、
調理容器載置面に対し、遮熱性の保護皿と遮熱板、およ
び本体底部と、これらの間の2つの空間と、本体底部と
載置面との間の空間との6重の遮熱によって、載置面を
過熱するようなことを防止することができるし、遮熱板
に通気孔を設けてあるので、熱盤やヒータが過熱状態に
なってもこの熱が保護皿と遮熱板との間に籠もらず通気
孔を通じて下方のまわりに発散して冷却されるので、保
護皿と遮熱板との間が異常過熱状態になって載置面を過
熱し、また焼け焦がすようなことを防止することができ
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の幾つかの実施の形
態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0025】(実施の形態1)本実施の形態1は図1〜
図4に示すように、合成樹脂製の浅い皿形の本体1を持
ち、この本体1は上端部に外側に膨らんで垂下した保護
枠2を有する二重壁構造に形成され、本体1内に設ける
ヒータ3の熱から使用者を保護するようになっている。
保護枠2の本体1の長手方向に相対抗している2か所の
部分は本体1から大きく離れた取手2aとされている。
【0026】本体1の内部には金属等の遮熱性を有する
保護皿4が金属製で空冷用の孔の空いた遮熱スペーサー
6を介して所定の間隔を保った状態でねじ7により固定
されている。ヒータ3は線状のシーズヒータであり、保
護皿4内の全域にほぼ均等に位置できるように図1、図
3に示すような平面形状に湾曲させられ、保護皿4の上
面にねじ8により取り付けた金具9にて各部を下方より
支持され、また下方より支持した状態で二股部9aで挟
み付けて固定されている。下方からの支持部および挟み
付け部は必要に応じて支持位置および支持方式を選択す
ればよいが、ヒータ3は同一平面内に位置するように工
夫され、この上に図1に示すような焼肉用の熱盤21
か、図4に示すような鉄板焼や焼きそば、お好み焼きと
云った鉄板焼き用の熱盤31かのどちらかを必要に応じ
載せて用いるようにしている。従って、1つの本体1に
焼肉用の熱盤21と鉄板焼用の熱盤31とを組み合わせ
提供される。もっとも、鉄板焼用の熱盤31は必須のも
のではない。
【0027】焼肉用の熱盤21は上面に一定方向に連続
した凸条21aを所定の間隔で多数形成しており、各凸
条21の間には凹条21dが形成されている。また、焼
肉用の熱盤31の上面は単なる平坦面である。本実施の
形態1では平面に形成してある。
【0028】ヒータ3の両端子3a、3aは図1〜図4
に示すように、本体1の側周一部に嵌め付けられた筒状
のプラグ受11内へ本体1の内側から突出させられ、プ
ラグ受11に外部から挿入される温度調節器12のプラ
グ12a部と電気的に接続されるようになっている。プ
ラグ受11の各端子3a、3aの突出位置間の中央位置
にはセンサ孔11aが設けられ、温度調節器12から突
出する感熱センサ棒12bを受入れ、この感熱センサ棒
12bがヒータ3の上に熱盤21または31のどちらが
置かれても、その底部一部に設けられた感熱用凹溝21
h、31hに嵌まり合って、熱盤21または熱盤31の
温度を検出し、この検出温度が温度調節器12にて設定
された調理温度になるように温度調節器12でヒータ3
への給電状態が制御される。この制御については公知で
あるので詳しい説明は省略する。
【0029】温度調節器12はヒータ3を家庭用電源に
接続する電源コード41と、前記温度調節および電源の
オン、オフのための温度調節ダイヤル42とを有してい
る。プラグ受11は合成樹脂製で本体1の側周一部に形
成された開口1dを通じて内側から外側に向け挿通さ
れ、ねじ38によって本体1に取付けられている。
【0030】熱盤21、31のどちらにも、図1、図3
に示すような合成樹脂製の取手34、35が長手方向の
両側に設けられるとともに、図2、図4に示すような1
つの金属製の蓋33が共用される。各熱盤21、31に
は口縁の蓋受段部21b、31bの周方向3か所に設け
られた小さな上向きの凸部21c、31cによって蓋受
段部21b、31bから少し浮いた状態に落ち着くよう
にしてある。これによって、蓋33を閉じて調理して
も、調理により発生する蒸気は籠もらず外部に抜け出る
ので、調理物が過剰に蒸せるのを防止しながら、調理物
の全体に熱が通りやすい状態として、厚みのあるステー
キやハンバーグステーキの調理を促進することができ
る。
【0031】保護皿4と本体1の底部との間には金属等
の遮熱性を有する遮熱板36を設けて、遮熱スペーサー
6を利用して取付けてある。この遮熱板36には図1の
(c)に示すような通気孔36aを設けてある。
【0032】これにより、熱盤21、31やヒータ3の
熱は、調理容器載置面に対し、遮熱性の保護皿4と遮熱
板36、および本体1の底部と、これらの間の2つの空
間と、本体1の底部と載置面との間の空間との6重の遮
熱によって、載置面を過熱するようなことを防止するこ
とができるし、遮熱板36に通気孔36aを設けてある
ので、熱盤21、31やヒータ3が過熱状態になっても
この熱が保護皿4と遮熱板36との間に籠もらず通気孔
36aを通じて下方のまわりに発散して冷却されるの
で、保護皿4と遮熱板36との間が異常過熱状態になっ
て載置面を過熱し、また焼け焦がすようなことを防止す
ることができる。
【0033】本体1の底部には大きな開口1bが設けら
れ、この開口1bは合成樹脂製の蓋板37によって上方
から塞がれ、蓋板37はねじ38により本体1の脚部1
cを利用して下方からねじ込んだねじ39によって本体
1と固定され、遮熱スペーサー6は保護皿4および遮熱
板36とともに蓋板37に取付けられ、この蓋板37を
介して本体1と一体になっている。
【0034】本実施の形態1では特に、図5の(a)に
示すように熱盤21の凸条21aの高さHを熱盤21の
厚みTよりも大きくしてある。このように、凸条21a
の高さHが熱盤21の厚みTよりも大きいと、熱盤21
の総重量を従来と同じにして従来よりも高い凸条21a
が実現するし、各凸条21aの間にできる凹条21dの
深さがその分だけ大きくなり、かつ熱盤21の厚みが従
来よりも薄くなる。
【0035】熱盤21の凸条21aが従来よりも高く凹
条21dが従来よりも深くなることによって、肉30か
ら肉汁等40が多量に出て凹条21d内に図5の(a)
に示すように流れ込んでも、肉30に近い状態にまでは
溜り難く、肉30からの切れがよくなって相互が繋がっ
たり、凹条21d内に流れ込んだ肉汁等40が肉30と
の繋がりによって滞留したりせず、流れ去りやすいの
で、肉30から出た肉汁等40は素早く落ちて流れ去
り、肉30に影響してこれをべたつかせたりしないし、
凹条21d内に肉汁等40が滞留してこれらの蒸気が肉
30に影響したりしないので、肉30が煮え気味になる
ようなことを解消することができる。また、凸条21a
部はこれが従来よりも高い分だけ熱盤21が従来よりも
薄いことの影響なく従来よりも熱容量が増大するので、
ヒータ3からの熱を一様に保持しやすく、かつ肉30な
どの調理物に熱を奪われ難いので、肉30などの調理物
が置かれたり取られたりしても温度が余り変わらず、ど
のような時も適度な温度での直接加熱ができる。
【0036】また、熱盤21の厚みが従来よりも小さく
なることにより、熱盤21の凹条21d部での熱容量を
従来よりも小さく抑えて、ここでの熱の発散を促進し、
肉汁等40が滞留して熱が上方に発散するのを妨げるこ
とがないのと相まち、肉30が熱盤21と接しない凹条
21d部での輻射による加熱をヒータ3の容量増加によ
ることなく従来よりも高温の間接加熱とすることができ
る。
【0037】このような熱盤21の簡単な改良による作
用で、コストを上昇するようなことなく、焼肉の食味お
よび風味共に向上し、おいしい焼肉調理ができる。
【0038】なお、調理の途中で肉30の向きを90°
ないしはそれに近い角度だけ変えることにより、図5の
(b)に示すように肉30の凸条21aによる直接加熱
部分30aを編み目のように形成されるようにすること
もでき、直接加熱部分30aおよび間接加熱部分30b
の分布をさらに細かくして、網焼きのような外観を得な
がら食味や風味を網焼きの場合に近付けることができ
る。
【0039】また、本実施の形態1では図5に示すよう
に、凸条21aの基部幅B1を凸条21a間にできる凹
条21dの底部幅B2よりも大きくしてあり、凸条21
aでの熱容量が前記高さHの増大による場合に加えて、
さらに増大するので、ヒータ3からの熱の一様な保持機
能と、肉30などの調理物が置かれたり取られたりする
ときの温度の安定性能とがさらに向上し、上記食味およ
び風味のよい焼肉調理をさらに首尾よく達成することが
できる。
【0040】さらに本実施の形態1では、熱盤21の上
面および下面を凸条21aの長手方向に上向きに湾曲し
た湾曲面21jとしてあり、熱盤の熱膨張による変形
は、変形抵抗が湾曲面21jが湾曲していることにより
弱くなる方向である上向きに発生する。これにより、熱
盤21が下向きに湾曲してヒータ3と一点でしか接触し
なくなるような不都合を解消できる。しかも、熱盤21
の湾曲面21jの湾曲方向に凸条21aの長手方向が一
致していて、凸条21aは熱盤21が熱膨張によって変
形しようとするのに対し、補強リブ的な抑制力と復元力
をもたらすので、熱盤21が熱膨張により変形しても変
形量を小さくしてヒータ3との接触が悪くなるのを緩和
するし、変形が小さいことと熱盤21が冷めるときの復
元力を高めることとで、熱膨張による変形が固定化する
のを防止するのは勿論、変形が徐々に残留するようなこ
とを抑制することができる。しかも、凸条21aの頂面
は平面であるので金属製のへらを使用したりするのに全
域に均等に力が働くので使用しやすいし片当たりによる
局部摩耗や傷が発生し難い。
【0041】また、本実施の形態1では、熱盤21の上
面が凸条21aの長手方向に上方へ湾曲した湾曲面21
jであることにより、各凸条21a間の凹条21d内に
流れ込む肉汁等40が熱盤21の周縁部に流れ去りやす
くするので、肉汁等40による肉30への影響をさらに
防止してよりおいしい焼肉ができるようにする。
【0042】熱盤21は平面配置されたヒータ3との接
触が取れるように、上向きに湾曲した下面にはヒータ3
の上面まで延びてそれと接触する接触凸状21cがヒー
タ3の湾曲形状に沿って湾曲する状態で設けられてい
る。
【0043】また、熱盤21の上面の凸条21aを形成
している加熱調理面21eのまわりには、この加熱調理
面21eよりも一段低くなった汁溜まり凹部21fを形
成してあり、凹条21dに流れ落ちた肉汁等40をこの
汁溜まり凹部21fに逃がし込み、凸条21aの上に載
せて焼く肉30に悪影響しないようにしている。
【0044】なお、本実施の形態1の熱盤21は方形の
もので示したが、丸形のものに適用してもよいし、熱盤
21の平面形状は自由に設定できる。
【0045】一方、熱盤31は上面および下面が平面で
あるので、熱盤21の接触凸条21cのようなものは設
けられていない。しかし、熱盤31の下面にはこれが接
触するヒータ3を両側から囲う囲い壁31cが一体に形
成され、熱盤31をヒータ3に載せるときのガイドにし
たり、ヒータ3の熱が側方に逃げるのを防止して熱効率
の向上を図っている。
【0046】(実施の形態2)本実施の形態2は、図6
〜図10に示すように丸形の本体1および熱盤21に本
発明を適用している。熱盤21には実施の形態1の場合
と同じ条件の凸条を設けてあり、同様の作用効果を発揮
する。しかし、本実施の形態2の熱盤21は上面および
下面の双方が平面であるので、凸条の頂面も平面になっ
ている。従って、凸条の頂面が上に湾曲しているような
場合の、へらの片当たりやこれによる局部的に摩耗や傷
が発生するようなことを防止することができる。
【0047】また、本実施の形態2では、図8の
(a)、(b)、図9、図10に示すように、プラグ受
11の上面の幅方向の中央位置に軸線方向の凸条11c
を形成し、プラグ受11を本体1の開口1dに内側から
挿入したときに開口1dの天井壁の中央一部との間で突
っ張り、天井壁の弾性変形によって寸法誤差を吸収しな
がらその復元力によってブラグ受11のガタツキを防止
する。プラグ受11の下面の左右両側には図8の(b)
に仮想線で示すように下端面がプラグ受11の開口1d
への挿入方向下流側から上流側に向かって下向きに傾斜
したガイド面11eを有するストッパ突起11fが形成
され、これが開口1dの底部壁の弾性変形を利用して前
記傾斜したガイド面11eにて開口1dの底部壁に乗り
上げながら、開口1d内に入り込み開口1dの底部壁に
形成されている係合孔1eに達したとき、底部壁の復元
によってこれと係合してプラグ受11の抜け止めを行
う。これにより、ねじ38による取付けと共に確固な取
付け状態となる。しかし、場合によっては、ねじ38に
よる取付けを省略しても取付けの安定性は十分であり、
ネジ止めを省略してコストを低減することもできる。
【0048】しかし、実際にはストッパ突起11fのガ
イド面11eが開口1dの底部壁に自身の中程まで乗り
上げるまでは、前記凸条11cは開口1dにはまだ達せ
ず、それ以降に達するようになっているので、ガイド面
11eが自身の中程まで開口1dの底部壁に乗り上げる
までは開口1dの天井壁および底部壁が弾性変形するよ
うなことなく適度な遊びを持ってプラグ受11を開口1
dに挿入することができ、以降凸条11cが開口1dの
天井壁を少しでも潜った後、開口1dの天井壁および底
部壁の弾性変形を伴って前記係合状態に至るようになっ
ている。これによって、プラグ受11を無理なく開口1
dに挿入して抜け止めすることができる。もっとも、プ
ラグ受11を開口1dに挿入するときの弾性変形は底部
壁および天井壁のどちらか一方で達成されるようにする
こともできる。
【0049】本実施の形態1の熱盤21は丸形のもので
示したが、方形のものに適用してもよいし、熱盤21の
平面形状は自由に設定できる。他の構造および奏する作
用効果は実施の形態1と変わらないので、同一部材には
同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0050】(実施の形態3)本実施の形態3は図1
1、図12に示すように、熱盤21の上面のうち凸条2
1aを形成している加熱調理面21eのまわりに、幅広
い保温凹部21fを形成し、ここに、実施の形態1の汁
溜まり凹部21fのように肉汁等40を受入れるのと同
時に、焼き上がった肉を置いて保温できるようにしてい
る。この保温のためにヒータ3は、保温凹部21gに対
応する部分を図12の(a)、(b)に示すように保温
凹部21gの底部から幾らか離されている。これによっ
て、保温凹部21gの部分はヒータ3からの輻射熱によ
ってやや緩慢な加熱を受け、保温凹部21gに置かれる
肉が過熱状態にならないようにすることができ、通常の
ヒータ3の配線形状を変更するだけで対応できる。しか
し、これに限られることはなく、保温凹部21fに対向
する小容量ヒータを設けて接触させるようにすることも
できる。
【0051】本実施の形態3では、実施の形態1の場合
同様に熱盤21の上下面が凸条21aの長手方向に上向
きに湾曲した湾曲面21jとしてあるが、特に、凸条2
1aの頂面は平面に形成した点で実施の形態1と異な
り、実施の形態1の場合の湾曲面21jと同じ作用効果
を発揮しながら、凸条の頂面が平面であることにより、
金属製のへらを使用したりするのに全域に均等に力が働
くので使用しやすいし片当たりによる局部摩耗や傷が発
生し難い。
【0052】実施の形態1および3において、熱盤21
の下面を湾曲面とした状態で上面を平面にすると、熱盤
21の熱膨張による変形を上向きに発生させる利点を踏
襲しながら、熱盤21の凹条21d内を金属ブラシ等で
清掃をするような場合に、凸条21aの頂面が平面であ
るのと同じ作用効果を発揮し、熱盤21の上面を清掃す
るのに有利となる。
【0053】本実施の形態3の熱盤21は方形のもので
示したが、丸形のものに適用してもよいし、熱盤21の
平面形状は自由に設定できる。他の構造および奏する作
用効果は実施の形態1の場合と変わらないので、同一部
材には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0054】(実施の形態4)本実施の形態4は図1
3、図14に示すように、熱盤21の幅方向にヒータ3
が2本だけ位置するヒータ3の端子3a側部分と対向す
る熱盤21の部分に、凸条21aを形成しない保温凹部
21gを、凸条21aを形成した加熱調理面21eのま
わりの汁溜まり凹部21fと面一状態に続くように形成
し、保温凹部21gの部分にもヒータ3は接触するが、
熱盤21の幅方向にヒータ3が2本だけしかないことに
より、加熱調理部21eには熱盤21の幅方向に6本の
ヒータ3が接触しているのに比し、ヒータ3によって加
熱される温度が低くなることにより保温に適した部分と
なるようにしてある。
【0055】また、本実施の形態4では、熱盤21の保
温凹部21gは水平面で、加熱調理面21eの部分は、
これのまわりの汁溜まり凹部21fとともに保温凹部2
1gの側から反保温凹部21gの側に上り勾配となるよ
うに傾斜させてある。これによって、汁溜まり凹部21
fに流れ込んだ肉汁等40が保温凹部21gに流れ込み
やすくしてある。
【0056】本実施の形態4においても、図12の
(b)に示すような湾曲形状を熱盤21に与えて、実施
の形態3と同様な作用効果を発揮するようにもできる。
これによって、凸条21a間の凹条21dに落ちる肉汁
等40の流れ去りと、保温凹部21gへの流れ込みとを
さらに促進することができる。
【0057】本実施の形態4の熱盤21は方形のもので
示したが、丸形のものに適用してもよいし、熱盤21の
平面形状は自由に設定できる。他の構造および奏する作
用効果は実施の形態1の場合と変わらないので、同一部
材には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0058】(実施の形態5)本実施の形態5は図15
に示すように、熱盤21の上面と凸条21aの頂面とは
水平面で、熱盤21の下面が凸条21aの長手方向に上
方に向け湾曲した湾曲面としてある。これによっても、
熱盤21が熱膨張するときの湾曲が上向きになり、下向
きに湾曲することを防止することができる。本実施の形
態5の熱盤21は丸形のもので示したが、方形のものに
適用してもよいし、熱盤21の平面形状は自由に設定で
きる。他の構造は実施の形態2の場合と変わらないの
で、重複する図示は省略する。また、他の作用、効果は
実施の形態1の場合と変わらないので、同一部材には同
一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0059】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、熱盤の凸条が
従来よりも高く凹条が従来よりも深くなることによっ
て、肉から肉汁や脂分が多量に出て凹条内に流れ込んで
も、肉に近い状態にまでは溜り難く、肉からの切れがよ
くなって相互が繋がったり、凹条内に流れ込んだ肉汁や
脂分が肉との繋がりによって滞留したりせず、流れ去り
やすいので、肉から出た肉汁や脂分は素早く落ちて流れ
去り、肉に影響してこれをべたつかせたりしないし、凹
条内に肉汁や脂分滞留してこれらの蒸気が肉に影響した
りしないので、肉が煮え気味になるようなことを解消す
ることができる。また、凸条部はこれが従来よりも高い
分だけ熱盤が従来よりも薄いことの影響なく従来よりも
熱容量が増大するので、ヒータからの熱を一様に保持し
やすく、かつ肉などの調理物に熱を奪われ難いので、肉
などの調理物が置かれたり取られたりしても温度が余り
変わらず、どのような時も適度な温度での直接加熱がで
き、また、熱盤の厚みが従来よりも小さくなることによ
り、熱盤の凹条部での熱容量を従来よりも小さく抑え
て、ここでの熱の発散を促進し、肉汁や脂分が滞留して
熱が上方に発散するのを妨げることがないのと相まち、
肉が熱盤と接しない凹条部での輻射による加熱をヒータ
の容量増加によることなく従来よりも高温の間接加熱と
することができ、このような熱盤の簡単な改良による作
用にて、コストを上昇するようなことなく、焼肉の食味
および風味共に向上し、おいしい焼肉調理ができる。
【0060】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
に加え、さらに、凸条での熱容量がさらに増大するの
で、ヒータからの熱の一様な保持機能と、肉などの調理
物が置かれたり取られたりするときの温度の安定性能と
がさらに向上し、上記食味および風味のよい焼肉調理を
さらに首尾よく達成することができる。
【0061】請求項3の発明によれば、請求項1、2の
発明のいずれか1つに加え、さらに、熱盤の少なくとも
下面が上向きに湾曲する湾曲面とされていて、熱膨張に
よる変形はこの湾曲面が湾曲している上向きに発生する
ので、熱盤が下向きに湾曲してヒータと一点でしか接触
しなくなるような不都合を解消できる上、熱盤の湾曲面
の湾曲方向に凸条の長手方向が一致していて、熱盤が熱
膨張によって変形しようとするのに対抗する補強リブ的
な変形抑制力と変形後の復元力をもたらすので、熱盤の
熱膨張による変形があってもこれを小さく抑えてヒータ
との接触が悪くなるのを緩和するし、変形が小さくかつ
熱盤が冷めるときの復元力を高めることにより、熱盤が
熱膨張による変形状態に固定化するのを防止するのは勿
論、変形が徐々に残留するのを抑制することができ、ヒ
ータの上に載せる熱盤でも熱効率を向上することができ
る。しかも、凸条の頂面は平面であるので金属製のへら
を使用したりするのに全域に均等に力が働くので使用し
やすいし片当たりによる局部摩耗や傷が発生し難い。
【0062】請求項4の発明によれば、請求項3の発明
に加え、さらに、熱盤の上面が凸条の長手方向に上向き
に湾曲しているので、熱盤下面の上向きのえぐり湾曲面
とともに熱盤の熱膨張時の変形がさらに確実にさらに容
易に上向きに生じ、かつより強い復元力を持てるように
しながら、各凸条間の凹条内に流れ込む肉汁や脂分が熱
盤の周縁部に流れ去りやすくするので、肉汁や脂分等に
よる肉への影響をさらに防止してよりおいしい焼肉がで
きるようにする。しかも、凸条の頂面が平面であること
の上記利点は損なわれない。
【0063】請求項5の発明によれば、請求項1〜4の
発明のいずれか1つに加え、さらに、熱盤やヒータの熱
は、調理容器載置面に対し、遮熱性の保護皿と遮熱板、
および本体底部と、これらの間の2つの空間と、本体底
部と載置面との間の空間との6重の遮熱によって、載置
面を過熱するようなことを防止することができるし、遮
熱板に通気孔を設けてあるので、熱盤やヒータが過熱状
態になってもこの熱が保護皿と遮熱板との間に籠もらず
通気孔を通じて下方のまわりに発散して冷却されるの
で、保護皿と遮熱板との間が異常過熱状態になって載置
面を過熱し、また焼け焦がすようなことを防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1としての電気調理器を示
す平面図である。
【図2】図1の調理器の縦断面図と各半部の横断面図お
よび側面図である。
【図3】図1の調理器の付属品である鉄板焼調理用の熱
盤を載せた状態を示す平面図である。
【図4】図3の調理器の縦断面図と各半部の横断面図お
よび側面図である。
【図5】図1の調理器の熱盤にて焼肉を行ったときの状
態説明図である。
【図6】本発明の実施の形態2としての電気調理器を示
す各半部が焼肉用熱盤使用状態および鉄板焼き用熱盤使
用状態での平面図である。
【図7】図6の調理器の縦断面図である。
【図8】図6の一部を拡大して見た断面図および一部の
位置を変えて見た断面図である。
【図9】図8の図示部分の側面図である。
【図10】図8の図示部分の分解斜視図である。
【図11】本発明の実施の形態3としての電気調理器を
示す平面図である。
【図12】図11の調理器の縦断面図と各半部の横断面
図および側面図である。
【図13】本発明の実施の形態4としての電気調理器を
示す平面図である。
【図14】図13の調理器の縦断面図である。
【図15】本発明の実施の形態5としての電気調理器の
熱盤を示す平面図および角度を変えて見た各断面図であ
る。
【図16】従来の熱盤にて焼肉を行ったときの状態説明
図である。
【符号の説明】
3 ヒータ 21 熱盤 21a 凸条 21d 凹条 H 高さ T 厚み 基部幅B1 底部幅B2

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒータにより加熱される熱盤の上面に、
    一定方向に連続した凸条を所定の間隔に形成した電気調
    理器において、 凸条の高さを熱盤の厚みよりも大きくしたことを特徴と
    する電気調理器。
  2. 【請求項2】 凸条の幅を凸条間にできる凹条の幅より
    も大きくしたことを特徴とする請求項1に記載の電気調
    理器。
  3. 【請求項3】 熱盤の上面が平面で、熱盤の少なくとも
    下面が凸条の長手方向に上向きに湾曲する湾曲面とした
    請求項1、2のいずれか一項に記載の電気調理器。
  4. 【請求項4】 熱盤の上面が凸条の長手方向に上向きに
    湾曲する湾曲面とした請求項3に記載の電気調理器。
  5. 【請求項5】 熱盤の底部外回りを覆う金属等の遮熱性
    を有する保護皿と、この保護皿および本体底部間設けら
    れた金属等の遮熱性を有する遮熱板とを有し、この遮熱
    板に通気孔を設けた請求項1〜4のいずれか一項に記載
    の電気調理容器。
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