JPS6142496Y2 - - Google Patents
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- JPS6142496Y2 JPS6142496Y2 JP3740384U JP3740384U JPS6142496Y2 JP S6142496 Y2 JPS6142496 Y2 JP S6142496Y2 JP 3740384 U JP3740384 U JP 3740384U JP 3740384 U JP3740384 U JP 3740384U JP S6142496 Y2 JPS6142496 Y2 JP S6142496Y2
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- Japan
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- kettle
- pot
- electric heater
- blower
- control switch
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Links
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Landscapes
- Baking, Grill, Roasting (AREA)
- Cookers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は電気釜に関するもので、特に煮炊きが
可能のほかに、天火を備えて焼物の機能をもかね
る多用途電気釜に関する。
可能のほかに、天火を備えて焼物の機能をもかね
る多用途電気釜に関する。
従来技術
従来の電気釜は感温センサーにより入力スイツ
チをコントロールして、せいぜい煮物や炊飯、蒸
物しかできず、他方電熱式オーブンは、焼物にし
か使えない。たとえば、第1図に示した熱風流通
式電気オーブンは、盆形ベース1内に焼物をのせ
る網棚またはグリル3をおき、内部に焼物室4を
形成する筒状の釜本体2と、上から焼物室4の覆
蓋5内におけるモータ6により同軸駆動回転する
撹拌循環扇風機7及び吸気フアン8と、扇風機7
の近傍に配設した電熱器9とをそなえ、扇風機7
により電熱器9によつて加熱された空気を強制的
にフイルター10経由にて焼物室4へ循環回流さ
せ、グリル3にのせた食品などを加熱するように
してなる。上記オーブンによれば、肉類を焼くと
き、垂れる水分や脂肪、調味液などをベース1に
受皿などをおいて受けることができ、油煙りがた
たず、かつ全体が万遍なく焼き上る長所はある
が、煮炊きや蒸す機能がないことと、構成が、蓋
5にフアン7,8やモータ6を取付けたため、重
くて開閉が不便で、重心が上昇して安定性に欠け
る懸念がある。更に長期使用するうちに、パツキ
ングなどが熱で変質したり、摩耗して回転部分か
ら潤滑油が滲出することによりオイルの臭いが漏
洩するなどの問題点がある。
チをコントロールして、せいぜい煮物や炊飯、蒸
物しかできず、他方電熱式オーブンは、焼物にし
か使えない。たとえば、第1図に示した熱風流通
式電気オーブンは、盆形ベース1内に焼物をのせ
る網棚またはグリル3をおき、内部に焼物室4を
形成する筒状の釜本体2と、上から焼物室4の覆
蓋5内におけるモータ6により同軸駆動回転する
撹拌循環扇風機7及び吸気フアン8と、扇風機7
の近傍に配設した電熱器9とをそなえ、扇風機7
により電熱器9によつて加熱された空気を強制的
にフイルター10経由にて焼物室4へ循環回流さ
せ、グリル3にのせた食品などを加熱するように
してなる。上記オーブンによれば、肉類を焼くと
き、垂れる水分や脂肪、調味液などをベース1に
受皿などをおいて受けることができ、油煙りがた
たず、かつ全体が万遍なく焼き上る長所はある
が、煮炊きや蒸す機能がないことと、構成が、蓋
5にフアン7,8やモータ6を取付けたため、重
くて開閉が不便で、重心が上昇して安定性に欠け
る懸念がある。更に長期使用するうちに、パツキ
ングなどが熱で変質したり、摩耗して回転部分か
ら潤滑油が滲出することによりオイルの臭いが漏
洩するなどの問題点がある。
考案の目的
本考案は上記問題点を解消しようとするもの
で、上記熱風流通式電気オーブンがさらに煮炊き
及び蒸物にも使用することができる多用途電気釜
を提供することを目的とする。
で、上記熱風流通式電気オーブンがさらに煮炊き
及び蒸物にも使用することができる多用途電気釜
を提供することを目的とする。
本考案はまた、オイルの臭いが容易に起きず、
蓋が軽くて使用が容易であり、かつ重心が低くて
安定した電気釜を提供しようとすることを目的と
する。
蓋が軽くて使用が容易であり、かつ重心が低くて
安定した電気釜を提供しようとすることを目的と
する。
考案の構成
本考案の上記目的にもとずき、本考案の多用途
電気釜を、蓋を備えた中空状の保温用外釜と、上
部が上向きに開口し外釜内にその底部を外釜底部
にやや浮かして支架された内釜と、外釜内に内釜
に接して取付けた煮炊き用の第1電熱器と、コン
トロールスイツチとタイマーを介して該電熱器に
接続させて電流を入力させる電源コードと、外釜
内には内釜底部に接して設けた感温センサーと該
センサーの信号によりコントロールスイツチを
“開”“閉”作動させることができるIC回路素子
とからなる自動制御装置と、前記外釜に吸気口を
開設して吸気口に臨んで取付け該吸気口より外気
を内釜へ送風する送風機と、吸入空気を加熱する
天火用の第2電熱器とからなり、前記送風機と第
2電熱器とを前記コントロールスイツチとタイマ
ーとにより連動操作することができるような構成
とする。
電気釜を、蓋を備えた中空状の保温用外釜と、上
部が上向きに開口し外釜内にその底部を外釜底部
にやや浮かして支架された内釜と、外釜内に内釜
に接して取付けた煮炊き用の第1電熱器と、コン
トロールスイツチとタイマーを介して該電熱器に
接続させて電流を入力させる電源コードと、外釜
内には内釜底部に接して設けた感温センサーと該
センサーの信号によりコントロールスイツチを
“開”“閉”作動させることができるIC回路素子
とからなる自動制御装置と、前記外釜に吸気口を
開設して吸気口に臨んで取付け該吸気口より外気
を内釜へ送風する送風機と、吸入空気を加熱する
天火用の第2電熱器とからなり、前記送風機と第
2電熱器とを前記コントロールスイツチとタイマ
ーとにより連動操作することができるような構成
とする。
また、本考案の電気釜は、送風機を外釜底部に
取付け、送風機に臨んで吸気口を設けてなる。
取付け、送風機に臨んで吸気口を設けてなる。
また、本考案の電気釜は、外釜と内釜とが透明
な耐熱ガラスにより形成してなる。
な耐熱ガラスにより形成してなる。
さらに、本考案の電気釜は、コントロールスイ
ツチとタイマーにより第1電熱器と第2電熱器及
び送風機とを連動操作することもできるようにし
てなる。
ツチとタイマーにより第1電熱器と第2電熱器及
び送風機とを連動操作することもできるようにし
てなる。
本考案の上記及び他の目的特徴や長所は、以下
実施例を示した図示にもとずく説明により、容易
に明らかであろう。
実施例を示した図示にもとずく説明により、容易
に明らかであろう。
実施例
本考案の実施例を示す第2図面において、透明
耐熱ガラスにより蓋20をその開口縁31に吻合
するように被せられたほぼ中空ドラム状の外釜3
0内には、同じく透明耐熱ガラスによりなり該外
釜30よりひとまわり小さく相似形状の内釜40
が収容されてあり、かつ盆状のベース50上に外
釜30の下部が嵌合し支承されている。
耐熱ガラスにより蓋20をその開口縁31に吻合
するように被せられたほぼ中空ドラム状の外釜3
0内には、同じく透明耐熱ガラスによりなり該外
釜30よりひとまわり小さく相似形状の内釜40
が収容されてあり、かつ盆状のベース50上に外
釜30の下部が嵌合し支承されている。
上記蓋20の中央部に突出した端部につまみ2
1が形成され、このつまみ21近傍の下側周りに
多数の通気口22が設けられている。蓋20の内
部開口縁には金属板が逆山字形断面に成形されそ
の中央部は筒状の排気筒23とし、その周縁部分
は加熱ガスが内釜40の開口縁を迂回して内外を
連通させるごとき凹状環状部24が一体に形成さ
れた内蓋25が嵌着されている。天火用として該
凹状環状部24内の内釜40の上縁内面に臨ませ
てリング状の電熱器26が内蓋25の下面に取付
けてある。天火用電熱器26は導線27によつて
蓋20の外側にひき出され、縁部に取付けた殻体
28内から露出させた金属コンタクター29に連
結されている。
1が形成され、このつまみ21近傍の下側周りに
多数の通気口22が設けられている。蓋20の内
部開口縁には金属板が逆山字形断面に成形されそ
の中央部は筒状の排気筒23とし、その周縁部分
は加熱ガスが内釜40の開口縁を迂回して内外を
連通させるごとき凹状環状部24が一体に形成さ
れた内蓋25が嵌着されている。天火用として該
凹状環状部24内の内釜40の上縁内面に臨ませ
てリング状の電熱器26が内蓋25の下面に取付
けてある。天火用電熱器26は導線27によつて
蓋20の外側にひき出され、縁部に取付けた殻体
28内から露出させた金属コンタクター29に連
結されている。
上記外釜30は通常ガラス質の周壁部32とし
て形成され、その底部は一体連結の金属円板によ
り外釜底部33を構成する。さらに該外釜底部3
3の中央部はドーナツ状の円形吸気孔34が開設
されている。この外釜底部33の吸気口34に臨
ませてベース50内へ外気が導入されるようにモ
ーター駆動の送風フアン35が取付けられてい
る。これに対し、ベース50の中央部にも通風口
51が設けられ、外側壁部にはコントロールスイ
ツチ52を取付け、その先端部に電源と繋ぐため
のプラグ54を備えた入力コード53と接続され
ている。該入力コード53は通常基底部に設けた
リールケース55に下方より出し入れ可能に収納
される。前記送風フアン35は、タイマー付コン
トロールスイツチ52と、また外釜30の開口縁
31附近に設けられ、上記コンタクター29と対
応して互いに接触することができるコンタクター
36と、それぞれ導線37,38で接続される。
て形成され、その底部は一体連結の金属円板によ
り外釜底部33を構成する。さらに該外釜底部3
3の中央部はドーナツ状の円形吸気孔34が開設
されている。この外釜底部33の吸気口34に臨
ませてベース50内へ外気が導入されるようにモ
ーター駆動の送風フアン35が取付けられてい
る。これに対し、ベース50の中央部にも通風口
51が設けられ、外側壁部にはコントロールスイ
ツチ52を取付け、その先端部に電源と繋ぐため
のプラグ54を備えた入力コード53と接続され
ている。該入力コード53は通常基底部に設けた
リールケース55に下方より出し入れ可能に収納
される。前記送風フアン35は、タイマー付コン
トロールスイツチ52と、また外釜30の開口縁
31附近に設けられ、上記コンタクター29と対
応して互いに接触することができるコンタクター
36と、それぞれ導線37,38で接続される。
さらに、上記外釜30内には、外釜底部33の
上表面から間隔をおいて浮かした円形支持板41
が支架してあり、該支持板41に円板形をした煮
炊き用の電熱器42を装着し、この煮炊き用電熱
器42に内釜40を乗せるように載置している。
該電熱器42の中心部には内釜40の底部と接触
することができる感温センサー43が設けられて
ある。そして内釜40には、天火で焼く場合に焼
物をのせるためのグリルまたは網棚44を備えて
いる。
上表面から間隔をおいて浮かした円形支持板41
が支架してあり、該支持板41に円板形をした煮
炊き用の電熱器42を装着し、この煮炊き用電熱
器42に内釜40を乗せるように載置している。
該電熱器42の中心部には内釜40の底部と接触
することができる感温センサー43が設けられて
ある。そして内釜40には、天火で焼く場合に焼
物をのせるためのグリルまたは網棚44を備えて
いる。
上記感温センサー43は、図示に略すがたとえ
ばサーモカツプルなどを埋設してなるもので、温
度変化に対応して熱起電力を変化させることがで
き、これにIC素子を接続させて自動制御装置を
構成する。このIC素子は一定温度に達したとき
の熱起電力を受けると、コントロールスイツチ5
2が“閉”となるように操作することができる電
気信号を発信するように機能する素子からなる。
かような操作信号にもとずき作動するコントロー
ルスイツチ52により、電熱器42は入力コード
53との導通を開閉可能に接触されている。
ばサーモカツプルなどを埋設してなるもので、温
度変化に対応して熱起電力を変化させることがで
き、これにIC素子を接続させて自動制御装置を
構成する。このIC素子は一定温度に達したとき
の熱起電力を受けると、コントロールスイツチ5
2が“閉”となるように操作することができる電
気信号を発信するように機能する素子からなる。
かような操作信号にもとずき作動するコントロー
ルスイツチ52により、電熱器42は入力コード
53との導通を開閉可能に接触されている。
上記コントロールスイツチ52は、独立して上
記天火用電熱器26及び送風フアン35の連動操
作と、上記煮炊き用電熱器42を自動制御装置を
介してそれらの操作を個別に達成することができ
る。従つて、それぞれに選択的に接続することが
できるように異なる接触端子を備えると共に、必
要に応じてさらに急速調理用として、同時に両電
熱器26,42を作動させるような端子を備える
こともできる。もちろんこの場合にも使用に応じ
てタイマーを連動して使用することもできる。上
記の電気的コントロール手段はいずれも公知手段
の転用によつて達成でき、本考案の特徴とすると
ころでないので詳述を省く。
記天火用電熱器26及び送風フアン35の連動操
作と、上記煮炊き用電熱器42を自動制御装置を
介してそれらの操作を個別に達成することができ
る。従つて、それぞれに選択的に接続することが
できるように異なる接触端子を備えると共に、必
要に応じてさらに急速調理用として、同時に両電
熱器26,42を作動させるような端子を備える
こともできる。もちろんこの場合にも使用に応じ
てタイマーを連動して使用することもできる。上
記の電気的コントロール手段はいずれも公知手段
の転用によつて達成でき、本考案の特徴とすると
ころでないので詳述を省く。
作用効果
本考案の上記構成によれば、電気オーブンとし
て使用する場合は、蓋20を開け、内釜40に網
棚44を置き、網棚44上には調理しようとする
食品を乗せた後、蓋20を被せて、所期する時間
にタイマーをセツトし、コントロールスイツチ5
2の選択つまみを操作して天火用接触端子に入力
を接続させれば、送風フアン35が回転して通風
孔51より吸気口34へ外気を強制送入すると同
時に、天火用電熱器26は温度を上昇させるよう
になる。これにともない、送入気流は外釜30の
周壁32と内釜40で形成される通路を上向きに
流れ、上方に至つて蓋20の凹状環状部24によ
つて内釜40の開口縁31を回つて下向気流とな
る。その際その近くに設けた天火用電熱器26に
よつて加熱され、容積を膨脹させて急速下向する
熱気流となつて、網棚44にのせた食品を上方か
ら加熱する。同時に、外周にそつた下向熱気流
は、底面によつて中心部へ曲げられ、次いで上昇
する循環熱気流となり、網棚44の下方から透過
して食品全体を加熱調理するようになる。加熱後
の排気は、内釜40の中心部より上昇し、排気筒
23から蓋20の通気孔22をへて排出される。
そしてタイマーに設定された所定の時間がたて
ば、自動的に電源回路との導通をコントロールス
イツチ52により“閉”とされる。
て使用する場合は、蓋20を開け、内釜40に網
棚44を置き、網棚44上には調理しようとする
食品を乗せた後、蓋20を被せて、所期する時間
にタイマーをセツトし、コントロールスイツチ5
2の選択つまみを操作して天火用接触端子に入力
を接続させれば、送風フアン35が回転して通風
孔51より吸気口34へ外気を強制送入すると同
時に、天火用電熱器26は温度を上昇させるよう
になる。これにともない、送入気流は外釜30の
周壁32と内釜40で形成される通路を上向きに
流れ、上方に至つて蓋20の凹状環状部24によ
つて内釜40の開口縁31を回つて下向気流とな
る。その際その近くに設けた天火用電熱器26に
よつて加熱され、容積を膨脹させて急速下向する
熱気流となつて、網棚44にのせた食品を上方か
ら加熱する。同時に、外周にそつた下向熱気流
は、底面によつて中心部へ曲げられ、次いで上昇
する循環熱気流となり、網棚44の下方から透過
して食品全体を加熱調理するようになる。加熱後
の排気は、内釜40の中心部より上昇し、排気筒
23から蓋20の通気孔22をへて排出される。
そしてタイマーに設定された所定の時間がたて
ば、自動的に電源回路との導通をコントロールス
イツチ52により“閉”とされる。
本考案を煮炊用電気釜として使用する場合は、
従来のように内釜40から網棚44を取除き、中
に米と米の量に比例した水を入れて、底面部が正
しく外釜30内に支架された煮炊用電熱器42に
のせ、感温センサー43が内釜40の底面部に当
接させた後、蓋20を外釜30に被せ、コントロ
ールスイツチ52の選択つまみを操作して、炊飯
用端子に入力を接続させれば、感温センサー43
が内釜40の底面部から設定温度より低温なた
め、その熱起電力を受けてIC素子からは信号を
受けず、入力回路は閉状態に保持され、電熱器4
2を発熱させるようになる。内釜40の温度はそ
れによつて温度上昇し、米を水と共に沸騰させ、
それによつて発生する蒸気は蓋20の排気筒23
から通気孔22をへて排出される。内釜40は、
沸騰中は蒸気の吸熱排出によりほぼ一定温度に保
たれるが、水分がほぼ蒸発し尽き米飯になると、
蒸気による吸熱排出量が減少し、内釜40は温度
がさらに上昇するようになる。通常、自動制御装
置は、感温センサー43からこの沸騰点をすぎて
内釜40の温度曲線が立ち上がりを示すときの起
電力によつて、作動するように温度設定し、この
温度に達せばIC素子より信号が発振されて、コ
ントロールスイツチ52が入力回路を“開”状態
となるようにされ、炊飯の目的を果す。なお、煮
物や蒸物調理には、目的に応じて水量を加減して
上記煮炊の要領で、感温センサー43の作用によ
つて調理の完了をコントロールするか、もしくは
水分をきらしたくない場合には、定時セツトしタ
イマーにより加熱時間をコントロールさせること
もでき、一般の電気釜と同一の使用要領でよい。
そして調理の目的によつては急速加熱が必要な場
合は、コントロールスイツチ52を操作して、電
熱器26と42が同時に働くようにタイマーによ
つてコントロールすることができる接触端子と接
続する。これにより、上下より所定時間だけ早く
同時に内釜40を加熱することができる。
従来のように内釜40から網棚44を取除き、中
に米と米の量に比例した水を入れて、底面部が正
しく外釜30内に支架された煮炊用電熱器42に
のせ、感温センサー43が内釜40の底面部に当
接させた後、蓋20を外釜30に被せ、コントロ
ールスイツチ52の選択つまみを操作して、炊飯
用端子に入力を接続させれば、感温センサー43
が内釜40の底面部から設定温度より低温なた
め、その熱起電力を受けてIC素子からは信号を
受けず、入力回路は閉状態に保持され、電熱器4
2を発熱させるようになる。内釜40の温度はそ
れによつて温度上昇し、米を水と共に沸騰させ、
それによつて発生する蒸気は蓋20の排気筒23
から通気孔22をへて排出される。内釜40は、
沸騰中は蒸気の吸熱排出によりほぼ一定温度に保
たれるが、水分がほぼ蒸発し尽き米飯になると、
蒸気による吸熱排出量が減少し、内釜40は温度
がさらに上昇するようになる。通常、自動制御装
置は、感温センサー43からこの沸騰点をすぎて
内釜40の温度曲線が立ち上がりを示すときの起
電力によつて、作動するように温度設定し、この
温度に達せばIC素子より信号が発振されて、コ
ントロールスイツチ52が入力回路を“開”状態
となるようにされ、炊飯の目的を果す。なお、煮
物や蒸物調理には、目的に応じて水量を加減して
上記煮炊の要領で、感温センサー43の作用によ
つて調理の完了をコントロールするか、もしくは
水分をきらしたくない場合には、定時セツトしタ
イマーにより加熱時間をコントロールさせること
もでき、一般の電気釜と同一の使用要領でよい。
そして調理の目的によつては急速加熱が必要な場
合は、コントロールスイツチ52を操作して、電
熱器26と42が同時に働くようにタイマーによ
つてコントロールすることができる接触端子と接
続する。これにより、上下より所定時間だけ早く
同時に内釜40を加熱することができる。
本考案は、上記の如く内釜を上方及び下方から
それぞれ加熱ができるよう電熱器を設けたことか
ら天火による焼物はもとより、自動炊飯や煮物、
蒸物などの加熱調理も可能となり、かつ鍋物調理
にも使用できる広汎な加熱目的を果すことができ
る。
それぞれ加熱ができるよう電熱器を設けたことか
ら天火による焼物はもとより、自動炊飯や煮物、
蒸物などの加熱調理も可能となり、かつ鍋物調理
にも使用できる広汎な加熱目的を果すことができ
る。
また本考案は、天火用としての熱気流が循環送
風するように電熱器のみ蓋に設け、強制送風機は
ベース内の釜底部に設け、蓋の重量を大幅に軽減
すると共に、重い送風機を下部に設け重心を下げ
たことにより、蓋の開閉を容易にし、かつ安定よ
くさせる効果を得られる。
風するように電熱器のみ蓋に設け、強制送風機は
ベース内の釜底部に設け、蓋の重量を大幅に軽減
すると共に、重い送風機を下部に設け重心を下げ
たことにより、蓋の開閉を容易にし、かつ安定よ
くさせる効果を得られる。
さらには、内釜、外釜をすべて透明な耐熱ガラ
スとしたことにより、加熱中は外部から安易に内
部が観察できるようになり、調理中頻繁に蓋を開
ける必要がなく、便利かつ熱損を減少させること
ができるのみならず、耐熱ガラスによる外釜は金
属製に較べ断熱性よく、外、内釜間を隔てた効果
と相まつてより保温性を向上させることもでき
る。
スとしたことにより、加熱中は外部から安易に内
部が観察できるようになり、調理中頻繁に蓋を開
ける必要がなく、便利かつ熱損を減少させること
ができるのみならず、耐熱ガラスによる外釜は金
属製に較べ断熱性よく、外、内釜間を隔てた効果
と相まつてより保温性を向上させることもでき
る。
第1図は従来の電気オーブン実施例を示す側面
断面図、第2図は本考案の多用途電気釜実施例を
示す側面断面図、第3図はその構成概要を示す斜
視図である。 符号の説明、20……蓋、26……第2電熱
器、30……外釜、35……送風機、40……内
釜、42……第1電熱器、43……感温センサ
ー、52……コントロールスイツチ、53……電
源コード。
断面図、第2図は本考案の多用途電気釜実施例を
示す側面断面図、第3図はその構成概要を示す斜
視図である。 符号の説明、20……蓋、26……第2電熱
器、30……外釜、35……送風機、40……内
釜、42……第1電熱器、43……感温センサ
ー、52……コントロールスイツチ、53……電
源コード。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 蓋を備えた中空状の保温用外釜と、上部が上
向きに開口し外釜内にその底部を外釜底部にや
や浮かして支架された内釜と、外釜内に内釜に
接して取付けた煮炊き用の第1電熱器と、コン
トロールスイツチとタイマーを介して該電熱器
に接続させて電流を入力させる電源コードと、
外釜内に内釜底部に接して設けた感温センサー
と該センサーの信号によりコントロールスイツ
チを開閉作動させることができるIC回路素子
とからなる自動制御装置と、前記外釜に吸気口
を開設して吸気口に臨んで取付け該吸気口より
外気を内釜へ送風する送風機と、吸入空気を加
熱する天火用の第2電熱器とからなり、前記送
風機と第2電熱器とを前記コントロールスイツ
チとタイマーとにより連動操作することができ
るようにしてなる多用途電気釜。 2 上記第1項の記載において、送風機を外釜底
部に取付け、送風機に臨んで吸気口を設けたこ
とを特徴とする多用途電気釜。 3 上記第1項または第2項の記載において、外
釜と内釜とが透明な耐熱ガラスにより形成され
たことを特徴とする多用途電気釜。 4 上記第1項、第2項、第3項のいずれかの記
載において、コントロールスイツチとタイマー
により第1電熱器と第2電熱器及び送風機とを
連働操作することもできるようにしたことを特
徴とする多用途電気釜。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3740384U JPS60149336U (ja) | 1984-03-15 | 1984-03-15 | 多用途電気釜 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3740384U JPS60149336U (ja) | 1984-03-15 | 1984-03-15 | 多用途電気釜 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60149336U JPS60149336U (ja) | 1985-10-03 |
JPS6142496Y2 true JPS6142496Y2 (ja) | 1986-12-02 |
Family
ID=30543446
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3740384U Granted JPS60149336U (ja) | 1984-03-15 | 1984-03-15 | 多用途電気釜 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60149336U (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2566758Y2 (ja) * | 1991-08-14 | 1998-03-30 | 日本電熱株式会社 | 電気調理器 |
KR102443409B1 (ko) | 2019-12-31 | 2022-09-16 | 제지앙 샤오싱 수포어 도메스틱 일렉트리칼 어플라이언스 코., 엘티디. | 조리 기구 |
AU2020417363B2 (en) * | 2019-12-31 | 2023-03-16 | Zhejiang Shaoxing Supor Domestic Electrical Appliance Co., Ltd. | Cooking appliance |
-
1984
- 1984-03-15 JP JP3740384U patent/JPS60149336U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60149336U (ja) | 1985-10-03 |
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