JP2007050167A - 炊飯器 - Google Patents

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Abstract

【課題】加熱板を用いた直接加熱方式の炊飯器において、異物混入時の早切れを防止し、確実に炊飯可能とする。
【解決手段】炊飯鍋11を収容する炊飯器本体12と、内部に加熱ヒータ16を有し炊飯鍋11を加熱する加熱板15と、炊飯鍋11内の温度を検出する温度検出手段(鍋用温度センサ18)とを備え、予熱工程、昇温工程、沸騰維持工程、および、むらし工程を有する炊飯制御を実行する炊飯器10において、沸騰維持工程は、加熱ヒータ16への通電を抑制し次工程への移行判断を実行しない第1工程と、加熱ヒータ16への通電を抑制することなく次工程への移行判断を実行する第2工程とを備え、第2工程に、次工程への移行を禁止する移行禁止時間帯を更に設ける。または、次工程への移行を禁止するための設定温度を設ける。または、下降勾配である場合に次工程への移行を禁止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、加熱ヒータを有する加熱板を用いた直接加熱方式の炊飯器に関するものである。
この種の炊飯器は、炊飯鍋を収容する炊飯器本体と、該炊飯器本体に開閉可能に取り付けられた蓋体とを備えている。前記炊飯器本体の内部には、炊飯鍋を加熱する加熱手段と、炊飯鍋の温度を検出する鍋用温度センサとが配設されている。また。蓋体の内部には、炊飯鍋の上部の空間温度を検出する蓋用温度センサが配設されている。そして、これら温度センサの検出値に基づいて、炊飯鍋内にセットした飯米を予熱、昇温、沸騰維持、および、むらしの各工程を実行して炊飯処理を行う。
しかし、炊飯器本体において、炊飯鍋と収容部との間に異物が混入している場合には、温度センサによって正確な温度を検出できないため、飯米の炊き上げ状態に不具合が生じるという問題がある。
この問題に鑑みて、異物の混入状態でもご飯を炊き上げることができるようにした炊飯器に関連する先行技術文献情報としては次のものがある。
特開平7−51159号公報 特開平7−155251号公報 特開平7−177967号公報
これら特許文献の炊飯器では、加熱手段として誘導加熱コイルによって炊飯鍋を誘導加熱する炊飯器において、異物の混入による異常加熱により飯米が焦げた状態で炊飯されることを防止できる構成としている。具体的には、この誘導加熱方式の炊飯器の場合、炊飯鍋との間に異物が混入すると、温度検出手段による検出値が実際の温度より低くなる。そのため、誘導加熱コイルによって加熱する時間が長くなり、炊飯鍋内の飯米を焦がしてしまう。そこで、このような異物の混入状態での過剰加熱を防止するために、異物が混入していない通常炊飯時の所定の制御を行うことなく、カットして次工程に移行することにより、ユーザが食べることが可能な状態で炊き上げる構成としている。
しかしながら、これらの引用文献は、誘導加熱方式の炊飯器であるため、加熱ヒータを内蔵した加熱板による直接加熱方式の炊飯器には適用することはできない。即ち、この直接加熱方式の炊飯器の場合、炊飯鍋との間に異物が混入すると、加熱板の熱を伝熱により炊飯鍋に伝えることができないため、その周囲が異常高温になる。そして、温度検出手段による検出値は実際より高くなるため、沸騰維持工程に移行すると、直後に沸騰維持工程の終了を意味するドライアップ状態と同等の温度を検出することになるため、直ぐにむらし工程に移行(以下「早切れ」と称する。)する。その結果、米に対して十分に火力を加えることができないため、炊き上げ状態が悪くなる。
本発明では、加熱板を用いた直接加熱方式の炊飯器において、異物混入時の早切れを防止し、確実に炊飯可能とすることを課題とするものである。
前記課題を解決するため、本発明の第1の炊飯器は、炊飯鍋を収容する炊飯器本体と、内部に加熱ヒータを有し前記炊飯鍋を加熱する加熱板と、前記炊飯鍋内の温度を検出する温度検出手段とを備え、該温度検出手段の検出値に基づいて前記加熱板を制御して、米に吸水させる予熱工程、炊飯鍋内の水が沸騰するまで加熱する昇温工程、該昇温工程より弱い加熱力で沸騰状態を維持する沸騰維持工程、および、米を蒸らすむらし工程を有する炊飯制御を実行する炊飯器において、前記沸騰維持工程は、前記加熱ヒータへの通電を抑制し次工程への移行判断を実行しない第1工程と、前記加熱ヒータへの通電を抑制することなく次工程への移行判断を実行する第2工程とを備え、前記第2工程に、前記温度検出手段の検出値に拘わらず次工程への移行を禁止する移行禁止時間帯を更に設け、該移行禁止時間帯外では、温度検出手段の検出値に基づいて次工程への移行を許容する構成としている。
また、本発明の第2の炊飯器は、前記第2工程に、前記温度検出手段の検出値に拘わらず次工程への移行を禁止するための設定温度を更に設け、前記第1工程での抑制加熱により前記温度検出手段による検出値が前記設定温度より低くなると、温度検出手段の検出値に基づいて次工程への移行を許容する構成としている。
さらに、本発明の第3の炊飯器は、前記第2工程では、前記温度検出手段による検出値が、前記第1工程での抑制加熱によって下降勾配であると次工程への移行を禁止し、第2工程での加熱により上昇勾配に至ると次工程への移行を許容する構成としている。
本発明の炊飯器では、沸騰維持工程の第2工程において、移行禁止時間帯が経過するまで次工程への移行を禁止し、または、設定温度を下回るまで次工程への移行を禁止し、または、検出値が上昇勾配になるまで次工程への移行を禁止しているため、第1工程を含むその移行禁止間に加熱板の周囲の温度を迅速に降下させることができる。また、第2工程では、昇温工程より弱い加熱力で炊飯鍋を加熱するため、急激に温度が上昇することはない。その結果、炊飯鍋と加熱板との間に若干の異物が混入していても早切れすることなく、確実に食べることが可能な炊き上げ状態を確保できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
図1および図2は、本発明の第1実施形態に係る炊飯器10を示す。この炊飯器10は、炊飯鍋11を着脱可能に収容する炊飯器本体12と、該炊飯器本体12の上端開口を閉塞する蓋体21とを備えたものである。
前記炊飯器本体12には、炊飯鍋11を装着する開口から円筒状の内胴13が配設され、この内胴13の底が遮熱板14により閉塞されている。また、この内胴13の内部には、第1の加熱手段を構成する加熱板15が配設されている。この加熱板15は、内部に加熱ヒータ16を配設した略椀形状のもので、伝熱性がよいアルミ材料により形成されている。また、この加熱板15の中央部には貫通孔17が設けられ、この貫通孔17を通して上部に載置された炊飯鍋11の温度を検出できるように第1の温度検出手段である鍋用温度センサ18が配設されている。また、この炊飯器本体12には、内部にマイコン29を実装した図示しない制御基板が配設されるとともに、液晶パネルなどの表示手段19および複数のスイッチからなる入力手段20が配設されている。
前記蓋体21は、前記炊飯器本体12に対して回転可能に取り付けられるもので、上板22と、該上板22の下部を閉塞する下板23と、該下板23の下面に設けられた内蓋24とを備えている。この内蓋24には、炊飯鍋11の上部内周面との間をシールするパッキン25が配設されている。また、上板22と内蓋24との間には、炊飯鍋11内で発生した蒸気を排気するための排気ユニット26が設けられている。さらに、内蓋24の上部には、第2の加熱手段を構成する蓋ヒータ27が配設されるとともに、炊飯鍋11の上部空間部分の温度を検出するための第2の温度検出手段である蓋用温度センサ28が配設されている。
前記構成の炊飯器10は、制御手段である前記マイコン29により、内蔵した記憶手段であるRAMに記憶されたプログラムに従って制御される。具体的には、入力手段20の操作により炊飯制御が実行されると、米に吸水させる予熱工程、炊飯鍋11内の水が沸騰するまで加熱する昇温工程、その沸騰状態を維持し炊飯鍋11内の残水分を無くす炊き上げ(ドライアップ)を含む沸騰維持工程、および、蓄熱により炊き上げた米を蒸らすむらし工程からなる炊飯処理を実行した後、続いて保温処理を実行する。
具体的には、図3および図4に「本願異物非混入時」として示すように、マイコン29は、ステップS1で、予め設定された実行時間、蓋用温度センサ28の検出値に基づいて加熱ヒータ16をデューティー制御することにより、炊飯鍋11内を米の吸水が促進される40℃に維持する予熱工程を実行する。
そして、この予熱工程が終了すると、ステップS2の鍋無し検知工程と、ステップS5の昇温工程とを並行して実行する。
ステップS2では、鍋用温度センサ18の検出値に基づいて鍋無し検知工程を実行した後、ステップS3で、この検知工程による判断結果を示すフラグfに1が入力されているか否かを検出する。そして、fが1(鍋無し判断)である場合にはステップS4に進み、炊飯処理の停止処理を実行して、全ての処理を停止した待機処理に移行する。また、fが0(鍋有り判断)である場合には、ステップS5の昇温工程が終了するまで待機してステップS6に進む。なお、本実施形態の鍋無し検知工程は、鍋用温度センサ18によって予め設定した時間帯の温度の上昇勾配を算出し、予め設定した基準温度上昇勾配と比較することにより、炊飯鍋11の装着の有無を判断するものである。
また、ステップS5では、蓋用温度センサ28の検出値に基づいて炊飯鍋11内が沸騰したと判断するまで、加熱ヒータ16に対してフルパワーで通電する昇温工程を実行する。この昇温工程が終了すると、ステップS6で、鍋用温度センサ18の検出値に基づいて昇温工程より弱い加熱力で加熱ヒータ16をデューティー制御することにより、炊飯鍋11内を沸騰状態に維持する沸騰維持工程を実行する。この沸騰維持工程が終了すると、ステップS7で、予め設定された実行時間、蓄熱により炊き上げた米を蒸らすむらし工程を実行する。これらの各工程を経て炊飯処理が終了すると、続いて保温処理に移行する。
前記沸騰維持工程は、図4に示すように、第1沸騰維持(第1工程)と、第2沸騰維持(第2工程)と、炊き上げとを有する。第1沸騰維持では、加熱ヒータ16への通電を抑制することにより、前の昇温工程にてフルパワーで加熱したことに伴う余熱を無くし、鍋用温度センサ18によって実際の炊飯鍋11の温度を検出できるようにする。そして、この第1沸騰維持では、鍋用温度センサ18の検出値に基づいて次工程であるむらし工程への移行判断は実行しないように構成している。第2沸騰維持では、加熱ヒータ16への通電を抑制することなく、鍋用温度センサ18の検出値に基づいてデューティー制御することにより、沸騰状態を確実に維持する。そして、この第2沸騰維持では、鍋用温度センサ18の検出値に基づいて次工程であるむらし工程への移行判断を実行するように構成している。炊き上げは、第2沸騰維持により炊飯鍋11内の水分が殆ど無くなることにより、該炊飯鍋11内が沸点以上に昇温することにより実行され、確実に炊飯鍋11内の残水分を無くす(ドライアップ)。そして、炊飯鍋11と加熱板15との間に異物が混入していない通常時には、この炊き上げ時にむらし工程への移行判断温度に達する。
従来では、鍋用温度センサ18が加熱板15を貫通されている構造上、図4に「従来異物混入時」として示すように、異物が混入している状態では、加熱板15の熱を炊飯鍋11に十分に伝えることができないため、その周囲が通常時より高温になる。そのため、鍋用温度センサ18による検出値は通常時より高くなる。その結果、第2沸騰維持に移行すると、直後に沸騰維持工程の終了を意味するドライアップ状態と同等の温度を検出することになり、直ぐにむらし工程に移行する。この場合、米に対して十分に火力を加えることができていないため、炊き上げ状態が悪くなる。
ここで、炊飯鍋11と加熱板15との間に混入した異物が大きい場合には、加熱板15の熱が炊飯鍋11に殆ど伝わらないため、鍋無しとして判断され、炊飯処理を最後まで実行することはできない。逆に、小さい場合には、鍋無しとしては判断できず、炊飯処理が最後まで続行されてしまう。そして、この小さい異物とは、使用上簡単に混入される可能性が高い米粒などの約25mmのものを意味している。
そして、本実施形態では、第2沸騰維持に移行した直後の所定時間、鍋用温度センサ18の検出値に拘わらず次工程であるむらし工程への移行を禁止する移行禁止時間帯を設け、この移行禁止時間帯以外のみ、鍋用温度センサ18の検出値に基づいて次工程への移行を許否する構成としている。即ち、移行禁止時間が経過するまではむらし工程への移行を禁止し、経過後には移行を許容する構成としている。言い換えれば、移行禁止時間が経過するまでは、むらし工程への移行判断自体を実行せず、または、実行して移行条件を満たしていても移行させない。そして、移行禁止時間が経過すると、むらし工程への移行判断を実行し、移行条件を満たすと移行させる。そのため、炊飯鍋11と加熱板15との間に若干の異物が混入していても早切れすることなく、確実に食べることが可能な炊き上げ状態を確保できる。
具体的には、異物混入状態では、加熱板15と炊飯鍋11とが十分に接触していないため、前述のように、強加熱時には前述のように伝熱不良により異常高温となる。逆に、加熱停止時は勿論、加熱を抑制した低加熱時には、炊飯鍋11の蓄熱が伝熱されないため、温度降下も大きい。そのため、移行を禁止する時間としては、約40秒程度で次工程への移行温度を下回る。そこで、本実施形態では、若干の誤差を加味して移行禁止時間帯を60秒に設定している。一方、第2沸騰維持では、昇温工程より弱い加熱力で炊飯鍋11を加熱するため、一旦降下した温度は、急激に温度が上昇することはない。その結果、異物が混入していない通常時と略同様の時間、炊飯鍋11に対して加熱力を加えることが可能になり、確実に炊飯の目的を達成できる。
図5は第2実施形態の炊飯器10の制御を示す。この第2実施形態では、第1実施形態に示す移行禁止時間帯の変わりに、次工程への移行を禁止するための設定温度を設け、鍋用温度センサ18の検出値がこの設定温度より低くなると、以後は鍋用温度センサ18の検出値に基づいて次工程への移行を許容する構成としている。即ち、第2沸騰維持では、鍋用温度センサの検出値が設定温度を下回るまではむらし工程への移行を禁止し、一旦、下回った後には移行を許容する構成としている。言い換えれば、設定温度を下回るまでは、むらし工程への移行判断自体を実行せず、または、実行して移行条件を満たしていても移行させない。そして、設定温度を下回ると、むらし工程への移行判断を実行し、移行条件を満たすと移行させる。このようにしても、第1実施形態と同様に、炊飯鍋11と加熱板15との間に若干の異物が混入していても早切れすることなく、確実に食べることが可能な炊き上げ状態を確保できる。なお、この第2実施形態では、炊飯容量に応じて設定温度をむらし工程への移行温度より低い110〜115℃に設定しているが、前記移行温度を設定温度として兼用してもよい。
図6は第3実施形態の炊飯器10の制御を示す。この第3実施形態では、予め設定した時間や温度の変わりに、鍋用温度センサ18によって検出した温度の勾配によって次工程への移行を許否する構成とした点で各実施形態と相違している。具体的には、第2沸騰維持では、鍋用温度センサ18によって5秒毎に温度を検出し、その検出値(T)が前回の検出値(Tn−1)より高いか否かを検出する。そして、Tn−1≧Tの場合にはむらし工程への移行を禁止した状態を維持し、Tn−1<Tの場合には以後のむらし工程への移行を許容する構成としている。言い換えれば、第1沸騰維持での抑制加熱により、検出値が下降勾配である場合には、むらし工程への移行判断自体を実行せず、または、実行して移行条件を満たしていても移行させない。そして、検出値が上昇勾配になる、むらし工程への移行判断を実行し、移行条件を満たすと移行させる。このようにしても、各実施形態と同様に、炊飯鍋11と加熱板15との間に若干の異物が混入していても早切れすることなく、確実に食べることが可能な炊き上げ状態を確保できる。
なお、本発明の炊飯器10は、前記実施形態の構成に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
本発明に係る実施形態の炊飯器を示す概略断面図である。 炊飯器の構成を示すブロック図である。 マイコンによる炊飯処理を示すフローチャートである。 第1実施形態の炊飯処理時の各工程の温度遷移および制御を示すグラフである。 第2実施形態の炊飯処理時の各工程の温度遷移および制御を示すグラフである。 第3実施形態の炊飯処理時の各工程の温度遷移および制御を示すグラフである。
符号の説明
10…炊飯器
11…炊飯鍋
12…炊飯器本体
15…加熱板
16…加熱ヒータ
18…鍋用温度センサ(温度検出手段)
21…蓋体
29…マイコン(制御手段)

Claims (3)

  1. 炊飯鍋を収容する炊飯器本体と、内部に加熱ヒータを有し前記炊飯鍋を加熱する加熱板と、前記炊飯鍋内の温度を検出する温度検出手段とを備え、該温度検出手段の検出値に基づいて前記加熱板を制御して、米に吸水させる予熱工程、炊飯鍋内の水が沸騰するまで加熱する昇温工程、該昇温工程より弱い加熱力で沸騰状態を維持する沸騰維持工程、および、米を蒸らすむらし工程を有する炊飯制御を実行する炊飯器において、
    前記沸騰維持工程は、前記加熱ヒータへの通電を抑制し次工程への移行判断を実行しない第1工程と、前記加熱ヒータへの通電を抑制することなく次工程への移行判断を実行する第2工程とを備え、
    前記第2工程に、前記温度検出手段の検出値に拘わらず次工程への移行を禁止する移行禁止時間帯を更に設け、該移行禁止時間帯外では、温度検出手段の検出値に基づいて次工程への移行を許容するようにしたことを特徴とする炊飯器。
  2. 炊飯鍋を収容する炊飯器本体と、内部に加熱ヒータを有し前記炊飯鍋を加熱する加熱板と、前記炊飯鍋内の温度を検出する温度検出手段とを備え、該温度検出手段の検出値に基づいて前記加熱板を制御して、米に吸水させる予熱工程、炊飯鍋内の水が沸騰するまで加熱する昇温工程、該昇温工程より弱い加熱力で沸騰状態を維持する沸騰維持工程、および、米を蒸らすむらし工程を有する炊飯制御を実行する炊飯器において、
    前記沸騰維持工程は、前記加熱ヒータへの通電を抑制し次工程への移行判断を実行しない第1工程と、前記加熱ヒータへの通電を抑制することなく次工程への移行判断を実行する第2工程とを備え、
    前記第2工程に、前記温度検出手段の検出値に拘わらず次工程への移行を禁止するための設定温度を更に設け、前記第1工程での抑制加熱により前記温度検出手段による検出値が前記設定温度より低くなると、温度検出手段の検出値に基づいて次工程への移行を許容するようにしたことを特徴とする炊飯器。
  3. 炊飯鍋を収容する炊飯器本体と、内部に加熱ヒータを有し前記炊飯鍋を加熱する加熱板と、前記炊飯鍋内の温度を検出する温度検出手段とを備え、該温度検出手段の検出値に基づいて前記加熱板を制御して、米に吸水させる予熱工程、炊飯鍋内の水が沸騰するまで加熱する昇温工程、該昇温工程より弱い加熱力で沸騰状態を維持する沸騰維持工程、および、米を蒸らすむらし工程を有する炊飯制御を実行する炊飯器において、
    前記沸騰維持工程は、前記加熱ヒータへの通電を抑制し次工程への移行判断を実行しない第1工程と、前記加熱ヒータへの通電を抑制することなく次工程への移行判断を実行する第2工程とを備え、
    前記第2工程では、前記温度検出手段による検出値が、前記第1工程での抑制加熱によって下降勾配であると次工程への移行を禁止し、第2工程での加熱により上昇勾配に至ると次工程への移行を許容するようにしたことを特徴とする炊飯器。
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JP2020058705A (ja) * 2018-10-12 2020-04-16 タイガー魔法瓶株式会社 加熱調理器

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