JPH10211092A - 炊飯器 - Google Patents
炊飯器Info
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- JPH10211092A JPH10211092A JP1494697A JP1494697A JPH10211092A JP H10211092 A JPH10211092 A JP H10211092A JP 1494697 A JP1494697 A JP 1494697A JP 1494697 A JP1494697 A JP 1494697A JP H10211092 A JPH10211092 A JP H10211092A
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- Japan
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- rice cooker
- radiating plate
- heat radiating
- lid
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 放熱板を着脱可能にするとともに、前記放熱
板の温度検知性能を向上させること。 【解決手段】 所定の大きさの表面積を有したコンタク
ト78を有するセンサ−を、誘導コイル74の内側で、
かつ誘導コイル74にできるだけ近くで放熱板73に板
バネ80で圧着させる。
板の温度検知性能を向上させること。 【解決手段】 所定の大きさの表面積を有したコンタク
ト78を有するセンサ−を、誘導コイル74の内側で、
かつ誘導コイル74にできるだけ近くで放熱板73に板
バネ80で圧着させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一般家庭で使用
される炊飯器に関するものである。
される炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電磁誘導加熱を利用した炊飯器が
提案されている。第7図において、1は上面が開口する
円筒上のボディで、このボデイ1内部には、鍋収納部で
ある保護枠2が配設され、かつこの保護枠2は非金属材
料により有底円筒状に成形され、保護枠2の上端部は前
記ボデイ1の上端部内周囲に係合されている。
提案されている。第7図において、1は上面が開口する
円筒上のボディで、このボデイ1内部には、鍋収納部で
ある保護枠2が配設され、かつこの保護枠2は非金属材
料により有底円筒状に成形され、保護枠2の上端部は前
記ボデイ1の上端部内周囲に係合されている。
【0003】3は上端開口部に外方に突出するフランジ
4を形成した内鍋で、この内鍋3はフランジ4を上枠2
3の上面に懸架状態に載置するとにより、保護枠2内に
着脱自在に配設されている。保護枠2の外側には誘導コ
イル5が配設され、この誘導コイル5は最内周および最
外周の巻きを密にしている。さらに、誘導コイル5は、
内鍋3の外周面までの距離が一定となるように、前記保
護枠2の外周下部に耐熱性樹脂材料で成形されたコイル
カバー6により支持されている。
4を形成した内鍋で、この内鍋3はフランジ4を上枠2
3の上面に懸架状態に載置するとにより、保護枠2内に
着脱自在に配設されている。保護枠2の外側には誘導コ
イル5が配設され、この誘導コイル5は最内周および最
外周の巻きを密にしている。さらに、誘導コイル5は、
内鍋3の外周面までの距離が一定となるように、前記保
護枠2の外周下部に耐熱性樹脂材料で成形されたコイル
カバー6により支持されている。
【0004】7は合成樹脂性の外蓋で、この外蓋7は上
枠23の上部に一体成形されたヒンジ部材8にピン9を
介して回動自在に支持されている。10は内カバーで、
この内カバー10は外蓋7の内面に固着されている。こ
の内カバ−10には発熱体である放熱板11が固定され
ており、この放熱板11の上部にはコイル支持台13に
支持されている誘導コイル12が位置している。この誘
導コイル12の電磁作用により放熱板11が発熱するの
である。そして、この放熱板11には放熱板11の温度
検知用のセンサ−14がアルミテ−プにより直接貼り付
けられており、放熱板11の温度を調節しているのであ
る。
枠23の上部に一体成形されたヒンジ部材8にピン9を
介して回動自在に支持されている。10は内カバーで、
この内カバー10は外蓋7の内面に固着されている。こ
の内カバ−10には発熱体である放熱板11が固定され
ており、この放熱板11の上部にはコイル支持台13に
支持されている誘導コイル12が位置している。この誘
導コイル12の電磁作用により放熱板11が発熱するの
である。そして、この放熱板11には放熱板11の温度
検知用のセンサ−14がアルミテ−プにより直接貼り付
けられており、放熱板11の温度を調節しているのであ
る。
【0005】16はヒンジ部材8と反対側に位置して保
護枠2の上端部に一体成形された係合部材で、この係合
部材16と対向するように外蓋7に係合レバ−17がピ
ン18を介して回動可能に指示されている。そして、鍋
パッキン20は、前記外蓋を閉じたときに内鍋3のフラ
ンジ4に圧接してその内鍋3を密閉するようになってい
る。
護枠2の上端部に一体成形された係合部材で、この係合
部材16と対向するように外蓋7に係合レバ−17がピ
ン18を介して回動可能に指示されている。そして、鍋
パッキン20は、前記外蓋を閉じたときに内鍋3のフラ
ンジ4に圧接してその内鍋3を密閉するようになってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
炊飯器では放熱板が固定されており放熱板のお手入れ性
が悪いという問題があった為、放熱板を着脱式にするこ
とにした。その事により、センサ−が直接放熱板に貼り
付けることができなくなり、センサ−を放熱板に圧着さ
せる構成を取ったことによる温度検知性能の低下、セン
サ−と放熱板間の異物の侵入、センサ−コンタクト自身
の動作不良等の問題が発生した。
炊飯器では放熱板が固定されており放熱板のお手入れ性
が悪いという問題があった為、放熱板を着脱式にするこ
とにした。その事により、センサ−が直接放熱板に貼り
付けることができなくなり、センサ−を放熱板に圧着さ
せる構成を取ったことによる温度検知性能の低下、セン
サ−と放熱板間の異物の侵入、センサ−コンタクト自身
の動作不良等の問題が発生した。
【0007】本発明は以上の事情に鑑みて、熱の発散を
考慮した上で放熱板全体の温度検知性能を向上させる事
をもくてきとする。
考慮した上で放熱板全体の温度検知性能を向上させる事
をもくてきとする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の炊飯器は、炊飯器本体と、前記炊飯器本体
の上面開口部を開閉自在に覆う蓋体と、前記蓋体に着脱
自在に配設された放熱板と、前記蓋体は、前記放熱板の
温度検知を行うセンサ−を有してなるものである。
に、本発明の炊飯器は、炊飯器本体と、前記炊飯器本体
の上面開口部を開閉自在に覆う蓋体と、前記蓋体に着脱
自在に配設された放熱板と、前記蓋体は、前記放熱板の
温度検知を行うセンサ−を有してなるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】請求項1、2、3記載の発明は、
着脱自在な放熱板の温度を検知することで、外気の温度
に左右されることなく、放熱板の温度検知性能を向上さ
せることができる。
着脱自在な放熱板の温度を検知することで、外気の温度
に左右されることなく、放熱板の温度検知性能を向上さ
せることができる。
【0010】請求項4記載の発明は、センサ−を蓋体の
中心よりもヒンジ側の反対側で放熱板に設けたことによ
り、放熱板を取りつける際、異物等が落下し放熱板とセ
ンサ−間に侵入する恐れを防ぐことができる。
中心よりもヒンジ側の反対側で放熱板に設けたことによ
り、放熱板を取りつける際、異物等が落下し放熱板とセ
ンサ−間に侵入する恐れを防ぐことができる。
【0011】請求項5記載の発明は、センサ−を蓋体の
中心からコイルの内側迄の距離の中心よりもコイル側で
側放熱板に設けたことにより、より放熱板の発熱部分の
近くで温度を検知することができ、放熱板発熱時の温度
検知性能をさらに向上することができるものである。
中心からコイルの内側迄の距離の中心よりもコイル側で
側放熱板に設けたことにより、より放熱板の発熱部分の
近くで温度を検知することができ、放熱板発熱時の温度
検知性能をさらに向上することができるものである。
【0012】請求項6記載の発明は、センサ−のコンタ
クトがサ−ミスタを覆うだけの表面積以上の表面積を有
す事により、もし放熱板とセンサ−間に異物が侵入した
場合においても放熱板周辺の雰囲気温度を検知すること
ができ、異物に対する安全性を向上させることができる
ものである。
クトがサ−ミスタを覆うだけの表面積以上の表面積を有
す事により、もし放熱板とセンサ−間に異物が侵入した
場合においても放熱板周辺の雰囲気温度を検知すること
ができ、異物に対する安全性を向上させることができる
ものである。
【0013】請求項7記載の発明は、コンタクトを放熱
板に圧接するための板バネを有することにより、センサ
−のコンタクトを確実に放熱板に圧着させることができ
る。
板に圧接するための板バネを有することにより、センサ
−のコンタクトを確実に放熱板に圧着させることができ
る。
【0014】請求項8記載の発明は、センサ−のコンタ
クトに放熱板方向からの荷重に対してストッパ−を有す
る事により、設計荷重以上の力がセンサ−に加わったと
してもセンサ−自身の動作不良を起こす事なく過大な荷
重に対しても安全性を向上させることができるものであ
る。
クトに放熱板方向からの荷重に対してストッパ−を有す
る事により、設計荷重以上の力がセンサ−に加わったと
してもセンサ−自身の動作不良を起こす事なく過大な荷
重に対しても安全性を向上させることができるものであ
る。
【0015】
(実施例1)以下、本発明の第1の実施例を第1図〜第
2図により説明する。図において、31は上面が開口す
る略円筒状のボディである。このボディ31の開口部に
は上枠32が嵌着している。前記ボディ31内部には金
属製材料よりなる保護枠33とコイルベース34を配設
して鍋収納部を形成している。コイルベース34は非金
属材料により有底円筒状に成形され、コイルベース34
の上端部は前記保護枠33を介して上枠32に固定され
ている。
2図により説明する。図において、31は上面が開口す
る略円筒状のボディである。このボディ31の開口部に
は上枠32が嵌着している。前記ボディ31内部には金
属製材料よりなる保護枠33とコイルベース34を配設
して鍋収納部を形成している。コイルベース34は非金
属材料により有底円筒状に成形され、コイルベース34
の上端部は前記保護枠33を介して上枠32に固定され
ている。
【0016】35は、保温ヒーターで保護枠33にアル
ミテープにより固定されている。36は上端開口部に外
方に突出するフランジ37を形成した内鍋で、フランジ
37を上枠32の上面に懸架状態に載置するとにより、
着脱自在に配設されている。コイルベース34には誘導
コイル38がインサ−トされ、この誘導コイル38は最
内周および最外周の巻きを密にしている。
ミテープにより固定されている。36は上端開口部に外
方に突出するフランジ37を形成した内鍋で、フランジ
37を上枠32の上面に懸架状態に載置するとにより、
着脱自在に配設されている。コイルベース34には誘導
コイル38がインサ−トされ、この誘導コイル38は最
内周および最外周の巻きを密にしている。
【0017】39は誘導コイル38に交番磁界を発生さ
せるための電流を流す回路基板、40は基板ベースでボ
ディ31と上枠32に嵌着して前記回路基板39を固定
している。
せるための電流を流す回路基板、40は基板ベースでボ
ディ31と上枠32に嵌着して前記回路基板39を固定
している。
【0018】また40は合成樹脂性の外蓋で、この外蓋
40は上枠31の後部に一体成形されたヒンジ部材41
にピン42を介して回動自在に支持され、蓋バネ43に
付勢されている。44は内蓋カバーで、この内蓋カバー
44は外蓋40の内面に固着されている。またこの内蓋
カバ−44には着脱自在のステンレス製放熱板45が取
りつけられており、内蓋カバ−44に貼り付けられてい
る誘導コイル46の電磁誘導作用によって発熱するので
ある。
40は上枠31の後部に一体成形されたヒンジ部材41
にピン42を介して回動自在に支持され、蓋バネ43に
付勢されている。44は内蓋カバーで、この内蓋カバー
44は外蓋40の内面に固着されている。またこの内蓋
カバ−44には着脱自在のステンレス製放熱板45が取
りつけられており、内蓋カバ−44に貼り付けられてい
る誘導コイル46の電磁誘導作用によって発熱するので
ある。
【0019】また、誘導コイル46の上部にはアルミ製
の反射板47が構成されている。48は放熱板45の温
度検知装置であり、この温度検知装置48は誘導コイル
46の内側で放熱板45に圧着されている。49はヒン
ジ部材41と反対側に位置して上枠31の前方部に回動
可能に設けられた係合レバーでレバーバネ57により付
勢されている。58は、前記放熱板45と一体型に組み
込まれた係合部材で、この係合部材58と係合レバー4
9が対向している。
の反射板47が構成されている。48は放熱板45の温
度検知装置であり、この温度検知装置48は誘導コイル
46の内側で放熱板45に圧着されている。49はヒン
ジ部材41と反対側に位置して上枠31の前方部に回動
可能に設けられた係合レバーでレバーバネ57により付
勢されている。58は、前記放熱板45と一体型に組み
込まれた係合部材で、この係合部材58と係合レバー4
9が対向している。
【0020】そして、係合部材58の先端部に設けられ
た係合部は、外蓋40を閉じたときに係合レバー49の
係合部に係合するようになっている。また、係合レバー
49を押すと蓋バネ43より蓋40が自動的に開く。ま
た、パッキン60が常に下方に付勢されており、前記外
蓋40を閉じたときに内鍋36のフランジ37に圧接し
てその内鍋36を密閉するようになっている。
た係合部は、外蓋40を閉じたときに係合レバー49の
係合部に係合するようになっている。また、係合レバー
49を押すと蓋バネ43より蓋40が自動的に開く。ま
た、パッキン60が常に下方に付勢されており、前記外
蓋40を閉じたときに内鍋36のフランジ37に圧接し
てその内鍋36を密閉するようになっている。
【0021】このように構成した本実施例の動作を説明
する。内鍋36内に被調理物を収納し、上枠32の上面
に懸架状態に載置する。そして、外蓋40を閉じた後、
動作を開始させる。この動作を開始することにより、回
路基板39が動作し誘導コイル46に交番磁界を発生さ
せるための電流を流す。誘導コイル46に交番磁界が発
生し、これにより内鍋36の発熱層36aに渦電流が流
れ、この渦電流によるジュール熱で、内鍋36が誘導加
熱されて、被調理物が加熱調理される。
する。内鍋36内に被調理物を収納し、上枠32の上面
に懸架状態に載置する。そして、外蓋40を閉じた後、
動作を開始させる。この動作を開始することにより、回
路基板39が動作し誘導コイル46に交番磁界を発生さ
せるための電流を流す。誘導コイル46に交番磁界が発
生し、これにより内鍋36の発熱層36aに渦電流が流
れ、この渦電流によるジュール熱で、内鍋36が誘導加
熱されて、被調理物が加熱調理される。
【0022】また、炊飯中および保温中に蓋の放熱板4
5の温度が炊飯性能に影響してくるが、温度検知装置4
8を誘導コイル46の内側で放熱板に圧着することで外
気の温度に左右される事なく的確な温度検知が可能にな
るのである。
5の温度が炊飯性能に影響してくるが、温度検知装置4
8を誘導コイル46の内側で放熱板に圧着することで外
気の温度に左右される事なく的確な温度検知が可能にな
るのである。
【0023】(実施例2)第2の実施例の炊飯器を第3
図に基づき説明する。構成の一部は第一の実施例と同様
であるので説明を一部省略する。図において52は内カ
バ−、53は放熱板、54は誘導コイルで取りつけ構成
は第1の実施例と同じである。56は温度検知装置であ
るがこの温度検知装置56は外蓋51の中心よりもヒン
ジ側の反対側で放熱板53に圧着されている。
図に基づき説明する。構成の一部は第一の実施例と同様
であるので説明を一部省略する。図において52は内カ
バ−、53は放熱板、54は誘導コイルで取りつけ構成
は第1の実施例と同じである。56は温度検知装置であ
るがこの温度検知装置56は外蓋51の中心よりもヒン
ジ側の反対側で放熱板53に圧着されている。
【0024】このように構成した本実施例では、着脱自
在の放熱板53は取りつけ時外蓋51は開いている状態
であるため、放熱板53及び温度検知装置56に付着し
ている異物、水分は落下する。そのため温度検知装置5
6がヒンジ側の反対側に位置することにより異物、水分
等が放熱板53と温度検知装置56間に侵入する可能性
を下げることができるのである。
在の放熱板53は取りつけ時外蓋51は開いている状態
であるため、放熱板53及び温度検知装置56に付着し
ている異物、水分は落下する。そのため温度検知装置5
6がヒンジ側の反対側に位置することにより異物、水分
等が放熱板53と温度検知装置56間に侵入する可能性
を下げることができるのである。
【0025】(実施例3)第3の実施例の炊飯器を第4
図に基づき説明する。構成の一部は第1の実施例と同様
であるので説明を一部省略する。図において、61は外
蓋、62は内カバ−、63は放熱板、64は誘導コイル
である。66は温度検知装置であるが、この温度検知装
置66は外蓋61の中心から誘導コイル64の内側迄の
距離の中心よりもコイル側で放熱板63に圧着されてい
る。
図に基づき説明する。構成の一部は第1の実施例と同様
であるので説明を一部省略する。図において、61は外
蓋、62は内カバ−、63は放熱板、64は誘導コイル
である。66は温度検知装置であるが、この温度検知装
置66は外蓋61の中心から誘導コイル64の内側迄の
距離の中心よりもコイル側で放熱板63に圧着されてい
る。
【0026】このように構成された本実施例では、温度
検知装置66が放熱板63の発熱部分に、より近くに位
置していることにより、放熱板63発熱部分から離れた
場所で温度検知するよりも放熱板63の微妙な温度変化
を確実に検知する事ができるのである。
検知装置66が放熱板63の発熱部分に、より近くに位
置していることにより、放熱板63発熱部分から離れた
場所で温度検知するよりも放熱板63の微妙な温度変化
を確実に検知する事ができるのである。
【0027】(実施例4)第4の実施例の炊飯器を第5
図に基づき説明する。構成の一部は第1の実施例と同様
であるので説明を一部省略する。図において、71は外
蓋、72は内カバ−、73は放熱板、74は誘導コイ
ル、75は反射板である。76は温度検知装置でるが、
この温度検知装置76は温度検知素子であるサ−ミスタ
77を覆うような構成にある熱伝導体のコンタクト78
とサ−ミスタ77を押さえているセンサ−押さえ79を
板バネ80で放熱板73に圧着しているのである。この
コンタクト78はサ−ミスタ77を覆うだけの表面積だ
けではなくセンサ−押さえ79をも覆うだけの表面積を
有している。
図に基づき説明する。構成の一部は第1の実施例と同様
であるので説明を一部省略する。図において、71は外
蓋、72は内カバ−、73は放熱板、74は誘導コイ
ル、75は反射板である。76は温度検知装置でるが、
この温度検知装置76は温度検知素子であるサ−ミスタ
77を覆うような構成にある熱伝導体のコンタクト78
とサ−ミスタ77を押さえているセンサ−押さえ79を
板バネ80で放熱板73に圧着しているのである。この
コンタクト78はサ−ミスタ77を覆うだけの表面積だ
けではなくセンサ−押さえ79をも覆うだけの表面積を
有している。
【0028】このように構成された本実施例では、もし
放熱板73とコンタクト78間に異物が侵入した場合に
おいてもコンタクト78が大きい事により、放熱板73
周辺の雰囲気温度を検知することができ、異物に対する
安全性を確保することができるのである。
放熱板73とコンタクト78間に異物が侵入した場合に
おいてもコンタクト78が大きい事により、放熱板73
周辺の雰囲気温度を検知することができ、異物に対する
安全性を確保することができるのである。
【0029】(実施例5)第5の実施例の炊飯器を第6
図に基づき説明する。構成の一部は第1の実施例と同様
であるので説明を一部省略する。図において、81は外
蓋、82は内カバ−、83は放熱板、84は誘導コイ
ル、85は反射板である。86は温度検知装置でるが、
この温度検知装置86は温度検知素子であるサ−ミスタ
87を覆うような構成にある熱伝導体のコンタクト88
とサ−ミスタ87を押さえているセンサ−押さえ89を
板バネ90で放熱板83に圧着しており、また、板バネ
90の上部には蓋反射板85からのストッパ−85aが
構成されているのである。
図に基づき説明する。構成の一部は第1の実施例と同様
であるので説明を一部省略する。図において、81は外
蓋、82は内カバ−、83は放熱板、84は誘導コイ
ル、85は反射板である。86は温度検知装置でるが、
この温度検知装置86は温度検知素子であるサ−ミスタ
87を覆うような構成にある熱伝導体のコンタクト88
とサ−ミスタ87を押さえているセンサ−押さえ89を
板バネ90で放熱板83に圧着しており、また、板バネ
90の上部には蓋反射板85からのストッパ−85aが
構成されているのである。
【0030】このように構成された本実施例では、コン
タクト88に設計荷重以上の力が加わった場合において
も板バネ90が蓋反射板85のスットパ−85aに当た
ることにより、板バネ90の弾性変形以上の変形を防ぐ
ことができる。このことにより温度検知装置86は一定
の荷重で放熱板83に圧着することができ温度検知性能
及び、製品の安全性を確保することができるのである。
タクト88に設計荷重以上の力が加わった場合において
も板バネ90が蓋反射板85のスットパ−85aに当た
ることにより、板バネ90の弾性変形以上の変形を防ぐ
ことができる。このことにより温度検知装置86は一定
の荷重で放熱板83に圧着することができ温度検知性能
及び、製品の安全性を確保することができるのである。
【0031】
【発明の効果】以上のように、請求項1、2、3記載の
発明によれば、着脱自在な放熱板の温度を検知すること
により、外気の温度に左右されることなく、放熱板の温
度検知性能を向上させることができる。
発明によれば、着脱自在な放熱板の温度を検知すること
により、外気の温度に左右されることなく、放熱板の温
度検知性能を向上させることができる。
【0032】また、請求項4記載の発明によれば、セン
サ−を蓋体の中心よりもヒンジ側の反対側で放熱板に設
けたことにより、放熱板を取りつける際、異物等が落下
し放熱板とセンサ−間に侵入する恐れを防ぐことができ
る。
サ−を蓋体の中心よりもヒンジ側の反対側で放熱板に設
けたことにより、放熱板を取りつける際、異物等が落下
し放熱板とセンサ−間に侵入する恐れを防ぐことができ
る。
【0033】また、請求項5記載の発明によれば、セン
サ−を蓋体の中心からコイルの内側迄の距離の中心より
もコイル側で側放熱板に設けたことにより、より放熱板
の発熱部分の近くで温度を検知することができ、放熱板
発熱時の温度検知性能をさらに向上することができるも
のである。
サ−を蓋体の中心からコイルの内側迄の距離の中心より
もコイル側で側放熱板に設けたことにより、より放熱板
の発熱部分の近くで温度を検知することができ、放熱板
発熱時の温度検知性能をさらに向上することができるも
のである。
【0034】また、請求項6記載の発明によれば、セン
サ−のコンタクトがサ−ミスタを覆うだけの表面積以上
の表面積を有す事により、もし放熱板とセンサ−間に異
物が侵入した場合においても放熱板周辺の雰囲気温度を
検知することができ、異物に対する安全性を向上させる
ことができるものである。
サ−のコンタクトがサ−ミスタを覆うだけの表面積以上
の表面積を有す事により、もし放熱板とセンサ−間に異
物が侵入した場合においても放熱板周辺の雰囲気温度を
検知することができ、異物に対する安全性を向上させる
ことができるものである。
【0035】また、請求項7記載の発明によれば、コン
タクトを放熱板に圧接するための板バネを有することに
より、センサ−のコンタクトを確実に放熱板に圧着させ
ることができる。
タクトを放熱板に圧接するための板バネを有することに
より、センサ−のコンタクトを確実に放熱板に圧着させ
ることができる。
【0036】さらに、請求項8記載の発明によれば、セ
ンサ−のコンタクトに放熱板方向からの荷重に対してス
トッパ−を有する事により、設計荷重以上の力がセンサ
−に加わったとしてもセンサ−自身の動作不良を起こす
事なく過大な荷重に対しても安全性を向上させることが
できるものである。
ンサ−のコンタクトに放熱板方向からの荷重に対してス
トッパ−を有する事により、設計荷重以上の力がセンサ
−に加わったとしてもセンサ−自身の動作不良を起こす
事なく過大な荷重に対しても安全性を向上させることが
できるものである。
【図1】本発明の第1の実施例における炊飯器の要部断
面図
面図
【図2】同、炊飯器の蓋体の要部詳細図
【図3】本発明の第2の実施例における炊飯器の蓋体の
要部詳細図
要部詳細図
【図4】本発明の第3の実施例における炊飯器の蓋体の
要部詳細図
要部詳細図
【図5】本発明の第4の実施例における炊飯器の蓋体の
要部詳細図
要部詳細図
【図6】本発明の第5の実施例における炊飯器の蓋体の
要部詳細図
要部詳細図
【図7】従来例の炊飯器の要部断面図
31、 ボディ 40、61、71、81 外蓋 44、52、62、72、82 内カバ− 45、53、63、73、83 放熱板 46、54、64、74、84 誘導コイル 47、55、65、75、85 反射板 48、56、66、76、86 温度検知装置 77、87 サ−ミスタ 78、88 コンタクト 79、89 センサ−押さえ 80、90 板バネ
フロントページの続き (72)発明者 池田 典生 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 宮崎 治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (8)
- 【請求項1】 炊飯器本体と、前記炊飯器本体の上面開
口部を開閉自在に覆う蓋体と、前記蓋体に着脱自在に配
設された放熱板とを備え、前記蓋体は、前記放熱板の温
度検知を行うセンサ−を有してなる炊飯器。 - 【請求項2】 蓋体は、放熱板を加熱する誘導コイルを
備え、センサーは、前記誘導コイルの内側に位置してな
る請求項1記載の炊飯器。 - 【請求項3】 センサーは、放熱板に圧着されてなる請
求項1記載の炊飯器。 - 【請求項4】 蓋体は、炊飯器本体に軸支するためのヒ
ンジ部を備え、センサーは、蓋体の中心よりヒンジの反
対側に位置してなる請求項1記載の炊飯器。 - 【請求項5】 センサ−は、蓋体の中心からコイルの内
側迄の距離の中心よりもコイル側に位置してなる請求項
1記載の炊飯器。 - 【請求項6】 センサ−は、コンタクトがサ−ミスタを
覆うだけの表面積以上の表面積を有してなる請求項1記
載の炊飯器。 - 【請求項7】 センサ−は、温度検知素子を覆う熱伝導
体のコンタクトと、前記コンタクトを放熱板に圧接する
ための板バネを有してなる請求項3記載の炊飯器。 - 【請求項8】 蓋体は、コンタクトに対する放熱板方向
からの荷重に対する板バネの弾性変形以上の変形を防ぐ
ためのストッパ−を有してなる請求項7記載の炊飯器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1494697A JPH10211092A (ja) | 1997-01-29 | 1997-01-29 | 炊飯器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1494697A JPH10211092A (ja) | 1997-01-29 | 1997-01-29 | 炊飯器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10211092A true JPH10211092A (ja) | 1998-08-11 |
Family
ID=11875148
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1494697A Pending JPH10211092A (ja) | 1997-01-29 | 1997-01-29 | 炊飯器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10211092A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007229374A (ja) * | 2006-03-03 | 2007-09-13 | Sanyo Electric Co Ltd | 炊飯器 |
JP2009297125A (ja) * | 2008-06-11 | 2009-12-24 | Panasonic Corp | 炊飯器 |
KR101061669B1 (ko) | 2007-02-09 | 2011-09-01 | 산요덴키 콘슈머 일렉트로닉스 가부시키가이샤 | 조리기 |
-
1997
- 1997-01-29 JP JP1494697A patent/JPH10211092A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007229374A (ja) * | 2006-03-03 | 2007-09-13 | Sanyo Electric Co Ltd | 炊飯器 |
KR101061669B1 (ko) | 2007-02-09 | 2011-09-01 | 산요덴키 콘슈머 일렉트로닉스 가부시키가이샤 | 조리기 |
JP2009297125A (ja) * | 2008-06-11 | 2009-12-24 | Panasonic Corp | 炊飯器 |
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