JPH084897Y2 - ジャー炊飯器 - Google Patents

ジャー炊飯器

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JPH084897Y2
JPH084897Y2 JP8096590U JP8096590U JPH084897Y2 JP H084897 Y2 JPH084897 Y2 JP H084897Y2 JP 8096590 U JP8096590 U JP 8096590U JP 8096590 U JP8096590 U JP 8096590U JP H084897 Y2 JPH084897 Y2 JP H084897Y2
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JP
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lid
opening
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inner pot
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優 大島
利明 鈴木
敏郎 畑中
哲也 庄子
Original Assignee
株式会社日立ホームテック
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は一般家庭において使用する炊飯器に関し、内
釜開口部を閉塞するフタ部下面をフラットに形成して清
掃性を向上しようとするものである。
従来の技術 従来のジャー炊飯器は、本体内に着脱自在に内釜を収
納し、この内釜の上部開口にフタ部をかぶせ、本体内の
下部に炊飯用の熱源と内釜内部の調理物の沸騰状態を判
断する釜底温度センサーを備え、このセンサーからの信
号により熱源の電力を制御している。
そして前記内釜の上部開口に被せられるフタ部は第3
図に示すように、下面の開口周縁部にホウネツバン支え
4を強制的に嵌合し、それにホウネツバン6と、このホ
ウネツバン6の外周に嵌め込まれるシールパッキン5を
固定ネジ7によりホウネツバン6の下側からねじ込んで
固定しており、さらにホウネツバン6の下面中央部に止
めボルト26を固定してこれに内釜の上面開口を覆うウチ
ブタ27をその中央の穴周縁に取り付けたゴムブッシュ28
を嵌合することにより着脱自在に保持している。
考案が解決しようとする課題 上記従来例では炊飯を行なうと、ウチブタ27の上面に
おねばなどが溜り、このウチブタ27を止めボルト26から
取り外して洗わなければならず、取扱いが面倒であっ
た。
またこのおねば等のよごれはホウネツバン6の下面に
も影響を及ぼすが、ウチブタ27を取り外してこれを清掃
しようとすると、固定ネジ7のネジ頭やネジ取付部補強
絞り6a等の段付が表面に現れているため、おねば等がネ
ジ部や凹凸部の端部に付着し、ぬれぶきん等でふき取る
場合、清掃性が悪くなる欠点がある。
課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本考案は従来のウチブ
タを不用とし、それに伴って内釜の開口部に対向してフ
タ部の下面を構成するホウネツバンをフラットに形成
し、このホウネツバンを内釜の開口フランジ面をシール
するシールパッキンを介してホウネツバン支えにフタ部
の外殻をなす外フタ側よりねじ込んだ固定ネジで固定
し、ホウネツバン支えを外フタの下面に固定したもので
ある。
作用 上記の構成とすることによりホウネツバンの内釜開口
部に対向する面をネジ頭等のないフラットに形成でき、
炊飯時に発生するおねば等が付着してもふきとりが容易
で清掃性が改善されるものである。
実施例 以下、本考案の一実施例を図面を用いて詳細に説明す
る。第1図は本考案による炊飯器の断面図である。
図中1は本体部、2はフタ部、3は内釜、4はホウネ
ツバン支え、5はシールパッキン、6はホウネツバン、
7は固定ねじ、8は外フタ、9は蒸発孔、10はフタヒー
ター、11はフタ温度センサー、12は本体上枠、13は外
釜、14は熱源である炊飯ヒーター、15は釜底温度センサ
ー、16は保温用ヒーター、17は遮熱板、18はケース、19
は電線巻取り機構、20はソトワク、21は電源プラグ引き
出し口、22は電源プラグ、23は制御部、24は通電制御手
段、25はヒンジ部である。
その構成の概略は本体部1とフタ部2から構成され、
ヒンジ部25によって開閉自在にフタ部2が本体部1に取
り付けられている。本体部1の内部には着脱自在に内釜
3が収納されている。この内釜3の開口部に対向してフ
タ部2の下面を構成するホウネツバン6はフラットに形
成され、内釜3の開口フランジ面をシールするシールパ
ッキン5を介してホウネツバン支え4にフタ部2の外殻
をなす外フタ8側よりねじ込んだ固定ネジ7で固定され
ている。最後にホウネツバン支え4は外フタ8に嵌合固
定される。シールパッキン5はホウネツバン支え4とホ
ウネツバン6の隙間から蒸気がフタ部2内部に侵入しな
いようにシールすると同時に、下端のツバ部が内釜3の
上端と当接し、内釜3内で発生した蒸気が周囲に漏れな
いようシールする働きもする。ホウネツバン6及び外フ
タ8には穴が設けられており、この間を蒸気孔9でつな
ぎ蒸気の排出口としている。前記ホウネツバン6の上面
側にはフタヒーター10とフタ温度センサー11が取り付け
られている。
本体部1は上端を為す本体上枠12に外釜13が取り付け
られ、外釜13の底部に炊飯ヒーター14及び釜底温度セン
サー15が取り付けられている。前記内釜3を本体部1に
収納すると炊飯ヒーター14及び釜底温度センサー15に当
接し、炊飯ヒーター14で内釜3を加熱すると同時に、釜
底温度センサー15で釜底温度を検出出来るよう構成され
ている。外釜13側面には保温用ヒーター16が巻き付けら
れている。外釜13底面には炊飯ヒーター14の熱を遮断す
る遮熱板17が取り付けられ、遮熱板17にはケース18を介
して電線巻取り機構19が取り付けられている。
本体部1の外殻を為す上部開口有底筒状のソトワク20
は底部に電源プラグ引き出し口21を有している。ソトワ
ク20の上端は本体上枠12と嵌合し、固定される。このと
き、電線巻取り機構19の電源プラグ22がソトワク20の電
源プラグ引き出し口21より外部に出る。本体部1内部に
は制御部23が設けられ、前記フタ温度センサー11、及び
釜底温度センサー15が接続され、さらに炊飯ヒーター1
4、フタヒーター10、保温用ヒーター16の通電制御手段2
4が接続されている。
上記構成による本実施例の作用について説明する。
本考案は前記したように、ホウネツバン6をホウネツ
バン支え4に外フタ側よりねじ込んだ固定ネジ7にて固
定する構造とすることにより、内釜3開口部との対向面
をネジ頭等のないフラットにしたものであり、炊飯中の
おねばがホウネツバン6に付着してもふきとりが容易で
清掃性が向上できる。
考案の効果 以上本考案によれば、内釜開口部に対向してこれを閉
塞するフタ部のホウネツバンをネジ頭等のないフラット
な構造とすることにより、炊飯時のおねばが付着しても
ふきとり清掃性を改善できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すジャー炊飯器の断面
図、第2図は同要部分解図、第3図は従来のジャー炊飯
器の要部分解図である。 3……内釜、4……ホウネツバン支え、5……シールパ
ッキン、6……ホウネツバン、7……固定ネジ、8……
外フタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体開口部に着脱自在に設けた内釜と、本
    体開口部上枠の一端を支点として回動し、他端を本体と
    係合して内釜開口部を閉塞するフタ部を有するジャー炊
    飯器において、内釜(3)の開口部に対向してフタ部
    (2)の下面を構成するホウネツバン(6)をフラット
    に形成し、このホウネツバン(6)を内釜(3)の開口
    フランジ面をシールするシールパッキン(5)を介して
    ホウネツバン支え(4)にフタ部(2)の外殻をなす外
    フタ(8)側からねじ込んだ固定ネジ(7)で固定し、
    ホウネツバン支え(4)を外フタ(8)の下面に固定し
    たことを特徴としたジャー炊飯器。
JP8096590U 1990-07-30 1990-07-30 ジャー炊飯器 Expired - Fee Related JPH084897Y2 (ja)

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JPH0441326U JPH0441326U (ja) 1992-04-08
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CN110575055B (zh) * 2018-06-11 2022-04-15 浙江苏泊尔家电制造有限公司 用于烹饪器具的烹饪方法

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