JPS6142487Y2 - - Google Patents

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JPS6142487Y2
JPS6142487Y2 JP17546179U JP17546179U JPS6142487Y2 JP S6142487 Y2 JPS6142487 Y2 JP S6142487Y2 JP 17546179 U JP17546179 U JP 17546179U JP 17546179 U JP17546179 U JP 17546179U JP S6142487 Y2 JPS6142487 Y2 JP S6142487Y2
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timer
rice
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rice cooking
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はタイムスイツチ機能を具備した炊飯
器の制御装置に関するものである。
従来のタイムスイツチ機能を具備した炊飯器の
制御装置は、炊飯完了時の温度を検知して、炊飯
完了とする自動スイツチとタイムスイツチとを別
個に設置したものであつた。このため、タイムス
イツチの時間設定操作と、自動スイツチの
「入」、「切」操作とが各々別個になつており、こ
の設定操作において複雑となり設定忘れ等により
希望する時刻に炊飯が完了されていない状態にな
るという欠点があつた。
また炊飯が完了すると自動的に炊飯回路から保
温回路に切り換り、そのまま保温状態を10〜20分
間程維持させることによつてむらしをおこなうも
のであつた。このため、炊飯完了後のむらし時間
が一定せず勘にたより充分なむらし効果は得られ
ないものであつた。
この考案は上記事情に鑑みてなされたものであ
り、炊飯用ヒータと、炊飯完了時の温度を検知し
て炊飯用ヒータへの通電を遮断するヒータ制御用
サーモスタツトと、タイマーモータを有しタイム
スイツチ動作から炊飯動作およびタイマー動作へ
移行すると共にタイマーモータと直列に接続され
タイムスイツチ動作中に閉成する第1固定接点と
炊飯ヒータと直列に接続され炊飯動作中およびタ
イマー動作中に閉成する第2固定接点とタイムス
イツチ動作中乃至タイマー動作中に閉成し炊飯ヒ
ータおよびタイマーモータへ電源を印加する接点
とを備えかつ炊飯動作以降の設定も自在なタイマ
ーと、第1固定接点と並列に接続され炊飯完了時
の温度より低いタイマースタート温度を検知しタ
イマーモータへ通電する飯温検知用サーモスタツ
トとを設け、簡単な操作により、希望する時刻に
炊き上げることができる炊飯器の制御装置を提供
することを目的とするものである。
以下、この考案の一実施例について第1図〜第
6図を参照して説明する。図において、1は上下
面が開口した円筒状の外ケースで、これの内部に
断熱材2を介して鍋収納部としての略有底円筒状
の内ケース3が配設されており、この内ケースの
上端部を外ケース1の上端部内周囲に嵌着された
例えば耐熱プラスチツク製の環状の露受リング4
にネジ止め等によつて固着している。
5は支持脚6を有する底板で、外ケース1の下
端開口部に嵌着固定されている。7は上端開口縁
部に外方に向かうフランジ8を形成した鍋で、フ
ランジ8を前記露受リング4の上面に載置するこ
とにより内ケース3内に配設されている。そし
て、この鍋は高さ及び外径がそれぞれ内ケース3
より小さく設定されており、従つて鍋7の外周囲
には内ケース3によつて略密閉された空間部9が
形成され、この空間部は鍋の外底面及び外側面に
連続的に対向している。
10はS字状に曲成されたシーズヒータよりな
る炊飯用ヒータで、これは空間部9内に鍋7から
所定の間隔を有して内ケース3の内底部に碍子1
1を介して支持部材12により支持されており、
両端部に設けられた端子部13を前記碍子11及
び内ケース3の底部を貫通させて内ケース3の外
底面と底板5によつて閉ざされた空間部14内に
引き出している。
15は内ケース3の内底部に配設した自動復帰
形のサーモスタツトで、略円筒状に膨出形成され
た案内筒16内に上下動可能に圧縮バネ17によ
つて常に上方に付勢されて支持され、上面が鍋7
の外底面に圧接するようにしている。18は安全
スイツチで、上記サーモスタツト15の上面が鍋
7の外底面に圧接状態にある場合に閉成され、鍋
7を取り除くと開放されるようにサーモスタツト
15の上下動に連動して開閉される。
19はタイムスイツチ、炊飯およびタイマーの
各動作を行なう時間切換形タイマーで、内ケース
3の外底面と底板5によつて閉ざされた空間部1
4内に配設され、ネジ21によつて、底板5に固
着されている。20は前記タイマーの時間設定用
操作軸である。
22は前記タイマー19に対向して配設され、
底板5に固着された表示部カバー、23は表示名
板で、前記表示部カバー22に固着され炊飯表示
24、設定時間表示25が表示され、また表示ラ
ンプ等が取付けられている。26はタイマーツマ
ミで、前記操作軸20に嵌入固着され前記表示名
板23の表示部24,25等に位置合わせ用の指
針溝27を設けてある。
28は、タイマー19の底面部を覆うタイマー
カバーである。29は内ケース3の上部外周面に
取り付けた保温ヒータである。
30は外ケース1の上端部にヒンジ部材31に
より回動自在に支持されたプラスチツク製の外蓋
で、上面に持ち運び用の把手部32が一体に形成
されている。33はプラスチツク製の内カバー
で、断熱材34を介して外蓋30の内面にネジ3
5により固着されている。36はヒンジ部材31
と反対側に位置して外ケース1の上端部に固着さ
れた保持部材で、外蓋30を閉塞したとき把手部
32に設けた掛ケ金37に係合して外蓋30を閉
塞状態に保持するよう前記露受リング4に一体に
形成された係合部38を保持している。前記掛ケ
金37と係合部38の係合は押釦39によつて解
除できるようになつている。
40はネジ41によつて内カバー33の下面に
固着された放熱板で、その上面に保温ヒータ42
が配設されている。43は内カバー33と放熱板
40によつてその略中央部に挾持状態に設けた飯
温検知用のサーモスタツトで、圧縮バネ44によ
つて上下動可能に付勢されている。45は鍋7の
フランジ8に周縁部を載置した内蓋で、外蓋30
を閉塞すると前記サーモスタツト43の伝熱カバ
ー46がこの内蓋の中央部に圧接するようになつ
ている。47は蒸気抜筒で、外蓋30と内カバー
33を貫通して外部に開口し、この蒸気抜筒の下
端部に形成した小径部48が内蓋45に形成装着
されたパツキン49を介して気密かつ着脱自在に
嵌着している。50はヒンジ部材31に着脱自在
に装着した露受けである。
次に、上記構成からなる炊飯器の電気回路は次
のように結線されている。すなわち、第5図にお
いて、51は電源プラグ、52はタイマー19の
タイマーモータ、53,54はタイマー19の第
1接点と第2接点で、第1接点53、及び第2接
点54はタイマー19のタイムスイツチ動作とし
ての時間設定時に閉成され、タイマー動作の設定
時間動作後に自動的に開放される。
55,56,57はタイマー19のタイマーモ
ータ52と炊飯用ヒータ10への通電状態を切換
えるための切換接点部で、55はタイマー19の
時間設定時、及び設定時間後にクイツク動作する
接点板である。58,59はタイマー19のタイ
マーモータ52への通電状態を表わすタイマー表
示ランプとその保護抵抗、60,61は炊飯表示
ランプとその保護抵抗、62,63はむらし中表
示ランプとその保護抵抗、64,65は保温表示
ランプとその保護抵抗、66は感温リードスイツ
チである。
炊飯用ヒータ10とサーモスタツト15は直列
に接続され、タイマーモータ52と第1固定接点
56および接点板55との切換接点部が直列に接
続され、かつ、炊飯用ヒータ10が第2固定接点
57および接点板55の切換点部に直列として接
続されており、接点板55によりタイマーモータ
52と炊飯用ヒータ10との通電が切換えられる
ものとなつている。
タイマー19のタイマーモータ52はタイマー
19の第2接点54と、切換接点部の第1固定接
点56とに接続されこの第1固定接点56との間
へ直列に接点板55間にサーモスタツト43が並
列に接続されている。保温ヒータ29,42はそ
れぞれ2分して接続され、かつその一方の保温ヒ
ータ29,42をその保温時に感温リードスイツ
チ66が通電制御可能となるように接続してい
る。
上記においてサーモスタツト15は常閉形で、
炊飯完了時の温度T3(例えば約130℃)でOFFと
なり、温度T2(例えば約110℃)まで降下すると
ONするもので、一方サーモスタツト43はタイ
マーのスタート温度T1(例えば約90℃)でONと
なるようにその動作温度を設定されている。
以上の構成からなるものにおいて、次にその動
作を説明する。すなわち、第4図〜第6図におい
て、鍋7内に米と必要量の水を入れ、内ケース3
内に収納し、外蓋30を閉塞する、この鍋7の収
納によりサーモスタツト15がその外底面で押圧
され、安全スイツチ18が閉成する。次にタイマ
ーツマミ26を操作してタイマー19の動作時間
を適宜設定する。これによりタイマー19の第1
接点53と第2接点54が閉成され、炊飯用ヒー
タ10およびタイマーモータ52へ電源が印加さ
れると同時に切換接点部の接点板55が反転し、
第2固定接点57に切換えられて閉成される。こ
の状態は第4図で示されたタイマーツマミ26の
指針溝27は「炊飯」24の位置で、通常行なわ
れる炊飯器における一般的な炊飯工程であり、炊
飯ヒータ10に通電が開始されて炊飯動作が開始
される。この時一方の保温ヒータ29,42にも
通電されるが、感温リードスイツチ66がOFF
状態にあるため、これら保温ヒータ29,42は
直列回路を構成し、発熱量はきわめて微小であ
る。またこのとき炊飯表示ランプ60が点灯して
炊飯状態を表示する。
炊飯用ヒータ10が発熱すると、ほぼ密閉され
た空間部9内の空気が加熱されて対流が起り、こ
の加熱された空気及び内ケース3の内面で反射さ
れる輻射熱で鍋7がほぼ全面から加熱されて炊飯
が行われる。しかして、鍋7内の米飯の温度が所
定の温度すなわち、温度T1に達すると、この温
度を検知してサーモスタツト43がONとなり、
タイマーモータ52を働かせる。そして、数分後
に鍋7内の水が全て米飯に吸収あるいは蒸気とな
つてなくなると、鍋7の底面部がいわゆる空炊き
状態となつて急激に温度上昇することにより、サ
ーモスタツト15がこの温度すなわち温度T3
検知して接点を開放して、炊飯用ヒータ10への
通電を遮断する。このときタイマーモータ52は
まだタイマー動作設定時間の範囲内にあり、第2
接点54を閉成状態のままにある。その後、時間
の経過とともに鍋7内の温度が降下して温度T2
まで下がり、再びサーモスタツト15がONして
炊飯用ヒータ10に通電開始する前にタイマーモ
ータ52が動作完了して、第1接点53第2接点
54を開放し保温に移行する。この状態で保温ヒ
ータ29,42に通電され発熱量は、感熱リード
スイツチ66のONに応じ保温に充分な量に切り
かえられる。又、切換接点部の接点板55は現状
維持の状態を保つている。
次にタイムスイツチ機能、すなわち、希望する
時刻に炊飯を完了させたい場合には、タイマーツ
マミ26の指針溝27を第4図で示すように、表
示名板23に表示された「炊飯」24の位置を越
えた時刻へ設定すると、切換接点部の接点板55
が反転し第1固定接点56に切換られて閉成さ
れ、タイマーモータ52に通電しタイムスイツチ
動作を開始する。この時点において、炊飯用ヒー
タ10は切換接点部の第2固定接点57が開放さ
れるから通電は停止する。タイマーツマミ26の
指針溝27の位置を適宜設定(例えば表示目盛
「6」に合わせた場合には、6時間経過後に、切
換接点部の接点板55が反転し第1固定接点56
から第2固定接点57に切換えられ、タイマーモ
ータ52はサーモスタツト43がOFF状態にな
つているから一且停止し炊飯用ヒータ10回路が
閉成され、前記記述通りタイムスイツチ動作から
炊飯動作およびタイマー動作へ移行し、自動的に
希望する時刻に炊き上げる。
以上記述したタイムチヤートと温度持性との関
連を第6図に示す。
以上の如く図示実施例の炊飯器の制御装置で
は、2つのサーモスタツトと、時間切換形タイマ
ー装置、及び切換接点部によつてタイムスイツチ
機能を別個に設置することなくして、1つの操作
ツマミのみでタイムスイツチ動作の時間設定操
作、若しくは炊飯動作の設定操作中いずれもの選
択が自在となり、炊飯ヒータへの通電を制御し、
炊飯完了後のむらし時間が一定して得られ、その
後で保温状態に移行させるようにしたから従来の
ものより操作が簡単となり誤動作なく炊くことが
できる。
したがつて、この考案によれば、操作が簡単
で、炊き上がりの味を向上できる炊飯器を提供で
きるという実用的効果を有している。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の一実施例を示すもので、第1図
は炊飯器の内部構造を示す切欠き斜視図、第2図
は同じく内部構造を示す縦断面図、第3図はタイ
マー装置部分の部分断面図、第4図は操作表示部
分を示す正面図、第5図は電気回路図、第6図は
温度特性とタイムチヤートを示す図である。 図中、7は鍋、10は炊飯用ヒータ、15,4
3はサーモスタツト、19はタイマー、26はタ
イマーツマミ、52はタイマーモータ、53,5
4はタイマーの第1接点と第2接点、55,5
6,57は切換接点部の接点板と第1固定接点及
び第2固定接点である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 炊飯用ヒータと、炊飯完了時の温度を検知して
    前記炊飯用ヒータへの通電を遮断するヒータ制御
    用サーモスタツトと、タイマーモータを有しタイ
    ムスイツチ動作から炊飯動作およびタイマー動作
    へ移行すると共に前記タイマーモータと直列に接
    続され前記タイムスイツチ動作中に閉成する第1
    固定接点と前記炊飯ヒータと直列に接続され前記
    炊飯動作中およびタイマー動作中に閉成する第2
    固定接点と前記タイムスイツチ動作中乃至タイマ
    ー動作中に閉成し前記炊飯ヒータおよびタイマー
    モータへ電源を印加する接点とを備えかつ前記炊
    飯動作以降の設定も自在なタイマーと、前記第1
    固定接点と並列に接続され前記炊飯完了時の温度
    より低いタイマースタート温度を検知し前記タイ
    マーモータへ通電する飯温検知用サーモスタツト
    とを設けたことを特徴とする炊飯器の制御装置。
JP17546179U 1979-12-18 1979-12-18 Expired JPS6142487Y2 (ja)

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JP17546179U JPS6142487Y2 (ja) 1979-12-18 1979-12-18

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JP17546179U JPS6142487Y2 (ja) 1979-12-18 1979-12-18

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Publication Number Publication Date
JPS5691530U JPS5691530U (ja) 1981-07-21
JPS6142487Y2 true JPS6142487Y2 (ja) 1986-12-02

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