JPS6155966B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6155966B2
JPS6155966B2 JP9530279A JP9530279A JPS6155966B2 JP S6155966 B2 JPS6155966 B2 JP S6155966B2 JP 9530279 A JP9530279 A JP 9530279A JP 9530279 A JP9530279 A JP 9530279A JP S6155966 B2 JPS6155966 B2 JP S6155966B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rice
pot
temperature
thermostat
heater
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9530279A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5618822A (en
Inventor
Misao Ootake
Isamu Okabe
Eiji Nagasawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP9530279A priority Critical patent/JPS5618822A/ja
Publication of JPS5618822A publication Critical patent/JPS5618822A/ja
Publication of JPS6155966B2 publication Critical patent/JPS6155966B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は強制むらし機能を具備した炊飯器に関
するものである。
従来の炊飯器は炊飯が完了すると自動的に炊飯
回路から保温回路に切り換わり、そのまま保温状
態を10〜20分間程維持させることによつてむらし
をおこなうものであつた。このため、鍋内に残さ
れた余分な蒸気が蓋の内面等に付着して結露し、
その水滴が鍋内に還元されて米飯に過剰な水気を
与えるという欠点があつた。また蓋の内面に結露
する水滴を保温ヒータによつて加熱することによ
り防止するようにしたものも提案されているが、
この方法によつても保温ヒータのため発熱量が不
足し、充分に満足できるという効果は得られない
ものであつた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであ
り、自動復帰形のサーモスタツトによつてヒータ
への通電制御をおこなうことにより、炊飯完了後
の所定の温度まで降下した時点で自動復帰した前
記サーモスタツトにより再びヒータへ通電させ、
鍋内の余分な蒸気を逃がしてやることにより、炊
飯釜の多少に関係なく炊き上がりの味を大巾に向
上することのできる炊飯器を提供することを目的
とするものである。
以下本発明の一実施例について説明する。図に
おいて、1は上下面が開口した円筒状の外ケース
で、これの内部に断熱材2を介して鍋収納部とし
ての略有底円筒状の内ケース3が配設されてお
り、この内ケースの上端部を外ケース1の上端部
内周囲に嵌着された耐熱プラスチツク製の環状の
取付枠4にねじ止め等によつて固着している。
5は支持脚6を有する底板で、外ケース1の下
端開口部に嵌着固定されている。7は上端開口縁
部に外方に向かうフランジ8を形成した鍋で、フ
ランジ8を前記取付枠4の上面に載置することに
より内ケース3内に配設されている。そして、こ
の鍋は高さ及び外径がそれぞれ内ケース3より小
さく設定されており、従つて鍋7の外周囲には内
ケース3によつて略密閉された空間部9が形成さ
れ、この空間部は鍋7の外底面及び外側面に連続
的に対向している。
10はS字状に曲成されたシーズヒータよりな
る炊飯用ヒータで、これは空間部9内に鍋7から
所定の間隔を有して内ケース3の内底部に碍子1
1を介して支持部材12により支持されており、
両端部に設けられた端子部13を前記碍子11及
び内ケース3の底部を貫通させて内ケース3の外
底面と底板5によつて閉ざされた空間部14内に
引き出している。15は内ケース3の内底部に配
設した自動復帰形のサーモスタツト、略円筒状に
膨出形成された案内筒16内の上下動可能に圧縮
ばね等によつて常に上方に付勢されて支持され、
上面が鍋7の外底面に圧接するようにしている。
18は安全スイツチで、上記サーモスタツト1
5の上面が鍋7の外底面に圧接状態にある場合に
閉成され、鍋7を取り除くと開放されるようにサ
ーモスタツト15の上下動に連動して開閉され
る。19は遮熱板で、その上面に下部断熱材20
を保持している。21はタイマー、22はタイマ
ーツマミ、23は内ケース3の上部外周面に取り
付けた保温ヒータである。
24は外ケース1の上端部にヒンジ部材25に
より回動自在に支持されたプラスチツク製の外蓋
で、上面に持ち運び用の把手部26が一体に形成
されている。27はプラスチツク製の内カバー
で、断熱材28を介して外蓋24の内面にネジ2
9により固着されている。30はヒンジ部材25
と反対側に位置して外ケース1の上端部に固着さ
れた保持部材で、外蓋24を閉塞したとき把手部
26に設けた掛け金31に係合して外蓋24を閉
塞状態に保持するよう前記取付枠4に一体に形成
された係合部32を保持している。前記掛け金3
1と係合部32の係合は押釦33によつて解除で
きるようになつている。
34はネジ35によつて内カバー27の下面に
固着された放熱板で、その上面に保温ヒータ36
が配設されている。37は内カバー27と加熱板
34によつてその略中央部に挾持状態に設けた飯
温検知用のサーモスタツトで、圧縮ばね38によ
つて上下動可能に付勢されている。39は鍋7の
フランジ8に周縁部を載置した内蓋で、外蓋24
を閉塞すると前記サーモスタツト37の伝熱カバ
ー40がこの内蓋の中央部に圧接するようになつ
ている。41は蒸気抜筒で、外蓋24と内カバー
27を貫通して外部に開口し、この蒸気抜筒の下
端部に形成した小径部42が内蓋39に形成した
抜孔43にパツキン44を介して気密かつ着脱自
在に嵌着している。45はヒンジ部材25に着脱
自在に装着した露受けである。
次に上記の構成からなる炊飯器の電気回路は次
のように結線されている。すなわち、第4図にお
いて、46は電源プラグ、47は温度ヒユーズ、
48はタイマー21のタイマーモータ、49,5
0はタイマー21の第1接点と第2接点で、第1
接点49はタイマー21の時間設定時に閉成さ
れ、タイマーモータ48の設定時間動作後もその
まま外部操作されない限り閉成状態を維持するも
ので、第2接点50は時間設定時に閉成され、タ
イマーモータ48の設定時間動作後に自動的に開
放される。51,52は保温表示ランプとその保
護抵抗、53,54は炊飯表示ランプとその保護
抵抗、55は感温リードスイツチである。
炊飯用ヒータ10とサーモスタツト15は直列
に接続され、これがタイマーモータ48とサーモ
スタツト37の直列回路と並列に接続され、これ
にタイマー21の第2接点50が直列接続されて
いる。保温ヒータ23,36は感温リードスイツ
チ55により通電制御されるようにこれと直列接
続している。
上記においてサーモスタツト15は常閉形で、
炊飯完了時の温度T3(例えば約133℃)でOFFと
なり、温度T2(例えば約118℃)まで降下すると
ONする自動復帰形のもので、一方、サーモスタ
ツト37は温度T1(例えば約87℃)でONとなる
ようにその動作温度を設定してある。
以上の構成からなるものにおいて、次にその動
作を説明する。鍋7内に米と必要量の水を入れ、
内ケース3内に収納し、外蓋24を閉塞する。こ
の鍋7の収納によりサーモスタツト15がその外
底面で押圧され、安全スイツチ18が閉成する。
次にタイマーツマミ22を操作してタイマー21
の動作時間を適宜設定する。これによりタイマー
21の第1接点49と第2接点50が閉成され、
炊飯ヒータ10に通電が開始されて炊飯が開始さ
れる。このとき保温ヒータ23,36には感温リ
ードスイツチ55がOFF状態にあるため、通電
されない。またこのとき炊飯表示ランプ53が点
灯して炊飯状態を表示する。
炊飯用ヒータ10が発熱すると、ほぼ密閉され
た空間部9内の空気が加熱されて対流が起こり、
この加熱された空気及び内ケース3の内面で反射
される輻射熱で鍋7がほぼ全面から加熱されて炊
飯が行われる。
しかして、鍋7内の米飯の温度が所定の温度す
なわち、温度T1に達すると、この温度を検知し
てサーモスタツト37がONとなり、タイマーモ
ータ48を働かせる。そして、数分後に鍋7内の
水が全て米飯に吸収あるいは蒸気となつてなくな
ると、鍋7の底面部がいわゆる空炊き状態となつ
て急激に温度上昇することにより、サーモスタツ
ト15がこの温度すなわち温度T3を検知して開
放し、炊飯用ヒータ10への通電を遮断する。こ
のとき、タイマーモータ48はまだ設定時間の範
囲内にあり、第2接点50を閉成状態のままにあ
る。
その後、時間の経過とともに鍋7の温度が降下
して温度T2まで下がると、再びサーモスタツト
15がONして炊飯ヒータ10に通電を開始し、
鍋7内に残つた余分の蒸気を外部に強制的に逃し
てやるように働くいわゆる強制むらしが行われ
る。その後タイマーモータ48が動作完了して第
2接点50を開き、保温に移行する。この状態で
は感温リードスイツチ55がON状態にあるた
め、保温ヒータ23,36に通電される。第5図
に示すものは炊飯開始から保温状態に移行するま
での温度特性をグラフに表したものである。なお
図中の破線は米飯の量によつて多少サーモスタツ
ト15のOFF温度が変化することを示す。
すなわち、本実施例の炊飯器では自動復帰形の
サーモスタツトによつて炊飯ヒータへの通電を制
御し、炊飯完了後、そのまま保温状態に移行させ
ることなく、鍋内の余分の水分を強制的に外部へ
逃がしてやるように、炊飯完了時点から所定の温
度まで降下した後で再び炊飯用ヒータへの通電を
行い、その後で保温状態に移行させるようにした
から、従来のように、蓋の内面や米飯と鍋内周面
との間に残つた余分の水分が米飯に還元されるよ
うなことがなくなり、炊き上がつた米飯がべとつ
くようなことがない。また、所定の温度まで降下
した時点で、ヒータへの再通電を行うものである
から、炊飯量の多少に関係なく、いつもほぼ同じ
炊き上がり状態が得られる。
本発明は以上説明したように、炊き上がりの味
を大巾に向上できる炊飯器を提供できるという実
用的効果を有している。
【図面の簡単な説明】
図は本発明による炊飯器の一実施例を示すもの
で、第1図は内部構造を示す部分縦断面図、第2
図は外蓋及び鍋を除いた状態の平面図、第3図は
外蓋部分の部分断面図、第4図は電気回路図、第
5図は温度特性図である。 図中、7は鍋、10は炊飯用ヒータ、15はサ
ーモスタツトである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 鍋を加熱するヒータと、前記鍋の温度を検知
    して動作する自動復帰型のサーモスタツトと、タ
    イマーモータの時限操作により制御されるタイマ
    ー接点とを直列に接続するとともに、前記サーモ
    スタツトとヒータの直列回路と並列にタイマーモ
    ータを接続したことを特徴とする炊飯器。
JP9530279A 1979-07-26 1979-07-26 Rice cooker Granted JPS5618822A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9530279A JPS5618822A (en) 1979-07-26 1979-07-26 Rice cooker

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9530279A JPS5618822A (en) 1979-07-26 1979-07-26 Rice cooker

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5618822A JPS5618822A (en) 1981-02-23
JPS6155966B2 true JPS6155966B2 (ja) 1986-11-29

Family

ID=14133970

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9530279A Granted JPS5618822A (en) 1979-07-26 1979-07-26 Rice cooker

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5618822A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62122616A (ja) * 1985-11-25 1987-06-03 株式会社東芝 電気炊飯器の制御方法
JP5788159B2 (ja) * 2010-09-29 2015-09-30 株式会社東芝 冷蔵庫

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5618822A (en) 1981-02-23

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