JP2503375Y2 - 部品取付構造 - Google Patents

部品取付構造

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JP2503375Y2
JP2503375Y2 JP2240190U JP2240190U JP2503375Y2 JP 2503375 Y2 JP2503375 Y2 JP 2503375Y2 JP 2240190 U JP2240190 U JP 2240190U JP 2240190 U JP2240190 U JP 2240190U JP 2503375 Y2 JP2503375 Y2 JP 2503375Y2
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JP2240190U
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茂 藤原
智徳 伊勢
信一 大塚
雅英 古川
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Clarion Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は製品本体内に部品取付部材を介して部品を取
付ける構成とした部品取付構造に関する。
[従来の技術] 従来この種の部品取付構造は、第8図に示す如く、例
えば円盤状記録媒体再生装置、或いはコンパクトカセッ
ト再生装置の製品本体1は、ロアケース1aと、このロア
ケース1aに冠着されるアッパーケース1b、及びこれら両
ケースの前面に設けられたエスカッション1cから構成さ
れ、この製品本体1の内部に再生機能を有したメカニズ
ムからなる部品2を取付固定するために、ロアケース1a
と部品2とをスタッドボルト3を介して取付ける構造と
していた。
そして、製品本体1を車載用とした場合には、第9図
に示す如く、通常自動車内のインスツールメントパネル
4にエスカッション1cの前面を露出した状態で取付けら
れる。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上述のように製品本体1を自動車内の
乗員5の衝突対象エリア6内に設置した場合、自動車が
衝突した時に乗員5の頭部5aが図示右方向からエスカッ
ション1cに激突し、製品本体1内の部品2が反発力を生
ずるため、乗員5が傷害等を受けることがあった。
このため、近年欧米等においては安全規格が制定さ
れ、衝突時に乗員5の頭部5aを保護するようにインスツ
ールメントパネル4に緩衝機能を持たせるようにしてお
り、さらに、衝突対象エリア6内に設置した製品本体1
にも衝撃吸収機能を持たせることが要求されるに至って
いる。
この対策としてエスカッション1cを破壊して衝撃を吸
収する構造も提案されているが、外力を受けた時に部品
2が反発力を生じてしまい乗員5の安全を保証できるも
のではなかった。
本考案は、常時は剛性を有し、かつ設定以上の外力が
製品本体に加えられた時に、内部の部品を外力方向に変
位させ、反発力を軽微にすることができる部品取付構造
を提供することを目的としたものである。
[課題を解決するための手段] かかる目的を達成するために、本考案は、製品本体の
内部に部品取付部材を介して部品を取付ける構造であっ
て、上記部品取付部材は常時は剛性を有し、かつ上記製
品本体に外力を受けた時に、上記部品が外力方向に変位
可能な可変部を設けている。
[作用] 部品に設定以上の外力が加えられた時に、部品取付部
材の可変部が変位し、部品取付部材を介して取付けられ
た部品が外力方向に変位することにより反発力を軽微に
する。
[実施例] 以下、本考案の構成を図面に示す実施例に基づいて詳
細に説明する。なお、第8図と同一符号は同一の構成を
示し、その詳細な説明を省略する。
第1図乃至第3図は本考案による部品取付構造の第1
の実施例を示し、円盤状記録媒体再生装置やコンパクト
カセット再生装置等の製品本体1に設けられたロアケー
ス1aには底面に部品取付部材を構成するスタッドボルト
30の下端が螺着され、上端には上記再生装置のメカニズ
ムを構成する部品2がビス40によって取付けられてい
る。さらに、ロアケース1aにはアッパーケース1bが冠着
されると共に、両ケースの前面にエスカッション1cが装
着されている。
上記スタッドボルト30は第2図及び第3図に示す如
く、中間部分に可変部を構成する小径部30aが形成さ
れ、常時は剛性を有するが、所定の外力が製品本体1に
加わった時に第2図(B)のように切断によって可変
し、部品2を変位させる外径寸法に構成されている。
即ち、第1図に示すように、衝突等によって矢示で示
す例えば80Gを越える外力が前方からエスカッション1c
に加えられた時、エスカッション1cが破壊等によって点
線で示すように後方に撓み、さらに外力が部品2を押圧
する。この時スタッドボルト30の小径部30aが80Gで切断
されるように設定されているならば、外力が部品2を押
圧することにより小径部30aが切断によって可変して部
品2が点線で示すように外力方向に変位し、この結果、
外力が吸収されて反発力を消滅させる。
なお、スタッドボルト30の小径部30aは第3図に示す
如く断面矩形状の溝であっても、また同機能を有する他
の形状であっても良い。
第4図及び第5図は、本考案の第2の実施例を示し、
例えばロアケース1a自体に部品取付部材として複数の切
り起こし部50…を一体形成して部品2を取付けるように
したものである。
即ち、切り起こし部50…は第5図の実線で示すように
ロアケース1aから直角に立上げ、先端をL字状に屈曲す
ると共に、この屈曲方向を矢示の外力方向に一致させ、
先端上に部品2をビス41によって取付けている。
そして、第1図の例と同様に外力が部品2に加わると
ロアケース1aからの立上げ基端に応力が集中して可変部
が構成され、第5図の点線で示すように外力方向と同方
向に倒れ、部品2を外力方向に変位させて反発力を吸収
する。
第6図及び第7図は、本考案の第3の実施例を示し、
スタッドボルト31の螺着位置近傍にしたロアケース1aに
円弧スリット状の貫通孔60を穿設して可変部を構成し、
外力によりスタッドボルト31が倒れるようにしたもので
ある。
即ち、ロアケース1aには貫通孔60の穿設によって舌片
部70が形成され、この上にスタッドボルト31を植設し、
外力が矢示の方向から加えられると、上記舌片の基部が
屈曲してスタッドボルト31が第7図の点線で示すように
外力方向に倒れる。この結果スタッドボルト31上に取付
けた部品(図示せず)が外力と同方向に変位し、前述の
各例と同様に反発力が吸収される。
なお、本考案は上記の各実施例に限定されるものでは
なく、製品本体1は他の製品であっても良く、さらに、
部品取付部材の可変部は本考案の要旨を逸脱しない範囲
において種々変形実施可能である。
[考案の効果] 以上の説明から明らかなように、本考案の部品取付構
造は、部品取付部材は常時は剛性を有し、かつ製品本体
に外力を受けた時に、部品が外力方向に変位可能な可変
部を設けたので、部品に設定以上の外力が加えられた時
に、部品取付部材の可変部が変位し、部品取付部材を介
して取付けられた部品が外力方向に変位して反発力を軽
微にすることができる。従って、製品本体が車載用の再
生装置である場合には、再生装置が乗員の衝突対象エリ
ア6内に設置されていても、衝突による反発力が吸収さ
れるので、乗員の傷害事故が著しく低減できる等々の効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の部品取付構造の第1の実施例を示す要
部断面図、第2図は部品取付部材を示し(A)は部品取
付部材の斜視図、(B)は部品取付部材の変位状態を示
す斜視図、第3図は部品取付部材の他の例を示す斜視
図、第4図は第2の実施例を示す斜視図、第5図は第4
図における部品取付部材を示す要部断面図、第6図は第
3の実施例を示す斜視図、第7図は第6図における部品
取付部材を示す断面図、第8図は従来の製品本体を示す
断面図、第9図は自動車の乗員の衝突対象エリアを示す
説明図である。 1……製品本体、2……部品、30,31……スタッドボル
ト(部品取付部材)、30a……小径部(可変部)、50…
…切り起こし部(部品取付部材)。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】製品本体の内部に部品取付部材を介して部
    品を取付ける構造であって、上記部品取付部材は常時は
    剛性を有し、かつ上記製品本体に外力を受けた時に、上
    記部品が外力方向に変位可能な可変部を設けてなる部品
    取付構造。
JP2240190U 1990-03-06 1990-03-06 部品取付構造 Expired - Lifetime JP2503375Y2 (ja)

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JPH03112977U JPH03112977U (ja) 1991-11-19
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