JPH088914Y2 - ニープロテクタの固定構造 - Google Patents

ニープロテクタの固定構造

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JPH088914Y2
JPH088914Y2 JP1988149457U JP14945788U JPH088914Y2 JP H088914 Y2 JPH088914 Y2 JP H088914Y2 JP 1988149457 U JP1988149457 U JP 1988149457U JP 14945788 U JP14945788 U JP 14945788U JP H088914 Y2 JPH088914 Y2 JP H088914Y2
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JP
Japan
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knee protector
fixing structure
bracket
knee
bolt
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JP1988149457U
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JPH0269554U (ja
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保夫 福間
理夫 西岡
修 高砂
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車両の衝突時における衝撃から運転者の脚
部を保護するためのニープロテクタの固定構造に関す
る。
〔従来の技術〕 従来、車両の衝突時における衝撃から、運転者の脚部
を保護するために、インストルメントパネルの下部にニ
ープロテクタと呼ばれる緩衝部材を配設する手段が構じ
られている。
従来のニープロテクタの固定構造は、第5図に示すよ
うに、車両のインストルメントパネルの下部より運転席
に向けて延出させて配設されたニープロブラケット1の
延出端部1aに、ウエルドナット2を設ける一方、ニープ
ロテクタ3にボルト穴3aを形成し、このボルト穴3aを通
して、ニープロテクタ3の前面側からウエルドナット2
に対してボルト4を螺着させるように構成されていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、上記従来のニープロテクタの固定構造で
は、作業者が片手でニープロテクタ3のボルト穴3aとウ
ェルドナット2とを合わせて支持しながら、片手でボル
ト4を螺合させるため、作業性が悪いという問題点があ
った。これは、既製車に対してニープロテクタ3を後付
けする場合には、その作業スペースが狭いために、より
困難であった。また、ニープロテクタ3の前面側から螺
着されたボルト4の露呈を防ぐために盲蓋5をボルト穴
3aに装着する必要があり、見栄えの低下や部品点数の増
加、および工数の増加などを招く不具合があった。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上述の課題を解決するために、インストル
メントパネルの下部より運転席に向けて延出させて配設
されたニープロブラケットの延出端部に係止穴を形成
し、ニープロテクタの基板の背面に配設された、ウェル
ドボルトとこのウェルドボルトに螺合した樹脂キャップ
とからなる係合部材を前記係止穴に係合し、前記インス
トルメントパネルの下部に配設されたブラケットの延出
端部に、前記基板の上端部を固定した構造とする。
〔作用〕
本考案によるニープロテクタの固定構造は、ニープロ
ブラケットに対してニープロテクタを固定するための部
品がニープロテクタの前面側に露呈されず、かつニープ
ロブラケットへのニープロテクタの固定を極めて容易に
行うことができる。
〔実施例〕
本考案によるニープロテクタの固定構造は、第1図お
よび第2図に示すように、ニープロブラケット1の延出
端部1aに係止穴1bを形成する一方、ニープロテクタ3の
背面に係止穴1bに係合する係合部材6を装着して構成さ
れている。
ニープロブラケット1は、第1図に示すように、車両
のインストルメントパネル7の下部より運転席8に向け
て延出させて配設されている。
一方、ニープロテクタ3は、基板3bの前面部分に、ウ
レタンフォームなどの弾性体3cを貼付した緩衝部材で構
成されている。
係合部材6は、ニープロテクタ3の基板3bの背面側に
配設されたウェルドボルト6aに、樹脂キャップ6bを螺合
して構成されている。
上述のように構成されたニープロテクタ3は、先ず、
ニープロブラケット1の延出端部1aに形成された係止穴
1bに対して、係合部材6を係合させて1次固定を行った
のち、ニープロテクタ3の基板3bの上端部3dと、インス
トルメントパネル7の下部に配設された電装品9を支持
するためのブラケット10とボルト11で2次固定すること
によって、所定の位置に装着される。ここで明らかなよ
うに、本考案によるニープロテクタ3の固定構造ではニ
ープロブラケット1の係止穴1bに対してニープロテクタ
3の係合部材6を係合させるだけで1次固定が完了す
る。したがって、このニープロテクタの固定構造によれ
ば、従来のように、オペレータがその片方の手でニープ
ロテクタ3のボルト穴3aとウエルドナット2とを合せて
支持しながら、片方の手でボルト4を螺合させるといっ
た困難な作業(特に、ニープロテクタ3を既製車に後付
けする場合には、その作業スペースが狭いため、より困
難になる)を必要とせず、かつニープロテクタ3の2次
固定も、ボルト11の穴合せがし易く極めて容易に行うこ
とができる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、ニープロテクタの車体への取付時に
おいて、係止穴に対して係合部材を取り付けるだけで1
次固定は完了し、かつ、2次固定も、すでに1次固定で
ニープロテクタは所定の位置を占めているので、ボルト
の位置合わせがし易く極めて容易に行うことができ、従
来のように作業者がニープロテクタを保持し、かつ、ボ
ルト穴とウェルドナットとの位置合わせをしながらボル
トを螺合させるといった、取付時の作業性の悪さが改善
される。また、見栄えの向上、及び部品点数や工数の減
少を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の概略側面図、第2図は上記
実施例の要部断面図、第3図は従来のニープロテクタの
固定構造を示す要部断面図である。 1…ニープロブラケット、1a…延出端部、1b…係止穴、
3…ニープロテクタ、3b…基板、3d…上端部、6…係合
部材、6a…ウェルドボルト、6b…樹脂キャップ、7…イ
ンストルメントパネル、8…運転席、10…ブラケット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭51−70830(JP,U) 実開 昭61−90638(JP,U) 実開 昭61−138288(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】インストルメントパネルの下部より運転席
    に向けて延出させて配設されたニープロブラケットの延
    出端部に係止穴を形成し、ニープロテクタの基板の背面
    に配設された、ウェルドボルトとこのウェルドボルトに
    螺合した樹脂キャップとからなる係合部材を前記係止穴
    に係合し、前記インストルメントパネルの下部に配設さ
    れたブラケットの延出端部に、前記基板の上端部を固定
    したニープロテクタの固定構造。
JP1988149457U 1988-11-16 1988-11-16 ニープロテクタの固定構造 Expired - Lifetime JPH088914Y2 (ja)

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JPH0269554U JPH0269554U (ja) 1990-05-25
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JPS5170830U (ja) * 1974-11-29 1976-06-04
JPS6190638U (ja) * 1984-11-19 1986-06-12
JPH0163560U (ja) * 1987-10-19 1989-04-24

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